JPS6313466Y2 - - Google Patents
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- JPS6313466Y2 JPS6313466Y2 JP1981115681U JP11568181U JPS6313466Y2 JP S6313466 Y2 JPS6313466 Y2 JP S6313466Y2 JP 1981115681 U JP1981115681 U JP 1981115681U JP 11568181 U JP11568181 U JP 11568181U JP S6313466 Y2 JPS6313466 Y2 JP S6313466Y2
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- hydrogen diffusion
- hydrogen
- diffusion membrane
- sodium
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は液体金属中に含有する水素の濃度を
連続的に測定し得る水素検出装置に関する。
連続的に測定し得る水素検出装置に関する。
液体ナトリウム冷却高速炉プラントにおいて、
蒸気発生器伝熱管に微少な水漏洩が生じることに
より、隣接する伝熱管を破損して大規模なリーク
事故を誘発する恐れがある。
蒸気発生器伝熱管に微少な水漏洩が生じることに
より、隣接する伝熱管を破損して大規模なリーク
事故を誘発する恐れがある。
そのため、迅速に微少な水漏洩を検出して事故
を未然に防止する必要がある。この水漏洩を検出
するには感度が高く、長時間にわたつて使用でき
る検出装置が要求される。
を未然に防止する必要がある。この水漏洩を検出
するには感度が高く、長時間にわたつて使用でき
る検出装置が要求される。
水漏洩検出にはいろいろな手段が検討されてい
るが、ナトリウムと水との反応により発生する水
素を検出する手段が適している。
るが、ナトリウムと水との反応により発生する水
素を検出する手段が適している。
従来、この検出装置は第１図のように構成され
ている。すなわち、ナトリウム主配管１へ検出装
置の入口配管２を接続することにより、液体ナト
リウムの一部を分岐させて、一定の流量で検出装
置へ取り入れる。このナトリウムの流量は電磁流
量計１１の指示により電磁ポンプ４を用いて調整
される。電磁ポンプ４を通過したナトリウムは加
熱器を内蔵したエコノマイザー５により一定の温
度にコントロールされ、ノズル６により底板１４
が溶接された円筒状の水素拡散膜７の内側へ送り
込まれる。ここで水素拡散膜７、フランジ８、真
空配管９、イオンポンプ１０などからなる水素検
出計によりナトリウム中の水素濃度が測定され、
その後エコノマイザー５および電磁流量計１１を
経てもとのナトリウム主配管１へもどされる。
ている。すなわち、ナトリウム主配管１へ検出装
置の入口配管２を接続することにより、液体ナト
リウムの一部を分岐させて、一定の流量で検出装
置へ取り入れる。このナトリウムの流量は電磁流
量計１１の指示により電磁ポンプ４を用いて調整
される。電磁ポンプ４を通過したナトリウムは加
熱器を内蔵したエコノマイザー５により一定の温
度にコントロールされ、ノズル６により底板１４
が溶接された円筒状の水素拡散膜７の内側へ送り
込まれる。ここで水素拡散膜７、フランジ８、真
空配管９、イオンポンプ１０などからなる水素検
出計によりナトリウム中の水素濃度が測定され、
その後エコノマイザー５および電磁流量計１１を
経てもとのナトリウム主配管１へもどされる。
水素拡散膜７には、通常、水素を選択的に透過
するニツケル等が使用され、応答速度を速くする
ために0.25mm〜１mm程度の薄いニツケル膜として
使用される。しかし、この様に薄い膜は当然のこ
とながら強度が弱く、製作、設置、運転、保守な
どには十分な注意が必要とされる。
するニツケル等が使用され、応答速度を速くする
ために0.25mm〜１mm程度の薄いニツケル膜として
使用される。しかし、この様に薄い膜は当然のこ
とながら強度が弱く、製作、設置、運転、保守な
どには十分な注意が必要とされる。
一方、水素検出装置は、運転中に水素拡散膜７
の内側にガス溜りが発生すると、検出性能が著し
く低下するため、極力ガス溜りの発生を防止する
必要がある。また、運転終了時には、ナトリウム
が水素拡散膜７の内側に付着、固化して水素拡散
膜７を破損することのないように、効率よくドレ
ーン操作を行なう必要がある。
の内側にガス溜りが発生すると、検出性能が著し
く低下するため、極力ガス溜りの発生を防止する
必要がある。また、運転終了時には、ナトリウム
が水素拡散膜７の内側に付着、固化して水素拡散
膜７を破損することのないように、効率よくドレ
ーン操作を行なう必要がある。
上記した従来の水素拡散膜７の構造の場合、ガ
ス溜りを防止し、ナトリウムのドレーンを可能と
するためには、水素拡散膜７を水平に設置する必
要がある。しかし、この場合にも、水素拡散膜７
に十分なドレーン勾配を与えることができないた
め、運転終了時のドレーン操作にもかかわらず、
ナトリウムがノズル６と水素拡散膜７の間に付着
して固化し、水素拡散膜７と破損する恐れが十分
にあつた。
ス溜りを防止し、ナトリウムのドレーンを可能と
するためには、水素拡散膜７を水平に設置する必
要がある。しかし、この場合にも、水素拡散膜７
に十分なドレーン勾配を与えることができないた
め、運転終了時のドレーン操作にもかかわらず、
ナトリウムがノズル６と水素拡散膜７の間に付着
して固化し、水素拡散膜７と破損する恐れが十分
にあつた。
また、底板１４の重量を、薄肉のニツケル等で
つくられた水素拡散膜７で支持するため、長時間
の使用においてはクリープ効果等により、水素拡
散膜７に過度の変形を来たし、破損する恐れがあ
る。さらに、薄肉の水素拡散膜７の溶接には高度
の技術が必要とされ、水素拡散膜７の両端の溶接
部の信頼性が問題とされていた。
つくられた水素拡散膜７で支持するため、長時間
の使用においてはクリープ効果等により、水素拡
散膜７に過度の変形を来たし、破損する恐れがあ
る。さらに、薄肉の水素拡散膜７の溶接には高度
の技術が必要とされ、水素拡散膜７の両端の溶接
部の信頼性が問題とされていた。
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、
水素拡散膜内側にガス溜りができず、かつ、ナト
リウムのドレーン性の良好で、しかも信頼性を向
上させた水素検出装置を提供することにある。
水素拡散膜内側にガス溜りができず、かつ、ナト
リウムのドレーン性の良好で、しかも信頼性を向
上させた水素検出装置を提供することにある。
すなわち、本考案はナトリウム主配管から分岐
したバイパス流路のナトリウムを、ノズルにより
水素拡散膜の内側へ流入させる水素検出装置にお
いて、前記水素拡散膜を円錐状に形成してなるこ
とを特徴とする水素検出装置である。
したバイパス流路のナトリウムを、ノズルにより
水素拡散膜の内側へ流入させる水素検出装置にお
いて、前記水素拡散膜を円錐状に形成してなるこ
とを特徴とする水素検出装置である。
以下、本考案を第２図に示した一実施例により
詳細に説明する。なお、第２図は本考案の要部の
みを示してあり、第１図と同一部分は同一符号で
示し、重複した部分の説明を省略する。
詳細に説明する。なお、第２図は本考案の要部の
みを示してあり、第１図と同一部分は同一符号で
示し、重複した部分の説明を省略する。
すなわち、本考案においては、水素拡散膜７ａ
を一体構造の円錐状に形成した点にあり、この円
錐状水素拡散膜７ａによりナトリウムのドレーン
性を向上させることにある。その結果、運転終了
時にナトリウムが水素拡散膜７の内側に溜まるこ
とはなく、ノズル６との間で付着、固化して水素
拡散膜７ａを破損させることがなくなつた。ま
た、水素拡散膜７ａを円錐状とすることにより、
水素拡散膜７ａの内側にガス溜りが発生すること
がない。したがつて、ガス溜りによる検出性能の
低下を考慮する必要がなくなつた。さらに、水素
拡散膜７ａを一体構造としたため、底板を必要と
せず、水素拡散膜にかかる底板の荷重を考慮する
必要がない。その結果、クリープ効果による水素
拡散膜７ａの破損の可能性が著しく小さくなる。
また、底板が省略されたため、水素拡散膜７の溶
接作業はフランジ８との溶接部分のみとなり、リ
ークなどのトラブルの可能性が半分となる。
を一体構造の円錐状に形成した点にあり、この円
錐状水素拡散膜７ａによりナトリウムのドレーン
性を向上させることにある。その結果、運転終了
時にナトリウムが水素拡散膜７の内側に溜まるこ
とはなく、ノズル６との間で付着、固化して水素
拡散膜７ａを破損させることがなくなつた。ま
た、水素拡散膜７ａを円錐状とすることにより、
水素拡散膜７ａの内側にガス溜りが発生すること
がない。したがつて、ガス溜りによる検出性能の
低下を考慮する必要がなくなつた。さらに、水素
拡散膜７ａを一体構造としたため、底板を必要と
せず、水素拡散膜にかかる底板の荷重を考慮する
必要がない。その結果、クリープ効果による水素
拡散膜７ａの破損の可能性が著しく小さくなる。
また、底板が省略されたため、水素拡散膜７の溶
接作業はフランジ８との溶接部分のみとなり、リ
ークなどのトラブルの可能性が半分となる。
以上述べたように、本考案によれば、真空配管
９の内側に位置する水素拡散膜７ａの形状を円錐
状とすることにより、水素検出装置の信頼性を著
しく向上することが可能となつた。
９の内側に位置する水素拡散膜７ａの形状を円錐
状とすることにより、水素検出装置の信頼性を著
しく向上することが可能となつた。
なお、本考案に係るセンサーの動作例は第１図
に示した従来例と同様なため、その説明を省略す
る。
に示した従来例と同様なため、その説明を省略す
る。
第１図は従来の水素検出装置を示す系統図、第
２図は本考案に係る水素検出装置の要部のみを１
部断面で示す透視図である。 １……ナトリウム主配管、２……入口配管、３
……入口バルプ、４……電磁ポンプ、５……エコ
ノマイザー、６……ノズル、７，７ａ……水素拡
散膜、８……フランジ、９……真空配管、１０…
…イオンポンプ、１１……電磁流量計、１２……
出口バルブ、１３……出口配管、１４……底板、
１５……ドレーンバルブ、１６……ドレーン配
管。
２図は本考案に係る水素検出装置の要部のみを１
部断面で示す透視図である。 １……ナトリウム主配管、２……入口配管、３
……入口バルプ、４……電磁ポンプ、５……エコ
ノマイザー、６……ノズル、７，７ａ……水素拡
散膜、８……フランジ、９……真空配管、１０…
…イオンポンプ、１１……電磁流量計、１２……
出口バルブ、１３……出口配管、１４……底板、
１５……ドレーンバルブ、１６……ドレーン配
管。
Claims (1)
- 主配管から分岐したバイパス流路の液体金属を
ノズルにより水素拡散膜の内側へ流入させる水素
検出装置において、前記水素拡散膜を円錐状に形
成してなることを特徴とする水素検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981115681U JPS5821840U (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 水素検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981115681U JPS5821840U (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 水素検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5821840U JPS5821840U (ja) | 1983-02-10 |
| JPS6313466Y2 true JPS6313466Y2 (ja) | 1988-04-16 |
Family
ID=29909938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981115681U Granted JPS5821840U (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 水素検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821840U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5562900B2 (ja) * | 2011-05-12 | 2014-07-30 | 中国電力株式会社 | ドレン排出構造 |
-
1981
- 1981-08-05 JP JP1981115681U patent/JPS5821840U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5821840U (ja) | 1983-02-10 |
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