JPS6343952A - 熱可塑性成形材料 - Google Patents

熱可塑性成形材料

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JPS6343952A
JPS6343952A JP62194582A JP19458287A JPS6343952A JP S6343952 A JPS6343952 A JP S6343952A JP 62194582 A JP62194582 A JP 62194582A JP 19458287 A JP19458287 A JP 19458287A JP S6343952 A JPS6343952 A JP S6343952A
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JP
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acid
elastomer
molding material
polyamide
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JP62194582A
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クリストフ、プラヘタ
ホルスト、ライマン
ロルフ、シュタインベルガー
ライナー、テイゾーン
ハンス−ペーター、ヴァイス
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BASF SE
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K13/00Use of mixtures of ingredients not covered by one single of the preceding main groups, each of these compounds being essential
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は(A)ポリアミド10−90重量%、(B)補
強充填材7−60重i%、(C)二酸化チタン1−40
重量%、<D)赤燐1−20重量%及び(E)エラスト
マー1−40重置火を含有する熱可塑性成形材料に関す
るものであり、またこのような成形材料を成形体製造の
ために使用すること及びこのような成形材料から得られ
る成形体に関するものである。
(従来技術) 補強材乃至充填剤含有ポリアミドのための難燃化剤とし
て赤燐が有効であることは、西独特許出願公開1931
387号公報より公知である。しかしながら、この欠点
は赤燐がポリアミドを深紅色或は黒褐色に着色して多く
の用途に対し容認し難くすることである。
このような欠点を軽減するため、難燃化剤として、非着
色性難燃化剤、例えばハロゲン化有機化合物或はメラミ
ンシアヌラートの如き窒素含有化合物が使用される(西
独特許出願公開2740092号公報)。
しかしながら、ハロゲン化有機化合物は、成形材料から
作製された成形体のクリープ抵抗に悪影響を及ぼし、こ
のような処理を施された成形体は電気技術分野において
使用され得ない。更に効果を改善するため相乗的に三酸
化アンチモンを使用するが、これは毒物学的に極めて重
大なものである。このことは燃焼時に生起する、更に強
力な腐蝕作用を有する、ハロゲン化有機化合物及び塩化
水素についても同様である。
補強ポリアミドに難燃化剤としてメラミンシアヌラート
を使用することは、補強充填材の灯心的作用を阻害する
(ヨーロッパ特許出願早期公開19768号公報9照)
赤燐の代わりに他の難燃化剤を使用しても、例えば二酸
化チタン或は硫化亜鉛を添加した、赤燐処理ポリアミド
について上述したと同様の過度の着色をもたらす可能性
がある。
二酸化チ°タンのような硬質無機顔料で着色し、二酸化
チタンの補強充填剤に対する係止作用で補強されたポリ
アミドが、相当する顔料で着色されていない材料に対し
て機械的特性が悪くなることは、西独特許出願公告22
26932号公報から公知である。
これよりも軟質の硬化亜鉛の使用は不可能である。ポリ
アミド内における赤燐の化学的安定性(ホスフィン乃至
燐酸形成に関する)が本質的に劣化せしめられるからで
ある。
従って、この分野の技術的課題は、難燃化剤として使用
される赤燐の赤色か白色顔料で補強されたポリアミドを
過剰に着色することを、燐の安定性を低下せしめること
なく、補強充填材の補強特性を劣悪化することなく、本
質的に阻止することである。
(発明の要約) しかるにこの技術的課題は、上述した本発明による(A
)ポリアミド10−90重量%、(B)補強充填材7−
60重量%、(C)二酸化チタン1−40重量%、(D
)赤燐1−20重置火及び(E)エラストマー1−40
重量%を含有する熱可塑性成形材料により解決され得る
ことが見出されるに至った。
(発明の構成) この組成分(A)として使用されるポリアミドはそれ自
体公知である。例えば西独特許出願公開2071250
号、2071251号、2130523号、21309
48号、2241322号、2312966号、251
2606号及び3393210号各公報に記載されてい
る、分子量(重量平均分子量)最低5000の半結晶性
或は無定形樹脂か好ましい。
例えはポリカプロラクタム、ポリカプリルラクタム、ポ
リラウリンラクタムのような7−13’*環のラクタ1
1から誘導されるポリアミド、例えばジカルボン酸とジ
アミンとの反応により得られるポリアミドが挙げられる
。ジカルボン酸としては、6乃至12個の、ことに6乃
至10個の炭素原子を有するアルカンジカルボン酸及び
芳香族ジカルボン酸が使用され得る。ここでは単にアジ
ピン酸、アゼライン酸、セパチン酸、ドデカンジ酸、テ
レフタル酸及≠旧よイソフタル酸を挙げるに止める。
ジアミンとしては、ことに6乃至12個の、ことに6乃
至8個の炭素原子を有するアルカンジアミン、m−キシ
リンンジアミン、ジー(4−アミノフェニル)−メタン
、ジー(4−アミノシクロヘキシル)−プロパンが適当
である。なお上述したモノマー2種類以上を共重合させ
て得られるポリアミド或は複数種類のポリアミドの混合
物が適当である。
このようなポリアミドの製法及びポリアミド自体は公知
であり、各種分献に記載されているので、ここで更に詳
述することは省略する。
このポリアミド類の相対粘度は、25℃、96%硫酸の
1重量%溶液で測定して一般に2.2乃至4.5の範囲
にある。
本発明成形材料における組成分(A)の割合は、成形材
料全重量に対して10乃至90重量%、好ましくは20
乃至70重量%、ことに25乃至60重置火である。
補強充填材(B)としては、成形材料の機械特性を改善
するものであれば、原則的にどのようなものでも使用さ
れる。ことに好ましいのはガラス繊維、炭素繊維のよう
な繊維状充填材、或は珪灰石のような繊維状珪酸塩であ
る。ガラス球体も有利に使用され得る。
ガラス繊維の使用に際しては、ポリアミドとの親和性を
改善するため、糊剤、結合剤で処理することができる。
ガラス繊維は一般に6乃至20μmの径を有する。これ
を成形材料に混入するには短繊維の形態でも無端索状(
ロービング)の形態でも差支えない。射出成形体中にお
いてこのガラス繊維の平均長さは0.08乃至0.5m
mの範囲にあることか好ましい。
本発明成形材料中における補強充填材の割合は、成形材
料全重量に対し7乃至60重量%、好ましくは10乃至
55重量%、ことに15乃至50重量%である。
二酸化チタン(C)は、成形材料全重量に対して、1乃
至40重量%、好ましくは2乃至30重置火、ことに5
乃至25重量%添加される。これはルチル型、アナター
ゼ型のものでもよく、またプルカイト型のものでもよい
。平均粒径、すなわち粉体50重量%の上方及び下方粒
径(d5゜)が帆0001乃至0.01開、ことに0.
0001乃至0.001 mmの範囲にあるのか好まし
い。
二酸化チタンは一般に組成分(E)としてのエラストマ
ー中の回分として成形材料中に混入され得る。このTi
O□の回分中濃度はエラストマーに対して80重量%ま
で、好ましくは60重量%までである。
成形材料中におけろ添加二酸1ヒチタンの混和を良好な
らしめるため、それ自体公知の無機或は有機化合物(カ
ップリング剤)で被覆する二とかて′きる。
難燃化剤(D>として使用される赤燐は、商業的に入手
可能のものをそのまま使用することができる。しかしな
がら、市販の製品である赤燐の表面を、シリコーンオイ
ル、パラフィンオイル、フタール酸或はアジピン酸のエ
ステル、ポリマー或はオリゴマーのような比較的低分子
量の液状体て塗布処理することもできる。
成形材料中に添加される赤燐の平均粒度(d5o)は0
.0001乃至帆5 am、ことに0.OOl乃至0.
2mmの範囲にあるのが好ましい。
本発明成形材料は、組成分(E)として1乃至710重
量%、好ましくは5乃至35重量%、ことに8乃至30
重量%のエラストマーを含有する。
ポリアミドと混和することにより、純ポリアミドに対し
衝撃強さを改善し得るものであれば原則としてどのよう
なエラストマーも使用され得る。
R的にはエチレン、プロピレン、ブタジェン、イソブチ
ン、イソプレン、クロロブレン、ビニルアセタート、ス
チレン、アクリルニトリル、アルコール組成分中に1乃
至18個の炭素原子を有するアクリル酸エステル、メタ
クリル酸エステルの各モノマーを少なくとも2種類主組
成分として有する共重合体か好ましい。
ポリアミドのアミン末端基或はカルボキシル末端基との
結合を可能とする活性分を含有するエラストマーが特に
好ましい。この活性分としては、オレフィン系不飽和カ
ルボン酸及びその無水物か挙げられる。
このようなエラストマーは、例えばホウベン−フィルの
「メトーデン、デル、オルガニッシェン、△、ミーj1
4/1巻(シュツノトガルト市ゲオルクーチーメーフェ
ルラーク社1961年刊)の392乃至406頁および
C,B、ブックノール(Buckna 11)の論稿「
タフエンド、プラスチックス」(Toughened 
Plastics) (ロンドン市アプライド、サイエ
ンス、パブリッシャーズ1977年刊)に記載されてい
る。
以下にこの種のエラストマーを若干例示する。
まず第1にいわゆるエチレン/プロピレン(EPM)エ
ラストマー或はエチレン/プロピレン7/ジエン(EP
DM)エラストマーと称されるもの、ことにエチレン基
対プロピレン基の割合が40 : 60乃至90:10
の範囲にあるものが挙げられる。
このような未架橋EPM乃至EPDI、lエラストマー
(ゲル含有量は一般に1重量%以下)のムーニー粘度(
MLI + 4 /10(丁C)は25乃至100、こ
とに35乃至90の範囲にあるのが好ましい(DIN 
53523により100’Cで大ロータの4分間回転後
に測定)。
EPMエラストマーは一般に二重結合を実際上持たない
が、EPDMエラストマーは炭素原子100個に対し1
乃至20個の二重結合を有する。
EPDMエラストマーのジエン単量体としては、イソプ
レン、ブタジェンのような共役ジエン、ペンタ−1,4
−ジエン、ヘキサ−1,4−ジエン、ヘキサ−1,5−
ジエン、2,5−ジメチルヘキサ−1,5−ジエン、オ
クタ−1,4−ジエンのような炭素原子5乃至25個の
非共役ジエン、シクロペンタジェン、シクロへキサジエ
ン、ジシクロペンタジェンのような環状ジエン、5−エ
チリデン−2−ノルボルネン、5−ブチリデン−2−ノ
ルボルネン、2−メタスリル−5−ノルボルネン、2−
インプロペニル−5−ノルボルネンのようなアルケニル
ノルボルネン、3−メチル−トリシクロ(5,2,1,
0,2,6)−3,8−デカジエンのようなトリシクロ
ジエン、或はこれ等の混合物を挙げることができる。ヘ
キサジエン−1,5,5−エチリデン−ノルボルネン及
びジシクロペンタジェンが特に好ましい。EPDMエラ
ストマーのジエン分子はエラストマー全重量に対して0
.5乃至50重量%、ことに1乃至8重量%が好ましい
EPM或はEPDMエラストマーは、また活性カルボン
酸或はその誘導体とグラフト重合することもできる。こ
こではアクリル酸、メタクリル酸、その誘導体ならびに
マレイン酸無水物を挙げるに止める。
更に他の好ましいエラストマーとしては、エチレンと、
アクリル酸及び/或はメタクリル酸及び/或はこれ等酸
のエステルとの共重合体がある。
このエラストマーは、マレイン酸、フマール酸のような
ジカルボン酸、エステル、無水物のようなこれ等酸の誘
導体及び/或はエポキシ基を含有することもできる。こ
のジカルボン酸誘導体乃至エポキシ基は、以下の式(I
)、(n)、(II[=)或は(IV)で示されるジカ
ルボン酸乃至エポキシ基含有モノマーをモノマー混合物
に添加してエラストマーを形成するのが好ましい。
RlC(COOR21=CtCOORコlR4111C
HR9=CH−(CH21−CH−CHRa     
   (mp\/ 上記式中、RI  R9は水素或は1乃至6個の炭素原
子分有するアルキル基を意味し、mは0乃至20の整数
、nはO乃至10の整数、pはO乃至5の整数である。
RI  R7が水素を、mがO或は1、nが1であるも
のが特に好ましい。相当する化合物はマレイン酸、フマ
ール酸、無水マレイン酸、アルキルグリシジルエーテル
或はビニルグリシジルエーテルである。
式(I)、(It)及び(III)の化合物で好ましい
のは、アクリル酸及び/或はメタクリル酸のマレイン酸
、無水マレイン酸及びエポキシ基含有エステルである。
グリシジルアクリラート及びグリシジルメタクリラート
が特に好ましい。
共重合体中のエチレン含有量は一般に50乃至98重量
%、エポキシ含有量モノマー及びアクリル酸エステル及
び/或はメタクリル酸エステルのレン、0.5乃至40
重量%、ことに3乃至20重量%のグリシジルアクリラ
ート及び/或はグリシジルメタクリラート、アクリル酸
及び/或は無水マレイン酸、l乃至45重量%、ことに
10乃至35重量%のn−ブチルアクリラート及び/或
は2−エチルへキシルアクリラートから成る共重合体で
ある。
更に好ましいのはアクリル酸及び/或はメタクリル酸の
エステル、ことにメチル、エチル、プロピル、i−乃至
t−ブチルのエステルである。
その他にビニルエステル、ビニルエーテルも共重合体と
して使用され得る。
上述したエチレン共重合体の製造は、それ自体公知の方
法により行われるが、高温高圧下に統計的共重合により
行うのが好ましい。相当する方法は各種文献に記載され
ている。
エチレン共重合体のメルトインデックスは、一般に1乃
至80g/10分(190℃、2.16kg荷重下に測
定)の範囲にある。
好ましいエラストマー(E)は更にブタジェン、ブタジ
ェン/スチレン、ブタジェン7/アクリルニトリル及び
アクリルエステルとグラフト共重合することができ、こ
れは例えば西独特許出願公開1694173号及び23
48377号公報に記載されている。
上記した中で、西独特許出願公開2035390号及び
2248242号公報及び゛ヨーロッパ特許出願公開2
2216号公報に記載されているようないわゆるABS
重合体が好ましく、ことに最後のものが好ましい。
エラストマー(E)としては、ガラス転移点−20℃以
下の、グラフト幹部分(本体重合体)としてのアクリラ
ートエラストマー25乃至98重量%と、その単独重合
体乃至共重合体が25℃以上のガラス転移点を有し、グ
ラフト技部分(外被部分)としての共重合可能エチレン
系不飽和モノマー2乃至75重量%から成るグラフト重
合体も使用され得る。
グラフト幹部分はアクリラート乃至メタクリラートエラ
ストマーであって、40重量%まで他の共重合体を含有
することができる。アクリル酸乃至メタクリル酸の自−
C8エステル、ならびに芳香族アクリル酸エステルのよ
うなハロゲン化誘導体及びその混合物が好ましい。グラ
フト幹部分のコモノマーとしては、アクリルニトリル、
メタクリルニトリル、スチレン、α−メチルスチレン、
アクリルアミド、メタクリルアミド、ならびにビニルC
1−C6−アルキルエーテルが使用される。
グラフト幹部分は未架橋であっても、部分的に或は全体
的に架橋されていてもよい。架橋は、例えば0.02乃
至5重量%の、ことに0.05乃至2重量%の、1個或
は複数個の二重結合を有する架橋上ツマ−を共重合させ
ることにより行われる。適当な架橋モノマーは、例えば
西独特許出願公開2726225号及びヨーロッパ特許
出願公開50265号公報に記載されている。
好ましい架橋モノマーは、トリアリルシアヌラート、ト
リアリルイソシアヌラート、トリアクリロイルへキサヒ
ドロ−5−)リアジン及びトリアルキルベンゼンである
架橋モノマーが2個以上の重合可能二重結合を有する場
合には、その量はグラフト幹部分に対し1重量%より多
くならないように制限す、るのが有利である。
特に好ましいグラフト幹部分はゲル含有分60重量%以
上〈シュツットガルト市ゲオルクーチーメーフェルラー
ク社1977年刊、「ポリメルアナリティーク」のM、
ホフマン、H、クレーメル、R、クーンにより25℃、
ジメチルホルムアミドにおいて測定)の乳化重合体であ
る。
同様にグラフト幹部分として適当であるのは、ヨーロッ
パ特許出願公開50262号公報に記載されているよう
な、ジエン核部分を有するアクリラートエラストマーで
ある。
グラフトモノマーとして適当であるのは、ことにスチレ
ン、α−メチルスチレン、アクリルニトリル、メタクリ
ルニトリル、メチルメタクリラート、これ等の混合物で
あるが、ことに好ましいのは1:1乃至9:1の量割合
におけるスチレン及びアクリルニトリル混合物である。
グラフト収率、すなわちグラフト重合上ツマ−の量と使
用されたグラフトモノマーの商は一般に20乃至80%
の範囲である。
本発明において使用され得るアクリラートを主体とする
エラストマ・−は、例えば西独特許出願公開24445
84号及び2726256号公報に記載されている。
このエラストマーは一30℃以下、ことに−40℃以下
のガラス転移点を示すものが好ましい。
上述した各種エラストマーの混合物も有利に使用され得
る。
本発明成形材料は、本質的な組成分(A)乃至(E)の
ほかに、慣用の添加剤及び加工処理助剤を含有すること
ができる。これ等は組成分(A)乃至(E)の合計重量
に対し一般に60重量%まで、ことに50重量%まで添
加される。
慣用の添加剤としては、例えば安定剤、酸化防止剤、熱
分解防止剤、紫外線分解防止剤、滑剤、離型剤、染料及
び顔料(二酸化チタンを除く)の如き着色剤、非補強充
填剤、可塑剤が挙げられる。
本発明による熱可塑性成形材料に添加され得る酸化防止
剤及び熱安定剤は、周期律表第1族金、属のハロゲン化
物、例えばハロゲン化カリウノ1、ナトリウム、リチウ
ム、場きによりku (I ’)ハロゲン化物、例えば
塩化物、臭化物、沃化物と結合したものである。更に立
体障害フェノール、ヒドロキノン、これ等の置換代替物
及び混合物を、ことに混合物重量に対し1重量%までの
量において使用可能である。
紫外線安定剤としては、種々の置換レゾルシン、サリチ
ル酸塩、ベンゾトリアゾール及びベンゾフェノンを一般
に2.0重量%までの量において使用量において添加さ
れるべき滑剤及び離型剤としては、ステアリン酸、ステ
アリルアルコール、ステアリン酸アルキルエステル及び
アミド、長鎖脂肪酸とペンタエリトリットが挙げられる
添加剤としては、空気酸素及び湿気の存在下に赤燐が分
解することを阻止する安定剤も含まれる。
その例としては、酸化亜鉛及び酸化カドミウムが挙げら
れる。
本発明成形材料はそれ自体公知の方法により調製される
ことができる。すなわち出発組成分を慣用の混合装置、
例えばスクリューエクストルーダ、ブラベンダーミル、
パンベリーミルで混和し、次いで押出す。押出された混
合物を冷却し、粉砕する。混合温度は一般に220乃至
300℃の範囲である。
二酸化チタンの添加は、そのまま直ちに溶融体に対して
行われ、或は粉末状でもしくはエラストマーとの混合物
としてポリアミド扮末と混和することもできる。
本発明成形材料は未着色の成形材料に対し不変の衝撃強
さを保持しつつ淡色に着色されている点において秀れて
いる。
実施例1 K値72(フィケンチャーのツェルローゼ、ヘミ−L1
.1932.58頁による)のポリへキサメチレンアジ
ピン酸アミドを、液体混合装置において、10重量%の
二酸化チタン及び10重量%のエチレン/’n−ブチル
アクリラート/マレイン酸無水物ターポリマー(66:
33:1重量%)と混和し、次いでエクストルーダで2
70乃至290℃において溶融させた。同時にアルゴン
雰囲気下において赤燐粉末6重量%を添加した。更に下
流開口から35重量%のガラス繊維を無端索状体(ロー
ビング)として混入した。
均質混合物を圧縮し、素状体に排出し、冷却し、次いで
粉砕した。この粉体から被験体を取り分け、DIN 5
3453によりその衝撃強さを測定した。燃焼試験はU
L94に則して行われた。
色の判定は被験体とRAL色見本の対比により行われた
溶解燐の測定のため、4 X 6 X 50 mm寸法
の標準小片を作製した。この標準小片50個を60°C
において蒸留水中に100日間貯蔵した。これを水蒸気
で規準通りに充満した。この時間経過後、水試料を取出
し水中における溶解燐(燐酸)の量を測定した。
J@例2 エチレン/n−ブチルアクリラート/′マレイン酸無水
物エラストマーの代りに0.5 ffi!9このマし・
イン酸でグラフト重合したエチレン/プロピレンエラス
トマー(エチレン対プロピレン比3:1)を使用して、
他は実施例1と同様に処理した。
実施例3 補強材料としてガラス繊維の代りに繊維状珪灰石を使用
し、押出す前に回分としてポリアミドと混和したほかは
、実施例1と同様に処理した。
対比実験例1 実施例1のようにポリへキサメチレンアジピンアミドを
エクストルーダ中で溶融させ、この溶融体に実施例1と
同様に35重量%のガラス繊維と6重量%の赤燐を添加
した。それ以降の処理は実施例1のようにして行った。
対比実験例J− 実施例1と同様に処理したが、エラストマーは全く添加
しなかった。
対比実験例3 実施例1と同様に処理したが、二酸化チタンは全く添加
しなかった。
試験結果は以下の表に記載される通りである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)ポリアミド10−90重量%、(B)補強充填材
    7−60重量%、(C)二酸化チタン1−40重量%、
    (D)赤燐1−20重量%及び(E)エラストマー1−
    40重量%を含有する熱可塑性成形材料。
JP62194582A 1986-08-07 1987-08-05 熱可塑性成形材料 Pending JPS6343952A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19863626768 DE3626768A1 (de) 1986-08-07 1986-08-07 Flammgeschuetzte verstaerkte polyamidformmassen mit heller einfaerbung
DE3626768.6 1986-08-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6343952A true JPS6343952A (ja) 1988-02-25

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ID=6306885

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JP62194582A Pending JPS6343952A (ja) 1986-08-07 1987-08-05 熱可塑性成形材料

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