JPS6247027Y2 - - Google Patents

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JPS6247027Y2
JPS6247027Y2 JP1981111005U JP11100581U JPS6247027Y2 JP S6247027 Y2 JPS6247027 Y2 JP S6247027Y2 JP 1981111005 U JP1981111005 U JP 1981111005U JP 11100581 U JP11100581 U JP 11100581U JP S6247027 Y2 JPS6247027 Y2 JP S6247027Y2
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JP
Japan
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fins
heat exchanger
brazing
metal plate
fin
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Application number
JP1981111005U
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English (en)
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JPS5821784U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は伝熱性能を高めたフインを具えた熱交
換器に関する。
一般に熱交換器の伝熱性能を向上させるため熱
交換器管に種々のフインを接合することが行なわ
れている。例えば、第1図〜第3図に示すような
カーエアコンのコンデンサやエバポレータ等に多
用されているコルゲートフイン型熱交換器におい
ては、内部に冷媒が通流される熱交換器管として
の偏平管01が蛇行して形成され直管部が互いに
略平行となるように配置され、この偏平管01の
相隣合う直管部間にコルゲートフイン02がその
の波状に成形された頂部03が偏平管とろう付接
合されたものである。
このコルゲートフイン02は帯状金属板をその
長手方向に波状成形するとともに幅方向に両端部
をわずかに残してスリツトが打抜かれ残つた金属
板部分を折り起してルーバ04を形成し、コルゲ
ートフイン02表面の境界層の発達を妨げること
で熱伝達の効果を高めるが、偏平管01とのろう
付接合にあたつてコルゲートフイン02を偏平管
01の直管部間に挿入するが波状成形の誤差や挿
入作業によりコルゲートフイン02高さhが不均
一となり易く、コルゲートフイン02頂部03と
偏平管01との間に0.05mm以上の間隙が形成され
ると次工程特に、真空雰囲気中でのろう付工程で
のろう付不良が発生する。また、ろう付時には治
具によりコルゲートフイン02の高さh方向に荷
重を加えるが、コルゲートフイン02はこの高さ
h方向の剛性が低く、ルーバ04部分がわん曲し
てしまうという欠点がある。
本考案はかかる従来の欠点を解消し、熱交換器
管とフインとの接合が確実でしかも伝熱性能向上
および圧力損失の低減をはかることのできる熱交
換器を提供することを目的とする。かかる目的を
達成する本考案の構成は、内部に熱交換媒体を通
流させる偏平管の直管部が互いに略平行に配置さ
れるとともに相隣合う直管部の間にフインが接合
されてなる熱交換器において、両面にろう材がク
ラツドされた帯状金属板の幅方向に両端部を残し
て多数のスリツトを打抜いて針状フインを形成
し、当該帯状金属板をその長手方向に沿つて蛇行
させるとともに幅方向両端部を前記直管部にろう
付接合してなることを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
第4図は本考案による熱交換器の基本構造を示
す要部の斜視図である。
内部に冷媒等の熱交換媒体が通流される偏平管
としての伝熱管1は内部に仕切壁が形成されたも
のであり、直管部1aが互いに略平行となるよう
蛇行させたりあるいはヘツダを介して取付けられ
ている。そして、相隣合う直管部1a間に、両面
にろう材がクラツドされた帯状金属板の幅方向に
多数のスリツトを打抜いて針状フインが形成され
たものをその長手方向に沿つて蛇行させてコルゲ
ート状にするとともにその幅方向両端部をろう付
接合することでフイン2が取付けてある。
この帯状金属板に形成されるフイン2を第5図
イ,ロに基づいて説明する。
フイン2の伝熱性能の向上および圧力損失の低
減を図るための針状フイン6を形成するもので、
両面にろう材がクラツドされた帯状金属板の幅w
方向両端部7をわずかに残して帯状金属板の厚さ
と略等い幅でスリツト5をプレスまたはエツチン
グ等により打抜いて板厚と略等しい幅の針状フイ
ン6を残す。こののち、伝熱管1の直管部1aの
管表面に垂直となりかつフインピツチを整えてフ
イン高さがhとなるようあらかじめ長手方向に沿
つて蛇行させコルゲート状とした状態でろう付接
合する。このろう付の際加熱するが、フイン2と
伝熱管1との少なくとも一方にろう材をクラツド
しておけばろう付作業が容易であり、本実施例の
ようにフイン2として両面にろう材がクラツドし
てある帯状金属板を使用したので、第8図イに示
すように針状フイン6の両面にクラツドされたろ
う材6aが溶融し、第8図ロに示すように、ろう
材の界面張力により針状フイン6の断面が略円形
となり圧力損失の低減をはかることができる。
かように針状フイン6を設けることにより伝熱
性能の向上および圧力損失の低減をはかることが
できるので、熱交換器の小型・軽量化をはかるこ
とができる。
第6図は本考案の応用例であり、エバポレータ
等のように伝熱管1の幅が広幅WTの場合には、
針状フイン6が形成されたフイン2をそのフイン
高さhが空気の流れに対して平行又は傾斜させて
複数列取付けたものである。
すなわち、伝熱管1が広幅WTのときにはフイ
ン2の高さhすなわち、蛇行させる場合の幅を大
きくしなければならないが、このフイン2の高さ
hを大きくするとフインピツチPfを小さくして
強度を増すようにしなければならず、隣接するフ
イン2のストレート部分8が干渉したり接触する
弊害が生じ、空気の圧力損失の増大を招く。そこ
で、フイン2を第8図に示すように、伝熱管1の
幅方向に複数列配置して接合する。この複数列配
置する場合には、一方の列のフイン2が他方の列
のフイン2と重畳するよう配列しても良い。すな
わち、フイン2のわん曲部2a,2bが他方のフ
イン2のストレート部8間に位置するようにして
も良い。
さらに、第7図は、伝熱管1の相隣合う直管部
1aの間隔が大きい場合であり、この場合にはフ
イン2も広幅Wのものが必要となるが、剛性の低
下を招くので帯状金属板にフイン2を形成するに
あたり、両端部を残した端部同士を接合した形
状、すなわち、幅W方向中間部にも打残部7aを
設けておくことで補強する。
以上詳細に説明したように、本考案による熱交
換器によればフインの幅方向を伝熱管の管表面に
垂直になるよう設定・接合した構造であり、フイ
ンは幅方向に剛性が高いのでろう付による治具の
組込み・ろう付加工中の変形は生じない。また、
フインの幅方向の寸法精度が高いので伝熱管とフ
インとの接合が確実であり、ろう付の場合に十分
なフイレツトを形成することができる。
さらにフインには、空気の流れ方向に対して針
状フインを開口させ、フインのわん曲部に針状フ
インを形成したことにより伝熱性能向上、空気側
の圧力損失低減を図ることができるとともに熱交
換器の小型軽量化を達成することができる。特に
ろう付の際、針状フインの両面にクラツドされた
ろう材が溶融し、その界面張力により針状フイン
の断面形状が略円形となるので、このことによつ
ても圧力損失の低減をはかることができる。
さらに、従来フイン幅が広幅の場合は、波状形
の折曲げを深く形成していたので形状・寸法が正
確に出にくいものであつたが、本考案によれば、
通常幅のフインを複数列配設したり、重畳して設
置することにより解決できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱交換器の実施例を示す正面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
従来のフインを示す斜視図、第4図は本考案によ
る熱交換器の基本構造を示す要部の斜視図、第5
図イ,ロは本考案の実施例に係るフインパターン
の正面図及び側面図、第6図は本考案によるフイ
ンの配置列を示す正面図、第7図は本考案による
フインパターンの応用例を示す側面図、第8図
イ,ロは針状フインの断面図である。 図面中、1は伝熱管(偏平管)、2はフイン、
5はスリツト、6は針状フイン、7は両端部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に熱交換媒体を通流させる偏平管の直管部
    が互いに略平行に配置されるとともに相隣合う直
    管部の間にフインが接合されてなる熱交換器にお
    いて、両面にろう材がクラツドされた帯状金属板
    の幅方向に両端部を残して多数のスリツトを打抜
    いて針状フインを形成し、当該帯状金属板をその
    長手方向に沿つて蛇行させるとともに幅方向両端
    部を前記直管部にろう付接合してなることを特徴
    とする熱交換器。
JP11100581U 1981-07-28 1981-07-28 熱交換器 Granted JPS5821784U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11100581U JPS5821784U (ja) 1981-07-28 1981-07-28 熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11100581U JPS5821784U (ja) 1981-07-28 1981-07-28 熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5821784U JPS5821784U (ja) 1983-02-10
JPS6247027Y2 true JPS6247027Y2 (ja) 1987-12-23

Family

ID=29905350

Family Applications (1)

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JP11100581U Granted JPS5821784U (ja) 1981-07-28 1981-07-28 熱交換器

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2924491B1 (fr) * 2007-12-04 2009-12-18 Valeo Systemes Thermiques Intercalaire ondule muni de persiennes pour echangeur de chaleur

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224300U (ja) * 1975-08-12 1977-02-21
JPS5234448A (en) * 1975-09-12 1977-03-16 Kobe Steel Ltd Brazing method of heat exchanger
JPS5642093A (en) * 1979-09-12 1981-04-20 Hitachi Ltd Heat exchanger

Patent Citations (3)

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JPS5821784U (ja) 1983-02-10

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