JPS6350763Y2 - - Google Patents

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JPS6350763Y2
JPS6350763Y2 JP17985184U JP17985184U JPS6350763Y2 JP S6350763 Y2 JPS6350763 Y2 JP S6350763Y2 JP 17985184 U JP17985184 U JP 17985184U JP 17985184 U JP17985184 U JP 17985184U JP S6350763 Y2 JPS6350763 Y2 JP S6350763Y2
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JP
Japan
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temperature
powder
soluble metal
tube
conductors
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JP17985184U
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JPS6195038U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は内燃機関の排気ガス浄化用装置などの
高温装置の内部の適当位置に配置され、該装置内
温度が異常に昇温したことを検出するサーモセン
サに関する。
従来技術 この種サーモセンサは種々のものが提案されて
いる。例えば特開昭57−73640号のものは金属管
内に1本乃至数本の銅−亜鉛或いは銀−銅等の合
金でなり所定温度で溶融する可溶融線材を収容
し、そのまわりに酸化マグネシウムや酸化アルミ
ニウム等の粉末絶縁体を充填している。そしてこ
のものが排気ガス浄化触媒装置に設置され、その
場所の温度が所定温度に達すると可溶融線材が溶
融し紛末絶縁体に浸透し他の可溶融線材或いは金
属管内壁と導通し警報を発するようになつてい
る。
考案が解決しようとする問題点 このものは可溶融材が線状になつているため溶
融して切断する迄の時間的なおくれをまぬがれ
ず、又可溶性金属材を長く使用するためコストダ
ウンに対する一つの課題を含んでおり、更に可溶
性金属材とリード線をかねている為急激な温度上
昇により、所定温度に達し可溶性金属材が溶融し
熱膨張によりリード部と可溶部の断線が起るとい
う問題があり、更に取扱不良による外部リード線
の間での断線も起りうるという問題がある。
問題点を解決するための手段 有底金属管4内に少くとも1本の芯線1を先端
部1aを管底側に突出して碍管2に挿通絶縁され
てきつく固定されるとともに、該先端突出部1a
が電気絶縁性粉末6に可溶性金属材紛末または粒
状物7を混合した混合物8によつて囲まれ、雰囲
気温度が所定温度以上となつたとき該可溶性金属
材が溶融して芯線が導通するようになしたもので
ある。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。電気回路に通じるリード線と接続する本例で
は径0.6mmの芯線1は高温装置に装備されたとき
十分に耐熱性を有する金属例えばニツケル合金線
でなり、この芯線1はセラミツクス材、例えばマ
グネシヤ質の非圧砕性若しくは圧砕性の素焼の碍
管2の中心に穿設された細穴3に先端部を突出し
て挿通されてアルゴン溶接によつて有底とされた
ステンレス材などの耐熱性を有する金属の金属保
護管4に絶縁して収納されている。金属保護管4
の底には電気絶縁性を有する耐熱性物質例えば酸
化マグネシウムの粉末5が充填され、この粉末層
と碍管2端との間の芯線1の突出部分の囲わりの
空隙に混合物8が充填されている。混合物8は粒
度200μ以下の酸化マグネシウム粉末に酸化マグ
ネシウム量の5〜20重量%のフラツクスこゝでフ
ラツクスとは可溶性金属及び絶縁粉末両者に濡れ
性が良く且つ可溶性金属粒子の酸化を防止し絶縁
性の溶剤をさす。例えば硼硅酸ガラスを加えた物
6に可溶性金属材7、例えば貴金属および銀、
銅、パラジウムなどの合金で雰囲気温度が700〜
1000℃で溶融するようにつくられたものゝ粉末ま
たは径が0.1mm〜0.5mm程度の球状のものを径0.1mm
の場合でMgo量の20〜50重量%を均等に混合し
たものが用いられている。そして碍管2の上部口
部はガラス層などによつてシールされている。
このヒユーズセンサーは金属保護管4の底に酸
化マグネシウムの粉末5を充填して均一密度にな
るようにプレスし、次いで混合物8を所定量本例
ではプレス後2〜3mmとなる量充填して芯線1が
中央に挿入される穴があくように中心に突部を有
するパンチによつて密度が均一になるようにプレ
スする。次いで碍管2を挿入しその中心穴に芯線
1が混合物8の穴に挿入するまで挿通し、碍管2
の内外の隙間をなくするように酸化マグネシウム
の粉末が振動充填装置によつて充填され、口部に
ガラス粉末を充填してプレスする。全充填が終れ
ば公知の方法で径方向から圧縮するスエージング
加工を施して該保護管内の充填密度を十分に高め
た後で加熱処理をしてガラス層を軟化させて封着
するものである。芯線1はリード線を介して電気
回路に接続され可溶性金属材が溶融して導通した
とき信号が発せられる。
作 用 このヒユーズセンサーが排気ガスの浄化装置な
どの高温装置に取付けられ先端検知部が内部温度
の検出を要する位置に配置される。温度上昇が生
じて所定の検出温度に達すると、可溶性金属材7
は溶融し電気絶縁性粉末の隙間をつたいフラツク
スの濡れ性に助けられて四方に流れ浸透して芯線
1と金属保護管4との間を導通する。このため電
気回路が閉じて信号が制御装置に送られるもので
ある。なお本実施例では芯線1本の場合について
述べたが、芯線を2本又はそれ以上平行に互に絶
縁して碍管2に挿通することも可能で内1本は金
属保護管と接続することもある。このように芯線
を複数本にするときは検出がより確実となる。
効 果 以上詳述したように本考案は金属保護管から絶
縁されて収納された芯線の先端を囲むように、酸
化マグネシウムとフラツクス及び可溶性金属材の
混合物を充填し、検出温度以上になつたとき可溶
性金属材が溶融して電気回路を閉じ直接導通する
形式となしたので、可溶性金属材の断線という不
具合がないうえ可溶性金属材が微量ですみ、より
コストを安くすることができる。又可溶性金属材
として粉末又は粒状物のものを使用しているため
応答性が向上する効果を有する。更に向上させる
ために細い金属保護管を使用することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を一部を断面で示した図、第2
図は他の実施例である。 1……芯線、2……碍管、4……金属保護管、
5……酸化マグネシウム粉末、6……電気絶縁性
粉末+フラツクス粉末、7……可溶性金属粒子、
8……電気絶縁性粉末フラツクス、可溶性金属材
混合物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属保護管内に電気絶縁的に収納された1本以
    上の導体が感温部において所定温度で融解して前
    記導体間または導体と前記金属保護管とを導通す
    る可溶性金属粒子とフラツクスと電気絶縁セラミ
    ツクス紛末の混合物とで回路開閉部を構成したこ
    とを特徴とするヒユーズセンサ。
JP17985184U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPS6350763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17985184U JPS6350763Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17985184U JPS6350763Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6195038U JPS6195038U (ja) 1986-06-19
JPS6350763Y2 true JPS6350763Y2 (ja) 1988-12-27

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ID=30737415

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JPS6195038U (ja) 1986-06-19

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