JPS6346885Y2 - - Google Patents
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- JPS6346885Y2 JPS6346885Y2 JP662780U JP662780U JPS6346885Y2 JP S6346885 Y2 JPS6346885 Y2 JP S6346885Y2 JP 662780 U JP662780 U JP 662780U JP 662780 U JP662780 U JP 662780U JP S6346885 Y2 JPS6346885 Y2 JP S6346885Y2
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- molding
- casting resin
- resin
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、磁気消去ヘツドに係り、とくに
VTRの音声消去用の磁気消去ヘツドに関する。
VTRの音声消去用の磁気消去ヘツドに関する。
従来、この種の磁気消去ヘツドでは、テープ摺
動面をヘツドコアと非磁気フエライトとで構成
し、これらをガラス繊維入り熱硬化性成型材料、
例えばエポキシ、フエノール、ジアリルフタレー
ト等のケースに収納していた。
動面をヘツドコアと非磁気フエライトとで構成
し、これらをガラス繊維入り熱硬化性成型材料、
例えばエポキシ、フエノール、ジアリルフタレー
ト等のケースに収納していた。
ところで、非磁性フエライトは比較的高価格で
あり、原価低減のために非磁性フエライトの代り
に無機質フイーラー入り注型樹脂(無機質・熱硬
化性樹脂複合材料)をケース前面にモールドする
ことが考慮されている。この場合、無機質フイー
ラー入に注型樹脂そのものが熱衝撃(−20℃乃至
+70℃、10サイクル)や高温高湿(温度70℃、湿
度95%で連続240時間)に耐えることが判明した
ので、ケースは外形寸法を確保するだけでよく、
熱可塑性樹脂に比べて成型がめんどうで高価格と
なる熱硬化性樹脂を用いる必要性が無いと考えら
れる。
あり、原価低減のために非磁性フエライトの代り
に無機質フイーラー入り注型樹脂(無機質・熱硬
化性樹脂複合材料)をケース前面にモールドする
ことが考慮されている。この場合、無機質フイー
ラー入に注型樹脂そのものが熱衝撃(−20℃乃至
+70℃、10サイクル)や高温高湿(温度70℃、湿
度95%で連続240時間)に耐えることが判明した
ので、ケースは外形寸法を確保するだけでよく、
熱可塑性樹脂に比べて成型がめんどうで高価格と
なる熱硬化性樹脂を用いる必要性が無いと考えら
れる。
本考案は、上記の点に鑑み、ケース内部をモー
ルドする注型樹脂として無機質フイーラー入り注
型樹脂を用いかつケースを熱可塑性樹脂で成型す
ることにより、信頼性を損うことなく原価低減を
可能にした磁気消去ヘツドを提供しようとするも
のである。
ルドする注型樹脂として無機質フイーラー入り注
型樹脂を用いかつケースを熱可塑性樹脂で成型す
ることにより、信頼性を損うことなく原価低減を
可能にした磁気消去ヘツドを提供しようとするも
のである。
以下、本考案に係る磁気消去ヘツドの実施例を
図面に従つて説明する。
図面に従つて説明する。
第1図及び第2図において、ケース1はガラス
繊維入り熱可塑性樹脂、例えばガラス繊維入りナ
イロン、ポリアセタール等でヘツドコア2と嵌合
する嵌合溝3、収納凹部4及び取付穴5を有する
ように一体成型されている。動作ギヤツプGを有
するヘツドコア2には、巻線6が施されかつ端子
ピン7を有するボビン8が設けられ、これらはケ
ース1内部の収納凹部4に収納され、この状態に
て無機質フイーラー入り注型樹脂9でケース1内
部をモールドすることにより固定される。モール
ド後ケース1前面すなわちテープ摺動面10は鏡
面状に研磨される。ここで、無機質フイーラー入
り注型樹脂は無機質・熱硬化性樹脂複合材料であ
つて、例えばエポキシ系樹脂にアルミナ粉末、酸
化クロム粉末等を混入したものである。
繊維入り熱可塑性樹脂、例えばガラス繊維入りナ
イロン、ポリアセタール等でヘツドコア2と嵌合
する嵌合溝3、収納凹部4及び取付穴5を有する
ように一体成型されている。動作ギヤツプGを有
するヘツドコア2には、巻線6が施されかつ端子
ピン7を有するボビン8が設けられ、これらはケ
ース1内部の収納凹部4に収納され、この状態に
て無機質フイーラー入り注型樹脂9でケース1内
部をモールドすることにより固定される。モール
ド後ケース1前面すなわちテープ摺動面10は鏡
面状に研磨される。ここで、無機質フイーラー入
り注型樹脂は無機質・熱硬化性樹脂複合材料であ
つて、例えばエポキシ系樹脂にアルミナ粉末、酸
化クロム粉末等を混入したものである。
上記実施例によれば、ケース1前面のテープ摺
動面10をヘツドコア2と熱衝撃及び高温高湿に
耐え得る無機質フイーラー入り注型樹脂9とで構
成したので、ケース1自体は外形寸法を確保する
だけでよく、成型容易で安価な熱可塑性樹脂でケ
ース1を構成できる。従つて、信頼性を損うこと
なく製造原価の低減ができる。また、熱可塑性樹
脂は弾性を有しているから、取付穴5に螺子を挿
通して録音再生ヘツドの側面に磁気消去ヘツドを
装着する際、締付を均一に行うことが可能であ
る。
動面10をヘツドコア2と熱衝撃及び高温高湿に
耐え得る無機質フイーラー入り注型樹脂9とで構
成したので、ケース1自体は外形寸法を確保する
だけでよく、成型容易で安価な熱可塑性樹脂でケ
ース1を構成できる。従つて、信頼性を損うこと
なく製造原価の低減ができる。また、熱可塑性樹
脂は弾性を有しているから、取付穴5に螺子を挿
通して録音再生ヘツドの側面に磁気消去ヘツドを
装着する際、締付を均一に行うことが可能であ
る。
なお、上記実施例において、ヘツドコアが1チ
ヤンネルの場合を示したが多チヤンネルの場合に
も同様に適用できることは明らかである。
ヤンネルの場合を示したが多チヤンネルの場合に
も同様に適用できることは明らかである。
叙上のように、本考案によれば、ケース内部を
モールドする注型樹脂として無機質フイーラー入
り注型樹脂を用いかつケースを熱可塑性樹脂で成
型することにより、信頼性を損うことなく原価低
減を可能にした磁気消去ヘツドを得る。
モールドする注型樹脂として無機質フイーラー入
り注型樹脂を用いかつケースを熱可塑性樹脂で成
型することにより、信頼性を損うことなく原価低
減を可能にした磁気消去ヘツドを得る。
第1図は本考案に係る磁気消去ヘツドの実施例
を示す斜視図、第2図は同側断面図である。 1……ケース、2……ヘツドコア、3……嵌合
溝、4……収納凹部、5……取付穴、6……巻
線、7……端子ピン、8……ボビン、9……無機
質フイーラー入り注型樹脂、10……テープ摺動
面、G……動作ギヤツプ。
を示す斜視図、第2図は同側断面図である。 1……ケース、2……ヘツドコア、3……嵌合
溝、4……収納凹部、5……取付穴、6……巻
線、7……端子ピン、8……ボビン、9……無機
質フイーラー入り注型樹脂、10……テープ摺動
面、G……動作ギヤツプ。
Claims (1)
- 取付穴を形成した熱可塑性樹脂ケース内に巻線
を施したヘツドコアを収納し、該ケース内を無機
質フイーラー入り注型樹脂でモールドして固定
し、前記ケース前面のテープ摺動面を前記ヘツド
コアと前記注型樹脂とで構成したことを特徴とす
る磁気消去ヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP662780U JPS6346885Y2 (ja) | 1980-01-24 | 1980-01-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP662780U JPS6346885Y2 (ja) | 1980-01-24 | 1980-01-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56111427U JPS56111427U (ja) | 1981-08-28 |
JPS6346885Y2 true JPS6346885Y2 (ja) | 1988-12-05 |
Family
ID=29603299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP662780U Expired JPS6346885Y2 (ja) | 1980-01-24 | 1980-01-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6346885Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510336Y2 (ja) * | 1987-04-13 | 1993-03-15 |
-
1980
- 1980-01-24 JP JP662780U patent/JPS6346885Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56111427U (ja) | 1981-08-28 |
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