JPS6345726A - 高温度ヒュ−ズの製造方法 - Google Patents
高温度ヒュ−ズの製造方法Info
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- JPS6345726A JPS6345726A JP18638787A JP18638787A JPS6345726A JP S6345726 A JPS6345726 A JP S6345726A JP 18638787 A JP18638787 A JP 18638787A JP 18638787 A JP18638787 A JP 18638787A JP S6345726 A JPS6345726 A JP S6345726A
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Landscapes
- Fuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、高温度条件下で使用さ九る機器または装置、
例えば内燃機関の触媒コンバータなどの内部の異常温度
検知に適用する高温度ヒユーズの製造方法に関するもの
である。
例えば内燃機関の触媒コンバータなどの内部の異常温度
検知に適用する高温度ヒユーズの製造方法に関するもの
である。
(従来の技術)
従来のこの種の温度ヒキーズは、第4図に示すように、
可溶金属線9の両端にそれぞれリード線10a、10b
を接合し、金属保護管1に収納し、可溶金属線9部分を
絶縁管12で保護して空間部13を形成し、金属保護管
1に粉末状電気絶縁材5を充填して成る高温度ヒユーズ
か、又は第5図に示すように、両端にリード線t5a、
15bを接合した可溶金属線14の周囲を電気絶縁性の
溶剤17で被覆固化して金属保護管1内に収納するとと
もに粉末状電気絶縁材5を充填して成る高温度ヒユーズ
であった。
可溶金属線9の両端にそれぞれリード線10a、10b
を接合し、金属保護管1に収納し、可溶金属線9部分を
絶縁管12で保護して空間部13を形成し、金属保護管
1に粉末状電気絶縁材5を充填して成る高温度ヒユーズ
か、又は第5図に示すように、両端にリード線t5a、
15bを接合した可溶金属線14の周囲を電気絶縁性の
溶剤17で被覆固化して金属保護管1内に収納するとと
もに粉末状電気絶縁材5を充填して成る高温度ヒユーズ
であった。
(発明が解決しようとする問題点)
前者は、可溶金属線9部分を保護した絶縁管12の空間
部13によって可溶金属線9の溶断を可能にしたもので
あるが、内燃機関のように使用条件が高温で、しかも常
に昇温、降温が繰返されて膨張・収縮が著しく、又振動
が大きく、可溶金属線の周囲が空間であるために断線す
るなど機械的強度に問題があった。又、後者では、異常
温度に昇温する際、可溶金属線14の溶融温度より低い
溶融温度を示す溶剤17がまず溶融して粉末状電気絶縁
材5の微小空隙内に拡散し、それにより可溶金属線14
の溶断が可能になるものであるが、第1に耐久性におい
て、溶剤17の溶融温度付近での高温耐久試験では、前
記溶剤17が徐々に溶融し、粉末状電気絶縁材の微小空
隙内に拡散されるため、可溶金属線14の周囲に空間が
でき、振動および昇温、降温のヒートサイクルにより可
溶金属線14が断線するおそれがある。又内燃機関の触
媒コンバータなどの場合、異常温度に昇温した際、所定
のは度で可溶金属線14が溶断して異常温度を警告する
電気信号を発するように所定の電流が通電されているが
。
部13によって可溶金属線9の溶断を可能にしたもので
あるが、内燃機関のように使用条件が高温で、しかも常
に昇温、降温が繰返されて膨張・収縮が著しく、又振動
が大きく、可溶金属線の周囲が空間であるために断線す
るなど機械的強度に問題があった。又、後者では、異常
温度に昇温する際、可溶金属線14の溶融温度より低い
溶融温度を示す溶剤17がまず溶融して粉末状電気絶縁
材5の微小空隙内に拡散し、それにより可溶金属線14
の溶断が可能になるものであるが、第1に耐久性におい
て、溶剤17の溶融温度付近での高温耐久試験では、前
記溶剤17が徐々に溶融し、粉末状電気絶縁材の微小空
隙内に拡散されるため、可溶金属線14の周囲に空間が
でき、振動および昇温、降温のヒートサイクルにより可
溶金属線14が断線するおそれがある。又内燃機関の触
媒コンバータなどの場合、異常温度に昇温した際、所定
のは度で可溶金属線14が溶断して異常温度を警告する
電気信号を発するように所定の電流が通電されているが
。
粉末状電気絶縁材5に拡散した溶剤により絶縁抵抗が劣
化して抵抗値が無限大にならないため、これを補正する
ための補正回路を必要とするなどコスト面からも問題が
あった。さらに、作業性においては、可溶金属線14部
分の周囲を溶剤17で被覆固化するため工数がかかるう
え、仕上り形状についても不安定であるなどの難点があ
った。
化して抵抗値が無限大にならないため、これを補正する
ための補正回路を必要とするなどコスト面からも問題が
あった。さらに、作業性においては、可溶金属線14部
分の周囲を溶剤17で被覆固化するため工数がかかるう
え、仕上り形状についても不安定であるなどの難点があ
った。
本発明はこのような問題点を解決するもので、リード線
を有する可溶金属を金属保護管に収納し、粉末状電気絶
縁材を充填して成る高温度ヒユーズにおいて、常に振動
が加わる箇所で、しかも周囲温度が昇温、降温を繰返す
ような使用条件下でも、耐振性および機械的強度を保ち
、また長時間、高温環境下に放置された後においても7
00〜1000℃における所定の温度での確実な溶断が
可能であり。
を有する可溶金属を金属保護管に収納し、粉末状電気絶
縁材を充填して成る高温度ヒユーズにおいて、常に振動
が加わる箇所で、しかも周囲温度が昇温、降温を繰返す
ような使用条件下でも、耐振性および機械的強度を保ち
、また長時間、高温環境下に放置された後においても7
00〜1000℃における所定の温度での確実な溶断が
可能であり。
電気的に開路する高温度ヒユーズの提供を目的とするも
のである。
のである。
(問題点を解決するための手段)
この問題点を解決するため本発明は、パイプ形状の可溶
金属管の両端からリード線の端部をそれぞれ所定の位置
まで挿入し溶接固着した後、一方のリード線を折り曲げ
て、一端を封じた金属保護管内に収納する。又は金属保
護管の先端封止の際。
金属管の両端からリード線の端部をそれぞれ所定の位置
まで挿入し溶接固着した後、一方のリード線を折り曲げ
て、一端を封じた金属保護管内に収納する。又は金属保
護管の先端封止の際。
一方のリード線を保護管先端部に接地する。金属保護管
に粉末状電気絶縁材を充填した後金属保護管をスェージ
ング加工等によって減径し、最後に封口部を封口し構成
する。可溶金属管が所定の温度で溶融するときは、可溶
金属管の体積により、その可溶金属管外周を覆う電気絶
縁材の内容積部分が大きいので、可融金属材料の表面張
カレ;より確実に溶断する。さらに長時間の高温放置後
においても溶断を可能とするため、金属保護管の封口部
を気密封口して、酸素および湿気などの浸入を阻止する
よう完全にシールする。
に粉末状電気絶縁材を充填した後金属保護管をスェージ
ング加工等によって減径し、最後に封口部を封口し構成
する。可溶金属管が所定の温度で溶融するときは、可溶
金属管の体積により、その可溶金属管外周を覆う電気絶
縁材の内容積部分が大きいので、可融金属材料の表面張
カレ;より確実に溶断する。さらに長時間の高温放置後
においても溶断を可能とするため、金属保護管の封口部
を気密封口して、酸素および湿気などの浸入を阻止する
よう完全にシールする。
(作 用)
この方法により、常に振動が加わる箇所で、しかも周囲
温度が昇温、降温を繰返す使用条件下でも、耐振性およ
び機械的強度を保ち、また長時間、高温環境下に放置さ
れた後においても700−1000℃における所定の温
度での確実な溶断が可能な、電気的に開路する高温度ヒ
ユーズが提供できる。
温度が昇温、降温を繰返す使用条件下でも、耐振性およ
び機械的強度を保ち、また長時間、高温環境下に放置さ
れた後においても700−1000℃における所定の温
度での確実な溶断が可能な、電気的に開路する高温度ヒ
ユーズが提供できる。
(実施例)
第1図、第2図、第3図において、1は金属保護管で、
例えばステンレス、インコロイ、インコネル材などが用
いられる。2はパイプ形状の可溶金属管で、貴金属はも
とより銀ろう、パラジウムろうなどの一般ろう材および
これらの合金を用いる。 3a、3a’、3b 、 3
b’はリード線で、優れた耐熱性を示すステンレス、ニ
ッケル、ニクロム線などから成る。4はパイプ形状の可
溶金属管2とリード線3a 、 3a’、3b 、 3
b’とを溶融固着して形成される中空部である。5は粉
末状電気絶縁材で、マグネシアまたはアルミナ粉末など
が用いられ、金属保護管1内に充填され、この金属保護
管1の減径加工によって高い充填密度が得られ、可溶金
属管2の外周に接する部分は、可溶金属管の溶融後も1
強固な空洞を形成している。6は封口部材で耐熱性の樹
脂例えばエポキシなどやガラス質固着材などが用いられ
、前記金属保護管1の開口部を改善にシールし、外部か
らの酸素や湿気の浸入を阻止している。7は金属保護管
1にリード線3a’を接地した溶接部である。8a、8
bは、可溶金属管2とリード線を接続固着した溶接箇所
で、プラズマ溶接またはスポット溶接などを用いる。
例えばステンレス、インコロイ、インコネル材などが用
いられる。2はパイプ形状の可溶金属管で、貴金属はも
とより銀ろう、パラジウムろうなどの一般ろう材および
これらの合金を用いる。 3a、3a’、3b 、 3
b’はリード線で、優れた耐熱性を示すステンレス、ニ
ッケル、ニクロム線などから成る。4はパイプ形状の可
溶金属管2とリード線3a 、 3a’、3b 、 3
b’とを溶融固着して形成される中空部である。5は粉
末状電気絶縁材で、マグネシアまたはアルミナ粉末など
が用いられ、金属保護管1内に充填され、この金属保護
管1の減径加工によって高い充填密度が得られ、可溶金
属管2の外周に接する部分は、可溶金属管の溶融後も1
強固な空洞を形成している。6は封口部材で耐熱性の樹
脂例えばエポキシなどやガラス質固着材などが用いられ
、前記金属保護管1の開口部を改善にシールし、外部か
らの酸素や湿気の浸入を阻止している。7は金属保護管
1にリード線3a’を接地した溶接部である。8a、8
bは、可溶金属管2とリード線を接続固着した溶接箇所
で、プラズマ溶接またはスポット溶接などを用いる。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、中空部を設けたパイプ形
状の可溶金属管が異常温度に昇温した際、所定の温度で
前記可溶金属管の体積より大きい内容積を形成する電気
絶縁材の容積内で溶融し、可溶金属材の表面張力により
確実に溶断して電気的に開路するとともに、金属保護管
の封口部の気密封口により完全にシールされているから
外部からの酸素および湿気の浸入を完全に阻止すること
ができ、従って、可溶金属管の酸化が防止でき、長時間
の高温放置後においても溶断が可能である。
状の可溶金属管が異常温度に昇温した際、所定の温度で
前記可溶金属管の体積より大きい内容積を形成する電気
絶縁材の容積内で溶融し、可溶金属材の表面張力により
確実に溶断して電気的に開路するとともに、金属保護管
の封口部の気密封口により完全にシールされているから
外部からの酸素および湿気の浸入を完全に阻止すること
ができ、従って、可溶金属管の酸化が防止でき、長時間
の高温放置後においても溶断が可能である。
また溶断前の通常の状態では、粉末状電気絶縁材の充填
および金属保護管の減径加工により充填材が高密度に圧
縮固化されているので耐振性が向上し、また優れた機械
的強度と耐久性を有するものである。
および金属保護管の減径加工により充填材が高密度に圧
縮固化されているので耐振性が向上し、また優れた機械
的強度と耐久性を有するものである。
第1図、第2図はそれぞれ本発明の一実施例による高温
度ヒユーズを示す部分断面図、第3図は本発明の要部拡
大図、第4図、第5図はそれぞれ従来の高温度ヒユーズ
を示す部分断面図である。 1 ・・・金属保護管、10・・・封口部、 2・・・
可溶金属管、 3a、3a’、3b、3b’−金属リ
ード線、 4 ・・・中空部、 5・・・粉末状電気絶
縁材、 6 ・・・封口部材、 7 ・・・溶接部、8
a 、 8b・・・溶接箇所。 第1図 第2図 第3区 1&鴇保む 10 封口部 5 Ipj′本状宅気絶棟打 6 封口a)ざ 7溶j斧仲 8a、8b渇片直管
度ヒユーズを示す部分断面図、第3図は本発明の要部拡
大図、第4図、第5図はそれぞれ従来の高温度ヒユーズ
を示す部分断面図である。 1 ・・・金属保護管、10・・・封口部、 2・・・
可溶金属管、 3a、3a’、3b、3b’−金属リ
ード線、 4 ・・・中空部、 5・・・粉末状電気絶
縁材、 6 ・・・封口部材、 7 ・・・溶接部、8
a 、 8b・・・溶接箇所。 第1図 第2図 第3区 1&鴇保む 10 封口部 5 Ipj′本状宅気絶棟打 6 封口a)ざ 7溶j斧仲 8a、8b渇片直管
Claims (1)
- 一端が封止された耐熱性、耐食性に優れた金属保護管内
に、両端にそれぞれリード線が接合された中空の可溶金
属管を挿入するとともに粉末状電気絶縁材を充填し、こ
の粉末状電気絶縁材を前記金属保護管の減径下降により
圧縮固化し、前記金属保護管の封口部を耐熱性の樹脂ま
たはガラス質固着材で気密封口してなることを特徴とす
る高温度ヒューズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18638787A JPS6345726A (ja) | 1987-07-25 | 1987-07-25 | 高温度ヒュ−ズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18638787A JPS6345726A (ja) | 1987-07-25 | 1987-07-25 | 高温度ヒュ−ズの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6345726A true JPS6345726A (ja) | 1988-02-26 |
Family
ID=16187501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18638787A Pending JPS6345726A (ja) | 1987-07-25 | 1987-07-25 | 高温度ヒュ−ズの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6345726A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01139340U (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-22 | ||
WO2011040531A1 (ja) | 2009-10-01 | 2011-04-07 | 日立化成工業株式会社 | 有機エレクトロニクス用材料、有機エレクトロニクス素子、有機エレクトロルミネセンス素子、及びそれを用いた表示素子、照明装置、表示装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914231A (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-25 | 松下電器産業株式会社 | 高温度ヒューズの製造法 |
-
1987
- 1987-07-25 JP JP18638787A patent/JPS6345726A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914231A (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-25 | 松下電器産業株式会社 | 高温度ヒューズの製造法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01139340U (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-22 | ||
WO2011040531A1 (ja) | 2009-10-01 | 2011-04-07 | 日立化成工業株式会社 | 有機エレクトロニクス用材料、有機エレクトロニクス素子、有機エレクトロルミネセンス素子、及びそれを用いた表示素子、照明装置、表示装置 |
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