JPH01281598A - 交通管制システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交通の流れを計測する交通管制システムに関す
るものである。

〔従来の技術〕

従来から、有料自動車道路における不正通行防止や、盗
難車両の検索、あるいは２地点間を走行した旅行時間を
計測するために、走行中の自動車のナンバープレートに
記載された車両番号を認識する装置のニーズが大きく、
その装置の開発が行われている。たとえば、特開昭６０
−１８３６８６号及び特開昭６０−１９３０８４号に記
載のようなものである。

また、道路の渋滞度などを平面的に捕えるために、ＩＴ
Ｖカメラを用いて、道路上の車両の占有率や１台１台の
車速などを求める交通流計測装置の開発も行われている
１例えば、特開昭５７−１０８６０４号及び特開昭５７
−１２５８０４号に記載のようなものである。

ところで、これら２種類の装置は、第２図に示すように
、ＩＴＶカメラを道路４０上に設置し、そのカメラでと
らえた映像を入力して種々の画像処理を装置ｉ！１２で
実行し、車番ｔＬ！装置では車両４１のナンバーを認識
し、交通流計測装置では渋滞度などを計測する。これら
の出力結果を中央処理装置１３でデータ処理する。この
処理では例えば車番認識の場合には、あらかじめ入力さ
れている番号と照合して盗難車両の検索を行ったり、他
の地点で認識したナンバーと一致しているナンバーを探
し、一致していればその時間差を求めて旅行時間を計測
したりする。また、交通流計測装置の場合には。

各計測地点から得られる情報（例えば車速９通過台数な
ど）を処理してどの地点が渋滞しているか等の種々の情
報処理を行う。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述した従来の技術では５本番認識と交通流計測の各機
能別に、専用の画像処理装置を使用するため、装置コス
トが高くなり、また個別な装置であるため、保守上も２
種類の保守を行う必要がある。

本発明の目的は、汎用的な画像処理装置１台を用いて、
車番認識及び交通流計測を必要に応じて行えるようにし
た交通管制システムを提供するにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的は、道路を俯かん撮影するＩＴＶカメラから
の映像信号を基に、車両のナンバーを認識する機能と、
車両を抽出し、その車両の車速。

用柱（大型、小型）２通過台数などを検出する機に応じ
て、また必要に応じて２つの機能を切り換え使用する構
成とすることにより達成される。

〔作　用〕

従来の車番認識装置と交通流計測装置は、機能こそ違っ
ているが、ＩＴＶカメラから画像を取り込み１画像処理
装置によって車両やナンバーを認識し、中央処理装置で
データを処理するという大まかな動作は同じである。ま
た車両の１日の交通斌というのは短時間でみるとさほど
変化はしないので、２４時間連続監視する必要はない、
しかも。

道路が完全に渋滞している時は車番認識の機能は不要（
計測不可）となる、このようなことに着目し、２つの制
御ソフトを１つの装置で交互に切り換えながら動作させ
ても、単一で実行させた場合の性能を殆ど低下させるこ
とはなく、安価で保守も簡単な交通管制システムを実現
できる。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を説明する。第１図は本発明の
一実施例を示すブロック図で、車番認識用のＩＴＶカメ
ラ１０及び交通流計測用のＩＴＶカメラ１１を設けてい
る。これらからの入力画像例は第３図に示されている。

車番認識では車両を大きくとらえる必要があるため、同
図（ａ）のように視野角を小さくしており、一方、交通
流計測では比較的広範囲な道路の映像を必要とするため
、同図（ｂ）のように視野角を大きくしている０画像処
理装置１２は、ＩＴＶカメラＩＯまたは１１から画像を
取り込み、車両を！ｇ識したり、その車両ナンバーを認
識するのに必要な処理を行う、中央処理袋［１３は１画
像処理！装置１２から送られてくるデータの処理を行う
。

画像処理装置１２では、ＩＴＶカメラｌＯまたは１１か
ら送られてくる映像信号をＡ／Ｄ変換器２０でＡ／Ｄ変
換し、複数枚ある画像メモリ２１に格納する。

そして各種画像処理プロセッサ２２により車両を認識し
たり、その車両のナンバーを認識するのに必要な処理を
行う、この各種画像処理プロセッサ２２は、微分や２値
化、あるいは平滑化などを行うためのプロセッサである
。

ｃ、’ｙｒ 以上の画像処理装置１２のハードウェアは、全て制御ソ
フト２３により制御される。たとえば画像を入力し、こ
れを積和演算回路で微分し、さらにこれを２値化回路で
２値化したり、あるいは入力された画像を積和演算回路
で平滑化し、さらにこれを２値化したりするといった種
々の手順は、あらかじめ制御ソフトとして定義されてい
る。

第４図は、この制御ソフト２３の構成例を示す概略フロ
ーチャートで、同図（８）は車番認識５１と。

交通流５２の双方を含む全体のフローチャートである０
判定５０による切り換え方法はいくつかあるが、それは
後述する。第４図（ｂ）は車番認識５１の概略フローチ
ャート、（ｃ）は交通流計３１９５２の概略フローチャ
ートである。即ち（ｂ）では、画像入力（ステップ５３
）の後、ナンバープレート部分の切り出しくステップ５
４）、その部分の２値化（ステップ５５）を行い、それ
から車番認識（ステップ５６）を行う。また（ｃ）では
画像入力（ステップ５７）の後。

１台づつの車両画像を抽出しくステップ５８）、台数を
数える（ステップ５９）。

フー 第５図は、第１図のシステムにおけるデータの流れの例
を示しており、車番認ｉ”ａ６１で抽出する旅行時間７
１や、交通流計測６２で抽出する車速などを計算するた
めに、中央処理装置６９に内蔵しであるタイマー７０を
使用し、一定間隔で時分割して車番認２６１と交通流計
８Ｒ６２を切り換えている。また、上記方法に加え、道
路が完全に渋滞している時は。

車番ｔｌ　ｆｉ６１の機能は不要なため、交通流計測６
２で抽出する渋滞度６４を判定部６３により判定し、渋
滞度６４があるＪＩｓ準値よりも高くなったら交通流計
測を行うようにもできる。

また、各計測地点から送られてくるデータを基に、中央
処理装置６９内のタイマー７０により、車番認識６１の
データで求まる旅行時間７１と、交通流計８１１６２か
ら求まる車速を基に抽出する旅行時間７２とを比較し、
大幅に差が生じれば、その計測区間内で事故等があった
と容易に推測できる。

尚、第１図の本実施例では、ＩＴＶカメラとして車番認
識用と交通流計測の２台を設けているが。

これはレンズの視野角の違いがあるということだけなの
で、電動ズームレンズを用いることによって１台とする
ことも可能である。また、車両の後方からの入力画像で
あったが、これとは逆の車両の前方からの入力画像を使
用しても何ら差し支えはない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、車番認識の制御ソフトと、交通流計測
の制御ソフトを１台の画像処理装置で動作できるように
したため、装置のコストを低減でき、また１時分割で車
番認識と交通流計測とを切り換えて計測できるので、効
率よく計測できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の交通管制システムの一実施例を示す図
、第２図はＩＴＶカメラ及び各装置の設置状況を表した
図、第３図は入力画像の一例を示す図、第４図は車番認
識及び交通流の動作を示すフローチャート、第５図は第
１図のシステムにおけるデータの流れを示した図である
。 ｔＯ，Ｕ・・・ＩＴＶカメラ、１２・・・画像処理装置
、１３・・・中央処理装置。 代理人弁理士　　秋　本　正　実 第　１　回 Ｌ゛夕と７玉アー　　　　　　　　　　　　　　　　　
　Ｊ纂　２　面 罵　＋　回 第　５　面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、道路を俯かん撮影するための撮影手段と、該手段か
   ら送られてくる映像信号を処理して車のナンバーを認識
   する第１の機能と、上記映像信号を処理して車両の台数
   、車速を検出する第２の機能とを有しかつ上記第１及び
   第２の機能を時分割的に実行する画像処理手段と、該手
   段による処理結果を用いて交通管制に必要なデータ処理
   を行う中央処理手段とを有したことを特徴とする交通管
   制システム。