JPS6349528Y2 - - Google Patents

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JPS6349528Y2
JPS6349528Y2 JP1982168010U JP16801082U JPS6349528Y2 JP S6349528 Y2 JPS6349528 Y2 JP S6349528Y2 JP 1982168010 U JP1982168010 U JP 1982168010U JP 16801082 U JP16801082 U JP 16801082U JP S6349528 Y2 JPS6349528 Y2 JP S6349528Y2
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JP
Japan
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oil
pump
oil pump
pump case
side cover
Prior art date
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JP1982168010U
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JPS5971906U (ja
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Publication of JPS6349528Y2 publication Critical patent/JPS6349528Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、汎用内燃機関のオイルポンプ装置、
特にポンプケースとロータカバーとの接合面から
の油漏れによりエンジン本体外部を汚染する惧れ
のないオイルポンプ装置に関する。
従来の技術 (1) 従来の一般的な汎用内燃機関のオイルポンプ
装置は、通常、第1図に示すように構成されて
いる。同図において、1は図示せぬクランクケ
ースにボルト締め等により固定された側蓋、2
は該側蓋1にロータカバー6とともにボルト7
により固定されたポンプケース3内に収納され
たオイルポンプで、同オイルポンプ2はその駆
動軸4を介して、側蓋1に軸受12を介して軸
支されたバランサ軸5等のオイルポンプ駆動源
に連結されている。8はロータカバー6とポン
プケース3との間に設けられたOリングで、該
ポンプケース3には、図示省略のオイルフイル
タから油路9を介して連結された吸入口10と
吐出口11とが設けられている。
(2) また、機枠の内側に潤滑油ポンプを装着した
ものとしては、実開昭50−152026号装置が出願
公開されている。
本装置は、ポンプケースとカバーをボルトに
より機枠に直接締付固定し、ポンプ用外歯歯車
をガバナ軸に固定した装置である。
考案が解決しようする課題 前述のような従来技術には次のような問題点が
ある: (1) 第1図に示したオイルポンプ装置は、側蓋1
の外方に、オイルポンプ2が装着されているた
め、ポンプケース3とロータカバー6とのシー
ルが不十分な場合には、油がエンジン本体より
外部へ漏出するおそれがあり、そのためエンジ
ン本体の外部が汚染されるという不具合があ
る。
(2) 実開昭50−152026号考案は、機枠の内側に潤
滑油ポンプを装着しているため、外部への油漏
出はさけられるものの、ポンプケースとカバー
をボルトによつて機枠に直接締付固定している
ため、ボルトを外すとポンプケース、カバー、
歯車等がバラバラになり、組立、清掃等の際に
多大の作業時間を要する。
また、機枠に油の吸油口及び排油口を設けて
いるため、機枠が外部への突出部を有する形状
となり、ポンプ周辺形状が複雑となる。更にガ
バナ軸とポンプが一体的に結合されており、ポ
ンプを分解しないとガバナ軸を取外することが
できない等の問題点を有する。
本考案は、上述のような問題点を排除し、オイ
ルポンプの油がエンジン本体より外部に漏出する
ことを防ぎ、且つ組立及び保守の容易な一体構造
のオイルポンプを提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段 クランクケースに固定された側蓋の内側に周壁
と同周壁によつて囲まれた凹所とを設ける。
オイルポンプを内装し同オイルポンプ側面をロ
ータカバーで被つたポンプケースを、前記側蓋の
凹所に嵌装する。前記オイルポンプに油の吸入口
と吐出口を一体に形成する。
前記ポンプケースの側面に、バランサ軸等のオ
イルポンプ駆動源を軸支する軸受を取付け、前記
オイルポンプの駆動軸とオイルポンプ駆動源とを
着脱可能に連結する。
作 用 エンジンの組立に際し、オイルポンプ、ポンプ
ケース、ロータカバーは、エンジン本体の外で組
立てられた後、一体構造(ユニツト)として、ク
ランクケース側蓋の凹所内に組込まれる。
またオイルポンプの清掃に際しては、オイルポ
ンプユニツトをクランクケース側蓋の凹所より取
外し、エンジン本体の外で分解する。
オイルポンプの性能検査に際しては、エンジン
に組込まずにポンプ単体のテストを行うことがで
きる。
エンジン本体に組込まれたオイルポンプユニツ
トはバランサ軸等のオイルポンプ駆動源により駆
動される。
ポンプケースとロータカバーの間のシールが不
十分な場合に、シール部分から漏出した油はエン
ジン本体内部に流れ、エンジン本体外部には流出
しない。
実施例 以下、第2図に示す実施例により、本考案につ
き具体的に説明する。4はポンプケースに配設さ
れたオイルポンプ2の駆動軸で、同駆動軸4は、
軸受12を介してポンプケースに回転自在に軸支
されたバランサ軸5等のオイルポンプ駆動源に、
着脱可能に連結されている。10はポンプケース
に設けられた吸入口、11は吐出口、9は油路を
それぞれ示し、それら部材の構成、作用及び相互
の関係構造は、上記従来装置のものとほぼ同様で
ある。(均等部分には同一符号を付してある。) 21は図示しないクランクケースにボルト締め
等により固定された側蓋で、同側蓋21に図示の
如く周壁22によつて形成された凹所23内にポ
ンプケース24を収容し、該ポンプケース24を
ボルト25により着脱可能に装着している。26
は該ポンプケース24にボルト27により固定さ
れたロータカバーを示し、該ロータカバー26と
ポンプケース24は、側蓋21によつて図示の如
く被覆されている。なお、側蓋21またはポンプ
ケース24には、オイルパン(図示せず)に連絡
する油戻し孔(図示せず)が形成されている。
本考案のオイルポンプ装置の一実施例は、上記
の如く構成されており、ロータカバー26とポン
プケース24との間のシールが不十分で、それら
部材の間隙から油洩れが発生しても、それら部材
24,26は側蓋21によつて被われているた
め、該漏出油は側蓋21によつて外部への漏出が
阻止され、該側蓋21またはポンプケース24に
設けられた図示省略の油戻し孔を介して、図示し
ないオイルパンに戻されるため、エンジン本体よ
り外部へ油が漏出してエンジン本体の外部を汚染
するようなことがない。
考案の効果 (1) オイルポンプ、ポンプケース、ロータカバー
を一体構造としたオイルポンプユニツトを側蓋
の凹所に組込んだので、ポンプケースとロータ
カバーとの間の間隙からの漏出油はエンジン本
体内部に流れ、エンジン本体外部が汚染される
おそれがない。
(2) オイルポンプ装置を1個のユニツトとして内
燃機関の側蓋内に組込むことにより、組立、清
掃時にポンプ部品がエンジン本体内部でバラバ
ラになるおそれがなく、組立、清掃等が容易に
なり、作業性が向上する。
(3) オイルポンプをバランサ軸等の駆動源により
駆動するので、ポンプ駆動用歯車等を特別に設
ける必要がなく、駆動機構が簡素化され、部品
点数が減少する。
(4) 吸油口及び排油口がポンプケース側に設けら
れているため、側蓋のポンプ周辺形状が簡素化
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の一例の略示的縦断側面図、
第2図は本考案の一実施例の概略縦断側面図であ
る。 2:オイルポンプ、4:駆動軸、5:駆動源、
9:油路、10:吸入口、11:吐出口、12:
軸受、21:側蓋、22:周壁、23:凹所、2
4:ポンプケース、26:ロータカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランクケースに固定された側蓋の内側に周壁
    と同周壁によつて囲まれた凹所とを設け、オイル
    ポンプを内装し同オイルポンプ側面をロータカバ
    ーで被つたポンプケースを前記側蓋の凹所に嵌装
    し、前記ポンプケースに油の吸入口と吐出口を一
    体に形成すると共に、ポンプケースの側面にオイ
    ルポンプ駆動源を軸支する軸受を取付け、前記オ
    イルポンプの駆動軸とオイルポンプ駆動源とを着
    脱可能に連結してなることを特徴とする汎用内燃
    機関のオイルポンプ装置。
JP16801082U 1982-11-08 1982-11-08 汎用内燃機関のオイルポンプ装置 Granted JPS5971906U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16801082U JPS5971906U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 汎用内燃機関のオイルポンプ装置

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JP16801082U JPS5971906U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 汎用内燃機関のオイルポンプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5971906U JPS5971906U (ja) 1984-05-16
JPS6349528Y2 true JPS6349528Y2 (ja) 1988-12-20

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JP16801082U Granted JPS5971906U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 汎用内燃機関のオイルポンプ装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010065987A (ko) * 1999-12-31 2001-07-11 이계안 오일펌프 결합구조

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JPS5971906U (ja) 1984-05-16

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