JPS6347132A - 形状記憶合金装置 - Google Patents

形状記憶合金装置

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JPS6347132A
JPS6347132A JP61189486A JP18948686A JPS6347132A JP S6347132 A JPS6347132 A JP S6347132A JP 61189486 A JP61189486 A JP 61189486A JP 18948686 A JP18948686 A JP 18948686A JP S6347132 A JPS6347132 A JP S6347132A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、種々の用途のために、形状記憶合金を利用し
て熱エネルギを力学的エネルギに変換する形状記憶合金
装置に関する。
(従来の技術および発明か解決しようとする問題点) 従来よりこのような形状記憶装置は種々提案されている
が、その多くは比較的に構造が複雑で、製造コストが比
較的に高くなるとともに、装置仝休をシート状とするこ
とは困難であった。
(発明の目的〕 本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
もので、装置全体がシート状をなし、加熱冷却すること
により湾曲させたり、平らな状態としたりすることがで
き、かつ構造が簡単で、製造コストを安価にすることか
できる形状記憶合金装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段〕 本発明による形状記憶合金装置は、弾性を有するシート
状材料と、このシート状材料に、該月利に沿うようにし
て、かつ引張り力を作用されるようにして、取り付けら
れたワイヤ状の形状記憶合金とを有してなるものである
(作用〕 本発明においては、形状記憶合金が所定温度領域より低
温になっている状態では、シー1〜状材料はその弾性に
より、外力を受けない自由状態時の形状とほぼ同じかま
たはそれに近い形状となっており、かつ形状記憶合金は
伸び変形を受けている。
しかし、直接電流を流す等の適当な方法により、形状記
憶合金を所定温度領域にまで加熱すると、形状記憶合金
は変態を開始し、元の全長に戻ろうとする形状記憶回復
力を発生し、シート状材料の弾性に抗して収縮するので
、シート状材料は湾曲の度合を変化する。
また次に形状記憶合金の加熱を停止すると、形状記憶合
金は冷却し、形状回復力を失うので、シート状材料はそ
の弾性により再び自由状態時の形状とほぼ同じかまたは
それに近い形状に戻り、形状記憶合金は伸び変形を受け
る。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図から4図までは本発明の一実施例を示す。
この実施例において、1は弾性を有する電気絶縁性の材
料からなる、幅の狭い長方形をなす薄いシート状材料で
あり、このシート状材料1の一方の面には粘着剤が塗布
されている。前記シート状材料1は、外力を作用されな
い状態では、その弾性により平らな状態となるようにな
っている。
なお、このシート状材料1を構成する材料としては、例
えば、ボリアリレート樹脂、ポリカーボネート、ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ABS樹脂等の種々の合成
樹脂、あるいはその他の適当な弾性を有する材料を用い
ることができる。また、本発明においては、シート状材
料の形状は本実施例のような形状に限られることはなく
、必要に応じて任意の形状とすることができる。
前記シート状材料1の一端部付近には端子2および3が
取り付けられており、細端部付近にはハトメ4が取り付
けられている。前記シート状材料1の前記粘着剤を塗布
されている側の面には、Ti−Ni合金からなるワイヤ
状の形状記憶合金5が前記粘着剤により粘着されている
。ここにおいて、前記形状記憶合金5はその一端部を端
子2に接続されており、この端子2からシート状材料1
の長さ方向に沿ってハトメ4に向って延び、ざらにハト
メ4に巻き掛られて折り返され、シート状材料1の長さ
方向に沿って端子3に向って延び、他端部を端子3に接
続されている。
前記形状記憶合金5の折り返し部分はハトメ4とシート
状材料1との間に挟持されている。前記ハトメ4は、形
状記憶合金5を特に前記折り返し部分において他の部分
より強固にシート材料1に固定するために設けられてい
るものである。なお、本発明においては、ハトメ以外の
固定手段により形状記憶合金の端部を特に強固にシート
状材料に固定してもよいし、その必要がない場合はハト
メ等の固定手段を全く設けなくてもよい。
前記形状記憶合金5は、その全長がある寸法りとなる形
状を記憶しているが、この元の仝長りより伸び変形を受
けた状態で上述のようにシート材料1に取り付けられて
いる。言い換えれば、形状記憶合金5はシート状材料1
により引張り力を作用される状態でシート状材料1に取
り付けられている。なお、本発明においては、ワイヤ状
の形状記憶合金5の伸び変形からの形状回復力をもっば
ら利用するため、形状記憶合金5の曲げ変形およびねじ
り変形からの形状回復力は無視できるので、形状記憶合
金5は前記所定の全長しとなる形状を記憶していさえす
れば、真直ぐな形状を記憶していてもよいし、湾曲した
形状を記憶していてもよい。
前記シート状材料1の前記粘着剤を塗布されている側の
面には、電気絶縁性でシート状材料1よりさらに薄いシ
ート状の被覆材6が貼り合わされており、これにより形
状記憶合金5はシート状材料1と被覆材6との間に挟ま
れた状態となっている。なお、前記被覆材6のシート状
材料1に接する面にも粘着剤が塗布されている。前記被
覆材6は、例えばポリアミドイミド樹脂等の種々の合成
樹脂で構成することができる。前記端子2,3には、そ
れぞれ導線7,8が接続されている。
次に、本実施例の作動を説明する。
常温の状態では、シート状材料1はその弾性により第2
図のように平らな状態となっており、形状記憶合金5は
伸び変形を受けている。
しかし、導線7,8および端子2,3を通じて形状記憶
合金5に電流を流す等の方法により、形状記憶合金5を
適当な温度にまで加熱すると、形状記憶合金5は変態を
開始し、元の全長りに戻るうとする形状記憶回復力を発
生し、シー]・状材料1の弾性に抗して収縮する。これ
により、シート状材料1は第3図のように形状記憶合金
5が取り付けられている面側に湾曲する。
また次に形状記憶合金5の加熱を停止すると、形状記憶
合金5は冷却し、形状回復力を失うので、シート状材料
1【Jlその弾性により再び第2図のように平らな状態
に戻り、形状記憶合金5は伸び変形を受(プる。
このように本装置では、形状記憶合金5を加熱冷却する
ことにより、シート状(オ利1を湾曲させたり、平らな
状態に戻したりすることができる。
そして、このような形状記憶合金5の加熱冷却に伴うシ
ート状材料1の動作ば種々の用途に利用することができ
る。
第5図は本発明の他の実施例を示す。この実施例におい
ては、シー1〜状材利1の両面に、前記実施例と同様に
してそれぞれ形状記憶合金5が取り付けられている。ま
た、被覆材6もシート状材料1の両面に設(プられてい
る。
前記実施例では、形状記憶合金5が設(プられている一
方の面側にのみシート状材料1を湾曲できたが、本実施
例においては、2本の形状記憶合金5のうちのいずれを
加熱するかを選択することにより、シート状材料1をそ
の両面のいずれの側にも湾曲することができる。
第6図および7図は本発明のさらに他の実施例を示す。
前記各実施例においては、形状記憶合金5をUターンさ
せて該合金5の両端がともにシート状材料1の一方の端
部側に来るようにしているが、本実施例では、二本の形
状記憶合金5をそれぞれUターンさせないでシート状材
料1に取り付け、各形状記憶合金5の両端がシート状材
料1の両端部に来るようにしている。本実施例に43い
ても、前記第1図ないし4図の最初の実施例と同様の効
果を得ることかできる。
ただし、最初の実施例においてはシート状vJ利1の一
端部側において形状記憶合金5を電源に接続できるが、
この実施例においては、シート状材料1の両端部におい
て形状記憶合金5を電源を接続しなければならない。
第8図および9図は本発明のさらに別の実施例を示ず。
この実施例において、11は前記各実施例のシート状材
料1と同様のシート状材料であるか、広い幅を有してい
る。このシート状材料11には、該材1’3+ 11に
沿って、1−i−Ni合金からなる2本のワイヤ状の形
状記憶合金158,15bが取り付けられている。そし
て、一方の形状記憶合金158は、図のX方向に延びる
部分が等間隔で生ずるように複数箇所で折り返されてお
り、他方の形状記憶合金15bは前記X方向と垂直なY
方向に延びる部分が等間隔で生ずるように複数箇所で折
り返されている。また、前記各形状記憶合金158.1
5bはシート状材料1に貼り合わされた被覆材1GにJ
:り覆われている。
本実施例においては、形状記憶合金15aに通電すれば
、シート状材料11がX方向に対して湾曲する一方、形
状記憶合金15bに通電すれば、シート状材料11がY
方向に対して湾曲する。
なお、前記各実施例においては、シー1へ状材料−〇 
− は外力を作用されていない自由な状態では平らな状態と
なるようになっているが、外力を作用されていない自由
な状態においてシー1へ状材料が湾曲した形状となるよ
うに構成してもよい(この場合、形状記憶合金が加熱さ
れていないとさは、シー1へ状材料は自由状態時の形状
とほぼ同じかそれに近い形状で湾曲しているか、形状記
憶合金が加熱されて形状回復力を発生すると、湾曲形状
を変化させるかまたは平らな状態となる)。
また、前記各実施例においては、形状記・隠合金を被覆
材により被覆しているが、本発明においては、必らずし
も形状記憶合金を被覆材“C被覆する必要はない。また
、形状記憶合金を弾性を有する2枚のシート状材料の間
に挟んでもよいし、形状記憶合金をシート状材料中に埋
め込むような構成としてもよい。
また、前記各実施例では、形状記憶合金としてTi−N
i合金を使用しているが、本発明においては、他の種の
形状合金を使用することも可能である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明による合金装置は、装置全体がシー
ト状をなし、加熱冷却することにより湾曲させたり、平
らな状態にしたりすることができ、かつ構造が簡単で、
製造コストを安価にすることができるという優れた効果
を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による形状記憶合金装置の一実施例を示
す正面図、第2図はシート状材料が平らな状態における
該実施例を示す側面図、第3図はシート状材料が湾曲し
た状態における該実施例を示す側面図、第4図は第1図
のIV−IV線における拡大断面図、第5図は本発明の
他の実施例を示す拡大断面図、第6図は本発明のさらに
伯の実施例を示す正面図、第7図は第6図のVI −W
線における拡大断面図、第8図は本発明のざらに別の実
施例を示す正面図、第9図は第8図のIX −IX線に
おける拡大断面図である。 1・・・シート材材料、5・・・形状記憶合金、11・
・・シート状材料、15a、15b・・・形状記憶合金
。 第1図   第2図 第3図 第4図     第6図 第8図 Y 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 弾性を有するシート状材料と、このシート状材料に、該
    材料に沿うようにして、かつ引張り力を作用されるよう
    にして、取り付けられたワイヤ状の形状記憶合金とを有
    してなる形状記憶合金装置。
JP61189486A 1986-08-14 1986-08-14 形状記憶合金装置 Expired - Lifetime JP2564119B2 (ja)

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JP2564119B2 JP2564119B2 (ja) 1996-12-18

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