JPS6342165Y2 - - Google Patents

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JPS6342165Y2
JPS6342165Y2 JP6171685U JP6171685U JPS6342165Y2 JP S6342165 Y2 JPS6342165 Y2 JP S6342165Y2 JP 6171685 U JP6171685 U JP 6171685U JP 6171685 U JP6171685 U JP 6171685U JP S6342165 Y2 JPS6342165 Y2 JP S6342165Y2
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JP
Japan
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locking
fastener
molding
wind
piece
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JP6171685U
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JPS61177210U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両等のウインドガラスの周縁に附
設するウインドモールのフアスナーに関する。
(従来の技術) 従来、この種ウインドモールのフアスナー10
4としては、第4図および第5図に示すようにウ
インドガラス101とボデー102との間に介装
してウインドモール103を附設するもので、受
け本体105と可動係止部材106との2部材と
からなり、受け本体105の基部107には所定
の角度で対称に張出してウインドガラス101の
端縁と弾性的に係合するガラス係合片108,1
08とウインドモール103の一端縁と弾性的に
係合するモール係止片109,109とを一体に
備え、かつ同基部107には可動係止部材106
を挿通する挿通口110を貫設し、また、可動係
止部材106は挿通口110に挿通する平板状の
本体111を主体とし、同本体111の上端部の
一側にはウインドモールの一端縁と係合する溝部
112を有し、同他側にはガラス係合片108お
よびモール係止片109の対称角中心線に沿つて
延出し、先端部に係止部114を有する腕片11
3が延出形成されている。
(解決しようとする問題点) したがつて、このフアスナー104によりウイ
ンドガラス101とボデー102との間にウイン
ドモール103を附設するには、まず、ウインド
ガラス101とボデー102との隙間Tに対し受
け本体105をその左右に形成したガラス係合片
108の先端部の溝部115をウインドガラス1
01の端縁に嵌込んで基部107を隙間Tに押込
む。このようにしてウインドガラス101の周縁
の隙間T内に適数個の受け本体105を配設す
る。このように配設した受け本体105にはその
基部107に形成した挿通口110に対し可動係
止部材106を挿通した同部材106に形成した
係止爪116と基部107に形成した逆止爪11
7とを係合して可動係止部材106を係止する。
しかる後、ウインドモール103の一端をモール
係止片109の先端部に係合するとともに、他端
部を可動係止部材の溝部112に係合してウイン
ドモール103は係止されていた。このように、
受け本体105と可動係止部材106との2部材
よりなるものであるから、ウインドモール103
の取付けに極めて手数を要するとともに、部材1
05,106の構造形状も複雑化して製作コスト
も高くなる等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点を解決すべくなされ
たもので、単一のウインドモールフアスナーをウ
インドガラスの周縁に附設してウインドモールを
容易にかつボデー面に沿つて取付けることのでき
るウインドモールフアスナーを提供することを目
的とし、その要旨はウインドガラスとボデーとの
間の隙間に配設してウインドモールを配設するウ
インドフアスナーであつて、該フアスナーは前記
隙間のボデー側に止着する取付片と該取付片には
前記ボデー面に対し所定の間隔を有して対設し、
かつ弾性変形可能な複数の係止片を並列状に設
け、該係止片のボデー側の面には前記ウインドモ
ールとの係合位置を異る位置で係合する係止爪を
齟齬状にインドモールフアスナーに存する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明する。
まず、本実施例のウインドモールフアスナー
(以下単にフアスナーという)7を附設するボデ
ー1とウインドガラス2との関係について説明す
ると、ウインドガラス2の周縁の下面(ルーム側
となる面をいう)には弾性部材からなるダム部材
3が接着され、同ダム部材3の外側周縁にはウイ
ンドガラス2の下面とボデー1の取付面4との間
をシールし、かつウインドガラス2を接着するシ
ーリング部材5が塗布されて、ウインドガラス2
はボデー1の取付面4に対し接着されている。こ
のようにして取付けられたウインドガラス2とボ
デー1との隙間Tに介装してウインドモール6
(以下単にモールという)を附設するフアスナー
7は以下のように構成されている。
図中7はフアスナーの全体であつて、例えば合
成樹脂等からなるもので、8はフアスナー7の取
付片であつて、この取付片8は図示のようにボデ
ー1の湾曲状に絞り成形された折曲部4Aに沿つ
て取付けられるもので、そのウエブ9の断面形状
は折曲部4Aとほぼ対応するように湾曲状に形成
され、その両縁には凸縁10,11が形成されて
両面接着テープ20を取付ける凹部12が形成さ
れている。このように形成された取付片8のウエ
ブ8のほぼ中央部の上面側には所定の幅Wを有
し、かつ所定の高さの補強凸部13が形成される
とともに取付片8の図示立上り側となる凸縁11
およびウエブ9の一部は幅Wに亘つて切欠き部1
4が形成され、補強凸部13の切欠き部14側に
は複数の係止片16,17を有する係止部15が
一体に形成されている。
15は上記した係止部であつて、この係止部1
5は複数の係止片(本例では2本の場合を例示し
た)16,17が並列状に設けられ、この各係止
片16,17はボデー1に止着した時には図示の
ようにボデー1の取付面4の湾曲状の立上り面4
Bと所定の間隔tを隔てて同立上り面4Bとほぼ
対応する湾曲状に形成され、両係止片16,17
の断面形状は先細状で同じ高さに形成されてその
基部側を中心として図示矢印方向へ弾性変形可能
に形成されている。また、両係止片16,17に
はそれぞれ係止爪18,19が形成されるととも
に、両係止爪18,19はモール6を異る位置で
係止するため寸法hの間隔を有して齟齬状に設け
られ、この係止爪18,19はボデー1側下方へ
向つて傾斜する案内面18a,19aとモール6
を係止可能とする斜状の下面18b,19bとに
より断面略嘴状に形成されている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例フアスナー7はウインドガラス2と
ボデー1との間の隙間Tに配設してウインドモー
ル6を配設するものであつて、該フアスナー7は
隙間Tのボデー1側に止着する取付片8と該取付
片8にはボデー1の立上り面4Bに対し所定の間
隔tを有して対設し、かつ弾性変形可能な複数の
係止片16,17を並列状に設け、該係止片1
6,17のボデー側の面にはウインドモール6と
の係合位置を異る位置で係合する係止爪18,1
9を齟齬状に設けたものである。したがつて、本
例フアスナー7によりウインドガラス2とボデー
1との間にモール6を附設するには、まず、取付
片8の凹部12に両面接着テープ20を貼着して
同テープ20を介してウインドガラス2とボデー
1との間の隙間Tの複数箇所に取付面4の折曲部
4Aに沿つて貼着する。しかる後、モール6の係
合片6aをボデー1と係止部15との間の隙間t
の上部に当接して押圧すると係合片6aの先端に
形成された爪片6bは上位となる係止爪18の案
内面18aに摺接案内されるとともに、同爪18
を有する係止片16は図示矢印方向へ弾性変位さ
れ、爪片6bが係止爪18を通過すると係止片1
6は弾性復元されて係止爪18と爪片6bとが係
合され、このように各フアスナー7と係合するこ
とでモール6は隙間Tを遮蔽状に係着される。こ
のようにモール6を装着した場合、ボデー1側に
取付けた各フアスナー7の取付位置はその全部が
同じ位置、すなわち、フアスナー7の各係止爪1
8,19が同じ位置に取付けることは困難で、し
たがつて、その1個あるいは複数個がずれた位置
に取付けられていると、その近傍のモール6部位
ウエブ6cはボデー1の上面1Aより段差状に浮
上つて状態となる。したがつて、その浮上つたモ
ール6部位をさらに押圧するとモール6の爪片6
bは係止爪18より下位に設けられた係止片17
の係止爪19に摺接案内されるとともに、係止片
17は弾性変位され、爪片6bが係止爪19を通
過すると係止爪17は弾性復元され爪片6bは係
止爪19と係合され、モール6のウエブ6cはボ
デー1の上面1Aとほぼ同一面となる。
このように本例フアスナー7によればモール6
を極めて容易に取付けることができるとともに、
ボデー1の上面1Aに対し同一面となるように係
着することができてウインド廻りを美麗に仕上げ
ることができ、また、フアスナー7自体の構造形
状も単一で極めて単純形状で、製作コストを低減
することができる経済性を有する等多くの特長が
ある。
なお、上記実施例においてはフアスナー7の係
止部15に2本の係止片16,17を設けて例示
したがこれに限定するものではなく、2本以上設
けて各係止片には係止爪をそれぞれ齟齬状に設け
る構成としてもよい。
(考案の効果) さて、本考案はウインドガラスとボデーとの間
の隙間に配設してウインドモールを配設するウイ
ンドフアスナーであつて、該フアスナーは前記隙
間のボデー側に止着する取付片と該取付片には前
記ボデー面に対し所定の間隔を有して対設し、か
つ弾性変形可能な複数の係止片を並列状に設け、
該係止片のボデー側の面には前記ウインドモール
との係合位置を異る位置で係合する係止爪を齟齬
状に設けたことにより、ウインドモールを極めて
容易に取付けることができるとともに、ボデーの
上面に対し同一面となるように係着することがで
きてウインド廻りを美麗に仕上げることができ、
また、フアスナー7自体の構造形状も単一で極め
て単純形状で、製作コストを低減することができ
る経済性を有するので、ウインドモールフアスナ
ーとして極めて実用性に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はフア
スナーの斜視図、第2図および第3図は作用説明
図、第4図は従来のフアスナーの分解斜視図、第
5図は同じく取付状態を示す断面図である。 1……ボデー、2……ウインドガラス、6……
ウインドモール、7……ウインドモールフアスナ
ー、8……取付片、15……係止部、16,17
……係止片、18,19……係止爪、T……ウイ
ンドガラスとボデーとの隙間、t……係止片とボ
デーとの隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウインドガラスとボデーとの間の隙間に配設し
    てウインドモールを配設するウインドモールフア
    スナーであつて、該フアスナーは前記隙間のボデ
    ー側に止着する取付片と該取付片には前記ボデー
    面に対し所定の間隔を有して対設し、かつ弾性変
    形可能な複数の係止片を並列状に設け、該係止片
    のボデー側の面には前記ウインドモールとの係合
    位置を異る位置で係合する係止爪を齟齬状に設け
    たことを特徴とするウインドモールフアスナー。
JP6171685U 1985-04-23 1985-04-23 Expired JPS6342165Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6171685U JPS6342165Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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JP6171685U JPS6342165Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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Publication Number Publication Date
JPS61177210U JPS61177210U (ja) 1986-11-05
JPS6342165Y2 true JPS6342165Y2 (ja) 1988-11-04

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