JPS6341000A - 車両速度計測装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、道路を走行する自動車やオートバイζどの車
両の速度を計測する車両速度計測装置に関する。

（従来技術とその問題点） 従来の車両速度計測装置は、路側に、走行車両に対して
所定周期で電磁波を投射する速度センサを設置し、投射
電磁波が車両から反射され、その反射した電磁波を受け
ろようになったときに、その投射時から受波時までの時
間差に基ついて、速度センサの設置位置から車両までの
距離を算出し、それらの所定周期ごとの距離の差を所定
周期で割ることによって車両の走行速度を計測していｆ
二。

しかしながら、このような構成を有する従来例の場合で
は、電磁波がボンネットの前端部にあたって反射すると
きとフロントガラスにあノ２って反射するときとで距離
差を生じ、また、道路を走行する車両が多い場合には、
その電磁波が同一車両かみ反射されたちのかどうかを判
別しづらく、車両速度の計測精度が低下する欠点があっ
た。

（発明の目的） 本発明は、このような事情に鑑みてなされた乙のであっ
て、車両速度を精度良く計測で５るようにすることを目
的とする。

（発明のｉ、１４成と効果） 本発明の車両速度計測装置：よ、このような目的を達成
するために、車両の走行方向に所定間隔を隔てて設けら
れて走行車両のナノハーブレートの画（象を撮影する撮
（象手段と、前記撮像手段の画像を処理して車両番号を
認識する画像処理手段と、同一車両番号の画像に基づい
てその撮影時間差と前記撮像手段の設置間隔とから当該
車両の走行速度を算出する走行速度算出手段とを備えて
構成する。

この構成によれば、例えば、撮像手段を道路に対して同
一状態で設置しておき、走行車両の車両番号を撮像手段
と画像処理手段とにより認識し、車両番号が同一の走行
車両を最初に検出したときの撮影時間差を求め、撮像手
段の設置間隔を撮影時間差で割ることによって車両の走
行速度を算出することができる。

したがって、確実に同一車両を対象として撮影しｆこ画
像に基づいて撮影時間差を求め、その撮影時間差と、初
期設定される撮像手段の設置間隔とから車両の走行速度
を求めるから、車両走行速度の計測を精度良く行なえる
ようになった。

（実施例の説明） 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第１図は、本発明の実施例に係る車両速度計測装
置の構成を示すブロック図である。

この図において、Ｉ　ａ、　ｌ　ｂは、それぞれ撮像手
段としての第１および第２テレビカメラであり、道路の
路側に車両の走行方向に所定間隔を隔てて立設された支
往等に取り付けられ、道路を走行する車両Ｃのナンバー
プレートＮの画像を撮影するように構成されている。

この第１および第２テレビカメラ１　ａ、　１　ｂそれ
ぞれは、高速開閉のシャッターを有するとともに、画像
を電気信号に変換して取り出す固体撮像素子（ＣＯＤ）
を備え、走行車両ＣのナンバープレートＮの画像を設定
周期ｔ（例えば、ｌ／６０ｓｅｃ）ごとに設定シャッタ
ー速度（例えば、ｌ／１０００ｓｅｃ）で撮影して静止
画像信号を出力するように構成されている。

２　ａ、　２　ｂは、それぞれ画像処理手段としての画
像処理装置であり、第１および第２テレビカメラ１　ａ
、　１　ｂそれぞれからの静止画像信号をＡ／Ｄ変換部
でＡ／Ｄ変換し、その、へ／Ｄ変換後の画像を画像メモ
リ部に記憶し、その画像メモリ部に取り込まれた静止画
像をサンプリングあるいは走査して画像処理を行ない、
かつ、ナンバープレートＮの画像から車両番号を切り出
して認識し、ＣＰＵ３とメモリ４とから成る制御装置５
に入力するようになっている。

前記制御装置５には、第２図に示すように、前記メモリ
４、走行速度算出手段６、設定器７、走行速度判定手段
８および表示制御手段９が備えられている。

首記走行速度算出手段６は、画像処理装置２ａ。

２ｂで処理した画像に基づき、車両Ｃの走行方向後方側
の画像処理装置２ｂにおいて前方側の画像処理装置２ａ
におけるしのと同一車両番号の画像を認識したときに、
それらの画像に基づき、その撮影時間差と撮像処理装置
２　ａ、　２１．の設置間隔とかろ当該車両Ｃの走行速
度を算出するとと乙に、走行速度を算出した当該車両Ｃ
の車両番号をメモリ４に入力して記憶するようになって
いる。

前記走行速度判定手段８は、首記走行速度算出手段６て
算出した走行速度と、設定器７で設定された設定走行速
度とを入力して比較し、算出走行速度が設定走行速度よ
りも大のときに表示制御手段９に制御信号を出力するよ
うになっている。また、この走行速度判定手段８からメ
モリ４に信号が送られ、算出走行速度が設定走行速度よ
りも小のときにはメモリ４に記憶された当該車両Ｃの車
両番号を消去し、逆に、算出走行速度が設定走行速度よ
りも犬のときにはメモリ４に記憶されｆこ車両番号を速
度超過車両の車両番号として表示制御手段９に転送する
ようになっている。

前記表示制御手段９では、前記制御信号に応答して表示
制御信号を出力するようになっており、その表示制御信
号に応答し、表示器ＩＯにおいて、「速度落とせ」の警
告ランプを点灯するとと乙に、前記メモリ４から転送５
れた速度超過車両の車両番号を表示するように１１が成
されている。

まｆ二、表示制御手段９て：よ、前記制ｉ卸信号に応答
して、モニタ１１および＞６３メモリ１２そｊＮぞれに
信号を出力し、速度超過車両をモニタ１１に表示すると
とらに、速度超過車両の車両番号を外部メモリ１２に記
憶するようになっている。

更に、路側の所定箇所に走行車両Ｃの正面からその運転
手を撮影可能にカメラ１３が設置され、前記制御信号に
応答して表示制御手段９から起動信号を出力し、その起
動信号によりカメラ１３を作動し、速度違反の証拠など
として残すために、速度超過車両の運転手の写真を撮影
するように構成さイ１でいる。

次に、上記実施例の動作につき、第３図のフローチャー
トを用いて説明する。

先ず、第１テレビカメラＩａによって走行車両Ｃのナン
バープレートＮの画像を撮影するとともに（Ｓｌ）、そ
の画像に基づいて当該車両Ｃの車両番号を画像処理装置
２ａによって認識する（Ｓ２）。

次いて、前述同様に、第２テレビカメラ１ｂによって走
行車両ＣのナンバープレートＮの画像を撮影するととも
に（Ｓ３）、その画像に基づいて当該車両Ｃの車両番号
を画像処理装置２ｂによって認識する（Ｓ４）。

しかる後、両画像処理袋Ｈ２ａ、　２　ｂによって認識
した画像にあって同一の車両番号があるときには、それ
らの撮影時間差と撮像処理装置２　ａ、　２　ｂの設置
間隔とから、前記走行速度算出手段６によって当該車両
Ｃの走行速度を演算して算出するとともに（Ｓ５）、走
行速度を算出した当該車両Ｃの車両番号をメモリ４に入
力して記憶する（Ｓ６）。

しかる後に、算出した走行速度が設定走行速度よりも犬
かどうか、即ち、速度が超過しているかどうかを走行速
度判定手段８によって判断しくＳ７）、速度が超過して
いるときには、表示制御手段９から表示制御信号を出力
して、表示器１０に当該車両番号と「速度落とせ」の表
示によって警告を行ない（Ｓ８）、かっ、モニタ１１に
表示するとともに（Ｓ９）、外部メモリ１２に速度超過
車両の車両番号や超過速度などといった各種違反情報を
記憶しく５ＩＯ）、更には、カメラＩ３へに起動信号出
力する（Ｓｌｌ）など、各種の違反処理を行なう。

前記ステップＳ７において、算出した走行速度が設定走
行速度よりも小のときには、ステップＳ８からステップ
Ｓ１１までの一連の違反処理をジャンプする。

上記実施例では、前記テレビカメラ１　ａ、　ｌ　ｂに
おいて、常時、設定周期ごとに設定シャッター速度で撮
影して静止画像信号を出力するようにしているが、本発
明としては、例えば、車両の走行方向前方側のテレビカ
メラ１ａの設置位置の手前側に走行車両の存在を感知す
る車両感知器を備え、その走行車両を感知してから、テ
レビカメラｌａ。

Ｉｂの視野内に走行するであろうタイミングでシャッタ
ーを切るように構成するものでも良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例に係る車両速度計測装置の構
成を示すブロック図、第２図は、制御装置の構成を示す
ブロック図、第３図は、本発明実施例の動作を説明オろ
フローチャートてある。 １　：１．　ｌ　ｂ・・・撮像手段としてのテレビカメ
ラ、６・・走行速度算出手段、 Ｃ・・・走行車両。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車両の走行方向に所定間隔を隔てて設けられて走
   行車両のナンバープレートの画像を撮影する撮像手段と
   、 前記撮像手段の画像を処理して車両番号を認識する画像
   処理手段と、 同一車両番号の画像に基づいてその撮影時間差と前記撮
   像手段の設置間隔とから当該車両の走行速度を算出する
   走行速度算出手段とを備えた車両速度計測装置。