JPH0525534Y2 - - Google Patents

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JPH0525534Y2
JPH0525534Y2 JP1985153325U JP15332585U JPH0525534Y2 JP H0525534 Y2 JPH0525534 Y2 JP H0525534Y2 JP 1985153325 U JP1985153325 U JP 1985153325U JP 15332585 U JP15332585 U JP 15332585U JP H0525534 Y2 JPH0525534 Y2 JP H0525534Y2
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cotton
cosmetic
sheet
skin
disinfectant
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、化粧水や乳液を塗布する場合または
化粧落しの際に使用される化粧綿に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
化粧綿は化粧水や乳液を塗布したり、或は化粧
落しに従来から使用されているが、この化粧綿は
化粧用パフと異なつて使い捨てのものであり、
綿、レーヨンステープル等の短繊維からなり、水
分の吸収および保水性の良いウエブ状シート製の
化粧綿が多用されている。
また、このような短繊維からなる化粧綿では綿
屑が肌に付着し易いので、これを防止するため
に、前記のようなウエブ状シートを内層とし、こ
の内層を親水性または疎水性の繊維からなる不織
布やガーゼ等のシートで被覆した化粧綿(例え
ば、実公昭53−21218号公報、実公昭57−38096号
公報、実公昭58−27689号公報等)もある。
その他、化粧水、乳液等を無駄なく使用するた
めに、内層から疎水性繊維を用いて、親水性繊維
からなる外層で被覆した化粧綿(例えば、実公昭
58−11295号公報)や、更に化粧水の無駄な消費
を防止するだけでなく、手を汚さずに化粧綿を使
用するために、吸水性の良好なウエブ状シートに
液体の透過を防止するフイルムを組合せた化粧綿
(例えば、実公昭55−9851号公報、実開昭52−
17083号公報、実開昭54−16677号公報)なども提
案されている。
従来の化粧綿は、風合、肌ざわり、毛羽立ち防
止、繊維の肌への付着防止、化粧水の有効使用等
の点から改良が行われていただけである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、人の皮膚には多種類の皮膚常在菌が
存在しているが、これらの菌は普通は皮膚に対し
て悪影響を及ぼすことはない。しかし、脂線が肥
大増殖したり毛豪孔が角質亢進したりすること等
が原因となつて、皮脂が貯ると、アクネ桿菌や皮
膚ブドウ状球菌等が増殖し、皮膚を構成している
脂質成分のうちトリグリセリドを分解して遊離脂
肪酸に変えてしまう。
トリグリセリド自体は皮膚に対して悪影響を及
ぼさないが、細菌によつて分解されてできた遊離
脂肪酸は皮膚を形成している細胞に損傷を与え、
炎症を誘発する。実際、にきびのできている肌の
皮脂は遊離脂肪酸が多く、トリグリセリドが少な
くなつている。従つて、細菌類はにきびの直接的
な原因にはならないが、小さなにきびを増悪さ
せ、炎症を伴つたにきびにする作用がある(「化
粧品学」池田鉄作編、1983年3月1日南山堂発
行、第29頁参照)。
上述のように従来の化粧綿は、風合、肌ざわ
り、毛羽立ち防止、繊維の肌への付着防止、化粧
水の有効使用等という点から改良が行われていた
だけであり、皮膚上の細菌の増殖を積極的に抑え
て細菌による皮膚への悪影響を少なくすることは
行なわれていなかつた。
かかる点に鑑み、本考案は、化粧水や乳液を肌
に塗布したり、化粧落しする際に、化粧綿により
皮膚における細菌の増殖を抑えて、細菌による皮
膚への悪影響を少なくすることを目的とするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、吸水性シートを含む一層また
は多層からなる化粧綿であつて、化粧綿の少なく
とも外表面にアクネ桿菌または皮膚ブドウ状球菌
の増殖を抑える化粧用殺菌剤が付着している化粧
綿により、前述の目的を達成する。
〔作用〕
本考案の化粧綿は、従来の化粧綿と同様に吸水
性を有するシートを含んでいるので、化粧水や乳
液を吸収保持し、これらを肌に塗布したり、化粧
落しに使用することができる。これに加えて、化
粧綿に付着した化粧用殺菌剤により、皮膚を化粧
綿で拭つたり、パツテイングしたりする際に皮膚
に付いている細菌を殺菌するので、細菌の増殖が
抑えられる。従つて、細菌による皮膚への悪影響
を少なくできる。
〔実施例〕
本考案の化粧綿本体は、従来の化粧綿と同様の
ものを使用すればよく、吸水性シートを含む一層
または多層(二層以上)構造のものである。この
吸水性を有するシートは、従来の吸水性を有する
シートと同じであり、例えば、綿、レーヨンステ
ープル等からなる水分の吸収および保水性の良い
ウエブ状シートや、外層をなす吸水性を有する不
織布やガーゼ等のシート等である。
本考案によれば、この化粧綿本体にアクネ桿菌
または皮膚ブドウ状球菌の増殖を抑える化粧用殺
菌剤が付着している。この殺菌剤は少なくとも化
粧綿の外表面部に付着しているが、化粧綿全体に
付着していてもよい。
この殺菌剤は、従来から化粧品に使用されてい
る殺菌剤、すなわち、厚生省の定めた化粧品品質
基準および化粧品原料基準に基いて化粧品に使用
できる殺菌剤のうち特にアクネ桿菌または皮膚ブ
ドウ状球菌の増殖を抑える効果を有するものを用
いる。例えば、パラオキシ安息香酸エステル、安
息香酸およびその塩類、サリチル酸およびその塩
類、デビドロ酢酸およびその塩類、ハロゲン化ビ
スフエノール類、ソルビン酸およびその塩類、ホ
ウ酸、ヘキサクロロフエン、テトラメチルチウラ
ムジサルフアイド、硫黄、カルバニリド系殺菌剤
等がある。
殺菌剤を化粧綿本体に付着させるには、含浸方
法または塗布方法によればよい。
含浸方法の場合は、殺菌剤を水、アルコール、
水とアルコールの混合液、等の適宜の溶液に溶解
し、この溶液に化粧綿本体のシートを浸着し、絞
つてから乾燥する。この場合、化粧綿全体を殺菌
剤の溶液に浸着してもよい。或は不織布等で化粧
綿の外層を形成する場合は、この外層をなすシー
トのみを予め殺菌剤の溶液に浸着し乾燥してか
ら、この殺菌剤の付着したシートで内層をなすウ
エブ状シートを被覆するようにしてもよい。
塗布方法の場合は、同じく、殺菌剤を水、アル
コール等の適宜の溶液に溶解し、ロールコート、
スプレーコート等の適宜のコーテイング方法でシ
ート表面に殺菌剤を混入した溶液を塗布する。塗
布された殺菌剤入り溶液はシートの裏面まで浸透
し、シートの表裏面に定着する。
好ましくは、殺菌剤を混入する溶液の中に、水
溶性糊剤を少量(例えば、0.1%〜2%の割合)
配合すると良い。水溶性糊剤としては、例えば、
ポリビニルアルコール、でんぷん、カルボキシメ
チルセルローズ、アルギン酸ソーダ、ヒドロキシ
ルプロピルセルローズ等がある。
このように、水溶性糊剤を配合して殺菌剤を含
浸または塗布すると、殺菌剤のシート面への定着
性が良好となるので、製品化されるまでの化粧面
の取扱い中に殺菌剤が脱落することなく、従つ
て、消費者が化粧綿を使用する際に、化粧綿の殺
菌剤がより有効に作用する。特に、外層を疎水性
繊維からなるシートで構成した場合に好ましい。
溶液中の殺菌剤の濃度、塗布量、含浸量等は適
宜選定して、所望量の殺菌剤を化粧綿に付着させ
ればよい。高濃度の溶液とすると、同じ塗布量で
も殺菌剤の付着量は多くなり、低濃度の場合は逆
になる。殺菌剤の付着量は、1m2の化粧綿に対し
て、0.01g〜1g程度、好ましくは0.05g〜0.5g程度
として、これを化粧綿に均一に付着させる。
第1図には、含浸方法による実施例を示した。
シート1は不織布からなり、殺菌剤付着処理後に
化粧綿の内層をなすウエブ状シートを被覆して、
化粧綿の外層をなすものである。このシート1は
ガイドロール4に案内され、浴槽5の溶液6中に
入る。この溶液6は、重量百分率でアルコール50
%、水50%の溶液にメチルパラベンを5%濃度で
添加したものである。シート1は浴槽5中におい
て浸漬ロール7により搬送され、そして浴槽5か
ら出ると直ちに絞りローラ8により絞られる。次
に、乾燥機9において、例えば70〜90℃の熱風下
にて乾燥され、殺菌剤付きシート2となる。
この殺菌剤付きシート2は、その後、従来と同
様にして綿またはレーヨンステープルからなるウ
エブ状シート3を被覆し、適宜の寸法に裁断さ
れ、化粧綿10が形成される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、化粧綿に殺菌剤を付着させた
ので、この化粧綿で顔面をパツテイングしたり、
拭つたりすることにより、皮膚上の皮脂の多い部
分で増殖したアクネ桿菌や皮膚ブドウ状球菌等の
細菌を殺菌でき、皮膚上での細菌の増殖を抑えら
れる。従つて、細菌によつて分解されてできる遊
離脂肪酸が減少するので、遊離脂肪酸による皮膚
細胞の損傷や炎症を防止できる。
また、皮膚を清浄にすると同時に、従来の化粧
綿と同様に乾燥状態であり且つ吸水性シートを含
んでいるので、使用者の肌に合つた任意の化粧水
または乳液等を塗布したり、化粧落しでき、化粧
効果をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の殺菌した化粧綿用シートを製
造するための装置の一実施例の概略正面図であ
り、第2図は本考案の化粧綿の斜視図である。 1……化粧綿の外層用シート、2……殺菌剤付
きシート、3……化粧綿の内層、4……ガイドロ
ール、5……浴槽、6……溶液、7……浸漬ロー
ル、8……絞りローラ、9……乾燥機、10……
化粧綿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸水性シートを含む一層または多層からなる化
    粧綿において、化粧綿の少なくとも外表面にアク
    ネ桿菌または皮膚ブドウ状球菌の増殖を抑える化
    粧用殺菌剤が付着しており且つ化粧綿が乾燥状態
    であることを特徴とする化粧綿。
JP1985153325U 1985-10-07 1985-10-07 Expired - Lifetime JPH0525534Y2 (ja)

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JPS6261612U JPS6261612U (ja) 1987-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR101875423B1 (ko) * 2015-12-14 2018-08-02 주식회사 코스메카코리아 멤브레인 필름을 이용한 화장용 퍼프의 제작방법 및 이를 이용하여 제조된 화장용 퍼프

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5724305A (en) * 1980-07-17 1982-02-08 Kenji Nakamura Preparation of sheet impregnated with lotion containing powder
JPS6118815U (ja) * 1984-07-06 1986-02-03 株式会社 網野鉄工所 プレス機におけるスライドの動的平衡精度維持装置

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