JPS6342609Y2 - - Google Patents

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JPS6342609Y2
JPS6342609Y2 JP2321483U JP2321483U JPS6342609Y2 JP S6342609 Y2 JPS6342609 Y2 JP S6342609Y2 JP 2321483 U JP2321483 U JP 2321483U JP 2321483 U JP2321483 U JP 2321483U JP S6342609 Y2 JPS6342609 Y2 JP S6342609Y2
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JP
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rotating
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JP2321483U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案はフアクシミリ装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来のフアクシミリ装置では、送信機構と受信
機構とが共通の筐体内に互いに複雑に入り込んで
配置されているため、組立作業が煩雑になる等の
欠点があつた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、送信機構と受信機構とを夫々独立
して個別の筐体に集中させ高密度構成とし、装置
をコンパクトに形成すると共に、回動基体及び回
動蓋が夫々独立して同時に同一方向に開放される
ことによる重心の片寄りを阻止して、装置を安定
にするものである。
(ニ) 考案の構成 この考案は、送信機構を内蔵した筐体と、受信
機構を内蔵し、前記筐体の上面部に起伏自在に設
けられた回動基体と、該回動基体の回動基端側に
枢支された回動基体の回動蓋と、前記回動基体を
閉成状態に保持する第1保持部材と、前記回動蓋
を閉成状態に保持する第2保持部材と、前記第1
保持部材と第2保持部材を選択的に夫々の係止位
置にロツクするロツク手段とから構成される。
(ホ) 実施例 第1図、第2図に於いて、1は上部が開口され
た筐体で、後述する送信機構2を収容している。
3は前記筐体1の開口を施蓋する筐状の回動基体
で、回動軸4にて筐体1に枢支され起伏自在にな
つている。回動基体3の内部には後述する受信機
構5が集中して設置されている。
前記送信機構2は以下の通り構成されている。
6は原稿載置台、7は分離ローラー、8は分離ロ
ーラー7に圧接するゴム素材からなるブレーキ片
挿入された積層原稿9は、上層部でブレーキ片8
である。分離ローラー7とブレーキ片8との間に
挿入された積層原稿9は、上層部でブレーキ片8
により摩擦停止されるため、下層のものから順
次、分離ローラー7に沿つて給送される。10,
11は一対の原稿ガイド、12,13はその外周
が原稿ガイド11面から突出して原稿を搬送する
送りローラーである。14は送信用パルスモータ
で、プーリ及びベルトを介して分離ローラー7及
び送りローラー12,13を時計方向に駆動して
いる。ここで、分離ローラー7と送信用モータ1
4との間には一方向クラツチ(図示しない)が介
在し、かつ分離ローラー7の周速度は伝達プーリ
の外径比率により送りローラ12,13の周速度
より遅く設定され、従つて、原稿9が送りローラ
12,13で送紙されると、分離ローラ7は一方
向クラツチ部で空転して原稿によつて回転させら
れる。15は原稿9を送りローラ12に押圧する
テンシヨンローラで、アーム16に回転自在に取
付けられ、コイルばね17により付勢されてい
る。18は原稿9を送りローラ13に押圧するば
ね部材である。19は読取りガラス20を通して
原稿を照光する蛍光灯、21は読取り部22で反
射した読取り光を光軸変換するミラー、23は集
光レンズ、23aは光電変換部である。24は原
稿9の有無を検出する第1の原稿検出手段で、発
光ダイオード24aとフオトトランジスタ24b
で構成されている。25は読取り部22の直前に
配置された第2の原稿検出手段で、原稿9に当接
して回動する検出板25aと検出板25aの一端
部と係合、離脱することにより検出信号を発生す
るフオトインタラプタ25bで構成されている。
前記送信機構2の一部は、回動基体3にも取付
けられ、回動基体3が閉成されたとき、筐体1側
の送信機構2の大体部と協働して、筐体1の上面
部に原稿搬送路26を形成する様になつている。
具体的には、第1の原稿検出手段24の発光ダイ
オード24a、ブレーキ片8、テンシヨンローラ
15及びばね部材18等が回動基体3に取付けら
れている。27は回動基体3を閉成状態に保持す
る第1保持部材で、回動基体3に揺動自在に枢支
され、回動基体3の閉成動作時に、回動基体3を
開放方向に押しのけるばね部材28(後述する)
に抗して係合ピン29に係合する様になつてい
る。原稿詰まりが生じた場合には、第1保持部材
27の係合を解除して回動基体3を解放し起立さ
せることにより、原稿搬送路26を開放して、簡
単にジヤム紙を取り出すことができる。
前記受信機構5は以下の通り構成されている。
30は回動基体3に取付けられた記録ロール紙3
1の保持部、32は記録ヘツドとしてのサーマル
ヘツド、33は記録紙31を記録ヘツド32の記
録部に押圧するプラテンローラ、34は自動カツ
タで、固定刃35と時計方向に回転して固定刃3
5に刃合する回転刃36とから構成されている。
37は回動基体3の一側部に設置された受信用モ
ータとしてのパルスモータで、複数のプーリ及び
ベルト(図示しない)を介して前記プラテンロー
ラ33及び回転刃36を駆動する様になつてい
る。受信機構5では具体的に、プラテンローラ3
3は時計方向に回転して記録紙31を正送すると
共に、回転刃36はモータ37が逆転して記録紙
31が逆送されるとき、一方向クラツチを介して
モータ37に接続し、時計方向に1回転して記録
紙31を切断する様になつている。
第3図に於いて、38は回動基体3の回動蓋
で、回動基体3の回動基端側に回動軸39で回動
自在に枢支されている。40は記録ヘツド32を
回動蓋38に保持する板ばねで、回動蓋38の閉
成時に、記録ヘツド32をプラテンローラ33に
押圧する様に機能している。41は回動蓋38を
閉成状態に保持する第2保持部材で、回動蓋38
に揺動自在に枢支され、回動蓋38の閉成動作時
に、回動蓋38を開放方向に押しのけるばね部材
42(後述する)に抗して係合ピン43に係合す
る様になつている。
ここで、前記装置では、第4図に示す様に、回
動基体3及び回動蓋38が同時に開放されると、
装置の重心が回動基端側に片寄り不安定になると
共に、回動蓋38が筐体1の側方に張り出してそ
の分だけ装置の設置床面積が大きくなる不都合が
ある。そこで前記装置では、回動基体3及び回動
蓋38の同時開放を阻止するために後述するロツ
ク手段44を設けている。
ロツク手段44は前記第1保持部材27と第2
保持部材41を選択的に夫々の作動位置にロツク
するものであり、以下に、第5図、第6図及び第
7図を参照して説明する。45は枢支ピン46に
て回動基体3に支持された第1揺動レバーで、前
記ばね部材42により反時計方向に引張付勢され
ている。第1揺動レバー45は、回動蓋38が開
放された場合には、ばね部材42により反時計方
向に移動して第1保持部材27に係合し、第1保
持部材27を係止位置にロツクする。よつて、回
動蓋38が開放された場合には、回動基体3は開
放できなくなる。47は枢支ピン48にて回動基
体3に支持された第2揺動レバーで、前記ばね部
材28により反時計方向に引張付勢されている。
第2揺動レバー47では、その両端部で連結ピン
49,50にて押圧板51及びロツク板52に連
結し、押圧板51及びロツク板52を夫々の長孔
溝51a,52aの縁部で回動基体の植立ピン5
3,54に係合して摺動させる様に機能する。第
2揺動レバー47では、回動基体3が開放された
場合には、押圧板51が筐体1から離間して突出
することにより反時計方向に揺動してロツク板5
2を押し上げてロツク板52を前記第2保持部材
41に係合し、第2保持部材41を係止位置にロ
ツクする。よつて、回動基体3が開放された場合
には、回動蓋38は開放できなくなる。
次に前記装置の動作を複写動作を例にとつて説
明する。
送信機構2では、原稿台6から挿入された原稿
9を第1の原稿検出手段24で検出すると、送信
用モータ14により分離ローラ7及び送りローラ
12,13が回転し、蛍光灯19も点灯する。ロ
ーラ7,12で搬送された原稿9が第2の原稿検
出手段25で検出されると、その後、原稿9を一
定量だけ送つて、原稿9の始端部が読取り部22
に到達したところで一旦、停止させる。その後、
読取り走査して、原稿9の後端部が第2の原稿検
出手段25で検出されると、遅延時間後に原稿9
の後端が読取り部22に到達したところで送信動
作を停止する。
一方、受信機構5では、受信用パルスモータ3
7によりプラテンローラ33が駆動され、記録紙
31は記録ヘツド32により記録して移送され
る。送信機構2にて読取り走査が終了して原稿が
排出されると、その後、記録紙31の切断予定部
がカツタ34の切断位置を一定量だけ通過して正
送され、その後受信用モータ37は逆転する。こ
の、モータ37の逆転時に一方向クラツチが接続
し、回転刃36が作動して、逆送途中の記録紙3
1がその切断予定部で切断される。
また、原稿9の先端のカール等によりジヤムが
発生した場合には、第1保持部材27を解錠し
て、原稿搬送路26を開放することにより、原稿
9を簡単に取り除くことができる。
一方、記録紙31のジヤム又は交換の場合に
は、第2保持部材41を解錠して回動蓋38を開
放することにより記録紙31を簡単に保守点検で
きる。
(ヘ) 考案の効果 この考案は以上の様に構成したから、送信機構
と受信機構とを夫々独立して個別の筐体に集中さ
せ高密度構成とし、装置をコンパクトに形成でき
ると共に、ロツク手段にて第1保持部材と第2保
持部材を選択的に夫々の係止位置にロツクするこ
とにより、回動基体及び回動蓋が夫々独立して同
時に同一方向に開放されることによる重心の片寄
りを阻止して、装置を安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の側面方向からみ
た概略的構成図、第2図は同実施例の回動基体を
開放した状態の側面方向からみた概略的構成図、
第3図は同実施例の回動蓋を開放した状態の側面
方向からみた概略的構成図、第4図は同実施例の
動作を比較して説明するための概略的構成図、第
5図はこの考案の一実施例の要部の概略的構成
図、第6図は同実施例の要部の回動基体を開放し
た状態の概略的構成図、第7図は同実施例の要部
の回動蓋を開放した状態の概略的構成図である。 1……筐体、2……送信機構、3……回動基
体、5……受信機構、27……第1保持部材、3
8……回動蓋、41……第2保持部材、44……
ロツク手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送信機構を内蔵した筐体と、受信機構を内蔵
    し、前記筐体の上面部に起伏自在に設けられた回
    動基体と、該回動基体の回動基端側に枢支された
    回動基体の回動蓋と、前記回動基体を閉成状態に
    保持する第1保持部材と、前記回動蓋を閉成状態
    に保持する第2保持部材と、前記第1保持部材と
    第2保持部材を選択的に夫々の係止位置にロツク
    するロツク手段と、からなるフアクシミリ装置。
JP2321483U 1983-02-18 1983-02-18 フアクシミリ装置 Granted JPS59129258U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2321483U JPS59129258U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 フアクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2321483U JPS59129258U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 フアクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129258U JPS59129258U (ja) 1984-08-30
JPS6342609Y2 true JPS6342609Y2 (ja) 1988-11-08

Family

ID=30154301

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JP2321483U Granted JPS59129258U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 フアクシミリ装置

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JP (1) JPS59129258U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6468736B2 (ja) * 2014-06-09 2019-02-13 株式会社デジアイズ 連続紙切断装置およびプリンタ

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JPS59129258U (ja) 1984-08-30

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