JPS6345153B2 - - Google Patents

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JPS6345153B2
JPS6345153B2 JP57196985A JP19698582A JPS6345153B2 JP S6345153 B2 JPS6345153 B2 JP S6345153B2 JP 57196985 A JP57196985 A JP 57196985A JP 19698582 A JP19698582 A JP 19698582A JP S6345153 B2 JPS6345153 B2 JP S6345153B2
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JP
Japan
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digital
circuit
signal
pixel
color difference
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JP57196985A
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English (en)
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JPS5986987A (ja
Inventor
Takaaki Baba
Toomasu Ookiifu Jerarudo
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP57196985A priority Critical patent/JPS5986987A/ja
Priority to US06/549,812 priority patent/US4620222A/en
Priority to EP83306839A priority patent/EP0109261B1/en
Priority to DE8383306839T priority patent/DE3369622D1/de
Publication of JPS5986987A publication Critical patent/JPS5986987A/ja
Publication of JPS6345153B2 publication Critical patent/JPS6345153B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/10Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビスタジオカメラ、工業用観視
カメラ、工業用ロボツトの目としてのカメラ、家
庭用ビデオテープレコーダ用カメラなどに用いる
ことのできるカラーカメラ装置に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 近年、家庭用ビデオテープレコーダの急速な普
及にともない、このビデオテープレコーダとドツ
キングでき、軽量、小型、低価格、簡単な撮像操
作を追及したカラーカメラの開発が活発に行なわ
れている。
しかしながら、従来、カラーカメラの信号処理
部は、アナログ信号処理方式がもつぱら採用され
ているが、このアナログ信号処理方式のカラーカ
メラ装置においては次のような問題点があつた。
(1) 受光信号より検出されたアナログ電気信号を
処理するので、各々の信号処理ブロツクを通過
する毎に、信号対雑音(S/N)比は原理的に
劣化する。これを補正するために種々の補正な
いしは調整回路が必要となり、非常に複雑なシ
ステム構成となり、これが結果として出来上つ
た製品(カラーカメラ装置)の性能上のバラツ
キを大きくしている一要因となつている。
(2) 撮像デバイスとして撮像管を用いた市販のカ
ラーカメラ装置では、製造上の調整個所が30数
ケ所にものぼり、これが部品点数を多くしてお
り、結果として高い製品コストとなつている。
(3) 現行のアナログ信号処理方式のカラーカメラ
には、必ず信号処理用フイルタや超音波1水平
期間(1H)遅延線などが必要であるが、これ
らはL―C―R部品で構成されており、アナロ
グ信号処理部全体をモノリシツクIC化しよう
としても不可能な状況にある。すなわちアナロ
グ信号処理方式の回路のマイクロ小型化には限
界がある。
(4) アナログ信号処理方式のカラーカメラでは、
マイクロコンピユータと連動させた、ホワイト
バランス調整、γ(ガンマ)補正などの制御に
複雑な付加回路を必要とする。これも製品のコ
ストを引き上げたり操作性の繁雑さをまねいて
いる。
要約すれば、現行のアナログ信号処理方式を採
用したカラーカメラ装置では、高信頼性、低価格
化、無調整回路化、無調整組立て、回路システム
全体の超小型化、簡便な撮像上の操作性などを追
及するには限界があるということである。
発明の目的 本発明の目的は、カラーカメラ装置の信号処理
部をデイジタル回路で構成し、従来のアナログ信
号処理方式では限界のあつた、カラーカメラ装置
の高信頼化、低価格化、無調整化、超小型・軽量
化、簡便な撮像操作性を可能としたカラーカメラ
装置を提供することである。
発明の構成 本発明のカラーカメラ装置は、光信号を受け
て、或る水平読み出し走査期間に、読み出しクロ
ツク周波数に同期し、各々の画素毎に交互に異な
る色信号の繰り返しからなる第1の画素信号を出
力し、次の水平読み出し期間に、前記読み出しク
ロツク周波数に同期し、前記第1の画素信号の情
報と異なり、かつ各々の画素毎に交互に異なる色
信号の繰り返しからなる第2の画素信号を出力す
るように構成された撮像装置と、前記撮像装置か
ら出力される第1および第2の画素信号をデイジ
タル信号に変換するアナログ―デイジタル変換装
置と、前記アナログ―デイジタル変換装置から出
力されるデイジタル画素信号を入力として、独立
した第1および第2のデイジタル色差信号を出力
するデイジタル色信号処理装置と、前記デイジタ
ル画素信号を入力としてデイジタル映像信号を出
力するデイジタル映像信号処理装置と、前記第1
および第2のデイジタル色差信号と前記デイジタ
ル映像信号を入力として標準カラーテレビジヨン
信号を出力する標準カラーテレビジヨン信号合成
装置と、前記撮像装置を駆動回路装置と、前記ア
ナログ―デイジタル変換装置、デイジタル映像信
号処理装置、デイジタル色信号処理装置および標
準カラーテレビジヨン信号合成装置を駆動するタ
イミングパルスを発生する制御回路装置を具備し
てなるものであり、これにより、カラーカメラ装
置の基本構成に不可欠である信号処理部を簡易に
デイジタル信号処理化できるようなカラーカメラ
装置を実現し得る。
実施例の説明 以下、本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第1図は本発明のカラーカメラ装置の基本構成
を示すブロツク図である。これは、固体撮像装置
1と、アナログ→デイジタル(以下、A/Dと略
称する)変換装置と、デイジタル映像信号処理装
置3と、デイジタル色信号処理装置4と、標準テ
レビジヨン信号合成装置5と、駆動回路装置6
と、制御回路装置7よりなる。
以上のように構成されたカラーカメラ装置につ
いて、以下、その基本動作を説明する。光信号8
を受光した固体撮像装置1は、ある水平読み出し
走査期間に、読み出しクロツク周波数Cに同期
し、各々隣接する画素ごとに交互に異なる色信号
の繰り返しからなる第1の画素信号9を出力し、
次の水平読み出し走査期間に、読み出しクロツク
周波数Cに同期し、前記第1の画素信号9の情報
と異なり、かつ各々隣接する画素ごとに交互に異
なる色信号の繰り返しからなる第2の画素信号1
0を出力する。
上記のような固体撮像装置1の動作は、駆動回
路装置6からの制御信号11によつて制御され
る。前記第1、第2の画素信号9,10はアナロ
グ信号である。画素信号9,10はA/D変換装
置2によつて、アナログ→デイジタル変換され、
デイジタル画素信号12となる。前記デイジタル
画素信号12は、デイジタル映像信号処理装置3
に加えられ、デイジタル映像信号13となる。さ
らに、前記デイジタル画素信号12は、デイジタ
ル色信号処理装置4に加えられ、第1のデイジタ
ル色差信号14と第2のデイジタル色差信号15
となる。前記デイジタル映像信号13と第1、第
2のデイジタル色差信号14,15は標準カラー
テレビジヨン信号合成装置5によつて、標準カラ
ーテレビジヨン信号16となる。2つの独立した
色差信号と1つの映像信号は標準カラーテレビジ
ヨン信号合成のための不可欠要素である。なお、
前記A/D変換装置2、デイジタル映像信号処理
装置3、デイジタル色信号処理装置4は、駆動回
路装置6より制御信号17を受けて作動する制御
回路装置7が発生する制御パルス信号18,1
9,20によつて、標準カラーテレビジヨン信号
合成装置5は駆動回路装置6の発生する制御パル
ス信号21によつてそれぞ制御されるような構成
となつている。
以上のようにして、カラーカメラ装置の主たる
信号処理部である映像信号と色信号の検出部をデ
イジタル化したことによつて全く新規のカラーカ
メラ装置を実現している。
第2図は本発明の一実施例に係るカラーカメラ
装置のブロツク構成図であり、前記デイジタル色
信号処理装置4と前記デイジタル映像信号処理装
置3を、より具体的に示したものである。同図に
おいて、デイジタル色信号処理装置4は、デイジ
タルホワイトバランス回路22、デイジタル1水
平走査期間(1H)メモリ回路23と、第1のデ
イジタル色差信号処理回路24と、第2のデイジ
タル色差信号処理回路25と、デイジタル色差信
号切換え回路26とからなる。A/D変換装置1
2でA/D変換されたデイジタル画素信号12は
デイジタルホワイトバランス回路22を通ること
によつて、ホワイトバランスの補正のとれたデイ
ジタル画素信号27となる。このデイジタル画素
信号27はデイジタル1水平走査期間(1H)メ
モリ回路23を通過することによつて、1水平期
間遅れたデイジタル画素信号28となる。従つ
て、ある水平走査期間におけるデイジタル画素信
号27と28を比較すると、デイジタル画素信号
27が、前記第1の画素信号9の情報より構成さ
れていると、デイジタル画素信号28は、前記第
2の画素信号10の情報より構成されることとな
り、次の水平走査期間では上記の関係が逆転する
こととなる。
このように2系統のデイジタル画素信号27,
28が、独立した第1と第2のデイジタル色差信
号14,15を実現するためには必要不可欠であ
る。デイジタル画素信号27は第1のデイジタル
色差信号処理回路を通過することにより、1水平
走査毎に、前記第1の画素信号9と前記第2の画
素信号10の情報を繰り返すようなデイジタル色
差信号29となる。同様にして、デイジタル画素
信号28は第2のデイジタル色差信号処理回路2
5を通過することにより、1水平走査毎に前記第
2の画素信号10と前記第1の画素信号9の情報
を繰り返すようなデイジタル色差信号30とな
り、全体の時間関係が1水平走査期間だけ遅延し
ている。1水平走査期間毎に、デイジタル色差信
号29の中に含まれる第1の画素信号9からなる
デイジタル色差信号とデイジタル色差信号30の
中に含まれる第1の画素信号9からなるデイジタ
ル色差信号を、デイジタル色差信号切換回路26
で選択し、切換えれば、第1の画素信号情報9を
全ての水平走査期間に有する第1の独立したデイ
ジタル色差信号14が発生できる。
同様にして、デイジタル色差信号29に含まれ
る第2の画素信号10からなるデイジタル色差信
号とデイジタル色差信号30に含まれる第2の画
素信号10からなるデイジタル色差信号を、デイ
ジタル色差信号切換回路20で選択して切換えれ
ば、第2の画素信号情報10を全ての水平走査期
間に有する第2の独立したデイジタル色差信号1
5が発生できる。
以上のようにして、デイジタルホワイトバラン
ス回路22、デイジタル1水平走査期間メモリ回
路23、第1および第2のデイジタル色差信号処
理回路24,25、デイジタル色差信号切換回路
26より、デイジタル色信号処理装置4が実現で
きる。
デイジタル映像信号処理装置3は、デイジタル
映像信号処理回路31と、デイジタルガンマ
(γ)補正回路32と、デイジタル遅延回路33
とからなる。前記デイジタル画素信号27がデイ
ジタル映像信号処理回路31に供給され、デイジ
タル映像信号34となる。また、映像信号(白黒
画像)の垂直方向に対する画質改善を行う場合に
は、前記デイジタル画素信号28が、デイジタル
映像信号処理回路31に供給されることを付記し
ておく。
前記デイジタル画素信号34は、デイジタル遅
延回路33によつて遅延された信号35となり、
さらにデイジタルガンマ補正回路32を通過する
ことによつて、ガンマ補正された映像信号出力、
すなわち前記デイジタル映像信号13となる。な
お、前記デイジタル遅延回路33は、前記デイジ
タル映像信号13と前記第1、第2のデイジタル
色差信号14,15間の相対的時間遅れを補正す
るものであり、この時間遅れは、前記デイジタル
映像信号13と前記第1、第2のデイジタル色差
信号14,15が前記デイジタル画素信号27を
派生して、それぞれ別の時間処理系を通るため生
ずるものである。よつて、ある場合には、デイジ
タル色差信号14,15を遅延するような遅延回
路を用いる必要もあることを付記しておく。この
点から、前記遅延回路33は、デイジタル映像信
号処理装置3の基本構成要素には含めないものと
した。
以上のようにして、デイジタル映像信号処理回
路31とデイジタルガンマ補正回路32およびデ
イジタル遅延回路33によつてデイジタル映像信
号処理装置3を構成しているが、将来、固体撮像
装置の光信号対電気出力信号特性が改善されてガ
ンマ補正が全く必要でなくなれば、前記デイジタ
ルガンマ補正回路32を除去したデイジタル映像
信号処理装置3を使用してもよい。
第3図は本発明の他の実施例に係るカラーカメ
ラ装置のブロツク構成図であり、前記デイジタル
色差信号処理装置4の別の構成例を示したもので
ある。従つて、第3図において、前記デイジタル
色差信号処理装置4の内部構成以外は、第2図に
示した構成例と同じものである。
第3図において、デイジタル色差信号処理装置
4は、デイジタル1水平走査メモリ回路23と、
第1のデイジタル色差信号処理回路24と、第2
のデイジタル色差信号処理回路25と、デイジタ
ル色差信号切換回路26と、デイジタルホワイト
バランス回路40とからなる。デイジタルホワイ
トバランス回路40が、デイジタル色差信号切換
回路26の次に配置された点が、第2図に示した
デイジタル色差信号処理回路4の構成と異なる点
である。従つて、デイジタル1水平走査期間メモ
リ回路23の出力であるデイジタル画素信号37
は、前記デイジタル画素信号28と、第1のデイ
ジタル色差信号処理回路24の出力であるデイジ
タル色差信号38は、前記デイジタル色差信号2
9と、第2のデイジタル色差信号処理回路25の
出力であるデイジタル色差信号39は、前記デイ
ジタル色差信号30と、デイジタル色差信号切換
回路26の出力である第1、第2のデイジタル色
差信号42,43は、それぞれ前記第1、第2の
デイジタル信号14,15と、〓ホワイトバラン
ス補正がなされていない点を除けば〓基本的に
は、おのおの同じ信号構成よりなつていること明
白である。ホワイトバランス補正のなされていな
い第1のデイジタル色差信号42は、前記第1の
画素情報9をすべての水平走査期間に有してお
り、同じくホワイトバランス補正のなされていな
い第2のデイジタル色差信号43は、前記第2の
画素情報10をすべての水平走査期間に有してい
る。これら第1と第2のデイジタル色差信号4
2,43がデイジタルホワイトバランス回路40
を通れば、前記第1、第2のデイジタル色差信号
14,15となる。
以上のようにして、デイジタルホワイトバラン
ス回路40をデイジタル色差信号切換回路26の
次段に配置したデイジタル色信号処理装置4が実
現できる。
第4図は本発明のカラーカメラ装置で使用する
固体撮像装置の一例を示す要部概略構成図であ
る。
本例では、固体撮像装置1の受光面の一例とし
て、マゼンタ(M)、グリーン(G)、サイアン(C)、
イエロー(Y)のいずれかの光学フイルタが第4
図に示すように装着された、MOS(Metal Oxide
Semiconductor)構造のホトダイオードからなる
画素44〜79の配列を提示している。なお、第
4図中の画素44〜79の配列は略記したもの
で、実際には水平方向に数百、垂直方向に数百か
らなる2次元の配列である。駆動回路装置6から
の制御信号11によつて、ある1水平走査期間
H1の開始時において、画素44〜49の行が選
択されると、マゼンタ(以下、Mと略記する)信
号情報を有する画素44,46,48などは第1
の水平方向読み出し用CCD(チヤージ・カプル
ド・デバイス)シフトレジスタ82へ並列に転送
され、グリーン(以下、Gと略記する)信号情報
を有する画素45,47,49などは第2の水平
方向読み出し用CCDシフトレジスタ83へ並列
に転送され、前記1水平走査期間H1にわたつて
順次、それぞれ端子84,85から繰り返し周期
1/Cで出力される。次の水平走査期間H2の開
始時には、画素50〜55の行が選択されるの
で、サイアン(以下、Cと略記する)信号情報を
有する画素50,52,54などは第1の水平方
向読み出し用CCDシフトレジスタ82へ並列に
転送され、イエロー(以下、Yと略記する)信号
情報などは第2の水平方向読み出し用CCDシフ
トレジスタ83へ並列に転送され、この1水平走
査期間H2にわたつて順次それぞれ端子84,8
5から繰り返し周期1/Cで出力される。以下、
順次、水平走査毎に、画素56〜61、画素62
〜67、画素68〜73、画素74〜79の配列
グループが繰り返され、この繰り返しが1フイー
ルド期間を構成する。1フレーム期間は、この1
フイールド期間を繰り返してもよいし、前記画素
列を1行おきにインタレース走査してもよい。
以上の説明から明らかなように、ある水平走査
期間H1には、端子84にM信号情報が、端子8
5にG信号情報が出力され、次の水平走査期間
H2には、端子84にC信号情報が、端子85に
G信号情報が出力され、これらが1水平走査期間
毎に交互に繰り返され、固体撮像装置1の機能を
実現している。また、第1の水平読み出し用
CCDシフトレジスタ82の出力モードと第2の
水平方向読み出し用CCDシフトレジスタ83の
出力モードは繰り返し周期1/Cの中で逆位相関
係になるように保たれる。このようにしてM信号
情報とG信号情報の交互の繰り返しと、C信号情
報とY信号情報の交互の繰り返しとを実現できる
のである1水平期間H1に、M、G、M、G、…
…と交互に異なる色信号の繰り返しからなる第1
の画素信号9が得られ、次の1水平期間H2に、
C、Y、C、Y……と交互に異なる色信号の繰り
返しからなる第2の画素信号10が得られる。
第5図は第4図に示した固体撮像装置1の出力
端子84より出力される第1の画素信号9のある
1水平走査期間H1の一部分、および出力端子8
5より出力される第2の画素信号10の1水平走
査期間H2の一部分をそれぞれ拡大して示したア
ナログ離散値の出力波形と、これらの画素信号
9,10をアナログ→デイジタル変換し、デイジ
タル画素信号12a,12bとするA/D変換装
置2の動作波形を示したものである。
第6図a,bは、A/D変換装置2の二つの異
なる実施例を示したものである。以下、第5図と
第6図を参照して、A/D変換装置の具体的な構
成例ならびに動作について説明する。
第4図に示した固体撮像装置1の場合は、2つ
の出力端子84,85を有するので、まず、これ
ら2系統からなる画素信号9,10を1系統にま
とめる必要がある。従つて、A/D変換装置の構
成例として、第6図aに示すものと第6図bに示
すものがある。
まず、第6図aにおいて、A/D変換装置2
は、A/D変換回路96と、2入力1出力型のア
ナログスイツチ回路95からなる。ある1水平走
査期間H1内では、固体撮像装置1は第1の画素
信号9を出力するので、端子84に、M信号情報
の列86a〜86eが現われ、端子85に180゜位
相シフトしたG信号情報の列87a〜87eが現
われる。第5図に示すタイミング期間98a〜9
8eにおいて、パルス列91を端子93に印加
し、アナログスイツチ回路95を端子84の側へ
導通すれば、A/D変換回路96の被変換入力と
してM信号情報の列86a〜86eが選択でき、
同時にA/D変換回路96の変換タイミングパル
ス入力端子97にパルス列90を加えれば、タイ
ミング期間98a〜98e(すなわち1/C)以
内に、M信号情報列86a〜86eはA/D変換
される。
次に、タイミング期間99a〜99eにおい
て、パルス列92を端子94に印加し、アナログ
スイツチ回路95を端子85の側へ導通すれば、
A/D変換回路96の被変換入力としてG信号情
報の列87a〜87eが選択でき、同時にA/D
変換回路96の変換タイミングパルス入力端子9
7にパルス列90を加えれば、タイミング期間9
9a〜99e以内にG信号情報列87a〜87e
はA/D変換される。
このようにして、ある1水平走査期間H1内に
おいて、前記アナログスイツチ回路95が、繰り
返し周期2/Cで、前記2つの入力端子93,9
4のいずれかを交互に導通するように開閉され、
かつ、この開閉周期に同期した1/2倍の繰り返し
周期1/Cで、前記A/D変換回路96を駆動す
るので、M信号情報列86a〜86eとG信号情
報列87a〜87eを時系列合成すると同時にア
ナログ→デイジタル変換でき、結果として、前記
A/D変換回路96の出力端子100aにデイジ
タル画素信号12aが出力される。
次の1水平走査期間H2内では、固体撮像装置
1は第2の画素信号10を出力するので、上記と
同様な動作原理をこれに適用すると、C信号情報
列88a〜88eとY信号情報列89a〜89e
を時系列合成してアナログ→デイジタル変換で
き、前記デイジタル出力端子100aに、デイジ
タル画素信号12bが出力される。
なお、第5図において、信号101,102,
103,104はそれぞれデイジタル化されたM
信号、G信号、C信号、Y信号を表わしているも
のとする。
以上のようにして、アナログスイツチ回路95
とデイジタル変換回路96によつて、A/D変換
装置2が実現できる。また、第1図乃至第3図に
て示したA/D変換装置2の制御パルス信号18
は、上記実施例ではパルス列90が対応してい
る。
第2の実施例である第6図bにおいて、A/D
変換装置2は、第1のA/D変換回路104と第
2のA/D変換回路105、第1のデイジタルラ
ツチ回路106、第2のデイジタルラツチ回路1
07とからなり、第1のA/D変換回路104の
出力端子が第1のデイジタルラツチ回路106
に、第2のA/D変換回路105の出力端子が第
2のデイジタルラツチ回路107に、それぞれ接
続され、第1と第2のデイジタルラツチ回路10
6,107の出力端子が共通に接続され、第1の
A/D変換回路104と第1のデイジタルラツチ
回路106の動作タイミングと第2のA/D変換
回路105と第2のデイジタルラツチ回路107
の動作タイミングが相反するように構成される。
以下、その動作を説明する。ある1水平走査期
間H1内において、固体撮像装置1は画素信号9
を出力するので、端子84にはM信号情報の列8
6a〜86eが現われ、端子85に180゜位相シフ
トしたG信号情報の列87a〜87eが現われ
る。タイミング期間98a〜98eにおいて、パ
ルス列91を端子108に印加すると、M信号情
報の列86a〜86eはA/D変換回路104で
アナログ→デイジタル変換され、タイミング期間
98a〜98eから微小時間td(ただし、1/C
≫td)だけ遅延後、第1のデイジタルラツチ回路
106にラツチアツプされ、デイジタル出力端子
100bに出力される。このとき、第2のデイジ
タルラツチ回路107は出力開放となつている。
次にタイミング期間99a〜99eにおいて、
パルス列92を端子109に印加すると、G信号
情報の列87a〜87eは、A/D変換回路10
5でアナログ→デイジタル変換され、タイミング
期間99a〜99eより微小時間(td)遅延後、
第2のデイジタルラツチ回路107にラツチアツ
プされ、デイジタル出力端子100bに出力され
る。このとき、第1のデイジタルラツチ回路10
6は出力開放となつている。このように、第1の
デイジタルラツチ回路106と第2のデイジタル
ラツチ回路107の出力が共通に結線され、第1
のデイジタルラツチ回路106と第2のデイジタ
ルラツチ回路107が繰り返し周期1/2Cで相反し て出力動作するので、前記画素信号9の構成要素
であるM信号情報の列86a〜86eとG信号情
報の列87a〜87eを時系合成するとともにア
ナログ→デイジタル変換でき、前記第1、第2の
デイジタルラツチ回路106,107の共通出力
端子100bにデイジタル信号12aが出力でき
る。
次の1水平走査期間H2内では、固体撮像装置
1は第2の画素信号10を出力し、上記と同様な
動作原理をこれに適用すると、C信号情報列88
a〜88eとY信号情報の列89a〜89eを時
系列合成してアナログ→デイジタル変換でき、前
記デイジタル出力端子100bにデイジタル画素
信号12bが出力できる。
以上のようにして、2個のA/D変換回路と2
個のデイジタルラツチ回路によつて、A/D変換
装置2の機能が実現できる。なお、上記実施例で
は、第1図乃至第3図にて示したA/D変換装置
2の制御パルス信号18には、パルス列91とパ
ルス列92が対応する。
以上の第6図a,bに示した2つの実施例の長
所、短所を要約すると、第6図aの実施例では、
A/D変換回路は1個でよいが、A/D変換周期
は1/Cである。一方、第6図bの実施例では、
A/D変換回路は2個必要であるが、変換周期は
2倍の2/Cとなり、第6図aの実施例に比べて
半分の変換速度のA/D変換回路で実施できる。
ここで、C=14.4MHzに選べば、第6図bの実
施例では、A/D変換装置の変換スピードは
7.2MHzで良く、さらに、C=7.2MHzに選べば、
その変換スピードは3.58MHzとなる。A/D変
換回路の変換スピードの実効的な低速化は、カラ
ーカメラ装置の低消費電力化、A/D変換回路と
信号処理回路の一体集積化といつた観点から非常
に重要な課題であり、この意味から第6図bの実
施例は特に有効と考えられる。
第7図は、デイジタル色差信号処理回路24,
25のブロツク構成図を示すものであり、第8図
はその要部の具体回路構成図、第9図は、その実
施例の動作を説明するための信号のタイムチヤー
トおよび入出力デイジタルデータの構成例を示し
たものである。
以下、第7図、第8図、第9図を参照して上記
デイジタル色差信号処理回路24,25の構成お
よび動作を説明する。
第7図において、デイジタル色差信号処理回路
24,25は、1画素シフト回路110と、1画
素反転回路111と、デイジタル加算回路112
からなり、1画素シフト回路110の入力信号1
13と1画素反転回路111の出力信号115が
デイジタル加算回路112に加えられるように構
成されている。このデイジタル色差信号処理回路
24,25の動作目的は、一例として第4図に示
した固体撮像装置1を用いた場合には、時系列
(M、G、M、G、……ないしはC、Y、C、Y、
……)からなるデイジタル画素信号12,27,
28あるいは37を入力信号113とし、色差信
号時系列(M―G、M―G、M―G、……ないし
はC―Y、C―Y、C―Y、……)からなるデイ
ジタル色差信号29,30,38あるいは39に
データ変換して出力することである。
1画素シフト回路110はデイジタルM信号と
デイジタルG信号を判別し、デイジタルG信号の
みを1ビツト時間シフトする。このようにして、
シフトされたデイジタルG信号は、次に1画素反
転回路111で反転されてデイジタル―G信号と
なる。デイジタルM信号とデイジタル―G信号を
デイジタル加算回路112に加えると、M―G、
M―G……からなるデイジタル色差信号に変換で
きる。デイジタルM信号をデイジタルC信号、デ
イジタルG信号をデイジタルY信号とみなせば、
同様にしてC―Y、C―Y、C―Y……からなる
デイジタル色差信号を得ることができる。また、
デイジタルM信号とデイジタルG信号の関係、あ
るいはデイジタルC信号とY信号の関係を逆転
し、G―M、G―M……ないしはY―C、Y―C
……なるデイジタル色差信号とすることも、もち
ろん可能である。以上のようにしてデイジタル色
差信号処理回路24,25が構成できる。
第8図において、1画素シフト回路110は、
第1のデイジタルラツチ回路117、第2のデイ
ジタルラツチ回路118、第3のデイジタルラツ
チ回路119およびDフリツプフロツプ回路12
0からなり、1画素反転回路111はデイジタル
インバータ回路121からなり、前記第1のデイ
ジタルラツチ回路117の入力部にデイジタル画
素信号12,27,28あるいは38が印加さ
れ、繰り返し周期1/Cでラツチアツプされ、こ
のラツチアツプ出力が、前記第2と第3のデイジ
タルラツチ回路118,119に前記Dフリツプ
フロツプ回路120が構成する繰り返し周期1/2C からなるタイミングによつて、選択的に分配制御
され、前記第3のラツチ回路119の出力がデイ
ジタルインバータ回路121に加えられ、前記デ
イジタルインバータ回路121の出力と前記第2
のデイジタルラツチ回路118の出力がデイジタ
ル加算回路112に加えられるように構成されて
いる。
次に、第8図の回路動作について第9図を参照
して詳しく説明する。ある1水平走査期間H1
おけるデイジタル画素信号12aすなわちM、
G、M、G、……からなるデイジタル画素信号
が、第1のデイジタルラツチ回路117の入力部
に加えられ、端子122に繰り返し周期が1/C
のパルス列123を加えると、第1のデイジタル
ラツチ回路117の出力部には、繰り返し周期が
1/Cで順次デイジタルM信号情報101、デイ
ジタルG信号情報102、デイジタルM信号情報
……がラツチアツプされる。同時に、Dフリツプ
フロツプ回路120のQ出力端子にはパルス列1
26が、出力端子にはパルス列127が生じ
る。パルス列126は第2のデイジタルラツチア
ツプ回路118を矢印のタイミング128a〜1
28eでラツチアツプするので、このデイジタル
ラツチアツプ回路118の出力部に、繰り返し周
期が1/2CのデイジタルM信号情報130のみを選 択的にラツチアツプできる。
一方、パルス列127は第3のデイジタルラツ
チアツプ回路119を矢印のタイミング129a
〜129dでラツチアツプするので、このラツチ
アツプ回路119の出力部に、繰り返し周期が
1/2CのデイジタルG信号情報131を選択的にラ ツチアツプできる。しかも、デイジタルM信号情
報130とデイジタルG信号情報131は、1画
素期間に当る1/Cだけ相対的に移相している。
これが、1画素シフト動作である。前記デイジタ
ルG信号情報131は、第3のデイジタルラツチ
アツプ回路119にラツチアツプ出力されるとと
もに、デイジタルインバータ回路121で反転さ
れ、デイジタル―G信号情報132となつて出力
される。このようにして前記デイジタルM信号情
報130とデイジタル―G信号情報132をデイ
ジタル加算回路112で加算すれば、その出力部
に(M―G)のパルス列からなるデイジタル色差
信号出力116を得る。この出力信号116はデ
イジタル色差信号29、30、38あるいは39
に対応する。同様にして、第1のデイジタルラツ
チ回路117の入力信号113として、C、Y、
C、Y……からなるデイジタル画素信号12bを
加えれば、(C―Y)のパルス列からなるデイジ
タル色差信号出力を、デイジタル加算回路112
の出力部に得ることができる。なお、第8図にお
いて、端子122に加えられる繰り返し周期1/
Cのパルス列123と、第8図のデイジタル色差
信号処理回路システム全体をリセツトするために
端子113に加えられる1水平走査期間で繰り返
す同期パルス列は、第1図乃至第3図に示した制
御パルス信号20bと20cに対応する。また、
第1、第2、第3のデイジタルラツチ回路11
7、118、119において、信号CKはラツチ
アツプを制御するクロツク入力端子を示す。さら
に、第8図において、デイジタルインバータ回路
121とデイジタル加算回路112は、一つのデ
イジタル減算回路とみなしうる。
第10図はデイジタル1水平走査期間メモリ回
路23の構成例を示したものであり、第11図は
その動作を説明するためのタイムチヤートおよび
入出力デイジタルデータを示したものである。以
下、第10図、第11図を参照して上記デイジタ
ル1水平走査期間メモリ回路23の構成と動作を
説明する。
第10図において、デイジタル1水平走査期間
メモリ回路23は、第2のデイジタルラツチ回路
134と、第3のデイジタルラツチ回路135
と、ランダムアクセスメモリ回路136と、アド
レスカウンタ回路137と、タイミングパルス発
生回路144とからなり、さらに本実施例ではタ
イミングパルス発生回路144は、2個のDフリ
ツプフロツプ回路138,139と4個のNOR
回路140〜143を含めて構成されている。第
1のデイジタルラツチ回路145と第4のデイジ
タルラツチ回路146は、それぞれ前記1水平走
査期間メモリ回路23の入力、出力用インターフ
エイス回路である。なお、以下の説明ではデイジ
タル画素信号は並列入出力データとして取り扱う
ものとする。
第10図において、端子147に繰り返し周波
数が2Cのタイミングクロツクパルスが加えられ、
端子148に、各々の1水平周期(1H)毎に、
Dフリツプフロツプ回路138,139およびア
ドレスカウンタ回路137をリセツトするような
同期パルスが加えられると、第1のDフリツプフ
ロツプ回路138のQ端子には繰り返し周期が
1Hでリセツトされるタイミング152aを開始
点として、繰り返し周期が1/Cのパルス列15
3が発生され、同じくDフリツプフロツプ回路1
38の端子には繰り返し周期が1Hでリセツト
されるタイミング152bを開始点として、繰り
返し周期が1/Cのパルス列154が発生され、
第2のDフリツプフロツプ回路139のQ端子
に、繰り返し周期が1Hでリセツトされるタイミ
ング152cを開始点として、繰り返し周期が
1/Cのパルス列155が発生される。また、パ
ルス列153とパルス列155を端子14,、1
50を介してNOR回路142および143を通
すと、端子156に、ランダムアクセスメモリ回
路136の書き込み制御パルス列157が発生さ
れる。
次に、上記のパルス列153,154およびパ
ルス列157を用いてランダムアクセスメモリ回
路136への書き込みと読み出しを説明する。タ
イミング152a,152b,152dでパルス
列153,154,157はリセツトされ、同時
に、端子148を介して、アドレスカウンタ回路
137もリセツトされる。タイミング158a
で、パルス列153によつて、アドレスカウンタ
回路137は、第1番目の有効アドレスデータ1
59aをセツトする。このアドレスデータ159
aは並列データポート160を介して、ランダム
アクセスメモリ回路136のアドレス指定回路へ
加えられるので、パルス列157が論理高(H)レベ
ルのとき、ランダムアクセスメモリ回路136の
データ状態は有効読み出しデータ161となり、
パルス列157が論理零(L)レベルのとき、ランダ
ムアクセスメモリ回路136のデータは有効書き
込みデータ162となる。
一方、パルス列154のタイミング163a
で、第3のデイジタルラツチ回路134が、ラツ
チアツプとなり、ランダムアクセスメモリ回路1
36の出力部と連結される。期間164にわた
り、このラツチアツプ期間166と前記有効読出
しデータ161の存在期間とが重なるので、ラン
ダムアクセスメモリ回路136の第1番目のアド
レスに1水平走査期間前より存在している有効読
み出しデータ161は、矢印167のようにし
て、第3のデイジタルラツチ回路135に、期間
166にわたつて保持されるような有効出力デー
タ170aとなる。同じくパルス列154のタイ
ミング163aで、第2のデイジタルラツチ回路
134はラツチアツプとなり、第1のデイジタル
ラツチ回路145に保持されていた入力データ1
71aが矢印172のようにして、第2のデイジ
タルラツチ回路134に転送され、有効入力デー
タ169aとして保持される。期間165にわた
り、この有効入力データの保持期間166と前記
有効書き込みデータ162の存在期間とが重なる
ので、この有効入力データ169aは、矢印16
8のようにして、ランダムアクセスメモリ回路1
36の第1番目のアドレスに、書き込みデータ1
62として記憶される。この新たな書き込みデー
タ162は次の1水平走査期間が到来し、再び第
1番目のアドレスが指定されるまで、読み出しデ
ータとして記憶される。
以上の第1番目アドレスに関する各動作の説明
から明らかなように、タイミング158bでラン
ダムアクセスメモリ回路136の第2番目のアド
レスデータ159bを指定でき、タイミング16
3bで、有効出力データ170bの第3のデイジ
タルラツチ回路135への出力と有効入力データ
169bのランダムアクセスメモリ回路136へ
の入力を実行できる。以下、パルス列153,1
54,157中に周期1/Cで繰り返されるタイ
ミングによつて順次アドレスを更新することによ
つて、デイジタル画素信号12または27の1水
平走査期間にわたる画素情報を、ランダムアクセ
スメモリ回路136を介して読み出すのと同時に
書き込んでゆくことができる。
以上のようにして、ランダムアクセスメモリ回
路136と、アドレスカウンタ回路137と、第
2、第3のデイジタルラツチ回路134、135
とタイミングパルス発生回路144とから、デイ
ジタル1水平走査期間メモリ回路23を実現でき
る。なお、第1のデイジタルラツチ回路145と
第4のデイジタルラツチ回路146は、第2のデ
イジタルラツチ回路134と第3のデイジタルラ
ツチ回路135がパルス列154で駆動されるの
に対し、パルス列153で駆動され、それぞれ入
力と出力インタフエース回路として構成される。
特に、第4のデイジタルラツチ回路146は、第
8図で示したデイジタル色差信号処理回路24ま
たは25の第1のデイジタル回路117の機能と
共用できる。また、第1のデイジタルラツチ回路
145は、第2図に示したカラーカメラ装置の構
成においては、デイジタルホワイトバランス回路
22とデイジタル1水平走査期間メモリ回路23
間をつなぐデイジタルバツフアラツチ回路とみな
してもよく、また、第3図に示したカラーカメラ
装置の構成においては、A/D変換装置2とデイ
ジタル1水平走査期間メモリ回路23間をつなぐ
デイジタルバツフアラツチ回路とみなしてもよ
い。
ランダムアクセスメモリ回路136のメモリ容
量の例として、画素情報の繰り返し周波数C
7.2MHz(カラーバースト信号変調周波数)に選
定すれば、約400アドレス×8ビツト程度のメモ
リ容量となる。なお、説明の便宜上、ここでは、
1画素のデイジタルデータのビツト数を8とした
が、必ずしも、この値に限定されるものではな
い。
第10図で示したタイミングパルス発生回路1
44は、本実施例では2個のDフリツプフロツプ
回路138,139と4個のNOR回路140〜
143とで構成したが、第11図に示したような
種々のタイミングパルス列を実現するのであれ
ば、必ずしも、その構成のみに限定されるもので
はない。また、第10図にて、端子147に加え
られる繰り返し周波数2Cのタイミングクロツク
パルスと端子148に加えられる繰り返し周期
1Hの同期パルスは、第2図、第3図に示した制
御パルス信号20aに対応する。
第12図はデイジタル1水平走査期間メモリ回
路23の他の実施例を示すものである。このデイ
ジタル1水平走査期間メモリ回路23は、デイジ
タル画素信号12、27を並列Nビツトからなる
入力信号として、Nビツト並列型の転送段数M段
の並列デイジタルシフトレジスタで構成できる。
以下、N=8ビツトとして説明を展開する。
NTSCテレビジヨン信号の場合を例にとると、1
水平走査期間(1H)とカラーバースト信号変換
周波数b≒3.58MHzの関係は、 1H=455/2・1/b ……(1) で定められている。一方、8ビツト並列デイジタ
ルシフトレジスタ173〜180は、1画素当り
の周波数Cで転送されるとすれば、並列デイジタ
ルシフトレジスタ173〜180の各ビツト当り
必要とする段数Mは、 M=455/2・Cb ……(2) となる。従つて、C=7.2MHzに選定すれば、M
=455ビツト、C=14.4MHzに選定すれば、M=
910ビツトとなる。このようにCとして、bの整
数倍を選定すれば、Mは整数となり、現実の並列
デイジタルシフトレジスタ173〜180が構成
できる。要約すれば、C=7.2MHzとした場合、
段数M=455段×8ビツト並列となり、C
14.4MHzとした場合、段数M=910×8ビツト並
列となる並列デイジタルシフトレジスタ173〜
180を構成すればよい。第12図において、並
列デイジタルシフトレジスタ173〜180は、
共通の転送クロツクパルス周波数Cで並列転送さ
れる。このクロツクパルス周波数Cが第2図、第
3図に示した制御パルス信号20aに対応してい
る。なお、上記並列転送型デイジタルシフトレジ
スタで構成されるデイジタル1水平走査期間メモ
リ回路23の入力、出力インターフエイスとし
て、第10図に示した第1のデイジタルラツチ回
路145と第4のデイジタルラツチ回路146を
接続してもよい。
以上のようにして、連続して加えられる繰り返
し周波数Cからなる転送クロツクパルスで、複数
個並列配置したデイジタルシフトレジスタを用い
て、1水平走査期間メモリ回路23が実現でき
る。
第13図は、デイジタル色差信号切換回路26
の一実施例を示すもので、第1のデイジタルラツ
チ回路181、第2のデイジタルラツチ回路18
2、第3のデイジタルラツチ回路183、第4の
デイジタルラツチ回路184を含めてなり、第1
のデイジタルラツチ回路181と第2のデイジタ
ルラツチ回路182の入力部が共通に結線され、
第3のデイジタルラツチ回路183と第4のデイ
ジタルラツチ回路184の入力部が共通に結線さ
れ、第1のデイジタルラツチ回路181と第3の
デイジタルラツチ回路183の出力部が共通に結
線され、第2のデイジタルラツチ回路182と第
4のデイジタルラツチ回路184の出力部が共通
に結線され、前記第1と第4のデイジタルラツチ
回路181,184の出力ゲート切換えタイミン
グと第2と第3のデイジタルラツチ回路182,
183の出力ゲート切換えタイミングが、水平走
査期間に同期して相反するように構成されてい
る。
第14図は、デイジタル色差信号処理回路24
および25の出力部に出力され、デイジタル色差
信号切換回路26の入力信号となるデイジタル色
差信号29,30と、デイジタル色差信号処理回
路26の出力信号となるデイジタル色差信号1
4,15の関係を、1水平走査期間(1H)の繰
り返しで表現したものである。以下、第14図を
参照して第13図に示すデイジタル色差信号切換
回路26の動作を説明する。第14図より、デイ
ジタル色差信号29と30は、1水平走査毎にデ
イジタル(M―G)色差信号列とデイジタル(C
―Y)色差信号列を繰り返し、(M―G)情報か
(C―Y)情報といつた情報内容が相互に反転し
ている。これらのデイジタル色差信号29,30
より、デイジタル(M―G)色差信号列のみを全
ての水平走査期間に有するデイジタル色差信号1
4と、デイジタル(C―Y)色差信号列のみを全
ての水平走査期間に有するデイジタル色差信号1
5を作るのがデイジタル色差信号の目的である。
デイジタル色差信号29が、第1のデイジタルラ
ツチ回路181と第2のデイジタルラツチ回路1
82の入力部に加えられ、デイジタル色差信号3
0が第3のデイジタルラツチ回路183と第4の
デイジタルラツチ回路184の入力部に加えら
れ、端子185を介して、繰り返し周期2Hの切
換えタイミングパルス186が加えられると、1
水平期間188aにおいて第1のデイジタルラツ
チ回路181の出力ゲートCGにはタイミングパ
ルス187が加えられて導通状態となり、第3の
デイジタルラツチ回路183の出力ゲートCGに
はタイミングパルス186が加えられて遮断状態
となるので、デイジタル(M―G)情報29aが
第1のデイジタルラツチ回路181と第3のデイ
ジタルラツチ回路183の共通出力端子189に
出力され、同時に1水平走査期間188aにおい
て、第2のデイジタルラツチ回路182の出力ゲ
ートCGにはタイミングパルス186が加えられ
て遮断状態となり、第4のデイジタルラツチ回路
184の出力ゲートCGにはタイミングパルス1
87が加えられて導通状態となるので、デイジタ
ル(C―Y)情報30aが第2のデイジタルラツ
チ回路182と第4のデイジタルラツチ回路18
4の共通出力端子190に出力される。同様にし
て、タイミングパルス186、187の各デイジ
タルラツチ回路181〜184の出力ゲートCG
への印加状態を考えれば、次の1水平走査期間1
88bにおいて、第1のデイジタルラツチ回路1
81の出力ゲートCGは遮断、第3のデイジタル
ラツチ回路183の出力ゲートCGは導通状態と
なるので、デイジタル(M―G)情報30bが共
通出力端子189に出力され、同時に、第2のデ
イジタルラツチ回路182の出力ゲートCGは導
通、第4のデイジタルラツチ回路184の出力ゲ
ートCGは遮断状態となるので、デイジタル(C
―Y)情報29bが共通出力端子190に出力さ
れる。以下、第14図において点線195で示す
ように、デイジタルM―G情報29a,30b,
29c,30d……が選択されて共通出力端子1
89に出力され、デイジタル色差信号14とな
り、一点破線196で示すようにデイジタル(C
―Y)情報30a,29b,30c,29d……
が選択されて共通出力端子190に出力され、デ
イジタル色差信号15となる。また、上記デイジ
タル色差信号29,30は、ある1水平走査期間
内においては、繰り返し周期1/Cの画素情報で
あるので、第1、第2、第3、第4のデイジタル
ラツチ回路181〜184は、端子197から繰
り返し周期が1/Cのクロツクパルスが各クロツ
クゲートにCKに供給されることでラツチアツプ
動作を行ない、デイジタル色差信号処理回路2
4,25との同期を取るように構成されている。
ここで、端子185に加えられる繰り返し周期が
2Hのタイミングパルス列186と、端子197
に加えられる上記のクロツクパルスが、第2図に
おける制御パルス信号20dに対応する。
第14図において、デイジタル色差信号29を
デイジタル色差信号38で、デイジタル色差信号
30をデイジタル色差信号39で、デイジタル色
差信号14をデイジタル色差信号42で、そし
て、デイジタル色差信号15をデイジタル色差信
号43で置きかえれば、全く同様にして、第3図
に示したカラーカメラ装置を構成するためのデイ
ジタル色差信号切換回路26の実施例として第1
3図に示した構成が同じように適用できる。
以上のようにして、第2図、第3図に示したデ
イジタル色差信号切換回路26はデイジタルラツ
チ回路を用いて実現できる。
第15図a,bはそれぞれデイジタル映像信号
処理装置31の構成例を示すブロツク図である。
本発明においては、固体撮像装置1の一実施例
として第4図に示したように、カラーフイルタ
が、マゼンタM、グリーンG、サイアンC、イエ
ローYからなるフイルタ配列を選ぶことにより、
M、G、M、G……からなるデイジタル画素信号
12aと、C、Y、C、Y、……からなるデイジ
タル画素信号12bを発生せしめる手段を提示し
たが、その理由は、マゼンタM信号とグリーンG
信号の和(M+G)およびサイアンC信号とイエ
ロー信号の和(C+Y)が映像(白色)信号yに
等しくできることにある。すなわち、 y=M+G ……(3) y=C+Y ……(4) となるように、カラーフイルタの光学感度を選定
している。従つて、デイジタル画素信号12より
デイジタル映像(白色)信号34を形成する動作
機能、すなわち、M、G、M、GまたはC、Y、
C、Yからなるデイジタル信号列よりM+G、M
+G、M+GまたはC+Y、C+Y、C+Yから
なるデイジタル信号列を形成する動作機能を映像
信号補正回路198で実行すれば、基本的に映像
信号処理回路31の機能を達成できる。この構成
例が第15図aである。
また、第15図bに例示したデイジタル映像信
号処理回路31は、第1の映像信号補正回路19
9と第2の映像信号補正回路200と加算平均化
回路203とからなる。デイジタル画素信号12
または27が第1の映像信号補正回路199に加
えられ、前記式(3)、(4)で示すようなデイジタル加
算が行なわれる。また、1水平走査期間メモリ回
路23によつて1水平走査期間遅延されたデイジ
タル画素信号28または37が第2の映像信号補
正回路200に加えられ、式(3)、(4)で示すような
デイジタル加算演算が行なわれる。そして、それ
らの映像信号補正回路199,200からのデイ
ジタル映像信号201,202を加算して2で割
る演算を加算平均化回路203で行い、出力とし
てデイジタル映像信号34を得る。この場合のデ
イジタル映像信号34は、上記の構成より明らか
なように、ある水平走査方向の画像情報と次の水
平走査方向の画像の相関をとられた形態の画像信
号であるから、テレビジヨン信号の垂直方向の解
像度をスムーズイングする効果を実現でき、画質
の改善効果が期待できる。さらに、前記デイジタ
ル映像信号201と前記デイジタル信号202の
加算比率を可変する機能を加算平均化回路203
の中に含めることにより、垂直方向の最適画質を
調整することも可能である。
以上のように第15図bに示すデイジタル映像
信号処理回路31は、垂直方向の画質改善効果を
伴うものである。なお、第4図では4種の異なる
色フイルタの構成として、M、G、C、Y色を選
んだが、これらを別の色フイルタ系でおきかえて
も、(3)、(4)式を満足するものであれば、同様に実
施できる。
第16図は前記映像信号補正回路198,19
9,200の構成例を示すブロツク図である。こ
れは、1画素シフト回路204と、デイジタル加
算回路205とで構成され、1画素シフト回路2
04とデイジタル加算回路205の機能は、それ
ぞれデイジタル色差信号処理回路24,25の構
成要素である1画素シフト回路110とデイジタ
ル加算回路112の機能と同一のものである。従
つて、1画素シフト回路110の目的は、M、
G、M、GないしはC、Y、C、Yからなるデイ
ジタル画素信号12の列より、デイジタルG信号
ないしはデイジタルY信号のみを選択的に1ビツ
ト時間シフトすることである。このようにしてシ
フトされたデイジタルG信号ないしはデイジタル
Y信号を、シフトされないデイジタルM信号ない
しはデイジタルC信号とデイジタル加算回路20
5で加算すれば、M+G、M+G、M+G、……
からなるデイジタル映像信号ないしはC+Y、C
+Y、C+Y、……からなるデイジタル映像信号
を得る。
以上のようにして、1画素シフト回路204と
デイジタル加算回路205によつて、デイジタル
映像信号補正回路198,199,200が構成
できる。
第17図は上記映像信号補正回路198,19
9,200のより具体的な実施例を示すものであ
り、第18図は、この実施例の動作を説明するた
めのタイムチヤートおよび入出力デイジタルデー
タを示したものである。第17図と第8図を比較
すれば明らかなように、第8図において、デイジ
タルインバータ回路121を除去した回路が、第
17図に示す回路である。従つて、第17図にお
ける第1のデイジタルラツチ回路206、第2の
デイジタルラツチ回路207、第3のデイジタル
ラツチ回路208、Dフリツプフロツプ回路20
9の動作は、それぞれ第8図における第1のデイ
ジタルラツチ回路117、第2のデイジタルラツ
チ回路118、第3のデイジタルラツチ回路11
9、Dフリツプフロツプ回路120の動作と同じ
である。すなわち、端子210に、繰り返し周期
が1/Cのパルス列123を加えると、Dフリツ
プフロツプ回路209のQ端子にはパルス列12
6が、端子にはパルス列127が発生され、第
1のデイジタルラツチ回路206にデイジタル画
素信号12aを入力すれば、第2のデイジタルラ
ツチ回路207には、繰り返し周期が1/2Cのデイ ジタルM信号情報130を選択的にラツチアツプ
でき、第3のデイジタルラツチ回路208には、
繰り返し周期が1/2CのデイジタルG信号情報13 1を選択的にラツチアツプでき、しかも前記デイ
ジタルM信号情報130とデイジタルG信号情報
131は、1画素期間に当る1/Cだけ相対的に
移相している。
このようにして前記デイジタルM信号情報13
0とデイジタルG信号情報131をデイジタル加
算回路205で加算すれば、目的とするM+G、
M+G、M+G、……列からなるデイジタル映像
信号214を得ることができる。また、端子21
1には、1水平走査期間で繰り返す同期パルス列
が加えられ、このパルス列はシステム全体をリセ
ツトするために加えられる。このパルス列と前記
パルス列123は、第2図、第3図に示す制御パ
ルス19aに対応する。以上のようにして、映像
信号補正回路198,199,200が実現され
る。
映像信号補正回路の実施例である第17図とデ
イジタル色差信号処理回路の実施例である第8図
の比較より、上記で論じたように1画素シフト回
路を構成する回路手段は、3個のデイジタルラツ
チ回路からなり、全く同一動作モードであり、し
かも、両者の回路の入力部には、ともにデイジタ
ル画素信号12,27,28あるいは37が入力
されることから、デイジタル色差信号処理回路2
4,25を構成する1画素シフト回路110の部
分と映像信号補正回路198,199,200を
構成する1画素シフト回路205の部分は、相互
に1つの回路として共用することも可能である。
このような共用化は、デイジタル映像信号処理装
置3とデイジタル色信号処理装置4を一体化した
デイジタル集積回路として構成する場合に特に重
要である。
第19図は、デイジタルガンマ補正回路32
を、プログラム可能なリードオンリーメモリ
(ROM)テーブル集積回路215(例えば、
SN74S471)で構成できることを示した例であ
る。本実施例では、並列8ビツトデイジタル入出
力の場合を示している。並列8ビツトデイジタル
入力端子216にデイジタル映像信号35が加え
られ、並列8ビツトデイジタル出力端子217に
デイジタル映像信号36が出力される。第20に
示すガンマ特性218の一例は、並列8ビツトデ
イジタル入力端子216に加えられるデイジツト
信号をアナログ変換した値E1と並列8ビツトデ
イジタル出力端子217に出力されるデイジツト
信号をアナログ変換した値E2の関係を示したも
のである。ROMテーブルの内容を書き換えるこ
とによつて、このガンマ特性218を変化させる
ことができる。
以上のようにして、デイジタルガンマ補正回路
32が、リードオンリーメモリ(ROM)で実現
でき、このROMを書き換え可能なプログラマブ
ルROMとすれば、外部端子からの情報19bで
ガンマ特性を変えることができる。
第21図は、第2図に示したカラーカメラ装置
におけるデイジタルホワイトバランス回路22の
実施例を示したものである。このデイジタルホワ
イトバランス回路22は、デイジタル乗算回路2
21と、第1〜第4のデイジタルラツチ回路22
2〜225と、デイジタルラツチ切換回路226
からなり、前記4個のデイジタルラツチ回路22
2〜225の出力端子は共通出力バス233とし
て結線され、デイジタル乗算回路のデイジタル乗
算項入力端子に接続され、デイジタルラツチ切換
回路226が、前記4個のデイジタルラツチ回路
222〜225のラツチアツプタイミングを制御
するように構成されている。以下、固体撮像装置
1として第4図に示したものを用いた場合に、
A/D変換装置2から出力されるデイジタル画素
信号12がデイジタル乗算回路221の入力信号
として加えられる場合について動作説明を行な
う。第22図aに示すように、ある水平走査期間
H1では、デイジタル画素信号12は、マゼンタ
M、グリーンGの繰り返し信号となる。デイジタ
ル切換回路226は、タイミング227aで第1
のデイジタルラツチ回路222をラツチアツプ
し、マゼンタM信号乗算項229を共通出力バス
233に出力するので、デイジタルM信号234
はデイジタル乗算回路221で乗算され、乗算項
229を受けたデイジタルM信号235となる。
同じく、タイミング227bで、第2のデイジタ
ルラツチ回路223がラツチアツプされ、グリー
ンG信号乗算項230を共通出力バス233に出
力するので、デイジタルG信号236は、デイジ
タル乗算回路221で乗算され、乗算項230を
受けたデイジタルG信号237となる。
以下、M、G、M、G、……と繰り返されるデ
イジタル画素信号は、水平走査期間H1内では、
デイジタルラツチ切換回路226が順次、第1と
第2のデイジタルラツチ回路222、223もラ
ツチアツプするので、第22図bに示すように、
ある乗算演算を受けたM、G、M、G、……から
なるデイジタル画素信号27となる。次の水平走
査期間H2では、第22図aに示すように、デイ
ジタル画素信号は、サイアンC、イエローYの繰
り返し信号となり、タイミング228aで第3の
デイジタルラツチ回路224がラツチアツプされ
るので、サイアンC信号乗算項231を共通出力
バス233に出力し、デイジタルC信号は、23
8デイジタル乗算回路221で乗算され、乗算項
230を受けたデイジタルC信号239となる。
同様にして、タイミング228bでは、第4のデ
イジタルラツチ回路225がラツチアツプされ、
イエローY信号乗算項232を共通出力バス23
3に出力し、デイジタルY信号240は、デイジ
タル乗算回路221で乗算され、乗算項232を
受けたデイジタルY信号241となる。以下、
C、Y、C、Y、……と繰り返されるデイジタル
画素信号は、水平走査期間H2内では、デイジタ
ルラツチ回路226が順次第3と第4のデイジタ
ルラツチ回路224、225をラツチアツプする
ので、第22図bに示すように、ある乗算項23
1,232を受けたC、Y、C、Y、……からな
るデイジタル画素信号27となる。
以上のように、4個のデイジタルラツチ回路2
22〜225を入力としてデイジタル乗算回路に
入つてくる4種の異なるデイジタル画素信号に応
じて選択し、各々独立した乗算項229〜232
を加えることによつて、ホワイトバランス補正の
とれた4種のデイジタル画素信号27を、デイジ
タル乗算回路221の出力部に出力できる。な
お、第2図において、デイジタルホワイトバラン
ス回路22に加えられる制御信号36は、前記乗
算項229,230,231,232のデイジタ
ルデータと前記デイジタルラツチ切換回路226
を制御する繰り返し周期が2Hの信号情報と周期
が1/Cのパルス情報とからなる。
第23図は、第3図に示したカラーカメラ装置
におけるデイジタルホワイトバランス回路40の
実施例を示すものである。このデイジタルホワイ
トバランス回路40は、第1のデイジタル乗算回
路242と第2のデイジタル乗算回路243から
なり、ホワイトバランス制御信号であるデイジタ
ル乗算項244,245が、前記デイジタル乗算
回路242,243の乗算項入力端子へ供給され
るように構成されている。以下、固体撮像装置1
として第4図に例示したものを用いた場合に、デ
イジタル色差信号切換装置26の出力として得ら
れるデイジタル色差信号42、43をそれぞれ前
記第1のデイジタル乗算回路242と第2のデイ
ジタル乗算回路243の入力とした場合につい
て、その動作を説明する。
第24図aに示すように、ある1水平走査期間
において、デイジタル色差信号42は繰り返し周
期が1/CでM―G、M―G、……からなるデイ
ジタルパルス列であり、デイジタル色差信号43
は第24図bに示すように、繰り返し周期が1/
CでC―Y、C―Y、……からなるデイジタルパ
ルス列である。これらのデイジタル色差信号4
2、43を、それぞれ第1のデイジタル乗算回路
242と第2のデイジタル乗算回路243に印加
し、一定のデイジタル乗算項244とデイジタル
乗算項245を付加するように演算すれば、それ
ぞれデイジタル乗算回路242,243の出力部
に、第24図a,bに示すようなデイジタル色差
信号14とデイジタル色差信号15を得ることが
できる。上記デイジタル色差信号14はデイジタ
ル乗算項244が付加されたものであり、デイジ
タル色差信号15はデイジタル乗算項245が付
加されたものとなつている。
以上のようにして、デイジタル乗算回路24
2,243により、それぞれ独立した2つのデイ
ジタル色差信号を可変できるので、ホワイトバラ
ンス補正のとれたデイジタル色差信号14,15
を得ることができる。
なお、第3図において、前記デイジタルホワイ
トバランス回路40に加えられる制御信号41
は、一定のデイジタルデータからなる前記デイジ
タル乗算項244,245からなり、その制御方
法として、マイクロコンピユータによつて、それ
らのデイジタル乗算項244,245の値を制御
することが可能である。
第25図は第1図乃至第3図に示す標準カラー
テレビジヨン信号合成装置5の実施例を示したも
ので、これは、第1のデイジタル→アナログ
(D/A)変換回路246と、第2のデイジタル
→アナログ(D/A)変換回路247と、色差信
号変調回路248と、第3のデイジタル→アナロ
グ(D/A)変換回路および同期パルス付加回路
249と、合成回路250とからなる。以下、そ
の動作を説明する。
第1のD/A変換回路246にデイジタル色差
信号14が加えられ、アナログ色差信号260を
発生する。また、第2のD/A変換回路247に
はデイジタル色差信号15が加えられ、アナログ
色差信号261が発生する。この時、端子264
には、前記D/A変換回路246,247を駆動
する繰り返し周期が1/Cの制御パルス信号が加
えられる。また、第1、第2のD/A変換回路2
46,247には駆動回路装置6より、それぞれ
端子252,253を介して、テレビジヨン信号
の垂直および水平ブランキング期間を規定するブ
ランキングパルスとバースト期間を規定するバー
ストフラツグパルスが加えられ、これらの期間に
わたつて、前記第1と第2のD/A変換回路24
6,247の出力であるアナログ色差信号26
0,261を一定レベルに保持する。次に、アナ
ログ色差信号260,261は色差信号変調回路
248に加えられ、2つの独立した位相変調軸で
変調された色信号263となる。色差信号変調回
路248には、同じく端子252,253を介し
て、テレビジヨン信号の垂直および水平ブランキ
ング期間を規定するブランキングパルスとバース
期間を規定するバーストフラツグパルスが加えら
れ、前記色信号263のブランキング期間とバー
スト信号付加期間を規定する。端子254には繰
り返し周波数が3.58MHzのバーストキヤリアパ
ルスが加えられる。一方、第3のD/A変換回路
および同期パルス付加回路249には、端子25
6に映像信号の白黒レベルを規定する白レベル規
準信号が、端子257に垂直および水平ブランキ
ング期間を規定するブランキングパルスが、端子
258に垂直および水平同期パルスが、端子25
9に繰り返し周期が1/Cの制御パルス信号が、
それぞれ加えられ、入力としてデイジタル映像信
号13を受け、出力として白黒の標準テレビジヨ
ン信号262を発生する。前記色信号263と前
記白黒の標準テレビジヨン信号262は、合成回
路250によつて標準カラーテレビジヨン信号1
6となる。なお、端子264と259に加えられ
る繰り返し周期が1/Cの制御パルス信号と、端
子252と257に加えられる垂直および水平ブ
ランキング期間を規定するブランキングパルス
と、端子253に加えられるバーストフラツグパ
ルスと端子254に加えられる繰り返し周波数が
3.58MHzのバーストキヤリアパルスと、端子2
58に加えられる垂直および水平同期パルスと
は、第1図乃至第3図に示した制御パルス信号2
1に対応している。
以上のようにして、第1、第2のD/A変換回
路246,247と第3のD/A変換回路および
同期パルス付加回路249と、色差信号変調回路
248と、合成回路250とによつて、標準カラ
ーテレビジヨン信号合成装置5を構成できるが、
第1と第2のデイジタル色差信号14,15とデ
イジタル映像信号13を入力として受け、標準カ
ラーテレビジヨン信号16を得る標準カラーテレ
ビジヨン信号合成装置5の実現手段は、第25図
に示す構成のものに限定されるものではない。
また、本発明のデイジタル信号処理部の実施例
においては、デイジタルデータのデータビツト数
を8として説明したが、本発明はその値に限定さ
れるものではなく、カラーカメラシステム全体の
設計思想より適切な値、例えば6ビツトとか、10
ビツト等をとりうることはもちろんであり、ま
た、クロツク周波数Cは、NTSCカラーテレビジ
ヨン信号を出力として得る場合、C=7.2MHzま
たはC=14.4MHzに選定するのが好ましいが、
それ以外のシステムでは、適時他の値に選定して
も本発明の効果は実現できる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、光
信号を受けて、ある水平読み出し走査期間に、読
み出しクロツク周波数(C)に同期し、各々の画
素ごとに交互に異なる色信号の繰り返しからなる
第1の画素信号が出力され、次の水平読み出し走
査間に、読み出しクロツク周波数(C)に同期
し、前記第1の画素信号の情報と異なり、かつ
各々の画素ごとに交互に異なる色信号の繰り返し
からなる第2の画素信号が出力される撮像装置
と、前記撮像装置から出力される前記第1と第2
の画素信号をアナログ→デイジタル変換するA/
D変換装置と、前記A/D変換回路から出力され
るデイジタル画素信号を入力として、2系統の独
立した第1、第2のデイジタル色差信号を出力す
るデイジタル色信号処理装置と、前記デイジタル
画素信号を入力として、デイジタル映像信号を出
力するデイジタル映像信号処理装置と、前記第
1、第2のデイジタル色差信号とデイジタル映像
信号を入力として、標準カラーテレビジヨン信号
を出力する標準カラーテレビジヨン信号合成装置
と、前記撮像装置を駆動する駆動回路装置と、前
記A/D変換装置、デイジタル映像信号処理装
置、デイジタル色信号処理装置ならびに標準カラ
ーテレビジヨン信号合成装置を駆動するためのタ
イミングパルスを発生する制御回路装置を具備し
て構成しているので、カラーカメラ装置の信号処
理部の中心となるデイジタル色信号処理装置とデ
イジタル映像信号処理装置を新規なデイジタル回
路で実現でき、このため、従来のアナログ信号処
理回路を用いたカラーカメラ装置では限界のあつ
たカラーカメラ装置の無調整化、超小型・軽量
化、高信頼化、低価格化を図ることができるとい
う優れた効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラーカメラ装置の基本構成
を示す要部ブロツク図、第2図は本発明の一実施
例に係るカラーカメラ装置の要部ブロツク図、第
3図は本発明の他の実施例に係るカラーカメラ装
置の要部ブロツク図、第4図は本発明で使用する
撮像装置の一例の概略構成図、第5図は第4図の
撮像装置から出力される出力波形と、それらの波
形をアナログ→デイジタル変換するA/D変換装
置の動作波形を示す図、第6図a,bはA/D変
換装置の各構成例を示す要部回路構成図、第7図
はデイジタル色差信号処理回路の構成例を示すブ
ロツク図、第8図はデイジタル色差信号処理回路
の要部具体例を示す回路構成図、第9図はそのデ
イジタル色差信号処理回路の動作を説明するため
の信号のタイムチヤートおよび入出力デイジタル
データを示す波形図、第10図は1水平走査期間
メモリ回路の構成例を示すブロツク図、第11図
はその1水平走査期間メモリ回の動作を説明する
ための信号のタイムチヤートおよび入出力デイジ
タルデータを示す波形図、第12図は1水平走査
期間メモリ回路の他の構成例を示すブロツク図、
第13図はデイジタル色差信号切換回路の構成例
を示すブロツク図、第14図はそのデイジタル色
差信号切換回路の動作を説明するための信号波形
図、第15図a,bはデイジタル映像信号処理装
置の各構成例を示すブロツク図、第16図はデイ
ジタル映像信号補正回路の構成例を示すブロツク
図、第17図はデイジタル映像信号補正回路の構
成例を示すブロツク図、第18図はそのデイジタ
ル映像信号補正回路の動作を説明するためのタイ
ムチヤートおよび入出力デイジタルデータを示す
波形図、第19図はデイジタルガンマ補正回路の
構成例を示す図、第20図はそのガンマ特性図、
第21図は第2図に示すカラーカメラ装置におけ
るデイジタルホワイトバランス回路の構成例を示
すブロツク図、第22図a,bはその動作説明用
波形図、第23図は第3図に示したカラーカメラ
装置におけるデイジタルホワイトバランス回路の
構成例を示すブロツク図、第24図a,bはその
動作説明用波形図、第25図は標準カラーテレビ
ジヨン信号合成装置の構成例を示すブロツク図で
ある。 1…固体撮像装置、2…A/D変換装置、3…
デイジタル映像信号処理装置、4…デイジタル色
信号処理装置、5…標準カラーテレビジヨン信号
合成装置、6…駆動回路装置、7…制御回路装
置、8…光信号、9、10…画素信号、11…制
御信号、12…デイジタル画素信号、13…デイ
ジタル映像信号、14,15…デイジタル色差信
号、16…標準カラーテレビジヨン信号、17…
制御素子、18,19,20,21…制御パルス
信号、23…デイジタル1水平走査期間メモリ回
路、24,25…デイジタル色差信号処理回路、
26…デイジタル色差信号切換回路、27、28
…デイジタル画素信号、29,30…デイジタル
色差信号、31…デイジタル映像信号処理回路、
32…デイジタルガンマ補正回路、33…デイジ
タル遅延回路、34,35…デイジタル映像信
号、36…制御信号、37…デイジタル画素信
号、38,39…デイジタル色差信号、41…制
御信号、42,43…デイジタル色差信号、9
6,104,105…A/D変換回路、106,
107…デイジタルラツチ回路、110…1画素
シフト回路、111…1画素反転回路、112…
デイジタル加算回路、117〜119,134,
135,145,146…デイジタルラツチ回
路、136…ランダムアクセスメモリ回路、17
3〜180…デイジタルシフトレジスタ、181
〜184…デイジタルラツチ回路、198〜20
0…映像信号補正回路、203…加算平均化回
路、204…1画素シフト回路、205…デイジ
タル加算回路、206〜208…デイジタルラツ
チ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光信号を受けて、或る水平読み出し走査期間
    に読み出しクロツク周波数Cに同期し、各々の画
    素毎に交互に異なるα色、β色……(但し、α、
    βは任意の色相で、α+βが輝度Yとなるような
    構成)の繰り返しからなる第一の画素信号を出力
    し、次の水平読み出し走査期間に、前記読み出し
    クロツク周波数Cに同期し、前記第1の画素信号
    の情報と異なり、かつ画素毎に交互に異なるγ
    色、δ色……(但し、γ、δは任意の色相で、γ
    +δが輝度Yとなるような構成)の繰り返しから
    なる第2の画素信号を出力し、前記第1、第2の
    画素信号出力が各水平走査期間ごとに順次交互に
    くり返されるように構成された撮像装置と、前記
    各々の画素毎に交互に異なる第1および第2画素
    信号をデイジタル信号に変換するアナログ―デイ
    ジタル変換装置と、前記アナログ−デイジタル変
    換装置から出力されるデイジタル画素信号を入力
    として独立した第1および第2のデイジタル色差
    信号を出力するデイジタル色信号処理装置と、前
    記デイジタル画素信号を入力としてデイジタル映
    像信号を出力するデイジタル映像信号処理装置
    と、前記第1および第2のデイジタル色差信号と
    前記デイジタル映像信号を入力として標準カラー
    テレビジヨン信号を出力する標準カラーテレビジ
    ヨン信号合成装置と、前記アナログ―デイジタル
    変換装置、デイジタル映像信号処理装置、デイジ
    タル色信号処理装置および標準カラーテレビジヨ
    ン信号合成装置を駆動する、第1、第2、第3の
    タイミングパルス系を発生する制御回路装置と、
    前記撮像装置、標準カラーテレビジヨン信号合成
    装置および前記制御回路装置を駆動する駆動装置
    を具備してなりかつ、前記デイジタル色信号処理
    装置は、デイジタル1水平走査期間メモリ回路
    と、第1のデイジタル色差信号処理回路および第
    2のデイジタル色差信号処理回路と、デイジタル
    色差信号切換回路を含み、かつ前記アナログ―デ
    イジタル変換装置の出力が前記第1のデイジタル
    色差信号処理回路と前記デイジタル1水平走査期
    間メモリ回路に与えられ、前記デイジタル1水平
    走査期間メモリ回路の出力信号が前記第2のデイ
    ジタル色差信号処理回路に与えられ、前記第1お
    よび第2のデイジタル色差信号処理回路の出力信
    号が前記デイジタル色差信号切換回路に与えられ
    るように構成されていることを特徴とするカラー
    カメラ装置。 2 アナログ―デイジタル変換装置は、撮像装置
    から出力される各画素信号情報がそれぞれ入力さ
    れる2入力1出力型のアナログスイツチ回路と、
    そのアナログスイツチ回路の出力が入力されるア
    ナログ―デイジタル変換回路を含み、かつ前記ア
    ナログスイツチ回路を、繰り返し周期が1/2C(た だし、Cは読み出しクロツク周波数)で2入力端
    子のいずれか一方を導通するようにスイツチング
    動作させ、前記アナログ―デイジタル変換回路
    を、繰り返し周期1/2Cに同期した2位の繰り返し 周期1/Cで変換動作させるように構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    カラーカメラ装置。 3 アナログ―デイジタル変換装置は、撮像装置
    から出力される各画素信号情報がそれぞれ入力さ
    れる第1および第2のアナログ―デイジタル変換
    回路と、前記第1および第2のアナログ―デイジ
    タル変換回路の出力がそれぞれ入力され、かつ、
    それぞれの出力端子の対応するものが共通に接続
    された第1および第2のデイジタルラツチ回路を
    含み、前記第1のアナログ―デイジタル変換回路
    と前記第1のデイジタルラツチ回路の動作タイミ
    ングと、前記第2のアナログ―デイジタル変換回
    路と前記第2のデイジタルラツチ回路の動作タイ
    ミングが相反するように構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラーカメ
    ラ装置。 4 デイジタル映像信号処理装置は、アナログ―
    デイジタル変換装置から与えられるデイジタル画
    素信号をデイジタル映像信号に変換するためのデ
    イジタル映像信号処理回路と、そのデイジタル映
    像信号処理回路の出力信号にガンマ補正を施すデ
    イジタルガンマ補正回路を含めて構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカ
    ラーカメラ装置。 5 標準カラーテレビジヨン信号合成装置は、デ
    イジタル色信号処理回路から出力される第1およ
    び第2のデイジタル色差信号をそれぞれアナログ
    色差信号に変換する第1および第2のデイジタル
    ―アナログ変換回路と、デイジタル映像信号処理
    装置から出力されるデイジタル映像信号を白黒の
    標準テレビジヨン信号に変換する第3のデイジタ
    ル―アナログ変換回路および同期パルス付加回路
    と、前記第1および第2のデイジタル―アナログ
    変換回路からのアナログ色差信号を入力として、
    2つの独立した位相変調軸で変調された色信号を
    得る色差信号変調回路と、前記白黒の標準テレビ
    ジヨン信号と前記色信号を入力として標準カラー
    テレビジヨン信号を得る合成回路を含めて構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のカラーカメラ装置。
JP57196985A 1982-11-10 1982-11-10 カラ−カメラ装置 Granted JPS5986987A (ja)

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