JP4263656B2 - エンジン始動装置 - Google Patents

エンジン始動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4263656B2
JP4263656B2 JP2004128608A JP2004128608A JP4263656B2 JP 4263656 B2 JP4263656 B2 JP 4263656B2 JP 2004128608 A JP2004128608 A JP 2004128608A JP 2004128608 A JP2004128608 A JP 2004128608A JP 4263656 B2 JP4263656 B2 JP 4263656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
switching element
generator motor
energization
rotational speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004128608A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005307917A (ja
Inventor
秀年 久須美
賢太郎 三田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004128608A priority Critical patent/JP4263656B2/ja
Priority to US11/100,564 priority patent/US7180201B2/en
Priority to DE102005018598A priority patent/DE102005018598B4/de
Priority to CNB2005100661965A priority patent/CN100378312C/zh
Publication of JP2005307917A publication Critical patent/JP2005307917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4263656B2 publication Critical patent/JP4263656B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • F02N99/002Starting combustion engines by ignition means
    • F02N99/004Generation of the ignition spark
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/04Starting of engines by means of electric motors the motors being associated with current generators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/1502Digital data processing using one central computing unit
    • F02P5/1506Digital data processing using one central computing unit with particular means during starting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Description

本発明は、電動機の駆動力によりエンジンのクランキングをアシストするエンジン始動装置に関する。
この種のエンジン始動装置にあっては、例えばオルタネータなどの発電機を電動機として動作させることで、エンジン始動時のクランキングをアシストする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは、発電電動機に通電することによってエンジンのクランキングをアシストし、エンジン回転速度がある値に達するとエンジンに着火して自力回転を開始させるものである。こうした発電電動機に対する通電・通電停止の切り替えは、一般にスイッチング素子を有するインバータを制御することにより行われる。
ところで、回転を停止している発電電動機に通電すると、次式(1)で導かれる電流(ステータ電流)が発電電動機のステータに流れる。

ステータ電流=電源電圧÷(ステータ抵抗+配線抵抗) …(1)

上記式(1)中の配線抵抗とは、電源と発電電動機との間におけるステータ以外の電気系での抵抗である。
上記スイッチング素子では、ステータ電流の2乗に比例したコレクタ損失が生ずる。このコレクタ損失によってジュール熱が発生し、スイッチング素子の温度が上昇する。一方、上記発電電動機においては、その回転速度と電流特性との間に次の関係が見られる。それは、発電電動機のステータ電流は回転速度が低いときには多く、同回転速度が高くなるに従い少なくなることである。従って、停止しているエンジンを始動させる際の発電電動機の回転速度が低いときには多くのステータ電流が流れて、スイッチング素子が大きく昇温する。
そして、エンジンの始動に際し、こうした多くのステータ電流が流れる状況が続くと、耐熱性のさほど高くない汎用のスイッチング素子が用いられている場合には、同素子の温度が定格温度を越えるおそれがある。上記状況は、例えば、始動時のエンジンフリクションが大きく発電電動機が回転しないとき(ロックしたとき)に起り得る。即ち、一般に、通電開始から所定時間(例えば数十ミリ秒)が経過しても発電電動機が作動しない場合に通電を停止させる機能(ロック保護機能)が設定されているが、この機能が働くまでは上述した多くのステータ電流が流れ続ける。
そこで、従来、こうした不具合の発生を回避するために、スイッチング素子として、内部抵抗を小さくして大電流の通電に耐え得るように低オン抵抗化したものや、高温に耐え得るように大熱容量化されたものが用いられている。
特開平6−62553号公報(第2−4頁)
しかしながら、これらの低オン抵抗化或いは大熱容量化されたスイッチング素子は、新規に開発されたものが多いこともあって高価であり、エンジン始動装置のコストの大幅な増加を招いている。そこで、こうした高価なスイッチング素子を用いなくても上記の不具合を解消できるエンジン始動装置の出現が望まれている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、大電流が流れることによるスイッチング素子の過剰な昇温を抑制できるエンジン始動装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、エンジンに駆動連結されるとともに、スイッチング素子を有するインバータを介して電源に接続された発電電動機と、前記エンジンの始動時に前記インバータの制御を通じて前記発電電動機に通電することにより、前記エンジンの出力軸を前記発電電動機にて回転させる通電制御手段とを備えるエンジン始動装置において、前回のエンジン停止時に、混合気が生成された状態で膨張行程で停止された気筒に対して着火を行うことにより前記出力軸を回転させる膨張行程着火始動手段と、前記発電電動機の回転速度を直接又は間接的に検出する回転速度検出手段と、前記膨張行程着火始動手段による着火後、前記回転速度検出手段による回転速度が所定値以上となるまで前記通電制御手段による前記発電電動機への通電を禁止する通電禁止手段とを備えることをその要旨とする。
同構成によれば、エンジンの停止時にはその出力軸及び発電電動機が停止している。また、エンジンの特定の気筒は、混合気が生成された状態で膨張行程で停止されている。こうした状態からエンジンが始動される際には、先ず膨張行程着火始動手段により出力軸が回転駆動される。即ち、エンジンの停止状態で膨張行程にある上記特定気筒に対して着火が行われる。前記着火に伴う混合気の燃焼によりエンジンの出力軸が回転される。同出力軸の回転速度が「0」から上昇するとともに、同エンジンに駆動連結された発電電動機の回転速度も上昇する。
一方、膨張行程着火始動手段による着火後、発電電動機の回転速度が回転速度検出手段によって検出され、同回転速度が所定値以上になるまで通電制御手段による発電電動機への通電が、通電禁止手段によって禁止される。そのため、一般に、発電電動機に対しその回転速度が低いときに通電すると、そのステータに多くの電流(ステータ電流)が流れてスイッチング素子が大きく昇温するが、前述した通電停止により、この大電流に起因するスイッチング素子の昇温が抑制される。
そして、発電電動機の回転速度が上昇して上記所定値以上となり、そのことが回転速度検出手段によって検出されると、上記通電禁止手段による通電禁止が解除される。通電制御手段による、インバータの制御を通じた発電電動機への通電が開始される。この通電により発電電動機が回転し、エンジンのクランキングがアシストされる。
このように、請求項1に記載の発明によれば、大電流が流れることによるスイッチング素子の過剰な昇温を抑制することが可能となり、特別なスイッチング素子を使用しなくてもすむ。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記所定値は、前記発電電動機の回転速度について、前記始動時に前記スイッチング素子に許容される温度上昇量の最大値に対応する値に設定されていることをその要旨とする。
上記構成によれば、発電電動機の回転速度について上記条件を満たす値を所定値とし、この所定値を、通電の可否を判断する際の閾値とすることで、スイッチング素子の温度上昇量がエンジンの始動時にスイッチング素子に許容される温度上昇量の最大値を越えるのを抑制することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記始動時における温度上昇量の最大値は、前記スイッチング素子の定格温度から、前記スイッチング素子の雰囲気温度の最大値、及び発電に伴う温度上昇量の最大値を減算することにより算出されるものであることをその要旨とする。
ここで、発電電動機への通電後におけるスイッチング素子の温度上昇量を左右する要素としては、一般に、スイッチング素子の周囲の温度(雰囲気温度)、発電に伴う温度上昇量、及び始動による温度上昇量が考えられる。これらの合計値がスイッチング素子の定格温度を越えなければ、スイッチング素子は設計通りの性能を発揮する。スイッチング素子の定格温度から、雰囲気温度が採り得る最大値と、発電に伴う温度上昇量が採り得る最大値とを減算した残りが、始動時にスイッチング素子に許容される温度上昇量の最大値となる。
この点、請求項3に記載の発明では、スイッチング素子の定格温度から、雰囲気温度の最大値と、発電に伴う温度上昇量の最大値とを減算し、その残りを始動時における温度上昇量の最大値としている。そのため、この温度上昇量の最大値に対応する回転速度を所定値とすることで、上述した請求項1に記載の発明の効果が確実に得られる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記通電制御手段による前記発電電動機への通電開始後に前記回転速度検出手段による回転速度が前記所定値を下回ると前記発電電動機への通電を停止する通電停止手段を更に備えることをその要旨とする。
同構成によれば、通電禁止手段による発電電動機への通電禁止が解除されて、通電制御手段による通電が開始された後であっても、何らかの原因により発電電動機の回転速度が低下して上記所定値を下回ることも考えられる。この場合には、前記と同様に、発電電動機に多くのステータ電流が流れてスイッチング素子が大きく昇温するおそれがある。
この点、請求項4に記載の発明では、こうした状況が起って発電電動機の回転速度が所定値を下回ったことが回転速度検出手段によって検出されると、通電制御手段による発電電動機への通電が通電停止手段によって停止される。従って、この通電停止により、発電電動機に多くのステータ電流が流れることによるスイッチング素子の過昇温を抑制することが可能となる。
(第1実施形態)
以下、本発明のエンジン始動装置を具体化した第1実施形態について、図1〜図4を参照して詳細に説明する。
図1は、このエンジン始動装置と同装置が適用されるエンジン11とその周辺構成とを示す概略構成図である。先ず、エンジン11及びその周辺構成について簡単に説明する。
エンジン11には、トルクコンバータ12を介して自動変速機13が取り付けられている。このエンジン11の出力は、クランクシャフト11aからトルクコンバータ12及び自動変速機13の出力軸13aを介して最終的に図示しない駆動輪に伝達される。
また、エンジン11には、空調機用コンプレッサ、パワーステアリングポンプ、エンジン冷却用ウォータポンプなどの各種補機20が取り付けられている。そして、エンジン11の出力は、クランクシャフト11aに接続される電磁クラッチ21及びエンジン側プーリ22を介してベルト23にも伝達され、このベルト23の周回に伴い、補機20に接続された補機側プーリ24がそれぞれ回転される。尚、この補機駆動力伝達系としては、上述したような各プーリ22,24及びベルト23によるものに代えて、例えばギア或いはチェーンによるものを採用することもできる。クランクシャフト11aと上記補機駆動力伝達系との連結/非連結は電磁クラッチ21の断接により切り替えられる。
更に、エンジン11には、始動時にクランキングを行うスタータモータ30が連結されている。
前記エンジン始動装置は、発電機能とモータ機能とを有する発電電動機であるモータジェネレータ(以下、「M/G」と記す)40、このM/G40の機能の切り替えを行うインバータ41、M/G40の電源であるバッテリ42、及びM/G40の動作などを制御する電子制御装置(ECU)43を備えて構成されている。
M/G40の回転軸にはM/G側プーリ40aが装着されており、このM/G側プーリ40aには前記ベルト23が巻回されている。ここでは、例えばM/G40の回転軸がクランクシャフト11aの2倍の速度で回転するように、M/G側プーリ40a及びエンジン側プーリ22の径などが設定されている。M/G40は、バッテリ42から電力が供給されているときにはモータとして機能し、エンジン11(クランクシャフト11a)や各種補機20に対して回転トルクを付与する。また、M/G40は、エンジン11から付与される回転トルクにより作動しているときには発電機として機能し、付与される回転トルクを電気エネルギーに変換してバッテリ42に充電する。尚、回転を停止しているM/G40に対しクランキングのために通電が行われると、そのステータには既述した式(1)で表されるステータ電流が流れる。
前記インバータ41にはスイッチング素子44が内蔵されており、このスイッチング素子44を介してM/G40の発電機能及びモータ機能の切り替えが行われる。本実施形態では、スイッチング素子44として、耐熱性能があまり高くない廉価な絶縁ゲート形電界効果トランジスタ(MOS−FET)が用いられている。このスイッチング素子44では、一般に前記ステータ電流の2乗に比例したコレクタ損失が生ずる。このコレクタ損失によってジュール熱が発生し、スイッチング素子44の温度が上昇する。
前記ECU43には、エンジン11や車両の状態を検出する各種センサやスイッチが接続され、それらからの検出信号が入力される。これらのセンサ及びスイッチとしては、例えば次のものが挙げられる。
・クランクシャフト11aの回転角度を検出するクランク角センサ51。
・アクセルペダル60の踏み込み量を検出するアクセルセンサ52。
・アクセルペダル60が踏み込まれた状態にあることを検出するアクセルスイッチ53。
・ブレーキペダル61が踏み込まれた状態にあることを検出するブレーキスイッチ54。
・自動変速機13のシフトポジションを検出するシフト位置センサ55。
・車速を検出する車速センサ56。
尚、上記クランク角センサ51によって検出されるクランクシャフト11aの回転角度は、クランクシャフト11aの時間当りの回転数であるエンジン回転速度の算出に用いられる。
更に、ECU43には、インバータ41、スタータモータ30、電磁クラッチ21、エンジン11の各気筒に燃料を噴射供給するインジェクタ、各気筒に供給された燃料と空気との混合気に着火する点火プラグなどが接続されており、ECU43はこれらに対して作動信号を出力する。このECU43は、各種センサ51,52,55,56やスイッチ53,54の検出結果に基づき、エンジン11の運転や車両の走行にかかる各種制御処理、例えばエンジン11の自動停止処理や自動始動処理などを行う。
また、本実施形態では、ECU43は、上記自動停止処理に際して、エンジン11のクランクシャフト11aの停止位置を制御するクランク停止位置制御を併せて行う。
更に、ECU43は前記自動始動処理に際し、停止状態にあるエンジン11の膨張行程気筒の混合気に着火する膨張行程着火始動処理や、同始動処理により回転するクランクシャフト11aの回転トルクが付与されるM/G40に対して通電する。尚、自動停止処理は、例えば、次の各種自動停止条件が全て成立するときに行われる。
・アクセルペダル60が踏み込まれていないこと。
・車両が停止していること。
・エンジン11の回転速度が所定速度以下であること。
・バッテリ42の充電量が所定量以上であること。
・ブレーキペダル61が踏み込まれているか或いは自動変速機13のシフトレバーがパーキングポジション又はニュートラルポジションにあること。
尚、自動停止条件としては、この他の種々の条件が適宜加えられたり置き換えられたりしてもよい。
また、前記クランク停止位置制御は、自動停止処理によるエンジン11の停止に際し、目標停止位置でクランクシャフト11aを停止させる制御である。目標停止位置は、クランクシャフト11aの回転角度について、エンジン11の次回自動始動時にフリクションが小さくなる回転角度である。クランク停止位置制御では、点火が行われず、M/G40の駆動力によってエンジン11の回転がアシストされ、クランクシャフト11aが目標停止位置にて停止される。尚、M/G40に代えて、クランクシャフト11aに動力を伝達する別のモータを設け、このモータによってエンジン11の回転をアシストし、クランクシャフト11aを目標停止位置で停止させてもよい。
また、このクランク停止位置制御では、図2に示されるように、次回の自動始動時の膨張行程着火始動処理に備えるべく、エンジン11の停止時にピストンが下降する膨張行程となる気筒(この例では第1気筒)に対して、クランクシャフト11aの回転が停止する直前に燃料噴射を実施する。
次に、エンジン11の自動始動処理にかかる一連の処理の一例について、図3のフローチャートを参照して説明する。このフローチャートに示される一連の処理は、前記自動停止処理によってエンジン11の運転が停止されていることを条件に実行される。
この一連の処理に際しては、先ず、自動始動条件が成立しているか否かが判断される(ステップ100)。ここでは、例えば、次の各種条件のうち少なくとも一つが成立したときに自動始動条件が成立したものと判断される。
・自動変速機13のシフトレバーがドライブポジションにあるときに、ブレーキペダル61の踏み込みが解除され、かつアクセルペダル60が踏み込まれること(車両発進時)。
・シフトレバーがドライブポジションにあるときに、ブレーキペダル61の踏み込みが解除され、かつその解除から所定時間が経過すること。
・シフトレバーがパーキングポジション又はニュートラルポジションからそれら以外のシフトポジションに操作された後に、所定時間が経過すること。
・車両走行速度が所定速度以上であること。
尚、自動始動条件としては、この他の種々の条件が適宜加えられたり置き換えられたりしてもよい。
前記自動始動条件が成立していない場合(ステップ100:NO)には、同条件が成立するまでステップ100の判断が繰返し行われる。この場合、即ちエンジン11の停止時には、クランクシャフト11a及びM/G40の回転がともに停止している。また、エンジン11の特定気筒では、ピストンが膨張行程において下降する途中で停止している。同気筒内には、前回のエンジン停止時におけるクランク停止位置制御により、クランクシャフト11aの回転停止直前に噴射された燃料と空気との混合気が燃焼されずに残っている。こうしたエンジン停止状態から、同条件が成立すると(ステップ100:YES)、エンジン11の始動に関わる各部位に対してECU43からエンジン始動指令が出力される(ステップ101)。
ここでは、ECU43は前記膨張行程着火始動処理を実行すべく、エンジン11の各気筒のうち膨張行程にある気筒、即ち前記のように混合気が残っている気筒の点火プラグに対して作動信号が出力される。これにより、上記膨張行程にある気筒の点火プラグが点火され(ステップ102)、その気筒内の混合気の着火・燃焼によってピストンが押下げられて、クランクシャフト11aが極低回転速度で回転される。また、このクランクシャフト11aの回転トルクがベルト23、プーリ22,40aなどを介してM/G40に伝達され、このM/G40の回転軸が回転される。これに伴いクランクシャフト11a及びM/G40の各回転速度が上昇する。
前記膨張行程着火始動処理に伴うM/G40の回転開始後、そのM/G40の回転速度Nが所定値N1(例えば650rpm)以上であるか否かが判断される(ステップ103)。この回転速度Nとしては、クランク角センサ51によって検出されるクランクシャフト11aの回転速度(エンジン回転速度)を2倍した値が用いられる。
前記回転速度Nが所定値N1未満であると、ステップ103の処理が繰返し行われる。この場合には、M/G40への通電が行われない。これに対し、回転速度Nが所定値N1以上である(ステップ103:YES)と、インバータ41の制御を通じてM/G40への通電が開始される。このようにして、回転速度Nが所定値N1以上となるまでM/G40への通電が禁止される。
ここで、M/G40に通電するか否かの可否判断に用いられる閾値である所定値N1の設定の仕方について説明する。
スイッチング素子44に通電した場合に、その温度上昇に影響を及ぼす要素としては、次の(i)〜(iii )の3つが挙げられる。
(i)スイッチング素子44の近傍の温度:雰囲気温度Ta、
(ii)M/G40の発電に伴うスイッチング素子44の温度上昇量:発電温度上昇量Tg、
(iii )エンジン11の自動始動に伴うスイッチング素子44の温度上昇量:始動温度上昇量Tm。
そして、M/G40の通電後のスイッチング素子44の温度をTとすると、M/G40の発電によってスイッチング素子44の温度が既に上昇している状態で、そのM/G40の通電が行われた場合、上記温度Tは次式(2)で表される。

T=Ta+Tg+Tm …(2)

また、スイッチング素子44が所定の性能を発揮し得る設計上の最大温度を「定格温度Tspec」とする。更に、雰囲気温度Ta、発電温度上昇量Tg及び始動温度上昇量Tmが採り得る最大値をそれぞれTamax,Tgmax,Tmmaxとする。ここでは、最大値Tamax及びTgmaxが略一定の値であると考え、実機計測により得た値を用いている。
この場合、スイッチング素子44が設計通りの性能を発揮するには、次式(3)を満たしていることが必要である。

Tspec≧Tamax+Tgmax+Tmmax …(3)

エンジン始動時にスイッチング素子44に許容される温度上昇量は、上記式(3)を変形した次式(4)を満たす必要がある。

Tspec−Tamax−Tgmax≧Tmmax …(4)

よって、例えば、Tspec=150〔℃〕、Tamax=90〔℃〕、Tgmax=49〔℃〕とすると(M/G40として例えば5000rpmで80Aの発電能力を有するものを使用した場合)、エンジン11の自動始動時にスイッチング素子44に許容される温度上昇量(始動温度上昇量Tm)は最大でも11℃であることが分かる。
一方、M/G40においては、その回転速度Nと電流特性との間に次の関係が見られる。それは、M/G40のステータに流れる電流(ステータ電流)は回転速度Nが低いときには多く、同回転速度Nが高くなるに従い少なくなることである。こうした現象が起るのは、ステータに逆起電力が発生し、前記式(1)中の電源電圧との電位差が小さくなって、同式(1)中の右辺の分子が小さくなるからである。
ここで、スイッチング素子44では、既述したように、ステータ電流の2乗に比例したコレクタ損失が生じ、このコレクタ損失によってスイッチング素子44の温度が上昇するところ、M/G40の回転速度が高くなるに従い上記のようにステータ電流が少なくなることから、コレクタ損失が減る。その結果、図4に示すように、スイッチング素子44の始動温度上昇量Tmの最大値Tmmaxは、M/G40の回転速度Nが低いときには多く、同回転速度Nが高くなるに従い少なくなる傾向にある。
この図4によると、最大値Tmmaxが上記11℃となるときのM/G40の回転速度Nは650rpmである。従って、M/G40の回転速度が650rpm以上であるときにそのM/G40に通電すれば、始動温度上昇量Tmが最も多い場合であっても11℃以下となることが分かる。即ち、エンジン11の自動始動に際してM/G40の回転速度が650rpm以上であるときにそのM/G40の通電を行えば、その通電後のスイッチング素子44の温度は定格温度Tspec(150℃)の範囲内に確実に抑えられることが分かる。
前記ステップ104にてM/G40の通電が開始されると、そのM/G40はモータとして機能し、M/G40の駆動力がベルト23、プーリ40a,22などを介してクランクシャフト11aに伝達され、エンジン11のクランキングがアシストされる。その後、エンジン11の回転速度が上昇して自立運転が可能になると、M/G40への通電が停止され、エンジン11の自動始動制御が完了する(ステップ105)。このステップ105の処理をもってエンジン11の自動始動処理にかかる一連の処理が終了される。上述した一連の処理は、例えば車両のイグニッションスイッチが「オフ」操作されるなど、運転者によりエンジン11の運転が停止されるまで繰返し行われる。
尚、上記ECU43によるエンジン自動始動処理中、ステップ104の処理が通電制御手段に相当し、ステップ103の処理(NOの場合にステップ103を繰返す処理)が通電禁止手段に相当する。また、ステップ102の処理が膨張行程着火始動手段に相当する。更に、クランク角センサ51がM/G40の回転速度Nを間接的に検出する回転速度検出手段に相当する。
以上説明したように、この第1実施形態にかかるエンジン始動装置によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)自動始動条件の成立に応じて出力されるエンジン始動指令により、エンジン11の前回停止時に混合気が生成された状態で膨張行程で停止された気筒に対して着火を行い、ピストンを下降させてクランクシャフト11aを回転させるようにしている(ステップ102)。このため、始動時のエンジンフリクションが大きくてもM/G40が回転しない(ロックする)不具合を解消することができる。
(2)また、上記着火後、M/G40の回転速度Nが所定値N1以上となるまでM/G40への通電を禁止するようにしている(ステップ103:NO)。
そのため、一般に、M/G40に対しその回転速度Nが低いときに通電すると、ステータに多くのステータ電流が流れてスイッチング素子44が大きく昇温するが、前述した通電停止により、この多くのステータ電流に起因するスイッチング素子44の昇温を抑制することができる。
そして、M/G40の回転速度Nが所定値N1以上となったところで通電禁止を解除し、インバータ41の制御を通じたM/G40への通電を開始することで、M/G40を回転させてエンジン11のクランキングをアシストするようにしている。
従って、大電流が流れることによるスイッチング素子44の過剰な昇温を抑制することが可能となる。既存の廉価なスイッチング素子の使用が可能となり、特別なスイッチング素子を用いなくてもすむため、コストの低減を図ることができる。
(3)所定値N1を、M/G40の回転速度Nについて、エンジン始動時にスイッチング素子44に許容される温度上昇量の最大値に対応する値に設定している。こうした条件を満たす値を所定値N1とし、この所定値N1を、通電可否を判断する際の閾値とすることで、スイッチング素子44の温度がエンジン11の始動時に許容される温度上昇量の最大値Tmmaxを越えるのを抑制することができる。
(4)上記(3)における始動による温度上昇量の最大値Tmmaxを、スイッチング素子44の定格温度Tspecから、雰囲気温度の最大値Tamax、及び発電に伴う温度上昇量の最大値Tgmaxを減算することにより算出している。こうして求めた最大値Tmmaxに対応する回転速度Nを所定値N1とすることで、上述した(1)に記載した効果が確実なものとなる。
(5)クランクシャフト11aの回転速度とM/G40の回転速度Nとが1対1で対応していることから、クランク角センサ51によるクランクシャフト11aの回転速度に基づきM/G40の回転速度Nを求め、これをM/G40への通電の可否判断に用いている。そのため、M/G40の回転速度を直接検出するためのセンサを新たに設けなくてもよく、その分、部品点数の削減を図ることができる。
(6)雰囲気温度Taが採り得る最大値Tamax、及び発電温度上昇量Tgが採り得る最大値Tgmaxとして、ともに実機にて計測した値を用いている。そして、これらの最大値Tamax,Tgmaxを用いてエンジン始動時にスイッチング素子44に許容される温度上昇量の最大値Tmmaxを求めている。そのため、こうした雰囲気温度Taや発電温度上昇量Tgを検出するためのセンサを別途設けなくてもすむ。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態について第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第1実施形態では、膨張行程着火始動処理と通電処理とを通じてM/G40を回転させ、エンジン11を自動始動している。しかしながら、例えばエンジン11のフリクションが大きい場合などには、膨張行程着火始動処理の直後にM/G40の回転速度Nが一旦は所定値N1以上となっても、エンジン11が自立運転するまでには至らずに同回転速度Nが低下する可能性がある。このような場合には、M/G40の通電後にスイッチング素子44を流れる電流がM/G40(クランクシャフト11a)の回転速度Nの低下に伴って増大し、そのスイッチング素子44自身の温度が上昇する。そこで、第2実施形態では、そうした不具合を解消すべく、M/G40の通電後であってエンジン11が自立運転するには至っていないと判断される場合には、M/G40の通電を強制的に停止するようにしている。
以下に、上記M/G40の通電を強制的に停止する処理手順の一例を、図5を参照して説明する。尚、この処理は、エンジン11の自動始動処理の一部としてM/G40の通電(図3中のステップ104)が行われた後に実施される。
図5に示されるように、M/G40への通電が開始される(ステップ104)と、M/G40の回転速度Nが前述した所定値N1未満であるか否かが判断される(ステップ110)。即ちこのステップ110にて、エンジン11が自立運転するまでに至っているか否かが判断される。このステップ110の判断は、例えば、M/G40への通電が開始されてから所定期間が経過するまで繰返し行われる。尚、所定期間とは、通常、M/G40への通電が開始されてからエンジン11が自立運転するのに要する期間である。このステップ110の処理で、上記所定期間が経過するまでM/G40の回転速度Nが所定値N1未満とならなかった場合(ステップ110:NO)には、エンジン11が自立運転しているものと考えられることから、エンジン11の自動始動が完了され(ステップ105)、これらの一連の処理が終了される。
一方、ステップ110の処理で上記所定期間が経過する前にM/G40の回転速度Nが所定値N1未満となった場合(ステップ110:YES)には、エンジン11が自立運転していないと考えられることから、M/G40への通電が強制的に停止される(ステップ111)。また、この通電停止と略同時にスタータモータ30に対して電力が供給される(ステップ112)。これによりスタータモータ30が作動し、エンジン11がクランキングされる。
その後、エンジン11の回転速度が上昇して自立運転が可能になると、スタータモータ30への通電が停止され、エンジン11の自動始動制御が完了される(ステップ105)。このステップ105の処理をもってエンジン11の自動始動処理にかかる一連の処理が終了される。
上記ECU43による自動始動処理中、ステップ110,111の処理は通電停止手段に相当する。
以上説明したように、第2実施形態にかかるエンジン始動装置によれば、前記第1実施形態に記載した(1)〜(6)の効果に加えて、次の効果が得られる。
(7)M/G40への通電開始後にその回転速度Nが所定値N1を下回ると、そのM/G40への通電を強制的に停止するようにしている(ステップ110,111)。そのため、一旦は回転速度Nが所定値N1以上となって通電を開始したものの何らかの原因により同回転速度Nが低下して所定値N1を下回ったとしても、多くのステータ電流が流れることによるスイッチング素子44の過昇温を抑制することができる。こうした点からも、特別なスイッチング素子の不要化に伴うコスト低減効果をより確実なものとすることができる。
(8)M/G40への通電が強制的に停止された後、スタータモータ30によりエンジン11をクランキングする(ステップ112)ようにしている。このため、M/G40の回転トルクではエンジン11を始動させることができない場合でもエンジン11を速やかに始動させることができる。
(その他の実施形態)
尚、各実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・前記各実施形態において、外気温や冷却水温(インバータ41が水冷式の場合)など、スイッチング素子44の近傍の雰囲気温度を検出する温度センサを設け、エンジン11の自動始動制御を行う際にはその温度センサによって検出される温度を雰囲気温度Taとし、所定値N1をその都度算出するようにしてもよい。同様に、スイッチング素子44の温度を検出する温度センサを設け、その温度センサによって発電温度上昇量Tgを検出して所定値N1を算出してもよい。これにより、所定値N1を比較的低い値にまで幅をもたせることができる。
・前記各実施形態において、M/G40の回転速度Nを直接検出するセンサを別途設け、このセンサの検出値に基づきステップ103,110の少なくとも一方の判定を行うようにしてもよい。
・M/G40はクランクシャフト11aの2倍の回転速度で回転する。このことから、図3におけるステップ103の処理を、「エンジン回転速度がN1/2〔rpm〕以上であるか」に変更してもよい。同様に、図5におけるステップ110の処理を、「エンジン回転速度がN1/2〔rpm〕未満であるか」に変更してもよい。
本発明の第1実施形態についてその全体構造を示す略図。 同実施形態でのクランク停止位置制御にかかる燃料噴射の実施時期を示すタイミングチャート。 同実施形態のエンジン自動始動処理を示すフローチャート。 M/Gの回転速度と始動温度上昇量Tmとの関係を示す特性図。 第2実施形態のエンジン自動始動処理の一部を示すフローチャート。
符号の説明
11…エンジン、11a…クランクシャフト(エンジンの出力軸)、40…M/G(発電電動機)、41…インバータ、42…バッテリ(電源)、43…ECU(通電制御手段、膨張行程着火始動手段、通電禁止手段、通電停止手段)、44…スイッチング素子、51…クランク角センサ(回転速度検出手段)、N…M/Gの回転速度、N1…所定値、Tspec…定格温度、Ta…雰囲気温度、Tg…発電温度上昇量、Tm…始動温度上昇量Tm、Tamax,Tgmax,Tmmax…最大値。

Claims (4)

  1. エンジンに駆動連結されるとともに、スイッチング素子を有するインバータを介して電源に接続された発電電動機と、
    前記エンジンの始動時に前記インバータの制御を通じて前記発電電動機に通電することにより、前記エンジンの出力軸を前記発電電動機にて回転させる通電制御手段と
    を備えるエンジン始動装置において、
    前回のエンジン停止時に、混合気が生成された状態で膨張行程で停止された気筒に対して着火を行うことにより前記出力軸を回転させる膨張行程着火始動手段と、
    前記発電電動機の回転速度を直接又は間接的に検出する回転速度検出手段と、
    前記膨張行程着火始動手段による着火後、前記回転速度検出手段による回転速度が所定値以上となるまで前記通電制御手段による前記発電電動機への通電を禁止する通電禁止手段と
    を備えることを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 前記所定値は、前記発電電動機の回転速度について、前記始動時に前記スイッチング素子に許容される温度上昇量の最大値に対応する値に設定されている請求項1に記載のエンジン始動装置。
  3. 前記始動時における温度上昇量の最大値は、前記スイッチング素子の定格温度から、前記スイッチング素子の雰囲気温度の最大値、及び発電に伴う温度上昇量の最大値を減算することにより算出されるものである請求項2に記載のエンジン始動装置。
  4. 前記通電制御手段による前記発電電動機への通電開始後に前記回転速度検出手段による回転速度が前記所定値を下回ると前記発電電動機への通電を停止する通電停止手段を更に備える請求項1〜3のいずれか一項に記載のエンジン始動装置。
JP2004128608A 2004-04-23 2004-04-23 エンジン始動装置 Expired - Lifetime JP4263656B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004128608A JP4263656B2 (ja) 2004-04-23 2004-04-23 エンジン始動装置
US11/100,564 US7180201B2 (en) 2004-04-23 2005-04-07 Engine starting apparatus
DE102005018598A DE102005018598B4 (de) 2004-04-23 2005-04-21 Motorstartvorrichtung
CNB2005100661965A CN100378312C (zh) 2004-04-23 2005-04-21 发动机起动装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004128608A JP4263656B2 (ja) 2004-04-23 2004-04-23 エンジン始動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005307917A JP2005307917A (ja) 2005-11-04
JP4263656B2 true JP4263656B2 (ja) 2009-05-13

Family

ID=35135663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004128608A Expired - Lifetime JP4263656B2 (ja) 2004-04-23 2004-04-23 エンジン始動装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7180201B2 (ja)
JP (1) JP4263656B2 (ja)
CN (1) CN100378312C (ja)
DE (1) DE102005018598B4 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4823078B2 (ja) * 2007-01-09 2011-11-24 ヤマハモーターエレクトロニクス株式会社 車両における充電装置
US7956477B2 (en) * 2007-10-15 2011-06-07 Ford Global Technologies, Llc Starter relay control
DE102010050123A1 (de) 2010-11-03 2012-05-03 Audi Ag Kraftfahrzeug mit einem Hybridantrieb und Verfahren zur Auswahl einer Elektromaschine und/oder eines Anlassers zum Anlassen eines Verbrennungsmotors
JP6301240B2 (ja) * 2014-02-07 2018-03-28 本田技研工業株式会社 車両用バッテリ充電装置
US9302575B2 (en) * 2014-03-13 2016-04-05 GM Global Technology Operations LLC Powertrain for a vehicle and a method of assembling the powertrain
JP6831193B2 (ja) * 2016-08-26 2021-02-17 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP6610470B2 (ja) * 2016-08-30 2019-11-27 株式会社デンソー エンジン始動装置
US10677212B2 (en) * 2018-05-01 2020-06-09 GM Global Technology Operations LLC Method and apparatus for controlled stopping of internal combustion engine

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0662553A (ja) 1992-08-04 1994-03-04 Nippondenso Co Ltd 車両用三相交流発電電動機
JP3178503B2 (ja) * 1994-07-01 2001-06-18 株式会社デンソー ハイブリッド自動車の制御装置
US6098585A (en) 1997-08-11 2000-08-08 Ford Global Technologies, Inc. Multi-cylinder four stroke direct injection spark ignition engine
JP3775012B2 (ja) * 1997-08-29 2006-05-17 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用ハイブリッド駆動装置
DE69919925T2 (de) * 1998-04-17 2005-09-22 Toyota Jidosha K.K., Toyota Steuerungsvorrichtung mit Schaltkupplungsdrucksteuerung zur Startwiederholung eines Fahrzeugsmotors
JP3678095B2 (ja) * 1999-12-17 2005-08-03 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の制御装置
DE10030000A1 (de) 1999-12-28 2001-07-05 Bosch Gmbh Robert Starteranordnung für eine Brennkraftmaschine und Verfahren zur Steuerung derselben
JP3702749B2 (ja) * 2000-05-24 2005-10-05 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両およびその制御方法
JP3651772B2 (ja) * 2000-08-04 2005-05-25 スズキ株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
DE10162214B4 (de) * 2000-12-19 2014-02-13 Denso Corporation Kraftfahrzeug-Motor-/Generatorgerät mit Synchronmaschine
JP3904192B2 (ja) * 2001-11-05 2007-04-11 本田技研工業株式会社 車両駆動装置
JP3951857B2 (ja) * 2001-11-08 2007-08-01 株式会社デンソー エンジン始動システム
DE60308106T2 (de) * 2002-07-09 2007-01-04 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho System zur Regelung des Ein- und Ausschaltens eines Motors
JP3941705B2 (ja) 2003-02-13 2007-07-04 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の停止始動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102005018598A1 (de) 2005-12-08
CN1690394A (zh) 2005-11-02
JP2005307917A (ja) 2005-11-04
DE102005018598B4 (de) 2012-11-29
CN100378312C (zh) 2008-04-02
US7180201B2 (en) 2007-02-20
US20050236837A1 (en) 2005-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4144348B2 (ja) エンジン始動システム
JP3644298B2 (ja) モータ駆動制御装置
US6763903B2 (en) Automatic stop/ start-up controlling device of an engine
US6098584A (en) Starter for an internal combustion engine
KR100946524B1 (ko) 하이브리드 차량의 전동식 오일펌프 구동 제어 방법
RU2716055C2 (ru) Способ для транспортного средства (варианты)
US7180201B2 (en) Engine starting apparatus
US6820576B2 (en) Vehicle driven by internal combustion engine having generator
JP6547676B2 (ja) エンジンの始動制御システム
EP2818691B1 (en) Engine startup device of idling-stop vehicle
JP2006233977A (ja) 車両の制御装置およびモータジェネレータユニット
EP1489294B1 (en) Control device and motor generator unit of vehicle
GB2427655A (en) Motor vehicle having an engine stop-start system that can be suspended by the driver
JP3747832B2 (ja) エンジン自動停止機能付き車両
JP2013173408A (ja) 制御装置
GB2427656A (en) Apparatus for controlling engine shutdown
GB2427710A (en) Engine stop-start control system
JP6012400B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2004308579A (ja) アイドルストップ装置
JP4069589B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2000145497A (ja) 動力装置の始動制御装置
JP4209364B2 (ja) 車両用駆動装置
JPH08182114A (ja) 車両の内燃機関の加速補助装置
JP2000287306A (ja) 車両のモータ駆動制御装置
JP5811026B2 (ja) 車両の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20051117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090212

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4263656

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250