JPS6343063Y2 - - Google Patents

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JPS6343063Y2
JPS6343063Y2 JP1981052447U JP5244781U JPS6343063Y2 JP S6343063 Y2 JPS6343063 Y2 JP S6343063Y2 JP 1981052447 U JP1981052447 U JP 1981052447U JP 5244781 U JP5244781 U JP 5244781U JP S6343063 Y2 JPS6343063 Y2 JP S6343063Y2
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JP
Japan
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mold
filter
heater
sample
test
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JP1981052447U
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JPS57165423U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は金型の成形能力をテストするため
に、パラフイン等のテスト用試材を金型のキヤビ
テイ内に射出するための金型テスト装置に関する
ものである。
従来技術 新たな金型を製作した場合、テスト装置を使用
してその金型のキヤビテイ内にパラフイン等のテ
スト用試材を射出注入し、そのテスト用試材によ
り成形品を試作することにより、金型の成形能力
をテストし、その型面の仕上がり等を検査するこ
とが一般に行われている。この場合、成形された
テスト用試材は、テスト終了後に破壊粉砕され、
溶融されて繰返し使用されることが多い。
しかしながら、新たに製作された金型には鉄屑
等の異物が附着していることが多い。このため、
その異物がテスト用試材内に混入して、その試材
テスト装置により再度射出注入する場合、異物が
テスト装置のノズル等に詰まり、射出に支障をき
たすおそれがある。
考案の目的 この考案の目的は以上のような問題を解消でき
るようにした金型テスト装置を提供することにあ
る。
実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明すると、パラフイン等のテスト用試
材を加熱溶融するための加熱器としての加熱筒1
は、金属製の筒本体2と、その筒本体2の下半部
外周に巻回された筒状のヒータ3と、筒本体2及
びヒータ3の外周を覆う保温筒4とにより構成さ
れている。そして、加熱筒1内の温度が所定値以
上にならないように、前記ヒータ3はサーモセン
サ等の温度制御装置(図示しない)によりその加
熱作動を制御される。
加熱筒1の上端開口部には、ボルト5の着脱に
よりその開口部を開閉できる蓋体6が設けられて
いる。又、加熱筒1の下端開口部には接続部材7
が一体的に接続固定されている。蓋体6の一部に
貫設されたエア供給孔8にはエア供給源9が接続
されており、圧搾空気がこのエア供給孔8から加
熱筒1内に供給される。
前記接続部材7には加熱筒1の内側と連通する
凹部10と、第4図及び第5図に示すように、そ
の凹部10と連通する流通路11とが貫設されて
いる。接続部材7の先端にはノズル体12が接続
固定され、そのノズル孔13が前記流通路11と
連通している。
接続部材7には前記流通路11を横切るように
テーパ状のバルブシート孔14が貫設され、その
内部にはテーパ状の外周面を有するバルブ体15
が回動可能に挿入されている。従つて、前記流通
路11はバルブシート孔14により上部側流通路
11aと、下部側流通路11bとに分割され、下
部側流通路11bからノズル孔13にかけては下
方程拡径する緩やかなテーパ状になつている。前
記バルブ体15にはその軸心方向と直交する方向
に延びるバルブ孔16と、バルブ体15の一方の
端面から外周面の一部にかけて位置するエア流通
孔17とが貫設されている。そして、第4図に示
すように、バルブ体15が所定の回動位置に配置
されたときにはバルブ孔16が前記上部側流通路
11aと下部側流通路11bとの間に位置して流
通路11が開放され、又、第5図に示すように、
バルブ体15が第4図の位置から90度回動された
ときにはバルブ孔16が流通路11から外れてそ
の流通路11が閉成されるとともに、エア流通孔
17が流通路11の下部側11bと連通するよう
になつている。
バルブ体15に突設された軸部18にはバルブ
体15を開閉操作するための開閉操作ハンドル1
9が固定されている。又、バルブ体15はスプリ
ング20によりバルブシート孔14のテーパ面に
対して圧接される方向に付勢されている。
バルブシート孔14の一側開口部には口金21
が螺入固定され、その中心にはエア供給孔22が
貫設されている。このエア供給孔22には前記エ
ア供給源9が接続されており、そのエア供給源9
からの圧搾空気がバルブシート孔14内に供給さ
れるようになつている。
第1図〜第3図に示すように、前記加熱筒1内
には有底円筒状のフイルタ23が回転可能に挿入
されている。又、このフイルタ23は前記蓋体6
を開放することにより加熱筒1の上端開口部から
抜出すことができる。
フイルタ23は円筒状をなし、上下両端を開放
した外筒24と、その外筒24の内周及び底部に
設けられたフイルタエレメント25,26とより
なり、前記外筒24には上端と下端とが残して複
数個(実施例では6個)の窓孔27が透設される
とともに、その各窓孔27間のリブ28には加熱
筒1の内周面に接し、フイルタ23の第3図の矢
印方向への回転にともなつて加熱筒1内周面の付
着物を掻取るようにした掻取片29が一体形成さ
れている。又、外筒24の下端面は常に加熱筒1
の内底面に接している。
フイルタ23の上端内周にはインターナルギヤ
30が固着されている。前記蓋体6には操作軸3
1が回転可能に貫通支持され、その一端には蓋体
6の閉成時において前記インターナルギヤ30に
噛合するスパーギヤ32が固着されるとともに、
他端には回動操作ハンドル33が固着されてい
る。従つて、ハンドル33を回動操作することに
より、スパーギヤ32及びインターナルギヤ30
を介してフイルタ23が第2図の矢印方向に回転
される。
さて、以上のように構成された金型テスト装置
を使用して金型の成形能力テストを行うには、ま
ず開閉操作ハンドル19によりバルブ体15を第
5図に示す閉成状態にし、加熱筒1内に固形のテ
スト用試材Pを投入して蓋体6を閉成し、ヒータ
3を加熱作動させる。このようにすれば、ヒータ
3からの熱が筒本体2及びその筒本体2を介して
フイルタ23から試材Pに伝達され、試材Pは外
周側のものから順次溶融して行く。そして、この
場合、回動操作ハンドル33によりフイルタ23
を回動させれば、試材Pの溶融した部分が攪拌さ
れて外周側の温度の高い部分が中心側に移動す
る。このため、試材P全体の溶融時間を短縮でき
るばかりでなく、外周側の試材Pの過昇温を阻止
でき、その過昇温に基づく試材Pの炭化等の物性
の変化を防止できる。
このようにして、試材Pが残らず溶融したら、
このテスト装置を金型(図示しない)上にセツト
して、ノズル体12の金型のスプールプツシユに
嵌合する。そして、第4図に示すように、開閉操
作ハンドル19によりバルブ体15を開放方向に
回動した後に、図示しないバルブを開いてエア供
給源9からの圧搾空気を加熱筒1の上部側に供給
する。従つて、加熱筒1内の溶融試材Pが流通路
11を経てノズル孔13から金型のキヤビテイ内
に射出される。
前記キヤビテイ内に試材Pが充填されたら、バ
ルブ体15を第5図に示す閉成位置に切替えて試
材Pの射出を停止して金型から外す。このように
バルブ体15を切替えれば、バルブ体15のエア
流通孔17により、流通路11の下部側11bと
口金21のエア供給孔22とが連通される。従つ
て、この状態で口金21と前記エア供給源9との
間の図示しないバルブを開放すれば、そのエア供
給源9からの圧搾空気がエア供給孔22及びエア
流通孔17を経て流通路11の下部側11bに至
り、ノズル孔13から噴出される。このため、試
材Pの射出停止によつて流通路11の下部側11
b及びノズル孔13内に残留した試材Pは残らず
吹飛ばされて除去される。
以上のようにして金型内に試材を注入し、それ
が硬化した後、金型から取出してそれを検査し、
金型の成形能力を判断するのである。このテスト
成形後、成形された試材Pを再使用するには、そ
の成形された試材Pをいくつかの小さなブロツク
になるように破壊して、それを前記と同様に加熱
筒1内に投入し、溶融されたものを射出すればよ
い。この場合、この以前の金型への注入によつて
試材Pに附着又は混入した鉄屑等の異物は、フイ
ルタエレメント25,26によつてスクリーンさ
れ、流通路11内に送給されることはない。従つ
て、その異物により流通路11又はノズル孔13
が詰まることはない。従つて、異物が流通経路に
詰まつて射出動作に支障をきたすおそれは全くな
い。
このようにして、異物をスクリーンした後は、
フイルタ23を加熱筒1の上端開口部より取出し
て、フイルタ23に付着した異物を取除くことが
できる。
又、万一、ヒータ3の近傍における加熱筒1内
の試材Pが物性の変化により炭化して筒本体2の
内周面にこびりついた場合には、回動操作ハンド
ル33によりフイルタ23を第2図の矢印方向へ
回転させれば、掻取片29が筒本体2の内周面を
掻取して前記のこびりつきを除去することができ
る。
なお、前記実施例ではフイルタを加熱筒1内に
設けたが、他の場所、例えば流通路11とノズル
孔13との間に取外し可能に設けてもよい。
又、この考案は前記加熱筒1を回転させるため
の手段として手動の外、モータ等の駆動源を使用
したり、蓋体6を閉成保持するための手段とし
て、ボルト5の外、ねじ、クランプ装置、カム等
を使用したりすることも可能である。
考案の効果 以上の実施例において例示したように、この考
案は加熱器内に熱溶融性テスト用試材が投入され
る有底筒状のフイルタを回転可能、且つ取外し可
能に設けるとともに、前記フイルタにはその回転
にともなつて加熱器内周面に付着した付着物を掻
取る掻取片を設けたことにより、異物が加熱器と
ノズルとの間で詰まるのを防止できて、常に能率
のよい金型テストを行うことができる。又、熱溶
融性テスト用紙材全体の溶融時間を短縮できるば
かりでなく、外周側の熱溶融性テスト用試材の過
昇温を阻止でき、その過昇温に基づく試材の炭化
等の物性の変化を防止できる。さらには、万一、
加熱器内の熱溶融性テスト用試材が物性の変化に
より炭化して同加熱器内周面にこびりついても、
フイルタに設けられた掻取片によつて掻取り、こ
のこびりつきを簡単に除去することもできるとい
う優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案を具体化したものであつて、第
1図は装置全体を示す断面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図はフイルタの一部破断斜
視図、第4図及び第5図は装置のノズル部分にお
けるそれぞれ異なる作動態様を示す断面図であ
る。 加熱筒……1、ノズル孔……13、フイルタ…
…23、外筒……24、フイルタエレメント……
25,26、窓孔……27、掻取片……29、イ
ンターナルギヤ……30、スパーギヤ……32、
テスト用試材……P。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パラフイン等の熱溶融性テスト用試材Pを加
    熱器1内で加熱溶融し、それをノズル13から
    金型内に射出して金型の成形能力テストを行う
    ための金型テスト装置において、 前記加熱器1内に熱溶融性テスト用試材Pが
    投入される有底筒状のフイルタ23を回転可
    能、且つ取外し可能に設けるとともに、前記フ
    イルタ23にはその回転にともなつて加熱器1
    内周面に付着した付着物を掻取る掻取片29を
    設けたことを特徴とする金型テスト装置。 2 加熱器1は円筒状の加熱筒1であり、フイル
    タ23は、上下両端を開放するとともに複数の
    窓孔27を透設した円筒状の外筒24と、前記
    窓孔27及び下端開放部に設けられたフイルタ
    エレメント25,26とよりなるものである実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の金型テス
    ト装置。
JP1981052447U 1981-04-10 1981-04-10 Expired JPS6343063Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981052447U JPS6343063Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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JP1981052447U JPS6343063Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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JPS57165423U JPS57165423U (ja) 1982-10-19
JPS6343063Y2 true JPS6343063Y2 (ja) 1988-11-10

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ID=29849132

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JP1981052447U Expired JPS6343063Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438167B2 (ja) * 1974-04-27 1979-11-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588524Y2 (ja) * 1977-08-19 1983-02-16 真三 亀田 プラスチック射出成形機のノズル内蔵ろ過装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438167B2 (ja) * 1974-04-27 1979-11-19

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JPS57165423U (ja) 1982-10-19

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