JPS6346026Y2 - - Google Patents

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JPS6346026Y2
JPS6346026Y2 JP1984138172U JP13817284U JPS6346026Y2 JP S6346026 Y2 JPS6346026 Y2 JP S6346026Y2 JP 1984138172 U JP1984138172 U JP 1984138172U JP 13817284 U JP13817284 U JP 13817284U JP S6346026 Y2 JPS6346026 Y2 JP S6346026Y2
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JP
Japan
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cosmetic
water
powder
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inner layer
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JP1984138172U
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JPS6151116U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、化粧時に水あるいは化粧料などの
液体を皮膚に塗布する目的に使用され、前記液体
を吸収保持可能な材質および構造を備える化粧用
塗布具に関し、特に内部に化粧効果を有する粉末
(以下化粧粉末という)を内包した水溶性袋を備
える化粧用塗布具に関する。
化粧粉末を水や乳液または化粧水などの液体化
粧料で溶解し皮膚に塗布する場合に従来は、皿状
の容器を使用して溶解混合したものをパフ状の塗
布具に付着させ用いていた。しかしながらこの方
法では、塗布前に化粧粉末と水あるいは液体化粧
料とを混合しなければならない不都合が生じる。
また塗布具を繰り返し使用する方式では、塗布面
に残留した化粧料が固着し変質し非衛生な状態に
なる不都合があつた。
この考案の目的は、上記不都合に鑑み、水ある
いは液体化粧料を皮膚に塗布する際同時に化粧粉
末を溶解し混合することができ、さらに衛生上不
都合をきたすことがなく、加えて使用前に化粧粉
末の脱落および飛散を確実に防止できる化粧用塗
布具を堤供することである。
この考案は、液体浸透性および保水性を有する
脱脂綿等から構成される内層と不繊布や脱脂綿等
から構成される外層とを有し、さらにこの内層と
外層との間に、水溶性かつ化粧効果を有する化粧
粉末を内包した水溶性袋を介在させたことを特徴
とする。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は、この考案の一部切り欠き見取り図で
ある。図示するように化粧用塗布具は、偏平に成
形された内層の一例である脱脂綿3の上部に市販
のアロエ粉末を内包した水溶性袋5を置き、上下
両面から水を浸透させる外層の一例である不織布
1により被覆し、この状態から使用し易い大きさ
に切断され成形されている。アロエ粉末は皮膚に
膨潤効果を促し、角質軟化作用および漂白作用等
の美容効果を有するとともに、水や液体化粧料に
容易に溶解、混合する。水溶性袋5は例えばオブ
ラート、ガゼイン、またはパルプ等の水溶性薄膜
素材により形成されている。この水溶性袋5に内
包されることによつてアロエ粉末は乾燥状態にお
いて外層との接触を断たれ、変質を生じることが
なく、雑菌の汚染も防止できる。不織布1、脱脂
綿3はともに液体を浸透させ、かつ保水する性質
を持つている。脱脂綿3の対向する2つの端部3
a,3bの上下面には融着繊維2が介され、この
部分を不織布1とともに加熱ならびに加圧するこ
とにより不織布1と脱脂綿3とを固定している。
これにより脱脂綿の保水性ならびに弾力性が確保
されるとともに、化粧用塗布具の内部にアロエ粉
末を内包した水溶性袋が保持される。なお、不繊
布1、脱脂綿3に代えて他の繊維を使用すること
ももちろん可能であり、さらに繊維の種類として
天然繊維、合成繊維のいずれも使用することが出
来る。また、天然繊維、合成繊維のいずれか一つ
の単独で構成することも出来る一方、両者の混成
で構成することも出来る。さらにこれらの繊維に
は、必要に応じて防菌剤、防汚剤、溶液安定調整
剤等の添加剤を加えることも出来る。
第2図はこの化粧用塗布具の断面の拡大図であ
る。図示するように化粧粉末4は、水溶性袋5に
内包され、脱脂綿3と不織布1との間に介在して
いる。したがつて、乾燥状態においてはアロエ粉
末が水溶性袋5から露出することがなく、化粧用
塗布具の表面に漏出することもない。このような
構成で、不織布1から吸収された水あるいは液体
化粧料は、まずアロエ粉末4を内包している水溶
性袋5に達しこれを溶解する。またこれによつて
内包されていたアロエ粉末4が露出し、水または
液体化粧料によつて溶解しこれらと混合され、脱
脂綿3の表面部分と不織布1とに吸収され、アロ
エ粉末はパツテイング等により容易に化粧用塗布
具の表面から皮膚に塗布できる状態になる。
なおアロエ粉末を内包した水溶性袋5は、脱脂
綿3の上下両面に位置させることも可能である。
さらにアロエ粉末だけでなくアロエ粉末と同様の
美容効果を有するハトムギ粉末を使用することが
出来る。
このようにこの考案によれば、水あるいは液体
化粧料を皮膚に塗布する際同時に化粧粉末を溶解
出来、また化粧粉末を水溶性袋に内包しておくこ
とによつて使用前に塗布具から化粧粉末が脱落、
飛散することを防止出来、しかも外気との接触を
防止して変質や雑菌の汚染を防ぎ衛生状態を良好
に維持できる。さらに使用する脱脂綿等の内層に
よつて保水性、弾力性等の性質を確保することが
出来る。また、使用材料が少量であり、作業工程
が簡単なことから生産コストが低く、さらに使い
捨てが出来るために化粧粉末が有する化粧効果を
有効に、容易に、かつ衛生的に皮膚に塗布するこ
とが可能で、使用感に優れた化粧用塗布具を堤供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例である化粧粉末入
り化粧用塗布具の一部切り欠き斜視図、第2図は
実施例の断面の拡大図である。 1……不織布(外層)、3……脱脂綿(内層)、
4……化粧粉末、5……水溶性袋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液体浸透性および保水性を有する外層と内層
    を有し、それらの外層と内層との間に、水溶性
    を有する化粧粉末を内包した水溶性袋を介在さ
    せたことを特徴とする化粧粉末入り化粧用塗布
    具。 (2) 外層または内層は単独または混成の天然繊維
    からなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    化粧粉末入り化粧用塗布具。 (3) 外層または内層は単独または混成の合成繊維
    からなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    化粧粉末入り化粧用塗布具。 (4) 化粧効果を有する物質がハトムギ粉末または
    アロエである実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の化粧粉末入り化粧用塗布具。
JP1984138172U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPS6346026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984138172U JPS6346026Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984138172U JPS6346026Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6151116U JPS6151116U (ja) 1986-04-05
JPS6346026Y2 true JPS6346026Y2 (ja) 1988-11-30

Family

ID=30696568

Family Applications (1)

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JP1984138172U Expired JPS6346026Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5150101Y2 (ja) * 1973-04-20 1976-12-02
JPS5812649Y2 (ja) * 1981-02-04 1983-03-11 中栄物産株式会社 冷却パフ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6151116U (ja) 1986-04-05

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