JPS6345336Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6345336Y2 JPS6345336Y2 JP1982118218U JP11821882U JPS6345336Y2 JP S6345336 Y2 JPS6345336 Y2 JP S6345336Y2 JP 1982118218 U JP1982118218 U JP 1982118218U JP 11821882 U JP11821882 U JP 11821882U JP S6345336 Y2 JPS6345336 Y2 JP S6345336Y2
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- JP
- Japan
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- drawing material
- solid drawing
- synthetic resin
- resin film
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、合成樹脂フイルムでクレヨン、パス
などの固形描画材本体を巻回した固形描画材に関
するものである。
などの固形描画材本体を巻回した固形描画材に関
するものである。
(従来の技術)
従来、固形描画材本体を合成樹脂フイルムで巻
回することは、固形描画材を折れ難くすることが
できるという点多く用いられている。
回することは、固形描画材を折れ難くすることが
できるという点多く用いられている。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、上記方法を採用し、固形描画材
本体に合成樹脂フイルムを巻回するに当たつて、
固形描画材本体に合成樹脂フイルムを巻き、フイ
ルム重合面を貼着し、固定するという方法では、
フイルム巻回時或いは貼着時に位置ずれが生じ易
い。これを防止するために合成樹脂の片面に粘着
層を形成した場合、合成樹脂フイルムを固形描画
材本体に、強く接着すると、合成樹脂フイルムを
剥がすとき、固形描画材本体の表面迄が剥がれて
しまうという欠点が生じ、逆に弱く接着すると固
形描画材本体に合成樹脂フイルムをしつかり巻回
できないという欠点が生じてしまい、この相矛盾
する両者を一気に解決する方法は得られていなか
つた。
本体に合成樹脂フイルムを巻回するに当たつて、
固形描画材本体に合成樹脂フイルムを巻き、フイ
ルム重合面を貼着し、固定するという方法では、
フイルム巻回時或いは貼着時に位置ずれが生じ易
い。これを防止するために合成樹脂の片面に粘着
層を形成した場合、合成樹脂フイルムを固形描画
材本体に、強く接着すると、合成樹脂フイルムを
剥がすとき、固形描画材本体の表面迄が剥がれて
しまうという欠点が生じ、逆に弱く接着すると固
形描画材本体に合成樹脂フイルムをしつかり巻回
できないという欠点が生じてしまい、この相矛盾
する両者を一気に解決する方法は得られていなか
つた。
(課題を解決するための手段)
そこで本考案の目的は、合成樹脂フイルムによ
る巻回の特長を維持しつつ、従来の問題を極力解
消した固形描画材も提供せんとするにある。即
ち、本考案は、固形描画材本体とは経時的に粘着
力が低下し、合成樹脂フイルムとは粘着力を維持
するアクリル酸樹脂を主成分とした粘着剤を合成
樹脂フイルムの片面に塗布し、該合成樹脂フイル
ムが重合部を有するよう塗布面を固形描画材本体
に巻回、固定してなる固形描画材を要旨とするも
のである。
る巻回の特長を維持しつつ、従来の問題を極力解
消した固形描画材も提供せんとするにある。即
ち、本考案は、固形描画材本体とは経時的に粘着
力が低下し、合成樹脂フイルムとは粘着力を維持
するアクリル酸樹脂を主成分とした粘着剤を合成
樹脂フイルムの片面に塗布し、該合成樹脂フイル
ムが重合部を有するよう塗布面を固形描画材本体
に巻回、固定してなる固形描画材を要旨とするも
のである。
本考案における最も重要な点は、固形描画材本
体とは経時的粘着力が低下するアクリル酸樹脂を
主成分とした粘着材を使用し、かつ、このアクリ
ル酸樹脂を主成分とした粘着材は、合成樹脂フイ
ルムとは経時的に粘着力が維持する特徴を有して
いる点にある。
体とは経時的粘着力が低下するアクリル酸樹脂を
主成分とした粘着材を使用し、かつ、このアクリ
ル酸樹脂を主成分とした粘着材は、合成樹脂フイ
ルムとは経時的に粘着力が維持する特徴を有して
いる点にある。
(実施例)
以下、本考案を添付図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
Aは固形描画材であつて、該固形描画材Aは、
合成樹脂フイルム1と、固形描画材本体2と、粘
着剤層3とより構成されている。
合成樹脂フイルム1と、固形描画材本体2と、粘
着剤層3とより構成されている。
ここで、合成樹脂フイルム1としては、ポリエ
ステルフイルム、塩化ビニルフイルムなど容易に
引き裂くことができるものが好ましく、固形描画
材本体2としては、クレヨン、パステルなどがあ
る。
ステルフイルム、塩化ビニルフイルムなど容易に
引き裂くことができるものが好ましく、固形描画
材本体2としては、クレヨン、パステルなどがあ
る。
本件の重要な点である粘着剤層3に用いる粘着
剤は、固形描画材本体2とは経時的に粘着力が低
下し、合成樹脂フイルム1とは粘着力を維持する
という条件を満足することが必要であつて、具体
的には、アクリル酸エステル、アクリル酸チオエ
ステル、アクリル酸アミドなどのアクリル酸樹脂
60〜80%にイソブチレンを添加した物などのアク
リル酸樹脂を主成分とした粘着剤が用いられる。
剤は、固形描画材本体2とは経時的に粘着力が低
下し、合成樹脂フイルム1とは粘着力を維持する
という条件を満足することが必要であつて、具体
的には、アクリル酸エステル、アクリル酸チオエ
ステル、アクリル酸アミドなどのアクリル酸樹脂
60〜80%にイソブチレンを添加した物などのアク
リル酸樹脂を主成分とした粘着剤が用いられる。
上記構成の固形描画材Aを得るために、固形描
画材本体2を合成樹脂フイルム1で巻回、固定せ
んとする場合、第2図に示すように、合成樹脂フ
イルム1の端面に固形描画材2を位置決めし、載
置し、固形描画材本体2を回転せしめれば、粘着
剤層3により合成樹脂フイルム1が固形描画材本
体2に付着し、巻回、固定される。
画材本体2を合成樹脂フイルム1で巻回、固定せ
んとする場合、第2図に示すように、合成樹脂フ
イルム1の端面に固形描画材2を位置決めし、載
置し、固形描画材本体2を回転せしめれば、粘着
剤層3により合成樹脂フイルム1が固形描画材本
体2に付着し、巻回、固定される。
又、使用により、固形描画材本体2が消耗した
場合には、合成樹脂フイルム1を適宜引き裂け
ば、経時的に固形描画材本体2との粘着力が低下
するアクリル酸樹脂を主成分とする粘着剤を粘着
剤層3に使用したので、粘着剤層3は合成樹脂フ
イルム1に付着し、固形描画材本体2より剥離す
ることとなる。
場合には、合成樹脂フイルム1を適宜引き裂け
ば、経時的に固形描画材本体2との粘着力が低下
するアクリル酸樹脂を主成分とする粘着剤を粘着
剤層3に使用したので、粘着剤層3は合成樹脂フ
イルム1に付着し、固形描画材本体2より剥離す
ることとなる。
尚、合成樹脂フイルム1の重合部においては、
粘着剤の粘着力が維持されるので、巻回、固定を
確実になすことができる。
粘着剤の粘着力が維持されるので、巻回、固定を
確実になすことができる。
(考案の作用効果)
本考案にかかる固形描画材は、経時的に固形描
画材本体の表面に滲みでてくる流動パラフインや
スピンドル油などの油分が、上記粘着剤と溶け合
つて、固形描画材本体と粘着剤層との粘着力が経
時的に低下し、又、上述したように、合成樹脂フ
イルム1の重合部においては、粘着剤の粘着力が
維持されるので、巻回、固定を確実になすことが
できる。
画材本体の表面に滲みでてくる流動パラフインや
スピンドル油などの油分が、上記粘着剤と溶け合
つて、固形描画材本体と粘着剤層との粘着力が経
時的に低下し、又、上述したように、合成樹脂フ
イルム1の重合部においては、粘着剤の粘着力が
維持されるので、巻回、固定を確実になすことが
できる。
以上のように本考案は、合成樹脂フイルムによ
る巻回、固定が容易、かつ、確実であり、強度向
上という合成樹脂フイルム巻回による特長を有す
るものである。
る巻回、固定が容易、かつ、確実であり、強度向
上という合成樹脂フイルム巻回による特長を有す
るものである。
第1図は本考案の固形描画材の要部断面図であ
り、第2図は固形描画材本体に合成樹脂フイルム
を巻回、固定せんとする場合の、巻回開始を示す
斜視図である。 A……固形描画材、1……合成樹脂フイルム、
2……固形描画材本体、3……粘着剤層。
り、第2図は固形描画材本体に合成樹脂フイルム
を巻回、固定せんとする場合の、巻回開始を示す
斜視図である。 A……固形描画材、1……合成樹脂フイルム、
2……固形描画材本体、3……粘着剤層。
Claims (1)
- 固形描画材本体とは経時的に粘着力が低下し、
合成樹脂フイルムとは粘着力を維持するアクリル
酸樹脂を主成分とした粘着剤を合成樹脂フイルム
の片面に塗布し、該合成樹脂フイルムが重合部を
有するよう塗布面を固形描画材本体に巻回、固定
してなる固形描画材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11821882U JPS5921990U (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | 固形描画材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11821882U JPS5921990U (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | 固形描画材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5921990U JPS5921990U (ja) | 1984-02-10 |
JPS6345336Y2 true JPS6345336Y2 (ja) | 1988-11-24 |
Family
ID=30271814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11821882U Granted JPS5921990U (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | 固形描画材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921990U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007283650A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Pilot Precision Co Ltd | 固形描画材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574377B2 (ja) * | 1978-09-29 | 1982-01-26 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574377U (ja) * | 1980-06-09 | 1982-01-09 |
-
1982
- 1982-08-03 JP JP11821882U patent/JPS5921990U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574377B2 (ja) * | 1978-09-29 | 1982-01-26 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007283650A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Pilot Precision Co Ltd | 固形描画材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5921990U (ja) | 1984-02-10 |
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