JPS6343974A - 剥離用組成物 - Google Patents

剥離用組成物

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JPS6343974A
JPS6343974A JP61186626A JP18662686A JPS6343974A JP S6343974 A JPS6343974 A JP S6343974A JP 61186626 A JP61186626 A JP 61186626A JP 18662686 A JP18662686 A JP 18662686A JP S6343974 A JPS6343974 A JP S6343974A
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JP
Japan
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fine particles
weight
resin
organic polymer
release sheet
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JP61186626A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Yoshimatsu
吉松 龍彦
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KIYOKUTOO INTERNATL KK
Kyokuto International Corp
Original Assignee
KIYOKUTOO INTERNATL KK
Kyokuto International Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
    • Y02P70/62Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product related technologies for production or treatment of textile or flexible materials or products thereof, including footwear

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  • Paints Or Removers (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、剥離用組成物に関するもので特にスェード調
合成皮革用の工程剥離シートに好適な剥離用組成物に関
するものである。
(従来の技術) 艷消し調即ちスェード調の合成皮革は、通常はキャステ
ィング法で作られる.この方法は、ポリウレタン樹脂や
ポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂のゾルを艶消しタイプ
の剥離シートに薄く塗エレ、加熱乾燥してゲル化させ更
にこの上に接着剤を塗布して布等の基材を貼合し、その
後剥離シートを剥ぐことによって製造される。
艶消し剥離シートとしては、従来よりポリプロピレン樹
脂やポリエステル樹脂等の槍,轡シートをエンポス加工
したものや艶消し材を混入した塗工材を塗布した工程剥
離紙が知られている(#開閉60ー53582号など)
ところが前者の場合は、#熱性に問題があるとともに、
艶消し度が良好でない即ちデッドマットと呼ばれるよう
な反射率3%以下の合成皮革を製造することが出来ない
という問題があった。後者の場合は、剥離材が合成皮革
側に移行してしまうという問題や前者と同様にデッドマ
ットを実現させることが出来ないという問題があった。
さらにはこのような製法の場合、剥離シートの要求特性
としては、上記以外に、耐溶剤性、リピート性等が良好
であることなどが要求される。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記の問題点即ち艶消し度の向上および艶消
し材の移行の防止を主目的とし、同時に耐熱性、耐溶剤
性、リピート性、剥離性等の緒特性を満足し得る剥離用
組成物を提供しようとするもので、その要旨とするとこ
ろは、有機高分子微粒子と無機微粒子とを含有したこと
を特徴とする剥離用組成物である。
(発明の構成) 本発明者は、剥離シートに塗布する艷消し材として種々
検討し実験を重ねたが、例えば酸化ケイ素微粒子などの
無機微粒子を単独で用いた場合は担体の比重や親和性な
どの関連と思われるが、微粒子が塗膜の表面に浮いてし
まったり、逆に有機高分子の微粒子を用いた場合は微粒
子がバインダー樹脂に内部に入り込んでしまって艶消し
効果を充分に発揮できないということがわかった。この
結果から本発明者は、有機高分子の微粒子と無機微粒子
との双方を用いると上記の欠点が無くなるとの知見を得
た。
本発明は、上記知見に基づくもので、本発明に用いる有
機高分子微粒子としては、剥離シートが高温下で使用さ
れるため耐熱性のある有機高分子例えば熱硬化性アクリ
ル樹脂、アクリル−メラミン橋架は樹脂、シアヌル酸メ
ラミン樹脂、エポキシ樹脂、デンプン等の微粒子が好適
である。また微粒子は、粒径が平均として2ミクロン乃
至5ミクロンのものが好ましく、3ミクロン乃至4ミク
ロンのものが最も好ましい、微粒子の材質の選択はバイ
ンダー樹脂との関連からいえば、親和性のあるものがよ
い0例えばアクリル系のバインダーの場合は同質のアク
リル系樹脂が好ましい。
また有機高分子微粒子の製法に特に限定はないが、乳化
重合の際適当な大きさになった時点で反応を停止させ、
溶媒を除去してこれにインプロパツールと水などを加え
て混合して、微粒子を液体中に分散させたちのいわゆる
水性分散型ミクロゲルと呼ばれるものでも良いし、高分
子の塊を冷却して粉砕したものであっても良い、要は平
均粒径が適当(約2〜5ミクロン)であれば良い。
本発明に用いる無m微粒子としては例えば酸化ケイ素、
炭酸カルシウム、沈降性バリウム、酸化チタン、亜鉛華
等が好ましく、中でも酸化ケイ素がより好ましい。
本発明に用いる艶消し材即ち有機高分子微粒子と無機微
粒子との総和は、固形分として剥離用組成物全体の3重
量%乃至15重量%が好ましく、5重量%乃至10重量
%がより好ましい、艶消し材の混入比が大きくなると艶
消し材が合成皮革側に移行してその仕上がり面が悪化す
るし、逆に艶消し材の混入比が小さくなると艶消し度合
が低くなる。
有機高分子微粒子の割合は組成物全体に対して7重量%
乃至12重量%が好ましく、無m微粒子の割合は組成物
全体に対して1!1量%乃至5重量%が好ましく2j1
f量%乃至4重量%より好ましい本発明に用いるバイン
ダー樹脂としては熱硬化性アクリル酸樹脂、アクリル酸
エステル系樹脂、アクリル酸エステル樹脂とメラミン樹
脂との橋架は物、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリアミ
ド樹脂、アルキド樹脂等が好ましく中でも剥離シートを
作る際にその塗膜が加熱乾燥されるときに橋架は反応が
起こるようなもの例えばアクリル酸系熱硬化性樹脂とメ
ラミン樹脂の混合物、アルキッド−メラミン樹脂等が好
ましい。
本発明の組成物に用いることのできる剥離剤としては、
フッ素化合物、シリコン系化合物、りん酸塩、アルキル
りん酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルりん酸
塩、アルキルスルホ力ルボン酸塩、アルキルアンモニウ
ム塩、アルキルベンジルアンモニウム塩などがあるが、
合成皮革の原料がポリウレタン樹脂である場合はりん酸
塩特にアルキルりん酸塩が好ましい。
本発明組成物に用いる担体としては、水系の場合は水お
よびインプロパツール、溶剤系の場合はベンゼン、トル
エン、キシレン、メチルエチルケトン、トリクレン、酢
醜エチル等の単独又は混合物が好ましい。
本発明組成物の代表的配合としては、有機高分子微粒、
子7重量%乃至12重量%、無機微粒子1重量%乃至5
重量%、バインダー樹脂10重量%乃至20重量%、担
体40重量%乃至70重量%、剥離剤5重量%乃至15
重量%である。
またこれらの他に、消泡剤、レベリング剤、帯電防止剤
等の助剤類を他に悪影響を及ぼさない範囲で加えること
が出来る。
本発明組成物を塗布すべき基材としては、上質紙、コー
ト紙、プラスチックフィルム等を用いることが出来る。
(発明の効果) 本発明組成物には上述の如く有機高分子微粒子と無機微
粒子の双方を用いたので1本発明組成物により極めて艶
消しi合が高く、仕上がり面が良好な合成皮革を製造し
得る剥離シートを作成することが出来るものである。
また本発明組成物によって作成された剥離シートは、耐
溶剤性、耐熱性、リピート性、剥離性も極めて良好で、
実用性が高いものである。
尚本発明組成物によって作られた剥離シートは合成皮革
に限ることなく、マーキングシート、ステッカ−、ラベ
ルなどを製造する際にも使用出来ることは言うまでもな
い。
以下本発明組成物についてその構成・作用・効果をより
明らかにするためにいくつかの実施例及び比較例を記載
するが、本発明がこれら実施例に限定されるものではな
い。
(実施例 1) 有機高分子微粒子として、アクリル酸系樹脂の微粒子(
固形分251に量%、インプロパツール3O重量%、水
45重量%、平均粒径4ミクロン)を36.0重量%、
無ij&微粒子として無水ケイ酸(商品名:ミズカシル
、水滓化学工業社製、平均粒径2ミクロン)を1.0重
量%、第1のバインダー樹脂として水溶性アクリル樹脂
(商品名:アロロン450、日本触媒化学工業社製、固
形分50重量%)を10.0重量%、t52のバインダ
ー樹脂としてメラミン樹脂(商品名二二カラック025
、三相ケミカル社製、固形分80重量%)を4.0重量
%、剥離剤としてアルキルりん酸塩(商品名:エレクト
ロストリッパーN、化工アトラス社製)を重量%、追加
のインプロパツール15.5重量%、追加の水25.5
重量%を撹拌混合して、製品組成物を得た。
この組成物をコート紙(神崎製紙社製)にマイヤバーで
約20 gem″となるように塗布し、150”CX 
30秒間の条件で加熱乾燥して、剥離シートを作成した
耐溶剤試験は、室温で剥離シート上に溶剤を約1 cc
載せて30秒間放置し、その後ガーゼで10回擦すりな
がら拭き取る0表面に変化がa察されないものを0印と
し、実用上問題はないが損傷が観察されるものをO印と
し、損傷の度合が大きくコート紙まで達しているものを
x印として記載した。使用した溶剤は、ベンゼン、トル
エン、キシレン、メチルエチルケトン、ジメチルホルム
アミドで、すべての溶剤をそれぞれに適用した。その結
果は表Iに示すとおりである。
この剥離シートにカーボン粉末入りの塩化ビニル樹脂の
プラスチゾル(商品名:D−4106ブラツク、アルフ
ァ化成社製)を約10g/m’となるようにマイヤバー
で塗工し、これを230℃×3分間の条件で加熱してゲ
ル化させた。冷却後塩化ビニル樹脂のゲル即ち塗膜を剥
がして、樹脂フィルム得、この仕上がり面を観察した。
仕上がり面の判定には、スジ目の有無及び全体的なムラ
(不均一な塗M)について調べた。スジ目についてもム
ラについても、これらは剥離用組成物のレベリング性に
大きく依存していることは言うまでもない0判定基準と
して、スジ目・ムラが全く観察できないものを■印とし
、実用上問題ない程度の僅なスジ目・ムラをO印とし、
これらが明確に観察できるものをX印とした。その結果
は表1に示すとおりである。
#熱性試験は、上記樹脂フィルムを剥がして残った剥離
シートの表面を観察した0判定の基準として、全く面に
変化が観察されないものを@印とし、実用上支障のない
程度に一部黄変しとものをO印とし、黄変し剥離シート
にピッキングが生じたものをX印として記載した。その
結果は表■に示すとおりである。
リピート性試験は、上記樹脂フィルムを剥がした後の剥
離シートの表面に損傷が全く観察されず再度の使用に耐
えるものを0印とし、再使用に耐え樹脂フィルム面に影
響を与えないものををO印とし、再使用できないものを
X印として記載した、その結果は表1に示すとおりであ
る。
(実施例 2〜5) 無機微粒子、追加のインプロパツール及び追加の水の割
合を表■に記載されたとおりとしたことを除いて、実施
例1と同様な条件で、剥離用組成物を作り、実施例1と
同一条件で剥離シートの作成、およびその試験を行なっ
た。その結果は表■に示すとおりである。
(比較例1.2) 無機微粒子、追加のインプロパツール及び追加の水の割
合を表Iに記載されたとおりとしたことを除いて、実施
例1と同様な条件で、剥離用組成物を作り、実施例1と
同一条件で剥離シートの作成、およびその試験を行なっ
た。その結果は表■に示すとおりである。
(以下余白) 一二交−1        (単位は重址%)これらの
結果から剥離用組成物の総合評価をし、1つでもX印が
あるものは実用に耐えないので不可(×印)とし、全て
がO印または1つのみがO印のものを優良(0印)とし
、その他を可(O印)とした。
無機微粒子が、1重量%乃至5重量%範囲で実用可能で
、2重量%乃至4重量%の範囲で極めて良い結果が得ら
れることを意味する。比較例の結果からもわかるように
、無機微粒子の割合が減少して0.5重量%になると、
スジ目が発現し、逆に無機微粒子の割合が増加して6重
量%になると、jIF#溶剤性が劣化して使用に耐えな
くなる。なぜこのような結果になるのかは明確ではない
が、無機微粒子の担体に対する親和性、比重の差、膨潤
度などが関連し、塗膜のレベリング性にも影響している
ものと推測される。
(実施例 6) 実施例1〜5、比較例1.2の実験結果から、無tm微
粒子の適正割合を探究することができたので、次段階と
して有機高分子微粒子の適正割合を追求することとした
有機高分子微粒子として、アクリル酸系樹脂の微粒子(
固形分25重量%、インプロパツールaomBk%、水
45重量%、平均粒径4ミクロン)を28.0重量%、
無41&微粒子として無水ケイ酸(商品名:ミズカシル
、水滓化学工業社製、平均粒径2ミクロン)を2.0重
量%、第1のバインダー樹脂として水溶性アクリル樹脂
(商品名:アロロン450、日本触媒化学工業社製、固
形分50重量%)を10.0重量%、第2のバインダー
樹脂としてメラミン樹脂(商品名二二カラックO25、
三相ケミカル社製、固形分80重量%)を4.0重量%
、剥離剤としてアルキルりん酸塩(商品名:エレクトロ
ストリッパーN、化工アトラス社製)10.0重量%、
追加のイソプロパツール18.5重量%、追加の水27
.5重量%を攪拌混合して、製品組成物を得た。
実施例1と同一条件で剥離用組成物を塗布して、加熱し
剥離シートを作成した。これに実施例1と同一条件で塩
化ビニル樹脂のゾルを塗工し、加熱して得られた樹脂フ
ィルムの光反射率を測定した。測定方法はJIS−に5
400の方法に従い反射率5%以下のものを合格とした
。その結果は表IIに示すとおりである。脂のゾルを塗
工し、加(実施g47〜10)イルムの光反射率を測定
し有機高分子微粒子、追加のインプロパツール及び追加
の水の割合を表IIに記載されたとおりとしたことを除
いて、実施例6と同様な条件で、剥離用組成物を作り、
実施例6と同一条件で剥離シートの作成、およびその試
験を行なった。その結果は、表IIに示すとおりである
(比較例3.4) 無機微粒子、追加のインプロパツール及び追加の水の割
合を表11に記載されたとおりとしたことを除いて、実
施例6と同様な条件で、剥離用組成物を作り、実施例6
と同一条件で剥離シートの作成、およびその試験を行な
った0表IIに示すとおりである。
(以下余白) 表  II          (単位は重量%)上記
結果から、有機高分子微粒子が7重量%乃至12重量%
では、反射率は良好であるが、6重量%になると反射が
増し、14重量%になるとまた反射が増加し、実用には
向かないことがわかった。
(実施例 11) 実施例6〜10、比較例3.4の実験結果から、有機高
分子微粒子の適正割合を探究することができたので、次
段階として有機高分子微粒子の適正な平均粒径を追求す
ることとした。
平均、粒径2ミクロンの有機高分子微粒子として、アク
リル酸系樹脂の微粒子を8.01rX量%(ウェットと
しては32.0重量%)、無機微粒子として無水ケイl
!lIC前出:平均粒径2ミクロン)を2.0重量%、
t51のバインダー樹脂として水溶性アクリル樹脂(前
出)を10.0重量%、第2のバインダー樹脂としてメ
ラミン樹脂(前出)を4.0重量%、剥離剤としてアル
キルりん酸塩(前出)10.0重量%、追加のインプロ
パツール17.0重量%、追加の水25.0重量%を攪
拌混合して、製品組成物を得た。
実施例1と同一条件で剥離用組成物を塗布して、加熱し
剥離シートを作成した。これに実施例1と同一条件で塩
化ビニル樹脂のゾルを塗工し、加熱して得られた樹脂フ
ィルムの光反射率を測定した。測定方法はJ I S−
に5400の方法に従った反射率5%以下のものを合格
とした。その結果は表■に示すとおりである。
(実施例 12〜14) 有機高分子微粒子の平均粒径が異なることを除き、実施
例11と同様な条件で、剥離用組成物を作り、実施例1
1と同一条件で樹脂フィルムの作成、およびその試験を
行なった。その結果は、表■に示すとおりである。
(比較例5.6) 有機高分子微粒子の平均粒径が異なることを除き、実施
例11と同様な条件で、剥離用組成物を作り、実施例1
1と同一条件で樹脂フィルムの作成、およびその試験を
行なった。その結果は、表■に示すとおりである・ 以上の結果から、有機高分子微粒子の平均粒径は、2ミ
クロン乃至5ミクロンが適当で、3ミクロン乃至4ミク
ロンがより好ましい、1ミクロンになると表面が透明化
すると共に反射率も大きくなる。平均粒径が大きくなっ
ても反射率が大きくなる。
(実施例 15) 上記実験結果から、有機高分子微粒子の好ましい配合割
合及び平均粒径、無機微粒子の好ましい配合割合が判明
したので、次いで無機微粒子の適正な平均粒径を追求す
ることとした。
有機高分子微粒子として、アクリル酸系樹脂の微粒子(
固形分25重量%、インプロパツール30重量%、水4
5重量%、平均粒径4ミクロン)を28.0重量%、S
機微粒子として無水ケイ酸(商品名:ミズカシルP−8
02、水滓化学工業社製、平均粒径1ミクロン)を5.
0重量%、第1のバインダー樹脂として水溶性アクリル
樹脂(前出)を10.0重量%、第2のバインダー樹脂
としてメラミン樹脂(前出)を4.0重量%、剥離剤と
してアルキルりん酸塩(前出)10.0ffi量%、追
加の・fツブロバノール17.0重量%、追加の水26
.0重量%を攪拌混合して、製品組成物を得た。
実施例1と同一条件で瀾離用組成物を塗布して、加熱し
剥離シートを作成した。これに実施例1と同一条件で塩
化ビニル樹脂のゾルを塗工し、加熱して樹脂フィルムを
得た。
耐熱性試験は、上記樹脂フィルムを剥がして残った剥離
シートの表面を観察した0判定の基準として、全く面に
変化が観察されないものを0印とし、実男上支障のない
程度に一部黄変しとものをO印とし、黄変し剥離シート
にピッキングが生じたものをX印とした。その結果は表
■に示すとおりである。
無機微粒子の粒径が剥離用組成物の流動性に影響を与え
ることが予想されたので、組成物の粘度比(60r、p
、ts、/ 30 r、p、m、)を20°Cの条件で
B型粘度計で測定した。その結果は表■に示すとおりで
ある。
(実施例 16.17) 無機微粒子の平均粒径が異なることを除いて、実施例1
5と同一条件で耐熱性試験及び粘度比の測定を行なった
。その結果は表IVに示すとおりである。
(比較例 7.8.9) 無機微粒子の平均粒径が異なることを除いて、実施例1
5と同一条件で#熱性試験及び粘度比の測定を行なった
。その結果は表■に示すとおりである・ 上記試験結果から、無機微粒子の平均粒径は1ミクロン
乃至3ミクロンが好ましいということが判明した。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機高分子微粒子と、無機微粒子とを含有したこ
    とを特徴とする剥離用組成物。
  2. (2)前記有機高分子微粒子を7重量%乃至12重量%
    、無機微粒子を1重量%乃至5重量%含有したことを特
    徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載の剥離用組成
    物。
  3. (3)前記有機高分子微粒子がアクリル系合成樹脂から
    なることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載
    の剥離用組成物。
  4. (4)前記無機微粒子が酸化ケイ素からなることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第1項に記載の剥離用組成物
  5. (5)前記有機高分子微粒子の平均粒径が2ミクロン乃
    至5ミクロンであることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第1項に記載の剥離用組成物。
  6. (6)前記無機微粒子の平均粒径が1ミクロン乃至3ミ
    クロンであることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項に記載の剥離用組成物。
  7. (7)前記有機高分子微粒子が架橋高分子からなること
    を特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載の剥離用
    組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002361815A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Dainippon Printing Co Ltd 離型紙及びそれを用いて製造された合成皮革
JP2006521222A (ja) * 2003-02-14 2006-09-21 アベリー・デニソン・コーポレイション 感圧接着剤を有する自己巻取り型多層乾性ペイント装飾ラミネートの示差剥離システム

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JPS60181176A (ja) * 1984-02-28 1985-09-14 Kashiwa Kagaku Kogyo:Kk 可剥性塗膜形成エアゾ−ル

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