JPS6344874Y2 - - Google Patents

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JPS6344874Y2
JPS6344874Y2 JP1981145444U JP14544481U JPS6344874Y2 JP S6344874 Y2 JPS6344874 Y2 JP S6344874Y2 JP 1981145444 U JP1981145444 U JP 1981145444U JP 14544481 U JP14544481 U JP 14544481U JP S6344874 Y2 JPS6344874 Y2 JP S6344874Y2
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JP
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transistor
sound
piezoelectric buzzer
power supply
drive circuit
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JP1981145444U
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JPS5850496U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧電ブザーの駆動回路に関するもの
で、特に圧電ブザーを自動車や自動2輪車の方向
指示器の動作音として使用する場合の駆動回路を
提供するものである。
自動車や自動2輪車における方向指示器の動作
音としては、従来第1図のような電磁式の打音器
が使用されている。この打音器はケース2に収納
された電磁石3のコイルに電流を流すと、電磁石
3が金属板1を吸引し、金属板1が電磁石3に打
ちつけられる時に発生する音と、コイル電流を切
つて金属板1が自らのバネ性で元の状態に復帰す
る時に発生する音とを利用したもので、リレー等
により電磁石3のコイル3電流を断続しながら用
いられている。
しかし、この打音器は電磁石を利用しているた
め、消費電流が比較的大きい上、音を発生するの
は電磁石のコイルに電流が流れ始める時と切れる
瞬間のみであり、コイルに電流が流れていても音
を全く発生しない時間がかなりあり、この間は無
駄に電流を消費することになる。これは特にバツ
テリー容量の小さい小型自動2輪車の場合に大き
な欠点となる。また、打音器の場合、音の発生機
構の関係から音色をコントロールすることができ
ず、単なる打音しか発生できない欠点もある。こ
の点で圧電ブザーは消費電流が少なく、澄んだ音
色で音の周波数もある程度自由に選定できるた
め、今後従来の打音器に代わつて方向指示器の動
作音として広く用いられると思われる。
この方向指示器の動作音用の圧電ブザーとして
は、第2図に示すような自励発振用3端子構造の
圧電振動子4をケース5に節部支持し、その駆動
回路6もケース5内部に収納一体化した構造の自
励発振形圧電ブザーがコスト的にも性能的にも適
していると思われる。なお、第2図で7は駆動回
路6の電源リード線である。
そして、上記の自励発振形圧電ブザーの駆動回
路としては第3図に示したものが一般的である。
第3図において、8は自励発振用3端子構造の圧
電振動子、9,10,11はバイアス抵抗、12
は発振用トランジスタ、13はプラス側電源端、
14はマイナス側電源端である。
さて、ここで圧電ブザーを方向指示器の動作音
として従来の打音器に代わつて使用する場合、打
音器だけを圧電ブザーに置き換えるだけでその他
の電源回路部分等は従来のままで使用できるのが
最も好ましい。しかし、従来の電源部から打音器
に印加される電圧は、第4図aに示すようなバツ
テリー電圧Bvを断続する矩形波状の電圧である。
したがつて、このような電源電圧で第3図の駆動
回路をもつた従来の圧電ブザーを鳴動させると、
第4図bに示すように電圧が印加されている間は
圧電ブザーは鳴動し続けるため、従来の打音器に
比較して鳴動する時間が長く、方向指示器の動作
音としては音量が大きすぎたり、間延びした音に
なつてしまい好ましくない。なお、第4図cは後
述する本考案回路の鳴動期間を示す電圧波形図で
ある。
そこで、本考案は電源電圧が0から所定の値に
立ち上つた時のみ一定時間鳴動するが、その後は
電圧が印加されていても鳴動せず、電流消費の非
常に少ない圧電ブザーを提供することを目的とし
たものであり、そのための圧電ブザーの駆動回路
を提供するものである。
第5図に本考案に係る圧電ブザーの駆動回路の
一実施例を示す。この第5図において第3図の従
来部分と同一部分には同一番号を示しており、1
5は発振用トランジスタ12のバイアス抵抗2と
バイアス抵抗3の接続点にコレクタを接続し、か
つ発振用トランジスタ12のエミツタにエミツタ
を接続した第2のトランジスタである。16と1
8はこの第2のトランジスタ15のバイアス抵
抗、17は第2のトランジスタ15のベース、エ
ミツタ間に接続されたコンデンサである。
この駆動回路の電源端13,14間に所定の電
圧が印加されると、第3図の従来例と同じ発振回
路部分は発振し圧電ブザーは鳴動を開始するが、
同時に第2のトランジスタ15のベース電流は抵
抗16,18およびコンデンサ17により決まる
時定数によつて上昇し、所定の値に達すれば第2
のトランジスタ15はON状態になり、発振用ト
ランジスタ12のバイアス電流をバイアスしてし
まい発振を停止させる。そして、電源端13,1
4間の電圧が一旦0となると、コンデンサ17の
電荷は瞬時に第2のトランジスタ15および抵抗
18によつて放電され、再び電圧が電源端13,
14間に印加された時には上記と同一の動作を繰
り返すことができる。また、圧電ブザーの鳴動期
間は抵抗16,18およびコンデンサ17の値に
よつて任意に設定することができるが、方向指示
器の場合は0.5秒以下が良いとされている。この
駆動回路による圧電ブザーの鳴動期間を電源電圧
との関係で示したのが上記第4図cである。
また、第6図、第7図は本考案のそれぞれの他
の実施例を示しており、第6図は圧電ブザーの自
励発振回路にピーキングコイル19を用いた場合
の例、第7図は圧電ブザーの発振回路としてトラ
ンス20とコンデンサ21を用いてブロツキング
発振回路を構成し、2端子の圧電振動子22を駆
動する場合の例であり、第2のトランジスタ1
5、抵抗16,18、コンデンサ17の動作はい
ずれも第5図の場合と同一である。
以上のように、本考案は圧電ブザーを直流電源
印加後一定期間のみ鳴動させるための駆動回路を
提案するものであり、直流電源印加時には第2の
トランジスタはOFF状態であり第1のトランジ
スタは瞬時に発振を開始し圧電ブザーも瞬時に鳴
動を開始するため非常に立上りの早い歯切れの良
い音を発生でき、方向指示器のような電源印加後
0.5秒以下の発音には最適の発音駆動回路であり、
自動車や自動2輪車の方向指示器として圧電ブザ
ーを利用できるようにした非常に利用価値の高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の方向指示器動作音発生用打音器
の概略構成図、第2図は一般的な自励発振用圧電
ブザーの概略構成図、第3図は従来の圧電ブザー
の駆動回路例を示す回路図、第4図aは従来の方
向指示器用電源電圧の電圧波形図、第4図bは第
4図aの電源で従来の圧電ブザーを鳴らした時の
鳴動期間を示す電圧波形図、第4図cは同じく第
4図aの電源で本考案の圧電ブザーを鳴らした時
の鳴動期間を示す電圧波形図、第5図、第6図、
第7図はそれぞれ本考案に係る圧電ブザーの駆動
回路の各実施例を示す回路図である。 8,22……圧電振動子、9,10,11……
バイアス抵抗、12……発振用トランジスタ、1
3,14……電源端、15……第2のトランジス
タ、16,18……抵抗、17……コンデンサ、
19……ピーキングコイル、21……コンデン
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧電振動板を駆動する第1のトランジスタのベ
    ースと、一方の電源端の間に直列に複数の抵抗又
    は抵抗とコイルを接続するとともにそれらの間の
    接続点にコレクタを、第1のトランジスタのエミ
    ツタにエミツタを接続した第2のトランジスタを
    有し、第2のトランジスタのベースには一方の電
    源端との間に抵抗を接続し、他方の電源端との間
    には抵抗とコンデンサの並列回路を接続した圧電
    ブザーの駆動回路。
JP14544481U 1981-09-29 1981-09-29 圧電ブザ−の駆動回路 Granted JPS5850496U (ja)

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JP14544481U JPS5850496U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 圧電ブザ−の駆動回路

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JPS5850496U JPS5850496U (ja) 1983-04-05
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