JPS6347002B2 - - Google Patents
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- JPS6347002B2 JPS6347002B2 JP55029064A JP2906480A JPS6347002B2 JP S6347002 B2 JPS6347002 B2 JP S6347002B2 JP 55029064 A JP55029064 A JP 55029064A JP 2906480 A JP2906480 A JP 2906480A JP S6347002 B2 JPS6347002 B2 JP S6347002B2
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- 230000035559 beat frequency Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 20
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- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 6
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G3/00—Producing timing pulses
- G04G3/02—Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency
- G04G3/022—Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency the desired number of pulses per unit of time being obtained by adding to or substracting from a pulse train one or more pulses
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G3/00—Producing timing pulses
- G04G3/02—Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency
- G04G3/027—Circuits for deriving low frequency timing pulses from pulses of higher frequency by combining pulse-trains of different frequencies, e.g. obtained from two independent oscillators or from a common oscillator by means of different frequency dividing ratios
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高周波共振器を有する発振器に関する
ものである。この共振器は一方において非常に正
確であり、そして他方において比較的高い長期間
安定性を有している。
ものである。この共振器は一方において非常に正
確であり、そして他方において比較的高い長期間
安定性を有している。
4.19MHzの周波数をもつた高周波水晶共振器は
周知であり、そしてとりわけ腕時計に用いられて
いる。温度安定性と長期間特性(エージング)は
32kHzの周波数をもつた従来の低周波水晶共振器
よりはかなり優れているが、他方において電流消
費がかなり大きく、したがつて、現在利用可能な
電池はひんぱんに取替える必要がある。特に5年
乃至10年の有効寿命をもつ長期間電池の場合に、
高周波発振器のすべての利点をもち、かつ低周波
発振器の電池消費とほぼ同じ低電流消費の発振器
をうることが望ましい。
周知であり、そしてとりわけ腕時計に用いられて
いる。温度安定性と長期間特性(エージング)は
32kHzの周波数をもつた従来の低周波水晶共振器
よりはかなり優れているが、他方において電流消
費がかなり大きく、したがつて、現在利用可能な
電池はひんぱんに取替える必要がある。特に5年
乃至10年の有効寿命をもつ長期間電池の場合に、
高周波発振器のすべての利点をもち、かつ低周波
発振器の電池消費とほぼ同じ低電流消費の発振器
をうることが望ましい。
本発明に係る発振器は、
高周波共振器と低周波共振器とを含むものであ
ることを前提とし、更に、 前記高周波共振器の出力信号の周波数を所定の
周波数まで低減する周波数分割器と、 前記低周波共振器の出力信号の周波数を前記所
定の周波数と等しい周波数まで低減する他の周波
数分割器と、 前記2つの周波数分割器に接続され、これらの
周波数分割器の出力信号に基づいて周波数補正信
号を作り出す補正信号発生回路と、 前記低周波共振器の出力する低周波信号を入力
すると共に前記周波数補正信号によつて制御さ
れ、前記低周波信号を分周して前記発振器の出力
信号を発生するプログラム可能周波数分割器と、 前記高周波共振器を周期的に作動状態、非作動
状態に切り替え短時間作動状態にする電子スイツ
チとを有するように構成される。
ることを前提とし、更に、 前記高周波共振器の出力信号の周波数を所定の
周波数まで低減する周波数分割器と、 前記低周波共振器の出力信号の周波数を前記所
定の周波数と等しい周波数まで低減する他の周波
数分割器と、 前記2つの周波数分割器に接続され、これらの
周波数分割器の出力信号に基づいて周波数補正信
号を作り出す補正信号発生回路と、 前記低周波共振器の出力する低周波信号を入力
すると共に前記周波数補正信号によつて制御さ
れ、前記低周波信号を分周して前記発振器の出力
信号を発生するプログラム可能周波数分割器と、 前記高周波共振器を周期的に作動状態、非作動
状態に切り替え短時間作動状態にする電子スイツ
チとを有するように構成される。
好適な実施例では、補正信号を生ずるための装
置はビート周波数発生器を有しており、そして電
流消費の小さい低周波共振器を用いることによ
り、および高周波水晶共振器を周期的にスイツチ
オンすることにより、従来よりも高い周波数で、
例えば8.38MHzで高周波水晶共振器を用いること
さえ可能である。この水晶共振器は、もし水晶が
米国特許第4071797号に従つてカツトされ断面を
もつならば、4.19MHzの周波数における水晶共振
器よりも温度特性の点でもまた容積の点でも優れ
た性質をもつている。
置はビート周波数発生器を有しており、そして電
流消費の小さい低周波共振器を用いることによ
り、および高周波水晶共振器を周期的にスイツチ
オンすることにより、従来よりも高い周波数で、
例えば8.38MHzで高周波水晶共振器を用いること
さえ可能である。この水晶共振器は、もし水晶が
米国特許第4071797号に従つてカツトされ断面を
もつならば、4.19MHzの周波数における水晶共振
器よりも温度特性の点でもまた容積の点でも優れ
た性質をもつている。
第1図は発振器回路図を示している。例えば、
4.19MHz、8.38MHzまたはそれ以上の周波数をも
ちそして米国特許第4071797号に従つてカツトさ
れた高周波水晶共振器HFが備えられ、そしてこ
の周波数が周波数分割器FTによつて32kHzまで
逓降され、そしてこの周波数がA点を通つてビー
ト周波数発生器SFGに送られる。また他の線に
よつて、高周波共振器HFの出力する高周波信号
はそのままビート周波数発生器SFGに与えられ
る。例えば32kHzの周波数の従来の水晶共振器で
ある低周波共振器NFの信号はB点を通り、ビー
ト周波数発生器SFGに送られる。このビート周
波数発生器で、後で詳細に記載されるように、補
正信号が発生し、そしてこの補正信号がプログラ
ム可能周波数分割器PRFTに送られる。このプロ
グラム可能周波数分割器にはまた低周波共振器
NFから低周波信号が供給される。もし必要なら
ば、このプログラム可能周波数分割器において、
低周波信号が補正され、そしてこの低周波信号が
出力AUSを通つて従来のタイマ回路に送られる。
この出力AUSに接続されるタイマ回路は周知で
あつて、したがつて、ここで詳細に記載すること
はしない。電源電圧Vsに接続された電子スイツ
チESはタイマ回路からの信号CPによつて制御さ
れて周期的信号Sを供給し、そしてこの周期的信
号は周波数分割器FTとビート周波数発生器SFG
を周期的にスイツチする。4.19MHz高周波水晶共
振器を用いる場合、計算によれば、適切に正確な
補正信号をその度に得るためにそして1×10-3
秒/日(s/d)の精度をうるために、少なくと
も16秒のスイツチオン時間が必要である。スイツ
チオフ時間は、例えば、15分であつてよい。すな
わち、信号CPは15分毎に16秒間生ずる。このこ
とにより、高周波共振器の電流消費は約1/50に減
少する。
4.19MHz、8.38MHzまたはそれ以上の周波数をも
ちそして米国特許第4071797号に従つてカツトさ
れた高周波水晶共振器HFが備えられ、そしてこ
の周波数が周波数分割器FTによつて32kHzまで
逓降され、そしてこの周波数がA点を通つてビー
ト周波数発生器SFGに送られる。また他の線に
よつて、高周波共振器HFの出力する高周波信号
はそのままビート周波数発生器SFGに与えられ
る。例えば32kHzの周波数の従来の水晶共振器で
ある低周波共振器NFの信号はB点を通り、ビー
ト周波数発生器SFGに送られる。このビート周
波数発生器で、後で詳細に記載されるように、補
正信号が発生し、そしてこの補正信号がプログラ
ム可能周波数分割器PRFTに送られる。このプロ
グラム可能周波数分割器にはまた低周波共振器
NFから低周波信号が供給される。もし必要なら
ば、このプログラム可能周波数分割器において、
低周波信号が補正され、そしてこの低周波信号が
出力AUSを通つて従来のタイマ回路に送られる。
この出力AUSに接続されるタイマ回路は周知で
あつて、したがつて、ここで詳細に記載すること
はしない。電源電圧Vsに接続された電子スイツ
チESはタイマ回路からの信号CPによつて制御さ
れて周期的信号Sを供給し、そしてこの周期的信
号は周波数分割器FTとビート周波数発生器SFG
を周期的にスイツチする。4.19MHz高周波水晶共
振器を用いる場合、計算によれば、適切に正確な
補正信号をその度に得るためにそして1×10-3
秒/日(s/d)の精度をうるために、少なくと
も16秒のスイツチオン時間が必要である。スイツ
チオフ時間は、例えば、15分であつてよい。すな
わち、信号CPは15分毎に16秒間生ずる。このこ
とにより、高周波共振器の電流消費は約1/50に減
少する。
15分毎に新しい学習サイクルが開始し、そして
この期間内にもし低周波共振器NFの周波数が変
わるならば、プログラム可能周波数分割器PRFT
がリセツトされる。
この期間内にもし低周波共振器NFの周波数が変
わるならば、プログラム可能周波数分割器PRFT
がリセツトされる。
もしさらに改良された精度が要求されるなら
ば、その時には点線で示されているように、温度
補償回路TCがスイツチオンされて、温度の影響
を無視できる位小さくする。2個の発振している
水晶共振器が既に用いられているから、この場合
に2つの水晶共振器によるデジタル温度補償が良
いであろう。
ば、その時には点線で示されているように、温度
補償回路TCがスイツチオンされて、温度の影響
を無視できる位小さくする。2個の発振している
水晶共振器が既に用いられているから、この場合
に2つの水晶共振器によるデジタル温度補償が良
いであろう。
補正信号を生ずるための実施例の2つの詳細図
が第2図および第4図に示されている。4.19MHz
または8.38MHzの高周波数が第1周波数分割器
FTによつて32kHzまで逓降され、そしてそれか
ら第2周波数分割器FT1によつて1/16Hzの周波
数まで逓降される。発生器NFから32kHzの低周
波数がまた周波数分割器FT2によつて1/16Hzに
まで逓降される。8.38MHzの周波数をもつ高周波
共振器の場合には1/8Hzの周波数を選択すること
がまたできる。容易に計算されるように、1/16Hz
の2つの周波数を直接比較することは非常に不正
確であるであろう。したがつて1:4.19MHzの時
間間隔、すなわち、約0.2μsが時間の単位として
用いられる比較を行なうのが必要である。第3図
に示されているように、A′のパルスとB′のパル
スの差がとられ、それによつて2つのパルスの前
端の差△tiと2つのパルスの後端の差△teが減算
または加算されて、周波数補正信号がえられる。
第4図は第3図で記載された方式で動作する装置
に対する回路を示したものである。2つの信号
A′およびB′がEX−OR(EX−ODER)ゲートに
達する。このゲートは2つの信号の間に差がある
時にのみ、すなわち、第3図に示されているよう
に、△tiおよび△teが存在する時にのみ動作す
る。EX−ORゲートからの信号はAND(UND)
ゲートに送られる。このANDゲートで4.19MHz
信号がスイツチされ、そしてそこから2方向カウ
ンタZRZに達し、このカウンタの符号(+)には
フリツプフロツプFF1によつて与えられる。2
方向カウンタZRZにおいて、△tiと△teの差がつ
くられ、それによつて、△teがまた△tiより大き
いことが可能である。この場合、カウンタを正し
く制御するために、カウンタZRZからゼロを通る
さい論理回路LGに信号が送られ、またフリツプ
フロツプから信号が供給される。カウンタZRZが
ゼロを通る場合に、論理回路LGはフリツプフロ
ツプFF1に対しパルスを発生し、それによつて
フリツプフロツプFF1は符号を変え、そしてこ
の信号をカウンタZRZに送り、それによつてカウ
ンタZRZはそれから正しい方向にカウントする。
第2フリツプフロツプFFRは測定の始めに2方
向カウンタZRZをゼロに設定し、それによつて、
2つのフリツプフロツプFF1およびFFRは、高
周波共振器のスイツチオンの間、電子スイツチ
ESによる周期的スイツチSによつてゼロに設定
される。カウンタZRZからの出力は、復号器DG
を通つて、プログラム可能周波数分割器PRFTに
送られ、そして符号信号が論理回路LGから供給
される。
が第2図および第4図に示されている。4.19MHz
または8.38MHzの高周波数が第1周波数分割器
FTによつて32kHzまで逓降され、そしてそれか
ら第2周波数分割器FT1によつて1/16Hzの周波
数まで逓降される。発生器NFから32kHzの低周
波数がまた周波数分割器FT2によつて1/16Hzに
まで逓降される。8.38MHzの周波数をもつ高周波
共振器の場合には1/8Hzの周波数を選択すること
がまたできる。容易に計算されるように、1/16Hz
の2つの周波数を直接比較することは非常に不正
確であるであろう。したがつて1:4.19MHzの時
間間隔、すなわち、約0.2μsが時間の単位として
用いられる比較を行なうのが必要である。第3図
に示されているように、A′のパルスとB′のパル
スの差がとられ、それによつて2つのパルスの前
端の差△tiと2つのパルスの後端の差△teが減算
または加算されて、周波数補正信号がえられる。
第4図は第3図で記載された方式で動作する装置
に対する回路を示したものである。2つの信号
A′およびB′がEX−OR(EX−ODER)ゲートに
達する。このゲートは2つの信号の間に差がある
時にのみ、すなわち、第3図に示されているよう
に、△tiおよび△teが存在する時にのみ動作す
る。EX−ORゲートからの信号はAND(UND)
ゲートに送られる。このANDゲートで4.19MHz
信号がスイツチされ、そしてそこから2方向カウ
ンタZRZに達し、このカウンタの符号(+)には
フリツプフロツプFF1によつて与えられる。2
方向カウンタZRZにおいて、△tiと△teの差がつ
くられ、それによつて、△teがまた△tiより大き
いことが可能である。この場合、カウンタを正し
く制御するために、カウンタZRZからゼロを通る
さい論理回路LGに信号が送られ、またフリツプ
フロツプから信号が供給される。カウンタZRZが
ゼロを通る場合に、論理回路LGはフリツプフロ
ツプFF1に対しパルスを発生し、それによつて
フリツプフロツプFF1は符号を変え、そしてこ
の信号をカウンタZRZに送り、それによつてカウ
ンタZRZはそれから正しい方向にカウントする。
第2フリツプフロツプFFRは測定の始めに2方
向カウンタZRZをゼロに設定し、それによつて、
2つのフリツプフロツプFF1およびFFRは、高
周波共振器のスイツチオンの間、電子スイツチ
ESによる周期的スイツチSによつてゼロに設定
される。カウンタZRZからの出力は、復号器DG
を通つて、プログラム可能周波数分割器PRFTに
送られ、そして符号信号が論理回路LGから供給
される。
上記に説明された第4図に示される補正信号発
生回路の作用のみを第3図を参照して要約的に述
べると次のようになる。高周波共振器HFが作動
しない15分間の間、プログラム可能周波数分割器
PRFTは前回の補正信号に基づく制御により低周
波共振器NFの低周波信号を所定周波数に分周し
て発振器の出力信号として出力する。前記15分経
過後、図示しない前記タイマ回路から与えられる
信号により電子スイツチESが信号S(第3図a)
を16秒間出力すると、この信号の発生によつて高
周波共振器及びこれに関連する回路は作動状態に
なり、高周波共振器は高周波信号を出力する。高
周波共振器HFの高周波信号及び低周波共振器
NFの低周波信号は、それぞれ同一周波数まで分
周され、例えば第3図b,cに示すような波形で
A′点、B′点に供給される。また、信号Sが供給
されるフリツプフロツプFFR,FF1は信号Sに
よつてゼロ設定を行うよう動作せしめられる。
(第3図f,g)これによりフリツプフロツプ
FFRの出力は2方向カウンタZRZのカウント数
を測定開始時にゼロにセツトする(第3図h)。
また、A′点、B′点に供給される信号において第
3図b,cに示すように差があると、第3図dに
示すパルスがEX−ORゲートからANDゲート、
フリツプフロツプFF1に供給される。ANDゲー
トは、第3図dに示すパルスが存在する間△ti、
△te、高周波共振器HFからの高周波信号(パル
ス信号)を2方向カウンタZRZに供給する。ま
た、フリツプフロツプFF1は、2方向カウンタ
ZRZのカウント方向(プラス(+)側がマイナス
(−)側)を指示する信号を、論理回路LGの出力
信号とEX−ORゲートの出力信号に基づき発生
する。論理回路LGの出力信号により、最初フリ
ツプフロツプFF1は2方向カウンタZRZに対し
て例えばプラス側のカウントを行う信号を与え、
これにより2方向カウンタZRZは時間△tiの間
ANDゲートの出力パルスをプラス側にカウント
し、その後時間△teのパルスの発生によりフリツ
プフロツプFF1はマイナス側のカウントを行う
信号を2方向カウンタZRZに対し与え、これによ
り2方向カウンタZRZは時間△teの間ANDゲー
トの出力パルスをマイナス側にカウントする(第
3図h)。この結果、信号Sが発生している15秒
間の前記回路のカウント動作に基づいて2方向カ
ウンタZRZのカウント数を復号する復号器DG、
カウント数の符号を出力する論理回路LGによつ
て、補正信号として、高周波共振器と低周波共振
器の周波数差に対応した信号を得ることができ
る。
生回路の作用のみを第3図を参照して要約的に述
べると次のようになる。高周波共振器HFが作動
しない15分間の間、プログラム可能周波数分割器
PRFTは前回の補正信号に基づく制御により低周
波共振器NFの低周波信号を所定周波数に分周し
て発振器の出力信号として出力する。前記15分経
過後、図示しない前記タイマ回路から与えられる
信号により電子スイツチESが信号S(第3図a)
を16秒間出力すると、この信号の発生によつて高
周波共振器及びこれに関連する回路は作動状態に
なり、高周波共振器は高周波信号を出力する。高
周波共振器HFの高周波信号及び低周波共振器
NFの低周波信号は、それぞれ同一周波数まで分
周され、例えば第3図b,cに示すような波形で
A′点、B′点に供給される。また、信号Sが供給
されるフリツプフロツプFFR,FF1は信号Sに
よつてゼロ設定を行うよう動作せしめられる。
(第3図f,g)これによりフリツプフロツプ
FFRの出力は2方向カウンタZRZのカウント数
を測定開始時にゼロにセツトする(第3図h)。
また、A′点、B′点に供給される信号において第
3図b,cに示すように差があると、第3図dに
示すパルスがEX−ORゲートからANDゲート、
フリツプフロツプFF1に供給される。ANDゲー
トは、第3図dに示すパルスが存在する間△ti、
△te、高周波共振器HFからの高周波信号(パル
ス信号)を2方向カウンタZRZに供給する。ま
た、フリツプフロツプFF1は、2方向カウンタ
ZRZのカウント方向(プラス(+)側がマイナス
(−)側)を指示する信号を、論理回路LGの出力
信号とEX−ORゲートの出力信号に基づき発生
する。論理回路LGの出力信号により、最初フリ
ツプフロツプFF1は2方向カウンタZRZに対し
て例えばプラス側のカウントを行う信号を与え、
これにより2方向カウンタZRZは時間△tiの間
ANDゲートの出力パルスをプラス側にカウント
し、その後時間△teのパルスの発生によりフリツ
プフロツプFF1はマイナス側のカウントを行う
信号を2方向カウンタZRZに対し与え、これによ
り2方向カウンタZRZは時間△teの間ANDゲー
トの出力パルスをマイナス側にカウントする(第
3図h)。この結果、信号Sが発生している15秒
間の前記回路のカウント動作に基づいて2方向カ
ウンタZRZのカウント数を復号する復号器DG、
カウント数の符号を出力する論理回路LGによつ
て、補正信号として、高周波共振器と低周波共振
器の周波数差に対応した信号を得ることができ
る。
このようにプログラム可能周波数分割器PRFT
は高周波共振器と低周波共振器の周波数差に対応
した補正信号を常に受取つており、それで平均と
して、精度に関する出力信号AUSの長期間の特
性、温度特性およびエージングは高周波水晶共振
器の特性に従つて動作し、一方、電流消費は永久
的に接続された32kHz低周波水晶共振器の特性に
事実上対応する。第1図のところで述べた温度補
償回路TEは2方向カウンタZRZと復合器CGとの
間に接続すると便利である。この構造体はまた、
水晶の温度変化およびエージングのさい、周波数
差が常に同じ符号をもつようにつくることがで
き、そのときは、この回路はかなり簡単にするこ
とができる。
は高周波共振器と低周波共振器の周波数差に対応
した補正信号を常に受取つており、それで平均と
して、精度に関する出力信号AUSの長期間の特
性、温度特性およびエージングは高周波水晶共振
器の特性に従つて動作し、一方、電流消費は永久
的に接続された32kHz低周波水晶共振器の特性に
事実上対応する。第1図のところで述べた温度補
償回路TEは2方向カウンタZRZと復合器CGとの
間に接続すると便利である。この構造体はまた、
水晶の温度変化およびエージングのさい、周波数
差が常に同じ符号をもつようにつくることがで
き、そのときは、この回路はかなり簡単にするこ
とができる。
本発明は、ここに記載された一方において32k
Hzの値、他方において4.19MHzおよび8.38MHzの
値に限定されるのではなくて、これと異つた値を
もつ他の水晶共振器をまた用いることができる。
高動作精度および優れた温度特性および長期間特
性が要求される場合にはいつでも、そしてこのた
めに使える容積が小さい場合にはいつでも、前記
発振器を用いることができる。例えば、腕時計や
写真カメラがその応用例である。
Hzの値、他方において4.19MHzおよび8.38MHzの
値に限定されるのではなくて、これと異つた値を
もつ他の水晶共振器をまた用いることができる。
高動作精度および優れた温度特性および長期間特
性が要求される場合にはいつでも、そしてこのた
めに使える容積が小さい場合にはいつでも、前記
発振器を用いることができる。例えば、腕時計や
写真カメラがその応用例である。
周波数比較の時間は前記値とは異なる値で行な
うことも可能である。それは利用しうる最大周波
数により及び周波数の設定の要求された精度によ
る。高周波共振器がスイツチオフされる時間間隔
を別の値に選定することもできる。
うことも可能である。それは利用しうる最大周波
数により及び周波数の設定の要求された精度によ
る。高周波共振器がスイツチオフされる時間間隔
を別の値に選定することもできる。
第1図は本発明による発振器のブロツク回路
図、第2図は第1図の回路の1つの実施例の詳細
図、第3図は2つの水晶共振器の出力に分周して
得られたパルス及び第4図の回路各部の出力信号
の関係を示す波形図、第4図はビート周波数発生
器のブロツク回路図を示す。 NF……低周波水晶発振器を有する回路、
SFG,PRFT……補正信号を生ずる回路、ES…
電子スイツチ、SFG……ビート周波数発生器、
HF……高周波水晶共振器。
図、第2図は第1図の回路の1つの実施例の詳細
図、第3図は2つの水晶共振器の出力に分周して
得られたパルス及び第4図の回路各部の出力信号
の関係を示す波形図、第4図はビート周波数発生
器のブロツク回路図を示す。 NF……低周波水晶発振器を有する回路、
SFG,PRFT……補正信号を生ずる回路、ES…
電子スイツチ、SFG……ビート周波数発生器、
HF……高周波水晶共振器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高周波共振器と低周波共振器とを含む発振器
において、 前記高周波共振器の出力信号の周波数を所定の
周波数まで低減する周波数分割器と、 前記低周波共振器の出力信号の周波数を前記所
定の周波数と等しい周波数まで低減する他の周波
数分割器と、 前記2つの周波数分割器に接続され、これらの
周波数分割器の出力信号に基づいて周波数補正信
号を作り出す補正信号発生回路と、 前記低周波共振器の出力する低周波信号を入力
すると共に前記周波数補正信号によつて制御さ
れ、前記低周波信号を分周して前記発振器の出力
信号を発生するプログラム可能周波数分割器と、 前記高周波共振器を周期的に作動状態に切り替
え短時間作動状態にする電子スイツチとを有する
ことを特徴とする発振器。 2 特許請求の範囲第1項において、前記高周波
共振器が少なくとも4.19MHzの共振周波数を有
し、前記低周波共振器が32kHzの共振周波数を有
することを特徴とする発振器。 3 特許請求の範囲第1項において、前記補正信
号発生回路は、ビート周波数発生器であることを
特徴とする発振器。 4 特許請求の範囲第3項において、前記ビート
周波数発生器は、前記高周波共振器の周波数によ
つて制御されたEX−ORゲートとその後に接続
されたANDゲートとを有し、前記ANDゲートの
出力が2方向カウンタに接続され、論理回路が前
記2方向カウンタを適切なカウント方向に切り替
えることとを特徴とする発振器。 5 特許請求の範囲第1項において、前記プログ
ラム可能周波数分割器の前段に温度補償回路が接
続されることを特徴とする発振器。
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
CH226779A CH620087B (de) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | Oszillator mit einem hochfrequenz-quarzresonator. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6347002B2 true JPS6347002B2 (ja) | 1988-09-20 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (5)
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JP (1) | JPS55124311A (ja) |
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- 1980-02-29 US US06/126,154 patent/US4344046A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-03-07 JP JP2906480A patent/JPS55124311A/ja active Granted
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