JPS6347627B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6347627B2 JPS6347627B2 JP10008580A JP10008580A JPS6347627B2 JP S6347627 B2 JPS6347627 B2 JP S6347627B2 JP 10008580 A JP10008580 A JP 10008580A JP 10008580 A JP10008580 A JP 10008580A JP S6347627 B2 JPS6347627 B2 JP S6347627B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- recording head
- liquid reservoir
- reservoir
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 343
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 19
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 8
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 7
- 230000005499 meniscus Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- BQCIDUSAKPWEOX-UHFFFAOYSA-N 1,1-Difluoroethene Chemical compound FC(F)=C BQCIDUSAKPWEOX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OEPOKWHJYJXUGD-UHFFFAOYSA-N 2-(3-phenylmethoxyphenyl)-1,3-thiazole-4-carbaldehyde Chemical compound O=CC1=CSC(C=2C=C(OCC=3C=CC=CC=3)C=CC=2)=N1 OEPOKWHJYJXUGD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 208000018883 loss of balance Diseases 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体噴射(インクジエツト)記録装
置、特にオン・デマンド型液体噴射記録装置の改
良に関するものである。
置、特にオン・デマンド型液体噴射記録装置の改
良に関するものである。
液体噴射記録装置においては、記録ヘツドが飛
翔液滴形成の為に微小な液体(インク)の噴射口
(オリフイス)が先端に設けられている吐出流路
を有しているために、装置の休止中に吐出流路中
のインクが乾燥凝固して吐出流路が閉塞される、
所謂目詰まりを生じる場合が多かつた。あるいは
装置の運搬移動中の振動、衝撃等により吐出流路
先端部に於いて形成されるメニスカスが後退し、
印字不良あるいは印字不能が生じるという欠点も
あつた。更に、印字動作中であつても印字用紙等
からの微細な繊維、あるいは大気中の塵埃、イン
ク中の不純物等により吐出流路に目詰まりを生
じ、印字不良あるいは印字不能となることがあつ
た。そのため従来においては、吐出流路の先端に
吸引ポンプ、吸引ボンベ等の負圧付与手段をその
都度係合してインクを吸引し吐出流路のクリーニ
ングを行うか、或いはインク溶解性の液を吐出流
路先端に付与して固化したインクを溶解して液滴
吐出を回復させる方法が採用されていた。
翔液滴形成の為に微小な液体(インク)の噴射口
(オリフイス)が先端に設けられている吐出流路
を有しているために、装置の休止中に吐出流路中
のインクが乾燥凝固して吐出流路が閉塞される、
所謂目詰まりを生じる場合が多かつた。あるいは
装置の運搬移動中の振動、衝撃等により吐出流路
先端部に於いて形成されるメニスカスが後退し、
印字不良あるいは印字不能が生じるという欠点も
あつた。更に、印字動作中であつても印字用紙等
からの微細な繊維、あるいは大気中の塵埃、イン
ク中の不純物等により吐出流路に目詰まりを生
じ、印字不良あるいは印字不能となることがあつ
た。そのため従来においては、吐出流路の先端に
吸引ポンプ、吸引ボンベ等の負圧付与手段をその
都度係合してインクを吸引し吐出流路のクリーニ
ングを行うか、或いはインク溶解性の液を吐出流
路先端に付与して固化したインクを溶解して液滴
吐出を回復させる方法が採用されていた。
しかしながら、従来の方法では、記録ヘツドと
連通されている液溜(インクタンク)内にインク
がある場合には有効な印字回復法ではあるが、前
記液溜内にインクがない場合にはインク吸引操作
により記録ヘツド内部の液経路中に空気を吸込み
印字不良あるいは印字不能となる欠点があつた。
又従来例では、過剰な吸引操作、あるいは可動液
溜と固定液溜とを有する装置の場合は可動液溜と
固定液溜とを連通させている連結路の目詰まり等
により固定液溜からのインク供給不能、更には可
動液溜及び連結路からのインクの蒸発等に起因し
て、可動液溜内にインクがない状態が起こるの
で、この場合には、印字回復のためのインク吸引
の前操作として可動液溜内にインクを供給する必
要があつた。しかるにこのインクを供給する機構
と印字回復のためのインク吸引機構とが独立であ
る場合には、印字不良あるいは印字不能が発生し
ても、その原因が不明であるかぎりインク供給機
構と吸引機構のいずれを使用すべきか決定でき
ず、前記のように可動液溜にインクがない場合
に、誤つて吸引操作を行うと印字回復不能の原因
を招来することになつていた。そのため、従来は
上記問題を防止するために、一例として可動液溜
及び固定液溜内のインク残量検知手段を設ける等
が考案されたが、機構が複雑であり小型化、低コ
スト化の実現は無理であつた。
連通されている液溜(インクタンク)内にインク
がある場合には有効な印字回復法ではあるが、前
記液溜内にインクがない場合にはインク吸引操作
により記録ヘツド内部の液経路中に空気を吸込み
印字不良あるいは印字不能となる欠点があつた。
又従来例では、過剰な吸引操作、あるいは可動液
溜と固定液溜とを有する装置の場合は可動液溜と
固定液溜とを連通させている連結路の目詰まり等
により固定液溜からのインク供給不能、更には可
動液溜及び連結路からのインクの蒸発等に起因し
て、可動液溜内にインクがない状態が起こるの
で、この場合には、印字回復のためのインク吸引
の前操作として可動液溜内にインクを供給する必
要があつた。しかるにこのインクを供給する機構
と印字回復のためのインク吸引機構とが独立であ
る場合には、印字不良あるいは印字不能が発生し
ても、その原因が不明であるかぎりインク供給機
構と吸引機構のいずれを使用すべきか決定でき
ず、前記のように可動液溜にインクがない場合
に、誤つて吸引操作を行うと印字回復不能の原因
を招来することになつていた。そのため、従来は
上記問題を防止するために、一例として可動液溜
及び固定液溜内のインク残量検知手段を設ける等
が考案されたが、機構が複雑であり小型化、低コ
スト化の実現は無理であつた。
他方、記録ヘツドの記録動作時に於ける、該記
録ヘツドのインクの供給がスムーズに且つ安定的
に行われることは、記録ヘツドの先端に設けられ
たオリフイスより吐出される液体が液滴状となつ
て飛翔することが安定的に再現され、高品質の記
録画像を得る為の必須要件であるが従来の装置に
於いては、この点に於いても問題があり、解決さ
れる可き点が残されている。
録ヘツドのインクの供給がスムーズに且つ安定的
に行われることは、記録ヘツドの先端に設けられ
たオリフイスより吐出される液体が液滴状となつ
て飛翔することが安定的に再現され、高品質の記
録画像を得る為の必須要件であるが従来の装置に
於いては、この点に於いても問題があり、解決さ
れる可き点が残されている。
又記録ヘツドが高速で往復動する系の装置に於
いては、斯かる往復動が液溜から記録ヘツドへの
インクの供給に多大な影響を与えており、インク
供給量の不安定化、例えば供給途切れ等を生じて
いた。又、この様な系に於ける装置で液溜より記
録ヘツド先端部までの液経路が該先端部に設けら
れたオリフイスを除いて外気と閉されている所謂
密封系の装置に於いては、記録時に於ける記録ヘ
ツドへの液体噴射動作に追随した円滑で且つ迅速
な液供給動作の実現は必定であるが、従来の装置
では、この点に於いても未解決の問題が残されて
いた。
いては、斯かる往復動が液溜から記録ヘツドへの
インクの供給に多大な影響を与えており、インク
供給量の不安定化、例えば供給途切れ等を生じて
いた。又、この様な系に於ける装置で液溜より記
録ヘツド先端部までの液経路が該先端部に設けら
れたオリフイスを除いて外気と閉されている所謂
密封系の装置に於いては、記録時に於ける記録ヘ
ツドへの液体噴射動作に追随した円滑で且つ迅速
な液供給動作の実現は必定であるが、従来の装置
では、この点に於いても未解決の問題が残されて
いた。
[目的]
本発明の目的は、従来の問題点を解決し、良好
な印字を行うことができる液体噴射記録装置を提
供することである。
な印字を行うことができる液体噴射記録装置を提
供することである。
つまり、記録ヘツドのインクの導入操作、或い
は記録ヘツドの印字回復操作の際、記録ヘツドの
液経路中へ空気が混入することなく安定したイン
クの供給を行うこと、及び記録ヘツドの確実な印
字回復を計ることである。
は記録ヘツドの印字回復操作の際、記録ヘツドの
液経路中へ空気が混入することなく安定したイン
クの供給を行うこと、及び記録ヘツドの確実な印
字回復を計ることである。
本発明の他の目的は、液体噴射記録装置の簡素
化、小型化及びコスト化を計ることである。
化、小型化及びコスト化を計ることである。
本発明の液体噴射記録装置は、液体を吐出する
オリフイスを有する記録ヘツドと、液体を収容す
る第1の液溜と、前記記録ヘツドに連絡し、該記
録ヘツドに供給する液体を溜める第2の液溜と、
前記第1の液溜と前記第2の液溜とを連結する給
送管と、前記オリフイスを覆うキヤツプと、液体
導入手段として、前記第2の液溜に連結する第1
の連結管を通して吸引することにより前記第2の
液溜内に液体を導入する手段と前記キヤツプに連
結する第2の連結管を通して吸引することにより
前記記録ヘツド内に液体を導入する手段と、を具
備し、前記給送管の少なくとも前記第2の液溜と
連結している側の部分が該第2の液溜の往復動方
向に沿い、該第2の液溜の往復動に付随して動く
ように配設されることによつて前記目的を達成し
得る。
オリフイスを有する記録ヘツドと、液体を収容す
る第1の液溜と、前記記録ヘツドに連絡し、該記
録ヘツドに供給する液体を溜める第2の液溜と、
前記第1の液溜と前記第2の液溜とを連結する給
送管と、前記オリフイスを覆うキヤツプと、液体
導入手段として、前記第2の液溜に連結する第1
の連結管を通して吸引することにより前記第2の
液溜内に液体を導入する手段と前記キヤツプに連
結する第2の連結管を通して吸引することにより
前記記録ヘツド内に液体を導入する手段と、を具
備し、前記給送管の少なくとも前記第2の液溜と
連結している側の部分が該第2の液溜の往復動方
向に沿い、該第2の液溜の往復動に付随して動く
ように配設されることによつて前記目的を達成し
得る。
[効果]
本発明によれば、第2の液溜からの吸引を行う
こと、及び第2の液溜の往復動方向に沿つて配設
された給送管が第2の液溜の往復動に付随して動
くことにより、第1の液溜より第2の液溜内に過
不足く無くインクを導入することができ、記録ヘ
ツドからの吸引を行うことにより、記録ヘツド内
にインクを導入することができる。
こと、及び第2の液溜の往復動方向に沿つて配設
された給送管が第2の液溜の往復動に付随して動
くことにより、第1の液溜より第2の液溜内に過
不足く無くインクを導入することができ、記録ヘ
ツドからの吸引を行うことにより、記録ヘツド内
にインクを導入することができる。
従つて、記録ヘツドに連絡する第2の液溜内に
は所定量以上のインクが導入されているので、記
録ヘツド内に空気が混入することなしにインクの
導入を行い印字不能の発生を回避することができ
る。
は所定量以上のインクが導入されているので、記
録ヘツド内に空気が混入することなしにインクの
導入を行い印字不能の発生を回避することができ
る。
また、記録ヘツドにおけるメニスカスの後退、
気泡の混入、目詰まり等が生じインク吐出不能と
なつた場合でも、吸引によりインク吐出不能を解
除すると共に第2の液溜内及び記録ヘツド内にイ
ンクを導入することにより、確実なインクの供給
回復動作を行うことができる。
気泡の混入、目詰まり等が生じインク吐出不能と
なつた場合でも、吸引によりインク吐出不能を解
除すると共に第2の液溜内及び記録ヘツド内にイ
ンクを導入することにより、確実なインクの供給
回復動作を行うことができる。
以下、図面に従つて本発明を説明する。
第1図aは、本発明の液体噴射記録装置の好適
な実施態様の1つの例を説明する為の模式的斜視
図であり、第1図bは、その主要部の構造を説明
する為の模式的断面図である。
な実施態様の1つの例を説明する為の模式的斜視
図であり、第1図bは、その主要部の構造を説明
する為の模式的断面図である。
第1図に示される液体噴射記録装置は、記録に
要する所謂インクと称される液体の主容量を収容
する第1の液溜101、該液溜101と給送管1
02を通じて連通されている第2の液溜103、
該第2の液溜103と一体的に往復動し得る様に
構成されている液体噴射型の記録ヘツド104、
第2の液溜103と第1の連結管105で連結さ
れている液体導入手段106、該液体導入手段1
06と第2の連結管139を通じて連通されてお
り、記録ヘツド104の先端部と係合して記録ヘ
ツド104より流出される液体を受け入れる為の
キヤツプ133を有する液受容手段107とを具
備する。記録ヘツド104は、記録ヘツド104
の先端部を他からの機械的打撃よりガードする為
のへツドホルダー108の内部に固設されて両方
向矢印Aの方向に沿つて往復動するキヤリツジ1
09に搭載されている。
要する所謂インクと称される液体の主容量を収容
する第1の液溜101、該液溜101と給送管1
02を通じて連通されている第2の液溜103、
該第2の液溜103と一体的に往復動し得る様に
構成されている液体噴射型の記録ヘツド104、
第2の液溜103と第1の連結管105で連結さ
れている液体導入手段106、該液体導入手段1
06と第2の連結管139を通じて連通されてお
り、記録ヘツド104の先端部と係合して記録ヘ
ツド104より流出される液体を受け入れる為の
キヤツプ133を有する液受容手段107とを具
備する。記録ヘツド104は、記録ヘツド104
の先端部を他からの機械的打撃よりガードする為
のへツドホルダー108の内部に固設されて両方
向矢印Aの方向に沿つて往復動するキヤリツジ1
09に搭載されている。
第2の液溜103は、記録ヘツド104の内部
経路と連通されてヘツド104の後方に位置され
ており、ヘツドホルダー108と一体的に構成さ
れて、記録ヘツド104と共に一体的に両方向矢
印Aの方向に沿つて往復動する。
経路と連通されてヘツド104の後方に位置され
ており、ヘツドホルダー108と一体的に構成さ
れて、記録ヘツド104と共に一体的に両方向矢
印Aの方向に沿つて往復動する。
給送管102及び第1の連結管105の第2の
液溜103に連結する側の部分は、第2の液溜の
往復動方向(両方向矢印A方向)に沿つて配設さ
れ、第2の液溜103の往復動に付随して矢印A
方向に往復移動する。給送管102と第1の連結
管105との第2の液溜103に連結する位置
は、図示されている様に、記録時の第2の液溜1
03への液体の給送を一層効率良く行わせる為
に、第2の液溜103の移動方向にそれ等と連通
する開口が向く位置とされる。詰り、給送管10
2と第1の連結管105との可動部分110,1
11は、矢印Aに沿つた状態のまま、第2の液溜
103と連結されている。
液溜103に連結する側の部分は、第2の液溜の
往復動方向(両方向矢印A方向)に沿つて配設さ
れ、第2の液溜103の往復動に付随して矢印A
方向に往復移動する。給送管102と第1の連結
管105との第2の液溜103に連結する位置
は、図示されている様に、記録時の第2の液溜1
03への液体の給送を一層効率良く行わせる為
に、第2の液溜103の移動方向にそれ等と連通
する開口が向く位置とされる。詰り、給送管10
2と第1の連結管105との可動部分110,1
11は、矢印Aに沿つた状態のまま、第2の液溜
103と連結されている。
而乍ら、矢印Aに直角の方向から又はそれに近
い方向から第2の液溜に連結される場合でも給送
管102の第2の液溜への連結部分112が、給
送管102の可動部分110の長さに対して充分
短い様にするならば、好ましくは前記の連結部分
112が極く短かく、即ち、第2の液溜103に
矢印Aの方向に対して直角方向から第2の液溜1
03に連結されて第2の液溜103に極く近い位
置で直角に曲げられて矢印Aの方向に沿う様に給
送管102の可動部分110が配設されているな
らば、第2の液溜103の往復動作に伴つて、可
動する給送管102の可動部分110の往復動に
よつて、第1の液溜101より給送管102を通
じて第2の液溜103へ効率良く液体が給送され
る。
い方向から第2の液溜に連結される場合でも給送
管102の第2の液溜への連結部分112が、給
送管102の可動部分110の長さに対して充分
短い様にするならば、好ましくは前記の連結部分
112が極く短かく、即ち、第2の液溜103に
矢印Aの方向に対して直角方向から第2の液溜1
03に連結されて第2の液溜103に極く近い位
置で直角に曲げられて矢印Aの方向に沿う様に給
送管102の可動部分110が配設されているな
らば、第2の液溜103の往復動作に伴つて、可
動する給送管102の可動部分110の往復動に
よつて、第1の液溜101より給送管102を通
じて第2の液溜103へ効率良く液体が給送され
る。
この様な給送管102の可動部分110の往復
動による液体の給送効率は、可動部分110の往
復動が高速になればなる程高くなる。従つて、記
録ヘツド104の液滴形成頻度を高めて記録ヘツ
ド104の往復動を高速化を計つて、高速記録を
行う場合でも、可動部分110が記録ヘツド10
4と一体的に往復動する為に液体の使用に応じて
使用された液体の量に見合う分の液体の補給が第
2の液溜103に成される為高速記録化による記
録ヘツド104への液体の補給が過不足なく行わ
れ、記録ヘツド104からの液体の吐出不安定或
いは吐出不能を招くことはない。
動による液体の給送効率は、可動部分110の往
復動が高速になればなる程高くなる。従つて、記
録ヘツド104の液滴形成頻度を高めて記録ヘツ
ド104の往復動を高速化を計つて、高速記録を
行う場合でも、可動部分110が記録ヘツド10
4と一体的に往復動する為に液体の使用に応じて
使用された液体の量に見合う分の液体の補給が第
2の液溜103に成される為高速記録化による記
録ヘツド104への液体の補給が過不足なく行わ
れ、記録ヘツド104からの液体の吐出不安定或
いは吐出不能を招くことはない。
更に、可動部分110の往復動による第2の液
溜103への液体の供給効率は、可動部分110
の往復動に於ける加速度或いは減速度の度合に応
じて増減する傾向を示す為、可動部分110の往
復動を記録ヘツド104と一体的となつて往復動
する第2の液溜103の往復動に同期させれば、
使用される液体の量に見合つた分の量の液体が記
録ヘツド104の走査スピードに応じて第2の液
溜へ過不足なく補給される。
溜103への液体の供給効率は、可動部分110
の往復動に於ける加速度或いは減速度の度合に応
じて増減する傾向を示す為、可動部分110の往
復動を記録ヘツド104と一体的となつて往復動
する第2の液溜103の往復動に同期させれば、
使用される液体の量に見合つた分の量の液体が記
録ヘツド104の走査スピードに応じて第2の液
溜へ過不足なく補給される。
従つて、低速から高速までの各々の記録走査ス
ピードに応じて効率良く液体の補給が成される為
に、低速記録の場合でも、又高速記録の場合でも
高品質の記録印字を得ることが出来る。又、記録
ヘツド104の走査スピードに応じて、第2の液
溜103への液体の補給が過不足なく行われるの
で、記録ヘツド104の走査スピードの変動があ
つた場合でも液体の補給には何等支障を来たすこ
とはない。第2の液溜103の往復動に伴う第2
の液溜103への液体の供給効率は、第2の液溜
103の往復時又は往復時に於ける加速又は減速
の勾配が急であればある程上がるものであるが、
より液供給効率を上げる為には、往動から復動、
復動から往動への方向転換速度を急速にすること
が挙げられ、斯かる第2の液溜103の往復動に
於ける方向転換速度が急速であればある程第2の
液溜103への液供給効率を原理的には上げるこ
とが出来る。
ピードに応じて効率良く液体の補給が成される為
に、低速記録の場合でも、又高速記録の場合でも
高品質の記録印字を得ることが出来る。又、記録
ヘツド104の走査スピードに応じて、第2の液
溜103への液体の補給が過不足なく行われるの
で、記録ヘツド104の走査スピードの変動があ
つた場合でも液体の補給には何等支障を来たすこ
とはない。第2の液溜103の往復動に伴う第2
の液溜103への液体の供給効率は、第2の液溜
103の往復時又は往復時に於ける加速又は減速
の勾配が急であればある程上がるものであるが、
より液供給効率を上げる為には、往動から復動、
復動から往動への方向転換速度を急速にすること
が挙げられ、斯かる第2の液溜103の往復動に
於ける方向転換速度が急速であればある程第2の
液溜103への液供給効率を原理的には上げるこ
とが出来る。
第1図aに示される装置の場合には、第2の液
溜103と記録ヘツド104とは、同一のキヤリ
ツジ109に搭載されており、該キヤリツジ10
9は摺動軸113上を往復走行するが、キヤリツ
ジ109が摺動軸113の両端部での衝突衝撃を
弱める為に、摺動軸固定部材114−1,114
−2の各々の所定の位置に、スポンジ或いはゴム
等の緩衝材料で構成されるダンパー115−1,
115−2が設けられている。
溜103と記録ヘツド104とは、同一のキヤリ
ツジ109に搭載されており、該キヤリツジ10
9は摺動軸113上を往復走行するが、キヤリツ
ジ109が摺動軸113の両端部での衝突衝撃を
弱める為に、摺動軸固定部材114−1,114
−2の各々の所定の位置に、スポンジ或いはゴム
等の緩衝材料で構成されるダンパー115−1,
115−2が設けられている。
ダンパー115はキヤリツジ109の衝突の際
の緩衝作用をする働きがあるが、更にキヤリツジ
109のダンパー115への衝突作用による第2
の液溜103への第1の給送管102を通じての
液供給効率向上の働きもする。
の緩衝作用をする働きがあるが、更にキヤリツジ
109のダンパー115への衝突作用による第2
の液溜103への第1の給送管102を通じての
液供給効率向上の働きもする。
キヤリツジ109は、ダンパー115の位置ま
で走行することなく、後述する駆動機構によつて
摺動軸113の途中でも移動方向の転換を計るこ
とが出来る。
で走行することなく、後述する駆動機構によつて
摺動軸113の途中でも移動方向の転換を計るこ
とが出来る。
給送管102及び第1の連結管105は、U字
状に曲げられ、キヤリツジ109の移動最大幅の
略々中央位置に固定プレート116によつて装置
本体に固定されている。従つて、給送管102及
び第1の連結管105は、固定プレート116を
支点にして、固定プレート116より上流側にあ
る可動部分110,111が各々、第2の液溜1
03の往復走行に伴つて、両方向矢印Aの方向に
沿つて、曲り乍ら繰返し運動をする。
状に曲げられ、キヤリツジ109の移動最大幅の
略々中央位置に固定プレート116によつて装置
本体に固定されている。従つて、給送管102及
び第1の連結管105は、固定プレート116を
支点にして、固定プレート116より上流側にあ
る可動部分110,111が各々、第2の液溜1
03の往復走行に伴つて、両方向矢印Aの方向に
沿つて、曲り乍ら繰返し運動をする。
給送管102の可動部分110及び第1の連結
管105の可動部分111は、第2の液溜103
側に於いて、キヤリツジ109に取付けられてお
り、このキヤリツジ109への取付けと固定プレ
ート116での支持によつて、可動部分110及
び111は、摺動軸113に沿つて配設される。
管105の可動部分111は、第2の液溜103
側に於いて、キヤリツジ109に取付けられてお
り、このキヤリツジ109への取付けと固定プレ
ート116での支持によつて、可動部分110及
び111は、摺動軸113に沿つて配設される。
次に、第1図bに従つて第1図aに示す装置の
主要部の構造とその機構に就いて具体的に述べ
る。
主要部の構造とその機構に就いて具体的に述べ
る。
第1図bは第1図aに示す装置の主要部を説明
する為の模式的説明図である。
する為の模式的説明図である。
第1図bに於いては説明の煩雑さを避ける為
に、第1の液溜101の詳細な図示は避け、又、
第1の給送管102と第1の連結管105は、各
部との結合関係を示すだけにし、実際の配設状態
(第1図aに示す状態)としては示されてない。
に、第1の液溜101の詳細な図示は避け、又、
第1の給送管102と第1の連結管105は、各
部との結合関係を示すだけにし、実際の配設状態
(第1図aに示す状態)としては示されてない。
記録ヘツド104は、ヘツドホルダー108に
ホールドされて、キヤリツジ109に取付けられ
ている。記録ヘツド104は、その先端に液体を
噴射する為のオリフイス117が設けられてい
る、ガラス等で出来ている円筒部材118と、該
円筒部材118の外周に固設されている円筒状の
圧電素子119とで構成され、圧電素子119に
は不図示のリード電極を通じてパルス的に電圧が
印加されて駆動される。
ホールドされて、キヤリツジ109に取付けられ
ている。記録ヘツド104は、その先端に液体を
噴射する為のオリフイス117が設けられてい
る、ガラス等で出来ている円筒部材118と、該
円筒部材118の外周に固設されている円筒状の
圧電素子119とで構成され、圧電素子119に
は不図示のリード電極を通じてパルス的に電圧が
印加されて駆動される。
記録ヘツド104の後端部には、記録ヘツド1
04内の液経路と第2の液溜103とを連絡し第
2の液溜103内の液体が記録ヘツド104に供
給される為の供給管120が接続されている。第
2の液溜103の上部位から第2の液溜103内
に挿入されている供給管120の後端部は第2の
液溜103の底辺部まで延び、その終端部に設け
られている液導入口121には、微細な液流路を
多数有するフイルター122がフイルター取付部
材123によつて取付けられている。フイルター
122は、供給管120及び記録ヘツド104に
於ける液経路が異質物、例えば固形状のゴミ等で
目詰るのを防止する為に、斯かる異質物を供給管
120内に進入するのを防止する働きをする。
04内の液経路と第2の液溜103とを連絡し第
2の液溜103内の液体が記録ヘツド104に供
給される為の供給管120が接続されている。第
2の液溜103の上部位から第2の液溜103内
に挿入されている供給管120の後端部は第2の
液溜103の底辺部まで延び、その終端部に設け
られている液導入口121には、微細な液流路を
多数有するフイルター122がフイルター取付部
材123によつて取付けられている。フイルター
122は、供給管120及び記録ヘツド104に
於ける液経路が異質物、例えば固形状のゴミ等で
目詰るのを防止する為に、斯かる異質物を供給管
120内に進入するのを防止する働きをする。
又、別には、第2の液溜103が変動する際に
第2の液溜103内の液体に生ずる振動の影響が
記録ヘツド104内の液経路を満たしている液体
に及んで液吐出の高安定化を招くのを防止する為
の振動緩衝作用をする働きもある。更には、第2
の液溜103が激しく動かされる際に液体内に混
入される気体が供給管120側に這り込むのを防
止する働きもする。
第2の液溜103内の液体に生ずる振動の影響が
記録ヘツド104内の液経路を満たしている液体
に及んで液吐出の高安定化を招くのを防止する為
の振動緩衝作用をする働きもある。更には、第2
の液溜103が激しく動かされる際に液体内に混
入される気体が供給管120側に這り込むのを防
止する働きもする。
第2の液溜103は、所定量の液体を収容する
内容積を有し、上部に開口が設けられている液収
容部材124と、密封する為に液収容部材124
の開口をシールする為のゴムシート125及びタ
ンクキヤツプ126で構成され記録ヘツド104
と一体的に移動する様にキヤリツジ109に取付
けられている。タンクキヤツプ126は、第2の
液溜103内を密封する為にゴムシート125を
押圧する状態で液収容部材124に例えば取付け
ネジ等で確りを取付けられている。液収容部材1
24の移動方向側の側面(図では紙面の裏側)に
は、給送管102及び第1の連結管105と各々
連通される2つの開口127−1,127−2が
設けてある。
内容積を有し、上部に開口が設けられている液収
容部材124と、密封する為に液収容部材124
の開口をシールする為のゴムシート125及びタ
ンクキヤツプ126で構成され記録ヘツド104
と一体的に移動する様にキヤリツジ109に取付
けられている。タンクキヤツプ126は、第2の
液溜103内を密封する為にゴムシート125を
押圧する状態で液収容部材124に例えば取付け
ネジ等で確りを取付けられている。液収容部材1
24の移動方向側の側面(図では紙面の裏側)に
は、給送管102及び第1の連結管105と各々
連通される2つの開口127−1,127−2が
設けてある。
第1の連結管105と連結される開口127−
1の設けられる位置は、第2の液溜103内に収
容される液体の最大収容量を略々決めるものであ
るから、第2の液溜103を設計製造する際に充
分気をつけて開口127−1は設けられる。
1の設けられる位置は、第2の液溜103内に収
容される液体の最大収容量を略々決めるものであ
るから、第2の液溜103を設計製造する際に充
分気をつけて開口127−1は設けられる。
本発明の密封系で移動型の液溜を有する装置に
於いては、開口127−1は液収容部材124の
側面の最上部位より所定距離隔てられた下方に設
けることによつて第2の液溜103内に収容され
る液体の上面が図に点線で示す液レベル位置にな
る様にして、液面の上部に空気層が形成される様
にする。この様な第2の液溜103内に於ける空
気層の形成は、第2の液溜103が往復動する際
に急速な方向転換によつて生ずる液面振動の液滴
吐出不安定化への影響を最大限に防止し、又、液
体が記録ヘツド104より吐出されることで第2
の液溜103内に容易に負圧が形成され該負圧に
よる第2の液溜103内への液体の供給を促進す
る。
於いては、開口127−1は液収容部材124の
側面の最上部位より所定距離隔てられた下方に設
けることによつて第2の液溜103内に収容され
る液体の上面が図に点線で示す液レベル位置にな
る様にして、液面の上部に空気層が形成される様
にする。この様な第2の液溜103内に於ける空
気層の形成は、第2の液溜103が往復動する際
に急速な方向転換によつて生ずる液面振動の液滴
吐出不安定化への影響を最大限に防止し、又、液
体が記録ヘツド104より吐出されることで第2
の液溜103内に容易に負圧が形成され該負圧に
よる第2の液溜103内への液体の供給を促進す
る。
第2の液溜103内に形成される空気層の体積
は第2の液溜103内に収容される液体の最大量
に合せて決められる。
は第2の液溜103内に収容される液体の最大量
に合せて決められる。
第1の給送管102と連結される開口127−
2の設けられる位置は、開口127−1の位置に
対して上でも差支えないが、第2の液溜103内
が完全に空で液体がない場合に、後述する方法に
よつて、第1の液溜101より液体を供給する際
に、開口127−1を通じて第2の液溜103よ
り液体が流出するのを出来るだけ避ける為には、
開口127−1の下方、望ましくは、第2の液溜
103の底辺部近くに設けるのが良いものであ
る。
2の設けられる位置は、開口127−1の位置に
対して上でも差支えないが、第2の液溜103内
が完全に空で液体がない場合に、後述する方法に
よつて、第1の液溜101より液体を供給する際
に、開口127−1を通じて第2の液溜103よ
り液体が流出するのを出来るだけ避ける為には、
開口127−1の下方、望ましくは、第2の液溜
103の底辺部近くに設けるのが良いものであ
る。
第2の液溜103と液体導入手段106との間
を連通させる第1の連結管105の途中には、第
1の連結管105の流体抵抗を調整する為に流体
抵抗体128が設けてある。流体抵抗体128は
例えば、微細な貫通孔を多数有する多孔質材料
や、フエルト、微細なガラス繊維を多数束ねた様
なフイルター材料で構成される。
を連通させる第1の連結管105の途中には、第
1の連結管105の流体抵抗を調整する為に流体
抵抗体128が設けてある。流体抵抗体128は
例えば、微細な貫通孔を多数有する多孔質材料
や、フエルト、微細なガラス繊維を多数束ねた様
なフイルター材料で構成される。
流体抵抗体128は、液体導入手段106を操
作することで第2の液溜103内に液体を供給す
る際に、液体が第2の液溜103内に必要量以上
流入されて開口127−1より流出して第1の連
結管105を通じての液体導入手段106側への
給送に対しての流体抵抗の働きを多少すると共に
後述する方法によつて、印字回復操作をする際に
第1の連結管105を通じて吸引される吸引の度
合を調整する働きもする。
作することで第2の液溜103内に液体を供給す
る際に、液体が第2の液溜103内に必要量以上
流入されて開口127−1より流出して第1の連
結管105を通じての液体導入手段106側への
給送に対しての流体抵抗の働きを多少すると共に
後述する方法によつて、印字回復操作をする際に
第1の連結管105を通じて吸引される吸引の度
合を調整する働きもする。
第1の連結管105は、フイルター128の設
けてある位置で上流側の部分と下流側の部分とに
2分され、これ等2つの連結管部分はフイルター
取付け用の取付管129で連結されている。
けてある位置で上流側の部分と下流側の部分とに
2分され、これ等2つの連結管部分はフイルター
取付け用の取付管129で連結されている。
第1の連結管105の下流側の終端部は液体導
入手段106に設けられた流入口130に連結さ
れている。
入手段106に設けられた流入口130に連結さ
れている。
液受容手段107は、記録ヘツド104の先端
部を覆つて、該先端部に於ける液体の乾燥等に起
因する目詰りを防止する機能と液体導入手段10
6との協同によつて記録ヘツド104の印字回復
を行う機能及び第2の液溜103への液供給の機
能を有する。
部を覆つて、該先端部に於ける液体の乾燥等に起
因する目詰りを防止する機能と液体導入手段10
6との協同によつて記録ヘツド104の印字回復
を行う機能及び第2の液溜103への液供給の機
能を有する。
液受容手段107は記録ヘツド104のオリフ
イス117を覆いオリフイス117より流出され
る液体を受け入れる為のキヤツプ133と、該キ
ヤツプ133を所定の方向に移動させるキヤツプ
の移動手段とで構成されている。キヤツプ133
は開孔を有するゴム等の弾性体で形成されてい
る。キヤツプの移動手段は、スライド軸131
と、スライド軸131に沿つて矢印B及び矢印C
で示す方向の両方向にスライド自在に設けられ、
キヤツプ133を取付けたキヤツプホルダー13
2と、キヤツプホルダー132を矢印B方向にス
ライドさせる操作を行う為のキヤツピングノブ1
34と、キヤツプホルダー132を矢印C方向に
スライドをさせる為にスライド軸131を取り囲
む様に設けられ、その一端がスプリング押え13
5に固設されているスプリング136と、これ等
が一体的に取付けられているキヤツピング台13
7とを有する。
イス117を覆いオリフイス117より流出され
る液体を受け入れる為のキヤツプ133と、該キ
ヤツプ133を所定の方向に移動させるキヤツプ
の移動手段とで構成されている。キヤツプ133
は開孔を有するゴム等の弾性体で形成されてい
る。キヤツプの移動手段は、スライド軸131
と、スライド軸131に沿つて矢印B及び矢印C
で示す方向の両方向にスライド自在に設けられ、
キヤツプ133を取付けたキヤツプホルダー13
2と、キヤツプホルダー132を矢印B方向にス
ライドさせる操作を行う為のキヤツピングノブ1
34と、キヤツプホルダー132を矢印C方向に
スライドをさせる為にスライド軸131を取り囲
む様に設けられ、その一端がスプリング押え13
5に固設されているスプリング136と、これ等
が一体的に取付けられているキヤツピング台13
7とを有する。
キヤツプ133の後端には液体導入手段106
に設けられた流入口138に連通している第2の
連結管139が接続されている。
に設けられた流入口138に連通している第2の
連結管139が接続されている。
キヤツプ133で記録ヘツド104の先端部を
覆うには、キヤツピングノブ134を矢印D方向
に押すことによりキヤツピングホルダー132が
記録ヘツド104の先端部に設けられたオリフイ
ス117に向つて押し出されることによつて成さ
れる。記録ヘツド104の先端部にキヤツプ13
3を覆い被せて、その部分を密封するにはキヤツ
プホルダー132を矢印B方向へのスライドによ
つてキヤツプ133を記録ヘツド104の先端部
をホールドする部材に押しつけることで密着した
状態でなされる。キヤツプホルダー132のC方
向へのスライドは、スプリング136の矢印F方
向への復元力によつて成される。液体導入手段1
06は、吸引手段(吸引ポンプ)であり吸引機構
の作動により、第1の連結管105を通じて第2
の液溜103内を減圧状態にする。この減圧状態
は、前記液体導入手段106の吸引機構を作動さ
せることで第1の連結管105を通じ第2の液溜
103と該液体導入手段106との間に形成され
る圧力差に基づいて形成されるものである。そし
てこの減圧の度合及び減圧状態を維持する時間
は、第1の液溜101より第2の液溜103へ給
送管102を通じて、所定量の液体がスムーズに
供給される様に設定される。記録ヘツド104の
後方終端部に設けられている供給管120は、前
述した様に、記録ヘツド104内の液経路を形成
する手段である円筒部材118に接続して設けら
れたものであつても良いし、又、円筒部材118
の上流側端部を延長したものであつても良い。給
送管102、第1の連結管105、第2の連結管
139、及び供給管120を構成する材料として
は、液体の供給がスムーズに行え且つ液体との不
都合な相互作用を起さないものであれば、大概の
ものが使用される。その様な中で本発明に於いて
殊に有効に使用されるものとしては、ガラス、プ
ラスチツク等のチユーブが挙げられ、プラスチツ
クとしては、塩化ビニリデン、弗化ビニリデン、
ポリエステル、ポリ塩化ビニール、ポリエチレン
等が好適なものとして挙げることが出来る。液体
導入手段106の吸引機構は、吸引ポンプ構造を
有するもので、吸引ポンプ用の外枠であるシリン
ダ140とピストン141を有する。ピストン1
41には貫通孔142と、貫通孔142の下部位
に弁143が設けられ、又シリンダ140の内壁
画との間には、三本のOリング144が設けら
れ、ピストン141を締付ける様にピストン14
1の外周囲に設けられた溝の各々に嵌込まれてい
る。ピストン141は、定常時に於いては必要に
応じてシリンダ140の底部にその一端が固定さ
れているスプリング145によつてシリンダ14
0の上部位に押上げられた状態を取る。シリンダ
140の底部位には液導入手段106中に吸引さ
れた液体が外部に流出する為の流出口146が設
けてある。
覆うには、キヤツピングノブ134を矢印D方向
に押すことによりキヤツピングホルダー132が
記録ヘツド104の先端部に設けられたオリフイ
ス117に向つて押し出されることによつて成さ
れる。記録ヘツド104の先端部にキヤツプ13
3を覆い被せて、その部分を密封するにはキヤツ
プホルダー132を矢印B方向へのスライドによ
つてキヤツプ133を記録ヘツド104の先端部
をホールドする部材に押しつけることで密着した
状態でなされる。キヤツプホルダー132のC方
向へのスライドは、スプリング136の矢印F方
向への復元力によつて成される。液体導入手段1
06は、吸引手段(吸引ポンプ)であり吸引機構
の作動により、第1の連結管105を通じて第2
の液溜103内を減圧状態にする。この減圧状態
は、前記液体導入手段106の吸引機構を作動さ
せることで第1の連結管105を通じ第2の液溜
103と該液体導入手段106との間に形成され
る圧力差に基づいて形成されるものである。そし
てこの減圧の度合及び減圧状態を維持する時間
は、第1の液溜101より第2の液溜103へ給
送管102を通じて、所定量の液体がスムーズに
供給される様に設定される。記録ヘツド104の
後方終端部に設けられている供給管120は、前
述した様に、記録ヘツド104内の液経路を形成
する手段である円筒部材118に接続して設けら
れたものであつても良いし、又、円筒部材118
の上流側端部を延長したものであつても良い。給
送管102、第1の連結管105、第2の連結管
139、及び供給管120を構成する材料として
は、液体の供給がスムーズに行え且つ液体との不
都合な相互作用を起さないものであれば、大概の
ものが使用される。その様な中で本発明に於いて
殊に有効に使用されるものとしては、ガラス、プ
ラスチツク等のチユーブが挙げられ、プラスチツ
クとしては、塩化ビニリデン、弗化ビニリデン、
ポリエステル、ポリ塩化ビニール、ポリエチレン
等が好適なものとして挙げることが出来る。液体
導入手段106の吸引機構は、吸引ポンプ構造を
有するもので、吸引ポンプ用の外枠であるシリン
ダ140とピストン141を有する。ピストン1
41には貫通孔142と、貫通孔142の下部位
に弁143が設けられ、又シリンダ140の内壁
画との間には、三本のOリング144が設けら
れ、ピストン141を締付ける様にピストン14
1の外周囲に設けられた溝の各々に嵌込まれてい
る。ピストン141は、定常時に於いては必要に
応じてシリンダ140の底部にその一端が固定さ
れているスプリング145によつてシリンダ14
0の上部位に押上げられた状態を取る。シリンダ
140の底部位には液導入手段106中に吸引さ
れた液体が外部に流出する為の流出口146が設
けてある。
第1図bには省略されているが、第1図cに示
す様に流出口146には、流出する液体を吸収し
て、自然蒸発させる為の液体吸収手段147が接
続されて設けられている。斯かる液体吸収手段1
47としては、所謂スポンジや多孔質の材料、フ
エルト等を用いて構成することが出来る。又、別
には、流出口116の下流に於いて、流出液体を
収容する為の流出液溜を設け、該流出液溜中に、
流出した液体を収容する構成とすることも出来
る。第2の液溜103内への第1の液溜101よ
りの液体の供給は、液体導入手段106を構成す
るピストン141の上端部を手動で押圧すること
によるピストン141の下降(矢印Gで示す方
向)動作によつて行われる。このピストン141
の下降時には、弁143が貫通孔142を閉塞し
て、シリンダ140のピストン141の上部位の
空間領域148を負圧にする。このシリンダ14
0内の負圧状態は、第1の連結管105を介して
第2の液溜103内を減圧し、第1の液溜101
との間に、給送管102を介して圧力差を形成す
る。この圧力差は、第1の液溜101より第2の
液溜103への液体の移動を行わせる。ピストン
141の下降位置が、Oリング144−1の位置
が流入口130より下方になる位置になると、キ
ヤツピングノブ134を押圧してキヤツプホルダ
ー132を矢印B方向にスライドさせることで予
め記録ヘツド104の先端部とキヤツプ133と
が嵌合、つまり記録ヘツド104と液受容手段1
07とが結合されていると、液受容手段107、
第2の連結管139及び記録ヘツド104の各々
の内部の液経路を介して形成される圧力差に基づ
いて第2の液溜103内の液体が記録ヘツド10
4内部に吸引されて、記録ヘツド104内部の液
経路に液体が供給される。液受容手段107及び
第2の連結管139の液経路を介しての記録ヘツ
ド104内部の液経路中の液体の移動力は、第2
の液溜103内への液体の導入量が少なくとも供
給管120の先端にある液導入口121が、供給
された液体中に浸る程度以上になつた時点で起
る。更に、記録ヘツド104への液体の供給の際
の液導入口121よりの液体の単位時間当りの流
入量は、第2の液溜103内に供給された液体の
液面が液導入口121付近である場合には、第1
の液溜101より第2の液溜103への液体の単
位時間当りの流入量より少ない様に第1の供給管
102の流体抵抗と、供給管120の流体抵抗と
が調整される。
す様に流出口146には、流出する液体を吸収し
て、自然蒸発させる為の液体吸収手段147が接
続されて設けられている。斯かる液体吸収手段1
47としては、所謂スポンジや多孔質の材料、フ
エルト等を用いて構成することが出来る。又、別
には、流出口116の下流に於いて、流出液体を
収容する為の流出液溜を設け、該流出液溜中に、
流出した液体を収容する構成とすることも出来
る。第2の液溜103内への第1の液溜101よ
りの液体の供給は、液体導入手段106を構成す
るピストン141の上端部を手動で押圧すること
によるピストン141の下降(矢印Gで示す方
向)動作によつて行われる。このピストン141
の下降時には、弁143が貫通孔142を閉塞し
て、シリンダ140のピストン141の上部位の
空間領域148を負圧にする。このシリンダ14
0内の負圧状態は、第1の連結管105を介して
第2の液溜103内を減圧し、第1の液溜101
との間に、給送管102を介して圧力差を形成す
る。この圧力差は、第1の液溜101より第2の
液溜103への液体の移動を行わせる。ピストン
141の下降位置が、Oリング144−1の位置
が流入口130より下方になる位置になると、キ
ヤツピングノブ134を押圧してキヤツプホルダ
ー132を矢印B方向にスライドさせることで予
め記録ヘツド104の先端部とキヤツプ133と
が嵌合、つまり記録ヘツド104と液受容手段1
07とが結合されていると、液受容手段107、
第2の連結管139及び記録ヘツド104の各々
の内部の液経路を介して形成される圧力差に基づ
いて第2の液溜103内の液体が記録ヘツド10
4内部に吸引されて、記録ヘツド104内部の液
経路に液体が供給される。液受容手段107及び
第2の連結管139の液経路を介しての記録ヘツ
ド104内部の液経路中の液体の移動力は、第2
の液溜103内への液体の導入量が少なくとも供
給管120の先端にある液導入口121が、供給
された液体中に浸る程度以上になつた時点で起
る。更に、記録ヘツド104への液体の供給の際
の液導入口121よりの液体の単位時間当りの流
入量は、第2の液溜103内に供給された液体の
液面が液導入口121付近である場合には、第1
の液溜101より第2の液溜103への液体の単
位時間当りの流入量より少ない様に第1の供給管
102の流体抵抗と、供給管120の流体抵抗と
が調整される。
記録ヘツド104内部の液経路中への気体或い
は気泡の混入を一層良く防止する為に、第2の液
溜103内に充分量の液体を供給した後に、記録
ヘツド104内への液体の供給を行うことが必要
である。この様にするのは、ピストン141の下
降動作を2段モーシヨンにすることによつて解決
が計られる。即ち、第1のモーシヨンでは、Oリ
ング144−1の位置が流入口130と流入口1
38との間に来る様にピストン141を下降させ
て、第1の連結管105を介してのみ第2の液溜
103内を減圧状態にし、この減圧状態の形成に
よつて第1の液溜101より第2の液溜103へ
液体を供給する。この動作によつて形成される第
2の液溜103内の減圧状態の度合は、第2の液
溜103内に液体が充分量供給される程度以上で
ある。第2の液溜103内に充分量の液体が供給
された後に、ピストン141の下降動作の第2の
モーシヨンとして、Oリング144−1の位置が
流入口138の下方位に来るまでピストン141
を下降させ第2の液溜103と液受容手段107
間に記録ヘツド104を通じて圧力差を形成して
記録ヘツド104内部の液経路を液体で充満させ
る。この際のピストン141の下降動作のスピー
ド及び第1のモーシヨンより第2のモーシヨンに
移行する際の時間間隔は、第2の液溜103への
液体の供給及び記録ヘツド104への液体の供給
が所望通りスムーズに行われる様に装置の設計と
共に適宜考慮されて決定される。又、給送管10
2、第1の連結管105、供給管120、液供給
の為の開口127−2、開口127−1及び液導
入口121の寸法と形状を所望通りに適宜設計
し、又、流入口130及び流入口138の寸法を
それ等との関連に於いて適宜設計して、これ等を
作製することによつて、前記の様にピストン14
1の下降モーシヨンを2段モーシヨンとせずに連
続的な下降動作を取る様にすることも出来る。ピ
ストン141の下降動作によつて、第2の液溜1
03内に供給された液体の液面が開口127−1
より上部位に来た際には、第1の連結管105を
通じて流入口130よりシリンダ140内の上部
空間領域148に液体が流れ込む。空間領域14
8内に流入した液体は、貫通孔142内にも流れ
込み弁143の開放(ピストン141が矢印H方
向に押し上げられる)と共に、シリンダ140の
下部位の空間領域149に流れ込む。ピストン1
41の下降動作が下死点に達した時点で、ピスト
ン141はスプリングバネ136の反発力で定位
置方向(矢印H方向)に上昇する。このピストン
141の上昇時には、貫通孔142と空間領域1
48との間の圧力差に基づいて弁143が開放さ
れ、シリンダ140の上部空間領域148は、流
出口146を通じて大気と連通される。弁143
の開放時には、貫通孔142及び空間領域148
内にある液体は、シリンダ140の下部空間領域
149に流出される。第1図bに示す装置に於け
る液体導入手段106のピストン141には、前
記した様に3個のOリング144−1,144−
2,144−3が取付けられており、ピストン1
41が定位置(上死点)にある時には、ピストン
141とこれ等Oリングとで流入口130及び1
38は閉塞されている。記録ヘツド104内部で
の目詰りや第2の液溜103内の液面低下等によ
るバランスの崩れで記録ヘツド先端部でのメニス
カスの後退が起きて印字に支障を来たした場合の
印字回復操作も上述したのと同様の操作手順で極
めて容易に行うことが出来る。この印字回復操作
に就いて簡単に以下に述べて置く。
は気泡の混入を一層良く防止する為に、第2の液
溜103内に充分量の液体を供給した後に、記録
ヘツド104内への液体の供給を行うことが必要
である。この様にするのは、ピストン141の下
降動作を2段モーシヨンにすることによつて解決
が計られる。即ち、第1のモーシヨンでは、Oリ
ング144−1の位置が流入口130と流入口1
38との間に来る様にピストン141を下降させ
て、第1の連結管105を介してのみ第2の液溜
103内を減圧状態にし、この減圧状態の形成に
よつて第1の液溜101より第2の液溜103へ
液体を供給する。この動作によつて形成される第
2の液溜103内の減圧状態の度合は、第2の液
溜103内に液体が充分量供給される程度以上で
ある。第2の液溜103内に充分量の液体が供給
された後に、ピストン141の下降動作の第2の
モーシヨンとして、Oリング144−1の位置が
流入口138の下方位に来るまでピストン141
を下降させ第2の液溜103と液受容手段107
間に記録ヘツド104を通じて圧力差を形成して
記録ヘツド104内部の液経路を液体で充満させ
る。この際のピストン141の下降動作のスピー
ド及び第1のモーシヨンより第2のモーシヨンに
移行する際の時間間隔は、第2の液溜103への
液体の供給及び記録ヘツド104への液体の供給
が所望通りスムーズに行われる様に装置の設計と
共に適宜考慮されて決定される。又、給送管10
2、第1の連結管105、供給管120、液供給
の為の開口127−2、開口127−1及び液導
入口121の寸法と形状を所望通りに適宜設計
し、又、流入口130及び流入口138の寸法を
それ等との関連に於いて適宜設計して、これ等を
作製することによつて、前記の様にピストン14
1の下降モーシヨンを2段モーシヨンとせずに連
続的な下降動作を取る様にすることも出来る。ピ
ストン141の下降動作によつて、第2の液溜1
03内に供給された液体の液面が開口127−1
より上部位に来た際には、第1の連結管105を
通じて流入口130よりシリンダ140内の上部
空間領域148に液体が流れ込む。空間領域14
8内に流入した液体は、貫通孔142内にも流れ
込み弁143の開放(ピストン141が矢印H方
向に押し上げられる)と共に、シリンダ140の
下部位の空間領域149に流れ込む。ピストン1
41の下降動作が下死点に達した時点で、ピスト
ン141はスプリングバネ136の反発力で定位
置方向(矢印H方向)に上昇する。このピストン
141の上昇時には、貫通孔142と空間領域1
48との間の圧力差に基づいて弁143が開放さ
れ、シリンダ140の上部空間領域148は、流
出口146を通じて大気と連通される。弁143
の開放時には、貫通孔142及び空間領域148
内にある液体は、シリンダ140の下部空間領域
149に流出される。第1図bに示す装置に於け
る液体導入手段106のピストン141には、前
記した様に3個のOリング144−1,144−
2,144−3が取付けられており、ピストン1
41が定位置(上死点)にある時には、ピストン
141とこれ等Oリングとで流入口130及び1
38は閉塞されている。記録ヘツド104内部で
の目詰りや第2の液溜103内の液面低下等によ
るバランスの崩れで記録ヘツド先端部でのメニス
カスの後退が起きて印字に支障を来たした場合の
印字回復操作も上述したのと同様の操作手順で極
めて容易に行うことが出来る。この印字回復操作
に就いて簡単に以下に述べて置く。
印字の支障の第1は、第2の液溜103内に於
ける液体の量が何等かの原因によつて減少し、第
2の液溜103内の液面の低下に基づく記録ヘツ
ド104のオリフイス109位置付近よりのメニ
スカスの後退し過ぎが挙げられる。第2には、第
2の液溜103を記録ヘツド104と共に往復動
させ乍ら印字を行う場合、リターン時の衝撃によ
つて、メニスカスが後退し過ぎて定常位置に回復
せずに液滴吐出の不安定化更には液滴吐出不能を
招く場合である。第3には、第2の液溜103の
往復動作時に起り勝ちな記録ヘツド104中への
気泡の混入である。第4には、記録ヘツド104
内部に於ける液経路に於ける液体の乾燥による目
詰りや、異質物の混入による目詰りが挙げられ
る。
ける液体の量が何等かの原因によつて減少し、第
2の液溜103内の液面の低下に基づく記録ヘツ
ド104のオリフイス109位置付近よりのメニ
スカスの後退し過ぎが挙げられる。第2には、第
2の液溜103を記録ヘツド104と共に往復動
させ乍ら印字を行う場合、リターン時の衝撃によ
つて、メニスカスが後退し過ぎて定常位置に回復
せずに液滴吐出の不安定化更には液滴吐出不能を
招く場合である。第3には、第2の液溜103の
往復動作時に起り勝ちな記録ヘツド104中への
気泡の混入である。第4には、記録ヘツド104
内部に於ける液経路に於ける液体の乾燥による目
詰りや、異質物の混入による目詰りが挙げられ
る。
以上の様な原因によつて印字に支障が生じた場
合には、次の様にして印字回復が図られる。キヤ
ツプ133を記録ヘツド104の先端部と結合さ
せ、ピストン141を矢印G方向に押圧していく
と、第1段階としてOリング144−1が流入口
130を通過し、それとともにシリンダ140の
上部空間領域148は連結管105を介して第2
の液溜103に連通し、シリンダ140内の負圧
により液溜103内の空気が吸引され、その結果
第1の液溜101から液体が第2の液溜103に
吸引注入される。このとき流入口138はOリン
グ144−1,144−2によつて塞がれている
ので記録ヘツド104を通じての液体の移動は起
らない。
合には、次の様にして印字回復が図られる。キヤ
ツプ133を記録ヘツド104の先端部と結合さ
せ、ピストン141を矢印G方向に押圧していく
と、第1段階としてOリング144−1が流入口
130を通過し、それとともにシリンダ140の
上部空間領域148は連結管105を介して第2
の液溜103に連通し、シリンダ140内の負圧
により液溜103内の空気が吸引され、その結果
第1の液溜101から液体が第2の液溜103に
吸引注入される。このとき流入口138はOリン
グ144−1,144−2によつて塞がれている
ので記録ヘツド104を通じての液体の移動は起
らない。
更にピストン141が下降すると、第2段階と
してOリング144−1が流入口138を通過し
て流入口138がシリンダ140内と連通し、記
録ヘツド104及び液受容手段107を通じて液
体が吸引される。この際、液体と共に吐出阻止の
原因となつている物質が存在する場合には、その
物質も吸引されて、シリンダ140の上部空間領
域148内に排出され、ピストン141が上昇し
たときに弁143の開放により下部空間領域14
9に一旦流出され、そして流出口146を通つて
液体導入手段106の外部に排出され液体吸収手
段148に吸収される。
してOリング144−1が流入口138を通過し
て流入口138がシリンダ140内と連通し、記
録ヘツド104及び液受容手段107を通じて液
体が吸引される。この際、液体と共に吐出阻止の
原因となつている物質が存在する場合には、その
物質も吸引されて、シリンダ140の上部空間領
域148内に排出され、ピストン141が上昇し
たときに弁143の開放により下部空間領域14
9に一旦流出され、そして流出口146を通つて
液体導入手段106の外部に排出され液体吸収手
段148に吸収される。
以上述べたように、液体導入手段106を構成
するピストン141を矢印G方向に押圧すると、
最初に第2の液溜103内の残留空気が吸引さ
れ、その結果、第1の液溜101から第2の液溜
103への液体の注入が行われ、供給管120の
後端が液体に浸つた後に、記録ヘツド104を通
じて液体を吸引するので、記録ヘツド104内部
の液経路への空気混入は防止される。更に、必要
に応じてピストン141の押圧操作を繰返すこと
により、第2の液溜103内の液面が上昇し開口
127−1まで達するが、そうなると液体も開口
127−1を通じて吸引されるので、液溜103
内の液面は開口127−1の高さ点線で示す位置
で保持される。この場合、開口127−1より上
位部の第2の液溜103内には一定の空気層が存
在し、先述した様に、この空気層は第2の液溜1
03の移動時の衝撃圧吸収の機能を果すという効
果を発揮する。
するピストン141を矢印G方向に押圧すると、
最初に第2の液溜103内の残留空気が吸引さ
れ、その結果、第1の液溜101から第2の液溜
103への液体の注入が行われ、供給管120の
後端が液体に浸つた後に、記録ヘツド104を通
じて液体を吸引するので、記録ヘツド104内部
の液経路への空気混入は防止される。更に、必要
に応じてピストン141の押圧操作を繰返すこと
により、第2の液溜103内の液面が上昇し開口
127−1まで達するが、そうなると液体も開口
127−1を通じて吸引されるので、液溜103
内の液面は開口127−1の高さ点線で示す位置
で保持される。この場合、開口127−1より上
位部の第2の液溜103内には一定の空気層が存
在し、先述した様に、この空気層は第2の液溜1
03の移動時の衝撃圧吸収の機能を果すという効
果を発揮する。
液体吸収手段147は、第1図cに示される様
に排出管150によつて、液体導入手段106と
連結されていて、ピストン141の上下動操作に
よつて、液体導入手段106より排出管150を
通じて排出される液体を収容する。図に示される
液体吸収手段147はハードケース151と該ケ
ース151の内部にガラスウール、フエルト、多
孔質体等の液体の収容容積が大きく、液体を良く
吸収する液吸収体152とで構成されている。
に排出管150によつて、液体導入手段106と
連結されていて、ピストン141の上下動操作に
よつて、液体導入手段106より排出管150を
通じて排出される液体を収容する。図に示される
液体吸収手段147はハードケース151と該ケ
ース151の内部にガラスウール、フエルト、多
孔質体等の液体の収容容積が大きく、液体を良く
吸収する液吸収体152とで構成されている。
ハードケース151の上面には液吸収体152
によつて吸収された液体が自然蒸発する様に、大
気と連通する開口153が設けられている。
によつて吸収された液体が自然蒸発する様に、大
気と連通する開口153が設けられている。
次に第1図aに示される装置の操作機構の概略
に就いて述べる。
に就いて述べる。
記録ヘツド104及び第2の液溜103が搭載
されているキヤリツジ109の往復走行駆動はリ
ニアモータによつて制御される。リニアモータは
永久磁石154、磁気ヨーク板の役目を果たす摺
動軸固定部材114、磁性摺動軸113により閉
磁気回路を構成し、永久磁石154と磁性摺動軸
113との間に一様な磁界を形成する。そしてキ
ヤリツジ109と一体に構成したコイルボビン1
55に巻回したコイル(第1図aでは見えない)
の一部が上述した磁界を直角に横切る様に、キヤ
リツジ109を磁性摺動軸113上に摺動可能に
配置する。ここで、コイルボビン155に巻回さ
れたコイルに通電すると、フレミングの右手の法
則により発生する駆動力でキヤリツジ109が摺
動軸113上を往復走行する。キヤリツジ109
の摺動軸113上の往復運動は、コイルボビン1
55に巻回されたコイルに流す電流の向きを変化
させることにより駆動力の向きも変わるというこ
とを利用して行う。キヤリツジ109には、電気
接続板156が固着されており、コイルの端子1
57−1,157−2、圧電素子119の端子1
57−3,157−4、キヤリツジ109の位置
を検出する為の発光ダイオード(不図示)の端子
157−5及びホトトランジスタ(不図示)の端
子157−6が接続板156の上面にそれぞれ取
付けられている。また、これらの端子157は、
接続板156の一方の端部に固着したフレキシブ
ルケーブル158とそれぞれ接続される。フレキ
シブルケーブル158の他方の端部側はケーブル
途中で折返し、固定プレート116によりケーブ
ル158を装置本体に固定する。折返されたケー
ブル158の端部はコネクタ159と接続され、
フレキシブルケーブル158を介してキヤリツジ
109の駆動や記録ヘツド104の圧電素子11
9が制御される。
されているキヤリツジ109の往復走行駆動はリ
ニアモータによつて制御される。リニアモータは
永久磁石154、磁気ヨーク板の役目を果たす摺
動軸固定部材114、磁性摺動軸113により閉
磁気回路を構成し、永久磁石154と磁性摺動軸
113との間に一様な磁界を形成する。そしてキ
ヤリツジ109と一体に構成したコイルボビン1
55に巻回したコイル(第1図aでは見えない)
の一部が上述した磁界を直角に横切る様に、キヤ
リツジ109を磁性摺動軸113上に摺動可能に
配置する。ここで、コイルボビン155に巻回さ
れたコイルに通電すると、フレミングの右手の法
則により発生する駆動力でキヤリツジ109が摺
動軸113上を往復走行する。キヤリツジ109
の摺動軸113上の往復運動は、コイルボビン1
55に巻回されたコイルに流す電流の向きを変化
させることにより駆動力の向きも変わるというこ
とを利用して行う。キヤリツジ109には、電気
接続板156が固着されており、コイルの端子1
57−1,157−2、圧電素子119の端子1
57−3,157−4、キヤリツジ109の位置
を検出する為の発光ダイオード(不図示)の端子
157−5及びホトトランジスタ(不図示)の端
子157−6が接続板156の上面にそれぞれ取
付けられている。また、これらの端子157は、
接続板156の一方の端部に固着したフレキシブ
ルケーブル158とそれぞれ接続される。フレキ
シブルケーブル158の他方の端部側はケーブル
途中で折返し、固定プレート116によりケーブ
ル158を装置本体に固定する。折返されたケー
ブル158の端部はコネクタ159と接続され、
フレキシブルケーブル158を介してキヤリツジ
109の駆動や記録ヘツド104の圧電素子11
9が制御される。
160は印字位置検出用の光学スリツトであり
等間隔に多数のスリツト161があけられてい
る。光学スリツト160は、キヤリツジ109に
配設したタイミングパルス発生素子対としての発
光ダイオードとホトトランジスタとが対向する空
間に配置される。
等間隔に多数のスリツト161があけられてい
る。光学スリツト160は、キヤリツジ109に
配設したタイミングパルス発生素子対としての発
光ダイオードとホトトランジスタとが対向する空
間に配置される。
記録ヘツド104により印字される記録紙16
2(二点鎖線で示す)は、挿入溝163より矢印
Xで示す様に挿入され、排出溝164より紙送り
ローラ165の回転運動によつて矢印Yで示す方
向に排出される。
2(二点鎖線で示す)は、挿入溝163より矢印
Xで示す様に挿入され、排出溝164より紙送り
ローラ165の回転運動によつて矢印Yで示す方
向に排出される。
紙送りローラ165は、記録ヘツド104の印
字タイミングに同期して、パルス駆動モータ(不
図示)の回転力を伝達する歯車166の回転によ
つて紙162の順送り方向(矢印Yで示す方向)
に回転する。
字タイミングに同期して、パルス駆動モータ(不
図示)の回転力を伝達する歯車166の回転によ
つて紙162の順送り方向(矢印Yで示す方向)
に回転する。
本発明に於ける記録ヘツドの形態としては第1
図aに示される様な形態に取り立てて限定される
ものではなく、例えばusp3683212、usp3946398、
usp3747120等の公報に記載されてある様な圧電
素子を使用した記録ヘツドやドイツ公開2843064
公報に記載されてある様な熱エネルギーを利用す
る記録ヘツド、更には、これ等の公報に記載され
てある記録ヘツドの変形例や、その他飛翔滴の飛
翔方向を制御する所謂連続滴形成法の液体噴射記
録装置に適用される記録ヘツドの形態を挙げるこ
とが出来る。
図aに示される様な形態に取り立てて限定される
ものではなく、例えばusp3683212、usp3946398、
usp3747120等の公報に記載されてある様な圧電
素子を使用した記録ヘツドやドイツ公開2843064
公報に記載されてある様な熱エネルギーを利用す
る記録ヘツド、更には、これ等の公報に記載され
てある記録ヘツドの変形例や、その他飛翔滴の飛
翔方向を制御する所謂連続滴形成法の液体噴射記
録装置に適用される記録ヘツドの形態を挙げるこ
とが出来る。
第2図a,bにはドイツ公開2843064公報に記
載されてある記録ヘツドと同種の形態で、本発明
の装置に搭載するのに適した形状に変形した例の
記録ヘツドが示される。
載されてある記録ヘツドと同種の形態で、本発明
の装置に搭載するのに適した形状に変形した例の
記録ヘツドが示される。
図に示される記録ヘツド201は、液吐出エネ
ルギーとしての熱を発生する手段である発熱体2
02が8個と、各発熱体を駆動する電圧を印加す
る為の8本の選択電極203、各発熱体に共通に
接続されている共通電極204が設けられた発熱
体基板205と、各発熱体が、設けられた溝に一
致する様に設けられた8本の溝206と、これ等
の溝と基板205の発熱体202側壁面とで形成
される8本の液経路207に液体を供給する為の
共通液室208が形成される為の凹部とが設けら
れた溝付板209とで構成される。
ルギーとしての熱を発生する手段である発熱体2
02が8個と、各発熱体を駆動する電圧を印加す
る為の8本の選択電極203、各発熱体に共通に
接続されている共通電極204が設けられた発熱
体基板205と、各発熱体が、設けられた溝に一
致する様に設けられた8本の溝206と、これ等
の溝と基板205の発熱体202側壁面とで形成
される8本の液経路207に液体を供給する為の
共通液室208が形成される為の凹部とが設けら
れた溝付板209とで構成される。
共通液室208の後方には、第1の液溜より給
送される液体が供給される為の給送管210と、
液体導入手段と連結する第1の連結管211とが
設けてある。
送される液体が供給される為の給送管210と、
液体導入手段と連結する第1の連結管211とが
設けてある。
共通液室208の機能は、第1図で説明した第
2の液溜の機能と同様であるが、若し、共通液室
208の内容積が小さい場合には、第1の液溜と
この共通液室208との間に記録ヘツド201と
一体的に移動する中間液溜を設けるのが望ましい
ものである。共通液室208の上部位に形成され
る空気層が記録ヘツド201の往復動による共通
液室208内の液面の振動の緩衝の役目を充分果
している場合には前記中間液溜には同様な作用を
する空気層が形成される空間を必ずしも設けるこ
とはない。
2の液溜の機能と同様であるが、若し、共通液室
208の内容積が小さい場合には、第1の液溜と
この共通液室208との間に記録ヘツド201と
一体的に移動する中間液溜を設けるのが望ましい
ものである。共通液室208の上部位に形成され
る空気層が記録ヘツド201の往復動による共通
液室208内の液面の振動の緩衝の役目を充分果
している場合には前記中間液溜には同様な作用を
する空気層が形成される空間を必ずしも設けるこ
とはない。
第1図a,b,cは、本発明の好適な実施態様
例の1つを説明する図であつて、第1図aは模式
的概略斜視図、第1図bは本発明の要点となる装
置の主要部を説明する為の模式的断面図、第1図
cは第1図aの装置背面を概略的に示す模式的背
面図、第2図a,bは本発明の装置に搭載される
記録ヘツドの一例を示す図であつて、第2図aは
模式的斜視図、第2図bは記録ヘツド201を構
成する発熱体基体205の模式的平面図である。 101……第1の液溜、102……給送管、1
03……第2の液溜、104……記録ヘツド、1
05……第1の連結管、106……液体導入手
段、107……液受容手段、108……ヘツドホ
ルダー、109……キヤリツジ、110……第1
の給送管の可動部分、111……第1の連結管の
可動部分、112……第1の給送管の連結部分、
113……摺動軸、114……摺動軸固定部材、
115……ダンパー、116……固定プレート、
117……オリフイス、118……円筒部材、1
19……圧電素子、120……供給管、121…
…液導入口、122……フイルター、123……
フイルター取付部材、124……液収容部材、1
25……ゴムシート、126……タンクキヤツ
プ、127……開口、128……流体抵抗体、1
29……取付管、130……流入口、131……
スライド軸、132……キヤツプホルダー、13
3……キヤツプ、134……キヤツピングノブ、
135……スプリング押え、136……スプリン
グ、137……キヤツピング台、138……流入
口、139……第2の連結管、140……シリン
ダ、141……ピストン、142……貫通孔、1
43……弁、144……Oリング、145……ス
プリング、146……流出口、147……液体吸
収手段、148……空間領域、149……空間領
域、150……排出管、151……ハードケー
ス、152……液吸収体、153……開口、15
4……永久磁石、155……コイルボビン、15
6……電気接続板、157……端子、158……
フレキシブルケーブル、159……コネクタ、1
60……光学スリツト、161……スリツト、1
62……記録紙、163……挿入溝、164……
排出溝、165……紙送りローラ、166……歯
車。
例の1つを説明する図であつて、第1図aは模式
的概略斜視図、第1図bは本発明の要点となる装
置の主要部を説明する為の模式的断面図、第1図
cは第1図aの装置背面を概略的に示す模式的背
面図、第2図a,bは本発明の装置に搭載される
記録ヘツドの一例を示す図であつて、第2図aは
模式的斜視図、第2図bは記録ヘツド201を構
成する発熱体基体205の模式的平面図である。 101……第1の液溜、102……給送管、1
03……第2の液溜、104……記録ヘツド、1
05……第1の連結管、106……液体導入手
段、107……液受容手段、108……ヘツドホ
ルダー、109……キヤリツジ、110……第1
の給送管の可動部分、111……第1の連結管の
可動部分、112……第1の給送管の連結部分、
113……摺動軸、114……摺動軸固定部材、
115……ダンパー、116……固定プレート、
117……オリフイス、118……円筒部材、1
19……圧電素子、120……供給管、121…
…液導入口、122……フイルター、123……
フイルター取付部材、124……液収容部材、1
25……ゴムシート、126……タンクキヤツ
プ、127……開口、128……流体抵抗体、1
29……取付管、130……流入口、131……
スライド軸、132……キヤツプホルダー、13
3……キヤツプ、134……キヤツピングノブ、
135……スプリング押え、136……スプリン
グ、137……キヤツピング台、138……流入
口、139……第2の連結管、140……シリン
ダ、141……ピストン、142……貫通孔、1
43……弁、144……Oリング、145……ス
プリング、146……流出口、147……液体吸
収手段、148……空間領域、149……空間領
域、150……排出管、151……ハードケー
ス、152……液吸収体、153……開口、15
4……永久磁石、155……コイルボビン、15
6……電気接続板、157……端子、158……
フレキシブルケーブル、159……コネクタ、1
60……光学スリツト、161……スリツト、1
62……記録紙、163……挿入溝、164……
排出溝、165……紙送りローラ、166……歯
車。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液体を吐出するオリフイスを有する記録ヘツ
ドと、 液体を収容する第1の液溜と、 前記記録ヘツドに連絡し、該記録ヘツドに供給
する液体を溜める第2の液溜と、 前記第1の液溜と前記第2の液溜とを連結する
給送管と、 前記オリフイスを覆うキヤツプと、 液体導入手段として、前記第2の液溜に連結す
る第1の連結管を通して吸引することにより前記
第2の液溜内に液体を導入する手段と前記キヤツ
プに連結する第2の連結管を通して吸引すること
により前記記録ヘツド内に液体を導入する手段
と、 を具備し、 前記給送管の少なくとも前記第2の液溜と連結
している側の部分が該第2の液溜の往復動方向に
沿い、該第2の液溜の往復動に付随して動くよう
に配設されている事を特徴とする液体噴射記録装
置。 2 前記液体導入手段は吸引ポンプであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の液体噴
射記録装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10008580A JPS5725968A (en) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | Liquid jet recorder |
US06/280,348 US4394669A (en) | 1980-07-22 | 1981-07-06 | Liquid jet recording apparatus |
DE19813128366 DE3128366A1 (de) | 1980-07-22 | 1981-07-17 | "tintenstrahldrucker" |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10008580A JPS5725968A (en) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | Liquid jet recorder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725968A JPS5725968A (en) | 1982-02-10 |
JPS6347627B2 true JPS6347627B2 (ja) | 1988-09-22 |
Family
ID=14264588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10008580A Granted JPS5725968A (en) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | Liquid jet recorder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5725968A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58194550A (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-12 | Canon Inc | インクカセット |
JPS6117724U (ja) * | 1984-07-05 | 1986-02-01 | 富士電気化学株式会社 | 電流トランス用ボビン |
JP2516901B2 (ja) * | 1985-06-04 | 1996-07-24 | キヤノン株式会社 | 液体噴射装置の回復方法 |
JPS61203534U (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-22 | ||
JPH054272Y2 (ja) * | 1986-06-19 | 1993-02-02 | ||
JPH0745947Y2 (ja) * | 1988-07-19 | 1995-10-18 | 株式会社トーキン | 巻線埋め込み型端子付きボビン |
-
1980
- 1980-07-22 JP JP10008580A patent/JPS5725968A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725968A (en) | 1982-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4394669A (en) | Liquid jet recording apparatus | |
JP3387886B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH08276598A (ja) | 液体噴射装置および情報処理システム | |
JP3873675B2 (ja) | インクカートリッジ | |
JPS6347627B2 (ja) | ||
US20100053285A1 (en) | Defoaming mechanism and liquid ejecting apparatus | |
JPH08150722A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005125653A (ja) | インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、インクジェットヘッド洗浄装置及び洗浄方法 | |
JPH11115212A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP4623255B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
US6099114A (en) | Ink cartridge and ink jet printer | |
JP2831678B2 (ja) | インクタンク一体型記録ヘッドおよび該ヘッドを用いるインクジェット記録装置 | |
JPS6347628B2 (ja) | ||
JP5573437B2 (ja) | 液体回収装置、液体噴射装置 | |
JP2007130821A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2010120296A (ja) | 液体噴射装置 | |
US11926164B2 (en) | Recording apparatus and recording head | |
JP2001301190A (ja) | インクジェット記録装置、インク供給装置およびインク供給方法 | |
JP2002103650A (ja) | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドのクリーニング制御方法 | |
JP2002273898A (ja) | インクジェット式記録装置およびそのインク供給方法 | |
JP4962627B2 (ja) | 液体吐出装置および液体吐出ヘッド | |
JP2934016B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2006181921A (ja) | 液体噴射装置および液体噴射装置の液体吸引装置 | |
JPH06115086A (ja) | インクタンクおよび該タンクを用いる記録装置 | |
JPH05318759A (ja) | インクジェット記録装置,該装置用インクタンクおよびインクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ |