JPS6343716A - 圧延機のスピンドルサポ−ト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロール圧延機、特に圧延機のロール交換時に
使用されるスピンドルサポートに関する。

従来の技術 （１）代表的な形式は第４図に示す如く、上下のロール
を夫々一定位性で支え、ロール組替位置は１ケ所である
。一般に大径の」二作業ロールの組替に際しては、下大
径作業ロールの軸受箱に車輪を設け、これを組替レール
上にのせて圧延機の外に搬出し、機外で下大径作業ロー
ルの軸受箱上に組替スペーサーをのせて、これを機内に
搬入し、このスペーサー上に上大径作業ロールなの一ル
のずれを防止する為に、ビンが突出しているので、この
スペーサー上入及び搬出時には、上大径作業ロールの下
部とビンが干渉し彦い様に、上ロールは圧延機の油圧シ
リンダーで押し上げである。この押し上げ位置からロー
ルを下げて組替位置において、上下のスピンドル０１゜
０２をスピンドルサポート０３．０４により支持し、上
下ロール及びスペーサーを一体として操作側に引抜く。

新ロールの組込みは前述の引抜きと逆の手順で行なわれ
る。

伐）上下のスピンドルを別々に保持するため、切換電磁
弁を２ケ設り“たもの。

（３）ポーターバーで組替スペーサーの搬出及び搬入な
行うもの。

発明が解決しようとする問題点 （１）　　第４図の形式では、ロール組替位置が１ケ所
であり、同一圧延機で四段圧延と二段圧延を行う場合の
ように、大径作業ロールの組替時にスピンドルビ２ケ所
の異なった位置で保持する必要がある場合には適用でき
ない。

（２）切換電磁弁な２ヶ設けるものは、価格が高くなり
不経済である。

更にサポートは目視できない個所に設置されているので
、上と下の電磁切換弁な間違えて操作しスピンドルを落
下させる惧れがある。

（３）ポーターバーな使用する方法は、圧延機近傍のス
は−スが少ないために、搬入及び位置決めビンの挿入等
が困難であり、組替に多大の時間を要する等の問題があ
る。

問題点を解決するための手段 第３図に示すように、スピンドルのボスを上側及び下側
から把持し、上側の把持部材にバネを挿入し、スピンド
ルポスを上方に移動可能に保持する。

作用 スぎンドルポスの上側把持部材が弾性支持されているの
で、スペーサーを上側作業ロール軸受の下面に挿入する
場合等に、スピンドルサポートの位置を変更することな
しに上側作業ロールを持上げることができる。

実施例 第１図、第２図において、１は上側作業ロール、２は下
側作業ロール、３は上側ロール軸受、４は下側ロール軸
受、５は圧延機Ｉ・ウジング、６．７はハウジング５に
同定された上下のブラケット、８は上下のブラケット６
．７の間に配置された２本の垂直ガイドバー、９．１０
はガイトノぐ−８によυ摺動１Ｊ能に支持された上下の
フレーム、１１゜１２は上下のブラケット６．７に装着
され上下のフレーム９，１０を昇降させる油圧シリンダ
ー、１３．１４は上下のフレーム９，１０にそれぞれ２
本づつ設けられた水平ガイドバー、１５は上フレーム９
内で水平ガイドバー１３によｐ摺動可能に支持された１
組のグリッパ−１１６は下フレーム１０内で水平ガイド
バー１４によりｍ動白丁能に支持された１組のグリッパ
−１１７は１組のグリッツ−１５を連結する油圧シリン
ダー、１８は１組のグリツパー１６を連結する油圧シリ
ンダー、１９はグリッパ−１５の下部固定座、２０はグ
リッパ＝１６の下部固定座、２１はクリツノ々−１５の
上部可動座、２２はグリッパ−１６の上部可動座、２３
はグリッパ−１５に枢支され一端に上部可動座２１を具
え他端をバネ２４に連結されたレバー、２５はグリッパ
−１６に枢支され一端に上部可動座２２を具え他端をバ
ネ２６に連結されたレバー、２７．２７’は垂直ガイド
バー８に装着されたストッパー、２８．２９は上下のス
ピンドル、３０．３１は上下のスピンドル２８　、２９
のボスである。

このような装置において、フレーム９，１０の高さの調
整は油圧シリンダー１１．　、１．２により行ない、ス
ピンドルボス３０，３１の把持は油圧シリンダー１７．
１８によるグリッパ−１５，１６の水平移動により行な
う。

第１，２図においてはフレーム９，１０が上下端のスト
ッパー２７に当接した位置、部ち四段圧延状態にある。

油圧シリンダー１１．１２を駆動すると、フレーム９，
１０はガイドバー８に沿って内側に動き、内側のストッ
パー２７′に当接した位置、即ち二段圧延又は真速圧延
状態となる。

ロール組替に際し、上ロール１の下側に下ロール２及び
ス投−ザー（図示せず）を挿入する時は、上下フレーム
９，１０の位！’＆ロール組替位置に保持し、圧延機の
油圧シリンダーにより上ロール１を持上げる。

スルトスピンドル２８のボス３０が下部同定座１９から
離れ上部可動座２１を押上げ、レバー２３がバネ２４に
抗して回動する。

スペーサーが上ロール１の軸受３の下側に挿入された後
に上ロール１を下降さぜ、上ロール１がスペーサーを介
して上ロール２の上に把持された状態で、上下ロールと
スペーサーを一体として／ｈハウジングから操作側に引
抜く。

上記の手順で、上ロール１を下降はせた際に、ボス３０
は再び下部固定座１９に着座し、上部可動座２１がバネ
２４の弾力によりボス３０の上面を押圧する。

発明の効果 （１）　　四段圧延、二段圧延、真速圧延等における異
なった作業ロール位置、即ち異なったスピンドル位置で
、ロール組替時にスピンドルを保持することができる。

（２）　　ロール組替時に、上ロール下側にスは−サー
を挿入する際に、ロールサポートの油圧シリンダーを操
作せずに上ロールを持上げることができる。

（３）上ロール下側にスペーサーの挿入が終了すると、
スピンドルは再びロール組替位置に保持され、ロール組
替時にスｌ−″ン）パル位置を調整する必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明圧延機のスピンドルサポート装置の実施
例における正面図、第２図は第１図の側面図、第３図は
本発明を説明するＷ、２図と同様な図面、第４図は従来
装置の側面図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）圧延機ハウジングに近接しスピンドルの両側に配
   置された垂直ガイドバーと、それぞれ前記垂直ガイドバ
   ーに沿つて昇降する上下のフレームと、前記フレームを
   昇降させる油圧シリンダーと、前記フレームを位置決め
   するストッパーと、前記各フレームに支持され相対的に
   動いてスピンドルを把持する各１対のグリツパーとを具
   え、前記フレームを所定高さに昇降固定し前記グリツパ
   ーによりスピンドルを所定位置に保持するようにしたこ
   とを特徴とする圧延機のスピンドルサポート装置。
2. （２）圧延機ハウジングに近接しスピンドルの両側に配
   置された垂直ガイドバーと、それぞれ前記垂直ガイドバ
   ーに沿つて昇降する上下のフレームと、前記フレームを
   昇降させる油圧シリンダーと、前記フレームを位置決め
   するストツパーと、前記各フレームに支持され相対的に
   動いてスピンドルを把持する各１対のグリツパーとを具
   え、前記フレームを所定高さに昇降固定し前記グリツパ
   ーによりスピンドルを所定位置に保持する圧延機のスピ
   ンドルサポート装置において、前記グリツパーに下部固
   定座と弾性支持された上部可動座とを設け、前記グリツ
   パーにより所定位置に保持されているスピンドルを押上
   げた際に該スピンドルが前記下部固定座から離れ上方に
   浮動しうるようにしたことを特徴とする圧延機のスピン
   ドルサポート装置。