JPS634638Y2 - - Google Patents

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JPS634638Y2
JPS634638Y2 JP1983103772U JP10377283U JPS634638Y2 JP S634638 Y2 JPS634638 Y2 JP S634638Y2 JP 1983103772 U JP1983103772 U JP 1983103772U JP 10377283 U JP10377283 U JP 10377283U JP S634638 Y2 JPS634638 Y2 JP S634638Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
movable piece
metal plate
piece
fixed
cutting edges
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983103772U
Other languages
English (en)
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JPS6011795U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10377283U priority Critical patent/JPS6011795U/ja
Publication of JPS6011795U publication Critical patent/JPS6011795U/ja
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Publication of JPS634638Y2 publication Critical patent/JPS634638Y2/ja
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Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Scissors And Nippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は紙、布、合成樹脂製のフイルムや細杆
などの目的物を簡便に切断するための卓上式のカ
ツターに係り、殊更プレス加工された焼入れ鋼板
やその他のバネ性金属板を用いることによつて、
特別に刃先加工を施す必要なく安価に提供でき、
しかもそのバネ性を活用しても誰もが軽快に操作
し乍ら、目的物を確実に切断できるよう工夫した
ものである。
以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を説明すると、第1〜6図において、1は焼入
硬化された鋼板やその他のバネ性を有する金属板
であり、その略中央部には抜き窓Sが開口されて
いる。2はその抜き窓Sの打抜き片一部をそのま
ま上方へ連続的に曲げ起した可動片であり、その
曲げ起し角度θが側面視において90度未満の鋭角
とされている。その場合、金属板1における抜き
窓Sに臨む一部のカツトエツジと、曲げ起された
可動片2一部のカツトエツジとは何れも刃先a,
bとして、互いに摺れ合うよう関係設定されてい
る。
つまり、その金属板1側の刃先aが固定刃とし
て、可動片2側の刃先bが可動刃として各々定め
られているわけである。しかも、好ましくはその
刃先a,bをなすカツトエツジが、金属板1や可
動片2の平坦板面と非直角な角度α,βに刻入付
与されており、これによつてそのカツトエツジの
稜線を、鋭利な刃先a,bとしてそのまま効果的
に機能させ得るよようになつている。3は可動片
2を曲げ起すための折曲ガイド線であるが、これ
を図のような刃先a,bの稜線と直角な線分とす
る以外に、同じく稜線と非直角に交叉する線分と
して定めても良い。
又、4は上記金属板1の固定ベースであり、図
では携帯に便利な大きさの合成樹脂製平盤形態を
示しているが、その大きさや形状・材質などは勿
論図のものに限らず、その携帯性能をなくすこと
も考えられる。金属板1はこの固定ベース4へ、
ビス5やピン、接着剤、その他の固定手段により
結合一体化された上、使用されることになる。6
は伏倒される可動片2の逃げ凹所であり、固定ベ
ース4に形成されている。合成樹脂製固定ベース
4に着色を施せば、その外観の優美さや興趣変化
を与えることもできる。
更に、7は上記可動片2をその金属板1からの
曲げ起し弾力に抗しつつ押し下げ伏倒させるため
の操作レバーであり、可動片2の曲げ起し先端部
に取付けられている。このレバー7は特に可動片
2の先端部へ固着される取付片部8と、これから
上記摺れ合う刃先a,bの上方を横断して、金属
板1の一部を覆う如く水平に張り出すカバー片部
9とから成る断面倒立L字型として、合成樹脂か
ら一体成形されている。10はその取付片部8か
ら突設されたピンであり、可動片2の先端部に挿
入されて、接着剤により固着一体化されている。
この合成樹脂製レバー7によれば、着色を施すこ
ともできる。
操作手の指先を当てがうレバー7の押し下げ表
面(頂面)は、金属板1やその曲げ起し可動片2
の平坦板面と一定角度γだけ交叉する関係の傾斜
面として設定されている。その趣旨はレバー7に
指先を当てがつて、可動片2をその曲げ起し弾力
に抗しつつ押し下げた時、その可動片2の上記刃
先bが固定金属板1の刃先aと自づと衝当する如
く、互いに強く摺れ合う付勢方向の操作力を与え
得るようにし、以つて自づと確実に目的物Mを切
断でき、その両刃先a,bが目的物Mの厚みや硬
さなどの変化に左右されて、互いに離反する作用
力を受けないようにする点にある。その付勢力の
加わる方向性を図の矢印Fによつて表わしてい
る。尚、Pは可動片2の起伏運動支点を示唆して
いる。11は卓上などにベース4を固定使用する
ためのマグネツトであるが、これに代わる吸盤な
どを該ベース4に付設することも考えられる。
上記の構成において、紙や布、合成樹脂製のフ
イルムや細杆、その他の目的物Mを切断するに当
つては、これを固定金属板1と、これから曲げ起
し常態にある可動片2との相互間へ、挾まれるよ
うに差し入れて後、その可動片2を伏倒させる如
くに押し下げ操作すれば良い。そうすれば、固定
側の刃先aと可動側の刃先bとの安定な摺れ合い
作用により、目的物Mが確実に切断されることに
なる。その場合、押し下げられる可動片2は、固
定金属板1との摺れ合い瞬時における全体的平板
状態を越えて、逐にはその先端部が固定ベース4
の逃げ凹所6へ衝当する如く到達するか、又はそ
の先端部のレバー7における就中カバー片部9が
固定金属板1の平坦板面に衝当する如く到達する
ので、その押し下げ限度が自づと規制されること
になり、従い危険なく軽快に切断作業することが
できる。
以上のように、本考案では卓上式のカツターと
して、卓上へ据置き使用する固定ベース4の表面
に可動片2の逃げ凹所6を設けると共に、同じく
ベース4の裏面にマグネツト11又は吸盤を付属
させる一方、 そのベース4の表面へ固着一体化されるバネ性
金属板1の略中央部に抜き窓Sを打抜き開口させ
て、その打抜き片一部を折曲ガイド線3から、側
面視における90度未満の鋭角θとして上方へ曲げ
起すことにより可動片2とし、 その可動片2と残る固定金属板1との対応する
カツトエツジをそのまま刃先a,bとして、互い
に摺れ合い作用するように関係設定すると共に、 その可動片2を固定金属板1からの曲げ起し弾
力に抗して押し下げ伏倒させるべき操作レバー7
を、上記可動片2の曲げ起し先端部へ固着一体化
される取付片部8と、これから上記摺れ合い作用
する刃先a,bの上方を横断すべく、連続的に張
り出すカバー片部9とから成る全体的な断面倒立
L字型として、合成樹脂から一体成形し、 その操作レバー7の押し下げ表面を上記可動片
2の平坦板面と一定角度γだけ交叉する関係の傾
斜面として、上記刃先a,bに自づと相互衝当す
る如き摺れ合い付勢方向Fの操作力を与え得るよ
うに定めてあるため、バネ性金属板1に対する打
抜きや曲げ起しなどの単純なプレス加工のみで、
特別な刃先加工を付与する必要がなく、又操作レ
バー7も合成樹脂製として、安価に大量生産でき
るのであり、それにも拘らず紙や布、フイルムな
どの目的物Mを安定良く、確実に切断できる効果
が達成される。
即ち、本考案の場合バネ性金属板1から可動片
2が曲げ起されており、該可動片2とその打抜き
上残存する固定金属板1との対応するカツトエツ
ジが、そのまま刃先a,bとして互いに摺れ合い
作用するように関係設定されている処、その金属
板1は固定ベース4の表面へ固着一体化されてお
り、しかもそのベース4の裏面にはマグネツト1
1又は吸盤が付属されているため、卓上へ不慮に
動くことなく据置いて、安定良く軽快に切断使用
することができ、極めて安全でもある。
その固定ベース4によつて安定良く使用できる
ため、金属板1とその可動片2のカツトエツジを
そのまま刃先a,bとしても、目的物Mを確実に
切断できるものと言える。特に可動片2を押し下
げる操作レバー7は、摺れ合い作用する刃先a,
bの上方を横断するカバー片部9も備えているた
めに、上記ベース4の働きと相俟つて、その使用
上の安全性を著しく昂めることができることにな
る。
又、上記金属板1とその可動片2のカツトエツ
ジをそのまま刃先a,bとしても、操作レバー7
の押し下げ面(頂面)が該可動片2の平坦な板面
と一定角度γだけ交叉する傾斜勾配面として、上
記刃先a,bの相互が自づと衝当する如く、強く
摺れ合う付勢方向Fの操作力を与え得るように定
められているため、目的物Mを確実に切断作用で
きるのであり、その目的物Mの厚みや硬さなどの
変化に左右されて、両刃先a,bの互いに離反す
ることが起らない。
更に、その操作レバー7は合成樹脂から成るた
め、その全体的な断面の倒立L字型として容易に
成形することができ、その着色の施用によつて、
金属板1を主とするカツターにデザイン上の興趣
変化も与え得るのであり、軽便な卓上式カツター
として実用向きなものと言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の側面図、第2図は同じく平面
図、第3,4図は第2図のX−X線並びにY−Y
線に沿う断面図、第5図は第3図に対応する可動
片の伏倒状態を示す断面図、第6図は第5図のZ
−Z線に沿う断面図である。 1……固定金属板、2……可動片、4……固定
ベース、7……操作レバー、a,b……刃先、S
……抜き窓、M……目的物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 卓上へ据置き使用する固定ベース4の表面に可
    動片2の逃げ凹所6を設けると共に、同じくベー
    ス4の裏面にマグネツト11又は吸盤を付属させ
    る一方、 そのベース4の表面へ固着一体化されるバネ性
    金属板1の略中央部に抜き窓Sを打抜き開口させ
    て、その打抜き片一部を折曲ガイド線3から、側
    面視における90度未満の鋭角θとして上方へ曲げ
    起すことにより可動片2とし、 その可動片2と残る固定金属板1との対応する
    カツトエツジをそのまま刃先a,bとして、互い
    に摺れ合い作用するように関係設定すると共に、 その可動片2を固定金属板1からの曲げ起し弾
    力に抗して押し下げ伏倒させるべき操作レバー7
    を、上記可動片2の曲げ起し先端部へ固着一体化
    される取付片部8と、これから上記摺れ合い作用
    する刃先a,bの上方を横断すべく、連続的に張
    り出すカバー片部9とから成る全体的な断面倒立
    L字型として、合成樹脂から一体成形し、 その操作レバー7の押し下げ表面を上記可動片
    2の平坦板面と一定角度γだけ交叉する関係の傾
    斜面として、上記刃先a,bに自づと相互衝当す
    る如き摺れ合い付勢方向Fの操作力を与え得るよ
    うに定めたことを特徴とする卓上式のカツター。
JP10377283U 1983-07-02 1983-07-02 卓上式のカツタ− Granted JPS6011795U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10377283U JPS6011795U (ja) 1983-07-02 1983-07-02 卓上式のカツタ−

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JP10377283U JPS6011795U (ja) 1983-07-02 1983-07-02 卓上式のカツタ−

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JPS6011795U JPS6011795U (ja) 1985-01-26
JPS634638Y2 true JPS634638Y2 (ja) 1988-02-05

Family

ID=30243958

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JP10377283U Granted JPS6011795U (ja) 1983-07-02 1983-07-02 卓上式のカツタ−

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10100092A (ja) * 1996-09-27 1998-04-21 Hitachi Metals Ltd スライド式シート材切断装置
JP4605710B2 (ja) * 2005-05-31 2011-01-05 株式会社日立メタルプレシジョン シート材切断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244080Y2 (ja) * 1975-04-21 1977-10-06

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JPS6011795U (ja) 1985-01-26

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