JPS6344695Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344695Y2 JPS6344695Y2 JP5258683U JP5258683U JPS6344695Y2 JP S6344695 Y2 JPS6344695 Y2 JP S6344695Y2 JP 5258683 U JP5258683 U JP 5258683U JP 5258683 U JP5258683 U JP 5258683U JP S6344695 Y2 JPS6344695 Y2 JP S6344695Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fins
- needle
- heat exchanger
- shaped
- fin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱交換器、特にその針状フインの配
列構造の改良に関する。
列構造の改良に関する。
本考案は、既に実願昭56−111005号（実開昭58
−21784号）において熱交換器の基本構造、即ち
波状成形したコルゲートフインのフイン素材板幅
の両面を伝熱管の偏平面に接合する構造を提案し
た。そして更に、この基本構造を実用的に発展さ
せたものを実願昭57−173312号（実開昭59−
76885号公報参照）において提案した。その提案
に係る熱交換器の構造は第１図及び第２図に示さ
れ、第１図ａは熱交換器全体の正面図、同図ｂは
ａの−線断面図、同図ｃはｂの要部拡大図、
第２図ａは第１図ｃの−線断面図、同図ｂは
フインの一部拡大斜視図である。
−21784号）において熱交換器の基本構造、即ち
波状成形したコルゲートフインのフイン素材板幅
の両面を伝熱管の偏平面に接合する構造を提案し
た。そして更に、この基本構造を実用的に発展さ
せたものを実願昭57−173312号（実開昭59−
76885号公報参照）において提案した。その提案
に係る熱交換器の構造は第１図及び第２図に示さ
れ、第１図ａは熱交換器全体の正面図、同図ｂは
ａの−線断面図、同図ｃはｂの要部拡大図、
第２図ａは第１図ｃの−線断面図、同図ｂは
フインの一部拡大斜視図である。
第１図に示す熱交換器において、１は正面蛇腹
状に屈曲成形された偏平伝熱管であり、上下に併
設される管間隙には梯子型針状コルゲートフイン
２が介設されている（なお、第１図ａ中、３はコ
ネクターである。）。伝熱管１の断面は、第１図ｃ
に示すように、隔壁１ａによつて区画されてお
り、これの外壁１ｂは偏平な長円形を呈してい
る。また、梯子型針状コルゲートフイン２は、伝
熱管１の偏平面に接合された波状を成す両端ヘリ
部２ａと、これら上下の両端ヘリ部２ａ間に千鳥
状を成して配列されるフイン２ｂとで構成され、
隣接する針状フイン２ｂとの間には開口部２ｃが
形成されている。
状に屈曲成形された偏平伝熱管であり、上下に併
設される管間隙には梯子型針状コルゲートフイン
２が介設されている（なお、第１図ａ中、３はコ
ネクターである。）。伝熱管１の断面は、第１図ｃ
に示すように、隔壁１ａによつて区画されてお
り、これの外壁１ｂは偏平な長円形を呈してい
る。また、梯子型針状コルゲートフイン２は、伝
熱管１の偏平面に接合された波状を成す両端ヘリ
部２ａと、これら上下の両端ヘリ部２ａ間に千鳥
状を成して配列されるフイン２ｂとで構成され、
隣接する針状フイン２ｂとの間には開口部２ｃが
形成されている。
ところで、針状フイン２ｂの千鳥配列は次のよ
うにして形成される。即ち、第２図ｂに示すよう
に、各ヘリ部２ａの内側には交互に突出する屈曲
部２ｄが成形されており、これら屈曲部２ｄに針
状フイン２ｂの端部を結着することにより、針状
フイン２ｂは図示のように千鳥状に配列される。
なお、第２図ｂ中２ｅはヘリ湾曲部である。
うにして形成される。即ち、第２図ｂに示すよう
に、各ヘリ部２ａの内側には交互に突出する屈曲
部２ｄが成形されており、これら屈曲部２ｄに針
状フイン２ｂの端部を結着することにより、針状
フイン２ｂは図示のように千鳥状に配列される。
なお、第２図ｂ中２ｅはヘリ湾曲部である。
以上の熱交換器において、針状フイン２ｂの伝
熱性能即ち熱伝達率はその配列が一列よりも千鳥
状である方が高くなる。ところが、両端ヘリ部２
ａの湾曲部２ｅを除く部分は真直であるため、こ
の部分で空気がバイパスしやすく、このことは伝
熱性能上不利であるばかりぜなく、フイン２ｂの
ろう付時には、ろう付不良を阻止するため、フイ
ン２ｂと管１との隙間を無くする必要があるの
で、第１図ａの上下方向に荷重を付与することと
なるが、この場合、屈曲部２ｄがあるため、ろう
付加熱中にフイン座屈を生ずる危険性が高くな
る。さらに、屈曲部を有するフイン成形加工に当
たつては、本考案者は、特開昭59−107736号公報
参照において提案したように屈曲部に対応したロ
ール溝（図示せず）が必要となるため、ロール製
作が煩雑、且つ高価となり、またフイン成形時に
ロール溝から針状フインが脱落しやすく、このた
め高速成形が困難であつた。
熱性能即ち熱伝達率はその配列が一列よりも千鳥
状である方が高くなる。ところが、両端ヘリ部２
ａの湾曲部２ｅを除く部分は真直であるため、こ
の部分で空気がバイパスしやすく、このことは伝
熱性能上不利であるばかりぜなく、フイン２ｂの
ろう付時には、ろう付不良を阻止するため、フイ
ン２ｂと管１との隙間を無くする必要があるの
で、第１図ａの上下方向に荷重を付与することと
なるが、この場合、屈曲部２ｄがあるため、ろう
付加熱中にフイン座屈を生ずる危険性が高くな
る。さらに、屈曲部を有するフイン成形加工に当
たつては、本考案者は、特開昭59−107736号公報
参照において提案したように屈曲部に対応したロ
ール溝（図示せず）が必要となるため、ロール製
作が煩雑、且つ高価となり、またフイン成形時に
ロール溝から針状フインが脱落しやすく、このた
め高速成形が困難であつた。
本考案は以上の問題を有効に解決すべく提案さ
れたもので、空気のバイパスを防いで伝熱性能を
向上せしめることができ、フイン座屈の発生を防
いで強度向上を図ることができ、更にはフインの
高速成形が可能となるような熱交換器を提供せん
とするものであつて、その要旨とするところは偏
平伝熱管群を併設した管間隙に帯状金属板の幅方
向両端部を残し、多数のスリツトを打抜いて梯子
型針状フインを形成し、これをコルゲート成形し
てなる梯子型針状コルゲートフインの針状フイン
を交互に突出させて千鳥配列し、該梯子型針状フ
インの両端ヘリ部端面と管偏平面とを接合して成
る熱交換器において、前記針状フインの交互突出
に略々対応して前記両端ヘリ部を針状フインピツ
チ方向にジグザグに成形したことを特徴とする。
れたもので、空気のバイパスを防いで伝熱性能を
向上せしめることができ、フイン座屈の発生を防
いで強度向上を図ることができ、更にはフインの
高速成形が可能となるような熱交換器を提供せん
とするものであつて、その要旨とするところは偏
平伝熱管群を併設した管間隙に帯状金属板の幅方
向両端部を残し、多数のスリツトを打抜いて梯子
型針状フインを形成し、これをコルゲート成形し
てなる梯子型針状コルゲートフインの針状フイン
を交互に突出させて千鳥配列し、該梯子型針状フ
インの両端ヘリ部端面と管偏平面とを接合して成
る熱交換器において、前記針状フインの交互突出
に略々対応して前記両端ヘリ部を針状フインピツ
チ方向にジグザグに成形したことを特徴とする。
以下、本考案に係る熱交換器を図面に示した実
施例に基づいて説明する。
施例に基づいて説明する。
第３図ａは本考案に係る熱交換器の第１図ｃ
−線断面相当図、同図ｂは同熱交換器のフイン
の一部拡大斜視図であるが、第３図ａ，ｂに示す
ように、針状フイン２ｂは交互に突出するよう千
鳥状に配列され、これら針状フイン２ｂのつけ根
の両端ヘリ部２ａは針状フイン２ｂの交互突出に
略々対応して、且つ針状フイン２ｂのピツチ方向
にジグザグ２Ａに成形されている。なお、第３図
では両端ヘリ湾曲部２ｅは一様な湾曲形状を例示
したが、ジグザグロール製作の容易化を考慮し
て、ヘリ湾曲部２ｅにも前記同様のジグザグ２Ａ
を形成してもよい。
−線断面相当図、同図ｂは同熱交換器のフイン
の一部拡大斜視図であるが、第３図ａ，ｂに示す
ように、針状フイン２ｂは交互に突出するよう千
鳥状に配列され、これら針状フイン２ｂのつけ根
の両端ヘリ部２ａは針状フイン２ｂの交互突出に
略々対応して、且つ針状フイン２ｂのピツチ方向
にジグザグ２Ａに成形されている。なお、第３図
では両端ヘリ湾曲部２ｅは一様な湾曲形状を例示
したが、ジグザグロール製作の容易化を考慮し
て、ヘリ湾曲部２ｅにも前記同様のジグザグ２Ａ
を形成してもよい。
かかる本実施例によれば両端ヘリ部２ａがジグ
ザグ２Ａに形成されており、空気のバイパスがな
くなるため熱伝達率は大幅に向上し、伝交換器の
伝熱性能は著しく向上する。また、フイン全高さ
ｈに亘つて屈曲部が存在しないため、ろう付時及
び使用中のフイン座屈が起きない。更に、フイン
全高さｈよりも幅広の単純なジグザグロールで第
３図に示すフイン２ｂを成形できるため、ロール
加工が容易且つ安価となり、フインのロール溝か
らの脱落がないので、フイン成形速度を高めて生
産能率を向上させることができる。
ザグ２Ａに形成されており、空気のバイパスがな
くなるため熱伝達率は大幅に向上し、伝交換器の
伝熱性能は著しく向上する。また、フイン全高さ
ｈに亘つて屈曲部が存在しないため、ろう付時及
び使用中のフイン座屈が起きない。更に、フイン
全高さｈよりも幅広の単純なジグザグロールで第
３図に示すフイン２ｂを成形できるため、ロール
加工が容易且つ安価となり、フインのロール溝か
らの脱落がないので、フイン成形速度を高めて生
産能率を向上させることができる。
以上、図面に示した実施例にもとずいて説明し
たように、本考案に係る熱交換器によれば、両端
ヘリ部を針状フインの交互突出に略々対応して、
且つ針状フインピツチ方向にジグザグに成形した
ため、空気のバイパスを防いで伝熱性能を向上せ
しめることができ、フイン座屈の発生を防いで強
度向上を図ることができ、更にはフイン成形の高
速化を図ることができる。
たように、本考案に係る熱交換器によれば、両端
ヘリ部を針状フインの交互突出に略々対応して、
且つ針状フインピツチ方向にジグザグに成形した
ため、空気のバイパスを防いで伝熱性能を向上せ
しめることができ、フイン座屈の発生を防いで強
度向上を図ることができ、更にはフイン成形の高
速化を図ることができる。
第１図ａは従来例に係る熱交換器全体の正面
図、同図ｂはａの−線断面図、同図ｃはｂの
要部拡大図、第２図ａは第１図ｃの−線断面
図、同図ｂはフインの一部拡大斜視図、第３図ａ
は本考案に係る熱交換器の第１図ｃ−線断面
相当図、同図ｂは同熱交換器のフインの一部拡大
斜視図である。 図面中、１は偏平伝熱管、２は梯子型針状コル
ゲートフイン、２ａは両端ヘリ部、２ｂは針状フ
イン、２ｃは開口部、２ｄは屈曲部、２ｅはヘリ
湾曲部である。
図、同図ｂはａの−線断面図、同図ｃはｂの
要部拡大図、第２図ａは第１図ｃの−線断面
図、同図ｂはフインの一部拡大斜視図、第３図ａ
は本考案に係る熱交換器の第１図ｃ−線断面
相当図、同図ｂは同熱交換器のフインの一部拡大
斜視図である。 図面中、１は偏平伝熱管、２は梯子型針状コル
ゲートフイン、２ａは両端ヘリ部、２ｂは針状フ
イン、２ｃは開口部、２ｄは屈曲部、２ｅはヘリ
湾曲部である。
Claims (1)
- 偏平伝熱管群を併設した管間隙に帯状金属板の
幅方向両端部を残し、多数のスリツトを打抜いて
梯子型針状フインを形成し、これをコルゲート成
形してなる梯子型針状コルゲートフインの針状フ
インを交互に突出させて千鳥配列し、該梯子型針
状フインの両端ヘリ部端面と管偏平面とを接合し
て成る熱交換器において、前記針状フインの交互
突出に略々対応して前記両端ヘリ部を針状フイン
ピツチ方向にジグザグに成形したことを特徴とす
る熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5258683U JPS59158884U (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5258683U JPS59158884U (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59158884U JPS59158884U (ja) | 1984-10-24 |
| JPS6344695Y2 true JPS6344695Y2 (ja) | 1988-11-21 |
Family
ID=30182931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5258683U Granted JPS59158884U (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59158884U (ja) |
-
1983
- 1983-04-11 JP JP5258683U patent/JPS59158884U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59158884U (ja) | 1984-10-24 |
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