JPS6342549B2 - - Google Patents
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- JPS6342549B2 JPS6342549B2 JP54077979A JP7797979A JPS6342549B2 JP S6342549 B2 JPS6342549 B2 JP S6342549B2 JP 54077979 A JP54077979 A JP 54077979A JP 7797979 A JP7797979 A JP 7797979A JP S6342549 B2 JPS6342549 B2 JP S6342549B2
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- JP
- Japan
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- metal strip
- zone
- cutting device
- cutting
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K7/00—Cutting, scarfing, or desurfacing by applying flames
- B23K7/002—Machines, apparatus, or equipment for cutting plane workpieces, e.g. plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、切断域にある金属ストリツプを上
側走行帯により支持する可動の無端ローラコンベ
ヤと、切断域において金属ストリツプと同じ方向
およびそれと反対の方向に移動するように、金属
ストリツプの上方に配置したキヤリツジと、該キ
ヤリツジにより支持され、該金属ストリツプの移
動方向に対して横切る方向に移動するようにした
熱切断装置とを具えた、移動中の金属ストリツプ
を一様な部片に切断するための金属ストリツプ切
断装置に関する。
側走行帯により支持する可動の無端ローラコンベ
ヤと、切断域において金属ストリツプと同じ方向
およびそれと反対の方向に移動するように、金属
ストリツプの上方に配置したキヤリツジと、該キ
ヤリツジにより支持され、該金属ストリツプの移
動方向に対して横切る方向に移動するようにした
熱切断装置とを具えた、移動中の金属ストリツプ
を一様な部片に切断するための金属ストリツプ切
断装置に関する。
このような切断装置の作動時にはキヤリツジは
切断操作の間はストリツプと同じ方向に移動し、
2つの連続する切断操作の間はそれと反対の方向
に移動する。このような切断装置において、スト
リツプを支持するコンベヤローラが、切断中に損
傷を受けないような十分な距離だけ切断装置から
隔てられていることがもちろん重要になる。
切断操作の間はストリツプと同じ方向に移動し、
2つの連続する切断操作の間はそれと反対の方向
に移動する。このような切断装置において、スト
リツプを支持するコンベヤローラが、切断中に損
傷を受けないような十分な距離だけ切断装置から
隔てられていることがもちろん重要になる。
米国特許第3443805号の明細書に開示されたこ
の種の切断装置においては、コンベヤはキヤリツ
ジの前後の運動に従うように、また切断装置がコ
ンベヤローラに接近すぎることがないように、リ
ンクを介してキヤリツジに連結されている。その
ためストリツプはいつも同一のローラによつて支
持され、切断装置も同一のローラの近傍にとどま
つている。切断装置の近傍に常に位置しているロ
ーラ相互を隔てる距離はコンベヤの他のローラ相
互を隔てる距離よりも大きい。
の種の切断装置においては、コンベヤはキヤリツ
ジの前後の運動に従うように、また切断装置がコ
ンベヤローラに接近すぎることがないように、リ
ンクを介してキヤリツジに連結されている。その
ためストリツプはいつも同一のローラによつて支
持され、切断装置も同一のローラの近傍にとどま
つている。切断装置の近傍に常に位置しているロ
ーラ相互を隔てる距離はコンベヤの他のローラ相
互を隔てる距離よりも大きい。
この公知の切断装置においてはストリツプ支持
ローラを適切に冷却することはほとんど不可能で
ある。そのため切断装置の近傍にあるローラは加
熱され、すみやかに劣化する。連続鋳造装置を離
れるストリツプのような非常に高温のストリツプ
を切断するために切断装置を使用する場合には、
ストリツプを支持する他のローラについても同様
になる。またキヤリツジとコンベヤとの両方を出
発位置に戻す十分な時間をおかねばならないた
め、2つの連続する切断操作の間の時間は比較的
長くなるため、単位時間内に切断装置によつて行
われる切断操作の回数は比較的少ない。
ローラを適切に冷却することはほとんど不可能で
ある。そのため切断装置の近傍にあるローラは加
熱され、すみやかに劣化する。連続鋳造装置を離
れるストリツプのような非常に高温のストリツプ
を切断するために切断装置を使用する場合には、
ストリツプを支持する他のローラについても同様
になる。またキヤリツジとコンベヤとの両方を出
発位置に戻す十分な時間をおかねばならないた
め、2つの連続する切断操作の間の時間は比較的
長くなるため、単位時間内に切断装置によつて行
われる切断操作の回数は比較的少ない。
本発明の目的は2つの連続する切断操作の処理
時間を早めるとともに、ローラコンベヤのローラ
間の適切な位置で金属ストリツプの切断加工が確
実になされるように制御した装置を提供すること
にある。
時間を早めるとともに、ローラコンベヤのローラ
間の適切な位置で金属ストリツプの切断加工が確
実になされるように制御した装置を提供すること
にある。
この目的を達成するための手段は、特許請求の
範囲第1項に記載の構成からなつている。
範囲第1項に記載の構成からなつている。
そして、特にその構成上、本発明は、
制御装置は、
キヤリツジ9の位置に対する無端ローラコンベ
ヤのロールの位置を検知し、2つの連続するロー
ル3,3間の領域内に異なつた複数の相対位置を
感知する第1手段と、 該第1手段に応答する複数の信号を与え、コン
ベヤの速度と切断操作に基づく制御を行なう第2
手段とを備えている。
ヤのロールの位置を検知し、2つの連続するロー
ル3,3間の領域内に異なつた複数の相対位置を
感知する第1手段と、 該第1手段に応答する複数の信号を与え、コン
ベヤの速度と切断操作に基づく制御を行なう第2
手段とを備えている。
第1手段は2つの連続するロール間の領域を次
の5つのゾーンに分割してその位置を検知する。
の5つのゾーンに分割してその位置を検知する。
5つのゾーンは、
前記領域の中間で、かつ2つの連続するロール
に並行に位置し、前記ロールの1つが先行ロール
であり、他方の1つが後方ロールで、この後方ロ
ールは金属ストリツプが動く方向と同一の方向に
先行ロールを見るようになつているゾーンxと、 前記ゾーンxに隣接し、このゾーンxから前記
先行ロールに向つて延びているゾーンyと、 前記ゾーンxに隣接し、このゾーンxから前記
後方ロールに向つて延びているゾーンy′と、 前記ゾーンyと前記先行ロールの軸との間に延
びているゾーンzと、 前記ゾーンy′と前記後方ロールの軸との間に延
びているゾーンz′と、で構成されている。
に並行に位置し、前記ロールの1つが先行ロール
であり、他方の1つが後方ロールで、この後方ロ
ールは金属ストリツプが動く方向と同一の方向に
先行ロールを見るようになつているゾーンxと、 前記ゾーンxに隣接し、このゾーンxから前記
先行ロールに向つて延びているゾーンyと、 前記ゾーンxに隣接し、このゾーンxから前記
後方ロールに向つて延びているゾーンy′と、 前記ゾーンyと前記先行ロールの軸との間に延
びているゾーンzと、 前記ゾーンy′と前記後方ロールの軸との間に延
びているゾーンz′と、で構成されている。
また第2手段は
切断装置12が前記ゾーンxの上方にあると
き、切断信号を出力し、 前記切断装置が前記ゾーンyの上方にあると
き、無端ローラコンベヤ4の速度を増加するため
の加速信号と切断信号を出力し、 前記切断装置が前記ゾーンy′の上方にあると
き、無端ローラコンベヤ4の速度を下げるための
減速信号と切断信号を出力し、 前記切断装置が前記ゾーンz又はゾーンz′の上
方にあるとき、無端ベルトコンベヤ4の速度を増
加させるための加速信号と切断装置の作動を妨げ
るための遅延信号を出力するもの、 とを含んでおり、さらに 前記切断信号がゾーンyからゾーンxに至ると
き、前記加速信号を取消し、 前記切断装置がゾーンy′からゾーンxに至ると
き、前記減速信号を取消し、 前記切断装置がゾーンz又はゾーンz′に残ると
き、前記遅延信号を取消すようになつている。
き、切断信号を出力し、 前記切断装置が前記ゾーンyの上方にあると
き、無端ローラコンベヤ4の速度を増加するため
の加速信号と切断信号を出力し、 前記切断装置が前記ゾーンy′の上方にあると
き、無端ローラコンベヤ4の速度を下げるための
減速信号と切断信号を出力し、 前記切断装置が前記ゾーンz又はゾーンz′の上
方にあるとき、無端ベルトコンベヤ4の速度を増
加させるための加速信号と切断装置の作動を妨げ
るための遅延信号を出力するもの、 とを含んでおり、さらに 前記切断信号がゾーンyからゾーンxに至ると
き、前記加速信号を取消し、 前記切断装置がゾーンy′からゾーンxに至ると
き、前記減速信号を取消し、 前記切断装置がゾーンz又はゾーンz′に残ると
き、前記遅延信号を取消すようになつている。
上記構成により以下の作用効果を奏する。
本発明はキヤリツジの位置に対するコンベヤの
位置を感知する第1手段が異なつた複数の相対位
置を感知するようにしたことにより、 2つの連続するロール間の領域を5つのゾーン
に分割することを可能にする。これらのゾーンは
第15図に示すように中央の狭い領域x(非常に
安全なゾーン)、右側の領域y′(より安全なゾー
ン)、左側の領域y(より安全なゾーン)、さらに
右側と左側の領域z′,z(安全でないゾーン)と
なる。
位置を感知する第1手段が異なつた複数の相対位
置を感知するようにしたことにより、 2つの連続するロール間の領域を5つのゾーン
に分割することを可能にする。これらのゾーンは
第15図に示すように中央の狭い領域x(非常に
安全なゾーン)、右側の領域y′(より安全なゾー
ン)、左側の領域y(より安全なゾーン)、さらに
右側と左側の領域z′,z(安全でないゾーン)と
なる。
そして、切断作業の大部分は切断装置が非常に
安全なゾーン、即ち領域xにある間になされるこ
とになる。
安全なゾーン、即ち領域xにある間になされるこ
とになる。
実際には、もし切断開始時に切断装置が領域x
にあると切断装置は点火し、その横方向移動を開
始する。また、切断装置がより安全なゾーン、即
ち領域y,y′にあるとき、切断装置が非常に安全
なゾーンに到達するまで、ローラコンベヤが加速
(領域yの場合)又は減速(領域y′の場合)する
と同時に切断装置は点火し、横方向移動を開始す
る。
にあると切断装置は点火し、その横方向移動を開
始する。また、切断装置がより安全なゾーン、即
ち領域y,y′にあるとき、切断装置が非常に安全
なゾーンに到達するまで、ローラコンベヤが加速
(領域yの場合)又は減速(領域y′の場合)する
と同時に切断装置は点火し、横方向移動を開始す
る。
さらに、切断装置が安全でないゾーン、即ち領
域z,z′にあるとき、ローラコンベヤは加速さ
れ、かつ切断装置の作動を妨げるための遅延信号
を出力して切断装置をより安全なゾーン内へ迅速
に移動させ、そこで切断装置が点火し横方向移動
を開始する。ローラコンベヤは切断装置が非常に
安全なゾーンに到達するまでなおも加速され続け
ることになる。
域z,z′にあるとき、ローラコンベヤは加速さ
れ、かつ切断装置の作動を妨げるための遅延信号
を出力して切断装置をより安全なゾーン内へ迅速
に移動させ、そこで切断装置が点火し横方向移動
を開始する。ローラコンベヤは切断装置が非常に
安全なゾーンに到達するまでなおも加速され続け
ることになる。
また、第2手段によりローラコンベヤを加速あ
るいは減速してローラコンベヤの再位置調整を非
常に速く行なうことができる。
るいは減速してローラコンベヤの再位置調整を非
常に速く行なうことができる。
実際には、切断装置が第15図で、たとえばE
点の領域y′のより安全なゾーンにあるとき、ロー
ラコンベヤは減速されることにより短い距離eを
越えて再位置調整がなされる。
点の領域y′のより安全なゾーンにあるとき、ロー
ラコンベヤは減速されることにより短い距離eを
越えて再位置調整がなされる。
もし、ここでローラコンベヤが加速のみしかで
きなとすると、コンベヤの再位置調整は長い距離
e′を越えてなされるため切断装置を最適位置にす
るには時間がより多くかかつてしまうが、本発明
ではこのようなことを防ぐことができる。
きなとすると、コンベヤの再位置調整は長い距離
e′を越えてなされるため切断装置を最適位置にす
るには時間がより多くかかつてしまうが、本発明
ではこのようなことを防ぐことができる。
したがつて、本発明の装置はより早くコンベヤ
の再位置調整を行なうとともにより安全な切断作
業を行なうことができる。
の再位置調整を行なうとともにより安全な切断作
業を行なうことができる。
以下、銅ストリツプから複数の陽極即ちアノー
ドを形成する場合における本発明の実施例を図面
に基いて詳細に説明する。
ドを形成する場合における本発明の実施例を図面
に基いて詳細に説明する。
第1図において、図示しない連続鋳造装置から
送出される突出ラグ2を有する金属ストリツプ1
は、無端コンベヤ4のローラ3により支持され、
矢印Xの方向に移動する。ローラ3は、2個の駆
動歯車6,6′に掛け渡した2個の無端チエーン
5に取付けられている。駆動歯車6,6′は矢印
Yの方向に回動して無端チエーン5、従つてロー
ラ3を駆動する。
送出される突出ラグ2を有する金属ストリツプ1
は、無端コンベヤ4のローラ3により支持され、
矢印Xの方向に移動する。ローラ3は、2個の駆
動歯車6,6′に掛け渡した2個の無端チエーン
5に取付けられている。駆動歯車6,6′は矢印
Yの方向に回動して無端チエーン5、従つてロー
ラ3を駆動する。
コンベヤ4はフレーム7に取付けられており、
フレーム7の2個の長手方向の上部側縁は2個の
レール8を支持している。2対のホイール10,
11により支持されたトーチを支持するキヤリツ
ジ9はレール8上において前後に運動する。
フレーム7の2個の長手方向の上部側縁は2個の
レール8を支持している。2対のホイール10,
11により支持されたトーチを支持するキヤリツ
ジ9はレール8上において前後に運動する。
キヤリツジ9は、アーム13に固定された2個
のプラズマトーチ12を支持している(第1,9
図参照)。
のプラズマトーチ12を支持している(第1,9
図参照)。
コンベヤ4上においての金属ストリツプ1の移
動速度は、図示しない連続鋳造装置と切断装置と
の間に配置されモータ17により駆動される1対
のピンチローラ16,16′により制御される。
動速度は、図示しない連続鋳造装置と切断装置と
の間に配置されモータ17により駆動される1対
のピンチローラ16,16′により制御される。
第3図と第4図には、金属ストリツプ1を支持
するローラ3が拡大図により示してある。金属ス
トリツプ1は切断域に到達する時700〜850℃の温
度になるので、それを支持するローラ3を冷却す
る必要がある。この目的のため、ローラ3には側
部開口18が形成してあり、ローラ3の外部円筒
と軸との間の内部スペースに冷却液例えば水がそ
れらの開口18を通つて供給される。
するローラ3が拡大図により示してある。金属ス
トリツプ1は切断域に到達する時700〜850℃の温
度になるので、それを支持するローラ3を冷却す
る必要がある。この目的のため、ローラ3には側
部開口18が形成してあり、ローラ3の外部円筒
と軸との間の内部スペースに冷却液例えば水がそ
れらの開口18を通つて供給される。
第2図に示すように、コンベヤ4の終端におい
て金属ストリツプ1を離れた後に、ローラ3は、
コンベヤ4の下方に設けた冷却水槽20中に浸漬
される。コンベヤ4の無端チエーン5に生ずる応
力を減少させるため、ローラ3は冷却水槽20の
底面上を走行する。
て金属ストリツプ1を離れた後に、ローラ3は、
コンベヤ4の下方に設けた冷却水槽20中に浸漬
される。コンベヤ4の無端チエーン5に生ずる応
力を減少させるため、ローラ3は冷却水槽20の
底面上を走行する。
無端チエーン5は(第5,6図参照)は市販型
のものであり、ローラ21は中空軸22上に取付
けられ、外側板23および内側板24により一定
の間隔に保たれている。2つの連続するローラ2
1の軸22間の距離はチエーン5のピツチpに等
しい。ピツチp(例えば16cm)は、切断すべきア
ノードの長さ(例えば96cm)の約数である。ロー
ラ3は横けた26上に配設した軸受25(第7,
8図参照)に取付けてあり、各々の横けた26は
チエーン5の2対のローラ21により支持されて
いる。
のものであり、ローラ21は中空軸22上に取付
けられ、外側板23および内側板24により一定
の間隔に保たれている。2つの連続するローラ2
1の軸22間の距離はチエーン5のピツチpに等
しい。ピツチp(例えば16cm)は、切断すべきア
ノードの長さ(例えば96cm)の約数である。ロー
ラ3は横けた26上に配設した軸受25(第7,
8図参照)に取付けてあり、各々の横けた26は
チエーン5の2対のローラ21により支持されて
いる。
チエーン5の3個のリンクの内、2個のみが上
記の2個のローラ3を支持しているので、2個の
連続するローラ3の間の距離は3pに等しい。横
けた26は各2個のローラ21をかけ渡している
キヤツプ27に溶接してあり、キヤツプ27は中
空軸22中に配設したボルトによりローラ21に
固定してあるので、金属ストリツプ1を支持する
ローラ3は、2個のチエーン5のリンクに強固に
取付けられることになる。
記の2個のローラ3を支持しているので、2個の
連続するローラ3の間の距離は3pに等しい。横
けた26は各2個のローラ21をかけ渡している
キヤツプ27に溶接してあり、キヤツプ27は中
空軸22中に配設したボルトによりローラ21に
固定してあるので、金属ストリツプ1を支持する
ローラ3は、2個のチエーン5のリンクに強固に
取付けられることになる。
ローラ3を介して金属ストリツプ1の重量を支
持する駆動チエーン5の上側走行帯のローラ21
は、コンベヤ4のフレーム7に溶接した2個のレ
ール28(第2図参照)上を転動し、下側走行帯
のローラ21は、冷却水槽20の底面上を転動す
るローラ3により支持される。コンベヤ4の2個
の駆動ピニオン6は図示しない電動機により駆動
される。ピンチローラ16,16′を駆動するモ
ータ17と、ピニオン6を駆動する図示しないモ
ータとが同期されているので、コンベヤ4の速度
はそれにより搬送される金属ストリツプ1の速度
に通常等しくなる。しかしこの速度は自動制御装
置によつて調整できる。
持する駆動チエーン5の上側走行帯のローラ21
は、コンベヤ4のフレーム7に溶接した2個のレ
ール28(第2図参照)上を転動し、下側走行帯
のローラ21は、冷却水槽20の底面上を転動す
るローラ3により支持される。コンベヤ4の2個
の駆動ピニオン6は図示しない電動機により駆動
される。ピンチローラ16,16′を駆動するモ
ータ17と、ピニオン6を駆動する図示しないモ
ータとが同期されているので、コンベヤ4の速度
はそれにより搬送される金属ストリツプ1の速度
に通常等しくなる。しかしこの速度は自動制御装
置によつて調整できる。
切断サイクルの始めには2個のトーチ12はラ
グ2(陽極ラグ)の後方に各々位置している。ラ
グ2の検出は、トーチを支持するキヤリツジ9に
取付けた図示しない光電セルを介して行われる。
光電セルは、ラグ2を検出した後、後述する結合
装置によりキヤリツジ9をストリツプ1に結合す
る信号を送出する。この時点においては各々ラグ
2の後方の切断位置にあるトーチ12を支持して
いるキヤリツジ9はストリツプ1と同じ速度で移
動している。また光電セルは切断操作開始信号
(以下に切断信号と称する)をトーチ12に送出
する。この信号が送出されることは、トーチ12
が着火し、所定の切断プロフイルに沿つて運動し
始めたことを意味する。
グ2(陽極ラグ)の後方に各々位置している。ラ
グ2の検出は、トーチを支持するキヤリツジ9に
取付けた図示しない光電セルを介して行われる。
光電セルは、ラグ2を検出した後、後述する結合
装置によりキヤリツジ9をストリツプ1に結合す
る信号を送出する。この時点においては各々ラグ
2の後方の切断位置にあるトーチ12を支持して
いるキヤリツジ9はストリツプ1と同じ速度で移
動している。また光電セルは切断操作開始信号
(以下に切断信号と称する)をトーチ12に送出
する。この信号が送出されることは、トーチ12
が着火し、所定の切断プロフイルに沿つて運動し
始めたことを意味する。
切断の間ローラを損傷させないようにするため
には、2個の連続するローラ3を隔てるスペース
の中央部にある狭い領域x(第15図参照)にト
ーチ12があるようにする必要がある。切断開始
時点においてトーチ12がローラ3に近接しすぎ
ていたら切断信号を遅延させ、トーチ12が領域
xに含まれるようにコンベヤ4を加速あるいは減
速する。
には、2個の連続するローラ3を隔てるスペース
の中央部にある狭い領域x(第15図参照)にト
ーチ12があるようにする必要がある。切断開始
時点においてトーチ12がローラ3に近接しすぎ
ていたら切断信号を遅延させ、トーチ12が領域
xに含まれるようにコンベヤ4を加速あるいは減
速する。
切断開始時においてローラ3に対するトーチ1
2の位置を検出するための検出装置31がトーチ
を支持するキヤリツジ9に設けられている。検出
装置31は分りやすいように第15図の他の要素
に比べて拡大して図示してある。検出装置31は
トーチ支持キヤリツジ9がストリツプ1に結合さ
れた時に作動状態になる。検出装置31はキヤリ
ツジ9に取付けた水平軸34を中心に回動し得る
レバー33を備えており、レバー33の下端に取
付けたスキツド35は、キヤツプ27に沿つて移
動する際に、キヤツプ27にそれから横方向に突
出するように配設した指状片32によつてもち上
げられる。レバー36の上端は、リレー41,4
2,43,44を動作させるための3個のカム3
7,38,39を支持する円弧状部分36からな
つている。カム37,38は同じ高さをもち、そ
れぞれリレー41,44を動作させ、カム39は
カム37,38より高く、リレー42,43を動
作させる。
2の位置を検出するための検出装置31がトーチ
を支持するキヤリツジ9に設けられている。検出
装置31は分りやすいように第15図の他の要素
に比べて拡大して図示してある。検出装置31は
トーチ支持キヤリツジ9がストリツプ1に結合さ
れた時に作動状態になる。検出装置31はキヤリ
ツジ9に取付けた水平軸34を中心に回動し得る
レバー33を備えており、レバー33の下端に取
付けたスキツド35は、キヤツプ27に沿つて移
動する際に、キヤツプ27にそれから横方向に突
出するように配設した指状片32によつてもち上
げられる。レバー36の上端は、リレー41,4
2,43,44を動作させるための3個のカム3
7,38,39を支持する円弧状部分36からな
つている。カム37,38は同じ高さをもち、そ
れぞれリレー41,44を動作させ、カム39は
カム37,38より高く、リレー42,43を動
作させる。
トーチを支持するキヤリツジ9は2回の連続す
る切断操作の後に復帰する。この運動の間にレバ
ー33は、レバー33の上部に配設したラグ30
に当接する液圧シリンダ29によつて指状片32
の上方にもち上げられる。液圧シリンダ29のピ
ストンが押出されるとリレー40が動作し、トー
チを支持するキヤリツジ9がその新しい切断位置
に到達してストリツプ1に結合されるまでトーチ
12の作動が阻止される。この時点では液圧シリ
ンダ29のピストンはその元の位置に後退して、
レバー33を自由にし、リレー40を消磁する。
またその時点においてトーチ12は、2個の連続
するローラ3の間のスペースの中央部にある狭い
領域xの上方、またはその領域xに近接した領域
y,y′の上方、またはローラ3により近接してい
るかあるいはローラ3に含まれる領域である領域
z,z′の上方に位置している。
る切断操作の後に復帰する。この運動の間にレバ
ー33は、レバー33の上部に配設したラグ30
に当接する液圧シリンダ29によつて指状片32
の上方にもち上げられる。液圧シリンダ29のピ
ストンが押出されるとリレー40が動作し、トー
チを支持するキヤリツジ9がその新しい切断位置
に到達してストリツプ1に結合されるまでトーチ
12の作動が阻止される。この時点では液圧シリ
ンダ29のピストンはその元の位置に後退して、
レバー33を自由にし、リレー40を消磁する。
またその時点においてトーチ12は、2個の連続
するローラ3の間のスペースの中央部にある狭い
領域xの上方、またはその領域xに近接した領域
y,y′の上方、またはローラ3により近接してい
るかあるいはローラ3に含まれる領域である領域
z,z′の上方に位置している。
アノードの長さは無端チエーン5(駆動チエー
ン)のピツチpの正確な倍数であり、2個の連続
するローラ3の間の距離の2倍に等しいので、ト
ーチ12は、切断装置の始動時には、領域zまた
はz′の上方に到達するにすぎない。切断装置が正
常に作動するごとにトーチ12は領域xの上方の
位置に到達する。しかし例えばストリツプ1の温
度が変動した場合のように、2個の連続するラグ
2の間の距離が多少変動することがあり、それに
よりトーチ12の位置が多少ずれ、切断操作の開
始時にトーチ12が領域yまたはy′の上方に位置
されていることがある。
ン)のピツチpの正確な倍数であり、2個の連続
するローラ3の間の距離の2倍に等しいので、ト
ーチ12は、切断装置の始動時には、領域zまた
はz′の上方に到達するにすぎない。切断装置が正
常に作動するごとにトーチ12は領域xの上方の
位置に到達する。しかし例えばストリツプ1の温
度が変動した場合のように、2個の連続するラグ
2の間の距離が多少変動することがあり、それに
よりトーチ12の位置が多少ずれ、切断操作の開
始時にトーチ12が領域yまたはy′の上方に位置
されていることがある。
検出装置31は、前述したようにトーチ12の
位置を検出し、トーチ12を領域xの上方に引戻
す役目をするもので、その作用は次の通りであ
る。
位置を検出し、トーチ12を領域xの上方に引戻
す役目をするもので、その作用は次の通りであ
る。
各々ラグ2の後方の切断位置にあるトーチ12
が領域xの上方にある時、レバー33は、第15
図に示した位置に、指状片32によつて少しもち
上げられる。トーチ12の位置は矢印A,Bによ
り表わしてある。この位置ではカム39はリレー
42を動作させ、リレー42から切断信号が送出
される。
が領域xの上方にある時、レバー33は、第15
図に示した位置に、指状片32によつて少しもち
上げられる。トーチ12の位置は矢印A,Bによ
り表わしてある。この位置ではカム39はリレー
42を動作させ、リレー42から切断信号が送出
される。
切断開始時にトーチ12が領域yの上方の位
置、即ち第15図においてトーチ12の左側のロ
ーラ3により近接している場合には、レバー33
のスキツド35は指状片32によつて比較的小さ
な高さにもち上げられる。レバー33は水平軸3
4の回りに回動し、カム39はリレー42から離
れて左方に移動し、カム37はリレー41を動作
させる。トーチ12のこのような位置においては
リレー41によつて切断信号が送出され、加速信
号がコンベヤ4に供給されるので、コンベヤ4は
切断中に加速され、やがてカム39が再びリレー
42を動作させ、トーチ12は再び領域xの上方
に到達する。
置、即ち第15図においてトーチ12の左側のロ
ーラ3により近接している場合には、レバー33
のスキツド35は指状片32によつて比較的小さ
な高さにもち上げられる。レバー33は水平軸3
4の回りに回動し、カム39はリレー42から離
れて左方に移動し、カム37はリレー41を動作
させる。トーチ12のこのような位置においては
リレー41によつて切断信号が送出され、加速信
号がコンベヤ4に供給されるので、コンベヤ4は
切断中に加速され、やがてカム39が再びリレー
42を動作させ、トーチ12は再び領域xの上方
に到達する。
切断開始時にトーチ12が領域y′の上方にある
とスキツド35は指状片32によつて比較的高い
位置にもち上げられ、カム39はリレー42から
離れて右方に移動し、カム38はリレー44を動
作させる。トーチ12のこのような位置において
はリレー44は切断信号を送出し、コンベヤ4に
減速信号が転送されるので、コンベヤ4は切断中
に減速され、やがてカム39が再びリレー42を
動作させる。
とスキツド35は指状片32によつて比較的高い
位置にもち上げられ、カム39はリレー42から
離れて右方に移動し、カム38はリレー44を動
作させる。トーチ12のこのような位置において
はリレー44は切断信号を送出し、コンベヤ4に
減速信号が転送されるので、コンベヤ4は切断中
に減速され、やがてカム39が再びリレー42を
動作させる。
切断開始時にトーチ12が領域z′の上方に位置
していると、スキツド35は指状片32によつて
ほぼ最高位置にもち上げられ、カム39はリレー
42から離れて右方に移動し、リレー43を動作
させる。この位置では切断信号は遅延され、コン
ベヤ4は、加速される。この加速は後続する指状
片32がスキツド35をもち上げて、先ずカム3
7を経てリレー41を動作させ、切断信号を発生
させ、次にカム39を経てリレー42を動作さ
せ、コンベヤ4の加速をキヤンセルするまで続け
られる。しかしコンベヤ4の加速の間にレバー3
3はそれまでレバー33をもち上げていた指状片
32によつて突然レリーズされるので、最も下方
の位置に落下し、その落下の間にカム38,3
9,37を介してそれぞれリレー44,42,4
1を短時間動作させる。この時点においてリレー
41,42,44が切断信号を送出しないように
する目的で、リレー43は、カム39によりレリ
ーズされた後の3秒間係合した状態にとどまつて
いる。この時間は大体においてレバー33をその
最も下方の位置に到達させるのに十分である。
していると、スキツド35は指状片32によつて
ほぼ最高位置にもち上げられ、カム39はリレー
42から離れて右方に移動し、リレー43を動作
させる。この位置では切断信号は遅延され、コン
ベヤ4は、加速される。この加速は後続する指状
片32がスキツド35をもち上げて、先ずカム3
7を経てリレー41を動作させ、切断信号を発生
させ、次にカム39を経てリレー42を動作さ
せ、コンベヤ4の加速をキヤンセルするまで続け
られる。しかしコンベヤ4の加速の間にレバー3
3はそれまでレバー33をもち上げていた指状片
32によつて突然レリーズされるので、最も下方
の位置に落下し、その落下の間にカム38,3
9,37を介してそれぞれリレー44,42,4
1を短時間動作させる。この時点においてリレー
41,42,44が切断信号を送出しないように
する目的で、リレー43は、カム39によりレリ
ーズされた後の3秒間係合した状態にとどまつて
いる。この時間は大体においてレバー33をその
最も下方の位置に到達させるのに十分である。
切断開始時点においてトーチ12が領域zの上
方にある場合にはスキツド35は2つの指状片3
2の間の最も下方の位置にある。この時点ではカ
ム37はリレー41の左側、カム39はリレー4
1,42の間、カム38はリレー42の左側にそ
れぞれ位置しており、カム37,38,39によ
つてどのリレーも動作しない。この位置では切断
信号は遅延され、コンベヤ4は加速され、やがて
スキツド35は指状片32によつてもち上げら
れ、先ず最初にカム37を経てリレー41を動作
させて切断信号を送出させ、次にカム39を経て
リレー42を動作させて、コンベヤ4の加速をキ
ヤンセルする。
方にある場合にはスキツド35は2つの指状片3
2の間の最も下方の位置にある。この時点ではカ
ム37はリレー41の左側、カム39はリレー4
1,42の間、カム38はリレー42の左側にそ
れぞれ位置しており、カム37,38,39によ
つてどのリレーも動作しない。この位置では切断
信号は遅延され、コンベヤ4は加速され、やがて
スキツド35は指状片32によつてもち上げら
れ、先ず最初にカム37を経てリレー41を動作
させて切断信号を送出させ、次にカム39を経て
リレー42を動作させて、コンベヤ4の加速をキ
ヤンセルする。
従つてリレー43が動作した場合およびリレー
41,42,43,44のいずれも動作しない場
合には切断信号は遅延される。この構成はローラ
3がストリツプ1の側縁の直ぐ下方に位置してい
る場合特に有用である。しかしローラ3がストリ
ツプ1の側縁から少し距離をおいて位置される第
2図の実施例の場合に、切断開始時点において、
リレー43が動作したり、リレー41,42,4
3,44のいずれも動作しなかつたりしても、切
断信号を送出させることは可能である。この場合
に、トーチ12がローラ領域R(第2,7図参照)
に到達する時点においてリレー43がまだ動作し
ているか、リレー41,42,43,44がどれ
もまだ動作していない時切断信号を遅延させる手
段を設ける必要がある。このような手段の一例
は、ローラ領域Rに到達する1つのトーチ12に
より切換えられる図示しないスイツチである。
41,42,43,44のいずれも動作しない場
合には切断信号は遅延される。この構成はローラ
3がストリツプ1の側縁の直ぐ下方に位置してい
る場合特に有用である。しかしローラ3がストリ
ツプ1の側縁から少し距離をおいて位置される第
2図の実施例の場合に、切断開始時点において、
リレー43が動作したり、リレー41,42,4
3,44のいずれも動作しなかつたりしても、切
断信号を送出させることは可能である。この場合
に、トーチ12がローラ領域R(第2,7図参照)
に到達する時点においてリレー43がまだ動作し
ているか、リレー41,42,43,44がどれ
もまだ動作していない時切断信号を遅延させる手
段を設ける必要がある。このような手段の一例
は、ローラ領域Rに到達する1つのトーチ12に
より切換えられる図示しないスイツチである。
切断域に到達する時の金属ストリツプ1の温度
は上述したように700〜850℃である。
は上述したように700〜850℃である。
切断装置を支持するキヤリツジ9を金属ストリ
ツプ1の放射熱から保護する目的で、切断装置
は、キヤリツジ9に固着した保護スクリーン45
(冷却スクリーン)により金属ストリツプ1から
隔てられている。保護スクリーン45は冷却液が
その内部を循環する中空箱体として形成される。
冷却液は入口46(第10図参照)から箱体に流
出し、出口47から流出する。スクリーン45は
ストリツプ1の切断中にトーチ12の通過および
横断方向の移動を許すための横長スロツト48も
備えている。スクリーン45の後部には2個のレ
バー60の通過を許すための2個の凹所49(第
10図参照)が形成されている。レバー60はキ
ヤリツジ9の後部に取付けた結合装置52の一部
となる2個の結合クラツチ51を支持している。
ツプ1の放射熱から保護する目的で、切断装置
は、キヤリツジ9に固着した保護スクリーン45
(冷却スクリーン)により金属ストリツプ1から
隔てられている。保護スクリーン45は冷却液が
その内部を循環する中空箱体として形成される。
冷却液は入口46(第10図参照)から箱体に流
出し、出口47から流出する。スクリーン45は
ストリツプ1の切断中にトーチ12の通過および
横断方向の移動を許すための横長スロツト48も
備えている。スクリーン45の後部には2個のレ
バー60の通過を許すための2個の凹所49(第
10図参照)が形成されている。レバー60はキ
ヤリツジ9の後部に取付けた結合装置52の一部
となる2個の結合クラツチ51を支持している。
キヤリツジ9は、コンベヤ4に沿つてフレーム
7に取付けた2本のレール8上において走行し、
2対のホイール10,11(ホイール11は駆動
ホイールである)により支持されている。ホイー
ル10はキヤリツジ9の前端の2個の軸受54
(第10図参照)により軸53に取付けてあり、
後方の2個のホイール11は軸受56により軸5
5に自由に取付けてある。継手59を介してホイ
ール10を駆動する電動機57は、切断操作後に
例えば図示しないリレーによりトーチ支持キヤリ
ツジ9をそのスタート位置に復帰させる。1つの
アノードの完全切断操作の間キヤリツジ9は後端
に取付けた後述する結合装置52によつて、切断
されるべき金属ストリツプ1に結合されているの
で、矢印X(第1図参照)の方向に金属ストリツ
プ1と同じ速度で走行する。キヤリツジ9はレー
ル8の外側に当接する4個の案内ローラ61(第
10,11図参照)によつてレール8上において
確実に直線運動する。
7に取付けた2本のレール8上において走行し、
2対のホイール10,11(ホイール11は駆動
ホイールである)により支持されている。ホイー
ル10はキヤリツジ9の前端の2個の軸受54
(第10図参照)により軸53に取付けてあり、
後方の2個のホイール11は軸受56により軸5
5に自由に取付けてある。継手59を介してホイ
ール10を駆動する電動機57は、切断操作後に
例えば図示しないリレーによりトーチ支持キヤリ
ツジ9をそのスタート位置に復帰させる。1つの
アノードの完全切断操作の間キヤリツジ9は後端
に取付けた後述する結合装置52によつて、切断
されるべき金属ストリツプ1に結合されているの
で、矢印X(第1図参照)の方向に金属ストリツ
プ1と同じ速度で走行する。キヤリツジ9はレー
ル8の外側に当接する4個の案内ローラ61(第
10,11図参照)によつてレール8上において
確実に直線運動する。
金属ストリツプ1の上方数mmのところにその下
端が位置している2個のプラズマトーチ12は、
2本の長手方向の軸63上を滑ることができる上
部テーブル62の両端にアーム13により支持さ
れている。軸63はレール8に平行であり、トー
チ支持キヤリツジ9の長手方向において上部テー
ブル62に前後の運動を行わせるようになつてい
る。2本の軸63は2本の横軸65上において滑
ることができる下部テーブル64に固着してあ
る。横軸65はトーチを支持するキヤリツジ9の
進行方向と直角に位置され、トーチを支持するキ
ヤリツジ9と直角の方向において下部テーブル6
4に前後の運動を行わせるようになつている。2
本の横軸65はトーチ支持キヤリツジ9に取付け
た2個の支持体65により支持されている。
端が位置している2個のプラズマトーチ12は、
2本の長手方向の軸63上を滑ることができる上
部テーブル62の両端にアーム13により支持さ
れている。軸63はレール8に平行であり、トー
チ支持キヤリツジ9の長手方向において上部テー
ブル62に前後の運動を行わせるようになつてい
る。2本の軸63は2本の横軸65上において滑
ることができる下部テーブル64に固着してあ
る。横軸65はトーチを支持するキヤリツジ9の
進行方向と直角に位置され、トーチを支持するキ
ヤリツジ9と直角の方向において下部テーブル6
4に前後の運動を行わせるようになつている。2
本の横軸65はトーチ支持キヤリツジ9に取付け
た2個の支持体65により支持されている。
アノード切断操作の間にプラズマトーチ12は
アノード14の縁端のプロフイル67と同様のプ
ロフイルをもつ経路に沿つて移動する(第16図
参照)。この移動はプラズマトーチ12を担持す
る上部テーブル62に上端固定した案内ロツド6
8により制御される。案内ロツド68の下端は案
内スロツト69の内部において案内ロツト68の
軸線の回りに自由に回動するようにしたローラに
より形成されている。案内スロツト69はトーチ
支持キヤリツジ9に固着してあり、アノード14
と同じプロフイルを有する。下部テーブル64が
横軸65上において横方向に運動する間案内ロツ
ド68およびそれに連結した2個のプラズマトー
チ12は案内スロツト69のプロフイルに従つて
運動する。
アノード14の縁端のプロフイル67と同様のプ
ロフイルをもつ経路に沿つて移動する(第16図
参照)。この移動はプラズマトーチ12を担持す
る上部テーブル62に上端固定した案内ロツド6
8により制御される。案内ロツド68の下端は案
内スロツト69の内部において案内ロツト68の
軸線の回りに自由に回動するようにしたローラに
より形成されている。案内スロツト69はトーチ
支持キヤリツジ9に固着してあり、アノード14
と同じプロフイルを有する。下部テーブル64が
横軸65上において横方向に運動する間案内ロツ
ド68およびそれに連結した2個のプラズマトー
チ12は案内スロツト69のプロフイルに従つて
運動する。
案内スロツト69の代りに87のプロフイルを
もつ別の案内スロツトを使用して任意のプロフイ
ルのアノードを切断することもできる。保護スク
リーン45に形成した、プラズマトーチ12を通
過させるための横長スロツト48は、そのような
異なる経路に沿つてトーチ12を移動させるのに
十分な幅を有する。案内スロツト69の底面に形
成した開口70は、塵埃例えば潤滑剤の残渣を排
出して案内ロツド68に運動しやすくするために
用いられる。横軸65上においての下部テーブル
64の横方向運動は、下部テーブル64上に配設
した図示しない電動機(軸72の下端に取付けた
第9図に示すピニオンを駆動する)により制御さ
れる。ピニオン71の歯部はトーチを支持するキ
ヤリツジ9に横方向に配設した直線状の固定ラツ
ク73の歯部と噛合う。ピニオン71は回動中に
ラツク73に沿つて運動し、横軸65上を滑る下
部テーブル64および案内スロツト69に沿つて
運動する案内ロツド68を連行するので、案内ロ
ツド68に連結されている2個のプラズマトーチ
12は案内スロツト69と同様の経路に沿つて運
動する。
もつ別の案内スロツトを使用して任意のプロフイ
ルのアノードを切断することもできる。保護スク
リーン45に形成した、プラズマトーチ12を通
過させるための横長スロツト48は、そのような
異なる経路に沿つてトーチ12を移動させるのに
十分な幅を有する。案内スロツト69の底面に形
成した開口70は、塵埃例えば潤滑剤の残渣を排
出して案内ロツド68に運動しやすくするために
用いられる。横軸65上においての下部テーブル
64の横方向運動は、下部テーブル64上に配設
した図示しない電動機(軸72の下端に取付けた
第9図に示すピニオンを駆動する)により制御さ
れる。ピニオン71の歯部はトーチを支持するキ
ヤリツジ9に横方向に配設した直線状の固定ラツ
ク73の歯部と噛合う。ピニオン71は回動中に
ラツク73に沿つて運動し、横軸65上を滑る下
部テーブル64および案内スロツト69に沿つて
運動する案内ロツド68を連行するので、案内ロ
ツド68に連結されている2個のプラズマトーチ
12は案内スロツト69と同様の経路に沿つて運
動する。
プラズマトーチ12は市販型のもので、図示し
ない各別の内部冷却系統を備えている。しかしそ
の内部冷却系統だけではストリツプ1の放射熱か
らトーチ12が十分保護されない。各々のトーチ
12はそれを適正に保護するための耐熱シース7
6(第13,14図参照)も備えている。
ない各別の内部冷却系統を備えている。しかしそ
の内部冷却系統だけではストリツプ1の放射熱か
らトーチ12が十分保護されない。各々のトーチ
12はそれを適正に保護するための耐熱シース7
6(第13,14図参照)も備えている。
耐熱シース76は、立上り壁79によつて2つ
の半円筒部分77,78に軸方向に分割された中
空円筒状スリーブからなつている。立上り壁79
はプラズマトーチ12のほぼ下端部から保護スク
リーン45の比較的高いレベルの上方まで、プラ
ズマトーチ12の高さの一部にわたつて延長して
いる。半円筒部分77,78は、保護スクリーン
45の下方の下部においてフレア状に広げられ、
円弧の形の分配バツフル81,81′を備えた中
空円板を形成している。耐熱シース76は冷却液
の入口となる導管82およびその出口となる導管
83も備えている。円板80とプラズマトーチ1
2の下端との間には締付けリング87が配設され
ている。
の半円筒部分77,78に軸方向に分割された中
空円筒状スリーブからなつている。立上り壁79
はプラズマトーチ12のほぼ下端部から保護スク
リーン45の比較的高いレベルの上方まで、プラ
ズマトーチ12の高さの一部にわたつて延長して
いる。半円筒部分77,78は、保護スクリーン
45の下方の下部においてフレア状に広げられ、
円弧の形の分配バツフル81,81′を備えた中
空円板を形成している。耐熱シース76は冷却液
の入口となる導管82およびその出口となる導管
83も備えている。円板80とプラズマトーチ1
2の下端との間には締付けリング87が配設され
ている。
冷却液例えば水は、導管82を通つて耐熱シー
ス76に入り、半円筒部分77に沿つて流下し、
円板80の右側に入り、2個のバツフル81の回
りを通り、そこから円板80の左側に入り、バツ
フル81′の回りを通り、半円筒部分78に沿つ
て上方に流れ、導管83を通つて耐熱シース76
の外部に出る。
ス76に入り、半円筒部分77に沿つて流下し、
円板80の右側に入り、2個のバツフル81の回
りを通り、そこから円板80の左側に入り、バツ
フル81′の回りを通り、半円筒部分78に沿つ
て上方に流れ、導管83を通つて耐熱シース76
の外部に出る。
コンベヤ4は、ストリツプ1を支持するローラ
3の下方に位置した冷却槽88(第2図参照)を
切断域の下方に備えている。切断中に生成した金
属蒸気を沈降させることを目的とする冷却液は一
連の小孔を備えた2本の導管89,90を介して
冷却槽88に供給される。導管90はストリツプ
1の直下の薄い水平ベールの形に水を噴射あるい
は霧化させて、金属蒸気を沈降させ、導管89に
より供給された水は、せき91および冷却槽88
の傾斜底面の上部を流れてとい92に向かい、切
断操作中に生じた金属酸化物粒子およびスケール
を同伴する。切断操作中に生成した煙は煙突93
を経て排除される。
3の下方に位置した冷却槽88(第2図参照)を
切断域の下方に備えている。切断中に生成した金
属蒸気を沈降させることを目的とする冷却液は一
連の小孔を備えた2本の導管89,90を介して
冷却槽88に供給される。導管90はストリツプ
1の直下の薄い水平ベールの形に水を噴射あるい
は霧化させて、金属蒸気を沈降させ、導管89に
より供給された水は、せき91および冷却槽88
の傾斜底面の上部を流れてとい92に向かい、切
断操作中に生じた金属酸化物粒子およびスケール
を同伴する。切断操作中に生成した煙は煙突93
を経て排除される。
アノード14の切断中にトーチを支持するキヤ
リツジ9は金属ストリツプ1に結合されてそれと
共に移動する。この結合は上述したようにトーチ
を支持するキヤリツジ9の後部に位置させた2個
のクラツチ51によつて行われる。2本のレバー
60にそれ自身連結されている2本のアーム50
により支持したクラツチ51は、保護スクリーン
45に形成した凹部49を通過している。空圧シ
リンダ94(液圧シリンダとしてもよい)により
同時に駆動されるそれらのクラツチ51は、プラ
ズマトーチ12が切断位置にある時ストリツプ1
の側縁部を把持し、2枚のアノード14の切断が
完了するとそのストリツプ1をレリーズし、従つ
てキヤリツジ9を自由にする。キヤリツジ9は電
動機57により新しい切断位置にもたらされる。
トーチを支持するキヤリツジ9は、結合時にスト
リツプ1に衝突しないようにするため、最初に結
合位置の上流位置にもつてゆき、次に同じ電動機
57によつてストリツプ1の進行方向に徐々に加
速することもできる。この場合にはクラツチ51
はキヤリツジ9とストリツプ1との速度がほぼ等
しくなつている時にストリツプ1を把持する。
リツジ9は金属ストリツプ1に結合されてそれと
共に移動する。この結合は上述したようにトーチ
を支持するキヤリツジ9の後部に位置させた2個
のクラツチ51によつて行われる。2本のレバー
60にそれ自身連結されている2本のアーム50
により支持したクラツチ51は、保護スクリーン
45に形成した凹部49を通過している。空圧シ
リンダ94(液圧シリンダとしてもよい)により
同時に駆動されるそれらのクラツチ51は、プラ
ズマトーチ12が切断位置にある時ストリツプ1
の側縁部を把持し、2枚のアノード14の切断が
完了するとそのストリツプ1をレリーズし、従つ
てキヤリツジ9を自由にする。キヤリツジ9は電
動機57により新しい切断位置にもたらされる。
トーチを支持するキヤリツジ9は、結合時にスト
リツプ1に衝突しないようにするため、最初に結
合位置の上流位置にもつてゆき、次に同じ電動機
57によつてストリツプ1の進行方向に徐々に加
速することもできる。この場合にはクラツチ51
はキヤリツジ9とストリツプ1との速度がほぼ等
しくなつている時にストリツプ1を把持する。
ラツク73に沿うピニオン71の直線速度は図
示しないサイリスタ装置によつて調節できる。こ
の直線速度を適当に変化させることによつて、減
速下に行うことが望ましい切断開始および切断終
了の間の期間において案内ロツド68の非直線経
路に沿うほぼ一定の切断速度が得られる。
示しないサイリスタ装置によつて調節できる。こ
の直線速度を適当に変化させることによつて、減
速下に行うことが望ましい切断開始および切断終
了の間の期間において案内ロツド68の非直線経
路に沿うほぼ一定の切断速度が得られる。
2個のプラズマトーチ12は、第12図に概略
的に図示した4行程の循環運動によつてストリツ
プ1を切断する。第12図においてXはストリツ
プ1の移動方向を示し、行程1、3は案内スロツ
ト69のプロフイルに沿うプラズマトーチ12に
よる切断運動、行程2、4はそれぞれ中間位置お
よび元の出発位置へのプラズマトーチ12の戻り
運動にそれぞれ対応している。
的に図示した4行程の循環運動によつてストリツ
プ1を切断する。第12図においてXはストリツ
プ1の移動方向を示し、行程1、3は案内スロツ
ト69のプロフイルに沿うプラズマトーチ12に
よる切断運動、行程2、4はそれぞれ中間位置お
よび元の出発位置へのプラズマトーチ12の戻り
運動にそれぞれ対応している。
切断されたアノード14は、なおコンベヤ4の
ローラ3により支持された状態において切断域を
離れ、コンベヤ4の終端にある排出域に到達し、
そこで2枚づつ既知の装置によりもち上げられて
排出される。
ローラ3により支持された状態において切断域を
離れ、コンベヤ4の終端にある排出域に到達し、
そこで2枚づつ既知の装置によりもち上げられて
排出される。
第1図は切断装置を支持するキヤリツジおよび
切断されるべきアノードのストリツプを支持する
ローラコンベヤを示す概略的な側面図、第2図は
第1図の−線に沿う拡大断面図、第3図は第
1図のコンベヤの1個のローラを示す軸方向断面
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、第
5図は第1図のローラコンベヤのチエーンの一部
を示す拡大平面図、第6図は第5図のチエーン部
分の側面図、第7図は第1図のコンベヤを運動さ
せる2個のチエーンの間に取付けたコンベヤの2
個のローラを示す立面図、第8図は第1図のコン
ベヤを運動させる2個のチエーンの間に取付けた
2対のローラの平面図、第9図は第1図のキヤリ
ツジの詳細図、第10図は第9図のキヤリツジの
平面図、第11図は第9図のXI−XI線に沿う断面
図、第12図は切断装置の循環運動の説明図、第
13図は保護スクリーンを備えたトーチの軸方向
断面図、第14図は第13図の−線断面
図、第15図は切断域のコンベヤローラに関する
キヤリツジの位置を検出する装置を示す概略的な
側面図、第16図はストリツプを別々のアノード
に切断する状態を示す平面図である。 1……金属ストリツプ、3……ローラ、4……
無端コンベヤ(無端ローラコンベヤ)、9……ト
ーチ支持キヤリツジ(キヤリツジ)、12……プ
ラズマトーチ(熱切断装置)。
切断されるべきアノードのストリツプを支持する
ローラコンベヤを示す概略的な側面図、第2図は
第1図の−線に沿う拡大断面図、第3図は第
1図のコンベヤの1個のローラを示す軸方向断面
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、第
5図は第1図のローラコンベヤのチエーンの一部
を示す拡大平面図、第6図は第5図のチエーン部
分の側面図、第7図は第1図のコンベヤを運動さ
せる2個のチエーンの間に取付けたコンベヤの2
個のローラを示す立面図、第8図は第1図のコン
ベヤを運動させる2個のチエーンの間に取付けた
2対のローラの平面図、第9図は第1図のキヤリ
ツジの詳細図、第10図は第9図のキヤリツジの
平面図、第11図は第9図のXI−XI線に沿う断面
図、第12図は切断装置の循環運動の説明図、第
13図は保護スクリーンを備えたトーチの軸方向
断面図、第14図は第13図の−線断面
図、第15図は切断域のコンベヤローラに関する
キヤリツジの位置を検出する装置を示す概略的な
側面図、第16図はストリツプを別々のアノード
に切断する状態を示す平面図である。 1……金属ストリツプ、3……ローラ、4……
無端コンベヤ(無端ローラコンベヤ)、9……ト
ーチ支持キヤリツジ(キヤリツジ)、12……プ
ラズマトーチ(熱切断装置)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 移動する金属ストリツプ1を一様な部片に切
断するための金属ストリツプ切断装置において、
該切断装置が、 (a) 切断域にある金属ストリツプ1を上側走行帯
により支持し、この上側走行帯が前記金属スト
リツプ1と同じ方向に連続的に移動するように
回転駆動される可動の無端ローラコンベヤ4
と、 (b) 前記切断域内で金属ストリツプ1と同じ方向
およびそれと反対の方向に移動するように金属
ストリツプ1の上方に配置したキヤリツジ9
と、 (c) 該キヤリツジを金属ストリツプ1に結合する
結合装置52と、 (d) 前記キヤリツジ9により支持され、金属スト
リツプ1の移動方向に対して横切る方向に移動
するようにした熱切断装置12と、 (e) 前記金属ストリツプ1の移動速度に等しい速
度を無端ローラコンベヤ4に伝えるための同期
装置と、 (f) 移動する金属ストリツプの切断を制御する制
御装置と、を含んでおり、しかも該制御装置
が、 前記キヤリツジ9の位置に対する無端ローラコ
ンベヤのロール3の位置を検知する第1手段32
〜39であつて、該第1手段は2つの連続するロ
ール3,3間の領域内に異なつた複数の相対位置
を感知するようになつていて、前記領域が、 前記領域の中間で、かつ前記2つの連続するロ
ールに並行に位置し、前記ロールの1つが先行ロ
ールであり、他方の1つが後方ロールで、この後
方ロールは金属ストリツプが動く方向と同一の方
向に先行ロールを見るようになつているゾーンx
と、 前記ゾーンxに隣接し、このゾーンxから前記
先行ロールに向つて延びているゾーンyと、 前記ゾーンxに隣接し、このゾーンxから前記
後方ロールに向つて延びているゾーンy′と、 前記ゾーンyと前記先行ロールの軸との間に延
びているゾーンzと、 前記ゾーンy′と前記後方ロールの軸との間に延
びているゾーンz′と、で構成されているものと、 前記第1手段に応答する複数の信号を与えるた
めの第2手段41〜44であつて、第2手段は 切断装置12が前記ゾーンxの上方にあると
き、切断信号を出力し、 前記切断装置が前記ゾーンyの上方にあると
き、無端ローラコンベヤ4の速度を増加するため
の加速信号と切断信号を出力し、 前記切断装置が前記ゾーンy′の上方にあると
き、無端ローラコンベヤ4の速度を下げるための
減速信号と切断信号を出力し、 前記切断装置が前記ゾーンz又はゾーンz′の上
方にあるとき、無端ベルトコンベヤ4の速度を増
加させるための加速信号と切断装置の作動を妨げ
るための遅延信号を出力するもの、 とを含んでおり、前記第2手段は、さらに、 前記切断装置がゾーンyからゾーンxに至ると
き、前記加速信号を取消し、 前記切断装置がゾーンy′からゾーンxに至ると
き、前記減速信号を取消し、 前記切断装置がゾーンz又はゾーンz′に残ると
き、前記遅延信号を取消すようになつている ことを特徴とする金属ストリツプ切断装置。 2 コンベヤの2つの連続的なローラの軸間距離
が切断される前記一様な部片の長さの約数である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の金
属ストリツプ切断装置。 3 無端ローラコンベヤが2個の平行な無端チエ
ーンを有し、それらの無端チエーンにローラの軸
の支持体を組合わせてなる特許請求の範囲第1項
記載の金属ストリツプ切断装置。 4 2個のチエーンの間の距離を金属ストリツプ
の幅より大きくした特許請求の範囲第3項記載の
金属ストリツプ切断装置。 5 金属ストリツプを支持する前にローラが浸漬
される冷却液を満たしたタンクを有する特許請求
の範囲第1項ないし第4項の内いずれか1項記載
の金属ストリツプ切断装置。 6 ローラに外部と連通する内部スペースを設け
てなる特許請求の範囲第1項ないし第4項の内い
ずれか1項記載の金属ストリツプ切断装置。 7 第1手段は、キヤリツジに取付けたピボツト
の回りに回動する要素および無端ローラコンベヤ
の次々のローラの数と同数の指状片とからなり、
該指状片は次々の該ローラの位置が1つの該指状
片により受けもたれるように無端ローラコンベヤ
の一側に取付けてあり、上記の回動する要素の下
部は該指状片と係合するようになつている特許請
求の範囲第1項記載の金属ストリツプ切断装置。 8 第1手段は、キヤリツジが金属ストリツプの
反対方向に移動するときに、回動する要素の下方
部分を指状片のレベル上方に持上げるための手段
を含んでいる特許請求の範囲第7項記載の金属ス
トリツプ切断装置。 9 キヤリツジが、金属ストリツプの移動方向に
対して横切る方向に移動するようにした第1要素
と、該第1要素の移動手段と、切断装置および案
内ロツドに連結してあつて金属ストリツプの移動
方向と平行な方向に該第1要素上を滑るようにし
た第2要素と、所望の切断プロフイルに対応する
経常をもち該案内ロツドのための該キヤリツジに
固着してある案内スロツトとを有する特許請求の
範囲第1項ないし第8項の内いずれか1項記載の
金属ストリツプ切断装置。 10 切断速度が一定となるような速度において
第1要素を摺動させる手段をキヤリツジに設けて
なる特許請求の範囲第9項記載の金属ストリツプ
切断装置。 11 並行構造するように配設した2個のプラズ
マトーチにより熱切断装置を形成した特許請求の
範囲第1項ないし第10項の内いずれか1項記載
の金属ストリツプ切断装置。 12 切断域にある金属ストリツプの下面に冷却
液を噴射する噴射手段および噴射した液の集収槽
を備えてなる特許請求の範囲第1項ないし第11
項の内いずれか1項記載の金属ストリツプ切断装
置。 13 キヤリツジの下部に耐熱用の保護スクリー
ンを設けてなる特許請求の範囲第1項ないし第1
2項の内いずれか1項記載の金属ストリツプ切断
装置。 14 冷却液の循環により冷却されるようにした
箱体により保護スクリーンを形成した特許請求の
範囲第13項記載の金属ストリツプ切断装置。 15 金属ストリツプとの結合時に金属ストリツ
プの速度に近い速度をキヤリツジに与える手段を
キヤリツジに設けてなる特許請求の範囲第1項記
載の金属ストリツプ切断装置。 16 冷却液の循環により冷却されるようにした
シースを熱切断装置の回りに設けてなる特許請求
の範囲第1項ないし第15項の内いずれか1項記
載の金属ストリツプ切断装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
LU79853A LU79853A1 (fr) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | Installation pour coupes un ruban metallique en mouvement,en pieces uniformes |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS551999A JPS551999A (en) | 1980-01-09 |
JPS6342549B2 true JPS6342549B2 (ja) | 1988-08-24 |
Family
ID=19728946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7797979A Granted JPS551999A (en) | 1978-06-21 | 1979-06-20 | Metal strip cutter |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4303227A (ja) |
EP (1) | EP0006276B1 (ja) |
JP (1) | JPS551999A (ja) |
AU (1) | AU521759B2 (ja) |
CA (1) | CA1111340A (ja) |
DE (1) | DE2962185D1 (ja) |
ES (1) | ES481679A1 (ja) |
FI (1) | FI65181C (ja) |
IT (1) | IT1118984B (ja) |
LU (1) | LU79853A1 (ja) |
PL (1) | PL128980B1 (ja) |
YU (1) | YU42306B (ja) |
ZA (1) | ZA793067B (ja) |
ZM (1) | ZM5079A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4527777A (en) * | 1982-09-11 | 1985-07-09 | Lotz Horst K | Flame-cutting machine |
DE8309304U1 (de) * | 1983-03-29 | 1983-11-03 | GeGa Gesellschaft für Gasetechnik Lotz GmbH & Co KG, 6238 Hofheim | Strangbrennschneidmaschine zum Schneiden mit Schneidpausen |
US4727783A (en) * | 1986-06-17 | 1988-03-01 | Westinghouse Electric Corp. | Flying cutoff apparatus |
CN110170622B (zh) * | 2019-06-24 | 2021-04-16 | 山东科技大学 | 铸铁成形传输设备 |
CN111482690B (zh) * | 2020-04-26 | 2021-12-28 | 苏州万祥科技股份有限公司 | 自动双片焊料装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3357690A (en) * | 1964-05-04 | 1967-12-12 | Tibor A Firestone | Square shearing device |
US3322418A (en) * | 1964-06-02 | 1967-05-30 | Messer Griesheim Gmbh | Device for supporting the strand in the cutting area in continuous casting plants |
DE1236304B (de) * | 1965-07-16 | 1967-03-09 | Messer Griesheim Gmbh | Rollgang an fliegenden Trennvorrichtungen |
GB1163118A (en) * | 1965-12-09 | 1969-09-04 | United Eng Foundry Co | Apparatus for Severing Moving Workpieces. |
DE1288763B (de) * | 1966-11-22 | 1969-02-06 | Schloemann Ag | Kuehlvorrichtung an einer Brennschneidvorrichtung fuer Stranggiessanlagen |
US3462134A (en) * | 1967-03-22 | 1969-08-19 | Bliss Co | Cutoff table with means automatically controlling position of rolls relative to torch |
DE1917484C3 (de) * | 1969-04-05 | 1974-03-28 | Messer Griesheim Gmbh, 6000 Frankfurt | Verfahren und Einrichtung zum Unterteilen kontinuierlich hergestellter Gießstränge durch Brennschneiden |
US3687433A (en) * | 1971-01-08 | 1972-08-29 | United States Steel Corp | Protective device for conveyors |
DE2204992A1 (de) * | 1972-02-03 | 1973-08-09 | Lotz Kg Gastechnik | Brennschneidmaschine mit mehreren brennern |
CH592486A5 (ja) * | 1974-02-23 | 1977-10-31 | Demag Ag | |
AT343302B (de) * | 1975-04-14 | 1978-05-26 | Messer Griesheim Gmbh | Vorrichtung zur langenmessung |
DE2536429B1 (de) * | 1975-08-16 | 1976-09-09 | Messer Griesheim Gmbh | Brennschneidmaschine |
-
1978
- 1978-06-21 LU LU79853A patent/LU79853A1/fr unknown
-
1979
- 1979-06-04 ZM ZM50/79A patent/ZM5079A1/xx unknown
- 1979-06-18 FI FI791932A patent/FI65181C/fi not_active IP Right Cessation
- 1979-06-18 DE DE7979200312T patent/DE2962185D1/de not_active Expired
- 1979-06-18 EP EP79200312A patent/EP0006276B1/fr not_active Expired
- 1979-06-19 YU YU1447/79A patent/YU42306B/xx unknown
- 1979-06-19 CA CA330,092A patent/CA1111340A/en not_active Expired
- 1979-06-19 ES ES481679A patent/ES481679A1/es not_active Expired
- 1979-06-19 IT IT68304/79A patent/IT1118984B/it active
- 1979-06-20 AU AU48203/79A patent/AU521759B2/en not_active Ceased
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- 1979-06-21 ZA ZA793067A patent/ZA793067B/xx unknown
- 1979-06-21 PL PL1979216493A patent/PL128980B1/pl unknown
- 1979-12-21 US US06/106,106 patent/US4303227A/en not_active Expired - Lifetime
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DE2962185D1 (en) | 1982-03-25 |
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