JPS634553Y2 - - Google Patents

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JPS634553Y2
JPS634553Y2 JP1983052000U JP5200083U JPS634553Y2 JP S634553 Y2 JPS634553 Y2 JP S634553Y2 JP 1983052000 U JP1983052000 U JP 1983052000U JP 5200083 U JP5200083 U JP 5200083U JP S634553 Y2 JPS634553 Y2 JP S634553Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sponge
roll
plate
squeezing
rolls
Prior art date
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Application number
JP1983052000U
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English (en)
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JPS59158492U (ja
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Publication date
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Priority to JP5200083U priority Critical patent/JPS59158492U/ja
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Publication of JPS634553Y2 publication Critical patent/JPS634553Y2/ja
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガラス板の如き板状物の表面に付着し
た洗浄液等の液滴を吸収するスポンジロールの絞
り装置に関する。
第2図は本考案の係る従来問題を説明するため
の図で、ガラス板洗浄工程における洗浄液を除去
する装置を示している。洗浄装置によつて洗浄さ
れたガラス板21は移送ロール22に案内されて
第2図中左方へ移送されてくる。ガラス板21の
上面及び下面には洗浄液の液滴23が多量に付着
しており、濡れた状態にある。後段の処理のため
にはガラス板21の表面に付着した液滴を除去す
る必要がある。そこで、ガラス板21の移送路に
対して互いに当接し合う上下のスポンジロール2
4,25を配設し、スポンジロール24,25の
間をガラス板21が通り抜けるときにスポンジロ
ール24,25の吸収作用によつてガラス板21
の表面の液滴を取り除くのである。
ところが、ガラス板21は大量に移送されてく
るためスポンジロール24,25の吸収状態は直
ぐに飽和に達し、その吸収能力は低下してしま
う。そのため、スポンジロールの吸収能力を一定
に保持する手段として図示される如き絞りロール
26が備えられている。絞りロール26は下側の
スポンジロール25に圧接され、これによつてス
ポンジロール25に吸収された液分を除去するよ
うにしている。絞りロール26はスポンジロール
25の真下位置にあつて斯かる作用を生じさせて
いるのであるが、この従来の装置構成によれば、
同様な絞りロールを上側のスポンジロール24に
適用することが不可能であつた。すなわち、スポ
ンジロール24の真上位置に絞りロール27を配
設して絞り作用を生じさせると、図示の如くスポ
ンジロール24から絞られて排出された液分が下
方に落下し、せつかく表面の液滴を除去したガラ
ス板21が再び濡れてしまうことになり、本来の
目的を達成することができない。それ故に従来に
おいて絞りロールを有しない上側のスポンジロー
ル24は下側のスポンジロール25に比較し低い
吸収能力でしか吸収作用を行えないという問題を
有していた。
本考案はガラス板の如き板状物の液滴除去装置
における問題に鑑み、これを有効に解決すべく本
考案を成したものである。
本考案の目的は、洗浄工程から移送されてくる
板状物の表面に付着した液滴を吸収するスポンジ
ロールにおいて、上側のスポンジロール又は上下
側のスポンジロールに吸収された液分を板状物に
影響を与えることなく除去し、上記スポンジロー
ルの吸収能力を常に高く保持すると共に、またス
ポンジロール自身を洗浄することも可能にするス
ポンジロールの絞り装置を提供することにある。
而して本考案の特徴は、移送ロール上を水平状
態にて移送される板状物の表面に圧接され、板状
物の表面に付着した液滴を吸収して板状物の液濡
れをとるスポンジロールの上流側の側方周面に絞
りロールを圧接させて並設するようにしたことに
ある。
以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係るスポンジロールの絞り装
置を示したものである。第1図において、2…は
移送ロールであり、この移送ロール2の上をガラ
ス板の如き板状物1が水平状態において移送され
る。板状物1の移送方向は矢印Aの示す如くであ
り、斯かる移送を行うために各移送ロール2は図
示された方向に夫々回転する。図中右手方向には
板状物1を洗浄する工程(図示せず)が設けら
れ、この右手方向が移送方向に関し上流側とな
り、また反対の左手方向が下流側となる。
図中移送工程中の中央位置には、上下の位置に
相互に圧接する状態でスポンジロール4,5が回
転自在に配設される。スポンジロール4,5の接
触部は板状物1の移送路に位置する。それ故に移
送されてきた板状物1はスポンジロール4,5の
間を通り抜けることになる。板状物1の移送方向
との関係上、上側のスポンジロール4は右方向に
回転し、下側のスポンジロール5は左方向に回転
する。スポンジロール4,5の回転については十
分な回転を得るために夫々に駆動力が与えられる
ものとする。
スポンジロール4,5の上流側の側方位置には
夫々所定の径を有する絞りロール6,7が設けら
れる。絞りロール6,7はスポンジロール4,5
の周面に圧接させて並設される。図示例の絞りロ
ール6,7の配設位置はスポンジロール4,5の
ほぼ真横であるが、厳密に真横位置である必要は
ない。
スポンジロール4,5は板状物1の板幅以上の
長さを有しているが、上記絞りロール6,7はス
ポンジロール4,5とほぼ同じ長さで設けられ
る。
以上において、洗浄工程において洗浄された板
状物1が洗浄液3を上下面に付着した状態で移送
されてくる。板状物1はスポンジロール4,5の
間に挿入され、スポンジロール4,5の間を通り
抜ける。その間、スポンジロール4は板状物1の
上表面に圧接し、スポンジロール5は板状物1の
下表面に圧接し、夫々の面に付着した洗浄液3を
吸収する。その後下流側に送り出される。こうし
て多数の板状物1がスポンジロール4,5の間を
通り抜け、表面に付着した液滴が吸い取られるこ
とになる。
斯かる作業を反復すると、やがてスポンジロー
ル4,5の吸収液量が飽和に近づくが、スポンジ
ロール4,5の吸収量が増してくると絞りロール
6,7による絞り作用によつてスポンジロール
4,5に吸収された液分が除去される。下側のス
ポンジロール5に関して絞りロール6によつて絞
り出された液分は下方に落下する。上側のスポン
ジロール4に関して絞りロール7によつて絞り出
された液分はスポンジロール4と絞りロール7と
の間に形成される断面略逆三角形の上側スペース
に溜められることになり、爾後両側に流動するこ
とにより板状物1に影響を与えることなく、両側
より排出される。
上記の如く特に上側のスポンジロール4につい
ての絞り作用を、板状物1を再び濡らすことなく
行うことができ、これによつてスポンジロール4
の含液量を常に一定に保ち、その吸収能力を高く
保持することができる。また上記構成によれば、
スポンジロール4,5から絞りロール6,7によ
つて所定量の液分を絞り出した後、液分が絞り出
された当該部分が再び板状物1の表面に接触する
までの時間が従来のものに比較し短縮化され、故
に脱液状態が高く維持されることになるから、反
対にスポンジロール4,5の吸収能力を従来のも
のに比較し向上させることができる。
またスポンジロール4の吸収量が多いために絞
りロール7による絞り量が多いときには、図示さ
れる如く溜つた液の中に吸引用のノズル8を設け
るようにし、このノズル8によつて絞り液を吸い
取ることによつて他所へ排出することも可能であ
る。
更に上記本考案に係る構成とすれば、例えばス
ポンジロール4の上方位置にスポンジロール洗浄
のための洗浄液供給用ノズル9を設け、これによ
つてスポンジロールの作動中スポンジロール自身
を洗浄することも可能である。
なお上記実施例では、上下一組のスポンジロー
ルに対し夫々に絞りロールを設けるようにした
が、必ずしもスポンジロールは上下一組に配設さ
れたものである必要はなく、例えば上側のスポン
ジロールだけの場合に適用できるのは勿論であ
る。
上記の説明で明らかなように本考案によれば、
洗浄された板状物の表面に付着した液滴をスポン
ジロールで除去する工程において、スポンジロー
ルの上流側の略真横位置に所定径の絞りロールを
液溜を作る如くして配設するようにしたため、特
に板状物上側のスポンジロールについて下方にこ
ぼすことなくスポンジロールを絞ることができ、
その吸収能力を常に高く保持することができる。
また上下のスポンジロールについて絞りロール
によつて絞り作用を受けた部分が、再び板状物に
接触するまで移動距離が従来に比し半減するた
め、当該部分の脱液状態が高く保持され、このた
め常に吸収能力を高い状態で発揮させることがで
きる。
更に上側のスポンジロールについて板状物移送
中に絞りロールによつて絞ることができるように
なつたため、別設したノズルによつてスポンジロ
ールに洗浄水を付与してスポンジロールを適宜に
洗浄することができ、ワークたる板状物が汚れる
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る洗浄工程のスポンジロー
ルの絞り装置の側面図、第2図は従来の同装置の
問題点を明らかにするための側面図である。 図面中、1,21は板状物、2,22は移送ロ
ール、3,23は液滴、4,5,24,25はス
ポンジロール、6,7,26,27は絞りロール
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄工程から送出された板状物の移送中に、板
    状物の表面に付着した洗浄液を吸収して除去する
    上下一組のスポンジロールにおいて、前記上下一
    組のスポンジロールのうち少なくとも上側スポン
    ジロールの板状物移送方向上流側の側方周面に絞
    りロールを圧接させて並設し、前記上側スポンジ
    ロールを板状物の移送方向に沿つて回転させると
    ともに前記絞りロールを前記上側スポンジロール
    と逆回転させ、前記絞りロールと上側スポンジロ
    ールとの間の上方に断面略逆三角形の液溜りを形
    成したことを特徴とするスポンジロールの絞り装
    置。
JP5200083U 1983-04-07 1983-04-07 スポンジロ−ルの絞り装置 Granted JPS59158492U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5200083U JPS59158492U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 スポンジロ−ルの絞り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5200083U JPS59158492U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 スポンジロ−ルの絞り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59158492U JPS59158492U (ja) 1984-10-24
JPS634553Y2 true JPS634553Y2 (ja) 1988-02-05

Family

ID=30182375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5200083U Granted JPS59158492U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 スポンジロ−ルの絞り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5757216B2 (ja) * 2011-10-18 2015-07-29 新日鐵住金株式会社 板表面の液体除去装置及び板表面の液体の除去方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59158492U (ja) 1984-10-24

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