JPH0445677B2 - - Google Patents

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JPH0445677B2
JPH0445677B2 JP1857384A JP1857384A JPH0445677B2 JP H0445677 B2 JPH0445677 B2 JP H0445677B2 JP 1857384 A JP1857384 A JP 1857384A JP 1857384 A JP1857384 A JP 1857384A JP H0445677 B2 JPH0445677 B2 JP H0445677B2
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JP
Japan
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vane
discharge
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pump
suction
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JP1857384A
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Kyosuke Haga
Tsuneo Tanaka
Toshibumi Sakai
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、動力舵取装置に好適なベーンポンプ
に関するものである。
<従来技術> 最近動力舵取装置では、12枚あるいは10枚のベ
ーンを備えた圧力平衡型ベーンポンプに代えて、
8枚ベーンのポンプが使用されようとしている。
この8枚ベーンポンプは、ベーン枚数が少ない
ことから軽量でかつ加工が容易という利点を有す
る反面、種々の要因によつて吐出流量の変動さら
にはそれに基づく圧力脈動を生起する。
かかるポンプの脈動発生の主たる要因として以
下の2つをあげることができる。その1つは、カ
ム諸元、ベーン諸元によつて定まる理論吐出流量
変動であり、いま1つは、ポンプの内部洩れ変
動、とりわけ洩れに係わるポンプステージの変化
に伴う洩れ流量変動である。
なお、ここでいう流量変動とは、ベーンの回転
角θに対する流量波形の最大値と最小値との差で
あり、その流量波形の積分値(流量の絶対値)
は、ポンプ効率に影響するだけで脈動には何ら関
係ないものである。
一般に第1図の展開図で示すように、ベーンV
が摺接するカム曲線は、吸入曲線部C1、大円部
C2、吐出曲線部C3および小円部C4からなつ
ている。この種のポンプにおいては、ベーンVが
単位角度△θ移動された際に、吐出ポートOPに
係わるポンプ室の最後端のベーンと最前端のベー
ンとで囲まれた容積の変化が、このときに吐出さ
れる流量となる。この流量は大円部C2、小円部
C4が共に真円になつておれば常に一定となり、
変動を生じないが、通常大円部C2は予圧のため
に僅かな予圧勾配を付与され、従つて単位角度当
りの吐出流量は予圧勾配に応じて変化し、第3図
に示すように比較的小さな変動幅X1の流量変動
曲線となる。これは一般に基本吐出流量変動と呼
ばれる。
さらに吸入ポートIPに係わるベーンVは単位
角度移動することにより吐出ポートOPに通ずる
ベーン背圧溝G内の圧力作用により上昇するた
め、ベーン下端側の容積変化分だけ吐出流量が消
費されることになる。しかしてかかる消費流量は
単位角度当りのベーンVの上昇量に比例するもの
であり、ベーン軌跡の速度線図(第1図のA)に
対応したものとなる。例えば今、小円部C4の位
置αにベーンV1があるものとすると、吸入曲線
部C1に係わるもう一枚のベーンV2がα+45゜
の位置に存在する。この2枚のベーンV1,V2
がロータRの回転につれて一方は徐々に増速さ
れ、他方は徐々に減速されて移動する。さらに回
転が進むと、吸入曲線部C1上には‘1枚だけの
ベーンV1が存在することになり、このベーンV
1が最大速度まで到達し、その後減速されるとい
つた速度の変動が発生する。従つて吸入区域にお
けるベーン下端への消費流量は、1枚または2枚
のベーンの上昇速度に応じたものの総和となり、
ベーンの角度位置に応じて大きく変動する。しか
してその変動幅はベーンの板厚が大きくなればな
るほど大きくなる。
このことから、カム諸元およびベーン諸元によ
つて定まる理論吐出流量変動は、前記基本吐出流
量変動とベーン上昇による消費流量変動とを加え
た第4図のAに示すような変動幅X2の曲線とな
り、この理論吐出流量変動が吐出圧力脈動の1つ
の要因をなす。
一方、隣合う2枚のベーンV、カムリングC、
ロータRおよびサイドプレートによつて区画され
る複数のポンプ室(セクタ)の圧力は、ベーンV
の角度位置により吸入圧と吐出圧とに周期的に変
化する。これに対してベーン背圧溝Gは常に吐出
圧の状態にあり、またロータRとサイドプレート
との間には僅かな隙間が設けられているため、こ
の隙間を介して前記ベーン背圧溝Gから吸入圧の
各セクタに向かつて圧油の洩れが発生する。
ここにおいて8枚ベーンの圧力平衡型ポンプで
は前記吸入ポート、吐出ポートの位置ならびにそ
れぞれの角度幅が適正に設定されないと、洩れが
発生するステージが周期的に変化する。例えば第
1図に示すポート配置では、吐出区間が2セクタ
となり、これよりベーンが移動した第2図に示す
状態では吐出区間が3セクタとなり、1ベーン区
間中に1回の割合で2セクタと3セクタに交互に
切換わることになる。圧油の洩れはこの吐出区間
を除いたステージ(角度領域)で発生することか
ら、そのステージの差異は、第4図X3に示すよ
うな洩れ流量変動をもたらす。
ポンプの実際の吐出流量は、前記した理論吐出
流量変動より洩れ流量変動を差引いたものとなる
が、理論吐出流量変動がカム諸元、ベーン諸元に
よつて一義的に定まるものであるのに対し、洩れ
流量変動は主としてベーン背圧溝と吸入区間との
差圧の関数として決定され、その変動幅X3は負
荷圧力に応じて大きくなる。従つてポンプが無負
荷で運転されているような場合には、差圧は小さ
く、洩れ流量変動による影響は少ないため、実際
の吐出流量の変動は、理論吐出流量変動の影響を
大きく受ける。しかしながら、圧力の上昇に伴つ
て差圧が大きくなると、洩れ流量変動が理論吐出
流量変動を上まわり、実際の吐出流量の変動は、
洩れ流量変動に大きく左右される。
特に動力舵取装置に用いられるベーンポンプ
は、負荷圧力が大きく変化するため、圧力変化に
対する吐出流量の変動を抑えることが肝要であ
る。
<発明の目的> よつて本発明の目的は、洩れ流量変動を抑制す
るために、洩れに係わるポンプステージを変化さ
せないベーンポンプを提供し、以つて負荷圧力の
影響による吐出流量の変動を少なくして圧力脈動
を低減させることである。
<発明の構成> 本発明はかかる目的を達成するために吸入ポー
トの開始端と吐出ポートの開始端との角度幅を前
記ベーンの角度ピツチの2倍の90度に設定し、前
記吐出ポートの角度幅を2枚のベーンの外端をな
す角度幅以下に設定するとともに、前記吸入ポー
トの角度幅を2枚のベーンの外端をなす角度幅以
下に設定した構成にして、漏れに係わるポンプス
テージを変化させないようにしたものである。
<実施例> 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第5図および第6図において、10はポンプ
ハウジングを示し、このポンプハウジング10に
は有底の中空室11が形成され、この中空室11
はポンプハウジング10の一端に開口している。
ポンプハウジング10の一端にはその開口部を閉
塞するエンドカバー12が固着されている。ポン
プハウジング10とエントカバー12とで囲まれ
た前記中空室11内にはカムリング14と、この
カムリング14の一側面に対接するリング状のサ
イドプレート15と、一端がカムリング14の他
側面に対接しかつ背面がエンドカバー12に対接
する円板状のサイドプレート16が収納され、一
方のサイドプレート15はポンプハウジング10
の軸受穴に嵌合されている。一方のサイドプレー
ト15とポンプハウジング10との間にはウエブ
ワツシヤ17が弾発した状態で介挿され、このウ
エブワツシヤ17の撥力によつて前記カムリング
14、一対のサイドプレート15,16およびエ
ンドカバー12が互いに当接されている。なお、
カムリング14および一対のサイドプレート1
5,16はポンプハウジング10とエンドカバー
12との間に支持された一対の位置決めピン18
により位相決めされている。
前記カムリング14の内周には後述する略楕円
形のカム面20が形成され、このカム面20に摺
接する8枚のベーン21を45度の角度ピツチ隔て
て、放射方向に摺動可能に嵌挿したロータ22が
カムリング14内に収納されている。かかるロー
タ22およびベーン21の軸線方向幅はカムリン
グ14の軸線方向幅よりも幾分小さな寸法に定め
られ、前記一対のサイズプレート15,16がカ
ムリング14の両側面に当接された状態において
ロータ22とサイドプレート15,16との各間
に適正なサイドクリアランス(軸線方向隙間)が
保たれるようにしてある。ロータ22はポンプハ
ウジング10の軸受穴に嵌着せる軸受スリーブ2
3に回転可能に軸承された回転軸24の一端にス
プライン係合されている。
上記した構成によりカムリング14のカム面2
0とロータ22の外周面との間にベーン21によ
つて区画された複数のポンプ室が形成され、各ポ
ンプ室はロータ22の回転により容積変化を生ず
る。前記一対のサイドプレート15,16のロー
タ22に対接する各面には、膨張工程をなすポン
プ室に対応して吸入ポート25,26が、また圧
縮工程をなすポンプ室に対応して吐出ポート2
7,28がそれぞれ円周上2か所づつ形成されて
いる。吸入ポート25,26はカムリング14を
取巻くように中空室11に凹設された吸入室29
に開口され、この吸入室29はリザーバ30に通
ずる吸入通路31、流量調整弁32に通ずるバイ
パス通路33に連通されている。一方の吐出ポー
ト27はサイドプレート15を貫通し、このサイ
ドプレート15とポンプハウジング10との間に
形成された吐出室34に通じ、この吐出室34は
吐出通路35中に設けられた図略の絞り通路を介
して圧力流体送出口に連通されるとともに、流量
調整弁32を介して前記バイバス通路33に適宜
連通される。また一対のサイドプレート15,1
6のロータ2に対接する各面には、ベーン下端に
対応して環状もしくは円弧状のベーン背圧溝3
7,38が形成され、一方のベーン背圧溝37は
通孔39を介して吐出室34に連通され、ベーン
下端に吐出流体を導入するようになつている。
次に前記カムリング14のカム面形状ならびに
前記吸入ポート25,26、吐出ポート27,2
8の具体構成について説明する。
第8図は0〜180度の半周部分におけるポンプ
の展開図を示すもので、残りの半周も同一に構成
されている。前記カム面20は、等速度形の吸入
曲線部C1と、僅かな予圧勾配を付与した大円部
C2と、吐出曲線部C3および小円部C4とをな
めらかに結んだカム曲線からなる。
ここにおいて前記吸入曲線部C1に対応して開
口された吸入ポート25(26)と、吐出曲線C
3に対応して開口された吐出ポート27(28)
とはそれぞれ大径密閉区間W1ならびに小径密閉
区間W2隔てて、次のような条件で周方向に分離
形成されている。
すなわち前記吸入ポート25(26)の開始端
と吐出ポート27(28)の開始端の角度幅はベ
ーン21の角度ピツチの2倍すなわち90度に設定
され、また吐出ポート27(28)の角度幅はベ
ーン21の角度ピツチにベーン21の厚み分に相
当する角度を加えた角度に設定されている。
なお、この吐出ポート27(28)の角度幅は
さらに小さくてもよく、この角度幅を小さくした
分、小径密閉区間W2の角度を大きくすることが
できる。また吸入ポート25(26)と吐出ポー
ト27(28)の連通を防止して効率的なポンプ
作用を行うには前記大径密閉区間W1の角度幅は
ベーン21の角度ピツチより大きくする必要があ
り、必然的に吸入ポート25(26)の角度幅は
ベーン21の角度ピツチより小さく設定されてい
る。
なお、30は大径部C2によつて予圧縮状態に
ある流体内に吐出ポート27(28)内の高圧流
体を徐々に導入して前記流体の急激な圧力変動を
生じないようにするひげみぞである。
このような関連構成からある1つのベーン21
が吸入ポート25(26)の始端の位置にあると
すると、先行する1つ目のベーン21は吸入ポー
ト25,26の終了端より僅かに逸脱した位置
に、2つ目のベーン21は吐出ポート27,28
の開始端に接する位置に、さらに3つ目のベーン
21は吐出ポート27,28の終了端に接する位
置にそれぞれ位置される。
本発明のベーンポンプは上述したように構成さ
れているので、回転軸24が駆動されると、ロー
タ22が回転し、これによつて作動流体が吸入室
29より吸入ポート25,26を介してポンプ室
に吸入されるとともに、吐出流体がポンプ室より
吐出ポート27,28を介して吐出室34に吐出
され、この吐出室34より吐出通路35中に設け
た流量調整弁32により所定流量に制御されて動
力舵取装置等に送出される。
ポンプの吐出圧が上昇すると、一対のサイドプ
レート15,16とロータ22とのサイドクリア
ランスを通つて高圧側のベーン背圧溝37,38
から低圧側の吸入ポート25,26に圧力流体の
洩れが生ずる。
しかしながら、本発明においては、ベーン背圧
溝37,38から吸入ポート25,26に向かつ
て洩れが生ずるセクタ(ポンプ室)の数を、ベー
ン21のいかなる角度位置においても常に不変的
に保持できる。これは第7図に示す状態の前後の
状態を考えてみることにより理解しやすい。
第7図より僅かに前の状態においては、第8図
に示すように、第1、第2および第3の3つのベ
ーン21A,21B,21Cによつて画成された
2つのポンプ室は吸入圧Psであり、第3、第4
および第1の3つのベーン21C,31D,21
Aによつて画成された2つのポンプ室は吐出圧
Pdである。従つてベーン背圧溝37,38から
吸入ポート25,26に向かう油圧の洩れは第1
〜第3の3つのベーン21A〜21Cによつて画
成された角度領域θ1にて生ずる。
第8図の状態より第7図の状態を通過して第9
図に示す状態になると、第2および第3のベーン
21B,21Cによつて画成されたポンプ室は完
全に吐出圧Pdとなり、第4および第1のベーン
21D,21Aによつて画成されたポンプ室は吐
出圧Pdから吸入圧Psに切替わる。しかるにこの
場合にも第4、第1、第2の3つのベーン21
D,21A,21Bによつて画成された角度領域
θ1において、ベーン背圧溝37,38から吸入
ポート25(26)に向かう圧油の洩れが生ず
る。
従つてベーン21のいかなる角度位置において
も、洩れに係わるステージの変化は生じなく、ポ
ンプの内部洩れの変動をきわめて小さくすること
ができる。
なお、上記実施例では、吸入ポート25(2
6)の開始端と吐出ポート27(28)の開始端
との間にベーン21の開度ピツチの2倍すなわち
90度の角度幅を設定しているが、この角度幅は必
要によつて第10図に示すように90度より若干大
きめの角度に設定することができるが、この場合
には吸入ポート25(26)の開始端より90度ず
れた地点を横切るような長さを有するひげみぞ3
2、すなわち吸入ポート25(26)の開始端よ
り90度ずれた位置より若干吸入ポート25(2
6)側にずれた位置より次第に広がるようなひげ
みぞ32が必要となる。このひげみぞ32は予圧
縮のための導入路として機能するとともに吸入ポ
ート25(26)の開始端と吐出ポート27(2
8)の開始端との間に90度の角度幅を設定したと
きと実質的に同じように機能する。
また、本実施例において吸入曲線部C1は等速
度曲線C11とその前後の緩和曲線C12,C1
3より構成されかつ、先行するベーン21が一方
の緩和曲線C13の始点に接触しているとき後続
するベーン21が他方の緩和曲線C12の始点に
接触し同じく先行するベーン21が緩和曲線C1
3の終点に位置しているとき後続するベーン21
が緩和曲線C12の終点に接触する関係に設定さ
れており、理論吐出流量変動はない。
<発明の効果> 以上述べたように本発明においては、吸入ポー
トの開始端と吐出ポートの開始端との角度幅をベ
ーンの角度ピツテの2倍の90度に設定し、前記吐
出ポートの角度幅を2枚のベーンの外端をなす角
度幅以下に設定するとともに、前記吸入ポートの
角度幅を2枚のベーンの外端をなす角度幅以下に
設定した構成からなり、8枚ベーンポンプにおい
てベーン背圧溝と各ポンプ室間における洩れに係
わるステージが、ベーンの回転位置によつて変化
しないようにベーンの角度ピツチに対する吸入ポ
ートならびに吐出ポートの配置を設定した構成で
あるので、ポンプの内部洩れによる流量変動幅を
きわめて小さくでき、これによつて吐出流量の変
動を抑制でき、圧力脈動を低減できる効果が奏せ
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は8枚のベーンポンプにおける吸入なら
びに吐出ポートの配置構成の一例を示す展開図、
第2図はロータの回転した作動状態を示す展開
図、第3図は基本吐出流量の変動を示す線図、第
4図は理論吐出流量および洩れ流量の変動を示す
線図、第5図は本発明の実施例を示すベーンポン
プの断面図、第6図は第5図の−線矢視断面
図、第7図は第6図の一部を展開して示した図、
第8図および第9図は第7図の作動状態をそれぞ
れ示す図、第10図は本発明の他の実施例を示す
展開図である。 10……ポンプハウジング、12……エンドカ
バー、14……カムリング、15,16……サイ
ドプレート、20……カム面、21……ベーン、
22……ロータ、25,26……吸入ポート、2
7,28……吐出ポート、37,38……ベーン
背圧溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポンプハウジングと、このポンプハウジング
    に収納され吸入曲線部、吐出曲線部を有するカム
    面を形成したカムリングと、このカムリングのカ
    ム面に摺接する8枚のベーンを円周上45度等角度
    間隔に保持した回転可能なロータと、前記カムリ
    ングの側方に配置され吸入ポート、吐出ポートお
    よび吐出ポートに通ずるベーン背圧溝を形成した
    サイドプレートとを備えてなる圧力平衡型ベーン
    ポンプにして、前記吸入ポートの開始端と前記吐
    出ポートの開始端との角度幅を前記ベーンの角度
    ピツチの2倍の90度に設定し、前記吐出ポートの
    角度幅を2枚のベーンの外端をなす角度幅以下に
    設定するとともに、前記吸入ポートの角度幅を2
    枚のベーンの外端をなす角度幅以下に設定してな
    るベーンポンプ。
JP1857384A 1984-02-01 1984-02-03 ベ−ンポンプ Granted JPS60256580A (ja)

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WO2016027308A1 (ja) * 2014-08-19 2016-02-25 東京計器株式会社 ベーンポンプ

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