JPS6343479A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は磁気記録再生装置に係り、特にフィールドメモ
リを応用して、特殊再生機能の向上を計るのに好適なメ
モリ制御手段に関する。

［従来の技術］ 従来の磁気記録再生装置において、静止画再生。

スローモーション再生、早送り再生等の特殊再生機能が
実現している。しかしこれらのモードでは磁気ヘッドの
トレースパターンが記録時と異なるために、画面上にノ
イズが発生する。

これまでノイズの少ない良好な特殊再生画を得るために
、特殊な磁気ヘッドやモータ制御等により向上が計られ
てきたが、いずれも十分なものではなかった。この種の
装置として関連するものに例えば特開昭５４−２０１８
が挙げられる。

これに対し、フィールドメモリを磁気記録再生装置に搭
載することにより、上記の問題は大巾に軽減する。例え
ば静止画再生は、静止させたいフィールドの画をメモリ
に書き込み、これを読み続けることにより実現できる。

スローモーション再生は、ノイズのないフィールドの画
をメモリに書き込み、次のノイズのないフィールドに磁
気ヘッドが移動するまで記憶情報を読み続けることで実
現できる。また早送り再生は１回転シリンダー上の磁気
ヘッドの一方をダブルアジマスヘッド対とし、ヘッドの
切換えにより連続な画像（ｉ号を得て。

これをメモリに書き込んでおく。もう一方のチャンネル
においては、ダブルアジマスヘッド対にて得られた連続
信号をメモリから読み出す、どいつた方法にて実現可能
である。

さらにフィールドメモリを搭載するメリットとして、ト
ランジェントノイズの低減が挙げられる。

一般に、あるモードから他のモードへ移行するトランジ
ェント状態においては、ヘッドのトレースルドすること
により１画面に現れないようにできる。つまり、モード
移行直前に１フィールド分の画像をメモリに書き込んで
おき、それを読み出し状態にする。その後、モード移行
を開始させ、テープ及びシリンダーの状態が安定するま
で読み出し状態を保持しておく、保持時間を適切に設定
することにより、ノイズの発生を抑えることができるの
である。

このフィールドメモリを搭載したＶＴＲの構成の一例を
第３図に示す、１は磁気テープ、２は磁気ヘッド、３は
キャプスタンモータ、４はキャプスタン駆動回路、５は
キャプスタン制御回路、６はコントロールパルスヘッド
、７はヘッドスイッチ発生回路、８は回転位相検出器、
９はシリンダモータ、１０はシリンダモータ駆動回路、
１１はシリンダ制御回路、１２は基準位相発生回路、１
３は信号処理回路、１４はＡ／Ｄ変換器、１５はメモリ
、１６はＤ／Ａ変換器、１７は映像信号出力端子、工８
はアドレスカウンタ、１９は付加Ｖこの図にもとづき動
作の概要を説明する。基準位相発生回路１２より出力さ
れる３０Ｈｚの基準信号ＲＴが、キャプスタン制御回路
５及びシリンダ制御回路１１に供給される。そしてそれ
ぞれ基準信号ＲＴより台形波ＴＰが生成される。またコ
ントロールパルスヘッド６より出力されるテープ上のコ
ントロールパルスＣＴＬＰの立上がりエツジよりサンプ
リングパルス（図示せず）が作られる。

さらに、回転位相検出器の出力信号であるシリンダの回
転位相を表すタックパルス信号（図示せず）から磁気ヘ
ッドの選択するためのヘッドスイッチ信号Ｈ５が作られ
、そしてヘッドスイッチ信号ＨＳの立下りエツジからサ
ンプリングパルス（図示せず）が生成される。

それぞれの制御回路において台形波がサンプリングパル
スによりサンプリングされ、その電圧がキャプスタン駆
動回路４、シリンダ駆動回路１０この動作により記録再
生時における磁気ヘッド２のテープトレースパターンが
、規定通りのものとなる。

また磁気ヘッド２から出力される信号は、信号処理回路
１３に入力され、ビデオ信号に復調される。このビデオ
信号はＡ／Ｄ変換器１４にてディジタル信号に変換され
、メモリ１５内のアドレスに書き込まれる。メモリ１５
からは、署き込み時には、Ａ／Ｄ変換器１４の出力信号
が、読み出し時には、メモリ内の記憶信号が出力され、
それぞれＤ／Ａ変換器１６にてアナログ信号に復元され
る。さらに　垂直方向の画像ブレが発生しないように、
付加ＶＤが印加されて映像信号出力となるにこでは付加
ＶＤは、アドレスカウンタ１８に同期しており、付加Ｖ
Ｄ発生回路１９から出力される。

トランジェント時における。アドレスリセット周期の点
について配慮されておらず、トランジェント時に画像の
縦ゆれが発生するという間層があった。

特殊再生時においては、磁気ヘッドとテープの相対速度
が通常時と異なるため、水平同期１５号の周期が変化し
１画の色消えや色ずれが発生する。

これを防止するためにモードに応じて基準位相発生回路
Ｉ２より出力される基準信号ＲＴの周期をモードに応じ
て補正している。この補正、ＩＡは、例えばＮＴＳＣ信
号をＶＨ３規格で記録した場合、（１）式で表される。

Ａ＝αＨ（Ｖ−１）／２６２．５・・・（１）αＨ：　
１．５　（ＳＰ）、０．５　　（ＥＰ）■二倍連数（・
・・−２，−１，０，１，２・・・）第５図によりこの
補正動作を説明する。この図は横軸が時刻、縦軸が周期
を表している０時刻Ｔ１においてモードが切換わり、基
準信号ＲＴの周期≧がステップ状に変化する。これに対
してシリンダ来例においては、アドレスリセットをヘッ
ドスイッチＨ８のエツジにて行なっているのでメモリか
ら読み出される画像信号の周期がトランジェント期間中
変化し続けることになり、画面が縦ゆれを起こし、見苦
しいものとなっていた。

本発明の目的は、トランジェント時において縦ゆれの少
ない画を得ることにある。

［問題点を解決するための手段］ 上記目的は、トランジェント時におけるアドレスリセッ
ト及び付加ＶＤ発生の基４１信号を、サーボ系の基準位
相信号から生成することにより達成される。

［作用］ サーボ系の基準位相信号は、特殊再生のモードに応じて
周期が変化するが、これは、モードを切換えた瞬間だけ
で、それ以外は安定している。よって、この基準位相信
号をメモリのアドレスリセット、縦ゆれを起こすだけで
あり、安定した画を夛 でることができる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図であり第
３図と同一部分については、説明を省略する。ここで２
０は２分周回路、２１はデイレイ回路である。また第２
図は、第１図の動作を示す図である。

まず、モータ制御系について説明する。基準位相発生回
路１２は、６０Ｈｚの基準信号ＲＴを発生する。この基
準信号ＲＴは２分周回路２０にて分周され、３０Ｈｚの
信号となりこれがサーボ基準信号ＲＦとなる。サーボ基
準信号ＲＦは、キャプスタン制御回路５及びシリンダ制
御回路１１に供給され、立下がりエツジより台形波ＴＰ
が生成される。ここからは従来例と同じ動作になる。つ
まり、それぞれの制御回路において、ヘッドスイれ、こ
れにより台形波がサンプリングされる。このサンプリン
グ電圧により、キャプスタンモータ３と、シリンダモー
タ９な駆動されて第２図に示すような位相関係にてロッ
クする。

次にメモリブロックについて説明する。メモリのアドレ
スリセットを基準信号ＲＴにより行なうのが本発明の特
徴である。つまり　６０　Ｈｚの基ＩＩＩ信号ＲＴをデ
イレイ回路２１により遅延させ、アドレスリセットパル
スＡＤＲＴを発生させる。

ここでデイレイ回路２１の遅延量は、ヘッドスイッチＨ
ＳのエツジとアドレスリセットパルスＡＤＲＴの位相が
一致するようにあらかじめ設定される。

前述のようにモータ制御回路により基準信号ＲＴとヘッ
ドスイッチＨ８とは一定の位相関係に保持されているた
め、通常状態におけるアドレスリセットはヘッドスイッ
チＨ５のエツジで行なったのと等価になる。さらに付加
ＶＤ発生回路１９より、アドレスリセットパルスＡＤＲ
Ｔから一定位相のあるが、キャプスタン系は、モードに
よってテープ速度が変わり、シリンダ系においても、基
準信号ＲＴの周期の変化及びテープ負荷の変動等がある
ため一定期間　位相が乱数た状態となっている。

この期間は、一般にノイズのある見苦しい両面となって
いる。これを避けるために画のホールドを行なう、つま
りモード移行の直前にメモリ１５に書き込まれた画像信
号を読み出し状態に保持する。

そしてこの保持状君を、キャプスタン系、シリンダ系が
安定するまでの一定期間、維持するのである。基準信号
ＲＴは、モード切換の瞬間に周期が変化するがそれ以外
の期間は安定であるので、本発明のように基＄信号ＲＴ
によりアドレスリセットを行えば、トランジェント時の
ホールド画は、−瞬縦ゆ九を起こすだけで安定したもの
となる。

またトランジェント期間においては、基準位相ＲＴに対
して、ヘッドスイッチトＩｓの位相が大きく変動してい
るが、この変動が落ち着き１位相関係が一定状態になっ
てからホールド画を解除することにより、ホールド画と
その後の画との間で、垂直同期の乱れを起こすこともな
いのである。

以上、本発明の一実施例について説明を行なったが、本
発明が二数に限定されることはなく、特許請求の範囲で
変更可能であることは言うまでもない。

ＣＲ１明の効果コ 本発明によれば、フィールドメモリを搭載した磁気記録
再生装置において、モード移行のトランジエンｌ−期間
における静止画像を一定の周期で読み出せるので安定し
た見やすい画を得ることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
、第１図の動作を説明する図、第３図は従来例の一例を
示すブロック図、第４図、第５図は第３図の動作を説明
する図である。 ｌ・・・磁気テープ、２・・・磁気ヘッド、３・・・キ
ャプスタンモータ、５・・・キャプスタン制御回路、９
・・・シリンダモータ、１１・・・シリンダ６Ｊ　ｖ４
＠　Ｍ、１２・・・基準（ｆｆ号位相発生回路、１４・
・・Ａ／Ｄ変換器、１５・・・メモリ、１６・・・Ｄ／
Ａ変換器、１８・・・アドレスカウンタ、１９・・・付
加ＶＤ発生回路、２０・・・２分周回路、２１・・・デ
イレイ回路 代麗人弁理士小　川　！！！　男 冨２）コ ′ｒｉＩ４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープをヘリカルスキャンする複数の磁気ヘッドを
   有した回転シリンダー及びその制御手段と、該磁気テー
   プを駆動、制御する手段と、該回転シリンダーと該磁気
   テープの基準制御位相発生手段とを有した磁気記録再生
   装置において、１フィールド分の映像信号を所定アドレ
   スに従って記憶するメモリを設け、該基準制御位相発生
   手段によりメモリのアドレスを制御することを特徴とす
   る磁気記録再生装置。