JPS6349522B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6349522B2
JPS6349522B2 JP13774082A JP13774082A JPS6349522B2 JP S6349522 B2 JPS6349522 B2 JP S6349522B2 JP 13774082 A JP13774082 A JP 13774082A JP 13774082 A JP13774082 A JP 13774082A JP S6349522 B2 JPS6349522 B2 JP S6349522B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
module
pot
rotation
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13774082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5929004A (ja
Inventor
Shusaku Tamaru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13774082A priority Critical patent/JPS5929004A/ja
Publication of JPS5929004A publication Critical patent/JPS5929004A/ja
Publication of JPS6349522B2 publication Critical patent/JPS6349522B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管状型もしくは中空繊維型の液体分離
装置を遠心注形により製造する装置に関する。
原液からの溶媒や溶質の分離には逆浸透装置や
限外過装置などの液体分離装置が用いられう
る。これらの液体分離装置としては、管状型モジ
ユールや中空繊維型モジユールが知られている。
この管状型モジユールは、第1図aおよびbに示
すように、筒状ケース100に複数本の分離管1
01が並列に収納されている。分離管101は不
織布管102でなりその内面に膜103が設けら
れている。分離管101はケース100の両端に
おいて注入硬化性樹脂104により液密状に固着
されている。ケース100の該両端にはさらに外
部から配管継手105が接着もしくはねじれによ
り取り付けられる。中空繊維型モジユールは、第
2図aおよびbに示すように、中空繊維分離膜1
06を複数本束ねこれを筒状ケース107に収納
したものである。この分離膜106も上記管状型
モジユールと同様にケース107の両端において
注入硬化性樹脂108により液密状に固着されモ
ジユール化されている。
上記硬化樹脂注入工程は液体分離装置を組立て
るうえで最も重要な工程の一つである。この硬化
性樹脂の注入方法としては、モジユールを水平に
設置しこれを回転させ生ずる遠心力を利用して樹
脂を注入するいわゆる遠心注形による注入方法が
知られている。この方法によれば、管状分離管同
士の間隙または中空繊維分離膜同士の間隙を樹脂
で完全に埋めボイドもなく完全に液密に固着させ
ることができるので分離管端部もしくは分離膜端
部からの液のもれが生じない。
ところで、複数本のモジユールを同時に注形す
る場合、回転の中央に設けた一個の樹脂溜めもし
くはポツトを配管により各モジユール端部と連結
し、この連結管を通して各モジユール端部に所要
量を均等に分配注入することが試みられている。
しかしながら、樹脂の所要量を各モジユールの端
部へ均等に注入することは至難である。配管抵抗
を調節するなどの手だてはあるが技術的に極めて
繁雑であり実際的でない。注入個所の数に応じて
同数のポツトを配設することも考えられうるが、
モジユールと共に回転するポツトへ樹脂を供給す
ることがむずかしいため、回転の停止時に樹脂を
ポツトに供給しその後運転を開始するという工程
をふまねばならない。そのため、所定の遠心力に
到達する間に樹脂が不当にモジユール端部へ流れ
こむ。モジユールは所定の遠心力に到達していな
いため、モジユール端部に流入した樹脂は該端部
にとどまりえず不必要にケースや分離膜外部に流
出し付着する。
本発明の目的は、所定量の樹脂を均等に各モジ
ユール端部に分配供給しうる、液体分離装置の製
造装置を提供することにある。本発明の他の目的
は、注入樹脂が分離管および分離膜やその収納ケ
ースの不必要な個所へ流出したり付着したりする
ことのない、液体分離装置の製造装置を提供する
ことにある。本発明のさらに他の目的は、大量生
産の容易な液体分散装置の製造装置を提供するこ
とにある。
以下に本発明を実施にもとづき図面を参照しつ
つ詳述する。
本発明装置は、第3図a,bおよびcに示すよ
うに、回転体1とこれを回転させるモータなどの
回転手段Mとを有する。この回転体1は、樹脂注
形すべき少くとも一本のモジユール10を平行に
収容もしくは固定し、モジユール10の長手方向
を回転面とする。この実施例においては回転面は
水平面上にある。モジユール10は所定長さの管
状分離管もしくは中空繊分離膜11の両端を適当
な方法で閉塞し筒状ケース12に並列に装てんさ
れたものである。このケース12の両端には注入
後の樹脂がもれ出ないようカバー13がとりつけ
られている。
上記回転体1にはポツト2が固定されている。
ポツト2の回転中心は回転体1の回転中心Oに整
合している。ポツト2の内部は、回転中心を中心
として放射状に区画され区画室r1,r2,…r
6が形成されている。区画室の数2nはモジユー
ル10の本数nの2倍に等しい(nは自然数)。
ポツト2には、樹脂タンク3からの一本の樹脂供
給管4がバルブ40を介して延びポツト2に対し
て開口している。この開口400は、ポツト2の
回転中心から偏位して開口している。ポツト2の
各区画室r1,r2,…r2nには一個づつ樹脂
吐出口20が設けられ、各吐出口20は配管5に
よりモジユール10の端部の所定部位15に連結
されている。
本発明装置を用い、液体分離装置のモジユール
が次のようにして樹脂注形される: 所定長さの管状分離管もしくは中空繊維分離管
11の両端を適当な方法で閉塞しケース12に装
てんし樹脂もれ防止カバー13を両端に取りつけ
て後、回転体1に収容する。次いで、ポツト2の
各吐出口20とモジユール10の所定部位とを回
転体1を介して配管5により連結する。樹脂供給
管バルブ40が「閉」であることを確認したの
ち、所要量の硬化性注形樹脂Rの全量を樹脂タン
ク3に投入する。次いで、回転手段Mを駆動させ
て回転体1およびポツト2を回転させる。所定の
遠心力が生じた時点でバルブ40を「開」とし、
樹脂供給管4から樹脂をポツト2内に供給する。
この供給管4の開口400はポツト2内でその回
転中心から偏位して開口しているため、供給樹脂
は各区画室r1,r2,…に順次均等に流下して
ゆく。各区画室には均等量の樹脂が流入し、これ
がさらにそれぞれの室の吐出口20から遠心力に
より配管5を経て対応するモジユールの所定部位
15へ注入されてゆく。注入樹脂は、モジユール
が回転しているため、その注入部位にとどまり不
必要な個所への流出や付着をおこさない。樹脂中
の気泡は樹脂中をモジユール10の管状分離管も
しくは中空繊維分離膜11に沿つて回転中心方向
に放散するための注形樹脂には気泡は残留しな
い。
本発明装置の他の実施例を第4図a,bおよび
cに示す。この装置の回転体1は、モジユール1
0を固定しており、その回転面が垂直面上にある
ように回転する。樹脂タンク3からポツト2に通
じる樹脂供給管4は、その開口401がポツト回
転中心から偏位している必要はないが、ポツト2
内で開口していることが必要である。そうでなけ
れば、樹脂タンク3からの供給樹脂がポツト2内
に確実に供給され得ない。ポツト2の各区画室r
1,r2,…r2nは、回転中心近傍21におい
て区画壁がなく相互に連通している。そのため、
樹脂供給管開口401から流下する樹脂Rは所定
回転数で回転するポツト2の各区画室r1,r
2,…へこの連通部21を介して順次均等に分配
されてゆく。各区画室へ分配された樹脂は、前記
実施例の場合と同様に、配管5を通つて対応する
モジユール10の所定部位15へ注入される。ポ
ツト壁をテーパー状としポツト開口部200方向
に狭くしておくことは、各区画室に収容される樹
脂を余すことなくモジユール10へ流出させるう
えで好ましい、モジユール10へ注入された樹脂
はモジユール10が回転しているため、その注入
部位にとどまり、不必要な個所への流出や付着を
おこさない。
本発明は、回転体に、その回転中心が回転体の
回転中心と整合するようにポツトを固定し、この
ポツトにバルブ付き供給管を介して樹脂を供給す
る樹脂タンクを設けると共に、該ポツトに設けた
樹脂吐出口をモジユールの所定部位にそれぞれ配
管を介して連結するようにしたので、モジユール
の所定部位へ樹脂を供給する際には、供給管のバ
ルブを閉じた状態で樹脂を樹脂タンク内に入れ、
次いで回転体を回転させて所定の遠心力が生じた
時点で上記バルブを開くことにより、供給管から
樹脂をポツト内に供給し、そしてポツトから各配
管を介してモジユールの両端部の所定部位に樹脂
を供給することができ、このように所定の遠心力
に到達する前に樹脂がモジユールの不必要な箇所
へ流れ込むことがなく、モジユールの所定位置へ
簡単かつ確実に樹脂を流入、硬化させることがで
きるという効果がある。
しかも、ポツトの内部が回転中心を中心として
放射状に区画され、かつモジユールの本数の2倍
に等しい数の区画室が形成され、該ポツトの各区
画室に設けた樹脂吐出口がモジユールの両端部に
それぞれ配管を介して連結されているので、回転
するポツトに樹脂タンクの供給管から樹脂が供給
されると、ポツトの各区画室には等量の樹脂が供
給されて、各区画室から等量の樹脂がモジユール
の両端部に供給されるので、複数本のモジユール
を回転体に取付けて各モジユールの両端部にポツ
トから樹脂を供給する場合に、樹脂の供給量がば
らつくことなく、等量の樹脂を供給することがで
きて、均質な液体分離装置を製造することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbはそれぞれ樹脂注形によりケ
ースに固着してなる管状分離管でなるモジユール
を備えた液体分離装置の側面断面図および正面断
面図、第2図aおよびbはそれぞれ樹脂注形によ
りケースに固着してなる中空繊維分離膜でなるモ
ジユールを備えた液体分離装置の側面断面図およ
び正面断面図、第3図a,bおよびcはそれぞれ
本発明装置の一実施例の概略側面図、概略正面図
およびポツト2の部分切欠平面図、および第4図
a,bおよびcはそれぞれ本発明装置の他の実施
例の概略側面図、概略正面図およびポツト2の部
分切欠正面図である。 1…モジユール回転体、2…ポツト、3…樹脂
タンク、4…樹脂供給管、5…配管、10…モジ
ユール、11…管状分離管もしくは中空繊維分離
膜、12…筒状ケース、13…カバー、20…吐
出口、21…連通部、40…バルブ、400,4
01…樹脂供給管開口、104,108…注形樹
脂、r1,r2,……r6…ポツト内区画室、O
…回転中心。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の管状分離管もしくは中空繊維膜を筒状
    ケース内に並列に装填し、その両端部を注形樹脂
    で該ケースに液密状に固着してなるモジユールを
    備えた液体分離装置の該モジユールを遠心注形に
    より製造する装置であつて、 (a) 樹脂注形すべき少なくとも一本のモジユール
    を回転面と平行に収容もしくは固定する回転体
    と、 (b) 該回転体を、モジユールの長手方向両端部に
    遠心力が作用するべく該モジユールの長手方向
    と直交する方向に回転軸を有して回転させる回
    転手段と、 (c) 該回転体に固定されかつ回転中心が該回転体
    の回転中心に整合し、内部が回転中心を中心と
    して放射状に区画されモジユールの本数の2倍
    に等しい数の区画室が形成されたポツトと、 (d) 該ポツトにバルブ付き供給管を介して樹脂を
    供給する樹脂タンクと、 (e) 該ポツトの各区画室に設けた樹脂吐出口を該
    モジユールの所定部位にそれぞれ連結する配管
    と、 を有し、上記回転体の回転により生ずる遠心力に
    よりポツトに樹脂タンクから供給管を介して供給
    される樹脂を各区画室に均等に分配すると共に該
    分配樹脂を上記配管を通じて上記モジユール所定
    部位に注入するように構成した、液体分離装置の
    製造装置。 2 前記モジユール回転体は、その回転面が水平
    面上にあり、ポツトへ樹脂を供給する前記供給管
    がポツトの回転中心から偏位して開口している前
    記特許請求の範囲第1項に記載の製造装置。 3 前記モジユール回転体は、その回転面が垂直
    面上にあり、前記ポツト内区画数は回転中心近傍
    において、区画壁がなく相互に連通している前記
    特許請求の範囲第1項に記載の製造装置。
JP13774082A 1982-08-06 1982-08-06 液体分離装置の製造装置 Granted JPS5929004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13774082A JPS5929004A (ja) 1982-08-06 1982-08-06 液体分離装置の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13774082A JPS5929004A (ja) 1982-08-06 1982-08-06 液体分離装置の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5929004A JPS5929004A (ja) 1984-02-16
JPS6349522B2 true JPS6349522B2 (ja) 1988-10-05

Family

ID=15205715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13774082A Granted JPS5929004A (ja) 1982-08-06 1982-08-06 液体分離装置の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5929004A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61197725U (ja) * 1985-05-30 1986-12-10
JPH0810583A (ja) * 1994-07-05 1996-01-16 Toray Ind Inc 中空糸膜モジュール製造装置および製造方法
JP4685087B2 (ja) * 2007-12-25 2011-05-18 日機装株式会社 遠心流体分注治具、及び流体の遠心分注方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5758963B2 (ja) * 1975-02-14 1982-12-13 Teijin Ltd
JPS51103083A (ja) * 1975-03-10 1976-09-11 Teijin Ltd Mokangataryutaibunrikino seikeisochi
JPS5719003A (en) * 1980-07-07 1982-02-01 Nippon Zeon Co Ltd Manufacture of hollow fiber type mass transfer device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5929004A (ja) 1984-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4219426A (en) Dialysis device
US3884814A (en) Apparatus for fractionating fluids
US4038190A (en) Fluid fractionation apparatus and method of manufacturing the same
US4289623A (en) Hollow fiber dialysis
PT1310291E (pt) Cartucho de fibra oca, módulo de fibra oca que usa o cartucho, e filtro do tipo reservatório
JPS61171504A (ja) 糸束用の遠心成型装置
NL8003547A (nl) Diffusie-inrichting met holle vezels.
JPS61222510A (ja) 中空糸膜モジユ−ル及びその製造方法
MX2014006965A (es) Cartuchos de fibra hueca y componentes y metodos para su construccion.
EA015844B1 (ru) Способ и устройство для заполнения заливочной массой фильтрующего устройства, и заливочный колпачок
JPS6349522B2 (ja)
SE434120B (sv) Dialysator med ihaliga fibrer
JP3151168B2 (ja) 中空糸型モジュール及びその製造方法
EP0046015A1 (en) Method for impregnating the end of a rigid tubular bundle of hollow separatory fibres with potting compound and subsequently opening the ends of the hollow fibres within the potting compound
JP3685502B2 (ja) 中空糸膜モジュール接着界面の補強方法
JPS6352522B2 (ja)
JP4685087B2 (ja) 遠心流体分注治具、及び流体の遠心分注方法
HU209743B (en) Method and device for setting a bundle of filter - membranes consisting of capillary - membranes in a case
JPS61220711A (ja) 中空糸集束体の端部接着方法
JPS5926102A (ja) 液体分離装置の製造装置
JPH0657300B2 (ja) 中空糸束端部の固定法
JPH0231144Y2 (ja)
JP4118217B2 (ja) 遠心流体分注治具、及び流体の遠心分注方法
JPH1133366A (ja) 中空糸膜モジュールの2層遠心接着装置
JPH0810591A (ja) 中空糸膜端部コーティング方法