JPS6347395A - 電鋳母型およびその製造方法 - Google Patents
電鋳母型およびその製造方法Info
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- JPS6347395A JPS6347395A JP19063686A JP19063686A JPS6347395A JP S6347395 A JPS6347395 A JP S6347395A JP 19063686 A JP19063686 A JP 19063686A JP 19063686 A JP19063686 A JP 19063686A JP S6347395 A JPS6347395 A JP S6347395A
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- base core
- core
- reinforcing frame
- metal reinforcing
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Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「対象技術分野」
この発明は電鋳母型およびその製造方法に関するもので
ある。
ある。
「従来技術」
電鋳母型を形成するための母芯の表面は一般に複雑な形
状を有し、このため機械加工が困難であるにもかかわら
ず精密さが要求される。そこで母芯の表面にメッキを施
すことにより電鋳母型を得るようにしているが、その表
面に形成された凹凸部にメッキを施すばあいにはその性
質上かなりの日時を要する。すなわち凹凸部は電流密度
を低くして、かつ長い時間をかけてメッキし、このメッ
キの層の表面が平滑になった段階で、あらためて電流密
度を増大させ補強のためのメッキ層を高速で形成するの
が普通であるが、その補強のためのメッキ層は一般に十
数ミリメートルに達し、その厚さ分のメッキを行うのに
数日から士数日も要する欠点がある。
状を有し、このため機械加工が困難であるにもかかわら
ず精密さが要求される。そこで母芯の表面にメッキを施
すことにより電鋳母型を得るようにしているが、その表
面に形成された凹凸部にメッキを施すばあいにはその性
質上かなりの日時を要する。すなわち凹凸部は電流密度
を低くして、かつ長い時間をかけてメッキし、このメッ
キの層の表面が平滑になった段階で、あらためて電流密
度を増大させ補強のためのメッキ層を高速で形成するの
が普通であるが、その補強のためのメッキ層は一般に十
数ミリメートルに達し、その厚さ分のメッキを行うのに
数日から士数日も要する欠点がある。
「目的」
この発明はこのような従来の欠点にかんがみ、必要な厚
みの補強枠を短時間で形成することを目的とするもので
ある。
みの補強枠を短時間で形成することを目的とするもので
ある。
「概要」
この発明はその目的を達成するために母芯の表面に形成
された凹凸部をメッキにより平滑にするとともに、この
状態でその母芯の外周に金属補強枠を嵌合し、さらにそ
の表面にメッキを施すことにより母芯と補強枠とを一体
にしたものである。
された凹凸部をメッキにより平滑にするとともに、この
状態でその母芯の外周に金属補強枠を嵌合し、さらにそ
の表面にメッキを施すことにより母芯と補強枠とを一体
にしたものである。
「実施例」
以下図によってこの発明の一実施例について説明する。
すなわち第1図および第2図において母芯1はたとえば
アルミニウム材を機械加工することにより形成され、そ
の外周表面には多数の凹部2および凸部3が設けられる
。たとえば母芯1がビニオン歯車のばあいにはその外周
に山と谷からなる凹凸部が形成される。
アルミニウム材を機械加工することにより形成され、そ
の外周表面には多数の凹部2および凸部3が設けられる
。たとえば母芯1がビニオン歯車のばあいにはその外周
に山と谷からなる凹凸部が形成される。
まずこの母芯の表面にはとくにその凹凸部2゜3を覆う
ようにメッキを所定の厚さにわたつ℃施す。このメッキ
は電流密度が低く、かつ十分な時間をかけて緩やかに行
われる。これによって第1のメッキ層5が形成され、か
つこの第1のメッキ層により凹凸部2,3は滑らかに覆
われる。しかしその第1のメッキ層50表面はその断面
において必ずしも直線状ではなく、すなわちその全表面
にわたって均一な外径にはなり難い。
ようにメッキを所定の厚さにわたつ℃施す。このメッキ
は電流密度が低く、かつ十分な時間をかけて緩やかに行
われる。これによって第1のメッキ層5が形成され、か
つこの第1のメッキ層により凹凸部2,3は滑らかに覆
われる。しかしその第1のメッキ層50表面はその断面
において必ずしも直線状ではなく、すなわちその全表面
にわたって均一な外径にはなり難い。
次にこの母芯の外径とほぼ等しい内径を有し、かつその
軸心線方向の長さすなわち厚みが母芯1の軸心線方向の
長さに比し短い金属補強枠7を用意し、この金属補強枠
に第1のメッキ層5を研削加工した母芯を圧入または挿
入により嵌合する。
軸心線方向の長さすなわち厚みが母芯1の軸心線方向の
長さに比し短い金属補強枠7を用意し、この金属補強枠
に第1のメッキ層5を研削加工した母芯を圧入または挿
入により嵌合する。
なおその金属補強枠7はその外径寸法をあらかじめ設定
された仕上り寸法に比し1〜3n小さめに形成しておく
。またこの金属補強枠の母芯1と交差する面において、
この母芯とともに形成される角部に両者を所定の半径を
もってたがいに滑らかに連結するわん曲部8が形成され
る。
された仕上り寸法に比し1〜3n小さめに形成しておく
。またこの金属補強枠の母芯1と交差する面において、
この母芯とともに形成される角部に両者を所定の半径を
もってたがいに滑らかに連結するわん曲部8が形成され
る。
さらに金属補強枠7および母芯1の嵌合状態でこれらの
全表面にわたってメッキを所定の厚さたとえば1〜3t
Iに達するまで施す。これによって第2のメッキ層9が
形成される。なおこのときわん曲部8はメッキにおける
電着性を滑らかにする。すなわち母芯1と金属補強枠7
とによって形成される角部をできるだけ小さくすること
により電流密度を落さないように作用するもので、その
わん曲部8の半径は金属補強枠7の寸法により若干異な
るが0.2〜20程度が好ましい。
全表面にわたってメッキを所定の厚さたとえば1〜3t
Iに達するまで施す。これによって第2のメッキ層9が
形成される。なおこのときわん曲部8はメッキにおける
電着性を滑らかにする。すなわち母芯1と金属補強枠7
とによって形成される角部をできるだけ小さくすること
により電流密度を落さないように作用するもので、その
わん曲部8の半径は金属補強枠7の寸法により若干異な
るが0.2〜20程度が好ましい。
次に金属補強枠7および母芯1のそれぞれの軸心線と交
差する両側面を旋盤により第1図のA −A線に沿って
所定の寸法だけ研削する。すなわち金属補強枠7におい
てはその両側面に形成された第2のメッキ層9を、また
母芯lにおいてはこの母芯そのものすなわちアルミ芯材
が露出するまで研削する。
差する両側面を旋盤により第1図のA −A線に沿って
所定の寸法だけ研削する。すなわち金属補強枠7におい
てはその両側面に形成された第2のメッキ層9を、また
母芯lにおいてはこの母芯そのものすなわちアルミ芯材
が露出するまで研削する。
つづいてこの母芯を金属補強枠7と一体の状態でカセイ
ソーダ液に浸漬すると、母芯1すなわちアルミ芯材のみ
が溶け、したがって金属補強枠7の内側には母芯1と同
形の雌型が形成され、これによって電鋳母型が完成する
。
ソーダ液に浸漬すると、母芯1すなわちアルミ芯材のみ
が溶け、したがって金属補強枠7の内側には母芯1と同
形の雌型が形成され、これによって電鋳母型が完成する
。
「効果」
この発明は上述のように表面に凹凸部を有する母芯に、
その凹凸部を覆うようにメッキを所定の厚みだけ施した
後、その表面を研削し、次にこの研削加工した母芯を金
属補強枠に嵌合し、さらにこれら金属補強枠および母芯
の表面に、それらの嵌合状態でメッキを所定の厚みに達
するまで施すようにしているので、電鋳母型の形成がき
わめて短期間に行うことができろ。たとえば金属補強枠
の厚さが10藷で、1日当りのメッキ付着速度が1nの
ばあいには、電鋳母型の完成まで約10日間短縮するこ
とができる。さらにメッキ層の回転率や電極の消耗ひい
ては消費電力等から考えると、金属補強枠の加工費を上
回る経済性が得られる利点がある。
その凹凸部を覆うようにメッキを所定の厚みだけ施した
後、その表面を研削し、次にこの研削加工した母芯を金
属補強枠に嵌合し、さらにこれら金属補強枠および母芯
の表面に、それらの嵌合状態でメッキを所定の厚みに達
するまで施すようにしているので、電鋳母型の形成がき
わめて短期間に行うことができろ。たとえば金属補強枠
の厚さが10藷で、1日当りのメッキ付着速度が1nの
ばあいには、電鋳母型の完成まで約10日間短縮するこ
とができる。さらにメッキ層の回転率や電極の消耗ひい
ては消費電力等から考えると、金属補強枠の加工費を上
回る経済性が得られる利点がある。
第1図はこの発明の電鋳母型の製造過程における一実施
例を示す縦断面図、第2図は正断面図、第3図は母芯と
金属補強枠との間の角部における拡大断面図である。 1・・・母芯、2・・・凹部、3・・・凸部、5・・・
第1のメッキ層、6・・・支軸、7・・・金属補強枠、
8・・・わん曲部、9・・・第2のメッキ層。
例を示す縦断面図、第2図は正断面図、第3図は母芯と
金属補強枠との間の角部における拡大断面図である。 1・・・母芯、2・・・凹部、3・・・凸部、5・・・
第1のメッキ層、6・・・支軸、7・・・金属補強枠、
8・・・わん曲部、9・・・第2のメッキ層。
Claims (4)
- (1)表面に凹凸部を有する母芯に、その凹凸部を覆う
ようにメッキを所定の厚みだけ施した後、その表面を研
削し、次にこの研削加工した母芯を金属補強枠に嵌合し
、さらにこれら金属補強枠および母芯の表面に、それら
の嵌合状態でメッキを所定の厚みに達するまで施すこと
を特徴とする電鋳母型の製造方法。 - (2)上記金属補強枠の外形寸法をあらかじめ仕上り寸
法より所定の寸法だけ小さく形成し、その表面に上記メ
ッキを仕上り寸法に達するまで施すことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の電鋳母型の製造方法。 - (3)表面に凹凸部を有する母芯に施され、その凹凸部
を所定の厚みをもって覆う第1のメッキ層と、上記母芯
を上記第1のメッキ層を介して嵌合させる金属補強枠と
、これら金属補強枠および母芯の表面にそれらの嵌合状
態で形成した第2のメッキ層とからなる電鋳母型。 - (4)上記母芯の軸心方向の長さを上記金属補強枠の軸
心方向の長さに比し長く設定するとともに、上記金属補
強枠の上記母芯と交差する面において、上記母芯ととも
に形成される角部に両者を所定の半径をもってたがいに
滑らかに連結するわん曲部を形成した特許請求の範囲第
3項記載の電鋳母型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19063686A JPS6347395A (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | 電鋳母型およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19063686A JPS6347395A (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | 電鋳母型およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6347395A true JPS6347395A (ja) | 1988-02-29 |
JPH0124877B2 JPH0124877B2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=16261368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19063686A Granted JPS6347395A (ja) | 1986-08-15 | 1986-08-15 | 電鋳母型およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6347395A (ja) |
-
1986
- 1986-08-15 JP JP19063686A patent/JPS6347395A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0124877B2 (ja) | 1989-05-15 |
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