JPS6347503A - 自動合流回路 - Google Patents

自動合流回路

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JPS6347503A
JPS6347503A JP61188866A JP18886686A JPS6347503A JP S6347503 A JPS6347503 A JP S6347503A JP 61188866 A JP61188866 A JP 61188866A JP 18886686 A JP18886686 A JP 18886686A JP S6347503 A JPS6347503 A JP S6347503A
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JP
Japan
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valve
pressure
line
port
pump
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Pending
Application number
JP61188866A
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English (en)
Inventor
Akira Nakamura
明 中村
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、2つのポンプにおいて、一方の余剰流を他
方のポンプの圧力ラインに合流させる、合流回路に関す
る。
〈従来の技術〉 従来、この種の合流回路としては第3図に示すものがあ
る(実開昭54−179396号公報)。
すなわち、この合流回路は第1ポンプ+01に連結した
第1主流ライン109及び第2ポンプ102に連結した
第2主流ライン110に、夫々、マルチプル弁103,
104に内蔵された3ポート形の圧力補償弁105,1
06を接続すると共に、これら圧力補償弁105.10
6の2次ポートにそれぞれ流量制御弁107,108を
介してアクチュエータを接続する一方、上記第1主流ラ
イン109に接続した圧力補償弁105のバイパスポー
トを第2主流ライン110に、また上記第2主流ライン
110に接続した圧力補償弁106のバイパスポートを
第1主流ライン109にそれぞれ接続している。
そして、上記第1流量制御弁107が中立位置に位置し
ているか、あるいは切換位置に位置して開度が小さいよ
うな、第1ポンプ101側の所要流量が小さい場合には
余剰流が発生して、この余剰流は第1バイパスラインI
llを流れて第2ポンプ102の主流ラインに合流して
、第2ポンプ102側のアクチュエータに供給される。
また一方、第2ポンプ102側の所要流量が小さい場合
には、第2バイパスライン112に余剰流が発生し、こ
の余剰流は第1ポンプ側の主流ライン109に合流して
、第1ポンプ101側のアクチュエータに供給される。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、上記従来の合流回路においては、たとえば、
第1流量制御弁107および第2流量制御井108が切
換位置に位置し、しかもその開度が共に小さい場合、第
1バイパスラインillに第1ポンプ101の余剰流が
発生し、この余剰流は第2ポンプ102の吐出流と合流
して第2圧力補償弁106の1次ポートに供給される。
しかし、第2流量制御井108の開度も小さいために、
第2圧力補償弁106の1次ポートに供給された第2ポ
ンプ102の吐出流と第1ポンプ101の余剰流は、バ
イパスライン112を介して第1ポンプ101の第1主
流ライン109に合流する。そして、リリーフ弁114
より高圧の流体は余剰流としてタンク113に排出され
る。このように、高圧流体を多量に必要としない場合で
も、第1ポンプ+01および第2ポンプ102は、共に
オンロード状態となり、エネルギーを無駄に消費すると
いう問題がある。また、第1ポンプ101と第2ポンプ
102を共にオンロードして、両者の合計した吐出流量
から余分の流量をリリーフ弁114からタンク1!3に
戻しているため、リリーフ流量が多くなり、大きなリリ
ーフ弁を必要とし、圧力オーバライド特性が悪くなると
いう問題もある。
そこで、この発明の目的は、一方のポンプだけで所要流
量が足りるときは、他方のポンプを自動的にアンロード
状態にするような、高効率で、圧力オーバライド特性の
良い合流回路を提供することにある。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための、この発明の構成は、第1図
に例示するように、第1ポンプlに第1優先形圧力補償
弁5の1次ポートを接続し、この第1優先形圧力補償弁
5の減圧ポートに第1流量制御弁3を接続して、上記第
1流量制御弁3を圧力補償する一方、第2ポンプ2に第
2優先形圧力補償弁6の1次ポートを接続し、この第2
優先形圧力補償弁6の減圧ポートに第2流量制御弁4を
接続して、上記第2流量制御弁4を圧力補償し、上記第
1優先形圧力補償弁5のバイパスポートと上記第2優先
形圧力補償弁6の減圧ポートとを、上記バイパスポート
側から第1絞り7と第1チェック弁9とを有する第1バ
イパスライン27により接続し、上記第1絞り7と第1
チェック弁9との間の第1バイパスライン27からタン
クへの第1分岐ライン31に第1アンロード弁12を接
続する一方、上記第2優先形圧力補償弁6のバイパスポ
ートと上記第1優先形圧力補償弁5の減圧ポートとを上
記バイパスポート側から第2絞り8と第2チェック弁1
0とを有する第2バイパスライン28により接続し、上
記第2絞り8と第2チェック弁IOとの間の第2バイパ
スライン28からタンクへの第2分岐ライン32に第2
アンロード弁11を接続し、上記第1アンロード弁12
のバネ室とパイロット室とに、第2絞り8の前後を夫々
接続する一方、上記第2アンロード弁IIのバネ室とパ
イロット室とに、第1絞り7の前後を夫々接続したこと
を特徴としている。
く作用〉 第1流量制御弁3が中立位置に位置する場合や、切換位
置に位置しているが開度が小さい場合、つまり第2ポン
プ2からの合流を必要としない場合は、第2優先形圧力
補償弁6の減圧ポート側に向けて第1バイパスライン2
7に多くの余剰流q、が流れ、第1絞り7の前後に差圧
が生じ、その差圧によって第2アンロード弁11が開か
れて、第2バイパスライン28を流れる第2ポンプ2の
余剰流q2はタンク39に排出される。したがって、第
2ポンプの負荷は小さくなる。また、上記第1流量制御
弁3が全開の場合、すなわち、第2ポンプ2からの合流
を必要とする場合は、第1バイパスライン27に余剰流
が流れないので、第2アンロード弁11は閉鎖されて、
第2バイパスライン28を流れる第2ポンプの余剰流q
2は矢印Wに流れて第2チェック弁IOを通って第1流
量制御弁3のポンプポートP側に合流する。さらに、上
記第1流量制御弁3の開度が中程度の場合は、第1バイ
パスライン27を流れる余剰原種により第1絞り7の前
後に生ずる差圧が一定圧以上になると第2アンロード弁
11が開放されて、第2バイパスライン28の余剰流q
、はタンク39に排出される。
また、一定圧以下になると上記第2アンロード弁11は
閉じて第2バイパスライン28の余剰流q。
は矢印Wに流れて、第1流量制御弁3のポンプポートP
側へ合流させられる。第1優先形圧力補償弁5のバイパ
スポートから第2流m制御弁4のポンプポートP°側へ
合流させる場合も同様である。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図に示すように、第1定容量形ポンプ(第1ポンプ
)lに、第1圧カライン21を介して第1優先形圧力補
償弁19の1次ポートを接続し、この第1優先形圧力補
償弁19のバイパスポートに第1バイパスライン25を
介して第1優先形圧力補償弁5の1次ポートを接続する
。一方、第2定容量形ポンプ(第2ポンプ)2に、第2
圧カライン22を介して第2優先形圧力補償弁20の1
次ポートを接続し、この第2優先形圧力補償弁20のバ
イパスポートに第2バイパスライン26を介して第2優
先形圧力補償弁6の1次ポートを接続する。
また、上記第1優先形圧力補償弁5の減圧ポートに、第
1減圧ライン33を介して第1API”を接続形第1中
立ペントアンロード通路付切換弁(第1切換弁)3の圧
力ポートPを接続し、上記第1切換弁3の負荷ポートA
、Bには第1負荷ライン35.36を介して第1シリン
ダ13を接続する。
一方、上記第2優先形圧力補償弁6の減圧ポートに、第
2減圧ライン34を介して第2 A B R接続形中立
ペントアンロード通路付切換弁(第2切換弁)4の圧力
ポートP°を接続し、上記第2切換弁4の負荷ポートA
’、B’には第2負荷ライン37゜38を介して第2シ
リング14を接続する。
さらに、上記第1優先形圧力補償弁5のバイパスポート
には、そのバイパスポート側より順に第1絞りとしての
チェック弁付絞り弁7.上記バイパスポート側からの流
れを自由流とする第1チェック弁9を有する第1バイパ
スライン27を介して上記第2減圧ライン34を接続し
、また、上記第1絞り7と第1チェック弁9との間より
タンク39へ分岐している第1分岐ライン31には、第
1アンロ、−ド弁12を設置している。一方、上記第2
優先形圧力補償弁6のバイパスポートには、そのバイパ
スポート側より順に第2絞りとしてのヂエック付絞り弁
8.上記バイパスポート側からの流れを自由流とする第
2チェック弁10を有する第2バイパスライン28を介
し上記第1減圧ライン33を接続し、また、上記第2絞
り8と第2チェック弁IOとの間よりタンク39へ分岐
している第2分岐ライン32には、第2アンロード弁I
Iを設置している。
上記第1絞り7.第2絞り8.第1アンロード弁+2.
第2アンロード弁11は合流弁15を形成しており、そ
の構造は第2図に示すとうりである。すなわち、上記第
1絞り7の1次ポートiより流入する第1ポンプlの余
剰流Q+の圧力がバネ42のバネ圧(例えば5kg/c
mつより高い場合は、弁室40のポペット41を弁座か
らリフトさ仕て2次ポートeより排出することによって
、1次ポートiと2次ポートeとの差圧をバネ42のバ
ネ圧(例えば5 kg/cmりに制御する。また、上記
第2アンロード弁11のパイロット室47°は、パイロ
ットライン49を介して第1絞り7の1次ポートiに接
続し、バネ室46°はパイロットライン50を介して第
1絞り7の2次ポートeに接続している。さらに、上記
第2アンロード弁11の1次ポートI°は上記第2分岐
ライン32に接続し、2次ポートE゛は上記タンク39
に開放している。
したがって、上記第2アンロード弁11は、パイロット
室47゛の圧力とバネ室46°の圧力との差圧がバネ4
5°のバネ圧(例えば3kg/cmり以上になると、ス
プール44°はバネ室46゛側に摺動し゛   ランド
48゛が移動して1次ポート■゛を2次ポートE’に連
通させて、第2バイパスライン28の流体を第2分岐ラ
イン32を介してタンク39へ放出する。すなわち、第
1バイパスライン27に設置した第1絞り7前後の差圧
で第2アンロード弁11を制御して、第2ポンプをアン
ロードにする。なお、第2校り8と第1アンロード弁1
2との関係も同様である。
また、第1図に示すように、第1優先形圧力補償弁5の
パイロット室に、第1パイロツトライン51を介して上
記第1減圧ライン33を接続し、一方、バネ室は第1リ
リーフ弁16を有する第1タンクライン55に接続する
。そして、第1減圧ライン33には、絞り63を有する
パイロットライン53を介して、上記タンクライン55
を接続する。また、上記第1切換弁3の人口側ベントポ
ートmに、校り59を有する分岐ライン57を介して、
上記第1タンクライン55を接続して、上記第1切換弁
3を圧力補償している。さらに、この第1切換弁3の出
口側ベントポートnは、タンクライン61に接続する。
一方、第2優先形圧力補償弁6のパイロット室に、第2
パイロツトライン52を介して上記第2減圧ライン34
を接続し、一方バネ室は第2リリーフ弁17を有する第
2タンクライン56に接続する。そして、第2減圧ライ
ン34には絞り64を有するパイロットライン54を介
して、上記タンクライン56を接続する。
また、上記第2切換弁4の入口側ベントポートm。
に、絞り60を有する分岐ライン58を介して、上記第
2タンクライン56に接続する一方、この第2切換弁・
1の出口側ベントポートn°は、タンクライン62に接
続することにより、上記第2切換弁4を圧力補償してい
る。
上記構成の自動合流回路は次のように作動する。
第1切換弁3および第2切換弁4が中立位置に位置して
ABR接続している場合、第1ポンプlより吐出された
流体は、第1圧カライン21.第1優先形圧力補償弁1
9のバイパスポート、第1バイパスライン25を通って
、第tfIi先形圧力補償弁5の1次ポートに流入する
。ここで、上記第1 fl売先形力補償弁5はバ米室が
上記中立位置に位置した第1切換弁3のベントポートn
よりタンク39に連通するため、バイパスポートより第
1バイパスライン27に余剰流q1が流れる。
一方、第2ポンプ2より吐出された流体は、第2圧カラ
イン22.第2優先形圧力補償弁20゜第2バイパスラ
イン26を通り、第2優先形圧力補償弁6の1次ポート
に流入する。ここで、上記第2優先形圧力補償弁6は、
バネ室がタンク39に開放してバイパス側に切換るため
に、第2バイパスライン28に余剰流q、が流れろ。上
記第2バイパスライン28を流れる余剰流q、が、第2
絞り8を通過する際に、この第2絞り8の前後に差圧(
第2図のバネ42゛のバネ圧で、例えば5kg/am”
)を生じ、この差圧がパイロットライン49°および5
0′を介して第1アンロード弁12のパイロット室47
およびバネ室46に作用する。そして、上記第1アンロ
ード弁12のバネ圧は、上記絞り8のバネ42°のバネ
圧より低い値(例えば3 kg/cmりに設定しである
ために、上記第1アンロード弁12のパイロット室47
にはバネ・15のバネ圧よりも高い圧力が作用して、1
次ポートエは2次ポートEに連通してタンク3つに開放
する。したがって、第1図において上記第1バイパスラ
イン27を流れる余剰流Q+は、矢印Xの方にバイパス
されて、第1アンロード弁12によって低圧(例えば3
kg/cm2)に保たれてタンクに排出し、第1ポンプ
Iは低圧でアンロード状態となる。
また、上記第1バイパスライン27の第1分岐ライン3
1への分岐点より上流側には、第1ポンプlからの余剰
流q、が流れており、余剰流Q+が第1絞り7を通過す
る際に、この第1絞り7の前後に差圧を生じ、この差圧
が上記第2アンロード弁11のバネ圧(例えば3kg/
cm”)以上になると、第2アンロード弁11の1次ポ
ート■゛は2次ポートE’に連通してタンク39に開放
する。したがって、上記第2バイパスライン28を流れ
る余剰流q、は、矢印■の方にバイパスされて、タンク
に排出して、第2ポンプは低圧でアンロード状態となる
次に、第1切換弁3が切換位置に位置し、第2切換弁4
が中立位置に位置している場合は、次のように作動する
第1切換弁3の開度が小さく、第1負何ライン35また
は36の負荷流’A q v +が、第1ポンプの流m
Q1より少ない場合は、余剰流mq+ (Q+  QV
υが上記第1バイパスライン27を流れ、上記第1絞り
7を通過する際に差圧を発生し、この差圧によって上記
第2アンロード弁11の2次ポートをタンク39に開放
して、第2バイパスライン28を流れる余剰流(hを矢
印Vの方にバイパスすることにより、第2ポンプ2はア
ンロードされる。また、第2バイパスライン28を流れ
る余剰流q2は、第2絞り8の前後に差圧を生じ、この
差圧によって第1アンロード弁12の2次ポートは開放
し、余剰流q、は第1分岐ラインを通ってタンク39に
排出される。
第1切換弁3の開度が大きくなり、負荷流m q v 
+が第1ポンプの流ff1Q、より多くなる場合は、余
剰流q、は零となるため第1絞り7の前後の差圧は零と
なり、第2アンロード弁11の2次ポートは閉鎖される
。したがって、第2ポンプ2の余剰流Qjは矢印Vの方
へバイパスせずに矢印Wの方に流れ、第2チェック弁1
0を通って上記第1減圧ライン33に流れ込み、第1ポ
ンプIからの吐出流に合流して第1負荷ライン35また
は36へ供給される。そして、Qlが増加して第1バイ
パスライン27に余剰流Q+が発生するようになると、
第1校り7の前後に差圧が生じて第2アンロード弁It
の1次ポートが開放し、第2ポンプ2の余剰流(hは矢
印Vの方にバイパスしてタンク39に排出する。このよ
うにして、第1バイパスライン27を流れる余剰流q、
の第1絞り7の前後における差圧が、第2アンロード弁
11のバネ圧(3kg/cm”)になるように、第2ア
ンロード弁11を開閉して、第2ポンプ2から第1ポン
プ側への合流流量を制御する。このとき、第2絞り8を
余剰流q、が流れるために、第1アンロード弁は開とな
り、余剰流q、は矢印Xよりタンクに排出される。なお
、上記矢印Wと逆方向への流れは、第2チェック弁lO
により阻止され生じない。
第1切換弁3の開度が最大となった場合、全負荷流量Q
v、第1ポンプlの流量Q2.第2ポンプ2の流量Q、
は、Qv=Q++qzの関係となり、上記第1バイパス
ライン27の余剰流Q+は零となり、第2アンロード弁
11は全閉状態となって、第2ポンプ2の流量Q、は第
1ポンプ側へ合流する。
第1シリンダI3のピストンが停止動作に入って第1負
荷ライン35の圧力が高くなり、それに伴って第1タン
クライン55が第1リリーフ弁I6の設定圧より高くな
った場合、この第1リリーフ弁16をタンク39に開放
して上記第1タンクライン55を設定圧に保とうとする
。したがって、上記第1圧力補償弁5はバイパス側に切
換り、第1圧ライン33の圧力を上記第1リリーフ弁1
6の設定圧に上記第1圧力補償弁5のバネ室のバネ圧を
加えた圧力に制御する。そして、上記圧力補償弁5がバ
イパス側に切換って第1バイパスライン27に余剰流q
1が流れるため、第122す7の前後に差圧が生じて、
第2アンロード弁11を開放して、第2バイパスライン
28を流れろ余剰流q、を、矢印■の方へ全量バイパス
することによって、第1切換弁3の開度に関係なく第2
ポンプ2は低圧でアンロード状態となる。一方、第2バ
イパスライン28に余剰流q、が流れて第1アンロード
弁12が開放して、第1バイパスライン27を流れる余
剰流Q+は矢印Xの方へバイパスすることによって、第
1ポンプlは減圧ライン33の圧力を第1リリーフ弁1
6の設定圧に保持したままで、第2ポンプ2側の第2バ
イパスライン28を低圧にアンロードさせる。したがっ
て、定格流量の比較的小さい第1.第2アンロード弁1
1.12の一方あるいは両方の作用で、第1.第2ポン
プ1.2の一方あるいは両方がアンロード状態となって
いるために、従来の一つのリリーフ弁を用いるものに比
べて圧力オーバライド特性が良くなる。また、第1アン
ロード弁II、第2アンロード弁12て各余剰流を個々
にアンロードするので、従来のように一つのリリーフ弁
を用いるものに比べて動力損失が少ない。
次に、第1切換弁3および第2切換弁4が切換え位置に
位置している場合は、次のように作動する。
第1切換弁3および第2切換弁4が共に開度が小さく、
負荷流量QV+、QVtか共にポンプ?a、量Q1゜Q
、よりも少ない場合は、第1バイパスライン27に余剰
流qIが生じ、第2バイパスライン28に余剰流q、が
生じるため、第1アンロード弁12.第2アンロード弁
11が共に開となり、上記余剰流Q+は路Xからまた余
剰流q2は矢印Vからタンク39に放出される。
第1切換弁3および第2切換弁4が共に全開となった場
合、第1切換弁3は第1圧力補償弁5によって圧力補償
され、また、第2切換弁4は第2圧力補償弁6によって
圧力補償されているので、第1ポンプからの流れは全量
第1負荷ラインに流れ、第2ポンプ2からの流れは全潰
第2負荷ラインへ流れる。したがって、余剰流Q+、q
zは共に零となり、第1アンロード弁12および第2ア
ンロード弁11は共に全閉状態となる。しかし、余剰流
q0.qtは共に零であるから、実質的には、矢印Y、
W通って上記第1負荷ラインおよび第2負荷ラインに合
流する流れはない。
第1切換弁3が全開で第2切換弁4の開度が小さい場合
は、余剰流q、が発生する一方、余剰流q1は零となる
。したがって、第1アンロード弁12は第2絞り8の前
後の差圧によって全開となり、第2アンロード弁11は
全開となる。よって、余剰流(hはすべて矢印〜Vの方
に流れて上記第1減圧ライン33に合流する。
第1切換弁3の開度が小さく、第2切換弁4が全開の場
合は、余剰流q1が発生する一方、余剰流q、は零とな
り、第1アンロード弁12は全閉、第2アンロード弁1
1は全開となるために、上記余剰流qlはすべて矢印Y
へ流れ、上記第2減圧ライン34に合流する。
したがって、この合流回路は、第1ポンプlまたは第2
ポンプ2の一方の余剰流(q+またはQ2)で、他方の
余剰流((hまたはq+)の矢印をタンクに開放したり
一方の負荷ラインに合流したり制御することによって、
一方の負荷に必要な時だけ、他方のポンプを自動的にオ
ンロード状態にして、他方のポンプからの余剰流を一方
の負荷流に合流させることができる。
〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明の自動合流回路は、
第1優先形圧力補償弁のバイパスポートと第2侵先形圧
力補償弁の減圧ポートとを、上記バイパスポート側から
第1絞り、第1チェック弁を有する第1バイパスライン
により接続し、上記第1絞りと第1チェック弁との間の
第1バイパスラインからタンクへの第1分岐ラインに第
1アンロード弁を接続する一方、第2優先形圧力補償弁
のバイパスポートと第1優先形圧力補償弁の減圧ポート
とを、上記バイパスポート側から第2絞り。
第2チェック弁を有する第2バイパスラインにより接続
し、上記第2絞りと第2チェック弁との間の第2バイパ
スラインからタンクへの第2分岐ラインに第2アンロー
ド弁を接続しているので、第1または第2ポンプが合流
を必要としないときには、第2または第1アンロード弁
が開となって第2または第1ポンプは自動的にアンロー
ド状態となり、消費動力を減少させる効果がある。
また、第1または第2ポンプの吐出流量が所要流量より
も過大な場合には、定格流量の比較的小さい第1または
第2アンロード弁がアンロード状態となり、したがって
、従来の一つのリリーフ弁を用いるものに比べて圧力オ
ーバライド特性が良くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の自動合流回路図、第2図は合流弁の
断面図、第3図は従来の合流回路図である。 ■・・・第1ポンプ、  2・・・第2ポンプ、3・・
・第1流量制御弁、4・・・第2流量制御弁、5・・・
第1優先形圧力補償弁、 6・・・第2優先形圧力補償弁、7・・・第1絞り、8
・・・第2絞り、  11・・・第2アンロード弁、1
2・・・第1アンロード弁、  15・・・合流弁、2
7・・・第1バイパスライン、 28・・・第2バイパスライン。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1ポンプ(1)に第1優先形圧力補償弁(5)
    の1次ポートを接続し、この第1優先形圧力補償弁(5
    )の減圧ポートに第1流量制御弁(3)を接続して、上
    記第1流量制御弁(3)を圧力補償する一方、第2ポン
    プ(2)に第2優先形圧力補償弁(6)の1次ポートを
    接続し、この第2優先形圧力補償弁(6)の減圧ポート
    に第2流量制御弁(4)を接続して、上記第2流量制御
    弁(4)を圧力補償し、上記第1優先形圧力補償弁(5
    )のバイパスポートと上記第2優先形圧力補償弁(6)
    の減圧ポートとを、上記バイパスポート側から第1絞り
    (7)と第1チェック弁(9)とを有する第1バイパス
    ライン(27)により接続し、上記第1絞り(7)と第
    1チェック弁(9)との間の第1バイパスライン(27
    )からタンクへの第1分岐ライン(31)に第1アンロ
    ード弁(12)を接続する一方、上記第2優先形圧力補
    償弁(6)のバイパスポートと上記第1優先形圧力補償
    弁(5)の減圧ポートとを、上記バイパスポート側から
    第2絞り(8)と第2チェック弁(10)とを有する第
    2バイパスライン(28)により接続し、上記第2絞り
    (8)と第2チェック弁(10)との間の第2バイパス
    ライン(28)からタンクへの第2分岐ライン(32)
    に第2アンロード弁(11)を接続し、 上記第1アンロード弁(12)のバネ室とパイロット室
    とに、第2絞り(8)の前後を夫々接続する一方、上記
    第2アンロード弁(11)のバネ室とパイロット室とに
    、第1絞り(7)の前後を夫々接続したことを特徴とす
    る自動合流回路。
JP61188866A 1986-08-11 1986-08-11 自動合流回路 Pending JPS6347503A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021055699A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 ナブテスコ株式会社 流体制御回路、油圧制御回路及び建設機械

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JP2021055699A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 ナブテスコ株式会社 流体制御回路、油圧制御回路及び建設機械

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