JPS6344929Y2 - - Google Patents

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JPS6344929Y2
JPS6344929Y2 JP12820481U JP12820481U JPS6344929Y2 JP S6344929 Y2 JPS6344929 Y2 JP S6344929Y2 JP 12820481 U JP12820481 U JP 12820481U JP 12820481 U JP12820481 U JP 12820481U JP S6344929 Y2 JPS6344929 Y2 JP S6344929Y2
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card
tongue
piece
return spring
electromagnetic relay
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカードの作動板を復帰ばねに設けた
電磁継電器に関するものである。
従来、第10図に示すように、両端部70a,
70bがベース(図示せず)に支持され、かつ中
央部70cが可動鉄片(図示せず)にて押圧され
る復帰ばね70と、この復帰ばね70に連動し
て、上記可動鉄片の動きをカード71,72に伝
達する作動板73とを備えた電磁継電器が知られ
ている。なお、74,75はカード71,72に
支持された可動接触片である。
しかし、上記復帰ばね70と作動板73とは互
いに別体品で、両者の中央部70c,73cを溶
接やカシメ手段により連結しなければならないた
め、部品点数、組立工数が多く、かつ材料費の無
駄がみられた。また、カード71,72はスリツ
ト状の孔71a,72aにおいて作動板73の左
右の舌片73a,73bに係着させているが、こ
の場合、舌片73a,73bが動作時と復帰時に
孔71a,72aの対向面を交互に押すため、ど
うしてもカード71,72が舌片73a,73b
に対して遊びを生じ、その結果、カード71,7
2のストロークが長くなり、消費電力が大きくな
る欠点もあつた。
この考案は上記欠点を解消するためになされた
もので、部品点数、組立工数、消費電力および材
料費を低減できる電磁継電器を提供することを目
的としている。
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
第1図はこの考案にかかる高周波開閉用の電磁
継電器の分解斜視図を、第2図は同継電器の組立
状態における一部切欠平面図をそれぞれ示す。こ
れらの図において、10は成形樹脂からなり、か
つ内部が隔壁11により2つの凹部12,13に
区画された箱形のベースである。14は上記一方
の凹部12に収納された電磁石で、鉄心15と、
成形樹脂からなるスプール16を介して鉄心15
に巻装されたコイル17と、鉄心15の一端部1
5aが固着されたL字形のヨーク18とにより構
成されている。上記スプール16の両端つば部1
6a,16bにはコイル端子19,20が設けら
れ、各コイル端子19,20の下方リード部19
a,20aはベース10の底部21下に突出して
いる。22はL字形の可動鉄片で、その折曲部2
2aはヨーク18の先端部18aに嵌合係止し
て、ヒンジばね23により回動自在に押圧保持さ
れている。ヒンジばね23の基部23aはヨーク
18の上下両端部に設けられた凹部(上部側のみ
図示)18bに嵌合係止されている。24はL字
形のヨーク固定具で、その一端部はヨーク18の
上端部に設けられた凹部18cに嵌合係止され、
かつ他端部はベース10内に形成された縦溝25
に圧入固定されている。
26は可動鉄片22の一端部22bが鉄心15
の他端部15bに吸引されて回動したとき、中央
部26aが可動鉄片22の他端部22cにて押圧
される復帰ばねである。この復帰ばね26は長方
形の枠体で、その内部中央には、復帰ばね26に
連動して可動鉄片22の動きをカード27,28
に伝達する左右一対の作動板29,30が打抜加
工により一体形成されている。復帰ばね26の両
端部26b,26cはベース10の両内壁部に形
成された凸部31a,31bに支持され、かつカ
ード27,28は作動板29,30に対してつぎ
に述べる構成により係着されている。
第1図、第3図、第4図のように、上記作動板
29,30はそれぞれ三つ又で上、中、下の3つ
の舌片29(a,b,c)、30(a,b,c)
を有し、またカード27,28の上下両端には凸
部27(a,c)、28(a,c)が、その間に
は凹所27b,28bがそれぞれ設けられてい
る。ここで、作動板29の中央の舌片29bはカ
ード27の動作方向に凹所端部29dに係合し、
また作動板29の上下の舌片29a,29cはカ
ード27の復帰方向に上下の凸部27a,27c
に係合している。すなわち、カード27は舌片2
9a,29cと29bとに把持されている。ま
た、他方のカード28もその作動板30の3つの
舌片30a,30b,30cにより上記同様に把
持されている。なお、カード27,28は成形樹
脂からなるもので、各作動板29,30の舌片2
9(a,b,c)、30(a,b,c)とは上下
方向に延びる線接触として、動作の安定化を図つ
ている。
上記カード27,28はベース10内の他方の
凹部13を横切る方向に形成されたガイド溝3
4,35にそつてスライド自在に配置されてい
る。一方のカード27には上記凹部13内におい
て、常閉側の固定接点部材36と共通の固定接点
部材37間を開閉する可動接触片39が保持され
ている。また、他方のカード28には上記凹部1
3内において、常開側の固定接点部材38と上記
共通の固定接点部材37間を開閉する可動接触片
40が支持されている。各固定接点部材36,3
7および38は誘電体41,42および43に支
持され、かつそれぞれの誘電体41,42および
43は第5図のようにベース10の底部21に設
けられた透孔44,45および46に嵌着されて
いる。ベース10の底部21下においては、各誘
電体41,42,43の下方へ突出した固定接点
部材36,37,38のリード部36a,37a
間および37a,38a間に高周波電流が流れる
のを阻止するように、これらリード部36a,3
7a間および37a,38a間に位置して上記底
部21に設けられた4つの貫通孔50に、後述の
外部導電層を介して各アース端子47が圧入固定
されている。
上記ベース10の凹部13内には可動接触片3
9が固定接点部材36,37から離れたときに接
触する凸部48a,48bと、他方の可動接触片
40が固定接点部材37,38から離れたときに
接触する凸部49a,49bとが形成されてい
る。また、ベース10の凹部12,13内および
アース端子取付用の貫通孔50をも含む全表面に
は、第6図、第7図のようにメツキや蒸着あるい
は塗装などの手段により外部導電層51が形成さ
れている。また、ベース10の開口部を閉塞する
カバー52も成形樹脂からなり、かつその表面に
は、第6図のようにカバー52をベース10に被
着したとき、上記外部導電層51に電気的に接続
される導電性皮膜53が上記同様の手段により形
成されている。すなわち、ベース10とカバー5
2とでシールドケースを構成している。なお、上
記カバー52の内側にもベース10側の凹部13
に対向する凹部54が形成され、かつこの凹部5
4にはカード27,28の浮き上がりを阻止する
条片55,56が形成されている。
上記構成において、コイル17に通電すると、
鉄心15の他端部15bに可動鉄片22の一端部
22bが吸引吸着される。すなわち、可動鉄片2
2が折曲部22aで回動して、可動鉄片22の他
端部22cで復帰ばね26の中央部26aが押圧
される。このとき、作動板29,30が復帰ばね
26に連動してカード27,28が前進し、可動
接触片39が固定接点部材36,37から離れる
一方、可動接触片40が固定接点部材37,38
に押し付けられる。つまり、固定接点部材36,
37間が非導通状態、固定接点部材37,38間
が導通状態になる。コイル17への通電を遮断す
ると、復帰ばね26が元の状態にもどることによ
り、可動鉄片22の一端部22bが鉄心15の他
端部15bから離れる一方、作動板29,30に
よりカード27,28が引きもどされ、可動接触
片40が固定接点部材37,38から離れるとと
もに、可動接触片39が固定接点部材36,37
に押し付けられる。すなわち、固定接点部材3
7,38間が非導通状態、固定接点部材36,3
7間が導通状態になる。
上記動作中、可動接触片39は固定接点部材3
6,37から開離したとき、凹部13内の凸部4
8a,48bに当接し、また可動接触片40は固
定接点部材37,38から開離したとき、凸部4
9a,49bに当接する。これら各凸部48a,
48bおよび49a,49bの表面には外部導電
層51が形成され、かつこの外部導電層51とカ
バー52の表面に形成された導電性皮膜53とに
より、可動接触片39,40と固定接点部材3
6,37,38とを収納したベース10側の凹部
13、詳しくはこの凹部13と、この凹部13が
対向したカバー52側の凹部54とからなるスイ
ツチング機構収納空間57がシールドされる。そ
の結果として、可動接触片39および40の開離
時に、可動接触片39および40を介して外部導
電層51と固定接点部材36,37との間および
外部導電層51と固定接点部材37,38との間
が静電結合して高周波短絡となるのが確実に防止
される。
なお、カバー52の導電性皮膜53はカバー5
2の全表面に形成したが、少なくともスイツチン
グ機構収納空間57に対応する部分に形成するだ
けでもよいことは明白である。また、上記導電性
皮膜53代えて、ベース10の凹部13の上部開
口を覆うように、凹部13の周囲の段部(第6
図)13aにシールド板を配置するとともに、こ
のシールド板をカバー52により上記段部13a
に押圧し、その段部13aの外部導電層51に電
気的に接続するように構成してもよい。
ところで、上記構成において、復帰ばね26と
作動板29,30とは互いに一体形成されてお
り、したがつて両者がそれぞれ単独成形品である
場合にくらべ、部品点数、組立工数が減少すると
ともに、材料費が節約される。また、カード2
7,28は作動時には作動板29,30の中央の
舌片29b,30bにより、復帰時には上下の舌
片29a,29c,30a,30cによりそれぞ
れ押圧されるので、このカード27,28は従来
のように作動、復帰方向に遊動することがなく、
その結果、カード27,28のストロークが短く
設定され、消費電力が節減される。
なお、第1図、第3図に示すように、作動板2
9の中央の舌片29bを上下の舌片29a,29
cより長寸に形成すると、カード27の凹所端部
29dを上記長寸の舌片29bの先端部に押し付
けて、この舌片29bをたわませのち、カード2
7を他方のカード28側に移動させるだけで、カ
ード27の上下の凸部27a,27cに作動板2
9の上下の舌片29a,29cを先に説明したよ
うに係合させることができ、カード27の作動板
29に対する装着作業を改善させることができ
る。このことは、上下の舌片29a,29cを中
央の舌片29bより長寸に形成した場合にもいえ
ることである。
さらに、同じ目的のために、第8図に示したよ
うに、作動板29の上下の舌片29a,29cの
先端部を可動接触片39側に、中央の舌片29b
を反対側にそれぞれ斜めに折曲して、舌片29
a,29cと舌片29bとの先端部間を外方へ拡
げると、その先端部58a,58cおよび58b
はカード27の凸部27a,27cおよび凹所端
部29dに係合させるときの、矢印59方向への
係合用ガイド片とすることができる。また、これ
らの手段に代えて、第9図のようにカード27を
各舌片29a,29cおよび29bに線接触させ
るために形成されたテーパ面60a,60cおよ
び60bを利用して、各舌片29a,29cおよ
び29dの先端部を凸部27a,27cおよび凹
所端部29dとの係合位置に導入させることによ
り、上記同様にカード27を作動板29に容易に
装着させることができる。
上述のカード27と作動板29との関係は、他
方のカード28とその作動板30とについてもい
えることである。
この考案によれば、復帰ばねとカードの作動板
とを一体に構成し、さらに作動板を3つ又とし
て、中央の舌片と他の2つの舌片とでカードを把
持するようにしたので、部品点数を減らして組立
工数を低減でき、またカードを駆動する際のカー
ドの動作タイミングのずれを防止することもでき
るとともに、カードの動作ストロークを最小に押
えて消費電力の小さな電磁継電器を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例にかかる電磁継電
器の分解斜視図、第2図は同継電器の一部切欠平
面図、第3図は復帰ばねと作動板とカードとの組
み合せ状態の正面図、第5図は第3図の4−4線
拡大断面図、第5図は第2図の5−5線断面図、
第6図はベースとカバーとの一部拡大縦断面図、
第7図はアース端子取付部の拡大断面図、第8図
は作動板の変形例を示す一部切欠斜視図、第9図
はカードと舌片との係合構造の他の変形例を模式
的に示す概略図、第10図は従来例の斜視図であ
る。 22……可動鉄片、26……復帰ばね、26a
……中央部、26b,26c……両端部、27,
28……カード、29,30……作動板、29
a,29b,29c,30a,30b,30c…
…舌片、58a,58b,58c……先端部、6
0a,60b,60c……テーパ面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両端部がベースに支持され、かつ中央部が可
    動鉄片にて押圧される復帰ばねと、この復帰ば
    ねに連動して可動鉄片の動きをカードに伝達す
    る作動板とを備えた構成で、上記復帰ばねと上
    記作動板とを互いに一体形成し、かつ上記作動
    板を三つ又としてその中央の舌片と他の2つの
    舌片とで上記カードを把持したことを特徴とす
    る電磁継電器。 (2) 中央の舌片と他の2つの舌片との一方を他方
    より長寸に形成した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の電磁継電器。 (3) 中央の舌片と他の2つの舌片との先端部間を
    外方に拡げた実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電磁継電器。 (4) カードの舌片との接触部側に、舌片の先端部
    を導入させるテーパ面を形成した実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の電磁継電器。
JP12820481U 1981-01-30 1981-08-28 電磁継電器 Granted JPS5834275U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12820481U JPS5834275U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 電磁継電器
US06/529,723 US4496806A (en) 1981-01-30 1983-09-06 Electric contact switching device
US07/902,498 USRE34642E (en) 1981-01-30 1992-06-23 Electric contact switching device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12820481U JPS5834275U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5834275U JPS5834275U (ja) 1983-03-05
JPS6344929Y2 true JPS6344929Y2 (ja) 1988-11-22

Family

ID=29921909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12820481U Granted JPS5834275U (ja) 1981-01-30 1981-08-28 電磁継電器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6081243U (ja) * 1983-11-08 1985-06-05 ヤンマーディーゼル株式会社 ストツプモ−タ式エンジン停止装置
JPS62749U (ja) * 1985-06-20 1987-01-06

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Publication number Publication date
JPS5834275U (ja) 1983-03-05

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