JPS6346188A - バリカン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】

本発明は、固定刃の上を可動刃が往復摺動して毛髪を刈
る散髪用のバリカンに関する。

【背景技術】

従来のバリカンにあっては、ｔｊＳｅ図に示すように固
定刃１の櫛刃部３に溝の深さの浅いカット部４を数ピツ
チづつ設け、カット部４の数ピツチ毎に溝の深いすき刈
り部５を１ピツチづつ設けてあり、また可動刃２の櫛刃
部３には溝の浅い櫛刃状のカット部７を設けてあった。 そして、可動刃２をモータの動力で左右に往復摺動でき
るようにしである他、手動で可動刃２を前後に位置調整
できるようにしてあり、第６図＜１）に示すように可動
刃２を前進させて可動刃２のカット部７が溝の浅い固定
刃１のカット部４と重複した状態で可動刃２を左右に往
復させて通常のカットを行なえるようにし、また第６図
（ｂ）のように可動刃２を後退させて可動刃２のカット
部７が固定刃１のすき刈り部５とのみ重複するようにし
、可動刃２を往復させてすき刈り部５ですき刈りできる
ようにしてあった。このように可動刃２を前後にスライ
ドさせるための機構としては、　例えば第７図に示すよ
うなものがある。即ち、バリカン本体８内にモータ１６
と駆動子１２を内薫し、モータ１６と駆動子１２の中間
においてバリカン本体８内面のビン１０にレバー１１の
基端を回動自在に枢支してあり、バリカン本体８内に前
後方向にスライド自在に保持された駆動子１２後端のベ
ース部１７に突設されたピン状の枢支部１３をレバー１
１の中央部に枢着しである。また、駆動子１２の先部に
は横振動［１８が設けられていてベース部１７と横振動
部１８との間は可撓性脚部１９を介して一体に形成され
ており、横振動部１８の溝２１にはモータ１６の軸に設
けられた偏心軸２０が嵌入されている。更に、駆動子１
２の先端に穿孔されている一対の透孔１５には可動刃２
の上面に突設された突起１４が嵌合されている。しかし
て、レバー１１の先端をつかんでいる切換えハンドル９
をスライドさせるとレバー１１が回動して駆動子１２が
前後に移動させられ、駆動子１２に押し引きされて可動
刃２がｉｉ？７後に摺動し、カット用とすき刈り用とに
切換えられるのである。また、モータ１６が回転すると
可撓性脚部１９が撓み、偏心軸２０の偏心運動が横振動
部１８の往復運動に変換され、可動刃２が往復運動して
固定刃１と可動刃２とにより毛髪を刈るのである。 このように従来のバリカンであると、モータの動力によ
り往復倣動する可動刃２をモータとの接続状態を維持し
たままで前後方向にもスライドできるようにしなければ
ならず、機械的構造が複雑になるという欠、αがあった
。また、機械的な８！楕により通常のカットとすき刈り
とを切り替えるようにしているので、故障の発生する可
能性も高かった。

【発明の目的］ 本発明は叙上のような技術的背景に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは機械的な槻枯を用いることなく簡単な構造で通常のカットとすき刈りとを切り替えろことができるようにすることにある。 【発明の開示】

本発明のバリカンは、固定刃１と可動力２と１こ夫々櫛
刃状の櫛刃部３を形成し、この両櫛刃部３のうち少なく
とも一方の櫛刃部３の−ｈ側半部１こピッチの小さなカ
ッ）［４を設けると共１こ他力側半部にビッナの大きな
すき刈り部５を設け、固定刃１及び可動刃２のカット部
４側の半分もしくはすき刈り部５側の半分のいずれかを
バー７カバー６により覆うことができるようにして成る
ことを特徴とするものである。しかして、固定刃１と可
動刃２の櫛刃部３にカットを行なう部分とすき刈りを行
なう部分とを同時に設けてあり、使用しない部分をバー
７カバー６で覆って毛髪を刈らないようにして使い分け
をするだけであるので、カットとすき刈りとの切換のた
めのＰ！ｉ械的構造が必要なく、バリカンの機械的構造
が簡単になると共に故障の恐れも少ないものである。 以下本発明の実施例を添付図に基いて詳述する。 ｔ１４１図及び第４図に示すようにバリカン本体８の先
端部には固定刃１が固定されており、固定刃１の上には
可動刃２が左右に往復摺動可能に配設されている。第３
図に示すように、固定刃１の前縁の櫛刃部３には一定ピ
ッチの櫛刃状のカット部４が形成されており、可動刃２
の櫛刃部３の一方側半部には固定刃１のピッチと同じピ
ッチでピッチの小さな櫛刃状のカット部４を設けてあり
、可動刃２の他方側半部にはカット部４．７のピッチよ
りも大きなピッチ（第２図では４倍ピッチ）の櫛刃状の
すき刈り部５が設けられている。なお、このカット部４
とすき刈り部５との溝の深さはほぼ等しいものである。 また、可動刃２の上面には一対の突片２２が突設されて
いて突片２２間に嵌合溝２３が形成されており、バリカ
ン本体８内に内蔵されたモータ１６の紬２４に取着され
た偏心カム２５の偏心軸２０が嵌合溝２３内に摺動可能
に嵌合されている。しかして、モータ１６を回転させる
と、偏心軸２０と嵌合溝２３の働きでモータ１６の回転
運動は可動刃２の往復運動に変換されるのである。 バリカン本体８の先端部には第５図に示すような略憤状
をしたアタッチメント２６を嵌着できるようになってお
り、このアタッチメン）２６の先端の開口部分にはハー
フカバー６を取り付けることができるようになっている
。バー７カバー６は第５図に示すようにバリカン本体８
の櫛刃部３の幅の略二分の一程度の幅を有している。ハ
ー７カバー６の両端縁の内面には保合突起２７が突設さ
れており、一方アタッチメント２６の先端部の上面及び
下面にはアタッチメント２６の略全幅に亘り、前記係合
突起２７をスライド自在に嵌合させる係合溝２８がｉ！
Ｉ設されている。しかして、両保合突起２７をバリカン
本体８に嵌着されたアタッチメン）２６の係合ｒｌｔ２
８に嵌合させることによりバー７カバー６をバリカン本
体８の前端邪に取り付けて固定刃１及び可動刃２の片側
半分だけを覆うことができるものであり、バー７カバー
６を保合溝２８に沿ってスライドさせることによりハー
フカバー６により覆う側を変えることができるのである
。ＰＩＩＪ１図はカット部４側をバー７カバー６により
覆りだ状態を示しており、この状態でバリカンを使用す
るとカットｌ！ｌｓ４ｇＡへはバー７カバー６により妨
げられて毛髪は導入されず、刃の荒いすき刈り部５４ａ
でのみ毛髪をカットできて毛髪のすき刈りを行なえるの
である。逆に、バー７カバー６ですき刈り部５側のみを
カバーして使用するとすき刈り部５へは毛髪が導入され
ず、カット部４側でのみ毛髪の通常のカットを行なえる
のである。

【発明の効果】

本発明は、叙述のごとく固定刃と可動刃の柵刃部に通常
のカットをイブなう部分とすき刈りをイブなう部分とを
同時に設けてあり、使用しない部分をハーフカバーで覆
って毛髪を刈らないようにして使い分けをｒるだけであ
るので、カットとすき刈りとの切換のための機械的構造
が必要なく、バリカンの構造が簡単になり、このため故
障の恐れが少なくなると共に組立が容易になり、コスト
も低廉にできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、ＰＪ２図は第
１図のＸ部拡大図、第３図は同上の固定刃と可動刃の分
解平面図、第４図は同上のバリカン本体の先ｉｓに７タ
フチメントとハーフカバーを取着しだ状態の断面図、第
５図は同上のアタッチメントとハーフカバーを示す分解
耕視図、＾）６聞（ａ）（ｂ）は従来例の動作説明図、
第７図は同上の可動刃を前後方向にスライドさせるため
の機構を示す平面図である。 １・・・固定刃、２・・・可動刃、３・・・櫛刃部、４
・・・カット部、５・・・すき刈り部、６・・・ハーフ
カバー。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第４図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）固定刃と可動刃とに夫々櫛刃状の櫛刃部を形成し
   、この両櫛刃部のうち少なくとも一方の櫛刃部の一方側
   半部にピッチの小さなカット部を設けると共に他方側半
   部にピッチの大きなすき刈り部を設け、固定刃及び可動
   刃のカット部側の半分もしくはすき刈り部側の半分のい
   ずれかをハーフカバーにより覆うことができるようにし
   て成ることを特徴とするバリカン。