JPS6345494B2 - - Google Patents

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JPS6345494B2
JPS6345494B2 JP4961582A JP4961582A JPS6345494B2 JP S6345494 B2 JPS6345494 B2 JP S6345494B2 JP 4961582 A JP4961582 A JP 4961582A JP 4961582 A JP4961582 A JP 4961582A JP S6345494 B2 JPS6345494 B2 JP S6345494B2
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JP
Japan
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internal combustion
retarder
combustion engine
rotor
engine
Prior art date
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Expired
Application number
JP4961582A
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English (en)
Other versions
JPS58165545A (ja
Inventor
Koichi Suenaga
Tetsuya Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP4961582A priority Critical patent/JPS58165545A/ja
Publication of JPS58165545A publication Critical patent/JPS58165545A/ja
Publication of JPS6345494B2 publication Critical patent/JPS6345494B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D29/00Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、内燃機関、とくに車両の内燃機関の
暖機運転を促進する方法および装置に関する。
〔従来技術の説明〕
一般に、内燃機関の寒冷期における始動直後に
おいては、正常の機関出力を得るために3〜5分
程度の暖機運転が必要である。
従来、この暖機運転は無負荷状態で行われるた
め、この暖機運転時間を短縮することができず、
しかもその間は機関のシリンダ内に噴射された燃
料が完全に燃焼されずに白煙として排出される場
合が多い。この白煙は、目に強い刺激を与えた
り、悪臭の原因となることがあつた。
一方本出願人は、車両の減速ブレーキとして新
たな電磁式リターダを発明し、特願昭56−173516
により特許出願した。
この電磁式リターダは、内燃機関と変速機との
間のクランク軸に軸着されるフライホイールをリ
ターダ回転子とし、このフライホイールのハウジ
ングにフライホイールを励磁する界磁として、励
磁コイルと短絡環とを含むリターダユニツトを固
着したものであつて、内燃機関が小型軽量化して
総排気量が減少しても、従来のエンジンブレーキ
と同様に変速機のギヤ比に相応した制動力が得ら
れ、かつ特別のプロペラシヤフトを必要とせず、
軽量で制御の容易な優れたリターダである。
本発明者らは、上記リターダが内燃機関と変速
機との間に配設されている点および内燃機関がい
わゆる完爆状態以降の自力運転が可能な状態で
は、無負荷状態よりも若干負荷のある状態の方が
暖機運転に必要な時間が短縮化される点に着目
し、本発明を完成するに至つた。
〔発明の目的〕
本発明は、内燃機関と変速機との間に配設され
たリターダを利用するもので、内燃機関の暖機運
転に必要な時間を短縮し、かつ白煙の排出量を減
少することができる内燃機関の暖機運転促進方法
および装置を提供することを目的とする。
〔発明の要旨〕
本発明の第一の特徴は、内燃機関のクランク軸
に軸着された磁性回転子と、この回転子に磁力を
与える励磁コイルおよびこの回転子の回転により
この回転子との間に生じる磁力線の変化により発
生する電流を短絡する短絡環を含む複数個のリタ
ーダユニツトとを備えたリターダを有する内燃機
関の暖機運転時に、この内燃機関の回転を緩やか
に制動させるようにこのリターダを動作させる内
燃機関の暖機運転促進方法にある。
また本発明の第二の特徴は、上記磁性回転子
と、上記複数個のリターダユニツトと、上記励磁
コイルに流れる励磁電流を制御する制御回路とを
備えた内燃機関のリターダにおいて、この機関の
回転速度が所定速度以上であつてこの機関の温度
が所定温度以下であつてかつこの機関の機関出力
が遮断されているときに、このリターダがこの機
関の回転を緩やかに制動させるように上記励磁電
流を自動制御する手段を備えたことを特徴とする
内燃機関の暖機運転促進装置にある。
〔実施例による説明〕
次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。
第1図は本発明一実施例装置の構成図である。
内燃機関1と変速機2との間のクランク軸3に軸
着されたフライホイール5は、磁性体により構成
される。フライホイールハウジング6にはリター
ダユニツト7が取付けられる。
第2図は第1図にAA′で示す断面の拡大構造図
である。フライホイール5にはその周囲にテイー
ス9が形成され、これがリターダユニツト7に電
磁的に作用する。リターダユニツト7は複数個
(この例では8個)がフライホイールハウジング
6に取付けられている。各リターダユニツト7に
は、励磁コイル10がコア13に巻回されてい
る。14は絶縁巻枠である。各コア13の先端
は、前記テイース9に対向して電磁的に作用す
る。そのコア13には導体の短絡環15が嵌着す
る。この短絡環15は中空に形成され、第1図に
示すようにこの短絡環15には、環内に後述する
冷却媒体を循環させるための流入パイプ17およ
び流出パイプ18が接続される。
このような装置では、クランク軸3の回転中に
励磁コイル10が電流により励磁されると、コア
13が磁化してフライホイール5のテイース9と
の間に磁力線が生じる。このテイース9はクラン
ク軸3の回転により、コア13に対して次々に移
動するので、この磁力線が変化して短絡環15に
電流が生じる。この電流は短絡環15で熱となる
とともに、フライホイール5に制動力を与える。
第1図に戻つて、内燃機関1の前方には、ラジ
エータ20がパイプ21および22を介して接続
される。このパイプ21には、サーモスタツト2
4が内設され、またパイプ22には、水ポンプ2
5が取付けられている。またパイプ21および2
2はバイパスパイプ26により接続される。この
水ポンプ25は内燃機関1のシリンダブロツク内
の水ジヤケツト(図示せず)にパイプ22または
26の冷却水を送込む。このシリンダブロツク内
の水ジヤケツトには、ウオータマニフオルド28
が接続され、シリンダを冷却した水が前記サーモ
スタツト24を介して循環される。
またウオータマニフオルド28には、リターダ
冷却パイプ29が接続される。このリターダ冷却
パイプ29には、リターダユニツト7の短絡環1
5の前記流入パイプ17が接続され、さらにこの
短絡環15の流出パイプ18が戻りパイプ30を
介して前記水ポンプ25の入口側のパイプ22ぬ
に接続されている。
さらに32は回転センサであつて、クランク軸
3の前端に配設され、内燃機関1の回転速度を電
気信号として検出する。33は水温センサであつ
て、パイプ21に内設され、内燃機関1の冷却水
温を電気信号として検出する。34はギヤセンサ
であつて、変速機2に内設され、変速機2が中立
位置であるとき電気信号を送出する。
第3図は本実施例装置の電気回路構成図であ
る。バツテリ36の一端は内燃機関1のキースイ
ツチ37の一端に接続される。このキースイツチ
37の他端は負荷38、リターダスイツチ40、
および暖機運転スイツチ41の一端にそれぞれ接
続される。このリターダスイツチ40の他端には
制御回路42を介して前記リターダユニツト7の
複数個の励磁コイル10に接続されている。この
制御回路42の制御入力端子44には、図外のア
クセルペダルの戻り量が電気信号に変換されて与
えられる。制御回路42はアクセルペダルの戻り
量が加速状態から減速状態に切換わるとき導通し
始め、その戻り量に比例して励磁コイル10に流
れる電流を制御する。
本発明の特徴ある構成は、暖機運転スイツチ4
1の制御方法にある。この暖機運転スイツチ41
のオンオフ制御は、第1図に示した回転センサ3
2、水温センサ33、およびギヤセンサ34の各
検出信号により行われる。
すなわち回転センサ32の出力は、第1の比較
回路45の比較入力に接続され、この比較回路4
5の基準入力には、内燃機関1の回転速度
500rpmに相当する基準電圧ES1が与えられる。第
一の比較回路45は、回転センサ32の出力が回
転速度500rpmを越えるとき出力信号を送出する。
また水温センサ33の出力は、第二の比較回路4
6の比較入力に接続され、この比較回路46の基
準入力には、冷却水温40℃に相当する基準電圧
ES2が与えられる。第二の比較回路46は、水温
センサ33の出力が水温40℃未満のとき出力信号
を送出する。
上記第一および第二の比較回路45および4
6、さらにギヤセンサ34の各出力は、アンド回
路48の入力に接続される。このアンド回路48
の出力は前記暖機運転スイツチ41の制御入力に
接続される。49は抵抗であつて、暖機運転スイ
ツチ41を経由して励磁コイル10に流れる電流
を減少させ、リターダの制動力が緩やかに働くよ
うにする。また50は逆流防止用のダイオードで
ある。
このような構成で、本実施例装置の動作を説明
する。
まずキースイツチ37を入れて、図外の始動装
置により内燃機関1をクランキングさせる。内燃
機関1が初期状態から連爆状態を経ていわゆる完
爆状態に至り、機関1の回転速度が500rpmを越
えると、第一の比較回路45の出力信号はハイレ
ベルとなる。このとき機関1の冷却水温が40℃未
満であれば、第二の比較回路46の出力信号もハ
イレベルとなり、変速機2が中立位置であれば、
アンド回路48の出力信号がハイレベルとなる。
これにより暖機運転スイツチ41がオン状態とな
り、励磁コイル10に内燃機関1の回転が自動的
に緩やかに制動される。このリターダの作動によ
り機械エネルギが冷却水温を上昇させる熱エネル
ギに変換される。
これにより、寒冷期における内燃機関1の始動
時の完爆状態に到達する時点で、変速機2を中立
位置に設定しておけば、自動的に機関1に軽い負
荷がかけられ、リターダの作動による冷却水温の
上昇も加わり機関1の暖機運転時間が短縮され
る。
次いで、内燃機関1の回転速度が500rpm未満
に低下したり、その冷却水温が40℃以上に到達し
たり、あるいは変速機2が中立位置以外のギヤ位
置におかれると、アンド回路48の出力信号はロ
ウレベルとなり、暖機運転スイツチ41は自動的
にオフ状態となり励磁コイル10に電流が流れな
くなる。
これにより、暖機運転中にリターダの制動によ
り機関の回転が停止することはなく、また冷却水
温が上昇して暖機運転が不要となれば自動的にリ
ターダの作動は停止し、さらに走行を開始する等
機関出力を取出すときにも自動的にリターダの作
動は停止する。
なお上記例では、機関の温度を検出する手段と
して水温センサを用いた例を示したが、機関の潤
滑油温を検出する油温センサ、あるいは機関の排
気温度を検出する排気温センサ等他の検出手段を
用いてもよい。
また機関主力を取出すときに本発明の装置を停
止させる手段として、ギヤセンサの中立位置の検
出出力を用いる例を示したが、クラツチが切られ
ているときに出力するクラツチセンサを用いても
よい。
またリターダスイツチ40の他に特別に暖機運
転スイツチ41を設けてこれを自動制御する例を
示したが、リターダスイツチ40の制御回路42
の制御入力にアンド回路48の出力を接続して、
暖機運転時に手操作によりリターダスイツチ40
をオンオフしてもよい。
さらにリターダユニツト7の短絡環15の冷却
媒体として機関の冷却水を用いる例を示したが、
機関の潤滑油を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば内燃機関に
直結されたリターダを利用して、自動的に寒冷期
の暖機運転の所要時間を短縮することができ、未
燃焼ガスの排出量を減少することができる優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例装置の構成図。第2図
はそのAA′断面図。第3図は本発明一実施例装置
の電気回路構成図。 1……内燃機関、2……変速機、3……クラン
ク軸、5……フライホイール、6……フライホイ
ールハウジング、7……リターダユニツト、10
……励磁コイル、32……回転センサ、33……
水温センサ、34……ギヤセンサ、41……暖機
運転スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関のクランク軸に軸着された磁性回転
    子と、この回転子に磁力を与える励磁コイルおよ
    びこの回転子の回転によりこの回転子との間に生
    じる磁力線の変化により発生する電流を短絡する
    短絡環を含む複数個のリターダユニツトとを備え
    たリターダを有する内燃機関の暖機運転時に、こ
    の内燃機関の回転を緩やかに制動させるようにこ
    のリターダを動作させることを特徴とする内燃機
    関の暖機運転促進方法。 2 内燃機関のクランク軸に軸着された磁性回転
    子と、この回転子に磁力を与える励磁コイルおよ
    びこの回転子の回転によりこの回転子との間に生
    じる磁力線の変化により発生する電流を短絡する
    短絡環を含む複数個のリターダユニツトと、上記
    励磁コイルに流れる励磁電流を制御する制御回路
    とを備えた内燃機関のリターダにおいて、この機
    関の回転速度が所定速度以上であつてこの機関の
    温度が所定温度以下であつてかつこの機関の機関
    出力が遮断されているときに、このリターダがこ
    の機関の回転を緩やかに制動させるように上記励
    磁電流を自動制御する手段を備えたことを特徴と
    する内燃機関の暖機運転促進装置。
JP4961582A 1982-03-26 1982-03-26 内燃機関の暖機運転促進方法およびその装置 Granted JPS58165545A (ja)

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JPS58165545A JPS58165545A (ja) 1983-09-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09329060A (ja) * 1996-06-10 1997-12-22 Toyota Motor Corp ハイブリッド型車両の触媒温度制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60169639A (ja) * 1984-02-10 1985-09-03 Hino Motors Ltd 内燃機関の回転制御装置
WO2005082653A1 (en) * 2004-02-26 2005-09-09 Ventech, Llc Vehicle supplemental heating system

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