JPS6345303Y2 - - Google Patents

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JPS6345303Y2
JPS6345303Y2 JP1983014839U JP1483983U JPS6345303Y2 JP S6345303 Y2 JPS6345303 Y2 JP S6345303Y2 JP 1983014839 U JP1983014839 U JP 1983014839U JP 1483983 U JP1483983 U JP 1483983U JP S6345303 Y2 JPS6345303 Y2 JP S6345303Y2
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JP
Japan
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layer
film
polyester
composite sheet
adhesive layer
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JP1983014839U
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JPS59112633U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、艷消し状金属光沢を有する複合シー
トに係るものである。
従来から金属調の外観を有するプラスチツクフ
イルムやシートは、薄物の金属蒸着フイルム、金
属箔との複合品として、粘着ラベル、装飾品、包
装材料などに使用されている。また電気機器の銘
板などには適当な厚さを有するアルミニウム板に
印刷、加工したものが用いられている。
しかしながらプラスチツクフイルムまたはシー
トを用いた蒸着物あるいは金属箔との複合品は、
空気中の酸素により酸化され易く、また摩耗によ
り金属面が損傷を受け易くその外観が悪くなると
いう欠点を有している。
また金属板を用いて電気機器の銘板を製造する
場合には、金属面への印刷およびそれに伴なう焼
付け、裏面への両面接着テープの貼着などの加工
工程が必要になり煩雑になる面を有している。
本考案者らはかかる現状に鑑み、優れた加工適
性と艷消し状金属光沢を有する複合シートを得る
べく検討した結果本考案に至つた。
即ち本考案の要旨とするところは、無色、着色
の透明または半透明であり、かつその少なくとも
一面が機械的に粗面化1Aされたポリエステル製
の表面フイルム1の下面に、直接金属蒸着層3を
形成し、さらにこの金属蒸着層3の下面にポリエ
チレン製接着層を介し、ポリエステル製フイルム
5,6をポリエチレン製接着剤によつて2層以上
積層した基材層4を接着一体化してなる艷消し状
金属光沢を有する複合シートにある。
以下本考案に係る複合シートを、実施例の図面
に従つて説明する。
図中1は無色、着色の透明または半透明であ
り、かつその少なくとも一面が機械的に粗面化1
Aされたポリエステル製の表面フイルムであり、
この下面には直接金属蒸着層3が形成されてい
る。また図中4は基材層で、この例では2層のポ
リエステル製フイルム5,6をポリエチレン製接
着層2によつて積層してなつている。そしてこれ
らの表面フイルム1と基材層4とは、同じくポリ
エチレン製接着層2を介して接着一体化されてい
る。
上記のように基材層4を、2層以上のポリエス
テル製フイルム5,6を用いてこの間にポリエチ
レン製接着剤2を用いて基材層4を構成すると、
一定の厚さが得られるばかりでなく、複合シート
が厚さの割に適度の剛性と柔軟性があり、屈曲加
工性、打抜き性が向上する利点がある。
本考案の表面フイルム1および基材層4を構成
するフイルムとしては、ポリエチレンテレフタレ
ータのようなポリエステルからなるフイルムが用
いられるが、このフイルムはフイルムとしての外
観、強度が優れ、適度の硬さを有し、金属蒸着層
3の密着性もよく、かつ印刷性も優れていること
から、本考案の複合シートとして好適である。
一方これらの接着層2としてポリエチレンを用
いているが、このポリエチレンは上記ポリエステ
ルより柔軟性があつて、全体として接着一体化し
たときの複合シートに適度の柔軟性を与え、かつ
屈曲性を付与している。なおこれらの積層あるい
は接着一体化のための接着方法としては、押出し
ラミネーシヨンが好ましい。
なお本考案における表面フイルム1に設ける粗
面化1Aは、図のようにフイルムの下面に設ける
外に、表面にあるいは上下両面に設けてもよい。
そしてこの粗面化1Aは、サンドブラスト加工や
ヘヤライン加工によつて形成される。
また上記表面フイルム1に形成する金属蒸着層
3としては、アルミニウムや銅等が用いられる
が、透明や半透明の表面フイルム1を適宜着色す
ることにより、さらに変化に富んだ色調と金属光
沢を呈することができる。
本考案は以上詳述した如き構成からなるもので
あるから、優れた艷消し状金属光沢を有し、かつ
適度の剛性と柔軟性を有しており、厚み精度、寸
法精度も良好でカールを生ずることがなく、しか
も打抜き加工の際に金属層の剥離がなく良好に加
工でき、外観も優れていて適度の屈曲性を有し、
各種の銘板、機器類の装飾部品、壁装飾材など広
い範囲に供することができる複合シートを提供し
うる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部拡大断面
図である。 1……表面フイルム、1A……粗面化、2……
ポリエチレン製接着層、3……金属蒸着層、4…
…基材層、5,6……ポリエステル製フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無色、着色の透明または半透明であり、かつそ
    の少なくとも一面が機械的に粗面化1Aされたポ
    リエステル製の表面フイルム1の下面に、直接金
    属蒸着層3を形成し、さらにこの金属蒸着層3の
    下面にポリエチレン製接着層2を介し、ポリエス
    テル製フイルム5,6をポリエチレン製接着層に
    よつて2層以上積層した基材層4を接着一体化し
    てなる艷消し状金属光沢を有する複合シート。
JP1483983U 1983-02-03 1983-02-03 艶消し状金属光沢を有する複合シ−ト Granted JPS59112633U (ja)

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JPS59112633U JPS59112633U (ja) 1984-07-30
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980208A (ja) * 1972-12-07 1974-08-02
JPS5145081B2 (ja) * 1974-05-09 1976-12-02

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50102982U (ja) * 1974-02-04 1975-08-25
JPS5518311Y2 (ja) * 1974-09-27 1980-04-26

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JPS4980208A (ja) * 1972-12-07 1974-08-02
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JPS59112633U (ja) 1984-07-30

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