JPS634988Y2 - - Google Patents

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JPS634988Y2
JPS634988Y2 JP5790882U JP5790882U JPS634988Y2 JP S634988 Y2 JPS634988 Y2 JP S634988Y2 JP 5790882 U JP5790882 U JP 5790882U JP 5790882 U JP5790882 U JP 5790882U JP S634988 Y2 JPS634988 Y2 JP S634988Y2
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JP
Japan
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heat flux
outer cylinder
water
steel
disk
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JP5790882U
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JPS58160325U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタワー集光方式の太陽熱利用システム
の熱吸収器に入射する熱流束を計測するのに好適
なヒートフラツクスメータに関する。
この種、タワー集光方式の太陽熱利用システム
は、円形のフイールド内に設置された多数の反射
鏡によつて集められた太陽光をフイールド中央に
設置されたタワーの頂部に取り付けた熱吸収器
(光を熱に変換する装置)で受光し、ここで熱に
変えた上で、これを地上の利用側(例えば蒸気タ
ービン)へ熱源として供給するようになつてい
る。
従来、タワー集光方式の太陽熱利用システムの
熱吸収器に入射する熱流束を計測するために差動
熱電対の原理を応用したヒートフラツクスメータ
がある。
第1図ないし第3図にはヒートフラツクスメー
タの例が示され、図において、1は熱吸収器のボ
イラチユーブ、2はボイラチユーブ1相互間をつ
なぐフイン、3はヒートフラツクスメータで、鋼
製の水冷管3aと銅製のボデイ3bと、コンスタ
ンタン製のデイスク3cと銅リード線3d,3e
とよりなる。
センサー3bは水冷管3aに溶接6されてい
て、水冷管3aの内部を流れる冷却水5によりそ
の側面を冷却されている。
ヒートフラツクスメータ3はフイン2の長孔2
aを貫通するように配設されデイスク3cを入射
熱流束7にさらしている。
熱流束7がデイスク3cに入射すると、デイス
ク3cに吸収された熱はデイスク3cをその中心
から外周へ向かつて半径方向に流れ、ボデイ3b
を伝わつて冷却水5に吸収される。銅リード線3
dの1端はデイスク3cに固着され、銅リード線
3eの1端はボデイ3bに固着されているので、
銅リード線3dとコンスタンタン製デイスク3c
と銅製のボデイ3bとが銅−コンスタンタン−銅
の差動熱電対を構成しているので、デイスク3c
に入射する熱流束7に比例した起電力が銅リード
線3dと3eとの間に生じ、これを利用して、熱
流束を測定している。
ところが、ボデイ3bと水冷管3aとの溶接部
6は銅と鋼との異種金属相互の溶接であるため溶
接性が悪く、このためヒートフラツクスメータ3
の据付時にボデイ3bがボイラーパネル(ボイラ
チユーブ1またはフイン2等)に接触したり、あ
るいは運転中にボイラーパネルと水冷管3aとの
熱膨張差により、ボデイ3bがフイン2により押
されることにより溶接部6にクラツクが発生し、
水冷管3a内を流通する冷却水5が漏洩する不具
合があつた。
本考案は上記不具合のないヒートフラツクスメ
ータを提供する目的で為されたもので、その要旨
とするところは銅製のボデイとコンスタンタン製
のデイスクと、鋼製の水冷管とで構成されている
ヒートフラツクスメータにおいて、該ボデイの外
側に鋼製の外筒を配置し、該ボデイを該外筒内に
はめ込み係止し、該外筒と上記水冷管との間を水
密的に溶接固着したことを特徴とするもので、本
考案によれば、デイスクで吸収した熱はボデイ、
外筒を伝わつて、水冷管内を流れる冷却水に吸収
されるのでヒートフラツクスメータとしての性能
は維持され、一方、水は鋼製外筒と鋼製水冷管と
の溶接部でシールされるためクラツク発生による
漏洩の恐れは減少し、信頼性が向上する。
以下、本考案の第1の実施例を第4図に基づき
説明する。
第4図において、14は鋼製の外筒でこれは銅
製のボデイ4bとはめ込み係合されている。外筒
14と鋼製の水冷管3aとは11及び12で溶接
されている。ボデイ4bと外筒14とは、常温で
は接触圧力が無く、ボデイ4bは上端のつば4c
によつて外筒14に乗つている。熱流束7がデイ
スク4aに入射することにより昇温すると、ボデ
イ4bと外筒14との間の熱膨張差により接触応
力が生じるようになつている。
他は前述した従来のヒートフラツクスメータと
同一である。
しかして、熱流束7がデイスク4aに到達する
と、デイスク4aに吸収された熱は、従来のヒー
トフラツクスメータと同様に、デイスク4aの中
心から半径方向に流れ、ボデイ4b、外筒14を
経て冷却水5に吸収される。このとき、上述した
ようにボデイ4bと外筒14との間は熱膨張差に
よる接触応力のために、大きい接触熱伝達率の値
を持つのでデイスク4aの温度が異常に上昇する
ことがなく、熱流束7に比例した起電力が銅リー
ド線9と10との間に生じ従来のヒートフラツク
スメータと同じように熱流束7を測定することが
できる。
よつて、ヒートフラツクスメータとしては、従
来と同じ性能を維持することができ、冷却水は、
鋼製の外筒14と鋼製の水冷管3との鋼と鋼との
溶接部でシールされるため、ボデイ4bに外力が
加わつても溶接部(11及び12)よりの水もれ
の恐れは減少する。また熱流束7がないときはボ
デイ4bを外筒14より抜き出して補修すること
ができる。
次に、本考案の第2の実施例を第5図に基づき
説明する。
第5図において、14が鋼製の外筒で、銅製の
ボデイ4bと外筒14とはロウ付け13で固着さ
れている。鋼製外筒14と鋼製水冷管3とは溶接
部11,12により固着されていて、その作用、
効果は第1の実施例のものと同様である。
以上説明したように本考案によれば従来の計測
性能を維持したまま、冷却水の漏洩事故の可能性
を少なくすることができ、補修も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来のヒートフラツクス
メータを示すもので、第1図は断面図、第2図は
第1図における−線に沿う矢視図、第3図は
第1図における−線に沿う断面図である。第
4図は本考案の第1の実施例を示すもので、第3
図に対応する断面図である。第5図は本考案の第
2の実施例を示すもので、第3図に対応する断面
図である。 4b……ボデイ、4a……デイスク、3……水
冷管、14……外筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 銅製のボデイとコンスタンタン製のデイスクと
    鋼製の水冷管とで構成されているヒートフラツク
    スメータにおいて、該ボデイの外側に鋼製の外筒
    を配置し、該ボデイを該外筒内にはめ込み係止
    し、該外筒と上記水冷管との間を水密的に溶接固
    着したことを特徴とするヒートフラツクスメー
    タ。
JP5790882U 1982-04-21 1982-04-21 ヒ−トフラツクスメ−タ Granted JPS58160325U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5790882U JPS58160325U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 ヒ−トフラツクスメ−タ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5790882U JPS58160325U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 ヒ−トフラツクスメ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58160325U JPS58160325U (ja) 1983-10-25
JPS634988Y2 true JPS634988Y2 (ja) 1988-02-10

Family

ID=30068331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5790882U Granted JPS58160325U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 ヒ−トフラツクスメ−タ

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JP (1) JPS58160325U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58160325U (ja) 1983-10-25

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