JPH0138963B2 - - Google Patents

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JPH0138963B2
JPH0138963B2 JP58124226A JP12422683A JPH0138963B2 JP H0138963 B2 JPH0138963 B2 JP H0138963B2 JP 58124226 A JP58124226 A JP 58124226A JP 12422683 A JP12422683 A JP 12422683A JP H0138963 B2 JPH0138963 B2 JP H0138963B2
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JP
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valve
fluid
switching valve
circuit
switching
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Toshio Ikeda
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2台の流体ポンプを備えた流体回路
において、所定アクチユエータに大流量を要する
際には上記二台の流体ポンプの流体を合流せしめ
て供給するようにした二流量合流回路の改良に関
するものである。
(従来の技術) 従来より、この種二流量合流回路として、例え
ば第3図に示すようなものが知られている。この
ものは、一方の流体ポンプ系aと他方の流体ポン
プ系bとを、チエツク弁cを介設した油路dで接
続して、一方流体ポンプ系aの各切換弁e,f,
gが何れも中立位置にあるときには、一方の流体
ポンプhからの流体を前記油路dを介して他方の
流体ポンプiからの流体と合流させる流体回路を
構成し、他方の流体ポンプ系bの切換弁jが中立
位置にあるときにはその合流した流体をタンクk
に戻す一方、該切換弁jが切換えられたときには
合流した流体を所定アクチユエータに供給するよ
うにしたものである。
しかしながら、上記従来のものでは、他方の流
体ポンプbの切換弁jが中立位置にあるときに
は、両流体ポンプh,iからの全流量が該切換弁
jを介してタンクkに戻るため、中立アンロード
圧力が上昇し、動力損失が増大するという欠点が
あつた。
そこで、従来、中立アンロード圧力を低く抑制
しつつ必要時には二流量を合流し得るようにした
回路として特公昭51−48231号公報に開示された
ものがある。このものは、第4図に示すように、
2台のポンプl,mを備えるとともに、一方のポ
ンプmの流体系に、合流を希望する切換弁nを設
けた流体回路であつて、他方のポンプlの流体系
に属する切換弁O1,O2のバイパスポートO0を、
逆止弁Pが介設された出口管路qを介して上記ポ
ンプmの流入管路rに接続して合流可能とすると
ともに、上記出口管路qの途中にアンロード弁s
を接続し、該アンロード弁sのバネ室に連通する
パイロツト通路tを上記合流を希望する切換弁n
の副切換弁uを介してタンク戻り管路vに接続し
たもので、切換弁O1,O2の中立位置時に合流を
希望する切換弁nが中立位置にあるときには、ア
ンロードsのバネ室を副切換弁uを介してタンク
戻り管路vに連通することにより、ポンプlの流
体を該アンロード弁sからバネ室に配したバネV
のバネ圧に等しい低圧でもつてアンロードする一
方、合流を希望する切換弁nをアクチユエータの
作動方向に切換えたときには、それに判う副切換
弁uの切換によりアンロード弁sのパイロツト流
路tを閉鎖して該アンローダ弁sを閉じることに
より、ポンプlの流体を出口管路qを介してポン
プmの流体管路rに供給して合流させるようにし
たものである。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、上記のものでは、各ポンプl,mの
流体系に属する切換弁(例えばO2とn)の同時
操作時には、バイパスポートO0が閉鎖されるた
め、ポンプlからポンプnへの流体合流が行われ
ず、ポンプlの流体は所定流量が切換弁O2に供
給されるとともに、その吐出流体に余剰流が存在
する場合には、余剰流は何ら有効利用されずに該
ポンプl用のリリーフ弁xから無駄にリリーフさ
れるという欠点があつた。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、一方のポンプの流体系にバイパ
ス形圧力補償弁を設け、この流体系に属する切換
弁が中立位置にある場合及び切換位置にある場合
に双方で、該一方のポンプに存在する余剰流体を
該バイパス形圧力補償弁からバイパス通路に流
し、この余剰流体を他方のポンプの流体に合流せ
しめるようにすることにより、一方のポンプの流
体系に属する切換弁の停止及び切換に拘らず、該
一方の流体系の余剰流体を他方の流体系に合流さ
せて、余剰流体の有効利用を図ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明の構成は、流
体ポンプの流体を切換弁を介してアクチユエータ
に供給するようにした回路を一対備えてなる流体
回路において、第1の回路には、中立位置時にポ
ンプポートを閉じる絞り切換弁と、該絞り切換弁
前後の差圧を所定圧に保持するバイパス形圧力補
償弁とを設けるとともに、第2の回路には、中立
位置時にはタンクに連通し、少なくとも最終切換
位置時には閉じるパイロツトポートを有する切換
弁を設ける。そして、上記バイパス形圧力補償弁
のバイパスポートを、逆止弁を介設したバイパス
通路により第2の回路と切換弁に連通し、該バイ
パス通路に、バネ室が上記第2の回路の切換弁の
パイロツトポートに連通するアンロード弁を接続
する構成としている。
(作用) 以上の構成により、本発明では、第1の回路の
絞り切換弁の中立位置時には、流体の全量が余剰
流体としてバイパス形圧力補償弁からバイパス通
路に流出する一方、その絞り切換弁の切換位置時
には、その絞り開度に応じた流量がバイパス形圧
力補償弁で該絞り切換弁に供給されると共に、余
剰流体がバイパス通路に流出する。
而して、上記絞り切換弁が中立位置又は切換位
置にあるか否かに拘らず、第2の回路の切換弁が
操作された時には、該第2の回路の切換弁のパイ
ロツトポートの閉鎖によりアンロード弁が閉じら
れるので、該バイパス通路に流出した余剰流が第
2の回路の切換弁に供給されて、第2の回路の流
体と合流することになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本発明のトラツククレーンの油圧回路
に適用した実施例を示し、1は第1の流体ポン
プ、2は第2の流体ポンプ、3は俯抑用切換弁、
4は伸縮用切換弁、5は大流量の供給を必要とす
る場合がある巻上用切換弁であつて、俯抑用およ
び伸縮用の各切換弁3,4の切換操作に応じて第
1の流体ポンプ1からの流体を該各切換弁3,4
を介してそれぞれ俯抑用および伸縮用の各アクチ
ユエータ(図示せず)に供給するようにした第1
の回路Aを構成しているとともに、巻上用切換弁
5の切換操作に応じて第2の流体ポンプ2からの
流体を該巻上用切換弁5を介して巻上用アクチユ
エータ(図示せず)に供給するようにした第2の
回路Bを構成しており、巻上用切換弁5の切換操
作に伴う巻上動作を専用の流体ポンプ2からの流
体供給により俯抑および伸縮の各動作に対して独
立させるようにしている。
上記第1の回路Aの俯抑用および伸縮用の各切
換弁3,4はそれぞれ中立位置3a,4a時にポ
ンプポート3p,4pを閉じる絞り切換弁で構成
され、該各切換弁3,4には、それぞれ中立位置
3a,4aの図中上下に位置する切換位置3b,
3c,4b,4c時において負荷圧を検出する負
荷圧検出ポート3d,4dが形成されており、該
各負荷圧検出ポート3d,4dは中立位置3a,
4a時にはパイロツト通路6を介してタンク7に
連通するように構成されている。
また、第1の回路Aの流体ポンプ1の吐出路1
aの途中には優先形圧力補償弁8が介設されてい
る。該優先形圧補償弁8は、第1の流体ポンプ1
からの圧油供給を受けるポンプポート8aと、上
記俯抑用および伸縮用の各切換弁3,4が並列に
接続された優先ポート(吐出ポート)8bと、非
優先ポート(バイパスポート)8cとを有し、一
端のバネ室8dには俯抑負荷圧および伸縮負荷圧
のうち最大圧Pを導入する一方、俯抑用および伸
縮用の両切換弁3,4が共に中立位置3a,4a
にあるときには大気圧を選択導入するパイロツト
通路9が開口している。一方、バネ室8dに対抗
するパイロツト室8eにはパイロツト通路10を
介して優先ポート8b後位の圧力が作用してい
る。そして、ポンプポート8aに流入した圧油を
先ず優先ポート8bからその下流側に流出させ、
該下流側の圧力が[最大負荷圧P+バネ室8dの
バネ8fの付勢力PS1]に達すると、すなわち優
先ポート8b下流側に流出した油量が俯抑用およ
び伸長用の各切換弁3,4の絞り開度に応じた流
量に達すると、余剰油を非優先ポート8cからそ
の下流側に流出させることにより、第1の回路A
の各切換弁3,4の絞り前後の差圧をバネ8fの
付勢力PS1に相当する圧力に保持するように構成
されており、該優形圧力補償弁8により第1の回
路Aに設けるバイパス形圧力補償弁を構成してい
る。
一方、上記第2の回路Bの巻上用切換弁5は上
記第1の回路Aの各切換弁3,4と同様中立位置
5a時にはポンプポート5pが閉じる絞り切換弁
で構成され、該巻上用切換弁5は中立位置5aの
図中上下に位置し操作レバー5bが所定ストロー
ク位置までの範囲内にあるときに位置付けられる
途中切換位置5c,5dと、該途中切換位置5
c,5dの図中上下に位置し操作レバー5bが所
定ストローク位置から最大ストローク位置までの
範囲内にあるときに位置付けられる最終切換位置
5e,5fとを有するとともに、その内部には途
中および最終切換位置5c〜5f時に負荷圧を検
出する負荷圧検出ポート5gが形成され、該負荷
圧検出ポート5gには中立位置5a時にはパイロ
ツト通路11を介してタンク7に連通するように
構成されている。さらに、該巻上用切換弁5の内
部には、中立位置5aおよび途中切換位置5b,
5c時にはパイロツト通路12およびタンク戻り
通路13を介してタンク7に連通し、最終切換位
置5e,5f時にはその連通が遮断されるパイロ
ツトポート5hが形成されている。
また、上記第2の流体ポンプ2の吐出路2aの
途中にはバイパス形圧力補償弁14が接続されて
いる。該バイパス形圧補償弁14のバネ室14a
にパイロツト通路15を介して上記巻上用切換弁
5の負荷圧検出ポート5gが連通しているととも
に、該バネ室14aに対抗するパイロツト室14
bにはパイロツト通路16を介して第2の流体ポ
ンプ2の吐出圧が作用しており、巻上用切換弁5
の中立位置5a時には負荷圧検出ポート5gのタ
ンク7への連通よりバネ室14aを大気に開放し
て、第2の流体ポンプ2からの圧油をバネ室14
aのバネ14cの付勢力PS2に等しい低圧でもつ
てアンロードする一方、巻上用切換弁5の各切換
位置5c〜5f時には負荷圧検出ポート5gの負
荷圧検出によりバネ室14aに巻上用切換弁5後
位の圧力(負荷圧)を導入し、パイロツト室14
bに巻上用切換弁5前位の圧力(第2の流体ポン
プ2の吐出圧)を巻上用切換弁5前後の差圧バネ
14cの付勢力PS2に等しい圧力に保持すること
により、巻上用切換弁5の絞り開度に応じた流量
を巻上用アクチユエータに供給すると同時に、余
剰油をタンク戻り通路13を介してタンク7にバ
イパスするようにしている。
そして、上記優先形圧力補償弁8の非優先ポー
ト8cは、途中に逆上弁17を介設したバイパス
通路18を介して第2の流体ポンプ2の吐出路2
aの途中に接続されており、第1の流体ポンプ1
の余剰流を第2の流体ポンプ2からの流体に合流
させるように構成されている。
そして、上記バイパス通路18の逆上弁17上
流側にはアンロード通路19が接続され、該アン
ロード通路19の途中にはアンロード弁20が介
設されている。該アンロード弁20は弁体20a
の離着座によりアンロード通路19の連通を許容
および阻止するものであつて、該流体20aの内
部には、1次側とパネ20bとを連通し途中に絞
り20cが介設された連通路20dが形成され、
また、上記パネ室20bには、弁体20aを着座
方向に付勢する所定バネ圧PS3のバネ20eが縮
装されているとともに、パイロツト通路211を
介して巻上用切換弁5のパイロツトポート5hが
接続されている。
尚、22はバイパス形圧力補償弁14のバネ1
4aに作用する最大圧を規制するパイロツトリリ
ーフ弁、23は優先形圧力補償弁8のバネ室8d
に作用する最大圧を規制するパイロツトリリーフ
弁である。
次に、上記実施例の作動について説明する。先
ず、俯抑用、伸縮用および巻上用の各切換弁3,
4,5が全て中立位置3a,4a,5aにある場
合、巻上用切換弁5のポンプポート5pの閉状態
および負荷圧検出ポート5gのタンク7への開放
により、第2の流体ポンプ2の流体はその全量が
バイパス形圧力補償弁14からそのバネ14cの
付勢力PS2に等しい低圧でもつてアンロードして
いる。また、俯抑用および伸縮用の各切換弁3,
4のポンプポート3p,4pが閉状態にあり、且
つ巻上用切換弁5のパイロツトポート5hがパイ
ロツト通路12およびタンク戻り通路13を介し
てタンク7に連通しているので、アンロード弁2
0ではバネ室20bからタンク7への流体流れが
生じて、一次側から連通路20dを介してバネ室
20bに作用する圧力は絞り20cで減圧された
圧力となり、この絞り20c前後の差圧が絞り2
0cでの減圧作用によりバネ20cのバネ圧PS3
より大きくなつた時点で弁体20aが離座してア
ンロード弁20が開作動し、アンロード通路19
は連通する。このため、第1の流体ポンプ1の流
体はその全量が優先形圧力補償弁8の非優先ポー
ト8cからバイパス通路18に流出したのちアン
ロード通路19を経てタンク7にアンロードして
いる。
そして、この状態で巻上用切換弁5のみが単独
操作された途中切換位置5c又は5dに切換られ
ると、該巻上用切換弁5前後の圧力差がバイパス
形圧力補償弁14によりバネ14cの付勢力PS2
に保持制御されるので、流体ポンプ2の圧油のう
ち巻上用切換弁5の絞り開度に応じた流量が巻上
用アクチユエータに供給され、余剰油はバイパス
形圧力補償弁14からタンク7にバイパスされ
る。この時、巻上用切換弁5のパイロツトポート
5hは依然としてタンク7に連通されるので、ア
ンロード弁20の開作動は維持されてアンロード
通路19の連通状態が保持され、第1の流体ポン
プ1の流体は上記と同様その全量が優先形圧力補
償弁8の非優先ポート8cからアンロード通路1
9を経てタンク7にアンロードされている。その
結果、巻上用アクチユエータは比較的遅い速度で
もつて作動する。
また、上記巻上用切換弁5が途中切換位置5c
又は5dからさらに最終切換位置5e又は5fに
切換えられると、(すなわち、二流量合流により
巻上速度を早くする必要がある場合には)、第2
の流体ポンプ2の圧油はその全量が巻上用切換弁
5を経て巻上用アクチユエータに供給される。こ
の時、巻上用切換弁5のパイロツトポート5hは
閉じてタンク7への連通が遮断されるので、一次
側からバネ室20bへの流体流れが次第に少なく
なり、やがてバネ室20bの圧力が一次側圧力に
等しくなると、弁体20aはバネ20eにより付
勢されて着座しアンロード通路19を閉じる。そ
の結果、第1の流体ポンプ1の流体はその全量が
優先形圧力補償弁8の非優先ポート8cからバイ
パス通路18を経て第2の流体ポンプ2の流体と
合流したのち、巻上用切換弁5から巻上用アクチ
ユエータに供給される。その際、合流量が巻上用
切換弁5の設定流量より多いときには、余剰油は
バイパス形圧力補償弁14からタンク7にバイパ
スされる。
そして、この状態で、例えば伸縮用切換弁4が
切換操作されて巻上用切換弁5との同時動作状態
になると、第1の流体ポンプ1からの流体のうち
伸縮用切換弁4の絞り開度に応じた流量が優先形
圧力補償弁8の優先ポート8bから該伸縮用切換
弁4を経て伸縮用アクチユエータに供給されると
同時に、アンロード弁20の閉作動が維持されて
いるので、余剰流が優先形圧力補償弁8の非優先
ポート8cからバイパス通路18を経て第2の流
体ポンプ2の流体と合流して、巻上用切換弁5か
ら巻上用アクチユエータに供給されることによ
る。よつて、巻上用切換弁5を含む2個以上の切
換弁の同時切換時においても、第1の流体ポンプ
1に存在する余剰流を第2の流体ポンプ2の流体
に合流せしめて巻上用アクチユエータに供給する
ことができるので、従来の如く第1の回路の切換
弁の切換時には二流量合流を行い得ないものに比
べ、余剰流を有効利用することができる。しか
も、アンロード弁20はバイパス通路18の逆止
弁17上流側に設けられているので、回路の全体
構成が簡素である。すなわち、アンロード弁20
を優先形圧力補償弁8の優先ポート8b側に設け
た場合には、俯抑用切換弁3または伸縮用切換弁
4の単独切換時にアンロード弁20を閉じるよう
構成を俯加する必要があるのに対し、バイパス通
路18の逆止弁17上流側に設けた場合にはそれ
が不要となるので、回路構成を簡素にすることが
できる。
尚、上記実施例では、巻上用切換弁5のパイロ
ツトポート5hを中立位置5aおよび途中切換位
置に5c,5dにおいてタンク7に連通し、最終
切換位置5e、5fにおいて閉鎖するようにした
が、その他、途中切換位置5c,5dにおいては
逆に閉じるようにしても二流量を合流できるのは
言うまでもない。しかし、上記実施例の如く途中
切換位置5c,5dではタンク7に連通する方が
巻上用アクチユエータの作動速度に応じて二流量
の合流、非合流を選択することができ、より好ま
しい。
また、上記実施例では、巻上用切換弁5を絞り
切換弁で構成したが、その他、絞りが形成されな
い通常の切換弁で構成してもよいのは勿論であ
る。しかし、絞り切換弁とする方がアクチユエー
タの作動速度を無段階に調整することができ、実
用上便宜である。
さらに、上記実施例では特殊な優先形圧力補償
弁8の非優先ポート8cから余剰油をバイパス通
路18に流出させるようにしたが、その他、第2
図に示すように、俯抑用および伸縮用の各切換弁
3,4前後の差圧を圧賄補償するバイパス形圧力
補償弁27を設け、該バイパス形圧力補償弁27
のバイパス流量をバイパス通路18に流出させる
ようにしてもよい。
加えて、上記実施例では、トラツククレーンの
油圧回路に適用した場合について説明したが、本
発明はこれに限定されず、その他種々の二流量合
流回路にも同様に適用できるのは言うまでもな
い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、一方の
回路に属する切換弁の切換操作に応じて2台の流
体ポンプの流体を合流させるようにした二流量合
流回路において、他方の回路に属する切換弁の前
後の差圧を所定圧に保持するバイパス形圧力補償
弁を設け、該他方の回路に属する切換弁の中立位
置及び切換位置の双方で、該他方の回路の余剰流
体を上記バイパス形圧力補償弁によりバイパス通
路に流出させ、この余剰流体を一方の流体ポンプ
の流体に合流させる構成としたので、簡易な回路
構成でもつて余剰流体の利用頻度を高めることが
でき、余剰流体の有効利用を図ることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例を示し、
第1図はトラツククレーンの油圧回路に適用した
場合の油圧回路図、第2図はバイパス形圧力補償
弁の変形例を示す図、第3図および第4図はそれ
ぞれ従来例を示す流体回路図である。 A……第1の回路、B……第2の回路、1……
第1の流体ポンプ、2……第2の流体ポンプ、
3,4……絞り切換弁、3a,4a……中立位
置、3b,4b……切換位置、3c,4c……切
換位置、3p,4p……ポンプポート、5……絞
り切換弁、5a……中立位置、5e,5f……最
終切換位置、5h……パイロツトポート、7……
タンク、8……優先形圧力補償弁(バイパス形圧
力補償弁)、8b……優先ポート(吐出ポート)、
8c……非優先ポート(バイパスポート)、17
……逆止弁、18……バイパス通路、20……ア
ンロード弁、20b……バネ室、27……バイパ
ス形圧力補償弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流体ポンプの流体を切換弁を介してアクチユ
    エータに供給するようにした回路を一対備えてな
    る流体回路において、第1の回路Aには、中立位
    置3a時にポンプポート3pを閉じる絞り切換弁
    3と、該絞り切換弁3前後の差圧を所定圧PS1
    保持するバイパス形圧力補償弁8とが備えられて
    いるとともに、第2の回路Bには、中立位置5a
    時にはタンク6に連通し、少なくとも最終切換位
    置5e時には閉じるパイロツトポート5hを有す
    る切換弁5が備えられており、上記バイパス形圧
    力補償弁8のバイパスポート8cは、逆止弁17
    を介設したバイパス通路18により第2の回路B
    の切換弁5に連通し、該バイパス通路18には、
    バネ室20bが上記第2の回路Bの切換弁5のパ
    イロツトポート5hに連通するアンロード弁20
    が接続されていることを特徴とする二流量合流回
    路。
JP58124226A 1983-07-07 1983-07-07 二流量合流回路 Granted JPS6018605A (ja)

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