JPH042024Y2 - - Google Patents

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JPH042024Y2
JPH042024Y2 JP15054286U JP15054286U JPH042024Y2 JP H042024 Y2 JPH042024 Y2 JP H042024Y2 JP 15054286 U JP15054286 U JP 15054286U JP 15054286 U JP15054286 U JP 15054286U JP H042024 Y2 JPH042024 Y2 JP H042024Y2
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JP
Japan
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pigment
valve
hole
heating cylinder
valve case
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JP15054286U
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JPS6356610U (ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は金型に押し込まれる加熱筒内の溶融樹
脂を着色する液体顔料を供給するための射出成形
機の液体顔料供給装置に関する。
(従来の技術) 射出成形機では、原料樹脂を加熱筒内で可塑化
し、可塑化された樹脂をスクリユによつて金型に
押し込むことにより製品の成形を行つており、樹
脂の着色は加熱筒内に顔料を点滴することによつ
て行われている。
この顔料としては、一般にマスタバツチやドラ
イカラー等が使用されているが、マスタバツチは
高価であるという欠点があり、またドライカラー
は飛散による工場の汚染という欠点がある。
このため、これらの欠点を有しない顔料として
液体顔料が使用されることがある。しかし液体顔
料を、原料樹脂の投入口から加熱筒内に点滴する
と、原料樹脂投入口、加熱筒内面およびスクリユ
の表面に液体顔料が付着する。この付着した顔料
の除去は容易ではないため、色替えあるいは樹脂
替え時における顔料の除去作業が頗る面倒なもの
となつていた。
そこで、従来は原料樹脂の溶融が開始する部分
に顔料を滴下すると色替えが容易になることから
原料樹脂投入口よりも加熱筒先端方向の位置に顔
料供給装置を設け、そこから液体顔料を点滴する
ように工夫されていた。
第6図はこのような位置に設けた顔料供給装置
の構造を示すもので、加熱筒2に供給口3を開設
し、この供給口3に供給筒4の下端部を嵌挿する
とともに該供給筒4の上端部に開閉弁5を接続
し、さらにこの開閉弁5にカプラ6を接続し、こ
のカプラ6を図示しない顔料供給源に接続したも
のである。
加熱筒2内に顔料を点滴するには、開閉弁5を
開にすればよく顔料は顔料供給源からカプラ6を
通つて開閉弁5に達し、さらにここから供給筒4
の内壁沿いに流下して加熱筒2内に点滴される。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような従来の顔料供給装置では、開閉弁
5を閉にすると、同図に斜線で示すように、供給
筒4内に強制的に排除されない顔料7が残るた
め、色替え時に供給筒4内に残存する顔料7を除
去しなければならないが、このような構造上、こ
の顔料の除去は容易ではなく、色替え時の顔料除
去作業が面倒なものとなつていた。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、顔料の除去が比較的容易な射出成形機の
顔料供給装置を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、加熱筒の貫通孔にバルブケースを嵌
挿し、このバルブケース内に、バルブケースの底
部に形成された顔料流出口を開閉自在なバルブを
収納した、というものである。
(作用) バルブを開にすると、液体顔料は顔料流出口か
ら加熱筒内の溶融樹脂上に滴下して混練され、溶
融樹脂を着色する。
バルブを閉にすると、顔料流出口は閉止され、
顔料は顔料流出口内にのみ残留する。したがつて
顔料の除去は、顔料流出孔内に残つたものだけを
行えばよく、除去作業は容易である。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面を参照しながら説
明する。第1図において、10は加熱筒であつて
加熱筒10には可塑化スクリユ11が回転往復動
自在に嵌挿され、さらに加熱筒10の後端部には
加熱筒10内に原料樹脂を供給するためのホツパ
12が設けられている。ホツパ12よりも加熱筒
の先端方向の位置でかつ加熱筒10の後方部に
は、貫通孔13が形成され、この貫通孔13には
液体顔料を加熱筒10内に点滴するための顔料供
給装置が設けられている。
第2図は顔料供給装置の拡大図を示すもので、
加熱筒10の貫通孔13にはバルブケース14の
下端部が嵌合されている。バルブケース14は有
底の筒状体からなり、該バルブケース14の底壁
には顔料流出孔15が穿設され、該流出孔15を
介してバルブケース14の内部と加熱筒10とは
連通自在になつている。
バルブケース14内には、顔料流出孔15を開
閉自在なロータリバルブ16が回転自在にかつ、
該バルブ16の下端面がバルブケース14の底面
に当接させられて嵌挿されている。ロータリバル
ブ16は円柱状の部材からなり、該部材には、第
一および第二通孔17a,17bが形成され、第
一通孔17aの軸線はロータリバルブ16の軸線
と同軸状になつており、第二通孔17bの軸線は
ロータリバルブ16の軸線からずれて形成され、
ロータリバルブ16の回転時には、第二通孔17
bの軸線は、第一通孔17aの軸線を中心に回転
するようになつている。そしてロータリバルブ1
6の開弁時、顔料流出孔15の軸線と第二通孔1
7bの軸線とは一致し、第二通孔17bと顔料流
出孔15とは連通する。
バルブケース14の上端部における外周面には
ねじ部が形成され、このねじ部に、第3図にも示
すようにナツト18が螺合されている。このナツ
ト18はロータリバルブ16の上動および回動を
阻止するためのもので、ナツト18の内面に形成
された段部18aは、バルブケース14から突出
したロータリバルブ16の段部16aに係合して
いる。
なお、バルブケース14の加熱筒10に対する
バルブケース14軸線方向における位置決めをす
るために、貫通孔13とバルブケース14とのそ
れぞれには段部13a,14aが形成され、これ
らは互いに係合している。
第4図に示すように、ロータリバルブ16の上
端部にはカプラ19が接続され、ロータリバルブ
16の第一および第二通孔17a,17bはカプ
ラ19を介して図示しない液体顔料供給源に接続
されている。なお、20は加熱筒10の外側に設
けられた外側ケースである。
つぎに上記構成に係る液体顔料供給装置の作用
について述べる。ホツパ12からの原料樹脂投入
開始後、所定時間が経過した後、液体顔料の点滴
を開始する。点滴開始に際して、まずナツト18
を上方に螺進させてナツト18とロータリバルブ
16との係合を解除させた後、ロータリバルブ1
6を180℃回転させて第二通孔17bを第5図に
示す閉位置から第1図に示す開位置に位置させ、
第二通孔17bと顔料流出孔15とを連通させ
る。このようにロータリバルブ16を回転させる
と、上述の如く、第二通孔17bの軸線は、第一
通孔17aの軸線を中心にして回転し、ロータリ
バルブ16の開位置では第二通孔17bの軸線と
顔料流出孔15の軸線とは一致する。
こうしてロータリバルブ16を開弁状態にする
と、液体顔料が、図示しない液体顔料供給源から
カプラ19、第一および第二通孔17a,17
b、顔料流出孔15を通つて加熱筒10内の溶融
樹脂上に滴下される。滴下された液体顔料は溶融
樹脂とともに加熱筒10の先端部に移送される。
この移送の間に顔料樹脂は溶融樹脂に混練され、
溶融樹脂を着色する。
このようにして着色が完了すると、ロータリバ
ルブ16を上記と反対方向に180℃回転させ、第
二通孔17bを第1図に示す開位置から第5図に
示す閉位置に位置させる。第二通孔17bが閉位
置に達すると、第二通孔17bと顔料流出孔15
との連通が遮断され、液体顔料の点滴が終了す
る。
上記のようにしてロータリバルブ16を閉弁状
態にすると、顔料は第4図にAで示すように、顔
料流出孔15内にのみ残る。したがつて顔料の除
去に際しては、顔料流出孔15内のみ清掃すれば
よい。
なお、液体顔料の分散を図るために、ミキシン
グゾーンをスクリユ11の先端部とフイードゾー
ンの後端部との2個所に設けることが好ましい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案では、バルブの開
閉個所をスクリユの近傍に設定可能であるから、
閉弁後の液体顔料の残存量を極力少なくすること
ができ、したがつて顔料の除去に要する時間が大
巾に短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る顔料供給装置を備えた射
出成形機の側断面図、第2図は第1図の顔料供給
装置の拡大断面図、第3図は第2図の−線か
ら見た矢視図、第4図は液体顔料の残存個所を示
す顔料供給装置の側断面図、第5図はロータリバ
ルブの閉位置を示す略示断面図、第6図は従来の
装置の第2図相当図である。 10……加熱筒、11……スクリユ、14……
バルブケース、15……顔料流出孔、16……バ
ルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクリユが回転往復動自在に嵌挿された加熱筒
    の後部で原料投入口よりも加熱筒先端方向の位置
    に貫通孔を形成し、該貫通孔に、溶融樹脂を着色
    するための液体顔料を供給するバルブケースを嵌
    挿し、該バルブケース内に、該バルブケースの底
    部に形成された顔料流出孔を開閉自在なバルブを
    収納したことを特徴とする射出成形機の顔料供給
    装置。
JP15054286U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH042024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15054286U JPH042024Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15054286U JPH042024Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6356610U JPS6356610U (ja) 1988-04-15
JPH042024Y2 true JPH042024Y2 (ja) 1992-01-23

Family

ID=31066781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15054286U Expired JPH042024Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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