JPH0214738Y2 - - Google Patents

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JPH0214738Y2
JPH0214738Y2 JP1984139904U JP13990484U JPH0214738Y2 JP H0214738 Y2 JPH0214738 Y2 JP H0214738Y2 JP 1984139904 U JP1984139904 U JP 1984139904U JP 13990484 U JP13990484 U JP 13990484U JP H0214738 Y2 JPH0214738 Y2 JP H0214738Y2
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JP
Japan
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film
paper
blade
cutter
cutting
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JP1984139904U
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JPS6154755U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、紙、フイルム等のカツター刃に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の紙、フイルム等の切断には、1刃のカツ
ターか、鋏が用いられていた。
(考案が解決しようとする課題) 従来の1刃のカツターは、それが片面刃であつ
ても、両面刃であつても、紙、フイルム等を切断
しようとするときは、下にこれを載せる台のある
なしにかかわらず、カツター刃は、紙、フイルム
等に対し、一方の面のみから当たるから、切断面
には、カツター刃の当たる側の反対側面に切断に
よるばりを生ずるという点が、また鋏では、ガラ
ス台上の紙、フイルム等に対して切出せないとい
う欠点があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記のような欠点を解決するために
案出されたものである。すなわち、本考案は、
紙、フイルム等の切断面にばりを生じないように
するために刃の開いた状態の鋏の交叉角部分に
紙、フイルム面をあてがたて押し切りするという
鋏の原理を応用したものである。
すなわち、鋸歯状をなす両面刃の交叉刃は紙、
フイルム切断時その交叉角の角度が紙、フイルム
の厚さ幅にまたがる大きさの80゜〜100゜とし一方
の先端縁側の刃長は紙フイルムの下面に達する長
さの300〜800μとし他方の刃長は紙、フイルムの
上面の達する程度の長さに短かく形成した紙、フ
イルム等のカツター刃である。
そして、交叉刃の鋸歯状の山及び谷部に折取り
用の切込みを入れてある。
(作用) 本考案のカツター刃によつて被切断物の紙、フ
イルム等を切断する場合には、鋸歯状の交叉刃
が、被切断物の両側面から切込みを入れることに
より、切断面にばりを生じないようにして切断す
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
本考案の紙、フイルム等のカツター刃は、カツ
ター本体aに対し、交叉角が80〜100゜の鋸歯状の
交叉刃1,2を設けたもので、この刃部1,2は
いずれも両面刃であつて、そのうち刃部1はその
長さdは300〜800μが好結果をもたらし、この刃
部1と先端縁3とのなす角度βは15〜60゜位であ
る。なお、符号4の部分は交叉刃部1,2の谷部
で、その角度αは80〜100゜である。
以上のような交叉部の角度αは、紙、フイルム
の切断時紙、フイルムの厚さ幅にまたがる角度で
あり、一方の刃長dは紙、フイルムの下面に達す
る長さである。他方の刃長はこれより短く紙フイ
ルムの上面に達する程度の長さであつて、切断時
紙、フイルムの両側面から切込みが入られるよう
になつている。
カツター本体aには、刃部1,2の1単位毎に
カツター本体aから折取るための切込み5が設け
られている。場合によつては、さらに谷部4より
折取るための切込み6を設けることもある。
ホルダーbは、直接カツター本体aが摺動する
金属製の保持部7と、これの外側にあつて合成樹
脂製の握り部8とからなり、カツター本体aを固
着し、これとともに摺動する指掛片10をして、
保持部7に形成した鋸歯状の係止辺縁部9に係止
するようになつている。
本考案のカツター刃を使用するには、カツター
本体aを指掛片10によつて保持部7より摺動突
出させ、第3図イに示すように、先ずガラス台g
上におかれた紙、フイルム等fに対し、カツター
本体aの先端刃部1が直角状になるように切込ま
せ、次いで第3図ロに示すようにカツター本体a
を水平に立てて引張つて切断する。
このとき、例えば500μ長の刃部1を直角状に
立てて紙、フイルム等fに切込ませる時には、
0.1mm〜0.175mm厚さの紙、フイルム等fを切出
し、カツター本体aを立てて水平切断時には、刃
部1は45゜の角度で紙、フイルム等fに当たるこ
とになるから、ガラス台g面よりの紙、フイルム
等fの浮き100μ、ガラス台g面上のごみ等の厚
さ100μ、紙、フイルム等fの厚さが100μとする
と300μとなり、鋸歯状の交叉刃1,2の谷部4
が紙、フイルム等fに当たることになるから、
紙、フイルム等fに対し、カツター本体aはその
刃部1にて下面より、刃部2にて上面よりそれぞ
れ切込み両面側より切断することになる。
切断刃の刃部1,2が切れなくなつた場合に
は、切込み5より折取つて新しい切断刃を使用す
る。また場合によつては、切込み6より折取れ
ば、普通のカツターとして使用することができ
る。
(考案の効果) 本考案は、カツター本体の両面の刃部が鋸歯状
に紙、フイルム等の被切断物の厚さ幅にまたがる
角度80〜100゜の角度で交叉するとともに一方の先
端縁側の刃長が300〜800μで紙、フイルム等の下
面に達する長さとし、他方の刃長がこれより短か
く紙、フイルム等の上面に達する長さとしてある
から、紙、フイルム等の切断において、刃部が
紙、フイルム等の両面側より当たつて切込むこと
になり、切断面にばりを生ずるとなく、滑らかに
安全に切断を行うことができる。
したがつて、本考案のカツター刃は、例えばフ
イルム原版を、印刷折機にあわせて面付をする場
合の切断時に適したものである。
また本考案のカツター刃は、鋏の原理を取り入
れることにより、従来の鋏では切出すことのでき
なかつたガラス面上のフイルムを簡単に切出すこ
とができる。
さらに、ガラス台等を用いない場合であつて
も、ばりを生ずることなく、安全にして滑らかに
切断することができる。
その他、切断刃の刃部が切れなくなつた場合は
山部の切込みから折取つて新しい切断刃を使用す
ることができ、谷部より折取れば普通のカツター
として使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本考案のカツター刃の一部平面図、
同ロはその断面図、第2図はカツター刃をホルダ
ーに取付けた斜視図、第3図イ,ロはカツター刃
の使用時の説明的図面である。 符号a……カツター本体、b……ホルダー、f
……紙、フイルム等、g……ガラス台、1,2…
…刃部、3……先端縁、4……谷部、5,6……
切込み、7……金属製の保持部、8……合成樹脂
製の握り部、9……係止辺縁部、10……指掛
片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鋸歯状をなす両面刃の交叉刃は紙、フイルム
    切断時その交叉角の角度が紙、フイルムの厚さ
    幅にまたがる大きさの80゜〜100゜とし一方の先
    端縁側の刃長は紙フイルムの下面に達する長さ
    の300〜800μとし他方の刃長は紙、フイルムの
    上面の達する程度の長さに短かく形成した紙、
    フイルム等のカツター刃。 (2) 交叉刃の鋸歯状の山及び谷部に折取り用の切
    込みを入れた実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の紙、フイルム等のカツター刃。
JP1984139904U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPH0214738Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984139904U JPH0214738Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984139904U JPH0214738Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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Publication Number Publication Date
JPS6154755U JPS6154755U (ja) 1986-04-12
JPH0214738Y2 true JPH0214738Y2 (ja) 1990-04-20

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ID=30698265

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JP1984139904U Expired JPH0214738Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4422320Y1 (ja) * 1966-01-28 1969-09-19

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54156900U (ja) * 1978-04-24 1979-10-31
JPS6070273U (ja) * 1983-10-20 1985-05-18 矢野 紘太 カツタ−の刃

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4422320Y1 (ja) * 1966-01-28 1969-09-19

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Publication number Publication date
JPS6154755U (ja) 1986-04-12

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