JPH0687292A - マーカー製造装置 - Google Patents

マーカー製造装置

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JPH0687292A
JPH0687292A JP4264080A JP26408092A JPH0687292A JP H0687292 A JPH0687292 A JP H0687292A JP 4264080 A JP4264080 A JP 4264080A JP 26408092 A JP26408092 A JP 26408092A JP H0687292 A JPH0687292 A JP H0687292A
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marker
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Yoshiaki Okumura
村 良 昭 奥
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品を自動的に製造することのできるマーカ
ー製造装置を提供することにある。 【構成】 溶解した原料を加熱しつつ保存する注湯箱と
この注湯箱の原料を成形箱内へ注入する注入シリンダー
を有した原料注入部と回転自在に支持された型枠に複数
取り付けられた成形箱とこの成形箱から複数の製品を同
時に取り出す製品取り出し機構とを備えたので、自動的
に均質のマーカーを製造する事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一旦書いた文字を消去
することのできるマーカーを自動的に製造するマーカー
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のマーカーは、ワックスと
顔料を溶解混合した原料を成形箱に流し込み、固化した
マーカーを取り出すという動作を手作業で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の手作業によるマーカー製造では、作業能率が悪い上
に、原料の温度管理が難しく中に空洞ができる、いわゆ
る「巣」が入ってしまったり、収縮率が高く「引け」が
発生し、製品の均質化を図ることが困難であった。更
に、攪拌が不十分であったり、時間が経ちすぎた場合主
原料であるワックスと着色用の顔料との比重差の為、原
料が分離してしまうという欠点が存在した。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたもので、「引け」や「巣」のない均質のマー
カーの製造を全自動で行うことのできるマーカー製造装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマーカー製
造装置は、溶解した原料を加熱しつつ保存する注湯箱
と、該注湯箱の原料を型枠内へ注入する注入シリンダー
を有した原料注入部と、軸を中心に回転自在に支持され
た型枠に複数個取り付けられた成形箱と、該成形箱を加
熱する加熱機構と、前記成形箱を冷却する冷却機構と、
成形箱から複数の製品を同時に取り出す製品取り出し機
構とを備えたものである。また、前記原料注入部に中間
熱板を備え、原料注入部の下端には、カッターを備え製
品取り出し機構には、製品受けを備えてもよい。
【0006】
【作用】本発明に係るマーカー製造装置によれば、原料
注入部で自動的に所定量の原料が注入され、固化した製
品は、自動的に製品取り出し機構により取り出す事がで
きる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明の一実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例であるマーカー製
造装置を示す正面図、図2は同マーカー製造装置を示す
側面図である。
【0008】本発明に係るマーカー製造装置は、図外の
溶解機により溶解攪拌された原料をヒータ10で加熱し
つつ保留する注湯箱11を有している。また、注湯箱1
1は、装置本体に一端を固定されたシリンダ12で上下
動可能に支持されている。注湯箱11の内部には、複数
の注入シリンダ13を所定間隔に備えており該注入シリ
ンダ13のノズル部14は、注湯箱11の底板に穿設さ
れた穴から下方向に突出している。
【0009】注入シリンダ13の下端には、原料の取り
込まれる注入口15が、上端には余分な原料が排出され
るオーバーフロー口16が穿設されている。そして、注
入シリンダ13の上端は、シリンダ固定板17にナット
18で固定されている。注入シリンダ13の内筒には、
先端小径部19aがノズル14下端まで達する注湯弁1
9が挿入されており、注湯弁19の先端が注湯弁駆動板
20にナット21,21でスプリング22を介して固定
されている。
【0010】注湯弁駆動板20は、注湯箱11から立設
された枠23に固定された昇降シリンダ24に連結され
ており、該昇降シリンダ24を駆動する事により注湯弁
19を上下動する事ができる。
【0011】成形箱25は、軸26を中心にモータ42
で回転自在に支持された型枠27に複数個取り付けられ
ている。また、成形箱25にはマーカーを形成する為の
成形パイプ28が前記注入口15のノズル部14に対応
した位置に多数個形成されている。
【0012】注湯箱11と成形箱25の間には、中間熱
板29が配設されており、該中間熱板29は、内部にヒ
ータ30を備えたA層29a、B層29b及びヒータを
有しないC層とから構成されている。また、中間熱板2
9の成形パイプ28と対応した位置には、孔31が穿設
されており、当該孔31内には流し樋32が配設されて
いる。
【0013】流し樋32は、図6に示す如く円筒状の保
持環部32aと斜めに傾いた樋部32bとから構成さ
れ、孔31内に着脱自在に装着されている。
【0014】ヒートカッター33は、注湯箱11の下に
配設され刃33aと駆動シリンダ33bとから構成され
ており、余分な原液を掻き取る。掻き取られた部分は、
受け皿33cに受け取られる。
【0015】加熱機構43は、成形パイプ28内部を温
水により加熱保持し、冷却機構34は、成形パイプ28
の周囲を循環水により冷却する。
【0016】製品取り出し機構35は、駆動シリンダ3
6により駆動される複数の取り出しピン37により成形
箱25の成形パイプ28から製品を同時に押しだし、受
け取り箱38により受け取るよう構成されている。
【0017】制御部39は、夫々の駆動シリンダ、型枠
27の回転、各種制御弁等を制御し、装置本体正面に操
作盤40を備えている。
【0018】次に、以上のように構成されたマーカー製
造装置の動作について説明する。先ず、図外の溶解機に
より低融点のワックスを溶解しておく。設定温度は、約
120〜150度C位であるが、溶解量により調整す
る。一方、図外の練り機によりワックスの着色をするた
め、金属酸化物等を含んだワックスを加熱しながら緩や
かに攪拌する。粒子の分散が確認できるまで攪拌し、す
でに溶解機で溶解しておいた希釈用のマーカー原液を加
熱を続けながらポンプにより移送する。
【0019】混合された原液は、ポンプで図外の保温機
に移される。保温機でも同様に加熱、攪拌を続け、混合
状態を維持する。保温機内の原液は、加熱されたギヤポ
ンプで装置本体の注湯箱11に圧送する。
【0020】注湯箱11は、本実施例では回転自在に8
個備えられた成形箱25の中、真下に位置する成形箱の
上にシリンダ12の駆動により下降接近する。この時、
図5に示す如く、注湯弁19のノズル部14が中間熱板
29の孔31内に位置し、その下に成形箱25の成形パ
イプ28が位置する。昇降シリンダ24が上昇すると、
注湯弁19が瞬時解放され必要量の原液を中間熱板2
9、流し樋32を介して成形パイプ28内に充填する。
充填後、昇降シリンダ24が注湯弁駆動板20を下降さ
せると、注湯弁19は閉じる。
【0021】原液注入の際、流し樋32の働きにより、
鉛直方向ではなく成形パイプ28の内壁面に沿った流れ
と成るため、気泡の巻き込みがなく、乱流を押さえるこ
とができる。したがって、ウエルドが発生し難い。
【0022】尚、成形箱25は、加熱機構43により製
品の「肌」または、「強度」を向上させるため一定温度
に昇温されている。昇温温度は、外気を考慮して決定さ
れ例えば、30〜40度Cとする。注入前に成形パイプ
28の温度を一定にすることにより、原液の注入量を一
定にすることができる。
【0023】原液を成形パイプ28内に注入し後、成形
箱25の周囲を冷却する。しかし、注湯箱11と成形箱
25の間に位置する中間熱板29のヒータ30は、通電
されたままであるので、孔31内の原液は保温保持され
る。この、孔31は、湯溜りの役目を果たし、成形箱2
5の中で成形、収縮しつつ引けが生ずる際に、その引け
を補充する。また、孔31内のマーカー原液は、押し湯
の役割もすることとなる。したがって、成形箱25の成
形パイプ28内には、常に原液が補充される状態にあ
る。このため、製品に「引け」や「巣」が発生するのを
防止できる。
【0024】マーカーが成形箱25の中で、冷却固化し
た時、注湯箱11は駆動機構であるシリンダ12により
上昇し、同時に中間熱板29も上昇する。この時、中間
熱板29の孔31内マーカー原液は、成形箱25の上に
盛り上がった状態で残される。この成形箱25の上に盛
り上がった部分は、ヒートカッター33により溶解され
ながら押し切られる。押し切られた部材は、受け皿33
cにより回収される。
【0025】ヒートカッター33により、余分な部分が
全部掻き取られると、成形箱25は、軸26を中心に回
転し、製品取り出し機構35に至る。成形箱25が製品
取り出し機構35の位置に来ると、受け取り箱38は前
進して待機している。
【0026】制御部39からの信号により、駆動シリン
ダ36が前進すると、取り出しピン37が成形箱25の
成形パイプ28内に夫々挿入される。取り出しピン37
が前進すると、製品であるマーカー41が受け取り箱3
8内に押し出される。以上がマーカー製造工程の1サイ
クルであり、この工程が順次繰り返される。
【0027】このように、本発明のマーカー製造装置
は、全自動でマーカーを製造することができる。尚、本
発明に係るマーカー製造装置は、上記実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願発明の
マーカー製造装置は、溶解した原料を加熱しつつ保存す
る注湯箱と、該注湯箱の原料を型枠内へ注入する注入シ
リンダーを有した原料注入部と、軸を中心に回転自在に
支持された型枠に複数個取り付けられた成形箱と、該成
形箱を加熱する加熱機構と、前記成形箱を冷却する冷却
機構と、成形箱から複数の製品を同時に取り出す製品取
り出し機構とを備え、前記原料注入部に中間熱板と、前
記原料注入部の下端にカッターと、前記製品取り出し機
構に製品受けを備えたので、原料の注入から固化した製
品の取り出しまで自動的に行うことができ、製品に巣が
入ったり、原料が分離する事なく、作業能率の向上が図
れる。また、マーカーの「肌」を美しくし、強度を一定
にする事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるマーカー製造装置を示
す正面図である。
【図2】同マーカー製造装置を示す側面図である。
【図3】同マーカー製造装置の原料注入部を示す要部断
面図である。
【図4】同マーカー製造装置の原料注入部における注入
シリンダを示す要部断面図である。
【図5】同マーカー製造装置の原料注入部における注入
シリンダの注入状態を示す説明図である。
【図6】同マーカー製造装置の原料注入部における流し
樋を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ヒータ 11 注湯箱 12 シリンダ 13 注入シリンダ 14 ノズル部 15 注入口 16 オーバーフロー口 17 シリンダ固定板 18 ナット 19 注湯弁 20 注湯弁駆動板 21 ナット 22 スプリング 23 枠 24 昇降シリンダ 25 成形箱 26 軸 27 型枠 28 成形パイプ 29 中間熱板 30 ヒータ 31 孔 32 流し樋 33 ヒートカッター 34 冷却機構 35 製品取り出し機構 36 駆動シリンダ 37 取り出しピン 38 受け取り箱 39 制御部 40 操作盤 41 マーカー 42 モータ 43 加熱機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶解した原料を加熱しつつ保存する注湯
    箱と、該注湯箱の原料を型枠内へ注入する注入シリンダ
    ーを有した原料注入部と、軸を中心に回転自在に支持さ
    れた型枠に複数個取り付けられた成形箱と、該成形箱を
    加熱する加熱機構と、前記成形箱を冷却する冷却機構
    と、成形箱から複数の製品を同時に取り出す製品取り出
    し機構とを備えたことを特徴とするマーカー製造装置。
  2. 【請求項2】 前記原料注入部には、中間熱板を備えた
    事を特徴とする請求項1記載のマーカー製造装置。
  3. 【請求項3】 前記原料注入部の下端には、カッターを
    備えた事を特徴とする請求項1記載のマーカー製造装
    置。
  4. 【請求項4】 前記製品取り出し機構には、製品受けを
    備えた事を特徴とする請求項1記載のマーカー製造装
    置。
JP4264080A 1992-09-08 1992-09-08 マーカー製造装置 Expired - Lifetime JPH0829634B2 (ja)

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