JPS6341739B2 - - Google Patents
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- JPS6341739B2 JPS6341739B2 JP56035812A JP3581281A JPS6341739B2 JP S6341739 B2 JPS6341739 B2 JP S6341739B2 JP 56035812 A JP56035812 A JP 56035812A JP 3581281 A JP3581281 A JP 3581281A JP S6341739 B2 JPS6341739 B2 JP S6341739B2
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- JP
- Japan
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- printing
- dots
- hammer device
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- Prior art date
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/31—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using a print element with projections on its surface impacted or impressed by hammers
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、クロスハンマ式ドツトプリンタの駆
動方法に関する。
動方法に関する。
従来、最も一般的に知られかつ実用化されてい
るインパクト式ドツトプリンタは、ワイヤプリン
タである。このワイヤプリンタは、例えば先端部
が縦1列に近接して整列する7本の印字ワイヤを
有し、5×7のドツトマトリクスで文字等を形成
することができる。しかしこのワイヤプリンタ
は、斜線を有する文字等を形成するときに、斜線
のドツトの間隔が大きくて、印字品質が悪い欠点
を有していた。
るインパクト式ドツトプリンタは、ワイヤプリン
タである。このワイヤプリンタは、例えば先端部
が縦1列に近接して整列する7本の印字ワイヤを
有し、5×7のドツトマトリクスで文字等を形成
することができる。しかしこのワイヤプリンタ
は、斜線を有する文字等を形成するときに、斜線
のドツトの間隔が大きくて、印字品質が悪い欠点
を有していた。
そこで、上記欠点を改善するために、互いに半
ピツチずれた縦2列にワイヤ先端部を並べたワイ
ヤプリンタが提案された。このワイヤプリンタ
は、一方の列の印字ワイヤでマトリクス上のドツ
トを形成し、他方の列の印字ワイヤで前記ドツト
に対して半ピツチずれた位置にドツトを形成する
ことができる。したがつて斜線をドツト間隔をあ
けずに形成することができる。しかしその反面、
部品点数が多くなるために、組立が面倒でコスト
が上昇し、また印字ヘツドも大形化する欠点を有
していた。
ピツチずれた縦2列にワイヤ先端部を並べたワイ
ヤプリンタが提案された。このワイヤプリンタ
は、一方の列の印字ワイヤでマトリクス上のドツ
トを形成し、他方の列の印字ワイヤで前記ドツト
に対して半ピツチずれた位置にドツトを形成する
ことができる。したがつて斜線をドツト間隔をあ
けずに形成することができる。しかしその反面、
部品点数が多くなるために、組立が面倒でコスト
が上昇し、また印字ヘツドも大形化する欠点を有
していた。
また、従来どおり縦1列の印字ワイヤで上記印
字品質を改善する印字方法も知られている。この
印字方法は、例えば正規のドツトマトリクス上の
ドツトのほぼ中間位置にもドツトを形成すること
ができるように、印字タイミングパルスを送出す
るものである。しかしながら、この印字方法によ
ると、印字ワイヤの連続応答の周期には限度があ
るから、実際には印字ヘツドの移動速度を遅くす
る必要があり、その結果として印字速度が低下す
る。
字品質を改善する印字方法も知られている。この
印字方法は、例えば正規のドツトマトリクス上の
ドツトのほぼ中間位置にもドツトを形成すること
ができるように、印字タイミングパルスを送出す
るものである。しかしながら、この印字方法によ
ると、印字ワイヤの連続応答の周期には限度があ
るから、実際には印字ヘツドの移動速度を遅くす
る必要があり、その結果として印字速度が低下す
る。
またこの方法によると、実質的には行(横)方
向のドツトが補完されるだけであり、種々の文字
等をバランスよくデザインするには、むしろ列
(縦)方向にドツトを補完することが要求される。
列方向にドツトを補完するには、従来構成のワイ
ヤプリンタでは記録紙を印字ヘツドに対して上方
または下方に半ピツチずらすしか方法が無い。し
かしこの方法によると、印字速度がさらに低下す
る。
向のドツトが補完されるだけであり、種々の文字
等をバランスよくデザインするには、むしろ列
(縦)方向にドツトを補完することが要求される。
列方向にドツトを補完するには、従来構成のワイ
ヤプリンタでは記録紙を印字ヘツドに対して上方
または下方に半ピツチずらすしか方法が無い。し
かしこの方法によると、印字速度がさらに低下す
る。
そこで本発明は、外周面に軸方向に延伸する複
数の突起が突出形成してある回転ドラムと、この
回転ドラムの前方でそれと平行に移動するように
設けてあり、印字タイミングパルスに同期して電
磁的に応答可能な印字ハンマ装置が配設してある
印字ヘツドとからなり、上記印字ハンマ装置は、
上記突起の延伸方向と実質的に交差する方向に延
伸する打撃部材を備えており、上記回転ドラムの
回転によつて上記突起が上記打撃部材に対して列
方向に位置を変えることができ、かつ上記印字ヘ
ツドの移動によつて上記打撃部材が上記突起に対
して行方向に位置を変えることができ、上記突起
と上記打撃部材の交差位置でドツトを形成するよ
うにしたクロスハンマ式ドツトプリンタを使用し
て、印字速度を低下することなく、また印字媒体
を微小送りすることなく縦方向にドツトを補間し
て印字品質を改善することができる駆動方法を提
供することを目的とするものである。
数の突起が突出形成してある回転ドラムと、この
回転ドラムの前方でそれと平行に移動するように
設けてあり、印字タイミングパルスに同期して電
磁的に応答可能な印字ハンマ装置が配設してある
印字ヘツドとからなり、上記印字ハンマ装置は、
上記突起の延伸方向と実質的に交差する方向に延
伸する打撃部材を備えており、上記回転ドラムの
回転によつて上記突起が上記打撃部材に対して列
方向に位置を変えることができ、かつ上記印字ヘ
ツドの移動によつて上記打撃部材が上記突起に対
して行方向に位置を変えることができ、上記突起
と上記打撃部材の交差位置でドツトを形成するよ
うにしたクロスハンマ式ドツトプリンタを使用し
て、印字速度を低下することなく、また印字媒体
を微小送りすることなく縦方向にドツトを補間し
て印字品質を改善することができる駆動方法を提
供することを目的とするものである。
以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図において、駆動軸1に固着した回転ドラ
ム2は、図示しない駆動モータを介して時計方向
に実質的に連続回転するように駆動される。この
回転ドラム2の外周面には、複数(この実施例で
は12本)の突起3が一体に突出形成してあり、各
突起3は回転ドラム2の軸方向に互いに平行に延
伸している。回転ドラム2の前方には、印字ヘツ
ド4が対向的に配設されている。印字ヘツド4
は、その支持板5が図示しないキヤリツジ上に取
り付けられて、回転ドラム2に対して平行に移動
するようになつており、その移動速度は、回転ド
ラム2の回転速度と相関して決定される。
ム2は、図示しない駆動モータを介して時計方向
に実質的に連続回転するように駆動される。この
回転ドラム2の外周面には、複数(この実施例で
は12本)の突起3が一体に突出形成してあり、各
突起3は回転ドラム2の軸方向に互いに平行に延
伸している。回転ドラム2の前方には、印字ヘツ
ド4が対向的に配設されている。印字ヘツド4
は、その支持板5が図示しないキヤリツジ上に取
り付けられて、回転ドラム2に対して平行に移動
するようになつており、その移動速度は、回転ド
ラム2の回転速度と相関して決定される。
第2図および第3図に示すように、支持板5の
前面にはカンチレバー状の印字ハンマ装置6が装
備されている。印字ハンマ装置6は、この実施例
では、三角形状の薄板バネ7と、その自由端部に
取り付けた板状の打撃部材8とからなつている。
薄板バネ7は、その両側縁部に立曲げ部9,9が
形成してあり、この立曲げ部9,9の上端部の間
で打撃部材8が挟持されている。打撃部材8は、
突起3の延伸方向に対して実質的に交差する方向
に延伸するものである。この実施例では、マトリ
クスの列のドツトの配列を縦一直線に並べるため
に、角度θに傾けられている。薄板バネ7は、カ
シメピン10,10を介してホルダ板11にその
下端部が固着され、ホルダ板11はネジ12,1
2を介して支持板5に着脱自在に取り付けられて
いる。薄板バネ7の裏面には、筒状の可動コイル
13がホルダ14を介して取り付けられている。
前面にはカンチレバー状の印字ハンマ装置6が装
備されている。印字ハンマ装置6は、この実施例
では、三角形状の薄板バネ7と、その自由端部に
取り付けた板状の打撃部材8とからなつている。
薄板バネ7は、その両側縁部に立曲げ部9,9が
形成してあり、この立曲げ部9,9の上端部の間
で打撃部材8が挟持されている。打撃部材8は、
突起3の延伸方向に対して実質的に交差する方向
に延伸するものである。この実施例では、マトリ
クスの列のドツトの配列を縦一直線に並べるため
に、角度θに傾けられている。薄板バネ7は、カ
シメピン10,10を介してホルダ板11にその
下端部が固着され、ホルダ板11はネジ12,1
2を介して支持板5に着脱自在に取り付けられて
いる。薄板バネ7の裏面には、筒状の可動コイル
13がホルダ14を介して取り付けられている。
支持板5の裏面には、中心ヨーク15、外周ヨ
ーク16、永久磁石17とで構成される磁束発生
装置が、第2図示のネジ18,18を介して配設
されている。中心ヨーク15は、中央部に突出す
る円柱状部19を有し、環状の外周ヨーク16が
これを取り囲んでおり、この中心ヨーク15の後
部と外周ヨーク16の間で環状の永久磁石17が
サンドイツチ状に挟持されている。中心ヨーク1
5、外周ヨーク16、永久磁石17は相互に例え
ば接着剤を介して結合されて一体となつている。
中心ヨーク15と外周ヨーク16は、永久磁石1
7によつてそれぞれ異極に磁化され、両者の間に
形成されている磁路空〓中に可動コイル13が挿
置され、磁路空〓中に発生している磁束が可動コ
イル13を横切つている。したがつて可動コイル
13に駆動電流を印加すると、可動コイル13と
磁束とが電磁気的に協働して、可動コイル13に
第3図左方への変位力が生じ、これによつて印字
ハンマ装置6が作動して、その打撃部材8が第1
図示の回転ドラム2の突起3と衝突する。中心ヨ
ーク15の柱状部19前面には、ゴムなどの緩衝
部材20が固着してあり、印字ハンマ装置6がレ
スト位置に復帰するときの衝撃を緩和するように
なつている。また第1図に示すように、回転ドラ
ム2と打撃部材8との間を記録媒体21とインク
リボン22が通されており、記録媒体21は、図
示しないペーパートラクタ等を介して印字ヘツド
4の移動方向と直交する方向、例えば第1図上方
へ送られる。
ーク16、永久磁石17とで構成される磁束発生
装置が、第2図示のネジ18,18を介して配設
されている。中心ヨーク15は、中央部に突出す
る円柱状部19を有し、環状の外周ヨーク16が
これを取り囲んでおり、この中心ヨーク15の後
部と外周ヨーク16の間で環状の永久磁石17が
サンドイツチ状に挟持されている。中心ヨーク1
5、外周ヨーク16、永久磁石17は相互に例え
ば接着剤を介して結合されて一体となつている。
中心ヨーク15と外周ヨーク16は、永久磁石1
7によつてそれぞれ異極に磁化され、両者の間に
形成されている磁路空〓中に可動コイル13が挿
置され、磁路空〓中に発生している磁束が可動コ
イル13を横切つている。したがつて可動コイル
13に駆動電流を印加すると、可動コイル13と
磁束とが電磁気的に協働して、可動コイル13に
第3図左方への変位力が生じ、これによつて印字
ハンマ装置6が作動して、その打撃部材8が第1
図示の回転ドラム2の突起3と衝突する。中心ヨ
ーク15の柱状部19前面には、ゴムなどの緩衝
部材20が固着してあり、印字ハンマ装置6がレ
スト位置に復帰するときの衝撃を緩和するように
なつている。また第1図に示すように、回転ドラ
ム2と打撃部材8との間を記録媒体21とインク
リボン22が通されており、記録媒体21は、図
示しないペーパートラクタ等を介して印字ヘツド
4の移動方向と直交する方向、例えば第1図上方
へ送られる。
第1図において、回転ドラム2が駆動モータを
介して時計方向に連続的に回転駆動されるのに並
行して、印字ヘツド4は、予め定められた速度で
右方へ移動させられる。すなわち、突起3は、回
転ドラム2の回転によつて打撃部材8との交差位
置をマトリクスの列(縦)方向に変えることがで
き、それと同時に、打撃部材8は印字ヘツド4の
移動によつて対向する突起3との交差位置をマト
リクスの行(横)方向に変えることができる。一
つの突起3が打撃部材8の前方を下方へ移動する
間に、印字ハンマ装置6が選択的に駆動される。
このとき、打撃部材8が突起3を打撃することに
より、記録媒体21上に突起3と打撃部材8との
交差位置でマトリクスの或る列のドツトが形成さ
れる。第4図の印字タイミングパルスP1,P2…
…P13は、例えば第1図の駆動軸1または駆動モ
ータからそれに至る途中の高速回転軸(図示せ
ず。)に固着されたスリツト円板と、それを挟ん
で対向する受光素子、発光素子などにて構成され
る検出手段またはCPU(いずれも図示せず。)か
ら発生される。
介して時計方向に連続的に回転駆動されるのに並
行して、印字ヘツド4は、予め定められた速度で
右方へ移動させられる。すなわち、突起3は、回
転ドラム2の回転によつて打撃部材8との交差位
置をマトリクスの列(縦)方向に変えることがで
き、それと同時に、打撃部材8は印字ヘツド4の
移動によつて対向する突起3との交差位置をマト
リクスの行(横)方向に変えることができる。一
つの突起3が打撃部材8の前方を下方へ移動する
間に、印字ハンマ装置6が選択的に駆動される。
このとき、打撃部材8が突起3を打撃することに
より、記録媒体21上に突起3と打撃部材8との
交差位置でマトリクスの或る列のドツトが形成さ
れる。第4図の印字タイミングパルスP1,P2…
…P13は、例えば第1図の駆動軸1または駆動モ
ータからそれに至る途中の高速回転軸(図示せ
ず。)に固着されたスリツト円板と、それを挟ん
で対向する受光素子、発光素子などにて構成され
る検出手段またはCPU(いずれも図示せず。)か
ら発生される。
印字タイミングパルスP1,P2……P13は繰り返
し発生されるものであり、各パルス間の周期t
は、印字すべき文字のマトリクス構成に基づいて
決定される。
し発生されるものであり、各パルス間の周期t
は、印字すべき文字のマトリクス構成に基づいて
決定される。
例えば、第5図に示すように、基本的には縦7
ドツト、横5ドツトである7×5の正規ドツトマ
トリクスであるが、必要に応じて縦方向の正規ド
ツト位置の中間位置(破線位置)にドツトを補間
する場合(これは、中間ドツトを加えると見掛け
上は縦13ドツトとなるので、疑似13×5ドツトマ
トリクスと称される。)、印字タイミングパルス
P1,P2……P13のパルス間隔tは、正規マトリク
ス位置にドツトを形成するときの周期がt0である
とき、その1/2に設定される。周期t0は印字ハン
マ装置6が連続的に応答可能な限界応答周期また
はそれに近似した周期に設定されている。
ドツト、横5ドツトである7×5の正規ドツトマ
トリクスであるが、必要に応じて縦方向の正規ド
ツト位置の中間位置(破線位置)にドツトを補間
する場合(これは、中間ドツトを加えると見掛け
上は縦13ドツトとなるので、疑似13×5ドツトマ
トリクスと称される。)、印字タイミングパルス
P1,P2……P13のパルス間隔tは、正規マトリク
ス位置にドツトを形成するときの周期がt0である
とき、その1/2に設定される。周期t0は印字ハン
マ装置6が連続的に応答可能な限界応答周期また
はそれに近似した周期に設定されている。
印字タイミングパルスP1,P2……P13とドツト
マトリクスの縦方向のドツト位置の関係、つまり
第1図示の突起3との位置関係は以下の通りにな
る。すなわち、第1図の突起3が第5図示の正規
ドツトマトリクスの第1行目にあるときパルス
P1が発生される。ついで突起3が第1行と第2
行目の中間位置にあるときパルスP2が発生され、
突起3が第2行目にあるときパルスP3が発生さ
れる。以下、突起3が第2行目と第3行目の中間
位置、第3行目、第3行目と第4行目の中間位
置、第4行目、……第7行目と第8行目の中間位
置、第8行目に変位したときパルスP4,P5……
P13が発生される。
マトリクスの縦方向のドツト位置の関係、つまり
第1図示の突起3との位置関係は以下の通りにな
る。すなわち、第1図の突起3が第5図示の正規
ドツトマトリクスの第1行目にあるときパルス
P1が発生される。ついで突起3が第1行と第2
行目の中間位置にあるときパルスP2が発生され、
突起3が第2行目にあるときパルスP3が発生さ
れる。以下、突起3が第2行目と第3行目の中間
位置、第3行目、第3行目と第4行目の中間位
置、第4行目、……第7行目と第8行目の中間位
置、第8行目に変位したときパルスP4,P5……
P13が発生される。
しかしながら印字ハンマ装置6は、印字タイミ
ングパルスP1,P2,P3……P13に従つて連続的に
応答することができず、連続的にドツトを形成す
るときでも、周期2t(t0)でしか印字ハンマ装置
6は応答できない。このために、印字ハンマ装置
6に備え付けられている可動コイル13に、駆動
電流が印字タイミングパルスP1,P2,P3……P13
に同期して、例えば(1、0、1、0、1、0、
1、0、1、0、1、0、1)のように印字され
る。すなわち、印字データに対応するドツト形成
信号を発生するキヤラクタジエネレータ(図示せ
ず。)は、1文字当り13×5の記憶容量を有し、
かつ13ビツトで列形成信号を出力するようになつ
ているが、このキヤラクタジエネレータは、少な
くとも1ビツトおきにレベル“1”の出力信号を
発生するように、予め文字パターンが記憶されて
いる。これによりキヤラクタジエネレータの出力
が一旦周知のシフトレジスタ(図示せず。)に書
き込まれて、印字タイミングパルスP1,P2,P3
……P13にて読み出されて駆動電流が可動コイル
13に印加されるとき、印字ハンマ装置6は、そ
の結果として、最高でも印字タイミングパルスの
1パルスおきに、つまり周期2t(t0)で駆動され
ることになる。
ングパルスP1,P2,P3……P13に従つて連続的に
応答することができず、連続的にドツトを形成す
るときでも、周期2t(t0)でしか印字ハンマ装置
6は応答できない。このために、印字ハンマ装置
6に備え付けられている可動コイル13に、駆動
電流が印字タイミングパルスP1,P2,P3……P13
に同期して、例えば(1、0、1、0、1、0、
1、0、1、0、1、0、1)のように印字され
る。すなわち、印字データに対応するドツト形成
信号を発生するキヤラクタジエネレータ(図示せ
ず。)は、1文字当り13×5の記憶容量を有し、
かつ13ビツトで列形成信号を出力するようになつ
ているが、このキヤラクタジエネレータは、少な
くとも1ビツトおきにレベル“1”の出力信号を
発生するように、予め文字パターンが記憶されて
いる。これによりキヤラクタジエネレータの出力
が一旦周知のシフトレジスタ(図示せず。)に書
き込まれて、印字タイミングパルスP1,P2,P3
……P13にて読み出されて駆動電流が可動コイル
13に印加されるとき、印字ハンマ装置6は、そ
の結果として、最高でも印字タイミングパルスの
1パルスおきに、つまり周期2t(t0)で駆動され
ることになる。
これによつて、印字ハンマ装置6は、印字タイ
ミングパルスの1パルスおきに駆動されるという
制約があるものの、印字ハンマ装置6の本来の応
答速度を損なうことなしに、正規ドツトマトリク
スの縦方向の中間位置にもドツトを形成すること
ができ、印字品質を高めることができる。ただ
し、中間ドツトを形成する場合は、前述の制約の
ために、その前に1ドツト以上あいている必要が
ある。
ミングパルスの1パルスおきに駆動されるという
制約があるものの、印字ハンマ装置6の本来の応
答速度を損なうことなしに、正規ドツトマトリク
スの縦方向の中間位置にもドツトを形成すること
ができ、印字品質を高めることができる。ただ
し、中間ドツトを形成する場合は、前述の制約の
ために、その前に1ドツト以上あいている必要が
ある。
なお、前述したように、一つの突起3が打撃部
材8の前方を下方へ移動すると同時に、打撃部材
8が右方へ移動させられる間に印字ハンマ装置6
が駆動されるが、打撃部材8が角度θだけ傾斜さ
せてあるので、縦方向のドツトは縦一列に揃う。
材8の前方を下方へ移動すると同時に、打撃部材
8が右方へ移動させられる間に印字ハンマ装置6
が駆動されるが、打撃部材8が角度θだけ傾斜さ
せてあるので、縦方向のドツトは縦一列に揃う。
第6A図、第7A図および第8A図は、本発明
のプリンタにて形成したものであり、従来のプリ
ンタにて形成した第6B図、第7B図および第8
B図と比較すれば、その効果は一目瞭然である。
第6A図、第7A図および第8A図において、〇
で示すドツトが正規ドツトマトリクスの中間位置
に形成されたドツトであり、このドツトは印字タ
イミングパルスの偶数番目のパルスP2,P4……
P12に同期して形成されたものである。
のプリンタにて形成したものであり、従来のプリ
ンタにて形成した第6B図、第7B図および第8
B図と比較すれば、その効果は一目瞭然である。
第6A図、第7A図および第8A図において、〇
で示すドツトが正規ドツトマトリクスの中間位置
に形成されたドツトであり、このドツトは印字タ
イミングパルスの偶数番目のパルスP2,P4……
P12に同期して形成されたものである。
例えば、第6A図のCは、第1列目のドツトが
パルスP3,P5,P7,P9,P11に同期して形成さ
れ、第2列目のドツトがパルスP2,P12に同期し
て形成され、第3列目のドツトがパルスP1,P13
に同期して形成され、第4列目のドツトがパルス
P2,P12に同期して形成され、第5列目のドツト
がバルスP3,P11に同期して形成されたものであ
る。
パルスP3,P5,P7,P9,P11に同期して形成さ
れ、第2列目のドツトがパルスP2,P12に同期し
て形成され、第3列目のドツトがパルスP1,P13
に同期して形成され、第4列目のドツトがパルス
P2,P12に同期して形成され、第5列目のドツト
がバルスP3,P11に同期して形成されたものであ
る。
なお、上記実施例は、正期ドツトマトリクスの
縦方向の中間位置(1/2位置)にドツトを形成す
るようにした例(n=2の場合)であるが、もつ
と小刻みに縦方向のドツトを形成して印字品質を
高めたい場合は、n=3、4……とすることがで
きる。例えば、n=3の場合は、正規ドツトマト
リクスの縦方向の1/3位置、2/3位置に中間ドツト
を形成することができる。ただし、印字ハンマ装
置6は、印字タイミングパルスの2パルスおきに
駆動されることになる。n=4の場合は、正規ド
ツトマトリクスの縦方向の1/4位置、2/4位置、3/
4位置に中間ドツトを形成することができる。た
だし、印字ハンマ装置6は、印字タイミングパル
スの3パルスおきに駆動されることになる。
縦方向の中間位置(1/2位置)にドツトを形成す
るようにした例(n=2の場合)であるが、もつ
と小刻みに縦方向のドツトを形成して印字品質を
高めたい場合は、n=3、4……とすることがで
きる。例えば、n=3の場合は、正規ドツトマト
リクスの縦方向の1/3位置、2/3位置に中間ドツト
を形成することができる。ただし、印字ハンマ装
置6は、印字タイミングパルスの2パルスおきに
駆動されることになる。n=4の場合は、正規ド
ツトマトリクスの縦方向の1/4位置、2/4位置、3/
4位置に中間ドツトを形成することができる。た
だし、印字ハンマ装置6は、印字タイミングパル
スの3パルスおきに駆動されることになる。
すなわち、印字タイミングパルスの周期tを、
印字ハンマ装置が実際に応答し得る周期t0の1/
n(nは2以上の整数)に設定した場合、(n−
1)個おきのパルス間隔が印字ハンマ装置が実際
に応答し得る間隔になるので、印字ハンマ装置
は、印字タイミングパルスの中の(n−1)個お
きのパルスに同期させて駆動されることになる。
印字ハンマ装置が実際に応答し得る周期t0の1/
n(nは2以上の整数)に設定した場合、(n−
1)個おきのパルス間隔が印字ハンマ装置が実際
に応答し得る間隔になるので、印字ハンマ装置
は、印字タイミングパルスの中の(n−1)個お
きのパルスに同期させて駆動されることになる。
以上のように本発明のクロスハンマ式ドツトプ
リンタ駆動方法によれば、印字品質を簡単に向上
することができ、とりわけ従来のドツトプリンタ
が不得手としていた英小文字や片仮名などを、綺
麗にバランスよく印字することができる。また、
印字品質を高めるために、正規ドツトマトリクス
の縦方向の中間位置にドツトを形成するようにし
た従来の公知技術と比較しても、本発明はつぎの
利点を有している。すなわち、正規ドツトマトリ
クスの縦方向に中間ドツトを形成するのに、従来
のものは、印字ヘツドに対して記録媒体を上方ま
たは下方に微小ツチずらすと同時に印字ヘツドを
複数回走査したり、あるいは印字ワイヤを千鳥状
2列に配列する必要があつたのに対して、本発明
ではそれらが全く不要であるという従来にない格
別の効果を発揮する。
リンタ駆動方法によれば、印字品質を簡単に向上
することができ、とりわけ従来のドツトプリンタ
が不得手としていた英小文字や片仮名などを、綺
麗にバランスよく印字することができる。また、
印字品質を高めるために、正規ドツトマトリクス
の縦方向の中間位置にドツトを形成するようにし
た従来の公知技術と比較しても、本発明はつぎの
利点を有している。すなわち、正規ドツトマトリ
クスの縦方向に中間ドツトを形成するのに、従来
のものは、印字ヘツドに対して記録媒体を上方ま
たは下方に微小ツチずらすと同時に印字ヘツドを
複数回走査したり、あるいは印字ワイヤを千鳥状
2列に配列する必要があつたのに対して、本発明
ではそれらが全く不要であるという従来にない格
別の効果を発揮する。
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
第1図はクロスハンマ式ドツトプリンタの概略構
成を示す斜視図、第2図は印字ヘツドの拡大正面
図、第3図は第2図−線断面図、第4図はn
=2の場合の印字タイミングパルスを示す波形
図、第5図は印字されるドツトマトリクスと印字
タイミングパルスとの関係を説明するための説明
図、第6A図、第7A図および第8A図は、それ
ぞれ本発明の駆動方法にて形成した文字の拡大
図、第6B図、第7B図および第8B図は、それ
ぞれ従来のプリンタにて形成した対応する文字の
拡大図である。 2……回転ドラム、3……突起、4……印字ヘ
ツド、6……印字ハンマ装置、7……板バネ、8
……打撃部材、13……可動コイル、15,1
6,17……磁束発生装置、P1,P2〜P13……印
字タイミングパルス、t……印字タイミングパル
スの周期、t0……印字ハンマ装置の応答周期。
第1図はクロスハンマ式ドツトプリンタの概略構
成を示す斜視図、第2図は印字ヘツドの拡大正面
図、第3図は第2図−線断面図、第4図はn
=2の場合の印字タイミングパルスを示す波形
図、第5図は印字されるドツトマトリクスと印字
タイミングパルスとの関係を説明するための説明
図、第6A図、第7A図および第8A図は、それ
ぞれ本発明の駆動方法にて形成した文字の拡大
図、第6B図、第7B図および第8B図は、それ
ぞれ従来のプリンタにて形成した対応する文字の
拡大図である。 2……回転ドラム、3……突起、4……印字ヘ
ツド、6……印字ハンマ装置、7……板バネ、8
……打撃部材、13……可動コイル、15,1
6,17……磁束発生装置、P1,P2〜P13……印
字タイミングパルス、t……印字タイミングパル
スの周期、t0……印字ハンマ装置の応答周期。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転ドラムの外周面に軸方向に延伸する複数
の突起が突出形成され、 上記回転ドラムの前方でそれと平行に移動する
印字ヘツドに、印字タイミングパルスに同期して
電磁的に応答可能な印字ハンマ装置が配設してあ
り、 上記印字ハンマ装置は、上記突起の延伸方向と
実質的に交差する方向に延伸する打撃部材を備え
ており、 上記回転ドラムの回転によつて上記突起が上記
打撃部材に対して列方向に位置を変えることがで
き、かつ上記印字ヘツドの移動によつて上記打撃
部材が上記突起に対して行方向に位置を変えるこ
とができ、上記突起と上記打撃部材の交差位置で
ドツトを形成するようにしたクロスハンマ式ドツ
トプリンタにおいて; 上記印字タイミングパルスの周期を、上記印字
ハンマ装置が実際に応答し得る周期の1/n(n
は2以上の整数)に設定し、 上記印字ハンマ装置を、上記印字タイミングパ
ルスの中の(n−1)個おきのパルスに同期させ
て駆動する ことを特徴とするクロスハンマ式ドツトプリンタ
の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3581281A JPS57150584A (en) | 1981-03-12 | 1981-03-12 | Impact type dot printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3581281A JPS57150584A (en) | 1981-03-12 | 1981-03-12 | Impact type dot printer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57150584A JPS57150584A (en) | 1982-09-17 |
JPS6341739B2 true JPS6341739B2 (ja) | 1988-08-18 |
Family
ID=12452332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3581281A Granted JPS57150584A (en) | 1981-03-12 | 1981-03-12 | Impact type dot printer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57150584A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5845987A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-17 | Seikosha Co Ltd | ドツトプリンタの印字開始位置決定方法 |
JPS61143151A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-06-30 | Maakutetsuku:Kk | ドツトマトリクス印字方法 |
JP2539075B2 (ja) * | 1990-04-18 | 1996-10-02 | 株式会社東芝 | 磁気記録再生装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943531A (ja) * | 1972-08-30 | 1974-04-24 |
-
1981
- 1981-03-12 JP JP3581281A patent/JPS57150584A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943531A (ja) * | 1972-08-30 | 1974-04-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57150584A (en) | 1982-09-17 |
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