JPS6342476B2 - - Google Patents
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- JPS6342476B2 JPS6342476B2 JP56163999A JP16399981A JPS6342476B2 JP S6342476 B2 JPS6342476 B2 JP S6342476B2 JP 56163999 A JP56163999 A JP 56163999A JP 16399981 A JP16399981 A JP 16399981A JP S6342476 B2 JPS6342476 B2 JP S6342476B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/19—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
- G11B27/28—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
- G11B27/30—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording
- G11B27/3027—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording used signal is digitally coded
- G11B27/3036—Time code signal
- G11B27/3054—Vertical Interval Time code [VITC]
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は情報信号記録円盤に係り、1回転宛複
数フイールドの映像信号が音声信号と共に記録さ
れるに際し、映像信号に関しては1回転期間宛同
一の映像信号が繰り返して記録され、また音声信
号に関しては所定の配列順序で記録され、更に原
則として各回転毎に1個所にピツクアツプ再生素
子の強制的なトラツク変更の有無及びその方向を
指示するトラツク変更用アドレス信号(以下「キ
ツク用アドレス信号」という)が記録されること
により、完全な静止画と1トラツクおき毎のトラ
ツク再生による完全なノーマル再生画像及びノー
マル再生音声とを選択的に再生され得る情報信号
記録円盤を提供することを目的とする。
数フイールドの映像信号が音声信号と共に記録さ
れるに際し、映像信号に関しては1回転期間宛同
一の映像信号が繰り返して記録され、また音声信
号に関しては所定の配列順序で記録され、更に原
則として各回転毎に1個所にピツクアツプ再生素
子の強制的なトラツク変更の有無及びその方向を
指示するトラツク変更用アドレス信号(以下「キ
ツク用アドレス信号」という)が記録されること
により、完全な静止画と1トラツクおき毎のトラ
ツク再生による完全なノーマル再生画像及びノー
マル再生音声とを選択的に再生され得る情報信号
記録円盤を提供することを目的とする。
従来より、映像信号が音声信号と共に螺旋状の
同一トラツクに記録された情報信号記録円盤(以
下「デイスク」という)から静止画像を得る場合
は、デイスクの1回転宛形成されている1トラツ
ク分を繰り返し再生することにより行なえること
が知られている。しかし、デイスクの1回転宛形
成されるトラツクに複数フイールド、例えば4フ
イールドの割合で映像信号及び音声信号が記録さ
れているデイスクでは、上記の静止画再生により
4フイールドの映像信号が繰り返し再生されるた
め、この映像信号が動画の場合は再生画像は完全
な静止画ではなくがたつきが見られ、動きの速い
画像の映像信号ほど静止画再生画像が静止して見
えず見若しくなるという欠点があつた。
同一トラツクに記録された情報信号記録円盤(以
下「デイスク」という)から静止画像を得る場合
は、デイスクの1回転宛形成されている1トラツ
ク分を繰り返し再生することにより行なえること
が知られている。しかし、デイスクの1回転宛形
成されるトラツクに複数フイールド、例えば4フ
イールドの割合で映像信号及び音声信号が記録さ
れているデイスクでは、上記の静止画再生により
4フイールドの映像信号が繰り返し再生されるた
め、この映像信号が動画の場合は再生画像は完全
な静止画ではなくがたつきが見られ、動きの速い
画像の映像信号ほど静止画再生画像が静止して見
えず見若しくなるという欠点があつた。
一方、デイスクの1回転宛形成されるトラツク
に記録される4フイールドの映像信号として同一
の映像信号を4回繰り返して記録したデイスクの
静止画再生を行なつた場合は、同一フイールド
(又は同一コマ)の映像信号が繰り返し再生され
るので完全な静止画像を得ることができる反面、
ピツクアツプ再生素子を強制的トラツク変更させ
ることなく従来のノーマル再生を行なつた場合
は、3/4の画像情報を落して記録したデイスクの
場合は再生画像の動きがぎこちなくなり、また画
像情報を落すことなく記録したデイスクの場合は
スローモーシヨン再生画像の如くになり、ノーマ
ル再生画像を得ることはできず、またノーマル再
生音声も得ることができなかつた。
に記録される4フイールドの映像信号として同一
の映像信号を4回繰り返して記録したデイスクの
静止画再生を行なつた場合は、同一フイールド
(又は同一コマ)の映像信号が繰り返し再生され
るので完全な静止画像を得ることができる反面、
ピツクアツプ再生素子を強制的トラツク変更させ
ることなく従来のノーマル再生を行なつた場合
は、3/4の画像情報を落して記録したデイスクの
場合は再生画像の動きがぎこちなくなり、また画
像情報を落すことなく記録したデイスクの場合は
スローモーシヨン再生画像の如くになり、ノーマ
ル再生画像を得ることはできず、またノーマル再
生音声も得ることができなかつた。
本発明は上記の欠点を除去したものであり、以
下図面と共にその各実施例につき説明する。
下図面と共にその各実施例につき説明する。
本発明は1回転宛複数フイールドの割合で映像
信号が音声信号と共に同一トラツクに記録される
デイスクに関するものであり、一例として本出願
人が先に提案したデイスクに適用した場合を例に
とつて説明する。この本出願人の提案になるデイ
スクは、針案内溝を形成することなく、主要情報
信号が螺旋状の主トラツクに記録されており、ま
た主要情報信号の記録周波数帯域よりも低域周波
数で、互いに相異なる周波数で、かつ、バースト
状の第1及び第2のトラツキング制御用参照信号
(以下「トラツキング信号」という)p1及びp2
が夫々デイスクの1回転周期毎に交互に切換えら
れて相隣る主トラツクの各トラツク中心線間の略
中間部分に副トラツクを形成して記録されてお
り、更にp1及びp2の切換接続部分には第3のト
ラツキング信号p3が主要情報信号に影響を与え
ないよう主又は副トラツクに所定レベル以下のレ
ベルで記録されている電極機能をもつたデイスク
である。
信号が音声信号と共に同一トラツクに記録される
デイスクに関するものであり、一例として本出願
人が先に提案したデイスクに適用した場合を例に
とつて説明する。この本出願人の提案になるデイ
スクは、針案内溝を形成することなく、主要情報
信号が螺旋状の主トラツクに記録されており、ま
た主要情報信号の記録周波数帯域よりも低域周波
数で、互いに相異なる周波数で、かつ、バースト
状の第1及び第2のトラツキング制御用参照信号
(以下「トラツキング信号」という)p1及びp2
が夫々デイスクの1回転周期毎に交互に切換えら
れて相隣る主トラツクの各トラツク中心線間の略
中間部分に副トラツクを形成して記録されてお
り、更にp1及びp2の切換接続部分には第3のト
ラツキング信号p3が主要情報信号に影響を与え
ないよう主又は副トラツクに所定レベル以下のレ
ベルで記録されている電極機能をもつたデイスク
である。
ここでは、上記主要情報信号として映像信号及
び音声信号が、1回転宛4フイールドの割合で断
続するピツト列として記録された静電容量変化検
出読取型のデイスクを例にとつて説明する。なお
第1図は上記の本出願人の提案になるデイスクの
記録トラツキング信号の記録配置関係を模式的に
示す図で、同図中、〇印はトラツキング信号p1
記録位置、×印はトラツキング信号p2記録位置を
夫々示し、実線は主トラツクのトラツク中心線を
示し、またa,b,c及びdは夫々垂直帰線消去
期間記録部分を示し、更に斜線で示す垂直帰線消
去期間記録部分a内にはトラツキング信号p3が
記録されている。
び音声信号が、1回転宛4フイールドの割合で断
続するピツト列として記録された静電容量変化検
出読取型のデイスクを例にとつて説明する。なお
第1図は上記の本出願人の提案になるデイスクの
記録トラツキング信号の記録配置関係を模式的に
示す図で、同図中、〇印はトラツキング信号p1
記録位置、×印はトラツキング信号p2記録位置を
夫々示し、実線は主トラツクのトラツク中心線を
示し、またa,b,c及びdは夫々垂直帰線消去
期間記録部分を示し、更に斜線で示す垂直帰線消
去期間記録部分a内にはトラツキング信号p3が
記録されている。
第2図は本発明になるデイスクの記録系の要部
の一実施例のブロツク系統図を示す。同図中、1
及び2は夫々音声信号源で、デイスクに記録すべ
き音声信号が例えばテープレコーダにより再生さ
れる。この音声信号源1及び2は後述する映像信
号の静止画記録部分に対応して記録される音声信
号部分に関しては、予め音声信号がフイールド単
位毎に所定の順序に並び換えられて時系列的に合
成された音声信号を夫々周波数変調器3及び4に
出力する。周波数変調器3は入力音声信号を例え
ば3.43MHz±75kHzの第1の音声周波数変調波と
して混合器5へ出力し、周波数変調器4は入力音
声信号を例えば3.73MHz±75kHzの音声周波数変
調波として混合器5へ出力する。
の一実施例のブロツク系統図を示す。同図中、1
及び2は夫々音声信号源で、デイスクに記録すべ
き音声信号が例えばテープレコーダにより再生さ
れる。この音声信号源1及び2は後述する映像信
号の静止画記録部分に対応して記録される音声信
号部分に関しては、予め音声信号がフイールド単
位毎に所定の順序に並び換えられて時系列的に合
成された音声信号を夫々周波数変調器3及び4に
出力する。周波数変調器3は入力音声信号を例え
ば3.43MHz±75kHzの第1の音声周波数変調波と
して混合器5へ出力し、周波数変調器4は入力音
声信号を例えば3.73MHz±75kHzの音声周波数変
調波として混合器5へ出力する。
一方、6はカラー映像信号源で、これより1秒
間24コマ又は30コマの映画フイルムからのカラー
映像信号が取り出され、輝度信号処理回路7に供
給され、ここで輝度信号の上限周波数が制限され
る一方、搬送色信号処理回路8に供給され、ここ
でその搬送色信号が分離され、かつ、低域周波数
に変換される。輝度信号処理回路7から取り出さ
れた輝度信号と、搬送色信号処理回路8から取り
出された低域変換搬送色信号とは夫々混合器9で
例えば帯域共用多重化された後混合器5に供給さ
れる。
間24コマ又は30コマの映画フイルムからのカラー
映像信号が取り出され、輝度信号処理回路7に供
給され、ここで輝度信号の上限周波数が制限され
る一方、搬送色信号処理回路8に供給され、ここ
でその搬送色信号が分離され、かつ、低域周波数
に変換される。輝度信号処理回路7から取り出さ
れた輝度信号と、搬送色信号処理回路8から取り
出された低域変換搬送色信号とは夫々混合器9で
例えば帯域共用多重化された後混合器5に供給さ
れる。
更に、10はアドレス信号発生回路で、後記す
るチヤプタ用アドレス信号、タイム用アドレス信
号及びキツク用アドレス信号を、輝度信号処理回
路7より取り出される輝度信号の垂直帰線消去期
間内に対応して所定順序で出力する。第3図Dに
示すAK1,AK2はキツク用アドレス信号を示す。
チヤプタ用アドレス信号、タイムアドレス信号又
はキツク用アドレス信号は混合器5に供給され
る。また更にトラツキング信号発生回路1は輝度
信号処理回路7よりの輝度信号と搬送色信号処理
回路8よりの低域変換搬送色信号とが夫々供給さ
れ、低域変換搬送色信号の副搬送波周波数を分周
した周波数で、かつ、互いに異なる周波数の前記
第1,第2及び第3のトラツキング信号p1,p2
及びp3を所定のタイミングで発生する。ここで、
トラツキング信号p1,p2は第3図Bに示す如
く、混合器9より出力される輝度信号及び低域変
換搬送色信号の帯域共用多重化信号(第3図Aに
示す)の水平帰線消去期間内で、かつ、カラーバ
ースト信号に悪影響を与えないようカラーバース
ト信号を避けた期間内にのみ出力されるバースト
状の信号であり、デイスク1回転期間毎にトラツ
キング信号p1及びp2が交互に出力端子12,1
3へ切換出力される。
るチヤプタ用アドレス信号、タイム用アドレス信
号及びキツク用アドレス信号を、輝度信号処理回
路7より取り出される輝度信号の垂直帰線消去期
間内に対応して所定順序で出力する。第3図Dに
示すAK1,AK2はキツク用アドレス信号を示す。
チヤプタ用アドレス信号、タイムアドレス信号又
はキツク用アドレス信号は混合器5に供給され
る。また更にトラツキング信号発生回路1は輝度
信号処理回路7よりの輝度信号と搬送色信号処理
回路8よりの低域変換搬送色信号とが夫々供給さ
れ、低域変換搬送色信号の副搬送波周波数を分周
した周波数で、かつ、互いに異なる周波数の前記
第1,第2及び第3のトラツキング信号p1,p2
及びp3を所定のタイミングで発生する。ここで、
トラツキング信号p1,p2は第3図Bに示す如
く、混合器9より出力される輝度信号及び低域変
換搬送色信号の帯域共用多重化信号(第3図Aに
示す)の水平帰線消去期間内で、かつ、カラーバ
ースト信号に悪影響を与えないようカラーバース
ト信号を避けた期間内にのみ出力されるバースト
状の信号であり、デイスク1回転期間毎にトラツ
キング信号p1及びp2が交互に出力端子12,1
3へ切換出力される。
なお、混合器9の出力である記録されるべき変
形カラー映像信号の波形は、走査線数525本の場
合は第3図Aに示され、かつ、その波形中の上部
の数字は水平走査線番号、Cb1〜Cb7はカラーバー
スト信号を示す。また第3のトラツキング信号
p3はデイスク1回転宛第3図Cに示す如く同図
Aの記録される変形カラー映像信号の垂直同期パ
ルス期間に対応する約3H期間に亘つて発生出力
され出力端子15へ出力される。
形カラー映像信号の波形は、走査線数525本の場
合は第3図Aに示され、かつ、その波形中の上部
の数字は水平走査線番号、Cb1〜Cb7はカラーバー
スト信号を示す。また第3のトラツキング信号
p3はデイスク1回転宛第3図Cに示す如く同図
Aの記録される変形カラー映像信号の垂直同期パ
ルス期間に対応する約3H期間に亘つて発生出力
され出力端子15へ出力される。
混合器5により上記記録されるべき変形カラー
映像信号と、これよりも高域側の空いている周波
数帯域を占有する第1及び第2の音声周波数変調
波と、チヤプタ用アドレス信号、タイム用アドレ
ス信号及び第3図Dに示すタイミングで発生出力
されるキツク用アドレス信号AK1,AK2とが夫々
混合多重され、この混合多重信号は周波数変調器
14に供給され、ここで周波数変調された後出力
端子15より主要情報信号として記録光学系(図
示せず)へ出力端子12,13からの第1,第2
のトラツキング信号p1,p2と共に出力される。
なお、周波数変調器14の出力周波数変調波の輝
度信号の搬送波偏移周波数帯域は、一例として1
秒間30コマの映画フイルムからのカラー映像信号
をNTSC方式カラー映像信号として再生する場合
は、シンクチツプレベルが6.1MHz,ペデスタル
レベルが6.6MHz,ホワイトピークが7.9MHzとな
る。
映像信号と、これよりも高域側の空いている周波
数帯域を占有する第1及び第2の音声周波数変調
波と、チヤプタ用アドレス信号、タイム用アドレ
ス信号及び第3図Dに示すタイミングで発生出力
されるキツク用アドレス信号AK1,AK2とが夫々
混合多重され、この混合多重信号は周波数変調器
14に供給され、ここで周波数変調された後出力
端子15より主要情報信号として記録光学系(図
示せず)へ出力端子12,13からの第1,第2
のトラツキング信号p1,p2と共に出力される。
なお、周波数変調器14の出力周波数変調波の輝
度信号の搬送波偏移周波数帯域は、一例として1
秒間30コマの映画フイルムからのカラー映像信号
をNTSC方式カラー映像信号として再生する場合
は、シンクチツプレベルが6.1MHz,ペデスタル
レベルが6.6MHz,ホワイトピークが7.9MHzとな
る。
上記主要情報信号は例えば光変調器(図示せ
ず)に印加されてレーザー光を変調して被変調光
ビームに変換され、これが同期回転している円盤
状記録原盤(図示せず)上に塗布された感光剤に
集光せしめられ、周知の現像処理工程を経て主要
情報信号の繰り返し周波数に応じて断続するピツ
ト列とされた主トラツクを形成する。従つて、映
像信号と音声信号とは夫々同時に同じ主トラツク
に記録されることになる。なお、前記トラツキン
グ信号p1,p2は上記とは別の光変調器(図示せ
ず)に印加され、同様にレーザーを変調して被変
調光ビームに変換された後断続するピツト列の前
記副トラツクを前記主トラツクと同時に形成す
る。上記の記録原盤から周知の製盤工程を経て第
1図に示す如きトラツクパターンを有するデイス
クが複製される。
ず)に印加されてレーザー光を変調して被変調光
ビームに変換され、これが同期回転している円盤
状記録原盤(図示せず)上に塗布された感光剤に
集光せしめられ、周知の現像処理工程を経て主要
情報信号の繰り返し周波数に応じて断続するピツ
ト列とされた主トラツクを形成する。従つて、映
像信号と音声信号とは夫々同時に同じ主トラツク
に記録されることになる。なお、前記トラツキン
グ信号p1,p2は上記とは別の光変調器(図示せ
ず)に印加され、同様にレーザーを変調して被変
調光ビームに変換された後断続するピツト列の前
記副トラツクを前記主トラツクと同時に形成す
る。上記の記録原盤から周知の製盤工程を経て第
1図に示す如きトラツクパターンを有するデイス
クが複製される。
次に本発明になるデイスクのトラツクパターン
の一実施例につき更に詳細に説明する。
の一実施例につき更に詳細に説明する。
第4図は本発明になるデイスクの一実施例のト
ラツクパターンの模式図を示す。同図中、螺旋状
の破線は主要情報信号記録主トラツクのトラツク
中心線を示し、トラツキング信号p1,p2記録副
トラツクの図示は省略してある。またa,b,c
及びdは第1図と同様、主トラツクに記録されて
いる垂直帰線消去期間の記録部分を示し、主トラ
ツク上の垂直帰線消去期間記録部分a内には前記
した如く、第3のトラツキング信号p3とキツク
用アドレス信号AK1,AK2が夫々時分割多重記録
されている。本発明はキツク用アドレス信号
AK1,AK2を夫々記録した点に特徴を有するもの
であり、その詳細については後記する。
ラツクパターンの模式図を示す。同図中、螺旋状
の破線は主要情報信号記録主トラツクのトラツク
中心線を示し、トラツキング信号p1,p2記録副
トラツクの図示は省略してある。またa,b,c
及びdは第1図と同様、主トラツクに記録されて
いる垂直帰線消去期間の記録部分を示し、主トラ
ツク上の垂直帰線消去期間記録部分a内には前記
した如く、第3のトラツキング信号p3とキツク
用アドレス信号AK1,AK2が夫々時分割多重記録
されている。本発明はキツク用アドレス信号
AK1,AK2を夫々記録した点に特徴を有するもの
であり、その詳細については後記する。
また第4図においてアルフアベツトは前記カラ
ー映像信号源6である映画フイルムのうち1コマ
のカラー映像信号を示し、アルフアベツトの順番
はコマの順番を示す。従つて、第4図に示す如
く、同一コマのカラー映像信号は垂直帰線消去期
間記録部分aを始点とするデイスク1回転宛形成
される主トラツク(以下、これを「1本のトラツ
ク」ともいう)に計4回繰り返して記録される
(なお、一コマのカラー映像信号はデイスク1/4回
転期間に記録される)。またデイスク外周側より
内周側へ1秒間24コマ又は30コマの映画フイルム
の各コマのカラー映像信号は画像情報を落すこと
なく各トラツク毎に順次記録されている。
ー映像信号源6である映画フイルムのうち1コマ
のカラー映像信号を示し、アルフアベツトの順番
はコマの順番を示す。従つて、第4図に示す如
く、同一コマのカラー映像信号は垂直帰線消去期
間記録部分aを始点とするデイスク1回転宛形成
される主トラツク(以下、これを「1本のトラツ
ク」ともいう)に計4回繰り返して記録される
(なお、一コマのカラー映像信号はデイスク1/4回
転期間に記録される)。またデイスク外周側より
内周側へ1秒間24コマ又は30コマの映画フイルム
の各コマのカラー映像信号は画像情報を落すこと
なく各トラツク毎に順次記録されている。
更に第4図中、アルフアベツトの次に記録され
ている数字は記録されるべき音声信号を1又は1/
2フイールド期間毎に分割して得た分割音声信号
部分の分割順番を示し、その数字の図示位置がそ
の分割順番の分割音声信号部分記録範囲を示す。
従つて、数字の順番に従つてトラツクを再生した
時にノーマル再生音声信号が得られることにな
る。第4図に示す実施例では、音声信号は垂直帰
線消去期間記録部分aから記録開始されて5.5フ
イールド期間に亘つてノーマル記録され、最初の
記録位置から5.5フイールド期間経過した位置よ
り今度はそれ以前に角度γの回転期間(ここでは
γ=90゜で1フイールド期間)に記録された分割
音声信号部分「3」より8フイールド期間に亘つ
てノーマル記録され、しかる後にその位置より1
トラツク前に記録された分割音声信号部分「7」
より8フイールド期間に亘つてノーマル記録され
る。以下、1フイールド期間毎に分割された分割
音声信号部分が8フイールド期間に亘つてノーマ
ル記録された後1トラツク前に記録された分割音
声信号部分から再び8フイールド期間に亘つてノ
ーマル記録されることが繰り返される。従つて、
音声信号の不連続点が第4図にで示す如く、垂
直帰線消去期間記録部分aの位置より角度(α+
β)回転した位置(すなわち、ここではα=45゜,
β=90゜であり、1.5フイールド期間経過した位
置)で、かつ、1トラツクおき毎に存在すること
になる。なお、第4図中、角度α,β,γ,δ及
びεは例えばαとεが夫々45゜で、β,γ及びδ
が90゜である。
ている数字は記録されるべき音声信号を1又は1/
2フイールド期間毎に分割して得た分割音声信号
部分の分割順番を示し、その数字の図示位置がそ
の分割順番の分割音声信号部分記録範囲を示す。
従つて、数字の順番に従つてトラツクを再生した
時にノーマル再生音声信号が得られることにな
る。第4図に示す実施例では、音声信号は垂直帰
線消去期間記録部分aから記録開始されて5.5フ
イールド期間に亘つてノーマル記録され、最初の
記録位置から5.5フイールド期間経過した位置よ
り今度はそれ以前に角度γの回転期間(ここでは
γ=90゜で1フイールド期間)に記録された分割
音声信号部分「3」より8フイールド期間に亘つ
てノーマル記録され、しかる後にその位置より1
トラツク前に記録された分割音声信号部分「7」
より8フイールド期間に亘つてノーマル記録され
る。以下、1フイールド期間毎に分割された分割
音声信号部分が8フイールド期間に亘つてノーマ
ル記録された後1トラツク前に記録された分割音
声信号部分から再び8フイールド期間に亘つてノ
ーマル記録されることが繰り返される。従つて、
音声信号の不連続点が第4図にで示す如く、垂
直帰線消去期間記録部分aの位置より角度(α+
β)回転した位置(すなわち、ここではα=45゜,
β=90゜であり、1.5フイールド期間経過した位
置)で、かつ、1トラツクおき毎に存在すること
になる。なお、第4図中、角度α,β,γ,δ及
びεは例えばαとεが夫々45゜で、β,γ及びδ
が90゜である。
更に第4図において、主トラツク上の垂直帰線
消去期間記録部分b,c及びd中の白四角印はチ
ヤプタ用アドレス信号ACとタイム用アドレス信
号ATとが夫々記録されていることを示す。第5
図Aは主としてデイスクの同一記録面における記
録プログラムの順番を示す全29ビツトのチヤプタ
用アドレス信号ACの構成を模式的に示しており、
SYNCで示す4ビツトの同期コード16、2ビツ
トのライン識別コード17、2ビツトの音声識別
コード18、8ビツトのチヤプタ番号識別コード
19、12ビツトの時間識別コード20及び1ビツ
トのパリテイビツト21とからなる。このチヤプ
タ用アドレス信号ACは記録映像信号がNTSC方
式の場合は、水平走査線番号17と280の各水
平走査期間(すなわち、寄数、偶数の各フイール
ド共に垂直同期パルスの後の等化パルスの後、8
個目の水平同期信号入来時点より1水平走査期
間)に重畳されて伝送される。
消去期間記録部分b,c及びd中の白四角印はチ
ヤプタ用アドレス信号ACとタイム用アドレス信
号ATとが夫々記録されていることを示す。第5
図Aは主としてデイスクの同一記録面における記
録プログラムの順番を示す全29ビツトのチヤプタ
用アドレス信号ACの構成を模式的に示しており、
SYNCで示す4ビツトの同期コード16、2ビツ
トのライン識別コード17、2ビツトの音声識別
コード18、8ビツトのチヤプタ番号識別コード
19、12ビツトの時間識別コード20及び1ビツ
トのパリテイビツト21とからなる。このチヤプ
タ用アドレス信号ACは記録映像信号がNTSC方
式の場合は、水平走査線番号17と280の各水
平走査期間(すなわち、寄数、偶数の各フイール
ド共に垂直同期パルスの後の等化パルスの後、8
個目の水平同期信号入来時点より1水平走査期
間)に重畳されて伝送される。
同期コード16は16進法で「C」の値を示す2
進数「1100」であり、ライン識別コード17はチ
ヤプタ用アドレス信号ACの伝送ラインを識別さ
せるコードであり、また音声識別コード18は記
録音声信号の種別(例えばステレオ、モノラル、
バイリンガル等)を示すコードである。更にチヤ
プタ番号識別コード19は記録プログラムの順番
を示すコードで、例えば最大99番までのチヤプタ
番号を示すことができる。また時間識別コード2
0はチヤプタ番号識別コード19で示される各チ
ヤプタ番号の記録プログラムの各頭初位置からの
トラツク位置を秒単位の時間で示すコードで、ロ
ーカルアドレスと呼称され、0秒から最大4095
(=212−1)秒まで表わすことができる。
進数「1100」であり、ライン識別コード17はチ
ヤプタ用アドレス信号ACの伝送ラインを識別さ
せるコードであり、また音声識別コード18は記
録音声信号の種別(例えばステレオ、モノラル、
バイリンガル等)を示すコードである。更にチヤ
プタ番号識別コード19は記録プログラムの順番
を示すコードで、例えば最大99番までのチヤプタ
番号を示すことができる。また時間識別コード2
0はチヤプタ番号識別コード19で示される各チ
ヤプタ番号の記録プログラムの各頭初位置からの
トラツク位置を秒単位の時間で示すコードで、ロ
ーカルアドレスと呼称され、0秒から最大4095
(=212−1)秒まで表わすことができる。
一方、第5図Bは主としてデイスクのプログラ
ム記録区間の最初の記録プログラムの頭初位置か
らの時間でトラツク位置を示す全29ビツトのタイ
ム用アドレス信号ATの構成を模式的に示してお
り、4ビツトの同期コード22、2ビツトのライ
ン識別コード23、2ビツトの音声識別コード2
4、16ビツトの時間識別コード25、4ビツト信
号のトラツク識別コード26及び1ビツトのパリ
テイビツト27とからなる。このタイム用アドレ
ス信号ATは、チヤプタ用アドレス信号ACの伝送
期間の次の1水平走査期間(水平走査線番号1
8,281)に伝送される。ライン識別コード2
3はこの伝送期間を示しており、また同期コード
22と音声識別コード24とは夫々同期コード1
6と音声識別コード18と同一内容となつてい
る。また時間識別コード25は全記録プログラム
の最初の記録位置からのノーマル再生時の時間を
示し、0分0秒から最大59分59秒まで示すことが
できる。しかし、本実施例では後記する如く1ト
ラツクおき毎に再生されるので、最大29分59秒と
なる。またトラツク識別コード26は1秒間で再
生されるトラツクの番号を識別させるコードであ
る。これは、例えばフイールド周波数60Hzの映像
信号を音声信号と共に再生すべきデイスクでは、
1秒間に15回転せしめられて再生が行なわれるの
で、同じ1秒間に15本のトラツクのうち何本目の
トラツクを再生しているかを識別させる必要があ
るからである。ただし、本実施例では後記する如
く1トラツクおき毎に再生されるので、トラツク
識別コード26はデイスク回転数が900rpmのと
きは30トラツク毎に0〜14の値をとり、750rpm
のときは24トラツクで0〜11、次の26トラツクで
0〜12の値をとる。
ム記録区間の最初の記録プログラムの頭初位置か
らの時間でトラツク位置を示す全29ビツトのタイ
ム用アドレス信号ATの構成を模式的に示してお
り、4ビツトの同期コード22、2ビツトのライ
ン識別コード23、2ビツトの音声識別コード2
4、16ビツトの時間識別コード25、4ビツト信
号のトラツク識別コード26及び1ビツトのパリ
テイビツト27とからなる。このタイム用アドレ
ス信号ATは、チヤプタ用アドレス信号ACの伝送
期間の次の1水平走査期間(水平走査線番号1
8,281)に伝送される。ライン識別コード2
3はこの伝送期間を示しており、また同期コード
22と音声識別コード24とは夫々同期コード1
6と音声識別コード18と同一内容となつてい
る。また時間識別コード25は全記録プログラム
の最初の記録位置からのノーマル再生時の時間を
示し、0分0秒から最大59分59秒まで示すことが
できる。しかし、本実施例では後記する如く1ト
ラツクおき毎に再生されるので、最大29分59秒と
なる。またトラツク識別コード26は1秒間で再
生されるトラツクの番号を識別させるコードであ
る。これは、例えばフイールド周波数60Hzの映像
信号を音声信号と共に再生すべきデイスクでは、
1秒間に15回転せしめられて再生が行なわれるの
で、同じ1秒間に15本のトラツクのうち何本目の
トラツクを再生しているかを識別させる必要があ
るからである。ただし、本実施例では後記する如
く1トラツクおき毎に再生されるので、トラツク
識別コード26はデイスク回転数が900rpmのと
きは30トラツク毎に0〜14の値をとり、750rpm
のときは24トラツクで0〜11、次の26トラツクで
0〜12の値をとる。
上記のチヤプタ用アドレス信号AC及びタイム
用アドレス信号ATの構成は夫々本出願人が先に
提案したものであるが、これらのアドレス信号
AC及びATがデイスク1回転宛記録される4個所
の垂直帰線消去期間のうち、第4図にb,c及び
d内の白四角印で示す如く、第3のトラツキング
信号p3が記録されない3個所の垂直帰線消去期
間内に夫々記録される。
用アドレス信号ATの構成は夫々本出願人が先に
提案したものであるが、これらのアドレス信号
AC及びATがデイスク1回転宛記録される4個所
の垂直帰線消去期間のうち、第4図にb,c及び
d内の白四角印で示す如く、第3のトラツキング
信号p3が記録されない3個所の垂直帰線消去期
間内に夫々記録される。
また更に第4図において、垂直帰線消去期間記
録部分a内の黒四角印又は黒丸印は、キツク用ア
ドレス信号AKがその位置に記録されていること
を示す。このキツク用アドレス信号AKは第6図
に示す如き構成とされており、第3のトラツキン
グ信号p3が伝送される垂直帰線消去期間内の例
えばNTSC方式の場合は第3図A,Dに示す如く
水平走査線番号17の1水平走査期間に伝送され
る第1のキツク用アドレス信号AK1と、水平走査
線番号18の1水平走査期間に伝送される第2の
キツク用アドレス信号AK2とがある。更にキツク
用アドレス信号AK1,AK2は、或るトラツクには
AK1a,AK2aとして記録され、次のトラツクには
AK1b,AK2bとして記録され、更に次のトラツク
にはAK1a,AK2aとして記録され、以下上記と同
様にして各トラツク毎にAK1b及びAK2bとAK1a及
びAK2aとが交互に記録される。すなわち、キツ
ク用アドレス信号AKはその構成が第6図に示す
もので共通であるが、そのコード内容に応じて
AK1a,AK1b,AK2a,AK2bの4種類存在すること
になる。
録部分a内の黒四角印又は黒丸印は、キツク用ア
ドレス信号AKがその位置に記録されていること
を示す。このキツク用アドレス信号AKは第6図
に示す如き構成とされており、第3のトラツキン
グ信号p3が伝送される垂直帰線消去期間内の例
えばNTSC方式の場合は第3図A,Dに示す如く
水平走査線番号17の1水平走査期間に伝送され
る第1のキツク用アドレス信号AK1と、水平走査
線番号18の1水平走査期間に伝送される第2の
キツク用アドレス信号AK2とがある。更にキツク
用アドレス信号AK1,AK2は、或るトラツクには
AK1a,AK2aとして記録され、次のトラツクには
AK1b,AK2bとして記録され、更に次のトラツク
にはAK1a,AK2aとして記録され、以下上記と同
様にして各トラツク毎にAK1b及びAK2bとAK1a及
びAK2aとが交互に記録される。すなわち、キツ
ク用アドレス信号AKはその構成が第6図に示す
もので共通であるが、そのコード内容に応じて
AK1a,AK1b,AK2a,AK2bの4種類存在すること
になる。
第6図に示す如く、キツク用アドレス信号AK
は全29ビツトで構成され、4ビツトの同期コード
28、2ビツトのライン識別コード29、2ビツ
トの音声識別コード30、8ビツトのうち上位4
ビツトが31aで、下位4信号が31bで示される
デイスク識別コード、4ビツトのキツク有無指示
コード32、4ビツトのキツク方向指示コード3
3、4ビツトのトラツク番号コード34及び1ビ
ツトのパリテイビツト35とよりなる。同期コー
ド28は前記アドレス信号AC,ATの各同期コー
ド16,22と同一の値(16進法で「C」)であ
る。またデイスク識別コード31a及び31bは
デイスクが第4図に示す如きトラツクパターンを
有するデイスクであることを識別させるためのコ
ードで、第7図A,B、第8図A,Bに示す如く
キツク用アドレス信号AK1a,AK1b,AK2a,AK2b
のいずれも16進法の「A」の値をとる。更にキツ
ク有無指示コード32は、再生素子をして1トラ
ツクピツチ又の強制的なトラツク変更(以下これ
を「キツク」という)を垂直帰線消去期間内で行
なわせるか否かを指示するコードで、ビツトの値
が「1」のときキツク「有」、「0」のときキツク
「無」とし、更に4ビツトの各ビツトがMSBより
LSB方向へ順に垂直帰線消去期間記録部分b,
c,d,aの位置でのキツクの有無を指示する。
は全29ビツトで構成され、4ビツトの同期コード
28、2ビツトのライン識別コード29、2ビツ
トの音声識別コード30、8ビツトのうち上位4
ビツトが31aで、下位4信号が31bで示される
デイスク識別コード、4ビツトのキツク有無指示
コード32、4ビツトのキツク方向指示コード3
3、4ビツトのトラツク番号コード34及び1ビ
ツトのパリテイビツト35とよりなる。同期コー
ド28は前記アドレス信号AC,ATの各同期コー
ド16,22と同一の値(16進法で「C」)であ
る。またデイスク識別コード31a及び31bは
デイスクが第4図に示す如きトラツクパターンを
有するデイスクであることを識別させるためのコ
ードで、第7図A,B、第8図A,Bに示す如く
キツク用アドレス信号AK1a,AK1b,AK2a,AK2b
のいずれも16進法の「A」の値をとる。更にキツ
ク有無指示コード32は、再生素子をして1トラ
ツクピツチ又の強制的なトラツク変更(以下これ
を「キツク」という)を垂直帰線消去期間内で行
なわせるか否かを指示するコードで、ビツトの値
が「1」のときキツク「有」、「0」のときキツク
「無」とし、更に4ビツトの各ビツトがMSBより
LSB方向へ順に垂直帰線消去期間記録部分b,
c,d,aの位置でのキツクの有無を指示する。
更に、キツク方向指示コード33はキツク方向
を指示するコードで、4ビツトの各ビツトが
MSBよりLBS方向へ順に垂直帰線消去期間記録
部分b,c,d,aの位置でのキツク方向を指示
し、ビツトの値が「1」のとき順方向(ここでは
内周方向)、「0」のとき逆方向(ここでは外周方
向)へのキツクを指示し、キツク有無指示コード
32の対応するビツトの値が「0」のときは
「0」とされる。また更にトラツク番号コード3
4はキツク状態に応じて16進法で「0」〜「3」
の値をとり、ここでは後記するように1トラツク
おき毎に再生されるので、ノーマル再生されるで
きトラツクは「0」、次のトラツクは「1」の値
となり、16進法で「0」又は「1」の値を1トラ
ツク毎に交互にとる。
を指示するコードで、4ビツトの各ビツトが
MSBよりLBS方向へ順に垂直帰線消去期間記録
部分b,c,d,aの位置でのキツク方向を指示
し、ビツトの値が「1」のとき順方向(ここでは
内周方向)、「0」のとき逆方向(ここでは外周方
向)へのキツクを指示し、キツク有無指示コード
32の対応するビツトの値が「0」のときは
「0」とされる。また更にトラツク番号コード3
4はキツク状態に応じて16進法で「0」〜「3」
の値をとり、ここでは後記するように1トラツク
おき毎に再生されるので、ノーマル再生されるで
きトラツクは「0」、次のトラツクは「1」の値
となり、16進法で「0」又は「1」の値を1トラ
ツク毎に交互にとる。
第7図A及び第8図Aは夫々ノーマル再生され
るべきトラツク上の垂直帰線消去期間記録部分a
内に記録されるキツク用アドレス信号AK1a,
AK2aの各コードの16進法での値を示し、その記
録位置を第4図に黒四角印で示す。アドレス信号
AK1aは第7図Aに示す如く、同期コード28の
値が「C」、ライン識別コード29と音声識別コ
ード30とよりなる4ビツトの値が「C」、デイ
スク識別コードの上位及び下位の各4ビツト31
a及び31bの値が夫々「A」、キツク有無指示
コード32の値が「4」、キツク方向指示コード
33の値が「4」、そしてトラツク番号コード3
4の値が「0」とされる。ここで、キツク有無指
示コード32の値が16進法の「4」であり、2進
数では「0100」の値とされている。すなわち、
MSBから2番目のビツトの値のみが「1」であ
るから、キツク用アドレス信号AK1aの存在する
垂直帰線消去期間の次の次の垂直帰線消去期間記
録部分cのみでキツクが行なわれることが指示さ
れていることを示す。またトラツク番号コード3
4の値も16進法の「4」であるから、垂直帰線消
去期間記録部分cでのキツク方向は順方向である
ことを示している。
るべきトラツク上の垂直帰線消去期間記録部分a
内に記録されるキツク用アドレス信号AK1a,
AK2aの各コードの16進法での値を示し、その記
録位置を第4図に黒四角印で示す。アドレス信号
AK1aは第7図Aに示す如く、同期コード28の
値が「C」、ライン識別コード29と音声識別コ
ード30とよりなる4ビツトの値が「C」、デイ
スク識別コードの上位及び下位の各4ビツト31
a及び31bの値が夫々「A」、キツク有無指示
コード32の値が「4」、キツク方向指示コード
33の値が「4」、そしてトラツク番号コード3
4の値が「0」とされる。ここで、キツク有無指
示コード32の値が16進法の「4」であり、2進
数では「0100」の値とされている。すなわち、
MSBから2番目のビツトの値のみが「1」であ
るから、キツク用アドレス信号AK1aの存在する
垂直帰線消去期間の次の次の垂直帰線消去期間記
録部分cのみでキツクが行なわれることが指示さ
れていることを示す。またトラツク番号コード3
4の値も16進法の「4」であるから、垂直帰線消
去期間記録部分cでのキツク方向は順方向である
ことを示している。
一方、キツク用アドレス信号AK2aは上記のキ
ツク用アドレス信号AK1aとはその伝送期間が前
記した如くAK1aが伝送される次の1水平走査期
間で伝送される点で異なるだけであり、従つて第
8図Aに示す如くライン識別コード29と音声識
別コード30とよりなる4ビツトの値が16進法の
「8」となる点が第7図Aに示すキツク用アドレ
ス信号AK1aと相違し、他のコードの値はキツク
用アドレス信号AK1aと同一である。
ツク用アドレス信号AK1aとはその伝送期間が前
記した如くAK1aが伝送される次の1水平走査期
間で伝送される点で異なるだけであり、従つて第
8図Aに示す如くライン識別コード29と音声識
別コード30とよりなる4ビツトの値が16進法の
「8」となる点が第7図Aに示すキツク用アドレ
ス信号AK1aと相違し、他のコードの値はキツク
用アドレス信号AK1aと同一である。
上記のキツク用アドレス信号AK1a及びAK2aが
記録されたトラツクの次のトラツクの垂直帰線消
去期間記録部分a内、すなわち第4図に黒丸印で
示す位置には、第7図Bに示すキツク用アドレス
信号AK1bと第8図Bに示すキツク用アドレス信
号AK2bとが夫々順次記録される。キツク用アド
レス信号AK1bとAK2bのキツク有無指示コード3
2及びキツク方向指示コード33の値は第7図
B、第8図Bに示す如くいずれも16進法の「C」
であり、これは2進数で「1100」であるから、垂
直帰線消去期間記録部分bとcとで夫々順方向に
キツクすることを指示している。キツク用アドレ
ス信号AK1b,AK2bのキツク有無指示コード32
及びキツク方向指示コード33の上記の値は後記
するように、ノーマル再生すべきトラツク上のキ
ツク用アドレス信号AK1a,AK2aを再生できなか
つた場合でも、できるだけその影響少なくノーマ
ル再生画像及びノーマル再生音声を得ることがで
きる走査軌跡を描くような値である。
記録されたトラツクの次のトラツクの垂直帰線消
去期間記録部分a内、すなわち第4図に黒丸印で
示す位置には、第7図Bに示すキツク用アドレス
信号AK1bと第8図Bに示すキツク用アドレス信
号AK2bとが夫々順次記録される。キツク用アド
レス信号AK1bとAK2bのキツク有無指示コード3
2及びキツク方向指示コード33の値は第7図
B、第8図Bに示す如くいずれも16進法の「C」
であり、これは2進数で「1100」であるから、垂
直帰線消去期間記録部分bとcとで夫々順方向に
キツクすることを指示している。キツク用アドレ
ス信号AK1b,AK2bのキツク有無指示コード32
及びキツク方向指示コード33の上記の値は後記
するように、ノーマル再生すべきトラツク上のキ
ツク用アドレス信号AK1a,AK2aを再生できなか
つた場合でも、できるだけその影響少なくノーマ
ル再生画像及びノーマル再生音声を得ることがで
きる走査軌跡を描くような値である。
第9図は本発明になるデイスクに記録される映
画フイルムのコマとキツク用アドレス信号AK1a,
AK2a,AK1b,AK2bのキツク有無指示コード32、
キツク方向指示コード33及びトラツク番号コー
ド34の値と、分割音声信号の記録順序とを夫々
互いに対応ずけた一実施例の模式図で、第4図,
第7図,第8図と同様の符号で図示してある。た
だし、第4図中で示した音の不連続点は第9図
には黒三角で示してある。また分割音声順序に示
す5a,5bは夫々5番目の分割音声信号部分の
前半の1/2フイールド期間と後半の1/2フイールド
期間を示す。第9図は第4図示のトラツクパター
ンの記録信号に、第7図A,B及び第8図A,B
に夫々示すキツク用アドレス信号AK1a,AK1b,
AK2a,AK2bの要部の16進法の値の互いの記録位
置関係を示したものである。
画フイルムのコマとキツク用アドレス信号AK1a,
AK2a,AK1b,AK2bのキツク有無指示コード32、
キツク方向指示コード33及びトラツク番号コー
ド34の値と、分割音声信号の記録順序とを夫々
互いに対応ずけた一実施例の模式図で、第4図,
第7図,第8図と同様の符号で図示してある。た
だし、第4図中で示した音の不連続点は第9図
には黒三角で示してある。また分割音声順序に示
す5a,5bは夫々5番目の分割音声信号部分の
前半の1/2フイールド期間と後半の1/2フイールド
期間を示す。第9図は第4図示のトラツクパター
ンの記録信号に、第7図A,B及び第8図A,B
に夫々示すキツク用アドレス信号AK1a,AK1b,
AK2a,AK2bの要部の16進法の値の互いの記録位
置関係を示したものである。
次に本発明になるデイスクを再生する再生装置
の一例につき説明する。第10図は本出願人が先
に提案したデイスク再生装置に適用したデイスク
再生装置の一例のブロツク系統図を示す。同図
中、41は第4図及び第9図に示すトラツクパタ
ーンを有するデイスクで、ターンテーブル上に載
置せしめられてモータ(いずれも図示せず)によ
りターンテーブルと共に図中Y方向へ高速で同期
回転せしめられる。ここで、デイスク41の回転
数は、デイスク41に1秒間24コマの映画フイル
ムからのカラー映像信号が記録されている場合は
750rpmで、他方、1秒間30コマの映画フイルム
からのカラー映像信号が記録されている場合は
900rpmに選定される。デイスク41の上記回転
によりデイスク41の盤面上を再生針42が摺動
走査する。
の一例につき説明する。第10図は本出願人が先
に提案したデイスク再生装置に適用したデイスク
再生装置の一例のブロツク系統図を示す。同図
中、41は第4図及び第9図に示すトラツクパタ
ーンを有するデイスクで、ターンテーブル上に載
置せしめられてモータ(いずれも図示せず)によ
りターンテーブルと共に図中Y方向へ高速で同期
回転せしめられる。ここで、デイスク41の回転
数は、デイスク41に1秒間24コマの映画フイル
ムからのカラー映像信号が記録されている場合は
750rpmで、他方、1秒間30コマの映画フイルム
からのカラー映像信号が記録されている場合は
900rpmに選定される。デイスク41の上記回転
によりデイスク41の盤面上を再生針42が摺動
走査する。
再生針42はカンチレバー43の一端に固着さ
れており、カンチレバー43の他端の基部側には
永久磁石44が固定されている。カンチレバー4
3の永久磁石44が固定された部分は、再生装置
に固定されたトラツキングコイル45とジツタ補
正用コイル46により囲繞されている。ジツタ補
正用コイル46は左右のコイル部が夫々同相に巻
回されているため、入力端子47よりのジツタ補
正信号の極性に応じて永久磁石44に対して同時
に吸引、又は反発となつて働くため、カンチレバ
ー43はデイスク41のトラツク接線方向上に直
動して、デイスク41の面振れ、あるいは偏芯に
よつて生ずるジツタを補正する。またトラツキン
グコイル45は永久磁石44の磁界方向に対して
垂直な方向に磁界を発生せしめ、トラツキング回
路61よりのトラツキング誤差信号の極性に応じ
てカンチレバー43を図中Z方向(トラツク幅方
向)上いずれか一方向へ、かつ、その大きさに応
じた変位量で変位させる。
れており、カンチレバー43の他端の基部側には
永久磁石44が固定されている。カンチレバー4
3の永久磁石44が固定された部分は、再生装置
に固定されたトラツキングコイル45とジツタ補
正用コイル46により囲繞されている。ジツタ補
正用コイル46は左右のコイル部が夫々同相に巻
回されているため、入力端子47よりのジツタ補
正信号の極性に応じて永久磁石44に対して同時
に吸引、又は反発となつて働くため、カンチレバ
ー43はデイスク41のトラツク接線方向上に直
動して、デイスク41の面振れ、あるいは偏芯に
よつて生ずるジツタを補正する。またトラツキン
グコイル45は永久磁石44の磁界方向に対して
垂直な方向に磁界を発生せしめ、トラツキング回
路61よりのトラツキング誤差信号の極性に応じ
てカンチレバー43を図中Z方向(トラツク幅方
向)上いずれか一方向へ、かつ、その大きさに応
じた変位量で変位させる。
再生針42の後端面に蒸着固定された電極とデ
イスク41との間に形成される静電容量が断続す
るピツト列に応じて変化することに応動して共振
周波数が変化する共振回路と、この共振回路に一
定周波数を印加する回路と、共振回路よりの上記
静電容量の変化に応じて振幅が変化する高周波信
号を振幅検波する回路と、この振幅検波された高
周波信号(再生信号)を前置増幅する回路とより
なるピツクアツプ回路48より取り出された高周
波の再生信号は、復調回路49に供給され、ここ
で主トラツクの主要情報信号(ここでは映像信号
及び音声信号)が夫々復調されて出力端子53よ
り出力される一方、一部が分岐されてp3検出器
50、帯域フイルタ51及び52に夫々供給され
る。
イスク41との間に形成される静電容量が断続す
るピツト列に応じて変化することに応動して共振
周波数が変化する共振回路と、この共振回路に一
定周波数を印加する回路と、共振回路よりの上記
静電容量の変化に応じて振幅が変化する高周波信
号を振幅検波する回路と、この振幅検波された高
周波信号(再生信号)を前置増幅する回路とより
なるピツクアツプ回路48より取り出された高周
波の再生信号は、復調回路49に供給され、ここ
で主トラツクの主要情報信号(ここでは映像信号
及び音声信号)が夫々復調されて出力端子53よ
り出力される一方、一部が分岐されてp3検出器
50、帯域フイルタ51及び52に夫々供給され
る。
p3検出器50は前記第3のトラツキング信号
p3を再生信号中より周波数選択し、かつ、これ
に位相同期したp3検出信号を生成してスイツチ
ングパルス発生器57に印加する。また帯域フイ
ルタ51は再生信号中から前記第1のトラツキン
グ信号p1を周波数選択してスイツチング回路5
4の第1の入力端子に印加し、他方、帯域フイル
タ52は再生信号中から前記第2のトラツキング
信号p2を周波数選択してスイツチング回路54
の第1の入力端子に印加する。スイツチング回路
54はスイツチングパルス発生器57よりのスイ
ツチングパルスによりスイツチングせしめられ、
例えばスイツチングパルスがハイレベルの期間は
帯域フイルタ51,52の各出力端を検波回路5
8,59の各入力端に各別に接続し、他方、ロー
レベルの期間は帯域フイルタ51,52の各出力
端を検波回路59,58の各入力端に各別に接続
せしめられる。
p3を再生信号中より周波数選択し、かつ、これ
に位相同期したp3検出信号を生成してスイツチ
ングパルス発生器57に印加する。また帯域フイ
ルタ51は再生信号中から前記第1のトラツキン
グ信号p1を周波数選択してスイツチング回路5
4の第1の入力端子に印加し、他方、帯域フイル
タ52は再生信号中から前記第2のトラツキング
信号p2を周波数選択してスイツチング回路54
の第1の入力端子に印加する。スイツチング回路
54はスイツチングパルス発生器57よりのスイ
ツチングパルスによりスイツチングせしめられ、
例えばスイツチングパルスがハイレベルの期間は
帯域フイルタ51,52の各出力端を検波回路5
8,59の各入力端に各別に接続し、他方、ロー
レベルの期間は帯域フイルタ51,52の各出力
端を検波回路59,58の各入力端に各別に接続
せしめられる。
スイツチングパルス発生器57よりのスイツチ
ングパルスは、p3検出器50からの検出信号又
は後述するキツクパルス発生器56からのキツク
パルス(ただし、p3再生期間中に入来したキツ
クパルスを除く。)が入来した時に極性が反転せ
しめられる。このようにして、検波回路58から
は再生すべき主トラツクの外周側の副トラツクか
ら再生されたトラツキング信号の包絡線検波出力
が取り出され、かつ、検波回路59からは内周側
の副トラツクから再生されたトラツキング信号の
包絡線検波出力が取り出され、次段の差動増幅器
60に印加される。差動増幅器60からはトラツ
クずれ方向に応じた極性で、かつ、トラツクずれ
量に応じたレベルを有するトラツキング誤差信号
が取り出され、このトラツキング誤差信号は駆動
回路等を含むトラツキング回路61で所望の駆動
電力に変換された後トラツキングコイル45に印
加され、これにより再生針42をデイスク41の
半径方向上トラツクずれを補正する方向及び変位
量で変位させる。
ングパルスは、p3検出器50からの検出信号又
は後述するキツクパルス発生器56からのキツク
パルス(ただし、p3再生期間中に入来したキツ
クパルスを除く。)が入来した時に極性が反転せ
しめられる。このようにして、検波回路58から
は再生すべき主トラツクの外周側の副トラツクか
ら再生されたトラツキング信号の包絡線検波出力
が取り出され、かつ、検波回路59からは内周側
の副トラツクから再生されたトラツキング信号の
包絡線検波出力が取り出され、次段の差動増幅器
60に印加される。差動増幅器60からはトラツ
クずれ方向に応じた極性で、かつ、トラツクずれ
量に応じたレベルを有するトラツキング誤差信号
が取り出され、このトラツキング誤差信号は駆動
回路等を含むトラツキング回路61で所望の駆動
電力に変換された後トラツキングコイル45に印
加され、これにより再生針42をデイスク41の
半径方向上トラツクずれを補正する方向及び変位
量で変位させる。
また、図示は省略したが、再生針42を含むピ
ツクアツプ装置がデイスク半径方向上フイールド
モータによりフイールド送りされ、リニアトラツ
キングを行なわせる。
ツクアツプ装置がデイスク半径方向上フイールド
モータによりフイールド送りされ、リニアトラツ
キングを行なわせる。
また復調方向49により復調された主要情報信
号は、出力端子53より公知のカラー映像信号再
生系及び音声信号再生系(いずれも図示せず)に
夫々供給されて標準テレビジヨン方式の再生カラ
ー映像信号と2チヤンネルの再生音声信号とに
夫々変換された後、モニター用テレビジヨン受像
機(図示せず)へ出力される。
号は、出力端子53より公知のカラー映像信号再
生系及び音声信号再生系(いずれも図示せず)に
夫々供給されて標準テレビジヨン方式の再生カラ
ー映像信号と2チヤンネルの再生音声信号とに
夫々変換された後、モニター用テレビジヨン受像
機(図示せず)へ出力される。
かかる本出願人の提案になるデイスク再生装置
において、本発明になるデイスクを再生する装置
には、キツク用アドレス信号再生回路55等から
なる再生針42のキツク制御系が更に設けられて
いる。すなわち、第10図において、復調回路4
9より取り出された主要情報信号は出力端子53
より出力される一方、キツク用アドレス信号再生
回路55に供給される。キツク用アドレス信号再
生回路55は、前記キツク用アドレス信号を検波
再生すると共に、キツクの有無、キツク方向を前
記コード32,33の値により判別し、キツク
「有」の場合は例えばキツク方向に応じた極性の
検波信号を出力する。62は切換スイツチで、在
来のデイスク再生時には接点イ側に接続されて端
子63に入来する再生モード信号をキツクパルス
発生器56に選択出力し、本発明になるデイスク
のノーマル再生時には接点ロ側に切換接続されて
キツク用アドレス信号の再生出力をキツクパルス
発生器56に選択出力する。
において、本発明になるデイスクを再生する装置
には、キツク用アドレス信号再生回路55等から
なる再生針42のキツク制御系が更に設けられて
いる。すなわち、第10図において、復調回路4
9より取り出された主要情報信号は出力端子53
より出力される一方、キツク用アドレス信号再生
回路55に供給される。キツク用アドレス信号再
生回路55は、前記キツク用アドレス信号を検波
再生すると共に、キツクの有無、キツク方向を前
記コード32,33の値により判別し、キツク
「有」の場合は例えばキツク方向に応じた極性の
検波信号を出力する。62は切換スイツチで、在
来のデイスク再生時には接点イ側に接続されて端
子63に入来する再生モード信号をキツクパルス
発生器56に選択出力し、本発明になるデイスク
のノーマル再生時には接点ロ側に切換接続されて
キツク用アドレス信号の再生出力をキツクパルス
発生器56に選択出力する。
次に、本発明になるデイスクのスチルモーシヨ
ン再生モード時とノーマル再生モード時の各場合
につき説明するに、まずスチルモーシヨン再生時
には、従来と同様に入力端子63よりスチルモー
シヨン再生モード信号が切換スイツチ62を介し
てキツクパルス発生器56に供給され、これより
再生針42をデイスク41の1回転周期毎に1ト
ラツクピツチ分逆方向(ここでは外周側)へ強制
移送するためのキツクパルスを発生せしめる。こ
のキツクパルスはトラツキング回路61を介して
トラツキングコイル45に印加されて再生針42
に第3のトラツキング信号p3再生毎に外周側方
向へ移送させる力を付勢すると同時に、スイツチ
ングパルス発生器57の出力スイツチングパルス
の極性をそのまま保持することにより、再生針4
2は従来と同様に垂直帰線消去期間記録部分a内
で1トラツクピツチ分外周側へキツクされ、同じ
トラツクを繰り返し再生する。第11図の実線は
デイスク41のスチルモーシヨン再生時の再生針
42の走査軌跡を示す。第4図に示すトラツクパ
ターンを有するデイスク41上の1秒間24コマ又
は30コマで再生針される映画フイルムのカラー映
像信号が記録されているトラツク部分のうち、第
3のトラツキング信号p3記録位置を始点として
1回転宛形成されるトラツクには同一のコマの映
像信号が繰り返し記録されているため、上記の同
じトラツクの繰り返し再生により完全に静止した
同一コマのカラー映像信号による静止画像が得ら
れる。なお、第10図示のデイスク再生装置は1
秒間24コマの映画フイルムのカラー映像信号記録
デイスクの場合は、再生カラー映像信号のフイー
ルド周波数は50Hzで再生し、他方1秒間30コマの
映画フイルムのカラー映像信号記録デイスクの場
合、再生カラー映像信号のフイールド周波数は60
Hzで再生する。
ン再生モード時とノーマル再生モード時の各場合
につき説明するに、まずスチルモーシヨン再生時
には、従来と同様に入力端子63よりスチルモー
シヨン再生モード信号が切換スイツチ62を介し
てキツクパルス発生器56に供給され、これより
再生針42をデイスク41の1回転周期毎に1ト
ラツクピツチ分逆方向(ここでは外周側)へ強制
移送するためのキツクパルスを発生せしめる。こ
のキツクパルスはトラツキング回路61を介して
トラツキングコイル45に印加されて再生針42
に第3のトラツキング信号p3再生毎に外周側方
向へ移送させる力を付勢すると同時に、スイツチ
ングパルス発生器57の出力スイツチングパルス
の極性をそのまま保持することにより、再生針4
2は従来と同様に垂直帰線消去期間記録部分a内
で1トラツクピツチ分外周側へキツクされ、同じ
トラツクを繰り返し再生する。第11図の実線は
デイスク41のスチルモーシヨン再生時の再生針
42の走査軌跡を示す。第4図に示すトラツクパ
ターンを有するデイスク41上の1秒間24コマ又
は30コマで再生針される映画フイルムのカラー映
像信号が記録されているトラツク部分のうち、第
3のトラツキング信号p3記録位置を始点として
1回転宛形成されるトラツクには同一のコマの映
像信号が繰り返し記録されているため、上記の同
じトラツクの繰り返し再生により完全に静止した
同一コマのカラー映像信号による静止画像が得ら
れる。なお、第10図示のデイスク再生装置は1
秒間24コマの映画フイルムのカラー映像信号記録
デイスクの場合は、再生カラー映像信号のフイー
ルド周波数は50Hzで再生し、他方1秒間30コマの
映画フイルムのカラー映像信号記録デイスクの場
合、再生カラー映像信号のフイールド周波数は60
Hzで再生する。
なお、このスチルモーシヨン再生時には通常、
再生音声信号はミユーテイングされて発音され
ず、また再生針42を含むピツクアツプ装置のフ
イード送りは停止せしめられる。
再生音声信号はミユーテイングされて発音され
ず、また再生針42を含むピツクアツプ装置のフ
イード送りは停止せしめられる。
次に本発明になるデイスクのノーマル再生時の
動作につき説明する。ノーマル再生時には切換ス
イツチ62は接点ロ側に切換接続され、キツク用
アドレス信号再生回路55によりコードを解読再
生して得たキツク制御信号がキツクパルス発生器
56に印加される。ここで、前記した如くノーマ
ル再生すべきトラツク上の垂直帰線消去期間記録
部分a内に記録されているキツク用アドレス信号
AK1a,AK2aのキツク有無指示コード32及びキ
ツク方向指示コード33は、垂直帰線消去期間記
録部分cで順方向(ここでは内周方向)へ1トラ
ツクピツチ分のトラツク変更させることを指示し
ているから、上記キツク用アドレス信号AK1a,
AK2aが再生されてから同じトラツク上の2番目
の垂直帰線消去期間記録部分cで再生針42を内
周方向へキツクさせるためのキツクパルスが、キ
ツクパルス発生器56よりスイツチングパルス発
生器57及びトラツキング回路61へ夫々発生出
力される。これにより、再生針42は第12図に
実線で示す如き走査軌跡を描き、1トラツクおき
毎に再生をしてキツク用アドレス信号AK1a,
AK2aが記録されているトラツクを再生する。
動作につき説明する。ノーマル再生時には切換ス
イツチ62は接点ロ側に切換接続され、キツク用
アドレス信号再生回路55によりコードを解読再
生して得たキツク制御信号がキツクパルス発生器
56に印加される。ここで、前記した如くノーマ
ル再生すべきトラツク上の垂直帰線消去期間記録
部分a内に記録されているキツク用アドレス信号
AK1a,AK2aのキツク有無指示コード32及びキ
ツク方向指示コード33は、垂直帰線消去期間記
録部分cで順方向(ここでは内周方向)へ1トラ
ツクピツチ分のトラツク変更させることを指示し
ているから、上記キツク用アドレス信号AK1a,
AK2aが再生されてから同じトラツク上の2番目
の垂直帰線消去期間記録部分cで再生針42を内
周方向へキツクさせるためのキツクパルスが、キ
ツクパルス発生器56よりスイツチングパルス発
生器57及びトラツキング回路61へ夫々発生出
力される。これにより、再生針42は第12図に
実線で示す如き走査軌跡を描き、1トラツクおき
毎に再生をしてキツク用アドレス信号AK1a,
AK2aが記録されているトラツクを再生する。
第13図及び第14図A,Bはこのノーマル再
生時の再生針42の走査軌跡と再生される映画フ
イルムのコマと分割音声信号部分との関係を示
す。第13図中、第4図と同一部分には同一符号
を付してある。第13図及び後述する第15図に
おいて右下りの斜線はその1本が1トラツクを示
し、斜線の左側には既記録カラー映像信号の映画
フイルムのコマの記録位置を示し、斜線の右側の
数字は既記録分割音声信号部分の記録位置を示し
ている。また上記斜線のうち実線部分は記録トラ
ツクのうち再生走査されたトラツク部分を示す。
第12図及び第13図より明らかなように、再生
針42は1フイールド期間毎にA→A→B→B→
C→C→…というように既記録映画フイルムのコ
マを再生し、この結果同一コマのカラー映像信号
が2フイールド期間ずつ繰り返し再生されるの
で、公知の2―2プルダウン方式に基づくノーマ
ル再生画像が得られる。第14図Aはノーマル再
生時の既記録映画フイルムのコマの再生順序を示
す。
生時の再生針42の走査軌跡と再生される映画フ
イルムのコマと分割音声信号部分との関係を示
す。第13図中、第4図と同一部分には同一符号
を付してある。第13図及び後述する第15図に
おいて右下りの斜線はその1本が1トラツクを示
し、斜線の左側には既記録カラー映像信号の映画
フイルムのコマの記録位置を示し、斜線の右側の
数字は既記録分割音声信号部分の記録位置を示し
ている。また上記斜線のうち実線部分は記録トラ
ツクのうち再生走査されたトラツク部分を示す。
第12図及び第13図より明らかなように、再生
針42は1フイールド期間毎にA→A→B→B→
C→C→…というように既記録映画フイルムのコ
マを再生し、この結果同一コマのカラー映像信号
が2フイールド期間ずつ繰り返し再生されるの
で、公知の2―2プルダウン方式に基づくノーマ
ル再生画像が得られる。第14図Aはノーマル再
生時の既記録映画フイルムのコマの再生順序を示
す。
一方、音声信号に関しては第13図より明らか
なように分割順序で分割音声信号部分が順次再生
されるので、ノーマル再生音声信号が得られる。
しかも、この場合、再生針42のキツク位置は垂
直帰線消去期間記録部分c内で、第13図にで
示す音の不連続点を避けた位置にあるから、何ら
かの原因でキツク位置が変動してもキツクによる
再生音声の不連続はなく連続的にノーマル再生音
声信号が得られる。第14図Bはこのノーマル再
生時の既記録分割音声信号の再生順序を示し、ま
た矢印はキツク位置を示す。
なように分割順序で分割音声信号部分が順次再生
されるので、ノーマル再生音声信号が得られる。
しかも、この場合、再生針42のキツク位置は垂
直帰線消去期間記録部分c内で、第13図にで
示す音の不連続点を避けた位置にあるから、何ら
かの原因でキツク位置が変動してもキツクによる
再生音声の不連続はなく連続的にノーマル再生音
声信号が得られる。第14図Bはこのノーマル再
生時の既記録分割音声信号の再生順序を示し、ま
た矢印はキツク位置を示す。
ところで、以上は前記キツク用アドレス信号
AK1a及びAK1bを再生した通常のノーマル再生時
の動作であるが、ドロツプアウトその他の原因に
よりキツク用アドレス信号AK1a又はAK1bを再生
することができない場合もあり得る。デイスク再
生装置はキツク用アドレス信号AKが再生されな
いときはキツクを行なわないように構成されてい
るので、上記の場合は再生されなかつたキツク用
アドレス信号AK1a,AK2aの記録トラツクの次の
トラツク上に記録されているキツク用アドレス信
号AK1b,AK2bが再生される。例えば第4図に示
す最外周のトラツクに記録されているキツク用ア
ドレス信号AK1b,AK2aが再生されないときは、
第15図に示す如くその最外周トラツクがキツク
されることなく再生された後次のトラツクのキツ
ク用アドレス信号AK1b,AK2bが再生される。キ
ツク用アドレス信号再生回路55はこのキツク用
アドレス信号AK1b,AK2bのコードを解読するが、
前記した如くAK1b,AK2bはいずれも垂直帰線消
去期間記録部分b,cで順方向にキツクされるこ
とを指示しているから、再生針42は第4図に示
すトラツクのうち最外周トラツクから2番目のト
ラツクの垂直帰線消去期間記録部分bで内周側へ
キツクされ、3番目のトラツクの垂直帰線消去期
間記録部分cで内周側にキツクれ、4番目のトラ
ツクの垂直帰線消去期間記録部分aに記録されて
いるキツク用アドレス信号AK1a,AK2aを再生す
るに到り、このAK1a,AK2aの再生が行なわれる
とそれ以降は前記第12図に示したようなノーマ
ル再生時の走査軌跡が描かれる。このときの再生
針42の走査軌跡は第15図に実線で示す如くに
なり、また再生される映画フイルムのコマの順番
は第16図Aに示す如くになり、更に再生される
分割音声信号部分の順番は同図Bに示す如くにな
る。
AK1a及びAK1bを再生した通常のノーマル再生時
の動作であるが、ドロツプアウトその他の原因に
よりキツク用アドレス信号AK1a又はAK1bを再生
することができない場合もあり得る。デイスク再
生装置はキツク用アドレス信号AKが再生されな
いときはキツクを行なわないように構成されてい
るので、上記の場合は再生されなかつたキツク用
アドレス信号AK1a,AK2aの記録トラツクの次の
トラツク上に記録されているキツク用アドレス信
号AK1b,AK2bが再生される。例えば第4図に示
す最外周のトラツクに記録されているキツク用ア
ドレス信号AK1b,AK2aが再生されないときは、
第15図に示す如くその最外周トラツクがキツク
されることなく再生された後次のトラツクのキツ
ク用アドレス信号AK1b,AK2bが再生される。キ
ツク用アドレス信号再生回路55はこのキツク用
アドレス信号AK1b,AK2bのコードを解読するが、
前記した如くAK1b,AK2bはいずれも垂直帰線消
去期間記録部分b,cで順方向にキツクされるこ
とを指示しているから、再生針42は第4図に示
すトラツクのうち最外周トラツクから2番目のト
ラツクの垂直帰線消去期間記録部分bで内周側へ
キツクされ、3番目のトラツクの垂直帰線消去期
間記録部分cで内周側にキツクれ、4番目のトラ
ツクの垂直帰線消去期間記録部分aに記録されて
いるキツク用アドレス信号AK1a,AK2aを再生す
るに到り、このAK1a,AK2aの再生が行なわれる
とそれ以降は前記第12図に示したようなノーマ
ル再生時の走査軌跡が描かれる。このときの再生
針42の走査軌跡は第15図に実線で示す如くに
なり、また再生される映画フイルムのコマの順番
は第16図Aに示す如くになり、更に再生される
分割音声信号部分の順番は同図Bに示す如くにな
る。
この場合、A→A→B→B→C→C→…という
順序で再生されるべき映画フイルムのコマが、第
15図及び第16図Aに示す如く、A→A→A→
A→B→C→…という順序で再生されるので、完
全なノーマル再生画像は得られないが、短時間で
ノーマル再生画像が得られることになる。また第
16図Bの下に示す矢印は再生針42のキツク位
置を示しており、上記の場合においても完全なる
ノーマル再生音声信号が得られる。
順序で再生されるべき映画フイルムのコマが、第
15図及び第16図Aに示す如く、A→A→A→
A→B→C→…という順序で再生されるので、完
全なノーマル再生画像は得られないが、短時間で
ノーマル再生画像が得られることになる。また第
16図Bの下に示す矢印は再生針42のキツク位
置を示しており、上記の場合においても完全なる
ノーマル再生音声信号が得られる。
以上のように、本発明になるデイスクを第11
図に示す如くにトラツクを走査して再生したとき
は完全に静止した静止画像を得ることができ、ま
た第12図に示す如くにトラツクを走査したとき
は完全なるノーマル再生画像とノーマル再生音声
を得ることができる。また第4図に示すトラツク
パターンを有する本実施例のデイスクには画像情
報を落すことなく映画フイルムのカラー映像信号
が記録されているから、キツクを全くしないで再
生をしたときは動きの円滑な1/2倍速スローモー
シヨン再生画像が得られるし、他方、垂直帰線消
去期間記録部分b,c及びdでキツクするときは
2倍速再生画像を得ることができることは明らか
である。また上記のノーマル再生時には、1トラ
ツクおき毎に再生するので、従来片面60分の画像
情報は30分でノーマル再生されることになる。
図に示す如くにトラツクを走査して再生したとき
は完全に静止した静止画像を得ることができ、ま
た第12図に示す如くにトラツクを走査したとき
は完全なるノーマル再生画像とノーマル再生音声
を得ることができる。また第4図に示すトラツク
パターンを有する本実施例のデイスクには画像情
報を落すことなく映画フイルムのカラー映像信号
が記録されているから、キツクを全くしないで再
生をしたときは動きの円滑な1/2倍速スローモー
シヨン再生画像が得られるし、他方、垂直帰線消
去期間記録部分b,c及びdでキツクするときは
2倍速再生画像を得ることができることは明らか
である。また上記のノーマル再生時には、1トラ
ツクおき毎に再生するので、従来片面60分の画像
情報は30分でノーマル再生されることになる。
なお、本発明になるデイスクは第4図示のトラ
ツクパターンを有するものに限られるものではな
く、例えばキツク用アドレス信号AKの記録位置
は垂直帰線消去期間記録部分b〜dのうち1又は
2個所に更に記録してもよい。またスチルモーシ
ヨン再生時に再生針42をキツクさせる位置、す
なわち第3のトラツキング信号p3が記録されて
いる垂直帰線消去期間記録部分a内にキツク用ア
ドレス信号AKを記録するようにしたが、他の記
録部分b,c又はd内に記録するようにしてもよ
い。更に、トラツク番号コード34が「0」のと
きはノーマル再生すべきトラツクであるから、再
生側で、これを識別することにより再生針42の
走査軌跡を変更させるようにしてもよい。
ツクパターンを有するものに限られるものではな
く、例えばキツク用アドレス信号AKの記録位置
は垂直帰線消去期間記録部分b〜dのうち1又は
2個所に更に記録してもよい。またスチルモーシ
ヨン再生時に再生針42をキツクさせる位置、す
なわち第3のトラツキング信号p3が記録されて
いる垂直帰線消去期間記録部分a内にキツク用ア
ドレス信号AKを記録するようにしたが、他の記
録部分b,c又はd内に記録するようにしてもよ
い。更に、トラツク番号コード34が「0」のと
きはノーマル再生すべきトラツクであるから、再
生側で、これを識別することにより再生針42の
走査軌跡を変更させるようにしてもよい。
またデイスク識別コード31a,31bの値は
16進法の「AA」であるように説明したが、例え
ば「AF」と「AA」の値を1トラツク毎に交互
にとるようにしてもよい。この場合はデイスク識
別コード31a,31bとキツク有無指示コード
32及びキツク方向指示コード33、トラツク番
号コード34との各値が対応するので、再生装置
に予め上記の値「AF」,「AA」を記憶させてお
き、上記コード31a,31bの値を解読するだ
けでコード32〜34の各値を解読しなくても所
要の走査軌跡を行なわせることもできる。
16進法の「AA」であるように説明したが、例え
ば「AF」と「AA」の値を1トラツク毎に交互
にとるようにしてもよい。この場合はデイスク識
別コード31a,31bとキツク有無指示コード
32及びキツク方向指示コード33、トラツク番
号コード34との各値が対応するので、再生装置
に予め上記の値「AF」,「AA」を記憶させてお
き、上記コード31a,31bの値を解読するだ
けでコード32〜34の各値を解読しなくても所
要の走査軌跡を行なわせることもできる。
更に記録音声信号は2チヤンネルあるので、一
方のチヤンネルを第4図等に示したようにノーマ
ル再生時の走査軌跡に従つて順次配列記録し、他
方のチヤンネルを別の用途(例えば1/2倍速スロ
ーモーシヨン再生時にノーマル再生音声を得るな
ど)に供するようにしてもよい。また更に上記の
実施例は本出願人が先に提案したデイスクを例に
とつて説明したが、トラツキング信号p1〜p3記
録されていない光ビーム読取りデイスクに適用す
ることもできる(ただし、1回転宛4フイールド
又はそれ以上のフイールドの映像信号が記録され
ているデイスクが好ましい)。
方のチヤンネルを第4図等に示したようにノーマ
ル再生時の走査軌跡に従つて順次配列記録し、他
方のチヤンネルを別の用途(例えば1/2倍速スロ
ーモーシヨン再生時にノーマル再生音声を得るな
ど)に供するようにしてもよい。また更に上記の
実施例は本出願人が先に提案したデイスクを例に
とつて説明したが、トラツキング信号p1〜p3記
録されていない光ビーム読取りデイスクに適用す
ることもできる(ただし、1回転宛4フイールド
又はそれ以上のフイールドの映像信号が記録され
ているデイスクが好ましい)。
また第10図において、キツク用アドレス信号
再生回路55は、アドレス信号AKのデイスク識
別コード31a,31bの値を解読し、所定の値
でないときは外部入力端子からの再生モード信号
に応じたキツク制御信号を発生するよう構成でき
るので、切換スイツチ62を不要とすることもで
きる。
再生回路55は、アドレス信号AKのデイスク識
別コード31a,31bの値を解読し、所定の値
でないときは外部入力端子からの再生モード信号
に応じたキツク制御信号を発生するよう構成でき
るので、切換スイツチ62を不要とすることもで
きる。
上述の如く、本発明になる情報信号記録円盤
は、複数フイールド期間に等しい1回転期間宛、
2フイールド期間毎に画像情報が変化する映像信
号の同一画像情報が繰り返して記録されると共
に、映像信号のノーマル再生画像を得るときのピ
ツクアツプ再生素子の1トラツクおき毎の走査軌
跡に従つて音声信号が順次配列記録され、かつ、
同期コード、円盤種別識別コード、キツク有無指
示コード及びキツク方向指示コードとよりなりそ
のトラツクにおけるピツクアツプ再生素子の強制
的なトラツク変更の有無、変更方向及び変更位置
を指示させるためのトラツク変更用アドレス信号
が1回転毎に少なくとも1個所に記録されたた
め、ソフト制作側で自由に静止画記録とノーマル
画像,音声記録とを指定でき、1秒間24コマ又は
30コマの映画フイルム等のカラー映像信号の完全
な静止画と完全なノーマル再生画像及びノーマル
再生音声とが選択的に再生されることができ、ま
た上記の各コードのビツト位置でトラツク変更位
置を、またビツトの値でトラツク変更の有無、ト
ラツク変更の方向を指示でき、更にピツクアツプ
再生素子の強制的なトラツク変更位置と異なる位
置に音声信号の不連続点を配置記録されるように
したので、再生時に上記トラツク変更が行なわれ
てもその位置での音声の不連続を生ずることなく
ノーマル再生音声を円滑に得ることができ、また
強制的なトラツク変更位置に若干のずれが生じて
もノーマル再生音声を円滑に得ることができる等
の特長を有するものである。
は、複数フイールド期間に等しい1回転期間宛、
2フイールド期間毎に画像情報が変化する映像信
号の同一画像情報が繰り返して記録されると共
に、映像信号のノーマル再生画像を得るときのピ
ツクアツプ再生素子の1トラツクおき毎の走査軌
跡に従つて音声信号が順次配列記録され、かつ、
同期コード、円盤種別識別コード、キツク有無指
示コード及びキツク方向指示コードとよりなりそ
のトラツクにおけるピツクアツプ再生素子の強制
的なトラツク変更の有無、変更方向及び変更位置
を指示させるためのトラツク変更用アドレス信号
が1回転毎に少なくとも1個所に記録されたた
め、ソフト制作側で自由に静止画記録とノーマル
画像,音声記録とを指定でき、1秒間24コマ又は
30コマの映画フイルム等のカラー映像信号の完全
な静止画と完全なノーマル再生画像及びノーマル
再生音声とが選択的に再生されることができ、ま
た上記の各コードのビツト位置でトラツク変更位
置を、またビツトの値でトラツク変更の有無、ト
ラツク変更の方向を指示でき、更にピツクアツプ
再生素子の強制的なトラツク変更位置と異なる位
置に音声信号の不連続点を配置記録されるように
したので、再生時に上記トラツク変更が行なわれ
てもその位置での音声の不連続を生ずることなく
ノーマル再生音声を円滑に得ることができ、また
強制的なトラツク変更位置に若干のずれが生じて
もノーマル再生音声を円滑に得ることができる等
の特長を有するものである。
第1図は本出願人の提案になる情報信号記録円
盤のトラツクパターンの一例を模式的に示す図、
第2図は本発明になる情報信号記録円盤の記録系
の一例を示すブロツク系統図、第3図A〜Dは
夫々第2図の動作説明用信号波形図、第4図は本
発明になる情報信号記録円盤の一実施例のトラツ
クパターンを示す図、第5A,Bは夫々チヤプタ
用アドレス信号、タイム用アドレス信号の構成の
一例を示す図、第6図は本発明になる情報信号記
録円盤に記録されるキツク用アドレス信号の構成
の一実施例を示す図、第7図A,B及び第8図
A,Bは夫々第6図示のキツク用アドレス信号の
各コードの16進法での値を示す図、第9図は本発
明になる情報信号記録円盤に記録された映画フイ
ルムのコマとキツク用アドレス信号の所定のコー
ドと、分割音声信号部分の記録順序との相対的記
録位置関係の一実施例を模式的に示す図、第10
図は本発明になる情報信号記録円盤を再生する再
生装置の一例を示すブロツク系統図、第11図は
スチルモーシヨン再生時のトラツク走査軌跡の一
例を示す図、第12図は本発明のノーマル再生時
のトラツク走査軌跡の一例を示す図、第13図は
正常なノーマル再生時のトラツク走査軌跡とトラ
ツクに記録されている信号との関係の一例を模式
的に示す図、第14図A,Bは正常なノーマル再
生時の再生映画フイルムのコマの順序と分割音声
信号部分の再生順序とを示す図、第15図はキツ
ク用アドレス信号を再生できなかつたときのノー
マル再生時のトラツク走査軌跡とトラツクに記録
されている信号との関係の一例を模式的に示す
図、第16図A,Bは夫々第15図の場合の再生
映画フイルムのコマ再生順序と分割音声信号部分
の再生順序の一例を示す図である。 1,2…音声信号源、5,9…混合器、6…カ
ラー映像信号源、10…アドレス信号発生回路、
11…トラツキング信号発生器、16,22,2
8…同期コード、17,23,29…ライン識別
コード、18,24,30…音声識別コード、3
1a,31b…デイスク識別コード、32…キツ
ク有無指示コード、33…キツク方向指示コー
ド、34…トラツク番号コード、41…情報信号
記録円盤(デイスク)、42…再生針、43…カ
ンチレバー、44…永久磁石、49…復調回路、
54…スイツチング回路、55…キツク用アドレ
ス信号再生回路、56…キツクパルス発生器、6
0…差動増幅器。
盤のトラツクパターンの一例を模式的に示す図、
第2図は本発明になる情報信号記録円盤の記録系
の一例を示すブロツク系統図、第3図A〜Dは
夫々第2図の動作説明用信号波形図、第4図は本
発明になる情報信号記録円盤の一実施例のトラツ
クパターンを示す図、第5A,Bは夫々チヤプタ
用アドレス信号、タイム用アドレス信号の構成の
一例を示す図、第6図は本発明になる情報信号記
録円盤に記録されるキツク用アドレス信号の構成
の一実施例を示す図、第7図A,B及び第8図
A,Bは夫々第6図示のキツク用アドレス信号の
各コードの16進法での値を示す図、第9図は本発
明になる情報信号記録円盤に記録された映画フイ
ルムのコマとキツク用アドレス信号の所定のコー
ドと、分割音声信号部分の記録順序との相対的記
録位置関係の一実施例を模式的に示す図、第10
図は本発明になる情報信号記録円盤を再生する再
生装置の一例を示すブロツク系統図、第11図は
スチルモーシヨン再生時のトラツク走査軌跡の一
例を示す図、第12図は本発明のノーマル再生時
のトラツク走査軌跡の一例を示す図、第13図は
正常なノーマル再生時のトラツク走査軌跡とトラ
ツクに記録されている信号との関係の一例を模式
的に示す図、第14図A,Bは正常なノーマル再
生時の再生映画フイルムのコマの順序と分割音声
信号部分の再生順序とを示す図、第15図はキツ
ク用アドレス信号を再生できなかつたときのノー
マル再生時のトラツク走査軌跡とトラツクに記録
されている信号との関係の一例を模式的に示す
図、第16図A,Bは夫々第15図の場合の再生
映画フイルムのコマ再生順序と分割音声信号部分
の再生順序の一例を示す図である。 1,2…音声信号源、5,9…混合器、6…カ
ラー映像信号源、10…アドレス信号発生回路、
11…トラツキング信号発生器、16,22,2
8…同期コード、17,23,29…ライン識別
コード、18,24,30…音声識別コード、3
1a,31b…デイスク識別コード、32…キツ
ク有無指示コード、33…キツク方向指示コー
ド、34…トラツク番号コード、41…情報信号
記録円盤(デイスク)、42…再生針、43…カ
ンチレバー、44…永久磁石、49…復調回路、
54…スイツチング回路、55…キツク用アドレ
ス信号再生回路、56…キツクパルス発生器、6
0…差動増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数フイールド期間に等しい1回転期間宛、
2フイールド期間毎に画像情報が変化する映像信
号の同一画像情報が繰り返して記録されると共
に、該映像信号のノーマル再生画像を得るときの
ピツクアツプ再生素子の1トラツクおき毎の走査
軌跡に従つて音声信号が順次配列記録され、か
つ、同期コード、円盤種別識別コード、キツク有
無指示コード及びキツク方向指示コードとよりな
りそのトラツクにおけるピツクアツプ再生素子の
強制的なトラツク変更の有無、変更方向及び変更
位置を指示させるためのトラツク変更用アドレス
信号が1回転毎に少なくとも1個所に記録された
ことを特徴とする情報信号記録円盤。 2 該キツク有無指示コード及びキツク方向指示
コードは夫々情報信号記録円盤の1回転宛記録さ
れる複数フイールド期間数に等しいビツト数の2
進数で設定され、かつ、該キツク有無指示コード
の各ビツトの値は該複数の垂直帰線消去期間記録
部分のうちビツト位置に対応させた垂直帰線消去
期間記録部分でのトラツクの強制的変更の有無を
夫々指示し、該キツク方向指示コードの各ビツト
の値は該対応する垂直帰線消去期間記録部分での
トラツク変更方向を指示することを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の情報信号記録円盤。 3 ピツクアツプ再生素子の強制的なトラツク変
更位置と異なる位置に音声信号の不連続点が配置
記録されることを特徴とする特許請求の範囲第1
項又は第2項記載の情報信号記録円盤。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56163999A JPS5864886A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 情報信号記録円盤 |
DE3238041A DE3238041C2 (de) | 1981-10-14 | 1982-10-14 | Drehbarer Aufzeichnungsträger und Gerät zur Wiedergabe des drehbaren Aufzeichnungsträgers |
GB08229406A GB2111292B (en) | 1981-10-14 | 1982-10-14 | Rotary recording medium and reproducing apparatus therefore |
US06/818,057 US4638376A (en) | 1981-10-14 | 1986-01-10 | Rotary recording medium which is playable in still picture, slow-motion and normal reproduction modes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56163999A JPS5864886A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 情報信号記録円盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5864886A JPS5864886A (ja) | 1983-04-18 |
JPS6342476B2 true JPS6342476B2 (ja) | 1988-08-23 |
Family
ID=15784830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56163999A Granted JPS5864886A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 情報信号記録円盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5864886A (ja) |
-
1981
- 1981-10-14 JP JP56163999A patent/JPS5864886A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5864886A (ja) | 1983-04-18 |
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