JPS634447A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPS634447A
JPS634447A JP62147167A JP14716787A JPS634447A JP S634447 A JPS634447 A JP S634447A JP 62147167 A JP62147167 A JP 62147167A JP 14716787 A JP14716787 A JP 14716787A JP S634447 A JPS634447 A JP S634447A
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JP
Japan
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deck
key
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standard
playback
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Application number
JP62147167A
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English (en)
Inventor
ヨハン・ベイゲル
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/06Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape
    • G11B25/063Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape using tape inside container
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control
    • G11B15/106Manually-operated control; Solenoid-operated control mechanically operated
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B31/00Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、第一の記録キャリヤを駆動しそして走査する
ための第一デツキを具え、この第一デツキは再生用のみ
として構成されそして少なくとも“停止”、“待機”及
び“標準再生”の各モードにセットすることができ、更
に第二記録キャリヤを駆動しそして走査するための第二
デツキを具え、この第二デツキは記録及び再生用として
構成されそして少なくとも“停止″、°待機”、“標準
再生”及び“標準記録”の各モードにセットすることが
でき、上記両デツキの各々は複数の駆動素子を含みかつ
関係した記録キャリヤを駆動する駆動手段と、関係した
記録キャリヤを走査する走査手段と、走査装置及び関係
したデツキの駆動手段の少なくとも1つの駆動素子をそ
のデツキをセットする運転モードに従って位置決めする
ために停止位置、待機位置及び標準送り位置にセットで
きる位置決め装置と、関係したデツキの運転モードを選
択するための複数のキイを含むキイセットを具え、各デ
ツキの位置決め装置は各デツキのキイセットの少な(と
も1つのキイの作動のよって動かされ、両デツキは第一
デツキのキイセットのキイと少なくとも第二デツキのキ
イセットの”標準再生”モード用のキイの作動によって
“連続標準再生”モードに切替えることができ、前記“
連続標準再生”モードにおいては先ず第一デツキ中の位
置決めの装置が“標準再生”モードを得るために標準通
り位置にセットされそして第二デツキ中の位置決め装置
が“待機”モードを得るために待機位置にセットされ、
続いて第一デツキ中の位置決め装置が“停止”モードを
得るために停止位置にセットされ、第二デツキ中の位置
決め装置が“標準再生”モードを得るために標準送り位
置にセットされ、その後第二デツキ中の位置決め装置が
“停止”モードを得るために停止位置にセットされ、更
に第一デツキから第二デツキに延在する制御レバーを具
え、このレバーは”連続標準再生”モードにおいて、第
一デツキが“停止”モードにあるとき、第二デツキの“
標準再生”モードの始動を制御する如き、カセット内に
収容されたテープ状記録キャリヤ用の記録・再生装置に
関するものである。
上記型式の装置の“連続標準再生”モードにおいて第一
デツキが再生モードにあるとき、第二デツキは”特典”
にセットされ、作動装置はその待機位置にありそしてこ
の作動装置は巻取スピンドル用の駆動輪と第二デツキの
駆動手段の押圧ローラを非掛合状態に確実に留めて第二
記録キャリヤが駆動されないようになす。押圧ローラと
巻取スピンドル用の駆動輪は掛合を外され、そして押圧
ローラは持上げられてキャプスタンから離されるので、
第二記録キャリヤは駆動手段を駆動するモータのスイフ
チをオンに入れたときでさえ駆動されない。これは装置
が両テープデツキの駆動手段に共通であると共にスイフ
チをオンに入れたときに両テープデツキの駆動手段を同
時に駆動する唯一のモータを具えている場合に起こる現
象である。
更に、本文冒頭に記載した型式の装置の“連続標準再生
”モードにおいては2個のデツキで“標準再生′”モー
ドを実施するためのタイミング調整は制御レバーによっ
て純機械的に行なわれる。
本文冒頭に記載した型式の既知の装置において・  は
、2個のデツキのキイセットが異なった数のキイをもち
、そして記録と再生用に構成された第二デツキのキイセ
ットに比すれば再生用のみとして構成されている第一デ
ツキのキイセットは“標準記録′°モードを始動するた
めのキイをもっていない。従ってこの2個のデツキはキ
イセットにおいて異なっている。このことはデツキを経
済的に作るための要件となる、2個のデツキの構造を統
一するという観点からすれば不利である。この既知の装
置で°“連続標準再生パモードを始動するためには第一
デツキのキイセットの“標準再生”モード用のキイと、
第二デツキのキイセットの“待機”モード用のキイと、
第二デツキのキイセットの′“標阜再生パモード用のキ
イを連続的に作動しなければならず、このため全部で3
個のキイを正しい順序で作動させる必要があるが、この
ことは操作を簡単にするためには不利なことである。戻
しばね力に抗して作動された後にキイはオン位置にロン
グされる。更にこの既知装置の制御レバーはこのキイを
作動したときに第一デツキのキイセットの“標準再生“
モード用のキイによって休止位置から作動位置へ動かさ
れる。このレバーは第一デツキが゛″停止″にセットさ
れているときに第一デツキのキイモードの°“標準再生
”モード用のキイがオン位置からオフ位置に切替えられ
るとこの作動位置から休止位置へ戻る。第一デツキは第
一デツキのキイセットのこのモード用のキイを作動する
ことによって又は第一デツキの端停止装置によって゛停
止゛に切替えることができる。この端停止装置は第一デ
ツキ中の第一記録キャリヤの端が来たときに本発明装置
を°“停止“にセットする。
制御レバーが前記のように休止位置に戻ると、第二デツ
キのキイセットの“待機°゛モード用キイが追加の中間
レバーによって解放され、この結果このキイはオン位置
からオフ位置へ戻り、引続きこの第二デツキの作動装置
はその標準送り位置にセットされ、そして、“°標準再
生パモードが始動する。この構造では、制御レバーは中
間レバー及び第二デツキのキイセットの“待機用のキイ
を介して第二デツキの°°標卓再生“モードの始動を制
御する。このことは比較的複雑であり、高い確実性を得
るには不利である。
本発明の目的は上記欠点のない、本文冒頭に記載した型
式の装置、即ち2個のデツキと装置全体を経済的に作る
ことができるよう゛連続標準再生”モードを2個のデツ
キのキイセットの3個より少数のキイを作動することに
よって選択可能となし、制御レバーの簡単なかつ信頼性
のある制御機能を得るようになした5’lLを提供する
ことにある。この目的を達成するため本発明は、2個の
デツキのキイセットが同数のキイを含み、“連続標準再
生”モードは第二デツキのキイセットの“標イy記録”
モード用のキイに対応する第一デツキのキイセ。
トのキイと第二デツキのキイセットの“標準再生”モー
ド用のキイを作動することによって始動され、そして第
二デツキのキイセットの“標準記録“モード用のキイに
対応する第一デツキのキイセットのキイを作動すること
によって第一デツキの位置決め装置は“標準再生”モー
ドを得るために標準送り位置にセットされ、そして第二
デツキの前記キイの作動によって動くことのできる制御
レバーを介してこのデツキの位置決め装置(36)は“
待機”モードを得るために待機位置にセットされるよう
構成した点に特徴を有する。このよう’−:、ti成す
れば、本装置の2個のデツキは同じキイセットを具える
。このことは両デツキに最高程度の構造統一をもたらす
という観点、従って両デツキそれ故装置全体を経済的に
製造するという観点からみて有利であり、また“°連続
標準再生”モードを選択するためには2個のデツキの各
キイセットの1個のキイのみを作動すればよく、このこ
とは装置の操作を簡単にし、第二デツキのキイセットの
°°標準記録′°用のキイに相当する第一デツキのキイ
セットのキイは二重機能を果たすことになる。というの
はこのキイは第一デツキを“°標準再生”にセットする
と共に、制御レバーを介して第二デツキを“待機”にセ
ットすることができるからである。
制御レバーは第二デツキの作動装置と直接協働するから
、制御レバーの制御機能は極めて簡単で信頼性が高くな
る。
この点については、2個のデツキ、即ち再生用デツキと
記録・再生用デツキとを具える装置は既知であるが、こ
れは本文冒頭に記載した型式とは異なったものである。
この既知の装置の゛連続標準再生゛モードにおいて第一
デツキが再生にセットされると、第二デツキは、本文冒
頭に記載した型式の装置におけるものとは反対に“待機
“にセットされないが、第二デツキの駆動手段用のモー
タへの電力供給は電気スイッチによってオフに切替えら
れ、その結果第二記録キャリヤは駆動されない。第二デ
ツキの駆動手段用のモータへの電力供給は第一デツキが
再生にセットされ従ってこのモータが回転しない間中ず
っとオフに切替えられているので、それは第二デツキの
駆動手段を駆動するためのみに使われ、そして同時に第
一デツキの駆動手段を駆動するためには使われない。そ
れ故この既知装置は各デツキの関係する駆動手段を駆動
するために別々のモータを必要とするが、このことは本
文冒頭に記載した型式の装置では必要ない。それはこの
装置においては所要の結果が前述の如(両デツキに共通
の1個のモータだけによって得られるからである。更に
、この既知装置の“°連続標準再生”モードにおいては
、2個のデツキにおいて“標準再生゛モードを連続的に
実施するためのタイミング制御は本文冒頭に記載した型
式の装置と同様に機械的手段のみによっては実施されず
、前記電気スイッチによって電気的に行なわれる。この
電気スイッチは第一デツキによる再生中には第一デツキ
の駆動手段用のモータを接続し、第二デツキの駆動手段
用のモータを電力供給源から遮断し、そして第一デツキ
のキイセットの適切なキイを作動することにより又は第
一デツキの端停止装置の作動により、第一デツキが゛停
止”にセットされたときに第一デツキの駆動手段用のモ
ータを遮断し、第二デツキの駆動手段用のモータを電力
供給源に接続する。このような電気制御は制御レバーに
よる機械的制御より高価になる。
しかし、本文冒頭に記載したものとは異なった型式の前
述の如きこの既知装置において゛連続標準再生パモード
を2個のキイ、即ち2個のデツキのキイセットの“標準
再生”用のキイを作動することによって始動すること自
体は既知である。しかしこの既知装置では、2個のデツ
キは異なった数のキイをもつキイセットを具える。この
ことば前述の如く2個のデツキに最高程度の構造統一を
もたらすという観点からすれば不利である。しかし本発
明装置では両デツキのキイセットは同数のキイをもつた
め上記の如き利点がある。
図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図はカセット内のテープ状の磁化性記録キャリヤ用
の記録・再生装置を示す縮尺斜視図である。この装では
2個のデツキをもち、−方のデツキは再生用のみとして
構成し、他方のデツキは記録・再生用として構成してお
り、各デツキは両デツキの作動モードを選択する一組の
キイを具える。
第2図は第1図の装置の2個のデツキの部品を示すもの
であり、再生用として構成した第一デツキを“標準再生
゛にセットしかつ記録・再生用として構成した第二デツ
キを“待機゛′にセットした状態における“連続標準再
生゛モードを示す。
第1図に示す携帯型記録・再生装置lはラジオ受信機と
組合わせられている。この装置1は2個のカセット区画
室をもち、その各々は夫々装置に枢着した部分的に透明
のカバー2,3によって閉鎖する。各区画室はコンパク
トカセットとして既知のカセット4,5を受入れ、これ
らのカセットはテープ状磁化性記録キャリヤ6.7を収
容している。このキャリヤは以下では磁気テープと称す
る。このテープは第一と第二の回転リールハブ間に延在
する。第2図では、カセット4.5及びその中に入った
磁気テープ6.7は一点鎖線で示す。
カセット4内の第一の磁気テープを駆動し、走査するた
め、装置1は第一磁気テープ6上に記憶した信号の再生
用のみに構成された第一デツキを具え、このデツキは少
なくとも、“停止”、“待機”及び“°標準再生”のモ
ードにセットできる。カセット5内の第二の磁気テープ
を駆動し、走査するために装置1は第二テープ7上に信
号を記録し、またこの第二テープから信号を再生するた
めに構成された第二デツキを具え、このデツキは少なく
とも“停止”、“待機”、“標準記録”及び“標準再生
゛の各モードにセットできる。第2図には本発明の正確
な理解に必要な程度に前記2個のデツキ8,9を示し、
以下これらにつき詳述する。
両デツキ8,9の作動モードの選択のために各デツキは
夫々複数のキイからなるキイセット10.11を具える
。両キイセット10.11は第2図につき詳述する。
第1図に示すように、装置1は更に、ラジオ受信とカセ
ット記録・再生の間を切替える摺動スイッチ12と、音
量調節と音質調節用の2個の夫々の摺動調節器13.1
4と、異なった波長範囲間の切替えをする摺動スイッチ
15と、ラジオ受信中の選局用の回転ノブ16を具える
。選択されたラジオ局は局目盛り17によって読取る。
更に装置1は2個のマイクロホン18.19と、2個の
スピーカ20.21 と、2個の記録レベル指示器22
.23を具える。装置1は持運び用ブラケット24を具
えて持運びを便利にする。
2個のデツキ8,9は第2図につき説明するが、両デツ
キの同様の部品の大部分には同じ参照数字を付している
。各デツキ8.9はほぼ板状のシャシ25をもつ。2個
の同じシャシ25はばち形継手26によって簡単に連結
する。
2個のデツキ8,9の各々は関係する磁気テープ6.7
を駆動するための複数の駆動素子からなる駆動手段27
を夫々もつ。各駆動手段27は記録又は再生用の標準速
度で磁気テープ6又は7を駆動するための第2図に示す
標準送り駆動機構と、標準送り中よりも高い送り速度で
カセット4又は5内の2個のり−ルハブ間で磁気テープ
を巻取るためテープ6又は7を急速送りする巻取機構(
第2図には簡明化のため示さず)を具える。この装置で
は、2個のデツキ8,9の駆動手段27は1個のモータ
28で駆動できる。このモータは両デツキに共通のもの
であって、第一デツキのシャシ上に、即ち第2図に示す
シャシの下側に設ける。モータ28は軸線方向に向合う
2個のデータ29を駆動し、これらのプーリは2個のベ
ルト30.31を駆動する。
両デツキ8,9の駆動手段27はこれらの2個のベルト
30.31によって駆動される。モータ28を1個だけ
設けているので2個のデツキ8,9の駆動手段は常に同
時に駆動される。各デツキに個別のモータを設けること
でもできるが、これは装置をより高価にする。
前述の如き、両デツキ8,9の駆動手段27は2個のベ
ルト30,31によって同時に駆動する。そのために2
個のベルト30.31はシャシ25の下に配置したはず
み車32上を夫々通される。各はずみ車32はシャシ2
5を貫通すると共にこれに回転自在に軸支されたキャプ
スタン33に同軸に連結する。各キャプスタン33の遊
端はシャシ33の上側から突き出ていて、磁気テープ6
又は7と協働するものであるが、更にシャシ25上を二
重矢印35で示す方向に移動自在に案内される支持板3
6のスロフト34を貫通する。押圧ローラレバー37は
各支持板36に枢着し、押圧ローラ38をこのレバー上
に回転自在に設ける。押圧ローラ38はキャプスタン3
3と協働するように作られ、そして駆動手段27の駆動
素子を構成する。押圧ローラ38がキャプスタン33か
ら離れると、押圧ローラ37の遊端が止め40に衝合す
る。
この止めはこのローラに作用する引張ばねの作用により
支持板36から突き出る。
シャシ25の下に各キャプスタン33はピニオン41を
もち、このピニオンはその回転位置とは無関係に枢着さ
れた中間歯車42と絶えず噛合う。中間歯車42は三角
形レバー43上に枢着され。このレバーにシャシ25上
のスピンドル44の回りで2つの作動位置間を回動する
。その−方の作動位置において、中間歯車42は第一デ
ツキ8について示すように巻取スピンドル45と同軸に
ある駆動歯車46と噛合うが、レバー43の他方の作動
位置においては、この中間歯車42は第二デツキ9につ
いて示すように駆動歯車46との噛合いを解く。レバー
43はスロット43を介して支持板36によってその2
つの作動位置間を移動する。スロット47はカム面とし
て働き、かつピン49に掛合する。このピンはカム従動
子として働くと共に、シャシ25の長方形開口48を通
してレバー43から上方へ突き出る。駆動歯車46はデ
ィスク形摩擦継手(図示せず)を介して駆動輪50を駆
動できることは明らかである。この駆動輪は巻取スピン
ドル45に固定される。巻戻しスピンドル51はこのス
ピンドルと同軸にこれに固定された歯車52によって駆
動する。上述より明らかなように、2個のデツキ8.9
の駆動手段27は完全に同じである。
両デツキ8.9の各々は関係した磁気テープ6又は7の
端が来たときに関係したデツキ8又は9を′°停停止上
モードセットする端停止装置53もつ。
各端停止装置53はカム歯車54をもち、このカム歯車
はスピンドル55の回りに回動し、そして中間歯車42
と同軸の中間ピニオン55によって駆動される。
シャシ25の下側から遠ざかる方に向いた径方向面上に
カム歯車54は元来は無端の制御カム46と三日月形作
動カム57をもつ。更に各端停止装置53はシャシ55
上のスピンドル58の回りに回動する三アーム型の端停
止レバー59をもつ。摩擦継手(図示せず)によって端
停止レバー59の第一レバーアーム60は巻取スピンド
ル45に固定した駆動#s50に連結し、このため巻取
スピンドル45の回転中作動力が駆動輪50と第一レバ
ーアーム60を介して端停止レバー59に加えられ、こ
の力によって端停止レバー59を第2図に示すように反
時計方向に回動させようとする。端停止レバー59の第
ニレバーアーム61はその遊端に突出部53をもち、こ
の突出部にシャシの長方形開口を貫通して上方へ延在し
、そして支持板36と協働するように構成する。第2図
の第一デツキ8の支持板36の場合と同様に支持板36
が標阜送り位置にあるとき、突出部63は第一レバーア
ーム60を介して端停止レバー59に加えられる作動力
によって支持板36の開口60に掛合する。このことは
第二デツキ9の支持板36が第2図に示すその待機位置
にあるとき又は支持板36がその停止位置にあるときに
は不可能であり、そのとき端停止位置53は不作用状態
にされる。端停止レバー59はピン66をもうこのピン
は掛止部材68と協働するよう構成され、この部材は引
張ばね67により付勢される。アーム70は一体ヒンジ
69によって端停止レバー59に枢着され、圧縮ばね6
1によって端停止レバー59に対して張力を加えられて
おり、その遊端を標小作動中に端停止レバー59のフッ
ク形突出部72に衝合させている。カムー従勅子ピン7
3はレバーアーム70から上方へ突き出し、その遊端は
制?111カム56およびカム歯車54の作動カム57
と協働するよう構成する。上述より明らかなように、2
個のデツキ8,9の端停止装置53は完全に同じである
磁気テープ6又は7の送りが行なわれその結果巻取スピ
ンドル45が回転する限り、端停止装置53は下記の運
動サイクルを行なう。カム歯車54はキャプスタン33
、ピニオン41、中間歯車42及び中間ピニオン55を
介してはずみ車42によって反時計回りに回転する。ま
た中間歯車42は駆動歯車46を駆動し、この駆動歯車
は摩擦継手(図示せず)によって駆動輪50を駆動する
。この駆動輪は巻取スピンドル4Sに固定され、そして
作動力を第一レバー60と摩擦継手(図示せず)を介し
て端停止レバー59へ伝える。この力は端停止レバー5
9を反時計回りに回動させようとする。この作動力が端
停止レバー59に加わる限り、端停止レバー59のアー
ム70から突き出たピン73は制御カム56と接触した
状態に留まり、制御カム56がピン73とアーム70を
介して端停止レバー59に振り子運動を与える。アーム
70は圧縮ばね71によって端停止レバー59に対して
引張力を加えられていて、端停止レバー59の第三レバ
ーアーム65上のピンは掛止部材68に接触しない。磁
気テープ6又は7の端が来ると、巻取スピンドル45は
自動的に失速させられ、この結果巻取スピンドル45と
これに固定した駆動輪5oは停止し、このため駆動輪5
0と駆動歯車46間の摩擦継手に滑りが生じ、この結果
端停止レバー59のM−L/バーアーム60はもはや駆
動されない。端停止レバー59に及ぼされる反時計方向
の作動力は中断される。
もしその後カム歯車54上の制御カム56が端停止レバ
ー59を時計方向に回動させたならば、端停止レバー5
9はこの位置に留り、この位置において作動力がな(な
っているので駆動輪50によって反時計回りに回動せし
められる。この位置でアーム70上のピンは作動アーム
57に掛合する。このアーム70は圧縮ばね71によっ
て端停止レバー59に対して引張力を加えられるので、
この端停止レバー59は作動カム57によって引続き回
動じ、端停止レバー59の第三レバーアーム65上のピ
ンが掛止部材68に衝合することによって、掛止部材6
8によってロックされるキイが釈放されてその外れ位置
へ戻るようになるまでそれに作用する引張ばね68の力
に抗して前記部材を移動させる。これは関係したデツキ
が“停止”にセットされることを意味する。
上記運動サイクルは支持板36が第一デツキ8につき示
すようにその標準送り位置にある場合にのみ行なわれる
。支持板36が第二デツキ9につき示すようにその待機
位置に又はその停止位置にあるときには、完全な端停止
レバー59はその制御レバーアーム61上の突出部63
を介して振り子運動をすることができず、この突出部は
支持板36に衝合するため、端停止装置53は不作用状
態となる。このとき被動カム歯車54は、その制御カム
50によって、端停止レバー59に対して一体ヒンジ6
9の回りの回動運動をアーム70に与え、圧縮ばね71
を定期的に圧縮せしめるに過ぎない。
2個の磁気テープ6.7を走査するため、各テープデツ
キ8,9は走査装置74を具える。第二デツキ9の走査
装置74は信号を第二磁気テープ7に記録しまたこのテ
ープから信号を再生するよう構成されているものであり
、記録・再生ヘッド75と消磁ヘッド76を具え、両ヘ
ッドは第二デツキ9の支持板36上に配置する。両ヘッ
ド75と76はそのヘッド面に隣接して配置したテープ
高さ案内を具える。第一磁気テープ6から信号を再生す
るのみのために構成された第一デツキ8の走査装置74
は磁気再生ヘッド77を具え、このヘッドは第一デツキ
8の支持板36上に配置する。ヘッド77もそのヘッド
面に隣接して配置したテープ高さ案内を具える。
消磁ヘッドの代りに各第一デツキ8の支持板36はテー
プ高さ案内78のみを支持する。
各テープデツキ8.9は各デツキ8,9の走査装置64
を位置決めするための位置決め装置と、各デツキ8又は
9の駆動手段27の少な(とも1つの駆動素子、本例の
場合には2個の駆動素子即ち押圧ローラ38と中間歯車
42を具える。この実施例の記録・再生装置では、前記
位置決め装置は支持板36によって構成する。走査装置
74と押圧ローラ38は支持板36によって位置決めさ
れ、前記素子は支持板36上に配置している。中間歯車
42は板36中のスロット47とピン49を介して支持
板36によって位置決めされる。このピンはレバー43
上に取付けられ、中間歯車42を支持する。支持板36
は、走査装置74と押圧ローラ38がカセット4又は5
によって不作用状態にされそして中間歯車42が駆動歯
車46との噛合いを解いた状態に保たれるようになる停
止位置(第2図には示さず)と待機位置と標準送り位置
との間を移動する。第二デツキについて示したこの待機
位置においては、走査装コア4は磁気テープに穏やかに
接触するが、押圧ローラ38はまだキャプスタン33に
対して僅かなすき間をもっており、また中間歯車42は
駆動歯車46と噛合っていない。第一デツキ8について
示した前記標準送り位置においては、走査装置47は磁
気テープと完全に接触し、押圧ローラ38はキャプスタ
ン33に押付けられ、中間歯車43は歯車46と噛合う
ことになる。
各デツキ8又は9の支持板36は関係したテープデツキ
に対して選択された運転モードに応じてこれらの3つの
位置間を移動する92個のデツキ8゜9のための位置決
め装置として働く2個の支持板36は全(同じである。
前述のように運転モードを選択するためには、2個のデ
ツキ8,9の各々は夫々複数のキイからなるキイセット
10.11を具える。第2図に示すように、両デツキ8
,9のキイセット10.11は同数の、即ち各々6個の
キイをもつ。このことは2個のデツキ8,9に最高程度
の構造統一をもたらすために有利である。2個のキイセ
ット10.11のすべてのキイはキイスライダに抗して
作用する戻しばね(図示せず)の力に抗して矢印Pで示
す方向にそれらのオフ位置からオン位置へ移動できる。
2個のキイセット10.11の各々は“待機”モードを
選択するための待機キイ79をもち、そのスライダ80
は個別の掛止装置(図示せず)と協働する。
この掛止装置は例えばシャドウ(Schadow)型ラ
ッチとして構成する。この係止装置は、作動後、待機キ
イ79をそのスライダ80を介してオン位置に保持する
。待機キイ79を再び作動すると、掛止装置はスライダ
80を釈放し、このため待機キイ79はこのスライダ8
0に作用する戻しばねによってオフ位置へ戻される。待
機キイ79とそのスライダ80(−部のみを示す)によ
って関係したデツキ8.9の支持板36は待機位置にセ
ットされる。その操作手段は一般に知られており、本発
明の要旨をなすものではないので図示は省略する。
更に、2個のキイセット10.11の各々は“′標準再
生゛°モードを始動する再生キイ81と、“急速順方向
”モードを選択する急速順方向キイ82と、“急速逆方
向”モードを選択する急速逆方向キイ83と、“停止”
モードを選択する停止キイ84を具える。前記キイ81
,82.83.84のスライダ85,86.87゜88
は掛止部材68と協働する。スライダ86,87.88
は一部のみを図示しており、またこの掛止部材は一般に
よく知られているので、第2図にはその概略のみを示し
ている。このような掛止部材の構造は例えばAT−PS
第314219号に記載されている。スライダ85.8
6.87は掛止部材68によって保持される。
停止キイ84のスライダ88は掛止部材68によっては
掛止されず、そして掛止部材68によって掛止されるキ
イを釈放するため引張ばね67によって加えられる力に
抗して掛止部材68を作動させ、本発明装置を“停止”
にセットさせる働きをする。スライダ86.87によっ
て駆動手段27の巻取機構は所望の運転モードにセット
することができる。
関係したデツキ8.9の支持板36は各キイ1o又は1
1の再生キイ81のスライダ85によって位置決めされ
る。そのためには引張ばね92をスライダ85の横突出
部89と支持板36上の下方突出部91の間に張設する
。この突出部91はシャシ26の開口90を貫通する。
再生キイ81がスライダ85に作用する戻しばねによっ
て保持される状態となるオフ位置にあるとき、支持板か
ら下方へ突き出ると共にシャシ25の開口93を貫通す
るピン94は引張ばね92の作用によってスライダ85
の横に延びる位置決め突出部95に衝合して保持される
。このようにして支持板36の停止位置(図示せず)が
決まる。再生キイ81が戻しばねの力に抗して掛止部材
68によってオン位置に掛止されると、スライダ85は
引張ばね92と突出部91を介して支持板36を標準送
り位置に引込む。
この位置では、キイセット10又は11から遠い方の支
持板36の端が、第2図に第一デツキについて示したよ
うに、シャシ95から上方に突き出た位置決めピン96
に衝合する。この標準送り位置から支持板36は、第2
図に第二デツキ9について示したように、待機キイ79
の作動によって引張ばね92によって加えられる力に抗
してその待機位置にセットされる。
キイセット10.11と2個のデツキ8,9は夫々追加
のキーイを具え、これらのキイは2個のデツキに異なっ
た運転モードを選択する働きをする。これらを区別する
ために、これらの2個のキイは同じ構造をもつが異なっ
た参照数字、即ち97^と97Bを付している。2個の
キイ97Aと97Bの各々は戻しばね(図示せず)が作
用するスライダ98に連結される。各スライダ98も掛
止部材68と協働し、キイの作動後にスライダ98が戻
しばねの力に抗して掛止部材68により保持されるよう
になす。
第二デツキ9のキイセットのキイ97Bは第二デツキ9
の“標準記録゛°モードを選択する働きをする。第二デ
ツキに゛標準記録”モードを選択するために記録キイ9
7Bを作動させる。次に第二デッキ9に関連しかつ装置
1内に置かれた記録・再生スイッチはその記録位置にセ
ットされ、更にシャシ25上のスピンドル99の回りに
回動する第一中間レバー100と前記第一中間レバー1
00によってシャシ25上のスピンドル101の回りに
回動する第二中間レバー102が回動する。第二中間レ
バー102の回動中、このレバーは再生キイ81のスラ
イダ85の作動突出部103に衝合し、再生キイ81が
、作動されることなく、そのオン位置へ引込まれるよう
になす。次にスライダ85と引張ばね92を介して、支
持板36はその標準送り位置に引込まれる。デツキ9に
関係した記録・再生スイッチはその記録位置にあると共
に第二デツキ9の支持板36はその標準送り位置にある
ため、第二デツキはこのとき“標準記録”モードにある
上記したモードに加えて、本発明装置とその2個のデツ
キ8.9もまた“連続標準再生”モードにセットするこ
とができる。このことは第一デツキ8のキイセット10
のキイと第二デツキ9のキイセット11の“標準再生”
モードを選択するための再生キイ81を作動することに
よってできる。この“連続標準再生”モードでは、第一
デツキ8の支持板36が先ずその標準送り位置にセット
されて“標II!再生”モードに切替えられ、そして第
二デツキ9において支持板36がその待機位置にセット
されて“待機”モードに切替えられ、その後第一デツキ
8において支持板36がその停止位置にセットされて”
停止”モードに切替えられ、そして第二デツキ9におい
て支持板36がその標準送り位置にセットされて“標準
再生”モードに切替えられ、その後第二デツキ9の支持
板36がその停止位置にセットされて“停止”モードに
切替えられる。
本発明装置において“連続標準再生”モードを始動する
ため、第一デツキのキイセット10のキイ97Aを使用
する。このキイは第二デツキ9のキイセット11の“標
準記録”モードのための記録キイ9711に−致し、そ
して2個のキイ10.11の構造が同じという理由で提
示されているが、再生用のみに構成された第一デツキ8
で“標準記録“モードを始動するためには必要ではない
第二デツキ9のキイセットの記録ボタン97Bの作動と
同様に、第一デツキ8のキイセット10の連続再生キイ
97Aが作動されると、スライダ85はスライダ98、
第一中間レバー100、第二中間レバー102及びスラ
イダ85の作動突出部103を介してその標準送り位置
ヘセットされる。第一デツキの支持板35もまた引張ば
ね92を介してその標準送り位置ヘセットされ、この結
果第一デツキ8は“標準再生”モードにセットされる。
スライド85の移動の結果、再生キイ81も、作動され
ることなしに、動かされる。第二デツキ9とは異なり第
一デツキ8はスライダ98によって作動される該装置内
の記録・再生スイッチと関連しないことは注目すべきで
ある。
第一デツキ8のキイセット10の連続・再生キイ97A
を作動すると、制御レバー106はスライダ98を介し
て作動される。前記レバー106はデツキ9のシャシ2
5上のスピンドル105の回りに回動し、第一デツキ8
から第二デツキ9まで延在し、ピン・スロット型継手1
04を介してスライダ98に連結される。前記制御レバ
ーは第一デツキ8が“°停止゛にセットされると第二デ
ツキ9において“連続標準再生゛モードになる。第二デ
ツキの支持板36に向って延在するレバーアームの端に
制御レバー106は支持板36上の上方突出ストリップ
108と協働する位置決めビ107をもつ。第一デツキ
8のキイセット10の連続再生キイ97Aが作動される
と、第2図に第二デツキにつき示すように、第二デツキ
9の支持板36は位置決めピン107をもっ回動自在の
制御レバー106とストリップ108を介して“待機”
モードに切替えるためにその待機位置にセットされる。
前記支持板は第二デツキ9のキイセット11の再生キイ
81を作動したときその停止位置からその標準送り位置
へ移動する。
デツキ8,9のキイセラ1−10.11についての以上
の説明より明らかなように、2個のデツキのキイセット
及びこれらと協働する掛止部材は完全に同じである。
°“連続標準再生゛°モードでの本発明装置の作用につ
き以下に説明する。“連続標準再生°′モードを選択す
るため第一デツキ8のキイセット10の連続再生キイ9
7Aと第二デツキ9のキイセット11の再生キイ81を
作動する。このときキイ97A、従ってキイセット・1
1のキイ81を作動してもよい。しかし両キイは同時に
作動することができる。“連続標準再生”モードを選択
するために2個のキイのみを作動すればよいことは有利
である。連続再生キイ97Aの作動によって第一デツキ
の支持板36がその標準送り位置にセットされて、第一
中間レバー100 、第二中間レバー102、第一デツ
キ8のキイセット10の再生キイ81を介して゛標準再
生”モードを始動すべくその標準送り位置にセットされ
、そして第二デツキ9の制御レバー106を介して、第
二デツキ9のキイセット11の再生キイ81の作動の結
果としてスライド85と引張ばね92を介してその停止
位置から標準送り位置へ動かされるそのデツキの支持板
36は“待機”モードを始動すべくその待機位置にセッ
トされる。それは位置決めピン107が第二デツキ9の
支持板36上のストリップ108の移動経路内にあるか
らである。前記2個のキイ97Aと81の作動後、第一
デツキ8は“°標準再生°゛にセットされ、そして第二
デツキ9は“待機゛にセットされる。第二デツキ9は“
待機′°モードにあるためその端停止装置53は前述の
如く不作用状態にされており、このため掛止部材は作動
できず、その結果第二デツキ9のキイセット11の再生
キイ82は掛止状態に留まる。このとき第一磁気テープ
6は第一デツキ8の駆動手段27によって駆動され、こ
のテープに記録された信号は第一デツキ8の走査装置7
4の磁気ヘッド77によって再生される。第一デツキ8
のこの再生モードは第一テープデツキ8のキイセット1
0の停止キイ84を装置使用者が作動したときに停止さ
せられる。もしこの操作がなされなければ、第一磁気テ
ープ6の端が来るまで再生は続(。このテープの端が来
たとき第一デツキ8の端停止装置53が作動する。端停
止装置53を作動する停止キイ84が作動される結果、
第一デツキ8の掛止部材68は動いて、これに作用する
引張ばね67の力に抗して釈放され、その結果連続再生
キイ97A及び同時に作動されるキイセット10の再生
キイ81がそれらのオフ位置へ戻され、第一デツキ8は
この結果“停止”にセットされる。連続再生キイ97A
がオフ位置にセットされたとき、制御レバー106はス
ライダ98によって作動され、このため位置決めビン1
07はストリップ108の移動経路の外へ移り、この結
果第二デツキ9の支持板36が引張ばね92によって標
準送り位置に引込まれ、従って第二デツキ9は“標準再
生゛モードにセットされる。次いで、第二デツキ9の端
停止装置53は標準運転のために解放される。次いで第
二磁気テープ7が第二デツキ9の駆動手段27によって
駆動され、記録された信号が第二デツキ9の走査装置7
4の磁気ヘッド75によって再生される。第二デツキ9
による再生は、第一デツキ8の場合と同様にして、第二
デツキ9のセット11の停止キイ84の作動により又は
第二デツキ9の端停止装置53の作動によって終らせる
ことができる。この両方の場合、第二デツキ9の掛止部
材68はこれに作用する引張ばね67の力に抗して動い
て解放され、その結果第二デツキ9のキイセット11の
再生キイ81がそのオフ位置に戻され、第二デツキ9も
“停止”にセットされる。
上記より明らかなように、本発明装置の2個のデツキは
同数のキイをもつ完全に同じキイセットを具える。この
ことは、デツキを従って装置全体をできるだけ安価に作
るために2個のデツキに最高程度の構造統一をもたらす
のに有利である。更に2個のデツキは同じシャシ、駆動
手段、端停止装置及び支持板をもつ。2個のデツキは走
査装置についてのみ相違している。即ち一方の走査装置
は唯1個の磁気ヘッドと、1個のテープ高さ案内をもつ
が他方の走査装置は2個の磁気ヘッドをもっている。こ
のため2個のデツキは大部分の部品を単一の製造工程で
作ることかでき、このことは特に機械化生産の場合には
極めて経済的である。
2個のデツキの共通の製造工程が終った後に本発明装置
の二重デツキは、2個の個別のデツキをばち形継子によ
って接合し、次いで異なった走査装置を夫々関係したデ
ツキの支持板上に取付け、制御レバーを第二デツキのシ
ャシ上に取付けることのみによって作ることができる。
従ってこの二重デツキの製造は全体的に極めて簡単化さ
れる。好適には、第一デツキのキイセットの連続再生キ
イは二重機能を果す。というのはこのキイによって第一
デツキを゛′標準再生”モードに、第二デツキを°“待
機パモードにセットできるからである。連続再生キイは
二重機能を果すので、“連続標準再生′”モードを選択
するためには2個のキイだけ、即ち第一デツキのキイセ
ットの連続再生キイと第二デツキのキイセットの再生キ
イのみを作動すればよい。このためこのモードの選択が
極めて簡単である。不正確な操作を防止するためには、
2個のキイを連続的に又は同時に作動するのが有利であ
る。制御レバーは第二デツキを制御するためこのデツキ
の支持板と直接に協働するので、極めて簡単な確実性の
ある構造が得られる。
本発明の範囲内で種々の変更例が可能であるのは明らか
である。例えば、第一デツキのキイセットの連続再生キ
イと第二デツキのキイセットの再生キイは2個の中間レ
バーを介して支持板に作用させる必要はなく、これらの
キイは再生キイと同様にして支持板と直接に協働させる
こともできる。
上記実施例においては、キイは本発明装置の作動すべき
部品に直接に作用する。しかし各デツキはキイを作動さ
せることによって作動され次いで関係した装置部品を作
動するいわゆるキイサーボ機構を具えてもよい。また、
関係したキイサーボ機構が応動するまで、作動していな
くてはならないはね返り型キイを使うこともできる。本
発明装置はまた、先ずテープ送りの標準方向において再
生を行ないその直後に磁気テープの反対の送り方向にお
いて再生を行なう自動逆転式デツキとして構成した2個
のデツキを具えてもよい。2個の自動逆転式デツキをも
つ本発明装置の運転は、゛連続標準再生゛モードにおい
て、第一デツキによる再生から第二デツキによる再生へ
の、第一デツキ中の端停止装置による切替えが第一デツ
キが態率再生の2つの反対方向での再生が終了するまで
生しないようにして行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープ状の磁気記録キャリヤ用の2個のデツキ
をもつ記録再生装置の斜視図:第2図は第1図の装置の
2個のデツキの内部構成部品を示す図である。 1・・・記録・再生装置  4.5・・・カセット6.
7・・・記録キャリヤ又は磁気テープ8.9・・・デツ
キ     10.11・・・キイセット25・・・シ
ャシ      27・・・駆動手段28・・・モータ
      30,31・・・ベルト33・・・キャプ
スタン   34・・・スロット36・・・支持板  
    38・・・押圧ローラ40・・・止め    
   43・・・三角形レバー44・・・スピンドル 
   45・・・巻取スピンドル46・・・駆動歯車 
    47・・・スロット49・・・ビン     
  50・・・駆動軸53・・・端停止装置    5
4・・・カム歯車55・・・中間ピニオン   56・
・・制御カム57・・・作動カム     59・・・
端停止レバー60・・・第一レバーアーム 61・・・
第ニレバーアーム63・・・突出部      65・
・・第三レバーアーム66・・・ピン       6
7・・・引張ばね68・・・掛止部材     70・
・・アーム71・・・圧縮ばね     73・・・カ
ムー従動子ピン74・・・走査装置     75・・
・記録・再生へンド76・・・消磁ヘッド    77
・・・磁気再生ヘッド78・・・テープ高さ案内  7
9・・・待機キイ80・・・スライダ     81・
・・再生キイ82・・・急速順方向キイ  83・・・
急速逆方向キイ84・・・停止キイ     85・・
・スライダ90.93・・・開口     91・・・
下方突出部100・・・第一中間レバー 102・・・
第二中間レバー103・・・作動突出部   106・
・・制御レバー107・・・位置決めピン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第一の記録キャリヤ(6)を駆動しそして走査する
    ための第一デッキ(8)を具え、この第一デッキは再生
    用のみとして構成されそして少なくとも“停止”、“待
    機”及び“標準再生”の各モードにセットすることがで
    き、更に第二記録キャリヤ(7)を駆動しそして走査す
    るための第二デッキ(19)を具え、この第二デッキは
    記録及び再生用として構成されそして少なくとも“停止
    ”、“待機”、“標準再生”及び“標準記録”の各モー
    ドにセットすることができ、上記両デッキの各々は複数
    の駆動素子(32、33、38、42、45、46、5
    0、51、52)を含みかつ関係した記録キャリヤ(6
    、7)を駆動する駆動手段(27)と、関係した記録キ
    ャリヤ(6、7)を走査する走査装置(74)と、走査
    装置(74)及び関係したデッキ(8、9)の駆動手段
    (26)の少なくとも1つの駆動素子(38、42)を
    そのデッキをセットする運転モードに従って位置決めす
    るために停止した位置、待機位置及び標準送り位置にセ
    ットできる位置決め装置(36)と、関係したデッキ(
    8、9)の運転モードを選択するための複数のキイ(7
    9、81、82、83、84)、(97A、97B)を
    含むキイセット(10、11)を具え、各デッキ(8、
    9)の位置決め装置は各デッキのキイセットの少なくと
    も1つのキイ(79、81、97A、97B)の作動に
    よって動かされ、両デッキ(8、9)は第一デッキ(8
    )のキイセット(10)のキイ(97A)と少なくとも
    第二デッキ(9)のキイセット(11)の“標準再生”
    モード用のキイ(81)の作動によって“連続標準再生
    ”モードに切替えることができ、前記“連続標準再生”
    モードにおいては先ず第一デッキ(8)中の位置決め装
    置(36)が“標準再生”モードを得るために標準送り
    位置にセットされそして第二デッキ(9)中の位置決め
    装置(36)が“待機”モードを得るために待機位置に
    セットされ、続いて第一デッキ(8)中の位置決め装置
    (36)が“停止”モードを得るために停止位置にセッ
    トされ、第二デッキ(9)中の位置決め装置(36)が
    “標準再生”モードを得るために標準送り位置にセット
    され、その後第二デッキ(9)中の位置決め装置(36
    )が“停止”モードを得るために停止位置にセットされ
    、更に第一デッキ(8)から第二デッキ(9)に延在す
    る制御レバー(106)を具え、このレバーは“連続標
    準再生”モードにおいて、第一デッキ(8)が“停 ~”モードにあるとき、第二デッキ(9)の“標準再生
    ”モードの始動を制御する如き、カセット(4、5)内
    に収容されたテープ状記録キャリヤ(6、7)用の記録
    ・再生装置において、2個のデッキ(8、9)のキイセ
    ット(10、11)が同数のキイ(79、81、82、
    83、84、97A、97B)を含み、”連続標準再生
    ”モードは第二デッキ(9)のキイセット(11)の“
    標準記録”モード用のキイ(97B)に対応する第一デ
    ッキ(8)のキイセット(10)のキイ(97A)と第
    二デッキ(9)のキイセット(11)の“標準再生”モ
    ード用のキイ(81)を作動することによって始動され
    、そして第二デッキ(9)のキイセット(11)の“標
    準記録”モード用のキイ(97B)に対応する第一デッ
    キ(8)のキイセット(10)のキイ(97A)を作動
    することによって第一デッキ(8)の位置決め装置(3
    6)は“標準再生”モードを得るために標準送り位置に
    セットされ、そして第二デッキ(9)の前記キイ(97
    A)の作動によって動くことのできる制御レバー(10
    6)を介してこのデッキの位置決め装置(36)は“待
    機”モードを得るために待機位置にセットされるよう構
    成したことを特徴とする記録・再生装置。
JP62147167A 1986-06-17 1987-06-15 記録再生装置 Pending JPS634447A (ja)

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