JPS6349089Y2 - - Google Patents

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JPS6349089Y2
JPS6349089Y2 JP409780U JP409780U JPS6349089Y2 JP S6349089 Y2 JPS6349089 Y2 JP S6349089Y2 JP 409780 U JP409780 U JP 409780U JP 409780 U JP409780 U JP 409780U JP S6349089 Y2 JPS6349089 Y2 JP S6349089Y2
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armatures
armature
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JP409780U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、軸方向に空隙を有する多軸構造の偏平
形直流回転電機に関するものである。
(従来技術と問題点) 一般に、低慣性でサーボモータとして高い性能
を有する偏平形直流回転電機は、プリント配線や
導線からなる偏平なコイルを設けた薄い円板状の
電機子と、この電機子のコイルに軸方向の空隙を
介して対向させた磁極とをそなえており、その構
造上、軸方向寸法は短くなるが、その反面径方向
寸法が、径方向空隙を有する一般の回転電機に比
べて非常に大きくなつている。
このため、偏平形直流回転電機の取り付けスペ
ースは、軸方向の寸法が小さくなるかわりに径方
向寸法が大きくなり、単体で使用する場合は問題
がなくても、複数個を並列にならべて多軸で使用
する場合には、軸間距離が長くなり、小型化など
で軸間距離を短くする必要がある電気機器(たと
えばVTRなど)等には、高いサーボ性能を有し
ているにもかかわらず使用できないという問題が
あつた。
(問題点を解決するための手段) 本案は、このような問題点を解消するためにな
されたもので、外枠を一体に構成して並置させた
複数の回転軸をそなえ、前記回転軸にそれぞれ取
り付けられた円板状電機子の一部を相互に僅かな
空隙を介して重ね、この重なり部分における磁極
相互を同極性にし、この重なり部分の磁極のう
ち、他方の電機子が重なる側の磁極を、重なり部
分に応じて切り欠ぐことにより電機子と接触しな
いようにしてある。
(作用) このため、電機子の重なり部に応じて回転軸相
互の間隔が小さくなり、他方の電機子が重なる側
の磁極は、電機子の重なり部に応じて電機子と接
触しないように切り欠いでおり、重なり部の軸方
向寸法を小さくし、重なり部の極性を同じにして
あるので、磁極を共用させ磁路の影響をなくして
円滑な回転を行わせる。
(実施例) これを図に示す実施例について説明する。
第1図および第2図において、10は外枠で2
つ割りにしてある。11,21はそれぞれプリン
ト配線などによつて形成した回転子巻線をそなえ
た電機子、12,22は前記電機子11,21を
固着したロータハブで、回転軸13,23に嵌合
固着している。なお、電機子11,21は回転軸
13,23のそれぞれ両側を軸受14,24で外
枠10に支持させることによつて回転自在に支承
させている。15,16および25,26は前記
外枠10の内面両側に固着し、前記電機子11,
21をはさんで両側に設けた永久磁石よりなる磁
極で、16,26は切り欠いだ磁極を示す。17
および27はブラシ装置である。なお、第2図で
一点鎖線で電機子の位置を示している。
それぞれの電機子11,21は、軸方向の空隙
gを介して一部分を重ね、この電機子11,21
が重なる部分の相互の磁極が同一極性になるよう
にしており、かつ、この重なり部において、他方
の電機子が重なる側の磁極16,26は、相手側
電機子に接触しないように、重なり部分に応じて
一部を切り欠いでいる。また、外枠10は両方の
回転電機を覆い共通の外枠を構成している。
したがつて、電機子11,21を固着した回転
軸13,23の軸間距離は、電機子の外形寸法よ
りも小さくすることができ、磁極を切り欠いだ部
分は他方の電機子を通る共通の磁極を形成する。
なお、この実施例では重ねた電機子相互の軸方
向偏位に応じて外枠10を屈曲させてあるが、そ
れぞれ片側の磁極と外枠との間に磁性片を設けて
外枠外面を平面に形成できることは当然である。
(本考案の効果) このように本案の偏平形直流回転電機は、それ
ぞれの回転軸に固着し、軸方向の空隙を介して一
部が重なるように配置した複数個の円板状電機子
と、前記それぞれの電機子を覆い一体に構成した
外枠と、この外枠内側に固着し、それぞれの電機
子に対向して前記電機子相互の重なる部分が同一
磁極になるように配置した磁極をそなえ、前記電
機子が重なる部分に設けられ他方の電機子が重な
る側にある磁極を、他方の電機子と接触しないよ
うに切り欠ぐようにしているので、電機子の重な
り部に応じて軸間距離を、複数個の回転電機を
個々にならべたものよりも短くできるだけでな
く、電機子を重ねるためにこの電機子と接触する
磁極を切り欠いでも、この部分を同一磁極にして
あるから他の磁極を共通に用いて励磁を行い磁路
を保持するうことができる。
このため、多軸の軸間距離を小さくし、軸方向
寸法の増加を小さくして全体の取り付けスペース
を小さくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す側断面図の、第
2図は第1図のA−A線に沿う断面図である。 10は外枠、11,21は電機子、13,23
は回転軸、15,16,25,26は磁極、1
7,27はブラシ装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の回転軸と、それぞれの回転軸に取り付け
    た円板状の電機子と、相隣る電機子の一部が軸方
    向の空隙を介して相互に重なる位置に回転軸を支
    持する外枠と、前記外枠の内面両側にそれぞれの
    電機子に対向させて固着した磁極とをそなえ、電
    機子が重なる部分の磁極が相互に同一の極性にな
    るように配置するとともに、前記重なり部分の磁
    極のうち他方の電機子が重なる側に配置された磁
    極を、電機子と接触しないように電機子の重なり
    部分に応じて切り欠いだことを特徴とする偏平形
    直流回転電機。
JP409780U 1980-01-16 1980-01-16 Expired JPS6349089Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP409780U JPS6349089Y2 (ja) 1980-01-16 1980-01-16

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JP409780U JPS6349089Y2 (ja) 1980-01-16 1980-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56106070U JPS56106070U (ja) 1981-08-18
JPS6349089Y2 true JPS6349089Y2 (ja) 1988-12-16

Family

ID=29600793

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JP409780U Expired JPS6349089Y2 (ja) 1980-01-16 1980-01-16

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JPS56106070U (ja) 1981-08-18

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