JPH04318064A - 防炎加工した熱可塑性成形材料 - Google Patents

防炎加工した熱可塑性成形材料

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JPH04318064A
JPH04318064A JP4002175A JP217592A JPH04318064A JP H04318064 A JPH04318064 A JP H04318064A JP 4002175 A JP4002175 A JP 4002175A JP 217592 A JP217592 A JP 217592A JP H04318064 A JPH04318064 A JP H04318064A
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JP
Japan
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weight
acid
monomers
acrylate
component
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Withdrawn
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JP4002175A
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English (en)
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Petra Baierweck
ペトラ バイアーヴェック
Brigitte Gareiss
ブリギッテ ガライス
Christoph Plachetta
クリストフ プラヒェッタ
Hans-Peter Beringer
ハンス−ペーター ベーリンガー
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 A)熱可塑性ポリアミド10〜98.45重量%、B)
燐1〜30重量%、 C)ゴム弾性ポリマー0.5〜30重量%、D)密度0
.94〜0.98g/cm3を有するポリエチレンまた
は平均分子量
【0002】
【数2】
【0003】100000〜2000000を有するポ
リプロピレンまたはこれらの混合物0.05〜15重量
%および E)繊維状または粒子状充填物質0〜60重量%を含有
する防炎加工した熱可塑性成形材料に関する。
【0004】更に、本発明は、繊維、フィルムおよび成
形体を製造するための該成形材料の使用ならびに本発明
にもとづく成形材料から入手可能な成形体に関する。
【0005】
【従来の技術】西独国特許公開第1569057号明細
書から、ポリオレフィンポリマーの不連続の埋め込まれ
た粒子を有する合成樹脂、たとえばポリアミドの連続し
た相からなる潤滑剤が公知である。
【0006】ポリオレフィンホモポリマーの防炎加工し
た成形材料への使用はポリアミド成形体の防炎加工特性
を著しく低下させる。
【0007】防炎加工成分として赤燐を含有する粘変性
されたポリアミド成形体は、満足できるすべり摩擦特性
を有しない、該特性は特に電気部品への使用を制限する
、というのも摩擦により部品の機能が損なわれるからで
ある。
【0008】欧州特許公開第92776号明細書からポ
リアミドの防炎加工法が公知であり、該方法ではポリア
ミドに10〜90重量%のポリオレフィン濃縮液の形で
安定剤を装入する、その際ポリオレフィンは低い密度を
有する。
【0009】欧州特許公開第205662号明細書から
コーティングされた(被覆された)燐が公知であり、こ
の場合被膜は低い密度を有するポリエチレンからなる。
【0010】ポリエチレン支持体樹脂は、一般に熱可塑
性樹脂との相容性が劣り、それにより埋込みを困難にし
(凝集物形成)、かつわずかな相付着が該樹脂から製造
可能の成形体の機械的特性を低下させる。
【0011】赤燐は粒子状充填物質として付加的に機械
的特性、たとえばポリアミド成形体の摩耗を低下させる
、従って技術水準においては、高い結晶化成分により機
構を更に劣化しないために、低分子のポリオレフィンま
たは相当する低い結晶度を有する低い密度のポリオレフ
ィンが使用された。更に該成形体の防炎加工特性は満足
できない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、良好な燃焼特性と同時に良好な機械的特性、特に良
好なすべり摩擦特性を有する防炎加工した熱可塑性ポリ
アミド成形材料を提供することであった。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題は、冒頭に記載
の防炎加工した成形材料により解決される。
【0014】成分A)として、本発明にもとづく成形材
料は、熱可塑性ポリアミド10〜98.45重量%、有
利には15〜97.75重量%、特に20〜96重量%
を含有する。付加的に成分E)を含有する本発明にもと
づく成形材料は、成分A)含量10〜97.45重量%
、有利には10〜87.75重量%、特に15〜76重
量%を有する。
【0015】本発明にもとづく成形材料のポリアミドは
、25℃で、96重量%硫酸中1重量%溶液で測定して
、一般に相対粘度ηrel1.7〜5.0を有し、これ
はK値(フィケンチャー(Fikentscher)に
よる)50〜96に相当する。相対粘度2.3〜4.5
、特に2.5〜4.0を有するポリアミドを使用するの
が有利である。
【0016】たとえば米国特許第2071250号明細
書、同第2071251号明細書、同第2130523
号明細書、同第2130948号明細書、同第2241
322号明細書、同第2312966号明細書、同第2
512606号明細書および同第3393210号明細
書に記載されているような分子量(重量平均値)少なく
とも5000を有する半結晶または無定形の樹脂が有利
である。
【0017】これに関する例は、7〜13員環を有する
ラクタムから誘導されるポリアミド、たとえばポリカプ
ロラクタム、ポリカプリルラクタムおよびポリラウリン
ラクタムならびにジカルボン酸とジアミンとの反応によ
り得られるポリアミドである。
【0018】ジカルボン酸としては、6〜12個、特に
6〜10個の炭素原子を有するアルカンジカルボン酸お
よび芳香族ジカルボン酸が使用可能である。ここでは、
酸としてはアジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ド
デカン二酸およびテレフタル酸および/またはイソフタ
ル酸のみを挙げる。
【0019】ジアミンとしては、6〜12個、特に6〜
8個の炭素原子を有するアルカンジアミンならびにm−
キシリレンジアミン、ジ−(4−アミノフェニル)−メ
タン、ジ−(4−アミノシクロヘキシル)−メタン、2
,2−ジ−(4−アミノフェニル)−プロパンまたは2
,2−ジ−(4−アミノシクロヘキシル)−プロパンが
特に適当である。
【0020】有利なポリアミドは、ポリヘキサメチレン
アジピン酸アミド、ポリヘキサメチレンセバシン酸アミ
ドおよびポリカプロラクタムである。
【0021】更に2種以上の前記モノマーの共重合によ
り得られるポリアミドまたは複数のポリアミド混合物が
適当である。
【0022】例として、部分芳香族のコポリアミド、特
に構成単位がテレフタル酸およびヘキサメチレンジアミ
ンから、アジピン酸およびヘキサメチレンジアミンから
、またはテレフタル酸、ヘキサメチレンジアミンおよび
ε−カプロラクタムから誘導されるものが挙げられる。 この場合、特にトリアミン含量(ビス−ヘキサメチレン
トリアミン含量)が0.5重量%未満であるコポリアミ
ドを挙げることができる。相当する生成物は、欧州特許
公開第129195号および同第129196号明細書
に記載の方法にもとづき得られる。
【0023】更に、1,4−ジアミノブタンとアジピン
酸との高温下の縮合により得られるポリアミド(ポリア
ミド−4,6)をなお挙げることもできる。この構造の
ポリアミドの製造方法は、たとえば欧州特許公開第38
094号、同第38582号明細書および同第3952
4号明細書に記載されている。
【0024】本発明にもとづく成形材料は、成分B)と
して赤燐または黒燐1〜30重量%、有利には1〜20
重量%および特に2〜20重量%を含有する。本発明に
もとづく成形材料が成分E)を含有する場合は、成分E
は燐B)1〜30重量%、有利には1〜25重量%およ
び特に2〜20重量%を含有する。
【0025】有利な防炎加工剤B)は、特にガラス繊維
で強化された成形材料と組み合わせた、元素の赤燐であ
り、該赤燐は未加工の形で使用することができる。
【0026】しかしながら、燐が低分子の液状物質、た
とえばシリコーン油、パラフィン油またはフタル酸また
はアジピン酸のエステルに、またはポリマーまたはオリ
ゴマーの化合物、たとえばフェノール樹脂またはアミノ
合成樹脂にならびにポリウレタンで表面被覆されている
製剤が特に適当である。
【0027】更に、たとえばポリアミドまたはエラスト
マー中の赤燐の濃縮物が防炎加工剤として適当である。 特に濃縮物ポリマーとして、ポリオレフィンホモポリマ
ーおよびポリオレフィンコポリマーが適当である。しか
しながら、濃縮物ポリマーの割合は、本発明にもとづく
成形材料中の成分A)およびB)の重量に対して35重
量%未満であるべきである。
【0028】成形材料中に分配された燐粒子の平均粒度
(d50)は、有利には0.0001〜0.5mm、特
に0.001〜0.2mmの範囲内にある。
【0029】成分C)として、本発明にもとづく熱可塑
性成形材料は、ゴム弾性ポリマー0.5〜30重量%、
有利には0.5〜20重量%および特に1〜15重量%
を含有する、充填物含有成形材料の場合はゴム含量0.
5〜30重量%、有利には1〜25重量%および特に1
〜20重量%である。
【0030】有利なゴム弾性ポリマーは、以下の成分か
ら構成されるオレフィンをベースとしたポリマーである
: C1)2〜8個のC原子を有する少なくとも1種のα−
オレフィン40〜100重量%、 C2)ジエン0〜50重量%、 C3)アクリル酸またはメタクリル酸のC1〜C12−
アルキルエステルまたはこのようなエステルの混合物0
〜45重量%、 C4)エチレン不飽和モノ−またはジカルボン酸または
そのような酸官能性誘導体0〜40重量%、C5)エポ
キシ基含有モノマー0〜40重量%およびC6)その他
のラジカル重合可能なモノマー0〜5重量%、 ただし、成分C)はオレフィンホモポリマーでない。
【0031】第1の有利な基として、有利には40:6
0〜90:10の範囲内のエチレン単位とプロピレン単
位の比を有する、いわゆるエチレン−プロピレン(EP
M)ゴムまたはエチレン−プロピレン−ジエン(EPD
M)ゴムが挙げられる。
【0032】そのような有利には架橋していないEPM
ゴムまたはEPDMゴム(ゲル含量一般に1重量%未満
)のムーニー粘度(MLI+4/100℃)は、有利に
は25〜100、特に35〜90の範囲内にある(DI
N第53523号にもとづき100℃で経過時間4分後
大型ローターで測定)。
【0033】EPMゴムは一般に、実際には二重結合を
もはや有しないが、一方EPDMゴムは100個のC原
子当り1〜20個の二重結合を有することができる。
【0034】EPDMゴムのためのジエンモノマーC2
)として、たとえば共有結合したジエン、たとえばイソ
プレンおよびブタジエン、5〜25個のC原子を有する
共有結合していないジエン、たとえばペンタ−1,4−
ジエン、ヘキサ−1,4−ジエン、ヘキサ−1,5−ジ
エン、2,5−ジメチルヘキサ−1,5−ジエンおよび
オクタ−1,4−ジエン、環式ジエン、たとえばシクロ
ペンタジエン、シクロヘキサジエン、シクロオクタジエ
ンおよびジシクロペンタジエンならびにアルケニルノル
ボルネン、たとえば5−エチリデン−2−ノルボルネン
、5−ブチリデン−2−ノルボルネン、2−メタリル−
5−ノルボルネン、2−イソプロペニル−5−ノルボル
ネンおよびトリシクロジエン、たとえば3−メチル−ト
リシクロ(5.2.1.0.2.6)−3,8−デカジ
エンまたはこれらの混合物が挙げられる。ヘキサ−1,
5−ジエン−5−エチリデン−ノルボルネンおよびジシ
クロペンタジエンが有利である。EPDMゴムのジエン
含量は、オレフィンポリマーの全重量に対して有利には
0.5〜50、特に2〜20および特に有利には3〜1
5重量%である。
【0035】EPMゴムまたはEPDMゴムは、有利に
は反応性カルボン酸または該カルボン酸の誘導体でグラ
フトされていてもよい。ここには、特にアクリル酸、メ
タクリル酸およびこれらの誘導体ならびに無水マレイン
酸を挙げる。
【0036】他の群の有利なオレフィンポリマーは、2
〜8個のC原子を有するαオレフィン、特にエチレンと
アクリル酸および/またはメタクリル酸のC1〜C18
−アルキルエステルとのコポリマーである。
【0037】アクリル酸またはメタクリル酸の第一およ
び第二C1〜C18−アルキルエステルは原則的にすべ
て適当であるが、1〜12個のC原子、特に2〜10個
のC原子を有するエステルが有利である。
【0038】これに関する例は、メチルアクリレート、
エチルアクリレート、プロピルアクリレート、n−ブチ
ルアクリレート、i−ブチルアクリレートおよび2−エ
チルヘキシルアクリレート、オクチルアクリレートおよ
びデシルアクリレートまたは相当するメタクリル酸のエ
ステルである。これらのうちn−ブチルアクリレートお
よび2−エチルヘキシルアクリレートが特に有利である
【0039】メタクリル酸エステルおよびアクリル酸エ
ステルC3)のオレフィンポリマーに対する割合は、0
〜60重量%、有利には10〜50重量%および特に3
0〜45重量%である。
【0040】エステルC3)の代わりにまたは該エステ
ルに付加的に、オレフィンポリマー中にエチレン不飽和
モノ−またはジカルボン酸C4)の酸官能性および/ま
たは潜在的酸官能性モノマーまたはエポキシ基を有する
モノマーC5)が含有されていてもよい。
【0041】モノマーC4)のための例として、アクリ
ル酸、メタクリル酸、これらの酸の第三アルキルエステ
ル、特にt−ブチルアクリレートおよびジカルボン酸、
たとえばマレイン酸およびフマル酸またはこれらの酸の
誘導体ならびにこれらのモノエステルが挙げられる。
【0042】潜在的酸官能性モノマーとしては、重合条
件下でまたは成形材料にオレフィンポリマーを導入する
場合に遊離酸基を形成するそのような化合物と解される
べきである。これに関する例として、20個までのC原
子を有するジカルボン酸の無水物、特に無水マレイン酸
および前記酸の第三C1〜C12−アルキルエステル、
特にt−ブチルアクリレートおよびt−ブチルメタクリ
レートが挙げられる。
【0043】酸官能性または潜在的酸官能性モノマーお
よびエポキシ基含有モノマーは、有利には下記一般式I
〜IVの化合物をモノマー混合物に添加することにより
オレフィンポリマー中に導入される。
【0044】       R1C(COOR2)=C(COOR3)
R4          (I)
【0045】
【化1】
【0046】
【化2】
【0047】
【化3】
【0048】上記式中、R1〜R9は水素原子または1
〜6個のC原子を有するアルキル基を表し、mは0〜2
0の整数およびnは0〜10の整数を表す。
【0049】R1〜R7が水素原子を表し、mが0また
は1の値、nが1の値であるのが有利である。相当する
化合物は、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸C4
)またはアルケニルグリシジルエーテルまたはビニルグ
リシジルエーテルC5)である。
【0050】式I,II,IIIおよびIVの有利な化
合物は、成分C4)としてのマレイン酸および無水マレ
イン酸ならびにアクリル酸および/またはメタクリル酸
のエポキシ基含有エステルであり、その際グリシジルア
クリレートおよびグリシジルメタクリレート(成分C5
として)が特に有利である。
【0051】成分C4)またはC5)の割合は、オレフ
ィンポリマーの全重量に対してそれぞれ0.07〜40
重量%、特に0.1〜20重量%、特に有利には0.1
5〜15重量%である。
【0052】エチレン50〜98.9重量%、特に60
〜95重量%、グリシジルアクリレートおよび/または
グリシジルメタクリレート、アクリル酸および/または
無水マレイン酸0.1〜20重量%、特に0.15〜1
5重量%およびn−ブチルアクリレートおよび/または
2−エチルヘキシルアクリレート1〜45重量%、特に
10〜35重量%からなるオレフィンポリマーが特に有
利である。
【0053】他の有利なアクリル酸および/またはメタ
クリル酸のエステルは、メチルエステル、エチルエステ
ル、プロピルエステルおよびi−ブチルエステルである
【0054】その他のモノマーC6)としては、たとえ
ばビニルエステルおよびビニルエーテルが該当する。
【0055】前記エチレンコポリマーの製造は、自体公
知方法により、有利には高圧および高温下での静的共重
合により実施することができる。
【0056】エチレンコポリマーのメルトインデックス
は、一般に1〜80g/10分の範囲内にある(190
℃および荷重2.16kgで測定)。
【0057】オレフィンをベースとした前記の有利なゴ
ム弾性ポリマーのほかに、エラストマーC)としてたと
えば以下のポリマーが適当である。
【0058】ここで第一に乳化重合体が挙げられる、該
重合体の製造は、たとえばHouben−Weyl著、
『有機化学方法(Methoden der orga
nischen Chemie)』、第XII巻、I(
1961年)ならびにBlackley著、研究論文『
乳化重合(Emulsion Polymerisat
ion)』に記載されている。
【0059】静的に構成されたエラストマーまたはシェ
ル構造を有するものを原則的に使用することができる。 シェル状構造は個々のモノマーの添加順序により決定さ
れる。
【0060】エラストマーのゴム成分を製造するための
モノマーとしては、アクリレート、たとえばn−ブチル
アクリレートおよび2−エチルヘキシルアクリレート、
相当のメタクリレート、ブタジエンおよびイソプレンな
らびにこれらの混合物が挙げられる。これらのモノマー
は、他のモノマー、たとえばスチレン、アクリルニトリ
ル、ビニルエーテル、および他のアクリレートまたはメ
タクリレート、たとえばメチルメタクリレート、メチル
アクリレート、エチルアクリレートおよびプロピルアク
リレートと共重合させることができる。
【0061】エラストマーの軟質相またはゴム相(ガラ
ス転移温度0℃未満を有する)は、(2個以上のシェル
構造を有するエラストマーの場合に)核に対して外側の
シェルまたは中間のシェルであることができる。複数の
シェルのエラストマーの場合には複数のシェルはゴム相
からなることもできる。
【0062】ゴム相のほかになお1種以上の硬質成分(
ガラス転移温度20℃以上を有する)がエラストマーの
構成に関与している場合は、該エラストマーは一般に主
なモノマーとしてスチレン、アクリルニトリル、メタク
リルニトリル、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル、
たとえばメチルアクリレート、エチルアクリレートおよ
びメチルメタクリレートの重合により製造する。この場
合、そのほかに他のコモノマーを少ない割合で使用する
こともできる。
【0063】若干の場合に、表面に反応性基を有する乳
化重合体を使用することが有利であることが判明した。 そのような基は、たとえばエポキシ基、カルボキシ基、
潜在性カルボキシ基、アミノ基またはアミド基ならびに
一般式:
【0064】
【化4】
【0065】のモノマーをいっしょに使用することによ
り導入することができる官能基である。
【0066】上記式中、置換基は以下のものを表すこと
ができる:R10は水素原子またはC1〜C4−アルキ
ル基を表し、R11は水素原子、C1〜C8−アルキル
基またはアリール基、特にフェニル基を表し、R12は
水素原子、C1〜C10−アルキル基、C6〜C12−
アリール基またはOR13を表し、R13は場合により
OまたはNを含有する基で置換されていてもよいC1〜
C8−アルキル基またはC6〜C12−アリール基を表
し、Xは化学結合、C1〜C10−アルキレン基または
C6〜C12−アリーレン基、または
【0067】
【化5】
【0068】を表し、YはO−Z−またはNH−Zを表
しかつZはC1〜C10−アルキレン基またはC6〜C
12−アリーレン基を表す。
【0069】欧州特許公開第208187号明細書に記
載のグラフトモノマーも表面に反応性基を導入するのに
適している。
【0070】他の例として、なおアクリルアミド、メタ
クリルアミドおよび置換されたアクリル酸またはメタク
リル酸のエステル、たとえば(N−t−ブチルアミノ)
エチルメタクリレート、(N,N−ジメチルアミノ)エ
チルアクリレート、(N,N−ジメチルアミノ)メチル
アクリレートおよび(N,N−ジエチルアミノ)エチル
アクリレートが挙げられる。
【0071】更に、ゴム相の粒子は架橋されていてもよ
い。架橋剤として有効なモノマーは、たとえばブタ−1
,3−ジエン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート
およびジヒドロジシクロペントジエニルアクリレートな
らびに欧州特許公開第50265号明細書に記載の化合
物である。
【0072】更に、いわゆるグラフト架橋するモノマー
(グラフト結合モノマー)、すなわち重合の際に異なる
速度で反応する2個以上の重合可能な二重結合を有する
モノマーを使用することもできる。有利には、少なくと
も1個の二重結合がほかのモノマーとほぼ同じ速度で重
合し、一方二重結合の残りの部分が明らかに緩慢に重合
するような化合物を使用する。異なる重合速度は、ゴム
において一定の割合の不飽和二重結合を伴う。そのよう
なゴムに他の相を引き続きグラフトする場合は、ゴムに
存在する二重結合が化学結合を形成して、少なくとも一
部分グラフトモノマーと反応する、すなわちグラフトさ
れた相は化学結合を介して少なくとも一部分グラフト幹
に結合される。
【0073】そのようなグラフト架橋するモノマーの例
は、アリル基を含有するモノマー、特にエチレン不飽和
カルボン酸のアリルエステル、たとえばアリルアクリレ
ート、アリルメタクリレート、ジアリルマレエート、ジ
アリルフマレート、ジアリルイタコネートまたは相当す
る該ジカルボン酸のモノアリル化合物である。そのほか
に多数の他の適当なグラフト架橋モノマーが存在する、
この場合の詳細についてはたとえば米国特許第4148
846号明細書に記載されている。
【0074】架橋するモノマーの成分C)に対する割合
は、一般に成分C)に対して5重量%まで、有利には3
重量%未満である。
【0075】以下に、若干の有利な乳化重合体を記載す
る。この場合まず、以下の構成を有し、1つのコアおよ
び少なくとも1つの外側のシェルを有するグラフトポリ
マーが挙げられる: 類型      コアのためのモノマー       
         シェルのためのモノマー     
                         
                         
               C/1  ブタ−1,
3−ジエン、イソプレン、     スチレン、アクリ
ルニトリル、  n−ブチルアクリレート、エチルヘキ
シ    メチルメタクリレート  ルアクリレートま
たはこれらの混合物C/2  Aと同じ、ただし架橋剤
をいっしょ      Aと同じ     に使用 C/3  AまたはBと同じ            
     n−ブチルアクリレート、エチルア    
                         
         クリレート、メチルアクリレート、
                         
             ブタ−1,3−ジエン、イ
ソプレン、                    
                  エチルヘキシル
アクリレートC/4  AまたはBと同じ      
           AまたはCと同じ、ただし該明
細書                       
               に記載の反応性基を有
するモノマー                   
                   をいっしょに
使用C/5  スチレン、アクリルニトリル、    
 核のためのAおよびBとして記載の     メチル
メタクリレートまたは       モノマーからなる
第1のシェル、    これらの混合物       
             シェルのためのAまたはC
として記                     
                 載の第2のシェル
複数のシェル構造を有するグラフトポリマーの代わりに
均質の、すなわちブタ−1,3−ジエン、イソプレンお
よびn−ブチルアクリレートまたはこれらのコポリマー
からなる単層シェルのエラストマーを使用することもで
きる。該生成物は、架橋モノマーまたは反応性基を有す
るモノマーをいっしょに使用することにより製造するこ
ともできる。
【0076】有利な乳化重合体の例は、n−ブチルアク
リレート/(メタ)アクリル酸コポリマー、n−ブチル
アクリレート/グリシジルアクリレートコポリマーまた
はn−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレート
コポリマー、n−ブチルアクリレートからなるかまたは
ブタジエンをベースとした内側のコアおよび前記コポリ
マーおよび反応性基を供給するコモノマーとエチレンと
のコポリマーからなる外側のシェルを有するグラフトポ
リマーである。
【0077】前記エラストマーC)は、他の通常の方法
、たとえば懸濁重合により製造することができる。
【0078】本発明にもとづく成形材料は、成分D)と
して、密度0.94〜0.98g/cm3を有するポリ
エチレンまたは平均分子量(
【0079】
【数3】
【0080】=重量平均)100000〜200000
0、有利には300000〜1000000および特に
400000〜800000を有するポリプロピレン0
.05〜15重量%、有利には0.25〜10重量%お
よび特に1〜10重量%を含有する。
【0081】本発明にもとづく成形材料が成分E)を含
有する場合は、該成分は成分D)0.05〜10重量%
、有利には0.25〜10重量%および特に1〜5重量
%を有する。
【0082】有利な成分D)は0.94〜0.98g/
cm3、有利には0.95〜0.96g/cm3および
特に0.951〜0.958g/cm3の高い密度を有
するポリエチレンである。
【0083】メルトインデックスMFIは、一般に19
0℃および荷重21.6kgにおいて5g/10分未満
、有利には3g/10分未満である(DIN53735
号により測定)。
【0084】この場合、メルトフローインデックスは、
10分以内でDIN53735号により規格化された試
験装置により、温度190℃でおよび重量21.6kg
で押出されたポリマー量に相当する。
【0085】そのようなポリオレフィンの製造は、通常
は金属含有の触媒、たとえばチタンおよびアルミニウム
含有のチーグラー触媒を用いた低圧重合により、または
ポリエチレンの場合はクロム含有の化合物をベースとし
たフィリップス触媒により実施する。その際、重合反応
は技術水準で一般的な反応器で、気相で、溶液中でまた
は懸濁液中で実施することができる。ポリエチレンまた
はポリプロピレンは、本発明にもとづくポリマー混合物
を製造する場合には粒状物としておよび顆粒として使用
することができる。ポリエチレンとポリプロピレンとの
混合物も使用することができ、その際混合比は任意であ
る。
【0086】更に、赤燐B)を濃縮液の形でD)といっ
しょに使用することが有利である。
【0087】本発明にもとづく成形材料は、他の成分と
して、繊維状または粒子状充填物質(成分E)または該
充填物質の混合物0〜60重量%、有利には1〜50重
量%、特に10〜40重量%および特に有利には20〜
30重量%を含有することができる。
【0088】有利な繊維状強化物質(成分E)は、炭素
繊維、カリウムチタネートホイスカー、アラミド繊維お
よび特に有利にはガラス繊維である。ガラス繊維を使用
する場合は、ガラス繊維に熱可塑性ポリアミド(A)と
の相容性を向上するためにサイズ剤および付着媒介剤が
含まれていてもよい。一般に、使用されるガラス繊維は
6〜20μmの範囲の直径を有する。
【0089】該ガラス繊維の配合は、短いガラス繊維の
形でならびにまたエンドレスストランド(ロービング)
の形で行うことができる。完成したダイカスト部分では
、ガラス繊維の平均長さは、有利には0.08〜0.5
mmの範囲内にある。
【0090】粒子状充填物質としては、無定形の珪酸、
炭酸マグネシウム(チョーク)、カオリン(特に焼成し
たカオリン)、粉末化した石英、雲母、タルク、長石お
よび特に珪酸カルシウム、たとえばウォラストナイトが
適当である。
【0091】充填物質の有利な組合せは、たとえばガラ
ス繊維20重量%とウォラストナイト15重量%および
ガラス繊維15重量%とウォラストナイト15重量%で
ある。
【0092】本発明にもとづく成形材料は、主成分A)
〜D)および場合によりE)のほかに常用の添加剤およ
び加工助剤を含有することができる。これらの割合は、
一般に成分A)〜D)の全重量に対して20重量%まで
、有利には10重量%までである。
【0093】常用の添加剤は、たとえば安定剤および酸
化遅延剤、熱分解および紫外線による分解防止剤、滑剤
および離型剤、染料および顔料ならびに可塑剤である。
【0094】本発明にもとづく熱可塑性材料に添加する
ことができる酸化遅延剤および熱安定剤は、たとえば周
期表第I族金属のハロゲン化物、たとえばハロゲン化ナ
トリウム、ハロゲン化カリウム、ハロゲン化リチウムで
あり、場合によりハロゲン化銅(I)、たとえば塩化銅
(I)、臭化銅(I)またはヨウ化銅(I)との化合物
である。更に、弗化亜鉛およひ塩化亜鉛を使用すること
ができる。更に、立体障害フェノール、ヒドロキノン、
これらの群の置換された代表的物質および該化合物の混
合物が、混合物重量に対して有利には1重量%までの濃
度で使用可能である。
【0095】UV安定剤の例は、種々の置換されたレゾ
ルシン、サリチレート、ベンゾトリアゾールおよびベン
ゾフェノンであり、これらを一般に2重量%までの量で
使用する。
【0096】一般に1重量%までの量で熱可塑性材料に
加える滑剤および離型剤は、ステアリン酸、ステアリル
アルコール、ステアリン酸アルキルエステルおよびステ
アリン酸アルキルアミドならびに長鎖脂肪酸とペンタエ
リトリットとのエステルである。ステアリン酸のカルシ
ウム、亜鉛またはアルミニウム塩ならびにジアルキルケ
トン(ヘンケル(Henkel)社のStearon(
R))を使用することもできる。
【0097】添加物には、湿分および空気酸素の存在下
で赤燐の分解を阻止する安定剤も存在する。例としては
、カドミウム、亜鉛、アルミニウム、錫、マグネシウム
、マンガンおよびチタンの化合物が挙げられる。特に適
当な化合物は、たとえば前記金属の酸化物、更に炭酸塩
またはオキシ炭酸塩、水酸化物ならびに有機または無機
酸の塩、たとえば酢酸塩または燐酸塩もしくは燐酸水素
塩である。
【0098】本発明にもとづく熱可塑性成形材料は、自
体公知方法により、出発成分を通常の混合装置、たとえ
ばスクリュー押出機、ブラベンダーミルまたはバンバリ
ーミル内で混合し、引き続き押出すことにより製造する
ことができる。押出し後、押出し物を冷却し、かつ粉砕
する。
【0099】本発明にもとづく成形材料は、たとえば欧
州特許公開第56703号明細書に記載されている引抜
成形法により製造することができる。この場合には、ガ
ラス繊維ストランドにポリマー材料を含浸させ、引き続
き冷却し、かつ粉砕する。この場合に、ガラス繊維の長
さは顆粒物の長さに等しく、3〜20mmである。
【0100】本発明にもとづく成形材料は、改良された
摩耗率と同時に良好な衝撃強度により達成されるその均
一な機械的特性により際立っている。
【0101】該成形材料は、付加的に良好な火炎安定性
、耐クリープ性性および燐安定性を有する。
【0102】これらの特性スペクトにもとづき、本発明
による成形材料から製造可能な成形体は、特に電気およ
び電子部品、たとえば電気モーター部品(モーター保護
スイッチ、パワープロテクタ)、電子レンジまたは高圧
スイッチのケーシング部品に適している。ガラス繊維で
強化された成形体は、特に遠隔通信分野でのプラグ、プ
ラグコネクタまたはジャックとして使用される。
【0103】
【実施例】本発明にもとづく成形材料を製造するために
以下の成分を使用した: 成分(A) 相対粘度ηrel2.4℃(ISO307号にもとづき
、96重量%H2SO4中で0.5重量%溶液として測
定)に相当する粘度数135を有するポリアミド−6,
6(ポリヘキサメチレンアジピン酸アミド)、成分(B
) 平均粒度(d50)45μmの赤燐、 成分(C) 190℃および荷重2.16kgにおいてMFI10g
/10分を有し、エチレン60重量%、n−ブチルアク
リレート35重量%、アクリル酸4.3重量%および無
水マレイン酸0.7重量%からなるオレフィンポリマー
、 成分(D) 平均分子量
【0104】
【数4】
【0105】(重量平均)450000を有し、MFI
2g/10分(190℃および荷重21.6kg)およ
び密度0.954g/cm3であるポリエチレン、成分
(E) 直径10μmを有するガラス繊維、 これらの成分を290〜300℃で二軸スクリュー押出
機で混合し、かつ水浴中に押出した。
【0106】粒状化および乾燥後、ダイカストで試験成
形体を射出成形し、かつ検査した。
【0107】燃焼特性は、UL94にもとづき1/16
のインチバーで検査した、この場合分類V−(またはH
B)は試料がホルダーに至るまで完全に燃焼したことを
表す。
【0108】アイゾット−衝撃強度anはDIN534
53号にもとづきおよび破損エネルギW50はDIN5
3443、第一部にもとづき測定した。
【0109】燐安定性を測定するために、試験成形体を
60℃で水浴中に放置した、10日後、AASを用いて
水溶性燐化合物を測定するために試料を取り出した。
【0110】耐クリープ性(CTI)の測定は、DIN
112、ASTM−D3638により実施した。
【0111】摩耗率Wm/sを測定するために、図1に
もとづく測定装置を使用した。
【0112】試験成形体(φ3mm)を平均表面圧力P
(FN)2N/mm2で試験台(120×14×10m
m)の上に押圧した。振動周波数fは3Hzであり、振
動幅ΔXs=±2mmであった。耐持続荷重サイクル数
LWは150000であり、該値はすべり区間s=1k
mに相当する。
【0113】試料成形体および試験台は、測定結果を記
載した表1にもとづく同じ組成を有する。
【0114】                          
       表1試験No.           
               1*      2*
      3*      4       5  
成分A〔重量%〕                6
2.1    66.6    60.6    60
.6    60.6    B          
                 4.4     
4.4     4.4     4.4     4
.4  C              6.0   
   −−      −−      3.0   
 5.0    D                
            −−      −−   
  6.0      3.0    1.0    
E                        
  27.5    27.5    27.5   
  27.5   27.5    F(ZnO)  
                   −−    
 1.5     1.5      1.5    
1.5摩耗率 Wm/s〔mg/kg〕       
     33.0     3.2     0.0
      0.5    0.2燃焼特性UL94〔
1/16″〕           V−0     
V−0     V−       V−0    V
−0衝撃強度an〔KJ/m2〕,23℃      
 45      35      34      
 43     44破損エネルギW50〔Nm〕,2
3℃       2.6     1.1     
1.0      2.5    2.5可溶性燐〔p
pm/10d〕             40   
   10      12       10   
  11耐クリープ性CTI〔V〕         
   600     500     550   
   600    600            
                         
                         
         * 比較として
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく成形材料の摩耗率を測定した
装置の断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)熱可塑性ポリアミド10〜98.45重量%、B)
    燐1〜30重量%、 C)ゴム弾性ポリマー0.5〜30重量%、D)密度0
    .94〜0.98g/cm3を有するポリエチレンまた
    は平均分子量 【数1】 100000〜2000000を有するポリプロピレン
    またはこれらの混合物0.05〜15重量%およびE)
    繊維状または粒子状充填物質0〜60重量%を含有する
    防炎加工した熱可塑性成形材料。
JP4002175A 1991-01-12 1992-01-09 防炎加工した熱可塑性成形材料 Withdrawn JPH04318064A (ja)

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