JPS6345484A - 回転機械 - Google Patents
回転機械Info
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- JPS6345484A JPS6345484A JP18678386A JP18678386A JPS6345484A JP S6345484 A JPS6345484 A JP S6345484A JP 18678386 A JP18678386 A JP 18678386A JP 18678386 A JP18678386 A JP 18678386A JP S6345484 A JPS6345484 A JP S6345484A
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 17
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポンプや膨張機会の様な回転機械に休わり、更
に詳しくは回転機械の作動室外の高圧流体の吐出開始時
期(回転機械がポンプの場合)や作動室外への高圧流体
の流入遮断時期(回転機械が膨張機械の場合)を可変化
する事によって回転機械の効率(回転機械がポンプの場
合は全断熱効率、膨張機械の場合は動力転換効率)を向
上させたものに関する。
に詳しくは回転機械の作動室外の高圧流体の吐出開始時
期(回転機械がポンプの場合)や作動室外への高圧流体
の流入遮断時期(回転機械が膨張機械の場合)を可変化
する事によって回転機械の効率(回転機械がポンプの場
合は全断熱効率、膨張機械の場合は動力転換効率)を向
上させたものに関する。
本発明を理解する為に、先ず前記回転機械について説明
する。
する。
第1図において、羽根2は羽根支持体4にしっかりと固
定・支持され、回転中空体9の周囲に密接して(0.1
〜0.3mm程度の微小な間隙を保って)固定する如く
備えられた固定中空体11の周囲に密接して回転中空体
9と一体的に回転する。
定・支持され、回転中空体9の周囲に密接して(0.1
〜0.3mm程度の微小な間隙を保って)固定する如く
備えられた固定中空体11の周囲に密接して回転中空体
9と一体的に回転する。
雌ローター5はローターケーシング内周面に密接する雌
ローター外周部6及びこの雌ローター外周部6から陥没
しながら羽根2が嵌り込む陥没部7とを有し、雄ロータ
ー1(羽根2、羽根支持体4から成るローター)と雄ロ
ーター5とは互いに非接触状態で(0.1〜0.3mm
程度の微小な間隙を保って)同期歯車によって同期的に
互いに反対方向へ回転し合う様になっている。
ローター外周部6及びこの雌ローター外周部6から陥没
しながら羽根2が嵌り込む陥没部7とを有し、雄ロータ
ー1(羽根2、羽根支持体4から成るローター)と雄ロ
ーター5とは互いに非接触状態で(0.1〜0.3mm
程度の微小な間隙を保って)同期歯車によって同期的に
互いに反対方向へ回転し合う様になっている。
雌ローター外周部6は固定中空体11に密接する様に構
成され、望ましくは図示の如く固定中空体11に雌ロー
ター外周部6が密接する欠円部13を形成し、両者を面
状に密接させる様にするのが良い。
成され、望ましくは図示の如く固定中空体11に雌ロー
ター外周部6が密接する欠円部13を形成し、両者を面
状に密接させる様にするのが良い。
次に、羽根2の線C1(実陳は面であるが断面を考える
)に注目すると、線C1は雌ローター5の線C3の先端
部(点又は小さな丸みとする)によって創成される様に
なっている。
)に注目すると、線C1は雌ローター5の線C3の先端
部(点又は小さな丸みとする)によって創成される様に
なっている。
線C1の先端部と線C3の間、及び線C2の先端部と線
C4の間、更には線C4の先端部と線C2との間には各
々比較的大きな間隙(通常は2〜3mm位)を残してお
く様にする。
C4の間、更には線C4の先端部と線C2との間には各
々比較的大きな間隙(通常は2〜3mm位)を残してお
く様にする。
線C5は羽根2の雄ローター外周部3が密接する円弧で
ある。
ある。
第1図において雌ローター5の陥没部7の数を1個とし
たものに相当する回転機械を、第2図に示す(この場合
、β=2・αである)。
たものに相当する回転機械を、第2図に示す(この場合
、β=2・αである)。
第3図に示す回転機械は第1図における線C2、C4を
修正し、線C2′とC4′との内で、いずれか一方の線
が他方の線によって創成される様に構成したものである
。
修正し、線C2′とC4′との内で、いずれか一方の線
が他方の線によって創成される様に構成したものである
。
さてこれらの回転機械は流体を圧縮するポンプ又は圧縮
された高圧流体を膨張させて動力を発生させる膨張機械
として使用されるものであるが、前者として使用した場
合は次の様な作用を行う(第3図の回転機械について説
明する)。
された高圧流体を膨張させて動力を発生させる膨張機械
として使用されるものであるが、前者として使用した場
合は次の様な作用を行う(第3図の回転機械について説
明する)。
即ち、雄ローターの羽根2と雌ローター5とによって挟
まれた作動室8に注目すると、同作動室8内の流体は、
同作動室8の容積の縮小によって密閉的に圧縮され、高
圧通路内(回転中空体9内)の圧力にほぼ等しくなった
時点で通過口12、開閉口10を介して回転中空体9内
へ吐出されるに到る。
まれた作動室8に注目すると、同作動室8内の流体は、
同作動室8の容積の縮小によって密閉的に圧縮され、高
圧通路内(回転中空体9内)の圧力にほぼ等しくなった
時点で通過口12、開閉口10を介して回転中空体9内
へ吐出されるに到る。
羽根2が通過口12を通過する時、通過口12を介して
同作動室8と同作動室8の連れ側にある作動室とが連通
する事を防ぐには、通過口12の中心角をθ1、羽根2
の固定中空体11の周囲に密接する部分の中心角をθ2
として、θ1<=θ2とすれば良い。
同作動室8と同作動室8の連れ側にある作動室とが連通
する事を防ぐには、通過口12の中心角をθ1、羽根2
の固定中空体11の周囲に密接する部分の中心角をθ2
として、θ1<=θ2とすれば良い。
15は連通路で、陥没部7へ羽根2が嵌り込んで来る時
、同陥没部7内の流体を低圧通路14内へ逃して動力損
失(極めて僅かではある)をなくすものである。
、同陥没部7内の流体を低圧通路14内へ逃して動力損
失(極めて僅かではある)をなくすものである。
同作動室8のP−V線図(圧力−容積線図)を第4図に
示すが、図からも明らかな様に極めて高い効率(全断熱
効率)を得る事が理解されよう。
示すが、図からも明らかな様に極めて高い効率(全断熱
効率)を得る事が理解されよう。
ここで、雄ローター1、雌ローター5を各々逆回転させ
れば、開閉口10、通過口12を介して作動室8内へ流
入した回転中空体9内の高圧流体を開閉口10と通過口
12との連通が遮断された時点から同作動室8の容積の
拡大によってほぼ低圧通路14内の圧力に等しくなるま
で十分に膨張させる事ができるから、効率(動力転換効
率)の高い膨張機械が得られる事が理解されよう。
れば、開閉口10、通過口12を介して作動室8内へ流
入した回転中空体9内の高圧流体を開閉口10と通過口
12との連通が遮断された時点から同作動室8の容積の
拡大によってほぼ低圧通路14内の圧力に等しくなるま
で十分に膨張させる事ができるから、効率(動力転換効
率)の高い膨張機械が得られる事が理解されよう。
さて以上の回転機械においては、回転中空体9に形成さ
れた開閉口10と固定中空体11に形成された通過口1
2との連通が開始される時点(VC点)や遮断される時
期(VC点)が固定されている為、低圧通路14内や回
転中空体9内に圧力の変化等があると効率が低下する欠
点があった。
れた開閉口10と固定中空体11に形成された通過口1
2との連通が開始される時点(VC点)や遮断される時
期(VC点)が固定されている為、低圧通路14内や回
転中空体9内に圧力の変化等があると効率が低下する欠
点があった。
例えば回転機械がポンプである場合には、低圧通路14
内の圧力が絞弁(図示せず)の絞り作用等によって低下
すると作動室8のP−V線図は第5図の如く描かれ、斜
線の部分に相当する仕事が増加してポンプの効率(全断
熱効率)は悪化する。
内の圧力が絞弁(図示せず)の絞り作用等によって低下
すると作動室8のP−V線図は第5図の如く描かれ、斜
線の部分に相当する仕事が増加してポンプの効率(全断
熱効率)は悪化する。
更には第6図に示す如く作動室8内に一杯に吸入された
流体を逃し通路17を介して低圧通路14内に所定量逃
してポンプの容量を制御する場合には、作動室8のP−
V線図は第7図の如く描かれ、同様に斜線の部分に相当
する仕事が増加してポンプの効率は悪化する(ポンプの
容量制御を排除するには逃し弁16を全閉させる)。
流体を逃し通路17を介して低圧通路14内に所定量逃
してポンプの容量を制御する場合には、作動室8のP−
V線図は第7図の如く描かれ、同様に斜線の部分に相当
する仕事が増加してポンプの効率は悪化する(ポンプの
容量制御を排除するには逃し弁16を全閉させる)。
又、回転機械が膨張機械である場合には、回転中空体9
内の圧力が上昇すると作動室8のP−V線図は第8図の
如く描かれ、やはり斜線の部分に相当する仕事が減少し
て(膨張不足の為、損失となる)、回転中空体9内の高
圧流体(例えば水蒸気、フロンガス)の有するエネルギ
ーを動力に転換する効率(動力転換効率)が悪化する。
内の圧力が上昇すると作動室8のP−V線図は第8図の
如く描かれ、やはり斜線の部分に相当する仕事が減少し
て(膨張不足の為、損失となる)、回転中空体9内の高
圧流体(例えば水蒸気、フロンガス)の有するエネルギ
ーを動力に転換する効率(動力転換効率)が悪化する。
本発明は以上の欠点を解決しようとしたもので、以下図
面に従って説明する。
面に従って説明する。
第9図は本発明による回転機械の一実施例で、羽根2と
一体的に回転する回転中空体9の周囲に密接して回動体
18が回動自在に備えられ、回動体18に密接又は接触
して固定中空体11が固定される如く備えられている。
一体的に回転する回転中空体9の周囲に密接して回動体
18が回動自在に備えられ、回動体18に密接又は接触
して固定中空体11が固定される如く備えられている。
今、回転機械がポンプである場合を説明すると、通常は
回動体18に形成された連絡口19は固定中空体11に
形成された通過口12に一致しているが、第5、6、7
図で説明した如く低圧通路14内の圧力が絞り作用等に
よって圧力が低下したり、逃し弁16を開いてポンプの
容量を制御する様な場合には、これらの条件を検出して
回動体18が駆動装置(図示せず)により図示の位置ま
で回動せしめられるのである。
回動体18に形成された連絡口19は固定中空体11に
形成された通過口12に一致しているが、第5、6、7
図で説明した如く低圧通路14内の圧力が絞り作用等に
よって圧力が低下したり、逃し弁16を開いてポンプの
容量を制御する様な場合には、これらの条件を検出して
回動体18が駆動装置(図示せず)により図示の位置ま
で回動せしめられるのである。
従って、開閉口10と連絡口19との連通開始時期が所
定期間だけ遅れるから、これに応じて作動室8(第3図
参照)と回転中空体9内との連通開始時期も所定期間だ
け遅れるに到り、作動室8内の圧力が回転中空体9内の
圧力にほぼ等しくなった時点で回転中空体9内へ吐出さ
れる様になる。
定期間だけ遅れるから、これに応じて作動室8(第3図
参照)と回転中空体9内との連通開始時期も所定期間だ
け遅れるに到り、作動室8内の圧力が回転中空体9内の
圧力にほぼ等しくなった時点で回転中空体9内へ吐出さ
れる様になる。
かくして作動室8のP−V線図は第5図においてはa−
b間が2点鎮線示の如く描かれ、第7図においてはc−
d間が2点鎮線示の如くかかれるので、斜線の部分に相
当する仕事損失は消滅し、ポンプの効率(全断熱効率)
は大幅に向上する。
b間が2点鎮線示の如く描かれ、第7図においてはc−
d間が2点鎮線示の如くかかれるので、斜線の部分に相
当する仕事損失は消滅し、ポンプの効率(全断熱効率)
は大幅に向上する。
この場合、羽根2の固定中空体11の周囲に密接する部
分は第3図のものよりも厚さを大きく取ってあり、開閉
口10と連絡口19との連通が遮断される時点の直前で
は、羽根2の固定中空体11の周囲に密接する部分の遅
れ端(羽根2の反回転方向側の端部)が通過口12の遅
れ端(羽根2の反回転方向側の端部)の僅か手前にある
か又は通過したとしても極めて僅か通過した程度の位置
にある様に構成してある(これによると、回転中空体9
内と羽根2の遅れ側にある作動室とは僅かな期間連通す
る事もあるわけであるが、羽根2は高速回転しているの
で逆流は起らない)。
分は第3図のものよりも厚さを大きく取ってあり、開閉
口10と連絡口19との連通が遮断される時点の直前で
は、羽根2の固定中空体11の周囲に密接する部分の遅
れ端(羽根2の反回転方向側の端部)が通過口12の遅
れ端(羽根2の反回転方向側の端部)の僅か手前にある
か又は通過したとしても極めて僅か通過した程度の位置
にある様に構成してある(これによると、回転中空体9
内と羽根2の遅れ側にある作動室とは僅かな期間連通す
る事もあるわけであるが、羽根2は高速回転しているの
で逆流は起らない)。
即ち、作動室8(第3図参照)の最小容積状態において
開閉口10と連絡口19が極めて僅かに連通している時
には、連絡口19に連通する通過口12の部分と低圧側
の作動室(羽根2の遅れ側にある作動室)との連通が、
羽根2の固定中空体11の周囲に密接する部分が固定中
空体11の周囲と同一円筒面上にある羽根内周面密接部
(この場合は、通過口12の遅れ端の羽根2の内周面に
密接する部分−即ち、通過口12の両端部の内の雌ロー
ター外周部6と固定中空体11との密接部から遠く離れ
た側の端部にある固定中空体11の周囲上の部分)に近
接する事によって遮断されているか又は極めて僅かに連
通した状態である様に構成されているのである。
開閉口10と連絡口19が極めて僅かに連通している時
には、連絡口19に連通する通過口12の部分と低圧側
の作動室(羽根2の遅れ側にある作動室)との連通が、
羽根2の固定中空体11の周囲に密接する部分が固定中
空体11の周囲と同一円筒面上にある羽根内周面密接部
(この場合は、通過口12の遅れ端の羽根2の内周面に
密接する部分−即ち、通過口12の両端部の内の雌ロー
ター外周部6と固定中空体11との密接部から遠く離れ
た側の端部にある固定中空体11の周囲上の部分)に近
接する事によって遮断されているか又は極めて僅かに連
通した状態である様に構成されているのである。
以上により、連絡口19の遅れ端が通過口12の遅れ端
から角度θだけ回動した位置まで回動体18が回動して
も羽根2が通過口12を通過する時、回転中空体9内の
高圧流体が低圧側の作動室内へ逆流する事は起らない。
から角度θだけ回動した位置まで回動体18が回動して
も羽根2が通過口12を通過する時、回転中空体9内の
高圧流体が低圧側の作動室内へ逆流する事は起らない。
回転機械が膨張機械である場合は各々のローターも逆回
転させて考えれば良いから、例えば回転中空体9内の圧
力に応じて回動体18を最適位置に回動させれば、作動
室8(第3図参照)のP−V線図は第10図の如く描か
れ、第8図の様な仕事損失が消滅し、膨張機械の効率(
動力転換効率)は大幅に向上する。
転させて考えれば良いから、例えば回転中空体9内の圧
力に応じて回動体18を最適位置に回動させれば、作動
室8(第3図参照)のP−V線図は第10図の如く描か
れ、第8図の様な仕事損失が消滅し、膨張機械の効率(
動力転換効率)は大幅に向上する。
かくして本発明の目的を達成する。
ところで前述した如く、第9図において回動体18が角
度θだけ回動した位置までは回動体18がどの様な制御
位置にあっても回転中空体9内の高圧流体の低圧側の作
動室内への逆流(ポンプの場合)や漏出(膨張機械)が
起こることはないが、角度θを過ぎた制御装置にあって
は開閉口10と連絡口19とが極めて僅かで連通してい
る時には、連絡口19と連通する通過口12の部分と低
圧側の作動室とはかなり連通した状態にあるので、もは
や回転中空体9内の高圧流体の逆流や漏出を防ぐ事はで
きない(損失が増加する)。
度θだけ回動した位置までは回動体18がどの様な制御
位置にあっても回転中空体9内の高圧流体の低圧側の作
動室内への逆流(ポンプの場合)や漏出(膨張機械)が
起こることはないが、角度θを過ぎた制御装置にあって
は開閉口10と連絡口19とが極めて僅かで連通してい
る時には、連絡口19と連通する通過口12の部分と低
圧側の作動室とはかなり連通した状態にあるので、もは
や回転中空体9内の高圧流体の逆流や漏出を防ぐ事はで
きない(損失が増加する)。
回動体18が角度θを越える制御位置を保有する為には
、羽根2の固定中空体11の周囲に密接する部分の厚さ
を更に大きくすれば良いが、他の方法を第11、13図
に示す。
、羽根2の固定中空体11の周囲に密接する部分の厚さ
を更に大きくすれば良いが、他の方法を第11、13図
に示す。
先ず第11図においては、通過口12が固定中空体11
の周方向に二分割され(三分割でも良い)、各々は隔壁
20により隔離されている。
の周方向に二分割され(三分割でも良い)、各々は隔壁
20により隔離されている。
今、図示の如く回動体18の制御位置が角度θを越えた
場合を考えると、羽根2が回転して開閉口10と連絡口
19とが極めて僅かに連通する時に到ると(第12図参
照)、この時には連絡口19と連通する通過口12の部
分と低圧側の作動室との連通は、羽根2の固定中空体1
1の周囲に密接する部分が固定中空体11の周囲と同一
円筒面上にある羽根内周面密接部(隔壁20の、羽根2
の固定中空体11の周囲に密接する部分に密接する部分
)に近接する事によって遮断されているから、回転中空
体9内の高圧流体の逆流や漏出は防止される。
場合を考えると、羽根2が回転して開閉口10と連絡口
19とが極めて僅かに連通する時に到ると(第12図参
照)、この時には連絡口19と連通する通過口12の部
分と低圧側の作動室との連通は、羽根2の固定中空体1
1の周囲に密接する部分が固定中空体11の周囲と同一
円筒面上にある羽根内周面密接部(隔壁20の、羽根2
の固定中空体11の周囲に密接する部分に密接する部分
)に近接する事によって遮断されているから、回転中空
体9内の高圧流体の逆流や漏出は防止される。
即ち回動体18は角度θを越えても、なおかつ角度θに
相当する分だけ余分な制御装置を保有する事になるので
ある。
相当する分だけ余分な制御装置を保有する事になるので
ある。
次に第13図においては、通過口12に嵌り込みながら
回動体18に固定された密接片21が備えられている。
回動体18に固定された密接片21が備えられている。
この密接片21は第11図における隔壁20と同じ位置
にある様に回動体18を角度θだけ回動させてあるから
、第11、12図における説明を参照すれば回動体18
は角度θを越える余分な制御位置を保有している事が容
易に理解されよう(第11、12図の説明における羽根
内周面密接部に相当する部分は密接片21の、羽根2の
固定中空体11の周囲に密接する部分に密接する部分で
ある)。
にある様に回動体18を角度θだけ回動させてあるから
、第11、12図における説明を参照すれば回動体18
は角度θを越える余分な制御位置を保有している事が容
易に理解されよう(第11、12図の説明における羽根
内周面密接部に相当する部分は密接片21の、羽根2の
固定中空体11の周囲に密接する部分に密接する部分で
ある)。
尚、密接片21は第11図における隔壁20と違って回
動体18に固定され、回動体18と共に回動するから、
羽根2の厚さを二点鎮線示の如く導くしても回動体18
は依然として広い範囲にわたって制御位置を保有する事
ができる特徴を有する。
動体18に固定され、回動体18と共に回動するから、
羽根2の厚さを二点鎮線示の如く導くしても回動体18
は依然として広い範囲にわたって制御位置を保有する事
ができる特徴を有する。
本発明は以上の如く構成されているので、回転機械の効
率を大幅に向上させる事ができる。
率を大幅に向上させる事ができる。
第1・2・3・6図は回転機械を示す図、第4・5・7
・8・10図はP−V線図、第9・11・12・13図
は本発明による回転機械を示す図。 1は雄ローター、2は羽根、3は雄ローター外周部、4
は羽根支持体、5は雌ローター、6は雌ローター外周部
、7は陥没部、8は作動室、9は回転中空体、10は開
閉口、11は固定中空体、12は通過口、13は欠円部
、14は低圧通路、15は通過路、16は逃し弁、17
は逃し通路、18は回動体、19は連絡口、20は障壁
、21は密接片である。
・8・10図はP−V線図、第9・11・12・13図
は本発明による回転機械を示す図。 1は雄ローター、2は羽根、3は雄ローター外周部、4
は羽根支持体、5は雌ローター、6は雌ローター外周部
、7は陥没部、8は作動室、9は回転中空体、10は開
閉口、11は固定中空体、12は通過口、13は欠円部
、14は低圧通路、15は通過路、16は逃し弁、17
は逃し通路、18は回動体、19は連絡口、20は障壁
、21は密接片である。
Claims (4)
- (1)回転中空体の周囲に密接して備えられた回動体と
密接又は接触して固定される如く備えられた固定中空体
の周囲に密接して前記回転中空体と一体的に回転する羽
根を備えた雄ローターと、ローターケーシング内周面に
密接する雌ローター外周部及びこの雌ローター外周部か
ら陥没しながら前記雄ローターの羽根が嵌り込む陥没部
を有する雌ローターとが互いに非接触状態で同期的に互
いに反対方向へ回転し合い、かつ前記雌ローター外周部
が前記固定中空体に密接する様に構成した回転機械であ
り、更に雄ローターの羽根と雌ローターとによって挟ま
れた作動室に注目し、同作動室の最小容積状態と中間容
積状態とを連絡する期間、同作動室が前記固定中空体に
形成された通過口及び前記回動体に形成された連絡口及
び前記回転中空体に形成された開閉口を介して前記回転
中空体内に連通する様に構成した回転機械において、同
作動室の最小容積状態において前記回転中空体に形成さ
れた開閉口と前記回動体に形成された連絡口とが極めて
僅かに連通している時には、前記回動体に形成された連
絡口に連通する前記固定中空体に形成された通過口の部
分と低圧側の作動室との連通が、雄ローターの羽根の前
記固定中空体の周囲に密接する部分が前記固定中空体の
周囲と同一円筒面上にある羽根内周面密接部に近接する
事によって遮断されているか又は極めて僅かに連通した
状態である様に構成した事を特徴とする回転機械。 - (2)羽根内周面密接部が、固定中空体に形成された通
過口の両端部の内の雌ローター外周部と固定中空体とが
密接する部分から遠く離れた側の端部にある固定中空体
の周囲上の部分である特許請求の範囲第1項記載の回転
機械。 - (3)羽根内周面密接部が、複数に分割された通過口を
隔離する隔壁の、羽根の固定中空体の周囲に密接する部
分に密接する部分である特許請求の範囲第1項記載の回
転機械。 - (4)羽根内周面密接部が、固定中空体に形成された通
過口に嵌り込みながら回動体に固定された密接片の、羽
根の固定中空体の周囲に密接する部分に密接する部分で
ある特許請求の範囲第1項記載の回転機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18678386A JPS6345484A (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 回転機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18678386A JPS6345484A (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 回転機械 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6345484A true JPS6345484A (ja) | 1988-02-26 |
Family
ID=16194518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18678386A Pending JPS6345484A (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 回転機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6345484A (ja) |
-
1986
- 1986-08-11 JP JP18678386A patent/JPS6345484A/ja active Pending
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