JPS6345587A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPS6345587A
JPS6345587A JP17842487A JP17842487A JPS6345587A JP S6345587 A JPS6345587 A JP S6345587A JP 17842487 A JP17842487 A JP 17842487A JP 17842487 A JP17842487 A JP 17842487A JP S6345587 A JPS6345587 A JP S6345587A
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pulse
circuit
load
drive
output
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JP17842487A
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Kiichi Kawamura
川村 僖壹
Sakio Okazaki
岡崎 咲穂
Minoru Hosokawa
稔 細川
Hiroshi Ishii
浩 石井
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明に、電子時計に関し、特にその電気機械変換機構
の駆動方式に関する。本発明の目的はかかる変換機構の
低電力化tにかるきともに高信頼化でも達成することに
ある。
水晶振動子を時間標準振動子としkいわゆる水晶腕時計
が実用化されて以来、その高n1度、尚信頼性から広く
普及するに至つ之。その間、この水晶腕時計の技術革m
rxめざ1しく、その消費電力についても当初ZfJ数
μW必要としkものが現在でに5μW程腿で実現できる
ようになってきた。
しかしながら現状の消費電力5μWの内訳を見ると水晶
振動子の発振、分局等回路関係で1.5〜2μW1電気
機械変換機構で6〜&5μWと、かなりアンバランスが
目立つ、即ち電気機械変換機構の消費電力が全体の消費
電力の6〜7割もしめているわけで今後さらに低電力化
上図っていく次めにはこの電気機械変換機構の低電力化
が効果的でありそうである。しかし現状の電気機械変換
機構の変換効率にかなり高くこn以上の効率アップにか
なり困難である。几だ従来の電気機械変換機構に、カレ
ンダー機構の如き耐付加機構、温匿、磁気等の耐環境、
振動衝撃等の耐外乱等の要求から最悪状態でも光分に作
動する様に設計さnてき几。
そのため−足の駆動条件で一定負荷に耐える性能が変換
機構に安水さnていたのであるが、実際に時計体がこの
株な負荷状態にあるのは一日の内でも4〜5時間程度で
他の20時間は殆んど無負荷状態にある。部ち、時計体
が常に無負荷状態にあれば、交換機mはそn根太きな負
荷に耐える碌な設計にする必要がなく、その場合には消
費電力もかなり低減できるのであるが、時計は短時間で
にあるが厳しい環境になるので、こ′n″kI&証する
之めに大電力に供給して大出力を得る変換機構を用いる
必要があつ九。
本発明は、変換機構の駆動方式を負荷が小さいときには
少ない電力で駆動し、負荷が大きいときは大電力で駆動
することにエフ上述の不合理性を改め、変!l!L機構
で消費する電力を大巾に低減するものである。しかもこ
の様な駆動方式を機械的接点などrtまず信穎性のある
全電子的な手段で構成するとともにに換機構の種類、量
産によるバラツキ等にも対処できる安定なjI!A動を
実現したものである。
以下1本発明につ1&説明するが、まず電子腕時計に用
いられている!気機械変換機構の一例としてパルスモー
タ−及びその作動、さらにこのパルスモータ−にもとづ
き、本発明の考え方を説明し続いて実施例につき詳説す
る。
與1図は、寛子腕時計用パルスモータ−の一例であり、
図において1μ2他にN−磁され次永久磁石展のロータ
ーで、このローター1kt’Zさんでステータ2.3が
対向して配置されているが、これらのステータ2.3に
そnぞfl、コイル4を巻い九継鉄5に接続して1組の
ステータを構成している。
ステータ2,3に、ローター1が一定方向に回転できる
休にローター1の中心に対レステータ2゜5の円弧部2
a+3ak偏心させ、ローター1の静止時の磁極(Nお
よび8)位置をステータ2゜3の−1にずらしている。
この種のパルスモータは従来から実用化さnており第2
図に示す様な回路ブロックで駆動されてい友。10に水
晶振動子であり、発振回路11に工t)HA動され、そ
の周波数μ分周器12によジ分周され、波形整形器13
で適当な時間間隔で適当な時間幅の180°位相の異な
る2つのパルスが成形さnる。
その−例として、2“毎7. B yl secのパル
スを考え以下これについて説明していく。このパルスt
CMOBインバーターで構成されるドライバー14.1
5に入カレ、その出力音コイル4の端子4a、4bに供
給する。第3図にこのドライバ一部の詳細図であり、−
万のインバーター14の入力端子16に18なる信号?
印加すると矢印19で示す様に電流が流n1逆に他方の
インバーター15の入力端子17に同様の信号を印加す
ると矢印19と対称的なルートに電流が流れる。即ち両
インバーターの入力端子16.17に交互に信号を印加
することによりコイル4に流nるtR?交互に反転させ
ることができ、具体的には1秒毎に交互に反転する7、
 8 m BaOの1!流コイル4に流すことができる
。このような駆動回路により第1図のパルスモータ−の
ステータ2,3にμNm、s他が交互に発生し、ロータ
ー1の磁極と皮板、吸引によジローター17181J0
ずつ回転させることができる。そしてこのローター1の
回転は中間車6yt介して4″11i車7に伝達さnl
さらに6査単8.2査単9.さらには図示しないが筒カ
ナ、筒車、カレンダー機構に伝達さル、時針、分針、秒
針、カレンダー等からなる指示?!im’l:作動させ
る。
第1図のパルスモータ−に、原理的には以上の説明の如
く作動し、こn2電子腕時計用の変換機構として用いて
き友。
1115図のドライブ回路において、端子17にハイレ
ベル信号を端子16に信号18i印加して矢印19の如
く電流を流したときMOSトランジスタ15にはチャン
ネルインピーダンスによって駆am流に基く電圧降下が
生じ端子4bでこの電流に相当する信号波形を検出する
ことができる。その電流波形に、例えばiG4図の如く
になる。第4図で区間人に駆動区間でこの場合7.8 
m sec 、この区間人で流れる!訛がモーター駆動
で消費される電流である。この区間人での電流波形が図
の如く複雑な形状を示すのに、駆動回路によって印加さ
れ次電圧にもとづいて生ずる電流の他に駆動さ+n九ロ
ーターの回転によってコイルに誇起電流が重畳さ几るm
めである。区間Bに、駆動パルス印加後の区間で、ロー
ターは慣性による回転と安定位置に停止する迄の振1I
II7%を行う、このときこの区間に第5図の駆動用イ
ンバータ14.15のPチャンネルMOSトランジスタ
が(JNKなっている沈めコイル4とこのトランジスタ
とのループで前記ローターの動きに応じ几コイル4への
誘起を流が流nる。第4図の区間Bの波形が脈動してい
るのにこのためである。従ってこの駆動t*波形及び駆
動後の誘起電流波形の形状とローターの回転位置とにほ
ぼ対応rつけることができる。
さて、I@4図の波形2θと波形20’l−)、一連の
波形であり、これにローターへの負荷が非常に少ない場
合である。波形22と波形22′も一連の波形であって
、この場合ローターへの負荷が大きくローターの作動限
界に近い状態であり、波形21゜波形21′ニ許容最大
負荷の約1/2の負荷でかけた場合である。この様に負
荷を変化させ九ときの電流波形tよく観察すると、負荷
が大きくなるに従って波形が右へ延びていくことがわか
る。こnH負負荷増大に従ってローターの回転が遅くな
るためであり、安定位置に停止するまでのローター退動
周波数が低く、且つ損幅が小さくなる@を央験的に確め
ている。この現象を逆に考えると、ローターへの負荷が
常に、無負荷状態にあるならば、駆動パルス@はスa 
m sec:りもつと短いパルス幅でIK製できると理
解さnる。挙夷パルス暢七短くしても、そ−ターは作動
し、出力トルクは減少する。この状況〒第5囚に示す。
巣5図に、駆動パルス幅を変化させたときの出力トルク
特性Tと消費電力特性工2表わし7tものである。前述
の駆動パルス$ 7.8 m secは、この図でP、
に相当する。即ちパルス幅P、で出力トルクにT、であ
り、消費電力に工、である。この出力トルクT、に前述
の様に時計体の遭遇する負荷に光分耐えらnる様に設足
さnる。ところがローターにかかる負荷が小さいか無視
できる程度でるfLはもつと出力トルクに小さくてよく
、駆動パルス幅も短くでき、従って消費電力も少なくで
きる。例えば% p、のパルス幅で&動すnば、出力ト
ルクT、で消費電力%I、で断む。本発明はこの点に看
目し、ローターにかかる負荷で検出することにニジ、無
負荷時もしくに負荷が小さいときに狭いパルス幅で駆動
し、大きい負荷がか〃λつ比ときにに広いパルス幅で駆
動しようとするもので合理的に低電力化を図るものであ
る。前にも述ベア′cように無負荷状態にある方が圧倒
的に多いので低電力化の効果に非常に大きい。例えば、
第5図の如く無負荷時(20時間)はp、のパルス幅で
負荷時(4時間)rX。
p、のパルスIPaでmwJt、、Ix/xx =1/
2 −chるとすると、平均消費電力は、 とな!7、常時Pヨのパルス幅で態動し次従来の方式に
比し、6C1%以下の電力で済み大幅な低電力化がはか
れる。
ところで今、上で「負荷を検出して・・・」と簡単に述
べ次が、この負荷の検出方法が本発明の大きなポイント
であることは云う迄もない。次にこの負荷の検出方法に
ついて述べる。第4図のコイルに流れる電流波形を見る
と、負荷の増大とともに、このt流仮形が変化すること
がわかる。即ち)ItA′MJ区間Aでμ極大、極小に
なる位置が負荷の増大とともに石ヘシフトしている。こ
の点に看目して負荷の大きさ上知ることができるか、こ
の波形の変化itは也めて少なく重重のバラツキを吸収
することがむつかしく、又、惚めて微妙な制御tし7!
ければならない。
そこで本発明は、駆動パルス印加後の区間Bに着目し几
。この区間Bにおいても負荷の増大九つnて、例えば最
初に極小flkとる点に右ヘシフトしている。しかも区
間Aの波Y3の変化量に比し、数倍の変化量が得らnる
。従って、この区間Bにおける誘起′を光波形によって
負荷の大小kl出することは、上述の区間人に比し容易
で、[J性も高くなる。この現象は、IJA勤パルス幅
七短くし九ときも同様で、第6図にその状況tボす。こ
の第6図に示しkwA勤に第4図に比し、駆動パルス幅
が狭い九め小さな負荷に耐えるのみであるが無負荷時の
m動電流波形26、同じく駆動後の誘起電光波形25′
と作動限界負荷時の駆動電流波形24、同じく駆動後の
誘起電光波形24′との関係に、第4図と同様である。
負荷の検出に上述の方法で行うが、本発明の構M、に通
常七−ターへに無負荷時を想定し九狭い駆動パルスで駆
動し、常に駆動後の誘起電光波形で負荷の大きさt検出
し、負荷が小さいときに、始めの狭い駆動パルス幅での
駆動を継続する。負荷が増加してきて、狭い駆動)くル
ス幅でのMA′l1IJの限界が近づいてき次場合、も
しくに急激に負荷が過大となり、七−ターが作動しなか
つ九ときVCに引き続いて広いパルス幅で補正駆動する
とともに久の1jA勘時には広いノ(ルス幅で駆動し、
その時の負荷の状態を検出して十に9狭いパルス幅での
駆動では負担の大きい負荷であればさらに広いパルス幅
での駆1!7’に続け、もし小負荷となり狭いパルス幅
でも十分駆動できると判断され几ときには次のムwJか
ら狭いパルス幅での駆動にもどる工うに構成するもので
あり、第7図により、さらに具体的にfiI説する。
第7図に、本発明の#4成r示すブロック図であり25
#″C時間標rs損動子、26に発振回路、分周回路等
を含む回路、27にパルスモータ−駆動回路、28rc
パルスセーターでここまでの構成は従来の電子腕時計と
同じである、29は負荷検出回路で第4図、第6図で説
明した様に駆動パルス印加後の誘起電流波形により負荷
%を検出する、30に制#回路で負荷検出回路29で検
出し次負荷の状態に応じてパルス七−ター28のm動を
制御する回路で、通常無負荷時に狭いJiJAwJJパ
ルスを負荷時には広い駆動パルスr供給する工うに制御
する。
この制御方式を第8図につき説明する。纂8図は駆動パ
ルスの状態を示し次もので、先のパルスモータ−の項で
述べ友ように供給さnるこの状態rパルス5・1,52
の様に示し次。パルス31,32に無負荷状態の狭いパ
ルス幅である。パルス31゜52f印加後、果7図の検
出回路が負荷状悪七検出するが、無負荷又は小さな負荷
状態である。即ちパルス51後の負荷検出に無負荷と判
定し友ので、次のパルス62に狭いパルス幅とlり、パ
ルス32後の負荷検出も無負荷と判足したので次のパル
ス35も殊いパルス幅となる。そしてパルス35後の負
荷検出でに、有負荷状態と判定した。
この場合パルス53後、数I Ll m 880後に、
広いパルス幅の第2の駆動パルス34がパルス35と同
じ極性(即ち同じ電流方向)で印加される。従ってその
久の駆動パルス55は広いパルス幅で駆動される。そし
てこのパルス35を印加後の誘起電流波形に19負荷の
大きさt検出して狭いパルス幅での駆動で十分か否@−
k 4!11定して、もし否の場曾にはさらに広いパル
ス幅で駆IO’に続ける。そしてパルス56後の負荷検
出で負荷が小さいと判断し次ときににその久の駆動ノく
ルス37に最初の狭いパルス幅にもどる。なお、パルス
53とノくルス34の関係を説明すると、パルス55の
駆動で負荷が大きいことkm出すると!E110 m 
sea後に広いパルス幅のパルス34が印加される、こ
nr’;cパルス35後の負荷検出で負荷が大きいと判
足するが、このときローターが作動し几かどうかの判定
にむずかしい、というのに第6図の誘起を光波形に負荷
の増加とともに右ヘシフトするとともに減員する。そし
てローターが作動しなかつ次ときに、誘起電流が出ない
のであるが負荷が限界に近いときローターがやつと作動
する状態との区別がつきにくい。負荷が徐々に増加する
場合は、負荷が大きいと判定してもそのときのパルス3
5でにローターに作動しているし、負荷が急激で狭いパ
ルス幅でに駆動できない大きさになるとパルス33でに
ローターは作動しない。この両者の判別するのに困難で
るる。そこでパルス印加後の負荷の検出に多少余裕tも
つように設定するのが簡単である。木g取でに、パルス
34’ijl刀口する。パルス53でローターが作動し
几ときニ、パルス34にパルス56と同万同のパルスで
ある沈め、このパルス54に逆相のパルスになり、ロー
ターに回転しない。又、パルス33でローターが作動し
なかつ次ときはパルス34で駆動される。このとき数1
υm sec遅れてローターが駆動さnることになるが
これが秒針の作動として目VC刊別さnることばなく、
これに原因とした見苦しさを心配する必要に全くない。
次に本構底では広いパルス幅での転勤時にも負荷を検出
する工うにし友が、こnは可能な限り低電力化を因ろう
とし九にめであるとともに時計に加わる負荷が常VC1
lffJじ性質を有するものではZ < s携帯条件に
も左右さnる槙々負荷に効率よく対処できるようにしf
c几めである。即ち、モーターに加わる負荷として最も
大きいの0:力レンダー機構を作動させる負荷で心って
こnに5〜4時間継続するし、負荷の大きさも徐々に増
大する順向r示す。又、時計がaJa中にさらさt′L
fc時、低温におかnfcとき、大きい外乱が加わつ几
ときにもモーターにとっては負荷となるがこのような負
荷t’!11!人差携帯条件に=つで大きさ、継続時間
等、大幅に変化するものである。従って常に負荷の検出
を行なうのが好ましく、狭駆染パルスで駆動中にもちろ
ん、広駆動パルスで駆動中も負荷の大きさt検出し、負
荷が小さくなれば直ちに狭パルスに復帰させるように構
成することがi&も効果的である。
以上が、本発明の構成であるが、次に本発明の具体的実
施例につき説明する。M9図に、本発明になる時計の負
荷検出回路及び駆動パルスflIJ何回路の一伺である
。第9図中25に発振回路、26は分周回路であり、2
8にモーター、27に駆動回路、29にモーター負荷状
態検出回路であり、30は制御回路で各々i!7Eに対
応している。以下1回路素子について順次説明してい〈
。69のNAND GATE  出力は無負荷状態のモ
ーターkm動する際の殊いパルスで作る為のクロックで
あり、例えば1秒信号の立下りに対して5 m5ec遅
fL九クロツクパルスを発生する。この時デイレイ7リ
ツプフロツプ42に1人力の1秒信号f 5 m se
c遅らせて出力する事になり、ゲート46の出力にs 
m sec暢の狭パルスが発生する。フリップフロップ
44μ、128HzQクロツク入力とするデイレイ7リ
ツプフロツプで44の出力に人力1秒信号に対し7.8
 m sec遅れる。従って、ゲート47の出力にZ 
B m sec幅のパルスが得らnlこfLt有負荷時
の駆動用広駆動パルスとする。ゲート40おLびゲート
50に駆動パルス印加後にローターの動作によって生ず
るllCf/を波形の極小部分が現われるまでの時間に
対し無負荷状態と有負荷状態で判別する゛パルス七発生
する丸めのクロックであり、ゲート40に狭駆動パルス
駆動時の判定用、グー)5Llj(広駆動パルス駆動時
の判定用である。そして42と44と同様の動作によっ
て43と48、お工び51と52の出力VC4!IJ足
基準パルスを得る。
第10図58に、ゲート46の出力狭パルスに相当し、
59にゲート48出力の判定基準パルスに相当する。ゲ
ート41に、補正パルス発生−路であって、パルス幅に
7.8 m secの広パルス、発生位#:ハ、ゲート
46@μ47のパルスに対して。
例えばs o m a@c遅れる。第1CI図66にそ
の例を示す。ゲート41の入力端子57に、後述する補
正信号であって、該補正信号がHIGHVCなった場合
のみ41の出力に補正パルス七発生し、後段に供給する
。グー)3?、40,41.50の入力信号に、前記パ
ルスを得る為の信号で、カウンタ26の出力t2f1当
に組み合せる。ゲート89゜49区1上記パルスに@動
用インバータ14.15に対して分離、1秒おきに交互
に出力させる(9)路である。フリップフロップ90i
;(通常その出力QflLOWでグー)47y閉じてい
るが、補正パルスがゲート41の出力端子に発せられ′
fc場合にはセットさnその出力QがHIGHiCなり
、ゲート47七開き、広駆動パルスケ後段に出力する工
うlCなっている。
第9図ブロック29は、駆動パルス印加後のモーターの
動作状態=9モーター負荷を検出する(口)路テ;h 
り s ゲート91.92iそn(Jf′L狭パルス時
、広U動パルス時における負荷刊足用ゲートである。以
下、先ず狭パルス時の負荷検出について説明する。55
.54rxs  トランスミッションゲートであって、
駆動用インバータ14.15の出力を駆wiJ信号に応
じて交互に選択する。
55.54の出力に結合さnてコンデンサr介し、微分
増幅器55に入力でれる。55.54の出力信号の内、
無負荷状態の波形と有負荷状態の波形tそnぞn第10
図6o、61に示io微分回路に、この場合ピーク検出
器として動作し、微分回路出力?更にインバータ七通し
て得7を信号に各ピークで反転する矩形波となり、30
iC対しては62.61に対してll′:c64の1号
が得られる。
62及び64の信号において、連動パルス印加後の立下
り位置r検出する回路ゲート56であって出力検出信号
として65.65f得る。この立下り位置が前記判定基
準パルス59の内Vc−#まnる状態を無負荷状態と判
定し、パルス59の内に含まれない場合r有負荷状態と
判定する。N人NDゲ−)116と117に工って形成
さ几ている。フリップ70ツブの出力57に、ゲート1
15の入力となる1秒信号によってHIGHにセットさ
れており、検出信号65がゲート91を介して入力さn
ると出力57がLOWにリセットさnる。しかし検出信
号65はゲート48の出力59によってゲート91r通
過できないので、出力s7t:cHIGH状態を保つこ
とになる。検出信号65に明ら211に有負荷状態と判
定され57にHIGHとなる。
この結果、波形61の場合に対してに、補正パルス66
が引き硯いて印加さnl 66によってローターの回転
は完結する。但し、前述し九如り66が印加される以前
にローターの回転が完結している場合も含まれる。補正
パルス66に、フリップフロップ90tセツトし、ゲー
ト477ONにし久の駆動パルスに広パルスが供給さn
る。そして、この広MA動パルスでの駆動後も上で述べ
m狭駆動パルスでの負荷検出と同様に負荷の状態を検出
する。即′c)第4図で示しfc7Aき広駆動パルス時
の誘起を渡波形の最初の極小イ直がゲート52で設定さ
tl−を時間内に発生すnば、無負荷状態と、発生しな
けnば有負荷状態としてゲート92で判定さルる。そし
てゲート92の出力があつ之とき(無負荷状態)フリッ
プ70ツブ9uのクロック端子に入力さ九、その出力Q
にLOW となりゲート47を閉じ、欠の駆動パルスに
狭パルスとなる。広パルスが供給さnている間、57は
LOW状態にあり、補正パルスに出力されない。こ八に
、広パルス態動時では、七−ターに元号な出力トルクが
あるものと考えらルるからである。
かρ)る本尖り例において、第9図に示すように負荷横
比回路29に検出回路11Llと、判定回路111から
、噂成きれており、検出回路110はトランスミッショ
ンゲート53,54と、微分増幅回路55と、NAND
ゲートグーkML、、ている。判定回路111は狭駆動
パルス時の判定用ゲート91と、広駆動パルス時の判定
用ゲート92から成る。
t**u@(ロ)路30に狭駆動パルス発生回路113
と、広駆動パルス発生回路114、及び7リツプ70ツ
ブ90からなる記憶回路及び狭駆動パルスと広駆動パル
スr選択するゲート回路47から溝底される。伏駆動パ
ルス発生卸路はNANDゲート39、フリップフロップ
42、HANDゲート46、インバータ118からなV
%広駆動パルス発生回路は7リツプフロツプ44と、N
人HDゲート47及びインバータ118からなる。
ピーク検出回路とじては、55の微分増幅回路の他に、
様々な1式が考えらnる。第18図は、遅延回路?用い
tビーク検出回路のブロック図で11中55.54はト
ランスミッションゲート、80に第9図55に代る一般
的な増−器、81に遅延回路、82に80及び81の出
力を入力する比較器である。増幅器δ0の一例を第13
図又は第14図に示す。前述し几七−ター駆動検出波形
23゜24等は笑質的に電源レベル付近に発生する数m
V−数1(ImV程度の1百号である為、抵抗66゜6
7で分圧し、増幅器の入力動作レベルにf換してやる。
端子68には、第16図76の波形が現わnる。第14
因は、第13図r改良しfcIg路であって、抵仇67
の代りにMOSトランジスタを挿入し、増幅器入力レベ
ルが動作レベルになる株にトランジスタ69のチャンネ
ルインピーダンスr制御してやる*a回路tもつ、ブロ
ック70に出力レベルに!出する回路である。第15図
に遅延回路81の簡単な実施例であって、71.75は
トランスミッションゲ−)、72.74に負荷コンデン
サである。この−1I!会、端子68の入力信号76に
出力端子において77の如く遅延する。
第17図は、この波形?模型的に表わし友もので、入力
信号76にトランスミッションゲート71によって、コ
ンデンサ72に伝えらtL72の端子電圧波形に79と
なる。更に、トランスミッションゲート73によって出
力端子75には、波形77が表わnる。比較器82に波
形76と77が入力される時、78に示す矩形信号を出
力する。遅延回路とじてに第15図が適しているが、他
に入力1g号周波数が比較的低い九め、バケツリレー型
データ転送素子等も適する。
本発明における負荷検出方式rc時計体に加わる磁l′
l或に衝撃等に対しても有効な動作tすることが確めら
nでいる。第19図に直流磁界y< ハルス七−ターの
コイル方向に加え次場合の検出を泥波形である。83に
外部磁界がモーター内コアに誘起する出湯と駆動用磁場
の方向が相反する場合であり、84は両磁場が[司方向
にある場合である。
83.84において、波形85.86は外部磁場が零に
あり、はぼ岡−波形とみなせる。87.88は外部磁界
が400augeの時の波形である。波形より85の方
向の動作は外部磁界が強<;z7:Ja動作しにくくな
り、負荷が大きく1つ次場合の動作と同一特性r示す。
従って本発明になる時計回路にあってa外部磁界の影響
に対しても有効な動作を示し、夾験的に外部磁界に対す
る強度が従来の時計と何ら変らない事が確認さnている
。第19図87の場合、波形の極小位置が判定基準パル
ス以後に現わnる几め、87′で示す補正信号力旬Ωわ
つている。耐fr激性についても以上の説明から本発明
が7に効な効果tもつものであることは極めて容易に類
推されよう。
以上本発明の実施例につき詳説し丸が、本発明はここで
述べた実施例に@足さnるものではなく種々の改良変更
応用が可能である。例えば電気機械変換機構にここで述
べ次パルスモータ−に限定ざnるものでにない。パルス
モータ−の同第11図に示すパルスモータ−であっても
全く同じ構成で冥坑できる。第11図のパルスモータ−
に、ローター100が永久出方で作られ、ステーター1
01に第1図と違ってギャップのない一体型であるとと
もにローターの静的位1t’に定める之めのノツチ10
2,103が形成さnている。104は駆動コイルであ
る。この様なパルスモーターに、ステーター101が接
続しているえめ、駆動後の誘起電流は第12図に示す工
うに、第4図、第6図に比し若干異なる。しがし、無負
荷時の波形IL15,1[15’、負荷時の波形106
.lCl6’の関係に基本的には同様であり、同じ方式
で笑現できることが理解さ九よう。
以上の如く本発明の構成に工nば、駆動電流日雇後コイ
ルに発生する誘起を流勿検出することにより負荷状態r
判定するとともに、判定状態にエフ次に出力さ九る駆動
パルスが狭駆動パルスが広駆動パルスか髪記憶する記憶
回路?設け、記憶回路の出力に応じてゲート回路により
狭駆動パルスと広駆動パルスに選択するものなので、常
にilk週な駆動パルス幅でパルスモータ−r駆動する
ことができ、a冥な作動と低消費電力化を同時にも次ら
丁ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電子軛時計のパルスモータの例を
示す。 謁2図、帛5図は従来の回路構成を示し、第4図は従来
の時計におけるパルスセータ駆動コイルのt泥波形を示
す。 帛5図にパルスモータ−のIKkJJハルス幅に対する
出力トルクと?’A費亀力の関係図である。 第6図ぼ従来の駆動パルスよりも狭いパルス幅で、モー
ターを駆動しt場会のコイル電流波形である。 m7図に本発明になる時計の回路ブロックを表わす。 第8図に本発明になる回路によるモータ駆動パルスのタ
イムチャート例である。 第9図は第8図のブロック回路の一具体例。 第10図にw49図における負荷検出部のタイムチャー
ト例である。 第11図に本発明に係る電子腕時計のパルスモータの例
に示す。 第12図に第11図のパルスモータ−における狭パルス
駆動時のコイル電流波形である。 第15図〜第18図に第9囚における負荷検出部の別の
例【示すものである。 第19図に本発明になる電子腕時計にl[流磁界七印加
し几場合のコイル電流波形の変化を示す。 25・・発振回路、26・・分局回路、27・・駆動回
路、28・・モータ、29・・モータ負荷検出判定回路
、50・・制御回路、51〜35・・狭パルス駆動(A
I号、64・・補正信号、55・・広パルスmm信号、
59・・負荷判定基準〕くルス、30・・無負荷時検出
信号、61・・V負荷時検出信号。 以  上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士  最 上   務 ′;j1 c;、:+:Ij7’ ; 第1図 第2図 第4図 第5図 第8図 62−−−7    !−−−−コ :      、
−−−−第10図 第11図 、第12 図 第17図 ξ亭 第1δ図 第19図 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和62年7月17日付提出の特許側(A)2、発明の
名称 電子時計 3、補正する者 事件との関係  出願人 東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 (236)セイコーエプソン株式会社 ″\ 明細書 1、発明の名称 電子時計 2、特許請求の範囲 発振回路(25)、前記発振回路の出力を分周する分周
回路(26L前記分周回路の出力信号に基づいて作動す
る駆動回路(27)、コイルと永久磁石ロータとステー
タから構成され前記駆動回路によって駆動されるパルス
モータ(28)とを有する電子時計において、前記コイ
ルに接続され駆動信号が印加された後に前記コイルに発
生する誘起電流からロータ負荷を検出する負荷検出回路
(29)と、前記分周回路25と前記駆動回路(27)
の間に接続され前記負荷検出回路の出力に応じて小さい
駆動力の駆動信号と大きな駆動力の駆動信号を選択的に
前記駆動回路に出力する制御回路(30)とから成り、
前記負荷検出回路(29)は前記コイルに発生する誘起
電流に応じて負荷検出信号を出力する検出回路(110
)と、前記検出回路(110)に接続され前記負荷検出
信号から負荷状態を判定する判定回路(111)とから
構成され、前記制御回路(30)は前記小さい駆動力の
駆動信号と前記大きな駆動力の駆動信号を形成する駆動
信号発生回路(113,114)と、前記判定回路(1
11)が重負荷状態を検出したとき検出された駆動信号
と同極性で且つ該駆動信号より駆動力の大きな補正信号
を出力する補正信号発生回路(99)と、前記判定回路
(111)の出力に応じて次に出力する駆動信号が前記
大きい駆動力の駆動信号か前記小さい駆動力の駆動信号
かを記憶する記憶回路(90)と、前記記憶回路(90
)の出力に応じて前記大きい駆動力の駆動信号と前記小
さい駆動力の駆動信号を選択するゲート回路(47)と
から構成されたことを特徴とする電子時計。 3、発明の詳細な説明 本発明は、電子時計に関し、特にその電気機械変換機構
の駆動方式に関する。本発明の目的はかかる変換機構の
低電力化をはかるとともに高信顛化をも達成することに
ある。 水晶振動子を時間標準振動子としたいわゆる水晶腕時計
が実用化されて以来、その高精度、斉信頬性から広く普
及するに至った。その間、この水晶腕時計の技術革新は
めざましく、その消費電力についても当初20数μW必
要としたものが現在では5μW程度で実現できるように
なってきた。 しかしながら現状の消費電力5μWの内訳を見ると水晶
振動子の発振、分周等回路関係で1.5〜2μW、電気
機械変換機構で3〜3.5μWと、かなりアンバランス
が目立つ、即ち電気機械変換機構の消費電力が全体の消
費電力の6〜7割もしめているわけで今後さらに低電力
化を図っていくためにはこの電気機械変換機構の低電力
化が効果的でありそうである。しかし現状の電気機械変
換機構の変換効率はかなり高くこれ以上の効率アップは
かなり困難である。ただ従来の電気機械変換機構は、カ
レンダー機構の如き耐付加機構、温度、磁気等の耐環境
、振動衝撃等の耐外乱等の要求から最悪状態でも充分に
作動する様に設計されてきた。そのため一定の駆動条件
で一定負荷に耐える性能が変換機構に要求されていたの
であるが、実際に時計体がこの様な負荷状態にあるのは
一日の内でも4〜5時間程度で他の20時間は殆んど無
負荷状態にある。即ち、時計体が常に無負荷状態にあれ
ば、交換機構はそれほど大きな負荷に耐える様な設計を
する必要がなく、その場合には消費電力もかなり低減で
きるのであるが、時計は短時間ではあるが厳しい環境に
なるので、これを保証するために大電力を供給して大出
力を得る変換機構を用いる必要があった。 本発明は、変換機構の駆動方式を負荷が小さいときには
少ない電力で駆動し、負荷が大きいときは大電力で駆動
することにより上述の不合理性を改め、変換機構で消費
する電力を大巾に低減するものである。しかもこの様な
駆動方式を機械的接点などを含まず信頼性のある全電子
的な手段で構成するとともに変換機構の種類、量産によ
るハラツキ等にも対処できる安定な駆動を実現したもの
である。 以下、本発明につき説明するが、まず電子腕時計に用い
られている電気機械変換機構の一例としてパルスモータ
−及びその作動、こらにこのパルスモータ−にもとづき
、本発明の詳細な説明し続いて実施例につき詳説する。 第1図は、電子腕時計用パルスモータ−の−例であり、
図において1は2極に着磁された永久磁石層のローター
で、このローター1をはさんでステータ2.3が対向し
て配置されているが、これらのステータ2.3はそれぞ
れコイル4を巻いた継鉄5に接続して1組のステータを
構成している。 ステータ2.3は、ローター1が一定方向に回転できる
様にローター1の中心に対しステータ2゜3の円弧部2
a、3aを偏心させ、ローターlの静止時の磁極(Nお
よびS)位置をステータ2.3の一方にずらしている。 この種のパルスモータ−は従来から実用化されており第
2図に示す様な回路ブロックで駆動されていた。10は
水晶振動子であり、発振回路11により駆動され、その
周波数は分周器12により分周され、波形整形器13で
適当な時間間隔で適当な時間幅の180°位相の異なる
2つのパルスが成形される。 その−例として、2#毎7.8m5ecのパルスを考え
以下これについて説明していく。このパルスをCMOS
インバーターで構成されるドライバー14.15に人力
し、その出力をコイルの端子4a、4bに供給する。第
3図はこのドライバ一部の詳細図であり、一方のインバ
ーター14の入力端子16に18なる信号を印加すると
矢印19で示す様に電流が流れ、逆に他方のインバータ
ー15の入力端子17に同様の信号を印加すると矢印1
9と対称的なルートに電流が流れる。即ち両インバータ
ーの入力端子16.17に交互に信号を印加することに
よりコイル4に流れる電流を交互に反転させることがで
き、具体的には1秒毎に交互に反転する7、8m5ec
の電流コイル4に流すことができる。このような駆動回
路により第1図のパルスモータ−のステータ2.3には
N極、S極が交互に発生し、ローター1の磁極と反撥、
吸引によりローター1を180°ずつ回転させることが
できる。そしてこのローター1の回転は中間車6を介し
て4番車7に伝達され、さらに3番車8.2番車9、さ
らには図示しないが筒カナ、筒車、カレンダー機構に伝
達され、時針、分針、秒針、カレンダー等からなる支持
機構を作動させる。 第1図のパルスモータ−は、原理的には以上の説明の如
く作動し、これを電子腕時計用の変換機構として用いて
きた。 第3図のドライブ回路において、端子17にハイレベル
信号を端子16は信号18を印加して矢印19の如く電
流を流したときMOS)ランジスタ15にはチャンネル
インピーダンスによって罵区動電流に基づく電圧降下が
生じ端子4bでこの電流に相当する信号波形を検出する
ことができる。 その電流波形は、例えば第4図の如くになる。第4図で
区間Aは駆動区間でこの場合7.8m5ec、この区間
Aで流れる電流がモーター駆動で消費される電流である
。この区間Aでの電流波形が図の如く複雑な形状を示す
のは、駆動回路によって印加された電圧にもとづいて生
ずる電流の他に駆動されたローグーの回転によってコイ
ルに誘起電流が重畳されるためである0区間Bは、駆動
パルス印加後の区間で、ローターは慣性による回転と安
定位置に停止する迄の振動を行う、このときこの区間は
第3図の駆動用インバーター14、工5のチャンネルM
oSトランジスタがONになっているためコイル4とこ
のトランジスタとのループで前記ローターの動きに応じ
たコイル4への誘起電流が流れる。第4図の区間Bの波
形が脈動しているのはこのためである。したがってこの
駆動電流波形及び駆動後の誘起電流波形の形状とロータ
ーの回転位置とはほぼ対応をつけることができる。 さて、第4図の波形20と波形20′は、一連の波形で
あり、これはローターへの負荷が非常に少ない場合であ
る。波形22と波形22′も一連の波形であって、この
場合ローターへの負荷が大きくローターの作動限界に近
い状態であり、波形21、波形21′は許容最大負荷の
約2の負荷をかけた場合である。この様に負荷を変化さ
せたときの電流波形をよく観察すると、負荷が大きくな
るに従って波形が右へ延びていくことがわかる。 これは負荷の増大に従ってローターの回転が遅くなるた
めであり、安定位置に停止するまでのローター振動周波
数が低く、且つ振幅が小さくなる事を実験的に確かめて
いる。この現象を逆に考えると、ローターへの負荷が常
に、無負荷状態にあるならば、駆動パルス幅は7. 8
m5ecよりもっと短いパルス幅で駆動できると理解さ
れる。事実パルス幅を少なくしても、モーターは作動し
、出力トルクは減少する。この状況を第5図に示す。 第5図は、駆動パルス幅を変化させたときの出力トルク
特性Tと消費電力特性Iを表わしたものである。前述の
駆動パルス幅7.8m5ecは、この図でP!に相当す
る。即ちパルス幅P、で出力トルクはT8であり、消費
電力はI2である。この化カドクルT2は前述の様に時
計体の遭遇する負荷に充分耐えられる様に設定される。 ところがローターにかかる負荷が小さいか無視できる程
度であればもっと出力トルクは小さくてよく、駆動パル
ス幅も短くでき、従って消費電力も少なくできる0例え
ば、PIのパルス幅で駆動すれば、化カドクルT+で消
費電力もI1で済む0本発明はこの点に着目し、ロータ
ーにかかる負荷を検出することにより、無負荷時もしく
は負荷が小さいときは狭いパルス幅の小さな駆動の駆動
信号で駆動し、大きい負荷がかかったときには広いパル
ス幅の大きい駆動力の駆動信号で駆動しようとするもの
で合理的に低電力化を図るものである。前にも述べたよ
うに無負荷状態にある方が圧倒的に多いので低電力化の
効果は非常に大きい。例えば、第5図の如く無負荷時(
20時間)はP、のパルス幅で負荷時(4時間)はPz
のパルス幅で駆動し、1+/Iz−I4であるとすると
、平均消費電力は、となり、常時P2のパルス幅で駆動
した従来の方式に比し、30%以下の電力で済み大幅な
低電力化がはかれる。 ところで今、上で「負荷を検出して・・・」と簡単に述
べたが、この負荷の検出方法が本発明の大きなポイント
であることは云う迄もない。次にこの負荷の検出方法に
ついて述べる。第4図のコイルに流れる電流波形を見る
と、負荷の増大とともに、この電流波形が変化すること
がわかる。即ち駆動区間Aでは極大、極小になる位置が
負荷の増大とともに右ヘシフトしている。この点に着目
して負荷の大きさを知ることができるが、この波形の変
化量は極めて少なく量産のバラツキを吸収することがむ
づかしく、又、極めて微妙な制御をしなければならない
。 そこで本発明は、駆動パルス印加後の区間Bに着目した
。この区間Bにおいても負荷の増大につれて、例えば最
初に橿小値をとる点は右ヘシフトしている。しかも区間
Aの波形の変化量に比し、数倍の変化量が得られる。従
って、この区間Bにおける誘起電流波形によって負荷の
大小を検出することは、上述の区間Aに比し容易で、信
顧性も高くなる。この現象は、駆動パルス幅を短くした
ときも同様で、第6図にその状況を示す。この第6図に
示した駆動は第4図に比し、駆動パルス幅が狭いため小
さな負荷に耐えるのみであるが無負荷時の駆動電流波形
23、同じく駆動後の誘起電流波形23′と作動限界負
荷時の駆動電流波形24、同じく駆動後の誘起電流波形
24′との関係は、第4図と同様である。負荷の検出は
上述の方法で行うが、本発明の構成は通常モーターは無
負荷時を想定した狭い駆動パルスで駆動し、常に駆動後
の誘起電流波形で負荷の大きさを検出し、負荷が小さい
ときは、始めの狭い駆動パルス幅での駆動を継続する。 負荷が増加してきて、狭い駆動パルス幅での駆動の限界
が近づいてきた場合、もしくは急激に負荷が過大となり
、モーターが作動しなかったときには引き続いて広いパ
ルス幅で補正駆動するとともに次の駆動時には広いパル
ス幅で駆動し、その時の負荷の状態を検出してやはり狭
いパルス幅での駆動では負担の大きい負荷であればさら
に広いパルス幅での駆動を続け、もし小負荷となり狭い
パルス幅でも十分駆動できると判断されたときには次の
駆動から狭いパルス幅での駆動にもどるように構成する
ものであり、第7図により、さらに具体的に詳説する。 第7図は、本発明の構成を示すブロック図であり25は
時間標準振動子、26は発振回路、分周回路等を含む回
路、27はパルスモータ−駆動回路、28はパルスモー
タ−でここまでの構成は従来の電子腕時計と同じである
、29は負荷検出回路で第4図、第6図で説明した様に
駆動パルス印加後の誘起電流波形により負荷を検出する
、30は制御回路で負荷検出回路29で検出した負荷の
状態に応じてパルスモータ−28の駆動を制御する回路
で、通常無負荷時は狭い駆動パルスを負荷時には広い駆
動パルスを供給するように制御する。 この制御方式を第8図につき説明する。第8図は駆動信
号としての駆動パルスの状態を示したもので、先のパル
スモータ−の項で述べたように供給されるこの状態をパ
ルス31.32の様に示した。 パルス31.32は無負荷状態の狭いパルス幅である。 パルス31.32を印加後、第7図の検出回路が負荷状
態を検出するが、無負荷又は小さな負荷状態である。即
ちパルス31後の負荷検出は無負荷と判定したので、次
のパルス32は狭いパルス幅となり、パルス32後の負
荷検出も無負荷と判定したので次のパルス33も狭いパ
ルス幅となる。そしてパルス33後の負荷検出では、有
負荷状態と判定した。この場合パルス33後、数10m
5 e c後に、補正信号としての広いパルス幅の第2
の駆動パルス34がパルス33と同じ極性(即ち同じ電
流方向)で印加される。従ってその次の駆動パルス35
は広いパルス幅で駆動される。 そしてこのパルス35を印加後の誘起電流波形により負
荷の大きさを検出して狭いパルス幅での駆動で十分か否
かを判定して、もし否の場合にはさらに広いパルス幅で
駆動を続ける。そしてパルス36後の負荷検出で負荷が
小さいと判断したときにはその次の駆動パルス37は最
初の狭いパルス幅にもどる。なお、パルス33とパルス
34の関係を説明すると、パルス33の駆動で負荷が大
きいことを検出すると数10ms e c後に広いパル
ス幅のパルス34が印加される、これはパルス33後の
負荷検出で負荷が大きいと判定するが、このときロータ
ーが作動したかどうかの判定はむずかしい、というのは
第6図の誘起電流波形は負荷の増加とともに右ヘシフト
するとともに減衰する。 そしてローターが作動しなかったときは、誘起電流が出
ないのであるが負荷が限界に近いときローターがやっと
作動する状態との区別がつきにくい。 負荷が徐々に増加する場合は、負荷が大きいと判断して
もそのときのパルス33ではローターは作動しているし
、負荷が急激で狭いパルス幅では駆動できない大きさに
なるとパルス33ではローターは作動しない。この両者
の判別するのは困難である。そこでパルス印加後の負荷
の検出は多少余裕をもつように設定するのが簡単である
。本構成では、パルス34を印加する。パルス33でロ
ーターが作動したときは、パルス34はパルス33と同
方向のパルスであるため、このパルス34は逆相のパル
スになり、ローターは回転しない。又、パルス33でロ
ーターが作動しなかったときはパルス34で駆動される
。このとき数10ms e c遅れてローターが駆動さ
れることになるがこれが秒針の作動として目に判別され
ることはなく、これを原因とした見苦しさを心配する必
要は全くない。次に本構成では広いパルス幅での駆動時
にも負荷を検出するようにしたが、これは可能な限り低
電力化を図ろうとしたためであるとともに時計に加わる
負荷が常に同じ性質を有するものではなく、携帯条件に
も左右される種々負荷に効率よく対処できるようにした
ためである。即ち、モーターに加わる負荷として最も大
きいものはカレンダー機構を作動させる負荷であってこ
れは3〜4時間継続するし、負荷の大きさも徐々に増大
する傾向を示す。又、時計が磁場中にさらされた時、低
温におかれたとき、大きい外乱が加わったときにもモー
ターにとっては負荷となるがこのような負荷は個人差携
帯条件によって大きさ、継続時間等、大幅に変化するも
のである。従って常に負荷の検出を行なうのが好ましく
、狭駆動パルスで駆動中はもちろん、広駆動パルスで駆
動中も負荷の大きさを検出し、負荷が小さくなれば直ち
に狭パルスに復帰させるように構成することが最も効果
的である。 以上が、本発明の構成であるが、次に本発明の具体的実
施例につき説明する。第9図は、本発明になる時計の負
荷検出回路及び駆動パルス制御回路の一例である。第9
図中25は発振回路、26は分周回路であり、28はモ
ーター、27は駆動回路、29はモーター負荷状態検出
回路であり、30は制御回路で各々第7図に対応してい
る。以下、回路素子について順次説明していく。39の
NAND  GATE  出力は無負荷状態のモーター
を駆動する際の狭いパルスを作る為のクロックであり、
例えば1秒信号の立下りに対して5m5ec遅れたクロ
ックパルスを発生する。この時デイレイフリップフロッ
プ42は、入力の1秒信号を5ms e c遅らせて出
力する事になり、ゲート46の出力に5ms e c幅
の狭パルスが発生する。 フリップフロップ44は、128Hzをクロック入力と
するデイレイフリップフロップで44の出力は入力1秒
信号に対し7.8m5ec遅れる。 従って、ゲート47の出力に7.8m5ec幅のパルス
が得られ、これを有負荷時の駆動用法駆動パルスとする
。ゲート40およびゲート50は駆動パルス印加後にロ
ーターの動作によって生ずる電流波形の極小部分が現わ
れるまでの時間に対し無負荷状態と有負荷状態を判別す
るパルスを発生するためのクロックであり、ゲート40
は狭駆動パルス駆動時の判定用、ゲート50は広駆動パ
ルス駆動時の判定用である。そして42と44と同様の
動作によって43と48、および51と52の出力に判
定基準パルスを得る。 第10図58は、ゲート46の出力狭パルスに相当し、
59はゲート48出力の判定基準パルスに相当する。ゲ
ート41は、補正パルス発生用のゲートであって、パル
ス幅は7.8m5ecの広パルス、発生位置は、ゲート
46域は47のパルスに対して、例えば30ms e 
c遅れる。第10図66にその例を示す。ゲート41の
入力端子57は、後述する補正信号であって、該補正信
号がHIGHになった場合のみ41の出力に補正パルス
を発生し、後段に供給する。第8図中に示されるように
通常駆動パルス33にひきつづいて出力される補正パル
ス34が、該通常駆動パルスと同極性で出力されるが、
これはゲート95.96.97.98により達成される
。ゲート94から出力される通常駆動用の信号がゲート
95とゲート97に入力され、ゲート41から出力され
る補正用の信号がゲート96とゲート98に入力される
。 そしてゲート制御信号として2秒信号がゲート97とゲ
ート98に入力され、その反転信号(インバータ93の
出力信号)がゲート95、ゲート96に入力される。し
たがって駆動用の信号と補正用の信号が例えば30ms
 e c程度の位相差であれば、駆動パルスと補正パル
スは必ず同極性の出力信号となるものである。ここでゲ
ート41、ゲート95.96.97.98、インバータ
93を補正信号発生回路99とする。ゲート39.40
.41.50の入力信号は、前記パルスを得る為の信号
で、カウンタ26の出力を適当に組み合わせる。ゲート
89.49は、上記パルスを駆動用インバータエ4.1
5に対して分離、1秒おきに交互に出力させる回路であ
る。フリップフロップ90は通常その出力QはLOWで
ゲート47を閉じているが、補正パルスがゲート41の
出力端子に発せられた場合にはセットされその出力Qが
HIGHになり、ゲート47を開き、広駆動パルスを後
段に出力するようになっている。 第9図ブロック29は、駆動パルス印加後のモーターの
動作状態よりモーター負荷を検出する回路であり、ゲー
ト91.92はそれぞれ狭パルス時、広駆動パルス時に
おける負荷判定用ゲートである。以下、先ず狭パルス時
の負荷検出について説明する。53.54は、トランス
ミッションゲートであって、駆動用インバータ14.1
5の出力を駆動信号に応じて交互に選択する。 53.54の出力は結合されてコンデンサを介し、微分
増幅器55に人力される。53.54の出力信号の内、
無負荷状態の波形と有負荷状態の波形をそれぞれ第10
図30.61に示す。微分回路は、この場合ピーク検出
器として動作し、微分回路出力を更にインバータを通し
て得た信号は各ピークで反転する矩形波となり、30に
対しては62.61に対しては64の信号が得られる。 62及び64の信号において、駆動パルス印加後の立下
り位置を検出する回路ゲート56であって出力検出信号
として63.65を得る。この立下り位置が前記判定基
準パルス59の内に含まれる状態を無負荷状態と判定し
、パルス59の内に含まれない場合を有負荷状態と判定
する。NANDゲー)グー6と117によって形成され
ている。 フリップフロップの出力57は、ゲート1150入力と
なる1秒信号によってHIGHにセットされており、検
出信号63がゲート91を介して入力されると出力57
がLOWになりセットされる。 しかし検出信号65はゲート48の出力59によってゲ
ート91を通過できないので、出力57はHIGH状態
を保つことになる。検出信号65は明らかに有負荷状態
と判定され57はHIGHとなる。この結果、波形61
の場合に対しては、補正パルス66が引き続いて印加さ
れ、66によってローターの回転は完結する。但し、前
述した如く66が印加される以前にローターの回転が完
結している場合も含まれる。補正パルス66は、フリッ
プフロップ90をセットし、ゲート47をONにし次の
駆動パルスは広パルスが供給される。 そして、この広駆動パルスでの駆動後も上で述べた狭駆
動パルスでの負荷検出と同様に負荷の状態を検出する。 即ち第4図で示した如き広駆動パルス時の誘起電流波形
の最初の極小値がゲート52で設定された時間内に発生
すれば、無負荷状態と、発生しなければ有負荷状態とし
てゲート92で判定される。そしてゲート92の出力が
あったとき(無負荷状態)フリップフロップ90のクロ
ック端子に入力され、その出力QはLOWとなりゲート
47を閉じ、次の駆動パルスは狭パルスとなる。 広パルスが供給されている間、57はLOW状態にあり
、補正パルスは出力されない、これは、広パルス駆動時
では、モーターは充分な出力トルクがあるものと考えら
れるからである。 かかる本実施例において、第9図に示すように負荷検出
回路29は検出回路110と、判定回路111から構成
されており、検出回路110はトランスミッションゲー
ト53.54と、微分増幅回路55と、N A N D
ゲート56を有している。 判定回路111は狭駆動パルス時の判定用ゲート91と
、広駆動パルス時の判定用ゲート92から成る。また制
御回路30は狭駆動パルス発生回路113及び広駆動パ
ルス発生回路114からなる駆動信号発生回路と、補正
信号発生回路99とフリップフロップ90からなる記憶
回路及び小さい駆動力の駆動信号と大きい駆動力の駆動
信号を選択するゲート回路47から構成される。狭駆動
信号発生回路はNANDゲート39、フリップフロップ
42、NANDゲート46、インバータ118からなり
、広駆動信号発生回路はフリップフロップ44と、NA
NDゲート47及びインバータ118からなる。 ピーク検出回路としては、55の微分増幅回路の他に、
様々な方式が考えられる。第18図は、遅延回路を用い
たピーク検出回路のブロック図で図中53.54はトラ
ンスミッションゲート、80は第9図55に代る一般的
な増幅器、81は遅延回路、82は80及び81の出力
を入力する比較器である。増幅器80の一例を第13図
又は第14図に示す。前述したモーター駆動検出波形2
3.24等は実質的に電源レベル付近に発生する数mV
〜数10mV程度の信号である為、抵抗66.67で分
圧し、増幅器の入力動作レベルに変換してやる。端子6
8には、第16図76の波形が現われる。第14図は、
第13図を改良した回路であって、抵抗67の代りにM
OS)ランジスタを挿入し、増幅器入力レベルが動作レ
ベルになる様にトランジスタ69のチャンネルインピー
ダンスを制御してやる帰還回路をもつ、ブロック70は
出力レベルを検出する回路である。第15図は遅延回路
81の簡単な実施例であって、71.73はトランスミ
ッションゲート、72.74は負荷コンデンサである。 この場合、端子6日の入力信号76は出力端子において
77の如く遅延する。第17図は、この波形を模型的に
表わしたもので、入力信号76はトランスミッションゲ
ート71によって、コンデンサ72に伝えられ72の端
子電圧波形は79となる。更に、トランスミッションゲ
ート73によって出力端子75には、波形77が表われ
る。比較器82は波形76と77が入力される時、78
に示す矩形信号を出力する。 遅延回路としては第15図が適しているが、他に入力信
号周波数が比較的低いため、バヶッリレー型データ転送
素子等も適する。 本発明における負荷検出方式は時計体に加わる磁界或は
衝撃等に対しても有効な動作をすることが確められてい
る。第19図は直流磁界をパルスモータ−のコイル方向
に加えた場合の検出電流波形である。83は外部磁界が
モーター内コアに誘起する磁場と駆動用磁場の方向が相
反する場合であり、84は両磁場が同方向にある場合で
ある。 83.84において、波形85.86は外部磁暢が零に
あり、はぼ同一波形とみなせる。87.88は外部磁界
が40Gaussの時の波形である。 波形より83の方向の動作は外部磁界が強くなる程動作
しにくくなり、負荷が大きくなった場合の動作と同一特
性を示す。従って本発明になる時計回路にあっては外部
磁界の影響に対しても有効な動作を示し、実験的に外部
磁界に対する強度が従来の時計と何ら変わらない事が確
認されている。 第19図87の場合、波形の極小位置が判定基準パルス
以後に現われるため、87′で示す補正信号が加わって
いる。耐衝撃性についても以上の説明から本発明が有効
な効果をもつものであることは極めて容易に類推されよ
う。 以上本発明の実施例につき詳説したが、本発明はここで
述べた実施例に限定されるものではなく種々の改良変更
応用が可能である。例えば電気機械変換機構はここで述
べたパルスモータ−に限定されるものではない。パルス
モータ−の同第11図に示すパルスモータ−であっても
全く同じ構成で実現できる。第11図のパルスモータ−
は、ローター100が永久磁石で作られ、ステーター1
01は第1図と違ってギャップのない一体型であるとと
もにローターの静的位置を定めるためのノツチ102.
103が形成されている。104は駆動コイルである。 この様なパルスモータ−は、ステーター101が接続し
ているため、駆動後の誘起電流は第12図に示すように
、第4図、第6図に比し若干異なる。しかし、無負荷時
の波形105.105’、負荷時の波形106.106
′の関係は基本的には同様であり、同じ方式で実現でき
ることが理解されよう。 以上の如く本発明の構成によれば、駆動電流印加後コイ
ルに発生する誘起電流を検出することにより負荷状態を
判定するとともに、判定状態により次に出力される駆動
パルスが狭駆動パルスか広駆動パルスかを記憶する記憶
回路を設け、記憶回路の出力に応じてゲート回路により
狭駆動パルスと広駆動パルスを選択するものなので、常
に最適な駆動パルス幅でパルスモータ−を駆動すること
ができ、確実な作動と低消費電力化を同時にもたらすも
のである。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明に係る電子腕時計のパルスモータ−の例
を示す。 第2図、第3図は従来の回路構成を示し、第4図は従来
の時計におけるパルスモータ−駆動コイルの電流波形を
示す。 第5図はパルスモータ−の駆動パルス幅に対する出力ト
ルクと消費電力の関係図である。 第6図は従来の駆動パルスよりも狭いパルス幅で、モー
ターを駆動した場合のコイル電流波形である。 第7図は本発明になる時計の回路ブロックを表わす。 第8図は本発明になる回路によるモータ駆動パルスのタ
イムチャート例である。 第9図は第8図のブロック回路の一具体例。 第10図は第9図における負荷検出部のタイムチャート
例である。 第11図は本発明に係る電子腕時計のパルスモータ−の
例を示す。 第12図は第11図のパルスモータ−における狭パルス
駆動時のコイル電流波形である。 第13図〜第18図は第9図におc:する負荷検出部の
別の例を示すものである。 第19図は本発明になる電子時計に直流磁界を印加した
場合のコイル電流波形の変化を示す。 25・・発振回路、26・・分周回路、27・・駆動回
路、28・・モータ、29・・モータ負荷検出判定回路
、30・・制御回路、31〜33・・狭パルス駆動信号
、34・・補正信号、35・・広パルス駆動信号、59
・・負荷判定基車パルス、30・・!!!℃負荷時検出
信号、61・・有負荷時検出信号 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発振回路25、前記発振回路の出力分周する分周回路2
    6、前記分周回路の出力信号に基づいて作動する駆動回
    路27、コイルと永久磁石ロータとステータから構成さ
    れ前記駆動回路によつて駆動されるパルスモータ28と
    を有する電子時計において、前記コイルに接続され駆動
    電流が印加された後に前記コイルに発生する誘起電流か
    らロータ負荷を検出する負荷検出回路29と、前記分周
    回路25と前記駆動回路27の間に接続され前記負荷検
    出回路の出力に応じて狭駆動パルスと広駆動パルスを選
    択的に前記駆動回路に出力する制御回路30とから成り
    、前記負荷検出回路29は前記コイルに発生する誘起電
    流に応じて負荷検出信号を出力する検出回路110と、
    前記検出回路110に接続され前記負荷検出信号から負
    荷状態を判定する判定回路111とから構成され、前記
    制御回路30は前記狭駆動パルスを形成する狭駆動パル
    ス発生回路113と、前記広駆動パルスを形成する広駆
    動パルス発生回路114と、前記判定回路111の出力
    に応じて次に出力する駆動パルスが前記広駆動パルスか
    前記狭駆動パルスかを記憶する記憶回路90と、前記記
    憶回路90の出力に応じて前記狭駆動パルスと前記広駆
    動パルスを選択するゲート回路47とから構成されたこ
    とを特徴とする電子時計。
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