JPS6341692Y2 - - Google Patents

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JPS6341692Y2
JPS6341692Y2 JP6107984U JP6107984U JPS6341692Y2 JP S6341692 Y2 JPS6341692 Y2 JP S6341692Y2 JP 6107984 U JP6107984 U JP 6107984U JP 6107984 U JP6107984 U JP 6107984U JP S6341692 Y2 JPS6341692 Y2 JP S6341692Y2
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JP
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chassis
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instrument body
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JP6107984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は照明器具に係り、例えばダウンライト
など天井に設置される器具において照射方向を調
節可能とした構造に関する。
〔考案の背景技術〕
従来この種、光源からの照射方向を変化させる
ことのできるようにした照明器具は、第12図乃
至第14図に示すように、化粧枠1を下面の開口
部に取付けた箱形シヤーシ2内に、内部に光源を
配するともに、下面に照射開口3を有する器具本
体4を照射方向を調節できるように回動可能に支
持し、この器具本体4の側板5に保持用スプリン
グ6を設け、このスプリング6を前記シヤーシ2
の側面に形成した凹部7に摺動可能に圧接させて
器具本体4を任意の回動位置に保持させ、照射方
向を変化させるようにし、さらにこの凹部7の上
下位置に前記スプリング6が係合する穴部8,9
を開口し、この穴部8,9にスプリング6を係脱
自在に係合させて照射方向の調節範囲、例えば
45゜の範囲に規制できるようにし、さらに器具本
体4の最大傾斜角度位置からさらに引き出すこと
により器具本体4を前記シヤーシ2の外側に露出
させてランプの交換などの修理、点検ができるよ
うにした構造が採られていた。
〔背景技術の問題点〕
上記従来の照明器具の構造では、器具本体4の
照射開口3を形成した下面を水平方向にして下向
きに照射する位置(第12図)からスプリング6
を穴部9から引き出す力と、器具本体4の最大傾
斜角度位置(第13図)から器具本体4をシヤー
シ2から引き出す力とは同じ力のため、特に調整
角度範囲が45゜と狭い場合には器具本体4を水平
位置から引き出す時の惰性のため器具本体4がシ
ヤーシ2から外れて露出(第14図)され易く、
またスプリング6が外れることがないようにスプ
リングの保持力を大きくすると、器具本体4の引
き出しに大きな力を必要とし、器具本体4の照射
方向の調節が困難となる欠点を有している。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、器具
本体の照射方向の調節時のスプリングの圧接力を
器具本体をシヤーシから引き出す時のスプリング
の圧接力より小さくし、器具本体の照射方向の調
節を容易にできるようにするとともに妄りに器具
本体がシヤーシから外れることがないようにした
照明器具を提供するものである。
〔考案の概要〕
本考案の照明器具は、開口部を一面に設けかつ
少なくとも側板を有し天井に固定される箱形のシ
ヤーシと、照射開口を下面に形成するとともに内
部に光源を配しかつ前記シヤーシの側板に圧接さ
れる保持用スプリングを側面に設け前記シヤーシ
内に回動可能に取付けられて前記照射開口の向き
を調整可能とした器具本体とを具備し、前記シヤ
ーシの前記スプリングが圧接する側板を前記シヤ
ーシの開口部に向けて狭少となる方向に傾斜させ
て設けたことを特徴とし、器具本体の照射方向の
調節範囲内における保持用スプリングと側板との
圧接力より器具本体のシヤーシから外れる時のス
プリングとシヤーシとの圧接力を大きくして器具
本体のシヤーシからの引き出し力を大きくしたも
のである。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例の構成を図面第1図乃至第9
図について説明する。
10はシヤーシで、一面例えば下面を開口した
箱形に成型され、上面には端子台11が取付けら
れており、また相対する両側端板12には溝状の
取付け穴13が上下方向に形成されている。さら
にこのシヤーシ10の開口部には天井面に当接さ
れる化粧枠14が固定されている。そしてこのシ
ヤーシ10は第6図に示すように、天井面に埋込
まれ前記化粧枠14の上縁が天井面に当接した状
態で前記取付け穴13に摺動自在に取付け具15
にて天井に固定されるようになつている。この取
付け具15は第8図に示すように、上端に前記取
付け穴13から挿入されるねじ軸16が突設さ
れ、このねじ軸16に蝶ナツト17が螺合されて
この蝶ナツト17の締付けによつて固定され、こ
の取付け具15の下端と前記化粧枠14とで天井
を挟着しシヤーシ10は天井に固定される。さら
に前記シヤーシ10の上面には側面板18と平行
に挿入穴19が左右に形成されている。
次に20は一対の側板で、上端には折曲片部2
1が折曲形成され、この折曲片部21は前記挿入
穴19から挿入されてシヤーシ10の上面にねじ
にて固定される。そしてこの各側板20は前記シ
ヤーシ10の側面板18の内側に略平行状に配設
され、この側板20の下端に折曲形成した固定片
部22は前記シヤーシ10の内面下端に固定さ
れ、この各側板20は下方に向つて狭少となる方
向に傾斜されてテーパ状に対向されている。また
この両側板20には前記化粧枠14の両側端部に
形成した軸穴23を中心とした同一円上に位置し
て上下に係合穴24,25が軸穴23を中心とし
て略45゜の位置に形成されている。
次に26は器具本体で箱状に成型されており、
内部には光源のランプが収納されている。またこ
の器具本体26の下面には照射開口27が開口さ
れている。そしてこの器具本体26の一端両側に
は軸支片28の両端が固着され、この軸支片28
の両端に形成した軸穴29に第4図に示すように
軸30を湾曲変形させて挿通し、この軸30を前
記化粧枠14の軸穴23に軸支して器具本体26
を回動自在に取付けることにより軸30を中心と
した回動で、この器具本体26は前記シヤーシ1
0の下面開口部31からシヤーシ10内に進退可
能に収納される。そしてこの器具本体26の他側
面32は器具本体26が軸30を中心として回動
するときにシヤーシ10と化粧枠14とに衝突し
ないように曲面状に形成されている。
また前記器具本体26の両側面33には、前記
両側板20の内面に圧接する板状の中間を外側に
向つて湾曲させたスプリング34が固着されてお
り、この器具本体26を下面が水平状になるよう
に設定したときスプリング34は上部の係合穴2
4に係合され、また器具本体26を下側に略45゜
回動したときスプリング34は下部の係合穴25
に係合され、このスプリング34が両係合穴2
4,25の間を移動するとき前記両側板20に圧
接されて器具本体26は所望の角度位置に保持で
き、前記側板20は下方に向つて狭められている
ので、スプリング34の圧接力は器具本体26が
下方向に回動するに従つて大きくなる。
なお前記スプリング34は第9図に示すように
器具本体26の側面33に設けた凹部35にねじ
36にて取付けられている。
さらに器具本体26は修理点検などに際してス
プリング34が下部の係合穴25に係合した位置
からさらに下方に引き出して器具本体26をシヤ
ーシ10から露出させることができる。
また器具本体26の内に設けたランプソケツト
(図示せず)に接続したコード37は前記端子台
11に接続されている。
次に前記実施例の作用を説明する。
例えばダウンライトとして使用する場合におい
て、直下を照明するときには、第1図に示すよう
に器具本体26の下面を水平状にしてシヤーシ1
0に収納した状態にすると、器具本体26の両側
面33にそれぞれ設けたスプリング34を両側板
20の上部の係合穴24に係合させる。この状態
で器具本体26の照射方向は下向きに設定されて
いる。
また器具本体26による照射方向を変更する場
合には、器具本体26をシヤーシ10の下面の開
口部31から引き出すと器具本体26は軸30を
中心として回動し、下面の照射開口27の向きが
変る。このときスプリング34は係合穴24から
外れ、側板20に圧接して摺動し、器具本体26
の引き出しを解除するとと器具本体26はスプリ
ング34の側板20に対する圧接力でその位置に
保持され、所望の向きに設定される。そして器具
本体26の下方への回動角度が大きくなるに従つ
て両側板20の開口部31側が狭められているの
で、スプリング34の側板20に対する圧接力が
次第に大きくなるため、器具本体26の引き出し
力が大きくなり、第2図に示すように器具本体2
6が最大の調節範囲の略45゜回動されると、スプ
リング34は側板20の下部の係合穴25に係合
し、器具本体26の最大角度調節位置に至つたこ
とを覚知できる。このため器具本体26の照射方
向の調節時に惰性で器具本体26を過回動させて
器具本体26全体ををシヤーシ10から引き出す
ことがない。
なおランプの交換などの修理点検時には第2図
に示す状態から器具本体26を強く引き出すこと
によりスプリング34は側板20の係合穴25か
ら外れて器具本体26は第3図に示すように軸3
0に支持されてシヤーシ10から引き出されて露
出される。
また前記実施例ではシヤーシ10の側面板18
の内側両側に側板20を配設した構造について説
明したが、第10図に示すようにシヤーシ10自
体の側板38にこのシヤーシ10の開口部31に
向つて狭少となるようにテーパー状に傾斜した凹
部39を形成し、この凹部39に係合穴24,2
5を設けることもできる。
また第11図に示すようにシヤーシ10内に設
けた側板20自体は略垂直状に設け、この側板2
0に器具本体26に取付けたスプリング34の摺
動面に沿つて凹部40を形成し、この凹部40に
シヤーシ10の開口部31に向つて狭められるよ
うに傾斜させることもできる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、器具本体を照射方向調整可能
に軸にて回動自在に取付けたシヤーシに、器具本
体の側面に設けたスプリングが圧接する側板をシ
ヤーシの開口部に向つて狭少となるように傾斜さ
せたので、器具本体の照射方向の調節に際し、器
具本体が略水平位置の状態での引き出し力は弱く
でき、また最大の調節角度側では引き出し力が次
第に大きくなり、妄りに器具本体をシヤーシから
引き出すことを防止でき、例えば照射方向の調整
角度が45゜程度の狭い範囲でも簡単な構造で確実
に器具本体の過回動をさせることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す照明器具の一
部を切り欠いた斜視図、第2図は同上照射方向を
調節した状態を示す一部を切り欠いた斜視図、第
3図は同上器具本体を引き出した状態を示す一部
を切り欠いた斜視図、第4図は同上分解斜視図、
第5図は同上側板部の分解斜視図、第6図は同上
器具の縦断面図、第7図は同上側板部分の縦断面
図、第8図は同上取付け具部の断面図、第9図は
同上スプリング部の斜視図、第10図は他の実施
例を示す照明器具のシヤーシの断面図、第11図
はさらに他の実施例を示す照明器具の側板の斜視
図、第12図は従来の照明器具の斜視図、第13
図は同上調節状態を示す斜視図、第14図は同上
器具本体の引き出し時の状態を示す斜視図であ
る。 10……シヤーシ、20……側板、26……器
具本体、27……照射開口、31……開口部、3
4……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を一面に設けかつ少なくとも側板を有し
    天井に固定される箱形のシヤーシと、照射開口を
    下面に形成するとともに内部に光源を配しかつ前
    記シヤーシの側板に圧接される保持用スプリング
    を側面に設け前記シヤーシ内に回動可能に取付け
    られて前記照射開口の向きを調整可能とした器具
    本体とを具備し、前記シヤーシの前記スプリング
    が圧接する側板を前記シヤーシの開口部に向けて
    狭少となる方向に傾斜させて設けたことを特徴と
    する照明器具。
JP6107984U 1984-04-25 1984-04-25 照明器具 Granted JPS60172227U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6107984U JPS60172227U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 照明器具

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JP6107984U JPS60172227U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 照明器具

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JPS60172227U JPS60172227U (ja) 1985-11-14
JPS6341692Y2 true JPS6341692Y2 (ja) 1988-11-01

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JP6107984U Granted JPS60172227U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 照明器具

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