JPS6344168Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6344168Y2
JPS6344168Y2 JP14253985U JP14253985U JPS6344168Y2 JP S6344168 Y2 JPS6344168 Y2 JP S6344168Y2 JP 14253985 U JP14253985 U JP 14253985U JP 14253985 U JP14253985 U JP 14253985U JP S6344168 Y2 JPS6344168 Y2 JP S6344168Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
header
cylinder
chevron
nozzle
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14253985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6250809U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14253985U priority Critical patent/JPS6344168Y2/ja
Publication of JPS6250809U publication Critical patent/JPS6250809U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6344168Y2 publication Critical patent/JPS6344168Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、熱間圧延及び厚板圧延等の冷却設
備に設置する冷却ヘツダーに関する。
「従来の技術」 上記の冷却ヘツダー設置場所について第6図の
ホツトストリツプラインを参照しながら説明する
と次記の如くである。
加熱炉1により約1200℃まで昇温されたスラブ
は粗ミル2及び仕上げミル群3を通過して所定の
板厚に延ばされストリツプ30となる。
該ストリツプは仕上圧延後コイラー5に巻きつ
くまでの約150m間で必要温度まで冷却されるが、
この冷却設備4の中に多数のヘツダーが設置して
ある。
さて、このヘツダーの実情は次の通りである。
すなわち、第7図はホツトストリツプラインの
冷却において、もつともポピユラーなヘヤピン型
ヘツダーの形状を示したもので、ヘツダー6の天
端部に左右にヘヤピン型のノズル群7が溶接され
ており、該ノズル群7より冷却水8がテーブルロ
ーラー9天端に落下するような位置関係になつて
いる。
このタイプのヘツダーは、停止指令が出た時に
瞬時に一様に水が止まらず、かならず数本からそ
れ以上の本数のノズルからサイホン現象による水
の落下時間がある。
この為に、板温の巾方向及び長さ方向のバラツ
キが生じ、材質の均一化にとつて大いに問題とな
る。
そこで、この欠点を解消するために本出願人は
実願昭57−102917号において、第8図に示す様な
ストレート型ヘツダーを考案した。
該ストレート型ヘツダーの構造は、円筒10の
上に山形のアングル12を溶接着にて冠着し、当
該円筒10とアングル12とが形成する室間を連
通孔で連絡してヘツダーとし、当該アングル12
によつて形成される室より円筒10を貫通してノ
ズル群11を垂下させてなるものである。
このタイプのヘツダーは、ノズル上部の連通管
(アングル12)介在効果により、すばやく水が
停止する特長を持つている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかるに、叙上のストレート型ヘツダーは、ア
ングル12自体の板厚精度のバラツキ及びアング
ル12内側のアールのバラツキ、その上、ノズル
11パイプ径のバラツキ等により、巾方向に一様
に水が流出しにくいという欠点をもつている。
又、アングル12部には、冷却水中に混入して
いる異物等がたまるので、常に一様な水の流れを
キープするには、時々清掃保全が必要だが、この
溶接着の構造では、着脱自在でないので困難であ
る。
「問題点を解決するための手段」、「作用」 本案は叙上の事情に鑑みなされたもので、その
要旨とするところは、円筒の上に、ステンレス鋼
板等の板厚精度の高い鋼板による山形プレス体
を、該円筒上に付設のブラケツトを介してボルト
止めにて搭載して冠着し、当該円筒と山形プレス
体とが形成する室間を連通孔で連絡してヘツダー
とし、当該山形プレス体によつて形成される室よ
り円筒を貫通してノズル群14を垂下し、当該ノ
ズル上端開口に機械穿孔のオリフイスこまを蓋着
するとして、巾方向についての水の流出の均一化
と清掃容易化を達成した点にある。
「実施例」 以下、これを図に基づいて詳細に説明する。
第1図,第2図は本案になる冷却設備の全体
図、要部拡大図で、メインヘツダー15より流れ
た水は2本の給水管16により上部にあげ、さら
にある高さにて左右に再度分岐管17を経由して
2つの円筒13に到着する。
当該円筒13の上には、ステンレス鋼板等の板
厚精度の高い鋼板よりなる山形プレス体18が、
該円筒13上に付設のブラケツト19を介してボ
ルト21止めにて搭載して冠着している。
尚、図中25は上記ボルト21止めに際して介
装するを良しとするパツキンである。
円筒13と山形プレス体18とが形成する室間
は連通孔22で連絡されている。
しかして、円筒13より連通孔22を経由して
山形プレス体18の室内に上昇するヘツダーが構
成される。
山形プレス体18の室より円筒13を貫通して
ノズル群14が垂下し、当該ノズル14の上端開
口には機械穿孔のオリフイスこま20が蓋着され
る。
しかして、既述した従来のものに於ける巾方向
の流量のバラツキは第2図中で断面積Sで表わさ
れる部分の大きさ並びにノズルパイプ径が不整な
ためにバラツキを生じたのであるが、本案では山
形プレス体18を板厚精度の良いステンレス鋼板
等をプレスすると共に、三角形底辺長さ部にはオ
リフイスこま20(機械加工)を入れることで改
良した。つまり、アングルの転用をやめ、板厚精
度の高い鋼板による山形プレス体とすると、 アングルの板厚精度 …±0.6mm 各種圧延鋼板精度 …±0.1mm〜±0.3mm アングルの内側アール…精度悪く定量化なし。
プレスによる曲げ加工…長さ方向にアールの精 度かなり良い。
との事情から、前記断面積Sの不整が解消され
た。
又、円筒13内の圧力バランスの乱れによるバ
ラツキは、ノズル14の開口に機械穿孔のオリフ
イスこま20を蓋着することで改善される。
つまり、 パイプ径のバラツキ精度…±0.2mm 機械加工精度 …±0.05mm との開口均一化の事情から第3図に示す如く、第
8図のパイプによるヘツダーに比べ、非常に巾方
向のバラツキがなくなつた。
さらに、水詰りを防止するために山形プレス体
18を脱着方式としているので、ボルト21をは
ずし、山形プレス体18を上方にもち上げること
により容易に内部の清掃が可能となる。
従来のものは既述の如く溶接構造のため、ノズ
ル11内より高圧水を噴き込んだりして清掃して
もアングル12のコーナー部等に異物がたまり完
全な清掃は不可能であつた難点が解消された。
尚、既存ヘアピン型ヘツダーとの共存可能とす
るため、メインヘツダー15と左右の円筒13を
用いる構造とするとしてもよく、ヘツダー以前の
バルブ,CT制御ソフト等全く変更の必要がない。
第4図に冷却ヘツダーへの主な冷却系統を示
す。
図示していないポンプより送られた冷却水は本
管26を通り各バンクに流入される(図中nバン
ク)。
バンク毎に自動2方弁28と手動弁27が設定
され、その後各セクシヨン毎に3方弁291-o
ついている。
3方弁にてヘツダー側に切換えられると、冷却
水は31なる配管を経由してメインヘツダー15
に到達する。
第5図は、第7図の従来型ヘアピンヘツダーと
本案のヘツダーとの水切り時間差を示すチヤート
図である。
図に於いて、aとcは3方弁等の応答遅れ時
間、bは立上がりまでの時間、dは本案ヘツダ
ー、eはヘアピンヘツダーの水切時間を夫々示
す。
e−d=fで、fなる時間が水切り性を示す。
つまり従来に比しf秒の時間早く水が切れる。
「考案の効果」 本案は以上の如くであり、その諸効果を列記す
るならば次記の通りである。
この水切性が良いので、CT(ストリツプの巻
取り温度)精度アツプひいては、ストリツプ全
体の材質均一性へと寄与する。
清掃におけるコストダウン並びに保全性向上
につながつている。
巾方向の材質均一化による品質アツプが計れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本案になる冷却設備の側面,正
面図、第2図は第1図中要部の縦断正面,側面
図、第3図は巾方向の流量分布図、第4図は冷却
配管系統図、第5図は水切時間チヤート図、第6
図はホツトストリツプライン配置図、第7図a,
bはヘアピン型ヘツダーの側面,正面図、第8図
a,bはストレート型ヘツダーの側面,正面図で
ある。 1……加熱炉、2……粗ミル、3……仕上ミル
群、4……冷却設備、5……コイラー、6……ヘ
ツダー、7……ノズル群、8……冷却水、9……
テーブルローラー、10……ヘツダー、11……
ノズル群、12……アングル、13……円筒、1
4……ノズル群、15……メインヘツダー、16
……給水管、17……分岐管、18……山形プレ
ス体、19……ブラケツト、20……オリフイス
こま、21……ボルト、22……穴、23……
穴、25……パツキン、26……本管、27……
手動弁、28……自動2方弁、29……3方弁、
30……ストリツプ、31……配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒の上に、板厚精度の高い鋼板による山形プ
    レス体を、該円筒上に付設のブラケツトを介して
    ボルト止めにて搭載して冠着し、当該円筒と当該
    山形プレス体とが形成する室間を連通孔で連絡し
    てヘツダーとし、当該山形プレス体によつて形成
    される室より該円筒を貫通してノズル群を垂下
    し、当該ノズル上端開口に機械穿孔のオリフイス
    こまを蓋着するとした冷却ヘツダー。
JP14253985U 1985-09-18 1985-09-18 Expired JPS6344168Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14253985U JPS6344168Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14253985U JPS6344168Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6250809U JPS6250809U (ja) 1987-03-30
JPS6344168Y2 true JPS6344168Y2 (ja) 1988-11-17

Family

ID=31051364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14253985U Expired JPS6344168Y2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6344168Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167740A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Jfe Steel Corp 熱鋼板の冷却装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167740A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Jfe Steel Corp 熱鋼板の冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6250809U (ja) 1987-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE102008001308B3 (de) Wärmeenergiemanagement für Produktionsanlagen
US4120455A (en) Apparatus for cooling metal sections
US4723562A (en) Apparatus for cooling a moving metal product
DE2512233B2 (de) Vorrichtung zur ausnutzung der rauchgase eines brennstoffbeheizten heizungskessels
JPS6344168Y2 (ja)
CN113354261A (zh) 一种用于生产超宽玻璃的压延机
US3629015A (en) Method for cooling thick steel plates
CN201720249U (zh) 无缝钢管顶轧机及辊模
US4507949A (en) Apparatus for cooling a hot-rolled product
CN110405169A (zh) 一种改善板坯温度喷淋系统及连铸系统
CN108633264A (zh) 冷却装置
DE10259462B4 (de) Vorgefertigtes Wärmeübergabemodul
AU691163B2 (en) Annular metal casting unit
CN200945495Y (zh) 带冷却装置的辊式矫正机热态工作辊
JPS625765Y2 (ja)
CN210586407U (zh) 一种炉卷轧机除鳞水挡水装置及炉卷轧机
DE19843038A1 (de) Vorrichtung zum Kühlen von Walzgut innerhalb der Kühlstrecke einer Walzanlage mit laminarer Bandkühlung
CN110947778B (zh) 用于冷轧机组的乳化液喷淋装置及其喷淋管道设计方法
CN217043996U (zh) 钢铁无头轧制热连轧精轧用新型出口侧工作辊冷却集管
JPH0450965Y2 (ja)
CN210523417U (zh) 一种热轧输送辊道及其冷却装置
DE2540503A1 (de) Konverter mit einem konverterhut
DE575808C (de) Vorrichtung zur druckdichten Verbindung einer sich drehenden Rohrleitung und einer feststehenden Rohrleitung
CN219852047U (zh) 生产连铸圆坯用的椭圆结晶器
JPS582483Y2 (ja) ロ−ル冷却装置